ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら669.9

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
◆このスレは何?
ツンデレの妄想でひたすら萌え続ける場です。どんな形でもいいのでアナタのツンデレ妄想を垂れ流してください。
◆前スレ
ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら669.8
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371900752/
◆過去ログ置き場
http://www.tndr.info/
◆Wiki(過去ログ置き場以前の過去ログ・更新停止中のまとめ等もwiki参照)
http://www45.atwiki.jp/viptndr/pages/1.html
◆ツンデレにこれって間接キスだよなって言ったら 専用掲示板
http://jbbs.livedoor.jp/computer/21510/
◆うpろだ
http://tunder.ktkr.net/up/
http://www.pic.to/ (携帯用)
◆お題作成機
http://f3.aaa.livedoor.jp/~fake/odai/sel.cgi
http://masa.s23.xrea.com/
http://maboshi.yh.land.to/tundere/
◆規制中の人向け、レス代行依頼スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/21510/1275069975
2 忍法帖【Lv=33,xxxPT】(-1+0:15) :2013/06/23(日) 11:37:25.10 ID:98mjLz/P0
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 11:37:46.41 ID:K6mPYUtc0
◆ツンデレって何?
「普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃつく」ようなタイプのキャラクターのこと。
◆このスレでよく使われる人物設定
男:デフォルトネームは別府タカシ。ツンデレに色々したりされたりする。
アッパー:デフォルトネームは椎水かなみ。感情表現豊かな基本形。
ダウナー:デフォルトネームはちなみ。ローテンションで「……」を多用して喋る。
お嬢:デフォルトネームは神野りな。お嬢様口調。というかお嬢様。
老成:デフォはまつり。「纏」と書く。わしは?じゃのう等、古風かつジジ臭い言い回しをする。
尊大:デフォはみこと。「尊」と書く。自信に満ちあふれたような、偉ぶった言い回しをする。
関西:デフォはいずみ。関西弁で喋る。
ボクっ娘:ボクっ娘ツンデレ。一人称「ボク」。デフォルトネームは決まっていない。
勝気:気の強い男勝りツンデレ。デフォルトネームは決まってい(ry
無表情:無表情ツンデレ。デフォルトネームは決まっ(ry
中華:中華系ツンデレ。「??アル」といった言い回しをする。デフォルトネームは決(ry
幽霊:幽霊ツンデレ。憑依したりする。アッパーだったりダウナーだったりする。デフォルトネームは(ry

山田:クラスメイトとして使われることが多い。いわゆる友人A。なぜかVIPPER口調で描かれがち。
友子:クラスメイトとして使われる事が多い友人B。好奇心が強かったり世話好きだったりいろいろ。

※名前の由来などについてはまとめサイト参照

・上記の名前や設定はあくまでデフォルト。
・投下許可は求めなくていいですが、長編SSについては、投下前に宣言をしていただけると他のSSとのごちゃ混ぜ防止になるのでスレに優しいです。
・書き上がってから一斉投下してね。 書きながら投下はイクナイ。
・感想レスは励みになるので大歓迎。
・投下のタイミングは自分で見計らおう。投下直前にはリロードを心がけよう。
・もしスルーされても泣かないこと。
・投下後に殊更に感想を求めたり、レスが付かないからって自虐したりすると、ツンデレに嫌われます。
・みんなも多少のことは大目に見てスルーしよう
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 11:38:18.95 ID:K6mPYUtc0
平日などVIPにスレが無い時はこちらへ
ツンデレにこれって間接キスだよなっていったら0.4
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/honobono/1364278901/
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 11:38:32.61 ID:t1jiJ8T50
なんか懐かしい
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:03:14.94 ID:K6mPYUtc0
書いてたら落ちたんですのー
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:04:19.11 ID:je9ImNyY0
1乙ですわ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:08:29.89 ID:fz2PCLi10
>>1

早いスレ立てですな
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:32:50.26 ID:je9ImNyY0
お嬢お嬢お嬢もふもふもふもふ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:53:18.02 ID:je9ImNyY0
みこちんすりすりすりすり
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 12:53:34.77 ID:ZxqvtM2f0
あつー

胸元パタパタするツンデレ色っぽい
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 13:12:12.96 ID:49LmQ5M+0
新スレ立ってたの気付かなかった
前スレの纏さんSSGJでした
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 13:32:58.59 ID:K6mPYUtc0
ツインテールもぐもぐ
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 13:52:59.77 ID:ZxqvtM2f0
ツンデレな嫁さんに髪をカットして貰いたい
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 14:01:24.56 ID:Ydj1UF0h0
仕事終わるまで残ってるといいな
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 14:18:14.53 ID:je9ImNyY0
まつりんと縁側で昼寝したい
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 14:47:10.84 ID:je9ImNyY0
まつりんに膝枕したい
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:10:49.75 ID:ZxqvtM2f0
つ・ツンデレが頭が重い気がするって言ってたら
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:29:12.74 ID:ZxqvtM2f0
お題
つ・部屋が散らかりっぱなしなツンデレ
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:46:11.81 ID:K6mPYUtc0
前スレ>>77

カーテンの隙間から差す朝日の眩しさで目を覚ます。
「ふぁあ……」
盛大にアクビをしながら伸びをすると、背骨やら肩やらがポキポキと小気味の良い音を鳴らした。
それにしてもやたらと体が痛い。
寝相は悪くないはずと思って辺りを見回すと、俺が寝ているのはベッドではなく床の上だった。
「ああ、そういえば……」
昨夜は随分遅くまで梓と対戦ゲームをしていたせいで、そのまま寝落ちしてしまったんだった。
はて、辺りを見回して気づいたが、近くに梓の姿が見当たらない。
俺より先に寝落ちして、床に突っ伏していた筈だが……。
『ん……』
後ろから甘い吐息とともに身じろぎするような衣擦れの音が聞こえ、そちらを振り向くと、ボクっ娘がちゃっかり人のベッドを我が物顔で占領しておった。
体を丸めてタオルケットに包まっており、さながら繭に収まる蚕だ。
最近髪を伸ばしているらしく、鬱陶しくなってきた前髪を指先で少し整えてやると、くすぐったいのかふにゃふにゃと口元を動かした。
頬っぺたをつつくと、柔らかい弾力と暖かい梓の体温が感じられる。
梓はその刺激に眉根を寄せ、なにやら口の中でうにゅうにゅと寝言を言っているようだ。
「ふっ……」
そんな愛らしい反応に、思わず笑みが零れてしまう。
男の部屋で深夜までゲームに熱中してしまう子供っぽさも、
そのまま寝落ちして泊まり込んでしまう無防備さも、
化粧っ気が無くて日焼けしている小麦色の肌も、
それなのにやたらと乙女な性格も、全部が全部、愛らしく見える。
「(……とことん、やられちまってるなぁ……)」
と、自分の惚れ具合を再確認しつつ、ベッドの上に肘をついてその寝顔を眺める。
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:46:42.10 ID:K6mPYUtc0
ほうけていたので、どれだけの時間そうしていたのかわからないが、時計を確認するともういい時間だった。
いくら休日とはいえ、あまり無為に過ごすのはもったいない。
それに、このボクっ娘とも遊びたいしな。
こっちの方が寧ろ本音かもしれないが……
それはさて置き、ボクっ娘を起こしてやらねば。
「おい、起きろボクっ娘」
肩を掴んで軽く揺すると、うっすらと瞼を開く梓。
そのまま微かな声で何か言ったかと思うと、また目を閉じて枕に顔を埋めてしまった。
「おーい、二度寝するんじゃない。起きろ、ほれ」
ぺちぺちと頬を叩いてやると、うっとおしそうな顔でこちらを睨みつけてくる。
どうやらさっきより意識ははっきりしているようだ。
梓は漸く俺の存在を認めたのか、ゆっくりと瞬きをすると、もごもごと音を発した。
『……んで…………の……』
「ん? なんだって?」
なにを言っているのか聞き取れず、口元に耳を寄せると、梓は面倒そうな顔でもう一度言った。
『なんで……ボクの部屋にいるの……?』
「ここは俺の部屋だ。よく見てみろ寝坊助さん」
とんちんかんな梓の質問に答えつつ、タオルケットを剥いでやる。
梓は自分の体を包んでいた温もりが急に無くなったせいで違和感があるのか、脚をモゾモゾと小さく動かしている。
大きめで薄手のTシャツと、ホットパンツというより短パンに近い布に覆われた下半身から伸びる手足は、細いながら程よく筋肉がつき健康的な小麦色をしている。
うなじの辺りには伸び始めの黒髪がさらさらと流れ、もみあげから伸びる髪が口に入りそうだ。
口元の髪を直してやると、くすぐったそうにモゾモゾと体を動かし、漸く体を持ち上げた。
男の部屋に泊まるにはやはり無防備な格好の梓は目のやり場に困るが、この程度はもう慣れたものだ。
梓は体を起こしたまま、ベッドの上でぼーっとしている。
その間抜けな表情と寝癖もあいまって、どこぞのユルキャラを思い出してしまうのは俺だけではないだろう。
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:47:12.70 ID:K6mPYUtc0
このアホ面を鑑賞するのも良いが、取り敢えず起きてもらう方が大事だ。
「ほら、さっさと顔洗ってこい」
『だっこ』
「…………は?」
背後から飛んできた意味不明の単語に、畳んでいる最中のタオルケットを思わず取り落とす。
「……ボクっ娘……今、なんと?」
『だっこして』
振り向くと、そこにはトロンとした表情で両腕を広げる梓の姿があった。
……どうやら、寝ぼけているらしい。
発音がはっきりとしているので何事かと思ったが、俺を誰かと勘違いしているのか、
あるいは意識がまだ夢の延長上にあるのかもしれない。
「(とはいえ……そんな誘うような仕草は……)」
精神衛生上あまり良くない。
こうなれば、さっさと意識を覚醒してもらおう。
「あほ、そんなことするわけないだろ。とっとと目ぇ覚ませ」
『ぅぷ』
タンスからハンドタオルを取り出し、梓に放ってやる。
タオルがちょうど顔にかかり、梓はノロノロとした動きで腕を動かしてタオルを除ける。
ヘンテコなキャラクターがプリントされたそれを眠たげな瞳で見つめ、あずさはポツリと声を漏らした。
『昨夜はしてくれたのに……』
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:47:45.14 ID:K6mPYUtc0
「なんと!?」
俺の大声に、梓がやかましいとばかりに顔を顰める。
予想外の言葉に、驚きのあまり大声を上げてしまったが、梓の意識は今だふわふわとしているらしい。
焦点が合ってるんだか合ってないんだかわからないような目で俺を見つめると、再び両腕を伸ばして駄々をこねるようにおねだりしてきた。
『ぅー……だっこぉ……』
「ぐ……いや待てボクっ娘、俺が、いつ、お前をだっこしてやったって?」
俺は一度論点をずらすべく、質問した。
それに対する梓は、何を言っているんだとばかりの表情にポーズはそのまま、答えてくれた。
『寝る前……ベッドで寝なさいって……タカシがだっこした……』
「寝る前?」
昨夜は寝落ちで、その辺のことはほとんど覚えていないが……
微かな記憶を手繰り寄せ、それらを漁る……と。
「(お…………思い出したっ……!!)」

〜〜
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:48:18.81 ID:K6mPYUtc0
〜〜

『タカシ! 寝るなぁーっ!!』
「ぐ……目が……」
格ゲーに始まり、続いてレースゲー、パズルゲー、夕飯を挟んでタイムアタックときて、現在アドベンチャーで協力プレイ中だ。
しかし、昼からほとんどぶっ通しでプレイしていたせいで、視力も体力も限界といった感じだ。
『あっ!』
「あー……」
画面からはテレッテレッテーという残念な効果音とGAMEOVERの文字が流れ、ゲームの終了を告げていた。
『なにしてんの!もうちょっとなのに!』
「うっせー……そもそもお前が早々にリタイアするから……」
『もう一回!もう一回やろう!』
第一ステージで自滅したり敵の攻撃に当たったり俺を道連れにしながら梓は残機を使い切り、
俺が一人でプレイする後ろからあーでもないこーでもないと(無い)胸を押し付けて邪魔……もとい、応援し腐っていたのだ
「もうやめようぜ……眠いし……」
『ダメ!もう一回!』
俺の抗議の声も無視して、コンテニューを実行する梓。
……おこちゃまは体力が多くてイイですなぁ……
などとアホっぽい感想が頭に浮かんだが、それを口に出すのも面倒なほどに俺は眠かった。
『ほら起きて!』
小さな手で背中をべちべちと叩かれても目が覚めない俺は自身の限界を悟り、強硬手段に出ることにした。
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:48:51.15 ID:K6mPYUtc0
ポチッとな。
『あーーーっ!!』
電源シャットダウンによる強制終了である。
俺のその行為に梓は大声を上げて抗議してくるが、俺の耳はそれらを処理する暇も無い。
ボタンを押した手をそのまま流れるように動かし、梓の脚を掬い上げるっ!
驚きの声を上げる暇も与えずに、倒れ込む上半身をもう一方の腕で受け止め、一気に持ち上げ、そのまま……
「せいっ!!」
『わぁあっ!?』
ベッドの上に放り投げた。
梓は何が起きたのかまだ理解できていないらしく、目を白黒させている。
俺はベッドの端に畳んであったタオルケットを掴み取ると、漸く状況を把握した梓を簀巻きにしてやった。
『ちょっ!?』
「梓っ!!」
『は、はひっ!?』
「そのまま寝ろっ!!」
『りょ、了解っ!』
俺の命令に梓はそのままベッドの上でタオルケットに包まり、俺は床のクッションに倒れこむと、そのまま眠りについたのだった。

〜〜
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:49:53.99 ID:K6mPYUtc0
〜〜

「…………」
全てを思い出した俺は、頭を抱えていた。
アレをだっこと称する梓も梓だが、俺も俺だ。
いくら眠いからといって、宣言も無しに女の子を抱えて挙句放り投げるなんて……。
…………本当んど寝ぼけてた感じだし、ノーカンだな。
自身の正当化に成功した俺は、梓に向き直る。
梓は腕を伸ばし続けるのに疲れたのか、手首をだらんとしていて、まるでキョンシーだ。
俺は一度深呼吸をして、梓に呼びかける。
「やい、ボクっ娘よ」
『ん?』
俺の呼びかけに対し、可愛らしく小首を傾げるその仕草に一瞬言葉を詰まらせたが、構わず続ける。
「だっこしなきゃ、起きれないのか?」
『むり』
間髪入れずに帰ってきた台詞に、俺は覚悟を決めた。
ゆっくりとベッドに近づき、その縁に膝を乗せる。
そしてそのまま腕を伸ばし、梓の体を……
『えいっ』
「うおっ!?」
その瞬間、梓が飛びかかってきた。
正確にはしなだれかかってきたと言った方がいいのかもしれないが、
その勢いとスピードから言えば、飛びかかってきたと言った方が良いだろう。
俺は辛うじてその小さな体を受け止めるも勢いは殺しきれず、ベッドから転がり落ちた。
尻が落ちた先にクッションがあったのは幸いか。
しかし、落下の衝撃がそれだけで無くなるわけもなく、俺は尻の痛みに顔を顰める。
梓は俺に飛びかかると同時に腕を俺の首に、脚を腰に巻きつけて、まさに二心同体、完全密着状態である。
尻の痛みが薄れていくと、梓の身体の感触やら体温やら匂いやら鼓動やらがリアルに感じられ、俺の体温と脈拍は上昇の一途を辿った。
「(あ)」
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:50:28.37 ID:K6mPYUtc0
『……ん?』
ところで諸君、現在、朝である。
男性なら誰でもわかることであろうが、朝とは、自身の象徴がその存在をやたらと主張してくるものだ。
そのタイミングは、寝ている最中であったり、寝起き直後であったり、時間差でやってきたりと様々であるが、
今日の俺にとっては、シチュエーションもあいまって、この瞬間こそが、そのタイミングとなった。
やばい。
そう思った時には、もう遅い。
『うわぁぁああああああああっ!!??』
小さな拳が俺の鳩尾を正確に捉え、俺は尻にクッションを敷いたまま吹き飛んだ。
「ぐはぁっ……!!」
梓は俺の上から瞬時に飛び退き、そのままベッドの上に飛び乗った。
『ななななっな……なにすんだよ!この変態!』
「ご、誤解だ……!」
俺は漸く呼吸を取り戻したが、言い訳をするにはまだ回復が追いついていない。
その間にも、梓の動揺は収まらないどころか、更に加速しているらしい。
『た、タカシがギュッて……ボクのことギュッて! っていうかタカシのアレあれアレっ……アレがっ……! ぼぼぼぼっぼぼくのおまっ、おまおまっおまっおまた、にっ……!?』
梓は顔を真っ赤にしたままブツブツとなにやら呟き、目を回している。
「け、結果的にあんなことになったのは謝るが、そもそもお前が……」
『うるさいこの痴漢!! 通報してやる……っ!!』
「ちょっ! それはシャレにならん!!」

その後、朝からやかましいと注意に来た大家さんに取っ組み合いの現場を見られ、周囲への誤解まで加速するのは、別の話である。
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 15:51:02.55 ID:K6mPYUtc0
終わり
思ったより長くなった
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 16:02:47.38 ID:K6mPYUtc0
捕手
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/23(日) 16:21:00.38 ID:je9ImNyY0
よむまえ
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
同じく