1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:13:07.76 ID:M6tdKvfT0
東大中退
3 :
【末吉】 :2013/06/01(土) 16:13:28.13 ID:e6LXh76q0
ハゲ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:14:44.94 ID:fTOVlRGB0
IQ3000
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:15:57.48 ID:A+L3muV60
脱肛
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:17:16.48 ID:U3T7sNU60
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:18:25.85 ID:A+L3muV60
パンパース
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:18:27.27 ID:ExWpWdiV0
毛利蘭
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:20:57.02 ID:U3T7sNU60
オレの名前はパンパース。東大を中退して私立探偵をやっている。
ここ最近脱肛してしまい、今日はその診察のために市内の病院にやってきた。
「パンパースさん、診察室にお入りください」
「はーい」
そして、おれは肛門科の先生と対面することになった……。
先生のスペック
>>11まで
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:21:17.32 ID:A+L3muV60
巨乳
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:21:30.00 ID:ExWpWdiV0
爆乳
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:25:44.91 ID:U3T7sNU60
「あら、どうも」
肛門科の先生である
>>13先生はにこりと笑ってパンパースに頭を下げた。
豊満な胸を持つ、肉感のある素敵な女性だ。
「どうぞ、そしての席にかけてください」
そしてパンパースは一時間の診察を終えた。
「今日はありがとうございました」
パンパースが口許を緩めながら席をたった。
その後、病院のロビーで支払いを待っていると、突然
>>15が話かけてきた。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:26:24.53 ID:A+L3muV60
今年のコナン映画の犯人
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:26:49.34 ID:mmHlCfzI0
脱肛患者光彦
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:26:57.86 ID:M6tdKvfT0
アレクサンダー
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:27:04.72 ID:SPS9MIq6O
ブロリー
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:29:21.13 ID:pNg1tVgL0
一人称から三人称に変わったのには何か意味はあるのかい?
「やあ、パンパースさん」
「アレキサンダーさんじゃないですか」
荒木三田(あれきさんだ)。通称アレキサンダー。以前、探偵事務所に猫探しの依頼をしてきたこともある会社員の男性だ。
「雨宮(あめみや)先生の診察をうけていたんですか」荒木が問う。
「ええ、彼女はいい医者ですよ」
小さく笑みを浮かべながら、パンパースは応えた。
「いい医者、か……」
荒木は口許にふっと寂しげな微笑を浮かべたと思うと、やや目を伏せ気味にして声を落とした。
「実は彼女、黒い噂があるんです」
「黒い噂……ですか」
黒い噂とは?
>>21まで
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:34:45.17 ID:ExWpWdiV0
セフレが100人
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:35:07.36 ID:mmHlCfzI0
乳首真っ黒
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:36:21.22 ID:M6tdKvfT0
ロシアのスパイ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:40:26.35 ID:U3T7sNU60
「実は彼女、ロシアのスパイじゃないかって噂があるんです」
「なんですって」
パンパースが目を丸くした。
「確かに彼女のボディは日本人離れしていると思っていましたが……!」
「彼女には100人近く愛人がいるそうでね、
そこから日本の要人に関するさまざまな秘密をロシア政府に垂れ流しているそうです」
「そんな危険な人物だったとは……ですが、あくまで噂ですよね?」
「そう思っていた時期が私にもありましたよ」
荒木が自分を嘲るように渇いた笑いをあげた。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:43:27.27 ID:Xmw2ZsKt0
うめぇwww
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:46:39.98 ID:U3T7sNU60
「実はわたし、彼女の愛人のひとりだったんです」
「なんですって!?」
パンパースが目を丸くした。
「彼女の乳首の色が黒いことまで知っている仲でした」荒木が云う。
「”だった”ということは、彼女とはすでに別れたんですか」
「ええ。こちらから別れるようにいったんです。
わたしは彼女がスパイという噂が本当じゃないかと思いましてね」
なぜ本当にスパイではないかと思ったのか
>>26まで
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:47:41.21 ID:A+L3muV60
ロシア製のパンツ履いてるから
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:49:42.97 ID:M6tdKvfT0
公安に監視されてたから
27 :
小田:2013/06/01(土) 16:50:53.85 ID:QOYnkwH90
ワロス
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:56:43.94 ID:U3T7sNU60
「以前彼女と市内のホテルにいったときに、彼女の下着を見たのですが……。
そのタグに『Made in Ruusia』と印刷されていたんです」
「なるほど。愛国心の強いスパイであるがゆえに下着は国産のものを使ったというわけですか」
パンパースが感心したようにうなづく。
「しかし、それだけでスパイと決め付けるのは……。
わたしの職場は『Mage in China』ばかりですが、別に中国のスパイではありませんよ」
「証拠はそれだけではありません。その日の夜、家に帰ろうとしていたところ、何者かが後を尾行していたんです」
「なんですって!?」
パンパースが目を丸くした。
「呼び止めて事情を聞いたところ、彼らは市内の警察だと白状しました」
「なるほど。警察に尾行されていた……怪しい! 怪しすぎる!」
腕を組みながらハゲ頭の探偵は何度もうなった。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 16:59:09.91 ID:M6tdKvfT0
メイドインチャイナとか会話がおもしろいな
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:01:27.01 ID:U3T7sNU60
「パンパースさん、彼女がスパイだったとしたら、日本が危ない!
あなたの名推理で、あの女の化けの皮を剥いでください!」
荒木は鼻息を荒くしながら、パンパースの手を握った。
「わかりました。IQ3000の名にかけて、この事件を解決してませましょう」
パンパースは澄んだ目で荒木を見据えた。
その後、支払いを済ませ、薬局から座薬をもらうとパンパースは探偵事務所へ帰った。
パンパースの助手のスペック
>>34まで
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:02:39.99 ID:A+L3muV60
貧乳
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:03:36.55 ID:M6tdKvfT0
400m走でインターハイ出場
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:04:38.97 ID:A+L3muV60
アナニー好き
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:08:21.09 ID:V6xyZu6E0
身長140cm、男根サイズ2リットルペットボトルのショタ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:15:50.60 ID:U3T7sNU60
「あっ、所長。おかえりなさい」
そういいながら助手の
>>37はパンパースに頭を下げた。
身長140cm程度の、蟻のように小さな高校生だ。
女のような顔をしていて一見頼りなそうだが、400m走でインターハイに出場するほどの俊足を持っている。
「おう。気になる事件の依頼があったぞ」
カバンを事務所の机に下ろしながら、パンパースは云った。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:19:10.34 ID:M6tdKvfT0
翔太
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:22:16.57 ID:ExWpWdiV0
オバマ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:25:35.56 ID:U3T7sNU60
「ろ、ロシアのスパイ!?」
パンパースの話を聞き、机の角に腰掛けた小浜翔太(おばましょうた)は声をあげた。
「ああ。このままでは日本が危ない」
「それで、その雨宮って女医の調査を?」
オバマは不安げな顔で貧乏ゆすりをした。
「まあ、落ち着け。おれに任せておけば大丈夫さ」
パンパースはポンとオバマの肩に手を置いた。
「とにかく、手がかりが無いことには始まらない。彼女についての情報を集めないとな」
情報集めの手段
>>41まで
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:26:18.78 ID:M6tdKvfT0
ハッキング
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:27:12.15 ID:ExWpWdiV0
色仕掛け
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:29:46.38 ID:M6tdKvfT0
公安と協力
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:37:26.65 ID:U3T7sNU60
「恐らく彼女は、今まで愛人たちから入手したデータをパソコンに記録しているはずだ」
ハゲ頭をさすりながら、パンパースは云った。
「そうか! それを発見できれば彼女がスパイだと証明できますね」
オバマが感心したように声をもらした。
「彼女の家に忍びこんでパソコンのデータを抜き取りさえすれば……」
「でも一体どうやって?」
「お前が何らかの方法で、彼女を外へ連れ出すんだ。
その間に、おれが家の中に侵入してデータを抜き取る。これでいこう」
交番でおまわりさんから雨宮の住所を聞きだすと、二人はそのまま彼女の住む
>>43に向かった。
アイルランド
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:48:39.88 ID:U3T7sNU60
「埼玉をイギリスとすれば、ここはアイルランドみたいなもんだな」
電車から降りるなり、パンパースは云った。
茨城県水戸市。ここから彼女はいつま埼玉市内の病院に通っているようだ。
「茨城って思ったより栄えてるんですね」
水戸市に立ち並ぶマンションを眺めながらオバマを声をもらした。
「無駄話は後だ。早速、彼女の住居に向かうとしよう」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:55:14.83 ID:vl8sYARZ0
それでいいのかおまわりさんww
安価下
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:56:13.70 ID:U3T7sNU60
※
駅からしばらく歩くと、
「ここらへんに、雨宮先生の家があるはずだが……」
住宅街の中で立ち止まって二人は辺りを見回した。
「先生、あの家じゃないですか?」
オバマが赤い屋根のこ綺麗な家を指差す。
表札には「雨宮」と書かれていた。
「よし、お前はナンパでもするようにして、彼女をどこか遠くへ連れて行くんだ」
パンパースが囁くと、オバマは小さく頷いた。
雨宮宅のインターホンに指をかけるオバマを、電柱の影から見守るパンパース……。
そしてピンポーンと音が鳴った。
「どなた?」
しばらくすると、玄関から
>>47が現れた。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:58:38.03 ID:A+L3muV60
渋谷凛
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 17:58:38.63 ID:tMA6VSr+0
バーロー
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:15:01.50 ID:U3T7sNU60
「あ、すいません。雨宮さんはいらっしゃいませんか」
「雨宮さんなら今、留守ですけど」
渋谷はキョトンとしながら、オバマの質問に答えた。
「そうですか、あなたはどうしてここに?」
「少しの間遠出をするので、留守番をして欲しいと云われました。先生に何か御用ですか?」
さあ、どうやって家から追い出す?
>>52まで
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:16:01.83 ID:M6tdKvfT0
デートする
下半身を見せつけて誘う
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:24:26.14 ID:tMA6VSr+0
CQC
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:30:48.19 ID:U3T7sNU60
「へい彼女! ぼくと今からデートでもしないか!」
ドヤ顔でオバマはズボンを下ろし、渋谷に2リットルペットボトルを見せ付けた。
「いや、いぎゃあああああ!」
渋谷は青ざめた顔で叫び声をあげた。
「貴様! そこで何をしている」
パンパースが半裸のオバマを指さしながら、電柱の影から現れた。
「変質者め、おれのCQCでしとめてやる!」
そのままパンパースはオバマの顔面をどつく。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:34:34.79 ID:U3T7sNU60
「ぐはあ!」
鼻血を飛ばしながらオバマは声をあげた。
「渋谷さん。おれが食い止めている間に、交番でおまわりさんを呼んできてください!」
小さく頷くと渋谷は、急いで交番まで駆け込んでいった。
「よし、うまくいったな」
がら空きになった家の中に入りながらパンパースが呟く。
「とりあえず、早くパソコンを見つけましょう。早く逃げないとボクが捕まってしまいます」
さあ、どこを探す?
>>56まで
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:35:51.61 ID:M6tdKvfT0
書斎
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:36:35.88 ID:tMA6VSr+0
イカ臭いゴミ箱
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:40:27.10 ID:U3T7sNU60
「とりあえず、パソコンを置くとしたらここだろう」
書斎を見回しながら、パンパースが云った。
「しかし、それらしきものはないな……」
「それにしても何か臭いませんか」
鼻を押さえながらオバマが顔を歪める、
「ああ、あのゴミ箱からだな。一体何が入っているんだ?」
パンパースはイカ臭いゴミ箱を漁った。
中から出てきたもの
>>60まで
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:42:35.23 ID:UpPLBuD00
エネマグラ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:42:38.32 ID:M6tdKvfT0
レシート
幻のエロDVD
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:51:27.01 ID:U3T7sNU60
「うっ……これは接待用の道具か?」
パンパースは顔を引きつらせながらエネマグラを見る。
「どうやら悪臭の原因はこれみたいだな。やれやれ」
そのままエネマグラを暖炉に投げ入れた。
「あとは特におかしなものはないな。このレシートぐらいか?」
「ちょっと見せてください」
オバマが丸まったレシートを広げると、二人は同時に目を見開いた。
「これは、幻のポルノ映画を買った記録が残っていますよ!」
オバマがレシートを片手に声を振るわせた。
「あほんだら! よく見ろ、レシートの裏に何かがメモされているぞ!」
メモの内容
>>63まで
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:52:24.05 ID:tMA6VSr+0
XYZ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:53:13.35 ID:UpPLBuD00
プーチン陛下万歳!
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:58:15.82 ID:U3T7sNU60
――――――――――――――――――――
プーチン陛下万歳!
XYZより
――――――――――――――――――――
「こ、これは」
オバマが子犬のように震えながら声をもらした。
「プーチンって、やっぱりウラジミール・プーチンですよね?」
「ああ。やはり彼女はスパイだったんだ……」
その時。
遠くからサイレンの音がこだました。
「まずい! 警察がやってくる!」
パンパースは声をあげ、すばやくレシートをポケットの中に入れた。
「早く逃げるぞ!」
逃走方法
>>67まで
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:59:14.54 ID:UpPLBuD00
運良くパトカーが弾け飛ぶ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:59:19.65 ID:tMA6VSr+0
タケコプター
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 18:59:33.93 ID:InZ1YdD90
竹馬
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:06:03.50 ID:U3T7sNU60
「とにかく、お前は一足先に事務所に戻れ」
パンパースがオバマにタケコプターを手渡す。
「でもタケコプターは一つしかないんじゃ?」
「おれは何とかして抜け出す。さあ、早くそれで逃げろ!」
「……くっ! 所長、無事に帰ってきてください」
オバマはタケコプターで裏口から飛び立っていった。
その後もサイレンの音は次々と近づいてくる。
(どうする……)
IQ3000の頭をひねりながら、パンパースは考え続ける。
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:16:01.19 ID:U3T7sNU60
(……これだ!)
※
警察の部隊は銃を手に持ちながら、雨宮宅を包囲していた。
「いいか、容疑者は危険人物だ! いざというときは発砲もやむ終えん!」
緑色のコートをきた警部が叫ぶ。
パカ……
ポコ……
「!」
警察たちはいっせいに銃をかまえた。
しばらくして、家の中からパンパースが現れた。
――竹馬に乗りながら。
「おっと、失礼。竹馬に乗っていたら、動くのが難しくてね。
間違えて雨宮さんの家に入ってしまいましたよ」
「フン、うそをついても無駄だ」
警部はパンパースに銃を突きつけながら、冷たく鼻で笑う。
なぜ嘘だとばれたのか
>>72まで
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:17:16.66 ID:H9hB+Q7P0
裸ネクタイだったから
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:18:35.32 ID:H9hB+Q7P0
片手にカツオを持っていたから
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:19:48.29 ID:H9hB+Q7P0
竹馬と書かれた下駄を履いていただけだったから
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:31:15.37 ID:InZ1YdD90
カツオ…
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:39:36.12 ID:U3T7sNU60
「お前が通報された変質者だな。裸にネクタイ……まともな人間の服ではない」
そう云いながら、
>>75警部は気取った笑みを浮かべる。
(くっ、暖炉が暑くて服を脱いでしまったのがまずかったか)
パンパースは舌打ちした。
「そして、お前が乗っているのは竹馬ではなく、竹馬とかかれただけのただの下駄だ。
そんなものでコントロールを失って、他人の家に入るわけが無いだろう」
そう。パンパースが乗っていたのはただの下駄だった。
本来なら本物の竹馬でごまかしたかったのだが、雨宮の家に竹馬はなかったのだ。
「さあ、観念しろ」
パンパースの目の前に銃口がつきつけられる。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:41:05.85 ID:M6tdKvfT0
嵐山
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:41:57.30 ID:w3LpLuRp0
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:45:07.78 ID:U3T7sNU60
「ちくしょう!」バキッ
「ぐはあ!」
パンパースは嵐山警部をカツオで殴ると、一目散に逃げ出した。
「追えっ!」
頬を押さえながら嵐山が叫ぶ。
そして警察がパンパースの後を追おうと飛び出した瞬間。
大きな爆発音が水戸市にこだました。
逃げだしたパンパースが向かった場所
>>78まで
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:46:40.61 ID:V6xyZu6E0
クルンテープ・マハナコーン・アモン・ラタナコシン・マヒン・タラー・ユッタヤー・マハーディロップ・
ポップ・ノッパラ・ラチャタニー・ブリロム・ウドム・ラチャニウェート・マハサターン・アモン・ピマン・
アワタン・スティ・サタタティヤ・ウィサヌ・ガンパシ(タイの首都名)
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:46:51.72 ID:M6tdKvfT0
マンホールの下
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 19:56:13.50 ID:U3T7sNU60
「大丈夫ですか、所長」
そう云いながら、オバマはマンホールの下からパンパースを引き上げた。
「ちっ、酷い目にあった」
下水の臭いを漂わせながらパンパースは頭を掻く。
あの後パトカーが突如謎の爆発を起こし、その場にいた警察たちは巻き込まれて重傷を負った。
その隙にパンパースは探偵事務所まで逃げてきたのだ。
「とりあえず事務所の中に隠れましょう。大変な騒ぎになっています」
オバマに導かれてパンパースは探偵事務所の中に入る。
『先ほど水戸市ですごい爆発がおきました。その場にいた警官数名に死傷者が出ました』
ニュースでは既にさきほどの事件のことが報道されていた。
『このてんや騒ぎの犯人は
>>81、通称パンパースと呼ばれている男と見られてます』
パンパースの顔写真がニュース画面に大きく出される。
コナン
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:04:58.66 ID:V6xyZu6E0
嵐山警部
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:06:02.46 ID:U3T7sNU60
「くそっ、指名手配犯になっちまった……」
コナンことパンパースは舌打ちをした。
「どうしましょう所長。そのうち事務所にもポリ公がやってきます」
オバマがゴミ箱を見るような目でパンパースを見上げる。
「ひとまず国外逃亡でもするしかない。ちょうど、いまならクルンテープ・マハナコーン・アモン・ラタナコシ
ン・マヒン・タラー・ユッタヤー・マハーディロップ・ ポップ・ノッパラ・ラチャタニー・ブリロム・ウドム・ラ
チャニウェート・マハサターン・アモン・ピマン……」
その都市名を云い終える前に、チリンと事務所の扉を開ける音が聞こえてきた。
「!?」
事務所に入ってきた人物のスペック
>>87まで
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:10:42.06 ID:M6tdKvfT0
元刑事
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:12:04.73 ID:Lux47GN50
ビックリするほどの巨根
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:16:34.98 ID:H9hB+Q7P0
醤油まみれ
童顔
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:18:32.23 ID:H9hB+Q7P0
右手が3本ある
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:19:42.61 ID:U3T7sNU60
「やあ、誰かと思ったら
>>90刑事じゃないか」
扉から入ってきた醤油まみれの人物に向かってパンパースが云う。
ショーンコネディー
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:30:55.27 ID:U3T7sNU60
「もう刑事は退職したよ」
醤油をタオルでぬぐいながら、ショーンコネディー刑事は云った。
探偵としての技能をパンパースに授けた師匠のような人物だ。
「それより、今のニュースはどういうことだ。お前が爆弾を仕掛けたと報道しているぞ」
「聞いてくれよ、ショーン刑事、実は……」
「すると、お前はスパイを追っていて、今は誤解で警察に追われていたるということか」
ショーンはくりりとした円らな瞳をパンパースに向けた。
「ええ。僕らは何も法に触れるようなことはしていません」
そう云いながらオバマはため息をつく。
「このメモを見るからに、雨宮医師は間違えなくロシアのスパイだろう」
「見せてみなさい」
パンパースから手渡されたレシートを見ると、
「XYZより……だと!?」
ショーンは目を見開いた。
謎の人物・XYZについて
>>94まで
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:34:21.16 ID:M6tdKvfT0
プーチンお気に入りのスパイ
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:35:11.95 ID:tMA6VSr+0
冴羽?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:37:26.35 ID:tMA6VSr+0
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:42:54.91 ID:U3T7sNU60
「XYZ……プーチンのお気に入りである、ロシア最強のスパイだ」
呆然とレシートを見つめたまま、ショーンは声を震わせた。
「日本でも冴羽リョウという偽名で何年か活動していたらしい。
数年前に中国で事故死したと聞いていていたが……まさか生きていたとはな」
「雨宮さんはロシアのスパイということは間違いなさそうだな」
眉を上げながらパンパースは「しかし」と続ける。
「そんな大物からのメッセージが、なぜポルノDVDのレシートの裏側に書かれているんだ」
「これは仮説だが、もしかすると……」
どうしてエロDVDのレシートにXYZのメッセージが書かれていたのか
>>98まで
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:44:37.42 ID:M6tdKvfT0
レシートは暗号文
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:44:46.39 ID:vl8sYARZ0
XYZは世界屈指のエロDVDマニアでもある
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:45:11.20 ID:InZ1YdD90
リョウは感熱紙が好きだから
なかなか文才があって面白いな
安価なら下
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:55:40.61 ID:U3T7sNU60
「どうもXYZは感熱紙の質感がとても好きらしくてな。
手紙にはたびたびファックスの紙を使用していたそうだ」
「なるほど……」
ショーンの説明にパンパースが唸る。
「そして奴は、大のポルノDVDマニアなんだ。もしかすると、奴は日本でこれを購入したのかもしれない」
「それではXYZもまた日本にいる、と?」
「その可能性は高い」
「そんなに多くのスパイが日本にいたなんて……」
拳を握りながらオバマが声をもらす。
「だが……このレシートから店を辿れば、XYZが捕まえられるかもしれない」ショーンが云った。
「そ、そうか!」
「とにかく私はこのレシートを警察に渡してくる。いっこくも早くお前たちの誤解をとかなくてはな」
「待ってくれ、聞きたいことがある」
レシート片手に事務所から出ようとするショーンを、パンパースが呼び止めた。
聞きたいこととは?
>>103まで
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:56:14.01 ID:pmnEFvsY0
お前もしかしてバイか?
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 20:59:04.48 ID:InZ1YdD90
お前、本当にショーン刑事か?
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:00:15.13 ID:M6tdKvfT0
さっきの醤油はなんだったんだ?
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:08:56.33 ID:InZ1YdD90
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:09:28.93 ID:U3T7sNU60
「お前、もしかしてバイか?」
神妙な顔でパンパースが問うと、
「そんなわけがないだろう! 私はノーマルだ!」
眉をあげながらショーンが叫んだ。
「今はふざけている場合ではないだろう」
「ふざけている場合、ねえ……」
顔を少し伏せてパンパースが不敵に笑む。
「お前、本当にショーン刑事か?」
「なにを、云っている」
しばらくの沈黙のあと、顔を蒼白にさせてショーンが云った。
「お前は知らなかったようだな。ショーン刑事は巨根で有名なバイだということを!」
「なにぃいいっ!?」
なぜここまで上手に安価を回収できるのか
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:13:47.90 ID:pmnEFvsY0
醤油は?
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:17:03.27 ID:U3T7sNU60
「恐らくお前はそのレシートを回収するために、ショーン刑事に変装してこの事務所に現れたんだ。
しかし強烈な化粧の臭いのせいでおれたちにメイクをしているということがばれてしまう可能性がある。
だから、さりげなく醤油まみれになって、その臭いをかき消したんだろう」
「なるほど……」
オバマは口を手で押さえながら、パンパースの推理に聞き入った。
「ふん、だがそんな証拠がどこにある?
わたしはただバイであることが嫌になっただけだ」
唇を噛みながらショーン――いや、ショーンのふりをした謎の男は云った。
「そんなものはこうすればわかる!」
ベリベリッ
パンパースは謎の男の覆面を剥がした。
覆面の下にあったもの
>>111まで
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:18:17.31 ID:tMA6VSr+0
ペプシマン
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:18:26.68 ID:pmnEFvsY0
口と目がない顔
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:19:16.33 ID:InZ1YdD90
爆弾
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:23:16.86 ID:H9hB+Q7P0
俺がいうのもなんだがさりげなく醤油まみれってw
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:27:27.83 ID:pmnEFvsY0
パンパースって名前に慣れてしまった
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:28:40.09 ID:U3T7sNU60
覆面の下にあったもの――いや、そこには何なかった。
「顔が……ない!?」
ペプシマンのような形状をした偽ショーンの素顔を見て、思わずパンパースは後ずさりをした。
「ククク、ばれては仕方がない。私の名前は
>>115。ロシア軍が作りだした人造人間だ」
「人造人間!?」
パンパースは目を丸くした。
「雨宮と呼ばれているあのスパイの家には、ロシア軍の監視カメラが備えられている。
お前たちの行動はしっかりとこの目で覗かせてもらったよ」
「ふん、全て筒抜けだったというわけか。しかしロシア軍の人造人間もまだまだ不良品だな」
「なんだと?」
人造人間が眉をしかめながら、パンパースを見た。
そして、はっとした表情を浮かべる。
「ま、まさか貴様!」
パンパースの右手には、いつの間にやら雨宮のレシートが握られていた。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:29:15.82 ID:UpPLBuD00
メドヴェージャフ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:31:50.46 ID:InZ1YdD90
目も口もないのに表情を浮かべられるのか…
ロシアの人造人間はすごいな
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:32:42.87 ID:pmnEFvsY0
鼻はあるからな
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:32:56.17 ID:H9hB+Q7P0
眉もあるぜ
意外と面白い件について
安価なら下
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:34:04.03 ID:M6tdKvfT0
雨宮の家での行動はこの目でのぞいたらしいぞ
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:34:59.32 ID:H9hB+Q7P0
はずせるんじゃね?
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:36:45.38 ID:U3T7sNU60
「それをよこせえええ!」
人造人間メドヴェージャフはレシートをめがけて飛び掛かる。
すかさずパンパースはCQCで殴り返した。
「ぐへあ!」
続いてわき腹に蹴りを入れられ、メドェージフは吐血する。
「このレシートは警察に届けさせてもらう」
息を切らしながら膝をつくメドベーゼフを見下ろしながらパンパースは云い放った。
「ふ、ふふ……たった今、私の体内に仕掛けられた起爆装置が起動した」
「なんだと?」
「あと一分でここから半径50mの間で大爆発がおこる!」
床に伏しながらメドヴェェージェフは高らかに笑った。
さてどうしようか
>>125まで
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:37:37.55 ID:H9hB+Q7P0
狂ったように足の爪を噛む
倉庫にあった超電磁リモコンをつかって爆弾を止める
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:39:05.74 ID:M6tdKvfT0
IQをいかして解体
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:40:45.56 ID:4TtxdzCP0
追いついたもっとやれ
口がないのに吐血
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:43:34.10 ID:pmnEFvsY0
鼻はあるから・・・・
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:44:39.59 ID:M6tdKvfT0
話しながら目やら口やらつけたんだろ
覆面の下にあってもしかたないし
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:51:28.04 ID:U3T7sNU60
「うわあああ、死にたくない!」
オバマは大声で叫びながら、目を飛び出させ、足の爪を噛み始めた。
「心配するな」
パンパースはそう云いながら、事務所奥の倉庫を漁り始めた。
「馬鹿なやつめ、いくら隠れようとも、この爆弾は倉庫ごと消し飛ばすぞ」
仰向けになったメドベーゼフが卑屈に微笑む。
「それは残念だったな」
ふと見ると、パンパースは緑色のリモコンを持っている。
「オレが発明した超電磁リモコンだ。これを使えば周囲の電子機器の機能は一気に停止する」
「なんだと!?」
メドベーゼフが目を丸くした。
「では」
リモコンのボタンがプッシュされ、プツンとテレビが切れる。
人造人間は「あふう」声をもらし、そのまま動かなくなった。
「さて、こいつを解体して調べさせてもらおうか」
ドライバー片手にパンパースが微笑む。
その時、またしても何者かが事務所の中に入ってきた。
誰がやってきたか
>>132まで
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:52:06.03 ID:M6tdKvfT0
アレクサンダー
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 21:52:52.86 ID:H9hB+Q7P0
鰹節を小粋に撒く男
wktk
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:05:08.65 ID:U3T7sNU60
「これは、一体何があったんですか」
荒木は事務所に入るなり、声をあげた。
「ああ。荒木さん」
それを見てパンパースが応える。
「先ほどの依頼のことですが、厄介なことになりましてね」
病院を出てからの出来事を話すと荒木は眉間に皺をよせながら、
「まさかパンパースさんが指名手配犯になってしまうとは……」
「ええ。しかしこのレシートと人造人間を見せれば、警察は私を信用してくれるでしょう。
下手に動くより、すぐに保護してもらったほうが良いでしょう。いますぐ警察を呼んでください」
荒木に砕いてもらったカツオ(先ほどの雨宮宅で手に入れた)を口に運びながらパンパースは云った。
その後、通報でかけつけた警察によりパンパースは一時身柄を拘束された。
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:06:30.92 ID:InZ1YdD90
続きはよ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:07:36.98 ID:M6tdKvfT0
タイとはなんだったのか
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:08:52.00 ID:U3T7sNU60
オバマと荒木の説明によってパンパースへの誤解は解けた。
パンパースは留置所で一夜を明かし、翌日、嵐山警部に事情聴取をされることとなった。
嵐山警部のスペック
>>141まで
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:09:40.43 ID:pmnEFvsY0
東大17浪してあきらめた
じつはアメリカのスパイ(でも秘密)
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:10:18.24 ID:M6tdKvfT0
学歴コンプ
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:10:30.09 ID:pmnEFvsY0
×7
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:12:02.15 ID:InZ1YdD90
スパイ多すぎ
ロシアのスパイがでたらアメリカも出なきゃ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:14:59.06 ID:H9hB+Q7P0
嵐山東大粘り過ぎワロス
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:16:11.96 ID:pmnEFvsY0
このスパイ頭は悪いのか
むしろ何故17浪までして警部になれたのか
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:17:22.48 ID:H9hB+Q7P0
スパイのコネだろ
はよ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:26:05.89 ID:U3T7sNU60
捜査本部。
「さて、君に来てもらったのは他でもない」
パンパースとオバマとともに、正方形のテーブルを囲みながら、嵐山は云った。
「昨日の夜、雨宮医師を取り調べた結果、彼女は確かにロシアのスパイだと判明した」
「よかった……」
オバマが顔の表情を緩め、胸を撫で下ろす。
「しかし彼女は日本で得た全てのデータをもう一人の仲間に渡してしまったそうだ」
「まさか、XYZですか」パンパースが問う。
「その通りだ。このままXYZを捕まえなければ日本の国防が危機にさらされる」
嵐山は神妙な顔で応えた。
「政府の信用にかけても、このことをあまり多くの人間に知らせるわけにはいかない。
捜査は限られたごくわずかな刑事で行うことになる。そこで事情を知る君たちの手を借りたいと思う」
捜査本部の刑事たちについて
>>153まで
オカマが数人いる
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:27:11.83 ID:pmnEFvsY0
八年前に半分死んだ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:27:15.29 ID:M6tdKvfT0
ロシアスパイも1人いる
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:30:33.87 ID:H9hB+Q7P0
スパイ仕事しすぎ
ロシアの内通者がいるのか・・・・・
続きはよ
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:31:35.57 ID:eVYvLm6/0
比べてアメリカのスパイは……
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:32:53.90 ID:Xmw2ZsKt0
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:33:47.36 ID:pmnEFvsY0
アメリカのスパイとかいう無能
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:34:43.07 ID:U3T7sNU60
「さて、それでは紹介しよう。捜査本部のメンバーだ」
そう云いながら、嵐山は周りに立つ三人の男に目を向けた。
「まずは、
>>159刑事」
嵐山が名前を告げると、
「よろしく」
>>159がカラリとした笑顔で挨拶をした。
黒ふち眼鏡にさらりした髪、白く華奢な腕、今時の女っぽい刑事を絵に描いたような感じの男だ。
「その隣にいるのが、
>>160刑事だ」
>>160は返事をせず、ふてくされたような表情でこちらをジロリと見た。
190センチはあろう長身に黒い肌、緑のタートルネック越しに浮き出る隆々とした筋肉は、
>>159とは対照的だ。
「なんか、機嫌が悪いみたいですね」
オバマがパンパースにささやく。
「設立当初は十人だったのが、八年前に五人に減り、今では私を含め三人だけだ」
物悲しげに嵐山はため息をついた。
神埼
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:35:57.29 ID:pmnEFvsY0
基・地外
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:35:58.94 ID:H9hB+Q7P0
アタマ•オカシイノーネ
あ、男だった
159,オメガ
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:38:01.58 ID:pmnEFvsY0
どうすんの
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:38:41.21 ID:H9hB+Q7P0
いいんじゃない?
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:39:32.09 ID:InZ1YdD90
緑の肌かと思った
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:40:29.54 ID:M6tdKvfT0
周りにいるのは三人なのか二人なのか
169 :
>>159→>>161ってことで:2013/06/01(土) 22:41:49.73 ID:U3T7sNU60
「XYZが捕まれば死んだ仲間たちの苦労も報われる。がんばりましょう」
基・地外刑事は穏やかな笑みを浮かべた。
「そうだな……」
顔を少し伏せながら、しばらく沈黙する嵐山。
彼は東大17浪をしても入れずに学歴コンプレックスが強いらしい。
そんな彼が東大中退のハゲに助けを求めた。死んだ仲間の思いも強いのだろう。
「それでは、早速本題に入ろう」
嵐山が重い口を開いた。
「レシートに記載されていた幻のポルノ映画を、あの店で買った人物は今までに三人いるそうだ」
「つまり、その中にXYZがいると」
パンパースが腕を組みながら応えた。
「その通りだ」
嵐山はホワイトボードに三人の顔写真を貼った。
容疑者の三人について
>>173まで
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:42:59.41 ID:M6tdKvfT0
台湾系マフィア
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:43:07.47 ID:UpPLBuD00
きのこ原理主義者
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:43:09.19 ID:InZ1YdD90
皆もっこりしてる
オバマ
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:46:10.18 ID:pmnEFvsY0
まさかのオバマ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:48:36.47 ID:M6tdKvfT0
オバマはレシートに反応してたからな
幻のAVを知らなかったらできない
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:49:10.45 ID:U3T7sNU60
「まずは一人目、小浜翔太。高校生だ」
嵐山が棒で顔写真を指しながら云う。
「ボク、ですね」
オバマが自分を指差しながら呟いた。
「そう。しかし君は人造人間に襲われており、レシートを処分しようともしなかった。シロだろう」
マジックペンでオバマの顔写真にバツがうたれた。
「となると、残る二人のどちらかですね」パンパースが云う。
「そう。
>>177、そして
>>178のどちらかがXYZということになる!」
嵐山は語気を強めた。
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:49:17.10 ID:H9hB+Q7P0
きのこ原理主義者ってなんだよ
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:50:04.42 ID:pmnEFvsY0
アインシュタイン
台湾系マフィア
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:50:21.59 ID:tMA6VSr+0
ヘプシマン
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:50:39.44 ID:H9hB+Q7P0
嵐山
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:51:47.91 ID:InZ1YdD90
冴羽
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:54:04.98 ID:H9hB+Q7P0
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:55:54.05 ID:U3T7sNU60
「まず左端の男、茸原理(きのこげんり)。
きのこ原理主義者で、たけのこの里不買運動を各地で行ったという記録がある」
キノコ頭の男を棒で指し示しながら、嵐山が云った。
「たけのこの里、ですか。ロシアのスパイがそんな目立つことをするとは考えにくいですね」
パンパースが肩をすくめる。
「そしてもう一人はアインシュタインだ。台湾系のマフィアで、日本の活動中に何度か逮捕されている」
「裏の世界とつながっている点では彼が怪しいですね」
パンパースが唸った。
「そう、我々はまずこのアインシュタインという男を調べてみたいと思う」
さて、どのように調査をするか
>>188まで
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:56:45.51 ID:tMA6VSr+0
花占い
色仕掛け
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:57:00.71 ID:pmnEFvsY0
捕まえて拷問
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:57:06.10 ID:InZ1YdD90
ぐぐる
警察の捜査能力高杉www
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 22:59:36.56 ID:M6tdKvfT0
例のタイの名前長いとこにはいかないのか
192 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:03:35.47 ID:U3T7sNU60
「とりあえず、捕まえて拷問するのが一番手っ取り早い」
いままで黙って話を聞いていた神崎が口を開いた。
「相手はマフィアだし、ある程度は荒い方法が効くだろう」
「なるほど。いい提案だ」
嵐山が渋い顔で頷いた。
「しかし、奴は用心深い。どうにか隙を作らなくては」
「地外に女装をさせて奴を釣るんです。そして人気のないところに連れ込んで一気に叩きましょう」
「なるほど、冴えていますね。神崎さん」
パンパースが唇を突き出しながら云う。
「なに、私など大したものでは……」
気取ったように神崎は軽く鼻で笑った。
花占いの結果、アインシュタインをおびき出す場所が決まった。
マフィアをどこにおびき出すのか
>>195まで
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:04:28.84 ID:Lux47GN50
ラブホテル
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:04:32.74 ID:pmnEFvsY0
皇居
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:04:43.29 ID:H9hB+Q7P0
女子更衣室
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:04:54.14 ID:tMA6VSr+0
ホワイトハウス
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:10:18.00 ID:U3T7sNU60
女装をした地外はアインシュタインと飲み屋で知り合い、仲を深めていった。
そして数日後……。
「すみません、待ちましたか? アインシュタインさん」
「いや、今きたところだよ」
皇居の前。アインシュタインは爽やかに地外を迎え入れた。
女装姿の地外は中々様になっており、アインシュタインは彼がオカマであることを知らず気分をよくしている。
「それじゃあホテルに行こうか」
品の無い笑いを浮かべてアインシュタインは地外を車に乗せた。
尾行をしていた捜査本部の一同もそれを追う。
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:10:53.11 ID:M6tdKvfT0
アインシュタイン紳士じゃん
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:11:44.35 ID:InZ1YdD90
ウホッ
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:14:14.22 ID:U3T7sNU60
そしてホテルに到着した。
「それじゃあ、あちらのほうで着替えてくれ」
ベッドに腰掛けながら、アインシュタインは更衣室を指差した。
「オレはここで待っているから」
「はい、わかりました」
地外は軽く頭を下げて更衣室に入っていった。
そして次の瞬間。
「動くな、警察だ!」
雄たけびを上げながら、銃を持った嵐山と他の三人は部屋に突入した。
アインシュタインのリアクション
>>203まで
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:15:06.67 ID:H9hB+Q7P0
デュクシ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:15:27.62 ID:1vjtfZ0L0
肩を竦めてやれやれ
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:15:34.89 ID:InZ1YdD90
萎える
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:15:46.55 ID:pmnEFvsY0
でちゃった
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:15:46.86 ID:tMA6VSr+0
正直射精した
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:16:33.04 ID:Lux47GN50
ちょ…
ポーカーフェイスなアインシュタイン
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:22:02.11 ID:U3T7sNU60
「おいおい、これは何の冗談だ。みなぎっていたのに萎えちまったよ」
やれやれと云うように、アインシュタインが肩をすくめる。
「お前がロシアのスパイだということは分かっている」
銃を突きつけながら、嵐山が呟いた。
「スパイ、なんのことだ?」
デュクシ
「ぐへえ!」
パンパースがアインシュタインの顔面にCQCを食らわせる。
「いまだ、容疑者を確保しろ!」
嵐山が叫ぶと、一同はアインシュタインを取り囲んで拘束した。
その後捜査本部にアインシュタインは拉致され、拷問を受けることとなる。
拷問の結果わかった情報
>>211まで
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:22:45.76 ID:pmnEFvsY0
アインシュタインは全くの無実であり拷問のため死亡してしまった
冷戦はまた過激化し始めている
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:24:04.69 ID:Lux47GN50
実はイタリア人だった
212 :
忍法帖【Lv=3,xxxP】(1+0:15) :2013/06/01(土) 23:26:14.00 ID:H9hB+Q7P0
冤罪じゃねーか
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:29:03.88 ID:UpPLBuD00
これはひどい
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:33:59.82 ID:InZ1YdD90
可哀想
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:34:40.01 ID:U3T7sNU60
「わ、わかっ……た。白状す……る、よ」
顔に覆面をかぶせられ、パイプ椅子にロープで拘束されたアインシュタイン。
全身を痛めつけられ、息を切らしながら、ようやくその口を開いた。
「おれは、台湾系のイタリア人……だ。ロシア政府とは関係が、ない」
「なんだと?」
バールのようなものを持ったまま神崎が眉をしかめる。
「本当か? パスポートはそこにある」
「事務所2階の……待合室の本棚に隠してある」
「よし、調べて来い」
神埼がそう云うと、地外は頷いて外へ出て行った
「さあ、そろそろ本当のことを話してもらおうか?」
瞳孔を開きながら、神崎は鉄パイプをアインシュタインの頬につけた。
「これ以上云うことはない、もう全て話した」
「いいや、まだ嘘をついている!」
パイプで足をへし折られ、アインシュタインが悲鳴を上げた。
「さあ、吐け! 吐け!」
そのまま神崎はアインシュタインを殴り続ける。
「世の中! 狂ってんだよ! 狂ってんだよ!」
「よせ、これ以上やったら死んでしまう」
殴り続ける神埼を慌てて嵐山が止める。
しかし、血まみれになったアインシュタインはピクリとも動かない。
「脈が……ない」
アインシュタインの首筋に手を当てて嵐山が声を震えさせた。
さあどうする?
>>218まで
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:36:30.89 ID:pmnEFvsY0
骨を砕いてあとの部分は燃やして
まとめて山に埋める
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:37:12.30 ID:H9hB+Q7P0
スレ建て
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:37:16.49 ID:InZ1YdD90
とりあえず人工呼吸(マウスピースなし)
山に埋めた後墓を造る
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:37:56.55 ID:pmnEFvsY0
スレ建てワロタ
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:38:44.24 ID:rJo/7i0O0
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:41:11.92 ID:pmnEFvsY0
顔に覆面パイプ椅子にロープで固定とかめちゃくちゃ本格的だな
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:42:02.44 ID:U3T7sNU60
「どうしましょう、警部」
しばらく人工呼吸をした後、意味がないと悟って神崎は口を離した。
「ダメだ。2ちゃんねるで聞こうと思ったが、忍法レベルが足りない」
「くそっ! こんな時に限って……」
神崎が舌打ちをする。
「このことがバレたら、政府の威信に関わる。とりあえず遺体を山に埋めよう」
「大丈夫なんですか?」
「なぁに、こんな男の一人や二人がいなくなったところで誰も心配せんよ」
その後、捜査本部はアインシュタインの遺体を焼却し、遺灰と遺骨を近くの山に埋めた。
警察わっるwwwwww
st
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:43:31.79 ID:0G2uqI7A0
なんか凄い展開になってきた
226 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:44:54.33 ID:pmnEFvsY0
警察クズすぎwwwwww
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:47:10.93 ID:InZ1YdD90
嫌な警察だ
228 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:49:04.15 ID:U3T7sNU60
「さて、これで決まりだ。XYZは茸原理!」
ホワイトボードを叩きながら嵐山が声をあげる。
「こいつを叩いて、日本の機密情報がつまったデータベースを奪還しなくてはならない!」
「はい。がんばりましょう」地外が喉かな声をあげた。
捜査本部の一同は和気あいあいと、茸原理をしとめる作戦を考え始めた。
そんな中。
(本当に……茸原理がXYZなのか?)
パンパースは心の中の疑問を隠さずにはいられなかった。
(他に、他にいるんじゃないのか? XYZにふさわしい人物が)
IQ3000の頭脳が、論理の海に沈みこむ。
(まだ……。まだ調べなくてはならないものが、何かあったんじゃないのか)
まだ調べなくてはならないものとは
>>231まで
229 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:50:03.11 ID:AoBcd96v0
オバマが本当に犯人じゃないか
230 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:50:28.66 ID:rJo/7i0O0
VIP
小浜の素性
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:51:09.29 ID:Lux47GN50
アインシュタインはスパイだったのか
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/01(土) 23:59:50.49 ID:U3T7sNU60
(……そう、小浜翔太。奴は一体何者なんだ)
パンパースは神妙な顔でオバマを見つめた。
「どうかしましたか所長」
「いや、なんでもない」
(よくよく考えれば、メドベーゼフの爆弾が起動しそうだったときもおかしかった)
一分後に爆発ともなれば、誰もが一目散に逃げ出すだろう。
だが奴は呑気に自分の足の爪を噛んでいたではないか。
……ひょっとすると、奴は爆弾が起爆しないことを知っていたのではないか。
なぜなら、オバマはXYZで、ロシア政府が彼を殺すはずが無いから。人造人間もなんかオバマをスルーしていなかったか?
(だがレシートは?)
なぜ、オバマはレシートを急いで処分しなかったんだ。自分に疑いがかかる危険性があるというのに。
レシートが処分されなかった理由
>>236まで
234 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:00:40.72 ID:1r9GXkDT0
レシートを後で食べようと思ったから
235 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:00:45.79 ID:wSp0Gbr70
もう1回そのDVDを見たかったから(タイトルを忘れないように)
裏をかいた
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:02:25.35 ID:zUApnIn/0
そういやオバマの目玉飛び出してなかったか?
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:07:38.61 ID:1LSKj+cy0
(もしも、もう一度そのDVDを見たかったとしたら?)
タイトルを忘れてしまって、どのDVDだったのか自分でも分からなくなっているとしたら。
とても危険だ。幻のDVDを普通のDVDと間違えたゴミに出してしまうかも知れない。
(もしも、レシートを食べたかったのだとしたら?)
メドベージェフによれば、XYZは紙が好きだったそうだ。
それがもし食べ物として好きだったとしたら。レシートをあとで食べようととっておいたかも知れない。
(そして……もし、裏をかいたのだとしたら)
レシートを処分しないことであえて警察の疑いの目から離れようとしたのではないか。
現に、嵐山たちはまったく罪のない人間を犯人と信じ、いまもこうして罪をなすりつけようと画策しているではないか。
もしかすると……。いや、これはほぼ確信に近い。
この事件の犯人、XYZは オバマ だ。
さてどこでどのようにオバマを追い詰めるか
>>241まで
239 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:08:45.39 ID:zUApnIn/0
火葬場
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:09:07.57 ID:1r9GXkDT0
拷問
241 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:09:33.44 ID:wSp0Gbr70
アナルセックス
242 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:15:55.29 ID:1LSKj+cy0
数日後。
嵐山たちはゲイのハッテン場にいた茸原理を捕まえ、拷問していた。
「さあ、吐け! 容疑者はお前しかいないんだ!」
神崎は狂ったように笑いながら、原理を金属バットで殴り続ける。
「いいぞ! もっとやれ!」
嵐山が拳を握りながら応援する。
気がつくと、血まみれになった原理は、氷のように冷たくなっていた。
「おっと、脈がないな」
その首筋に手を当てて嵐山が淡々と云った。
「これで、XYZは死んだ。国家機密を知るものは死んだということだ」
嵐山が冷たく鼻で笑う。
「よしお前たち。我々最後の作業だ。この男の遺体を焼却するぞ」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:17:18.46 ID:mTmypkR/0
またかよwwwww
244 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:17:19.96 ID:1r9GXkDT0
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:18:58.20 ID:zUApnIn/0
ロシアのスパイボコって問題無いの?
246 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:19:22.36 ID:1r9GXkDT0
ID変わってたの今気づいた
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:23:01.27 ID:1LSKj+cy0
そして、捜査本部の一同は火葬場へやってきた。
無縁仏と称して原理の遺体を燃やす最中、五人は焼却場の前で待機する。
沈黙の時。
「皆さん」
やがて、それを壊すようにパンパースが口を開いた。
「先ほど亡くなった原理は、XYZではありません」
「なんだと!?」
一同が目を丸くする。
「どういうことだ。容疑者はもう茸原理ただ一人しかいなかったはずじゃないか」
神崎が眉をしかめる。
「実は彼より犯人にふさわしい男がいたんですよ。忘れたんですか、この事件の容疑者はもともと三人であったことを!」
鋭い目つきでその人物を見据えながら、パンパースは指差した。
「小浜翔太! 犯人はお前だ!」
オバマのリアクション
>>250まで
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:23:43.05 ID:1r9GXkDT0
イエスウィーキャン
249 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:24:43.69 ID:zUApnIn/0
火葬場の柱でポールダンス
250 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:26:38.53 ID:WOH7iH8G0
デュクシ
これは陰謀だ!と叫びながら原理の遺灰を食べる
252 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:33:02.30 ID:1LSKj+cy0
パンパースが力強く叫ぶと、火葬場に一瞬の静寂が訪れた。
一同は驚いた表情でオバマを見ると、すぐにそこから距離をとった。
「イエスウィーキャン」
静寂を壊そうとしてか、オバマが軽く笑う。
「ロシア軍のスパイ・XYZはお前だ。人造人間爆発時に足の爪を噛んでいたのが動かぬ証拠だ」
厳格な表情でパンパースが云う。
「違う! これは陰謀だ!」
オバマが目をうるませながら必死に叫ぶ。
「この踊りを見てくれ、純粋な心の持ち主しかこんなことは出来ない」
そのまま必死にポールダンスをし始めた。
嵐山たちのリアクション
>>255まで
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:33:28.24 ID:wSp0Gbr70
い、色っぽい…
254 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:33:53.03 ID:1r9GXkDT0
銃をつきつけていい加減にしないとマジで殺すぞ
ボロを出したなと不敵に笑う
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:43:28.65 ID:1LSKj+cy0
「い、色っぽい……」
澄んだ目でダンスを見つめる地外をよそに、
「ボロを出したな。小浜翔太」
嵐山は不敵に笑った。
「私はXYZがダンスの達人だと知っているんだよ!」
「なんだと!?」
オバマは愕然として柱から転げ落ちた。
「間違えない。オバマくん、君がXYZだ」
「くっ……」
つまった声をもらしてオバマは身体を震えさせた。
「さあ、お遊びはここまでだな」
神崎は笑みを浮かべながら拳銃をオバマに向ける。
ガゥン
そして、火葬場に鋭い破裂音が轟いた。
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:43:30.92 ID:wSp0Gbr70
ほ
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:44:33.71 ID:1r9GXkDT0
急展開
259 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:46:18.05 ID:zUApnIn/0
はよ
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:50:27.29 ID:lKzZcjpl0
いつからやってるんだ・・・終わりそう?
261 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:51:20.96 ID:1r9GXkDT0
ゆっくりでいいから完結お願いします
262 :
以下、VIPにかわりましてミルクティー男がお送りします:2013/06/02(日) 00:51:27.47 ID:7S08we2+0
保留
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:53:13.35 ID:1LSKj+cy0
その銃声が響いた直後。
神崎は腹部から血を溢れさせて地面にうずくまっていた。
「まったく、ダメじゃないかXYZ」
血を吐いて苦しそうにうめく神崎を、基・地外が冷たい表情で見下ろす。その手には煙を出しつつ黒光りする凶器――拳銃があった。
「こんな奴らに正体がばれているようじゃさ」
「悪い悪い」
オバマが親しげに地外へ笑みを投げた。
「まさか、お前……」
地外から身を引きながら嵐山が声をもらす。
「そうさ、ぼくもロシアのスパイだったのさ」
銃口を突きつけながら、地外が黒い笑みを見せる。
「さあ、ばれたからには死んでもらおう」
デュクシ
突然CQCで顔面を叩き割られた地外は、そのままぶっ飛んでいった。
「お前がスパイだということはすでに見破っていたよ」
壁に激突して呻く、地外を見下ろしながらパンパースが呟いた。
なぜ地外もスパイだとわかったのか
>>266まで
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:54:06.57 ID:WOH7iH8G0
母親がロシア人
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:54:22.92 ID:zUApnIn/0
地外の背中に張り紙があったから
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:55:43.64 ID:8kfAcfyO0
XYZの可能性がある人物との危険な接触について文句も言わず、
多少無理がある作戦に対しても何も文句を言わなかったため、地外がロシアスパイで、XYZの正体も知っているかもしれないと思ったから
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 00:56:02.88 ID:1r9GXkDT0
酔ったときに言っていた
女装した時の姿が雨宮そっくりだったから
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:06:12.58 ID:1LSKj+cy0
「最初に疑いをもったのは、お前が女装をしてアインシュタインと接触するのを承諾したときだ」
小さく鼻で笑いながらパンパースは続けて、
「XYZの可能性がある人間との危険な接触に、少し無理のありそうな作戦に文句を云わなかった。
だからお前がロシアスパイで、XYZの正体も知っているかもしれないと思ったんだ。お前の母親がロシア人なのも引っかかっていたよ」
「だが、それだけで確信には到らないはず……」
鼻を押さえながら、地外は足を震えさせながらヨロヨロと立ち上がった。
「そう。オレがお前がスパイと確信したのは、女装したお前がファッションホテルの更衣室で着替えている姿を見たときだった」
「なんだと」
「お前の下着のタグに『Made in Ruusia』と印刷されていたんだ! どうして日本にいてロシア製の下着を着ているんだ」
「なるほど、飛んだミスを……したな……」
かすかに自嘲的な笑いを浮かると、そのまま地外は気を失って地面に伏した。
「さあ、後はお前だけだ」
パンパースが厳しい表情でオバマを見据える。
「悪いけど、ボクにはまだこういう切り札が残っているんだぜ!」
オバマはポケットに手を突っ込むと、何かを取り出した。
オバマが取り出したもの
>>272まで
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:07:35.06 ID:zUApnIn/0
ポテトサラダ
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:08:47.36 ID:8kfAcfyO0
一都市を壊滅することが出来る量の細菌ガスが入った瓶と超高性能ガスマスク
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:09:14.95 ID:1r9GXkDT0
100億の小切手
273 :
以下、VIPにかわりましてミルクティー男がお送りします:2013/06/02(日) 01:09:51.76 ID:7S08we2+0
PSP
支援
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:17:07.80 ID:1LSKj+cy0
「そ、それは!」
パンパースがオバマの取り出したものを見るなり声をあげた。
それは、瓶――何かドロドロとした液体が入った緑の瓶であった。
「この中には、大量の最近ガスが入っている。この中身が出れば放射能汚染を超える惨事になる!」
「やってみろよ。お前も死ぬんだぞ」
強張った口許を上げながら、嵐山が云った。
「悪いがおれはこの通り、超高性能ガスマスクを持っている」
見せ付けるようにオバマはガスマスクを被った。
「100億円で見逃してくれないか。それで、お前らの命は保障する。
特に嵐山警部はこの国を守る義理なんてないだろう」
「……」
嵐山が沈黙する。
「どういうことだ、嵐山さんにこの国を守る義理がないとは」
怪訝な顔で、パンパースがオバマに問いかける。
「そいつはアメリカ合衆国のスパイなんだ」
薄く笑いながら、オバマは応えた。
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:17:33.88 ID:wSp0Gbr70
嵐山って東大浪人しまくったアメリカのスパイじゃなかったっけ?
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:19:28.10 ID:1r9GXkDT0
>>276 嵐山は東大17浪したアメリカのスパイだよ
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:22:20.82 ID:zUApnIn/0
17浪強調されすぎ
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:29:48.81 ID:1LSKj+cy0
「そう、私はアメリカ合衆国のスパイだ」
目を強く瞑りながら、嵐山は静かに云う。
「なぜ日本人であるあなたがアメリカのスパイを?」
「あれは、いまから15年ほど前のことだった」
哀愁を漂わせながら、嵐山は語り始める。
「私は17浪目の東大受験に失敗して、人生に絶望していたんだ。
そんなある日――合衆国のスタッフは私にスパイの仕事を紹介してくれた。
『お前を認めない国が悪い』という言葉に乗り、私はアメリカのスパイになったのだよ」
「そいつは我々とは比べ物にならないほどたくさんの国家機密を米国に流している」
オバマはねじれた笑いを浮かべながら嵐山を見た。
「つまりこの状況では、嵐山はオレの味方なんだ。残念だったな」
「ちっ……!」
パンパースが舌打ちをする。
さあ、どうする?
>>282まで
犯人は光彦だった
281 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:31:33.58 ID:1r9GXkDT0
とりあえず謝る
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:32:18.02 ID:zUApnIn/0
脱皮
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:32:38.99 ID:+/VTxDdjO
体制をたてなおす
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:39:27.91 ID:1LSKj+cy0
「調子に乗ってすいませんでした。ここは見逃してください」
唇を噛みながら、パンパースは頭を下げた。
「ははは! 天下の名探偵もそんなものか」
オバマが嘲りながら、ポテトサラダをパンパースに投げつける。
「……とでも云うかと思ったか?」
「なんだと?」
「うおおおおおおっ!」
パンパースが両手の拳を握り締めながら雄たけびを上げる。
次の瞬間。
ピキピキ……
「なに……!?」
パンパースの背中にヒビが入った。
バリバリィイッ!
「こ、これは……」
オバマはパンパースの殻を突き破って出てきた”ソレ”を見て戦慄する。
「ふう、久しぶりですね。この姿を人前に現すのは」
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:41:36.48 ID:1r9GXkDT0
なに!!
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:41:50.05 ID:zUApnIn/0
超展開すぎてちびった
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:43:48.88 ID:94XwOeGE0
いいぞいいぞ
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:44:56.20 ID:1LSKj+cy0
オバマ「まさか……貴様、光彦か?」
オバマが震えながら声をもらす。
円谷光彦。
その姿を目にしたものは必ず死ぬと呼ばれる伝説の探偵。――
光彦「最近はパンパースという偽名で活動をしていましたが、そろそろ飽きてきたところですwww」
光彦「さあ、そろそろ
>>290で死んでもらいましょうか」
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:45:49.34 ID:1r9GXkDT0
宇宙空間に放り出す
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:47:20.60 ID:zUApnIn/0
電子レンジでチン
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:51:05.68 ID:1LSKj+cy0
光彦「さあ、そろそろ電子レンジで死んでもらいましょうか」
オバマ「電子レンジだと……何を云っている?」
光彦の両手から青白い光が飛び出す。
オバマ「なんだこれは!?」
まばゆい光に包まれて――
気がつくと、オバマと嵐山は巨大な電子レンジの中にいた。
そして電子レンジが動き始める。
オバマ「ぐ、あ、ああああああ」ヴヴーン
オバマ「ヴああああああああああ!」ヴヴー
オバマ「いぎゃああああああああ!!」ヴー
チーン
光彦が電子レンジを開けると、身体を赤くして白目を向いた二人の死体が転がってきた。
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:51:36.53 ID:1r9GXkDT0
もうわけがわからない
探…偵…?
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:52:22.26 ID:wSp0Gbr70
ひどい
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:52:35.85 ID:zUApnIn/0
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:55:23.04 ID:1LSKj+cy0
こうして二人のスパイは死に、日本の危機は救われたのだった。
光彦「日本国内での活動はに飽きてきましたね。次は海外で過ごすことにしましょう」
新たな人型スーツを着て、光彦は空を飛んだ。
次の目的地は東南アジア。
タイ。
その首都である、クルンテープ・マハナコーン・アモン・ラタナコシン・マヒン・タラー・ユッタヤー・マハーディロップ・
ポップ・ノッパラ・ラチャタニー・ブリロム・ウドム・ラチャニウェート・マハサターン・アモン・ピマン・
アワタン・スティ・サタタティヤ・ウィサヌ・ガンパシであった。――
おしまい
297 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】(1+0:15) :2013/06/02(日) 01:55:50.51 ID:H0leZXeU0
乙ー
乙
面白かった
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:57:15.33 ID:wSp0Gbr70
おつ
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:57:17.13 ID:1r9GXkDT0
約9時間30分も乙
おまえらが基地外安価ばっかりとるからおかしくなってしまった
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:57:33.22 ID:lKzZcjpl0
302 :
北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH :2013/06/02(日) 01:57:34.12 ID:1LSKj+cy0
悪いなww眠いから無理やり完結させちまったわ
さすがに10時間はきついわ
寝よう……
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 01:59:18.36 ID:1r9GXkDT0
アイリス ブス
304 :
北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH :2013/06/02(日) 01:59:47.19 ID:1LSKj+cy0
ああくそ最後におれの小説紹介しよこうと思ったのに広告扱いされてて貼れねえ
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 02:00:09.05 ID:zUApnIn/0
乙
正直やりすぎたと思う
306 :
北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH :2013/06/02(日) 02:02:25.55 ID:1LSKj+cy0
307 :
Neo Black ◆ZLWBV0XI/. :2013/06/02(日) 02:05:30.34 ID:dx33a2ofP BE:4197262177-DIA(151804)
雨宮って俺のことらしいぜ!!
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 02:06:01.59 ID:1r9GXkDT0
>>306 やってるのは俺じゃないけどお前がいつもそう言ってるのみて気になってた
309 :
北川鏡花 ◆7dIyMjzeNOKH :2013/06/02(日) 02:06:56.29 ID:1LSKj+cy0
>>307 今年の劇場版コナン犯人と奇跡の名前一致
さて、これを最後に寝るとしよう
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/06/02(日) 02:07:53.79 ID:1r9GXkDT0
乙
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おつ!