1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
――地下
勇者「くそっ・・・なんで俺たちが逃げ隠れしなきゃいけないんだ・・・!」
女戦士「しょうがないだろう、地上は魔族が支配している」
勇者「俺にもっと力があれば・・・」
女戦士「それより、恐らくもう人類はここにいる者しか残されていない」
勇者「あの時・・・あの時俺が・・・」
女戦士「勇者!今は前を向くしかないんだ!」
勇者「あぁ・・・すまん」
代行です
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:16:51.30 ID:mZTbqXGH0
糸冬
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:16:58.31 ID:RE+MwJkH0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:20:09.07 ID:IlhMSP5H0
これにて完結です
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:22:40.21 ID:RE+MwJkH0
女戦士「もう私と勇者、女騎士、女僧侶、男剣士、女魔法使い、姫しかいないんだ!みんなで力を合わせよう!」
勇者「そうだな・・・」
女戦士「生き延びていれば魔族を倒すヒントが見つかるかもしれないだろ?」
勇者「女戦士の言う通りだ!よし、まずは残りの食料の確認!」
女騎士「食料はもうじき底をつく・・・どの道地上に行くことになるわね」
勇者「わかった、次は薬だ・・・どれくらい残っている?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:25:53.87 ID:RE+MwJkH0
女僧侶「薬はあと数回分しか・・・ありません・・・」
勇者「そうか・・・男剣士、武器に関してはお前に任せたぞ!」
男剣士「あぁ」キュッキュ
勇者「よし、とにかく食料の確保だ」
女魔法使い「今なら地上に魔族の気配は感じません!」
勇者「そうか・・・行くか女戦士!」
女戦士「そうだな、まだ街に食料が残っているだろう」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:28:15.06 ID:RE+MwJkH0
女騎士「私も行く!」
勇者「いや、女騎士はここにいてくれ!もし魔族にここが見つかったらまともに戦えるのはお前と男剣士だけだ」
女騎士「そうね・・・わかった。ここは任せて!」
勇者(魔王は恐らく姫を探しているはず・・・)
勇者「姫はゆっくり休んでいてください」
姫「えぇ・・・」
勇者「よし、行くぞ女戦士!」
女戦士「あぁ!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:28:53.24 ID:W+q0q3jN0
なんで男剣士なんだよ
ワユみたいな美少女剣士にしろよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:32:37.96 ID:RE+MwJkH0
――地上
勇者「あの城・・・前に見た時より大きくなってやがる」
女戦士「気付かれる前に街へ急ぐぞ!」
勇者「そうだな」
――
―――
勇者「よし、これだけあれば数週間は大丈夫だな」
女戦士「早く戻ろう、嫌な気配がする」
勇者「俺もだ。でもこのまま戻ったら地下への入り口がバレちまう・・・」
女戦士「恐らく私たちをつけるつもり・・・なら」
勇者「倒すまで・・・だよな?」
女戦士「えぇ・・・」ニヤリ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:34:24.06 ID:RE+MwJkH0
魔族1「き、気付かれた!」
魔族2「早く魔王様に連絡を・・・」
魔族3「おい!こっちに来るぞ!」
魔族4「我らはモブの中でも最弱・・・」
勇者「おりゃあああああ!!」
女戦士「はあああッッッ!!!」
――
―――
――――
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:37:24.70 ID:RE+MwJkH0
女戦士「よし、戻るぞ」
勇者「うっ・・・」
女戦士「勇者?どうした?勇者!!」
――
―――
――――
少年「おれはおおきくなったらゆうしゃになるんだ!」
少女「ゆうしゃ?わたしもなる!」
少年「むりむり!ゆうしゃはつよいおとこじゃないとなれないんだ!」
少女「そっかぁ・・・でもわたしは――」
――
―――
――――
勇者「ハァハァ・・・」
女戦士「どうした?大丈夫か?」
勇者「あ、あぁ・・・早く戻ろう」
女戦士「・・・?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:41:17.34 ID:RE+MwJkH0
――地下
勇者「帰ったぞ、何も無かったようだな」
女騎士「遅かったわね・・・大丈夫だった?」
女戦士「少し戦闘になったがここの場所はバレていないはずだ」
勇者「食料は確保した、あとは強くなるだけだ・・・」
姫「バカみたい・・・どうせみんな殺されるのよ」
女魔法使い「ちょっと、姫・・・」
姫「もうこんな世界イヤ・・・早く死にたい・・・」
女魔法使い「姫・・・」
男剣士「・・・」キュッキュ
女戦士「貴様・・・」
勇者「おい!!」
ドンッッッ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:44:24.12 ID:RE+MwJkH0
姫「な、なによ・・・」
勇者「姫だかなんだか知らないが・・・早く死にたい?ふざけるな!!」
姫「ひぃ・・・」
勇者「あやまれ」
姫「・・・」
勇者「あやまれ!!」
姫「・・・ご、ごめんさない」
勇者「もう死にたいなんて言うなよ」
姫「わ、分かったわよ」
勇者「俺は絶対お前を死なせないからな!」
姫「・・・」ドキッ
勇者「女騎士、修行相手を頼む」
女騎士「い、いいわよ!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:48:30.69 ID:RE+MwJkH0
――数日後
女魔法使い「大変!魔族を入り口付近で感じる・・・かなりの数」
勇者「ついにバレたか・・・」
女戦士「やるしかないようだな・・・」
勇者「女騎士は食料と姫を連れて北へ逃げてくれ」
女騎士「わかったわ・・・姫、こっちです」
姫(勇者・・・死なないで)
勇者「よし、行くぞ」
――地上
勇者「お〜い魔族〜!こっちだぞ〜」
魔族A「いたぞ!」
魔族B「皆、かかれ!」
勇者「女騎士、今だ!」
女騎士「あぁ!」
姫「・・・」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:50:52.58 ID:RE+MwJkH0
――
―――
――――
勇者「くそっ・・・数が多すぎる・・・」
女戦士「まだまだいるな・・・」
男剣士「ここは俺に任せて女騎士を追え・・・」
勇者「で、でも・・・」
男剣士「それが最善策だ・・・」
勇者「すまん・・・男剣士・・・」
女戦士「女僧侶、女魔法使い、行くわよ」
――
―――
――――
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:55:31.59 ID:RE+MwJkH0
勇者「おってはこないみたいだな・・・」
女戦士「男剣士が止めてくれてるのよ」
女魔法使い(違う・・・こ、これは・・・)
魔族C「ここから先にはいかせんぞ!」
勇者「くそっ・・・また100体かよ」
女僧侶「私のとっておきでこいつらを抑える・・・その間に逃げて・・・」
勇者「女僧侶・・・?」
女僧侶「早く・・・姫に追いついて・・・」
女戦士「勇者、女魔法使い、行くぞ・・・」
勇者「あ、あぁ」
女魔法使い「・・・」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:58:06.96 ID:1YRYrY6TO
ちゅまんにぇ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 10:58:32.99 ID:RE+MwJkH0
女魔法使い(おかしい・・・絶対におかしい・・・)
勇者「どうした?女魔法使い!」
女魔法使い「男剣士も女僧侶も・・・魔族の気配に変わったの」
勇者「ど、どういう事だ・・・!?」
女魔法使い「わからない・・・けど、もう・・・・・・」
勇者「・・・そ、そうか」
女戦士「いたぞ、女騎士と姫だ!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:01:47.47 ID:gMLN8OSsO
ちゅまらんお
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:02:04.07 ID:RE+MwJkH0
――小屋
勇者「しばらくはここに泊まろう・・・」
女戦士「そうだな、ここならそう簡単には見つからない」
女魔法使い「・・・」
次の日の朝、女魔法使いの姿は無かった。
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:02:51.76 ID:LuqyO2VD0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:03:57.23 ID:Pq1gurW2O
女ばっかでちゅまらにゃい
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:05:13.87 ID:/b/6ANsF0
割とおもしろい
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:05:37.54 ID:RE+MwJkH0
――夜
女騎士「もう・・・だめなのよ・・・」ヌギヌギ
勇者「お、女騎士・・・ど、どうしたんだ?」
女騎士「死ぬ前に・・・勇者と、したいの・・・」
勇者「お、おい・・・女戦士と姫が寝てるんだぞ・・・」
女騎士「もう・・・止められないわよ・・・」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:08:14.89 ID:cEisW4QD0
VIPだしちゅまんないやつは、こんなもんなんだろうけど
>>13は何に対して謝らせてるのか伝わらないし
そのあとのドキっとか薄い
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:09:28.32 ID:RE+MwJkH0
『勇者の・・・すごい・・・』
『お前・・・初めてなのか・・・』
『勇者も・・・でしょ?』
女戦士(寝たふりはあんまり得意じゃないんだが・・・これは・・・)
『あぁっ・・・///』
『うっ・・・いくぞ・・・女騎士!』
『きて・・・勇者///』
女戦士(こ、声が大きい・・・///)
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:11:11.63 ID:6Zr4w25f0
ふむ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:17:01.45 ID:hZzPOv5l0
オチが怖い
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:18:34.26 ID:RE+MwJkH0
次の日の朝、女騎士の姿は無かった。
そして、勇者達は魔王の城へと向かっていた。
勇者「み、みんな・・・どうして・・・」
女戦士「今は忘れろ・・・魔王を倒すんだろ?」
勇者「あ、あぁ・・・」
――魔王の城
魔族たち「うわあああああああああああああああああ」
勇者「魔王はどこだ?」
魔族E「い、いちばん上に・・・」
勇者「女戦士、姫!」
女戦士「あぁ!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:21:14.76 ID:RE+MwJkH0
勇者「はぁはぁ・・・HPも残り少ないな・・・」
女戦士「このまま魔王の所にたどり着いても死ぬだけ・・・だな」
姫「勇者、腕を出して?女戦士も・・・」
勇者「な、なんだ?」
姫「覚えたんです・・・回復の魔法を・・・」
勇者「い、いつの間に!」
姫「私も何か・・・役に立ちたかったから・・・」
勇者「姫・・・ありがとう!」
女戦士「・・・」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:26:08.73 ID:RE+MwJkH0
魔族「私が最後の砦・・・・・こい!」
勇者「おりゃああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
魔族「なかなかやるな・・・だが、遅い」
勇者「ぐはっ・・・」
姫「勇者!!」
勇者「うっ・・・」
――
―――
――――
少年「待て!魔王!!」
少女「――。助けて・・・」
魔王「ガキが!!」
少年「ぐはっ・・・」
魔王「少女は連れてゆく」
少女「――――――。」
少年「くそっ・・・くそおおおおおおおお!!!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:28:21.44 ID:RE+MwJkH0
――
―――
――――
勇者「こんな所で・・・」
魔族「なっ・・・」
勇者「こんな所で負けるかあああああ!!!!!」
魔族「ありえん・・・早すぎr」
勇者「ハァハァ・・・・・・」
女戦士「勇者!」
勇者「魔王のところへ・・・行くぞ」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:31:14.59 ID:RE+MwJkH0
――魔王のへや
勇者「久しぶりだな、魔王」
魔王「・・・?誰だ貴様」
勇者「忘れてるのか・・・そうかそうか」
魔王「男剣士、女僧侶!かかれ!!」
勇者「なっ・・・!?」
男剣士「はぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
女僧侶「・・・ッ!」
勇者「な、なんで・・・2人は・・・」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:33:52.45 ID:RE+MwJkH0
魔王「この2人はもう死んでいる」
勇者「!?」
魔王「魔族に生まれ変わったのだ・・・」
勇者「そんな・・・ッ」
男剣士「うをおおおおおおおお!!!!!」
勇者「・・・すまん、男剣士、女僧侶」
ブサッ・・・グサッ・・・
魔王「な、なんだと・・・!?」
勇者「女騎士と女魔法使いはどこだ?いるんだろう?」
女騎士「・・・」
女魔法使い「・・・」
勇者「女騎士、お前・・・」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:36:00.37 ID:RE+MwJkH0
女騎士「ごめん勇者・・・私・・・魔王の手下だったの」
勇者「姫を連れて行くとき・・・なぜ姫を連れ去らなかった」
女騎士「そ、それは・・・」
魔王「女騎士・・・貴様・・・私を裏切ったのか?」
女騎士「すみません魔王様・・・私は・・・私は・・・」
魔王「言い訳はいい・・・シネ」
勇者「女騎士!!!!!!!!!!」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:41:13.04 ID:RE+MwJkH0
姫「そんな・・・」
女戦士「酷い・・・仲間を・・・」
魔王「女魔法使い、貴様は・・・裏切ったりはしないよなあ?」
女魔法使い「・・・」
魔王「なんたって・・・私の娘なんだから・・・・・・」
勇者「なっ・・・!?」
女魔法使い「ごめん・・・パパ」
魔王「なっ・・・いくら人間とのハーフだからって・・・人間の肩を持つのか・・・」
勇者「は、ハーフ?」
魔王「あぁ、私と人間のな」
勇者「そ、その人間って・・・・・」
魔王「昔連れ去った女だ、その時うるさいガキがいたんだが・・・」
勇者「それは、俺だ!!!!!!!!!!!!!!」
魔王「おぉ・・・思い出した思い出した・・・そうか、あのガキか」
勇者「どこにいる・・・?」
魔王「もう死んだよ・・・出産と同時にな」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:44:04.39 ID:RE+MwJkH0
勇者「ハハハ・・・ハハハハハッ・・・・・・」
女戦士「勇者・・・」
魔王「さあ、私の嫁となる姫よ・・・こちらに来るのだ」
姫「イヤ・・・」
魔王「私と勇者は女性の好みが似ているようだ・・・」
勇者「そりゃあ、そうだろ・・・」
魔王「!?」
勇者「双子の兄弟なんだからな・・・・・ッ」
女戦士「!?」
魔王「・・・気付いていたか」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:47:17.18 ID:RE+MwJkH0
勇者「悪いが・・・死んでくれ・・・」
女魔法使い「パパ・・・もうやめよう・・・」
魔王「お、お前まで・・・」
勇者「・・・」
女魔法使い「はぁっ!」
ビリビリビリビリ・・・
女魔法使い「時空の狭間・・・一緒に入ろう」
魔王「・・・」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:48:28.00 ID:RE+MwJkH0
それから、残された3人の人間は、子孫を残したとさ。
おしまい
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:54:58.43 ID:qL3U4Poo0
?
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:57:16.00 ID:WtrjrEKz0
つまらな過ぎ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 11:58:30.41 ID:VGIR3wjtO
?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 12:12:57.33 ID:SLcmNYM80
打ち切り
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 12:14:21.65 ID:1YRYrY6TO
かいめちゅてきにちゅまんにゃい
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/14(金) 12:15:15.03 ID:Py4Ie2Lx0
普通に面白くないな…
イミフ