1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:24:15.97 ID:WLjpfLhs0
【一作目】
貞子「やっぱ私が一番人気よね♪」メリー「あ゙?」
【二作目】
貞子「座敷わらしちゃんのぱんつの色をなんとしてでも確認する」
伽椰子「仕事…?」
花子「なんのこと?」
メリー「ええ!?なんで完全に忘れてるわけ!?」
貞子「んーと…あ!あれね!」
貞子「バイト」
メリー「ちっがう!」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:25:31.35 ID:UXifi3b9T
花子「街のゴミ拾い」
メリー「やったことないでしょうが!」
伽椰子「本日の…ぱんつの色の報告…」
メリー「え?今日は赤紫…って違う!何言わせんのよ!」
貞子「ひゃー相変わらず色の選択が凄いねメリーちゃん」
花子「彼氏でもできたんじゃない?」
貞子「あはは、それはないと思…ハッ!まさか刃物男君兄弟!?」
伽椰子「兄弟まとめて…いただきとは…」
メリー「もう…いいから一旦黙って…」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:26:26.40 ID:WLjpfLhs0
4 :
>>3ありがとうございます:2013/04/21(日) 20:27:53.67 ID:UXifi3b9T
メリー「そうじゃなくて!それぞれ元の役割があるでしょ!」
メリー「貞子はビデオ見せて色々したり!」
メリー「花子はトイレに引きずりこんで色々したり!」
メリー「伽椰子は家に入居してきたのを色々したり!」
貞子「メリーちゃん…」
伽椰子「そんな卑猥なことを…ここまで躊躇なく…」
花子「卑猥なぱんつを穿くと性格まで卑猥になるのね…」
メリー「うっ…ぐす……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:29:44.11 ID:UXifi3b9T
貞子「わぁ!また泣かせちゃった!」アセアセ
メリー「ふぇ……真面目に…真面目にやってよぉ…」
花子「よ、よーしよしよし」
伽椰子「泣かない泣かない…」ナデナデ
メリー「うー…」
メリー「と、いうわけよ!仕事忘れてるわよ仕事!」ビシィッ!
貞子「おお復活」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:31:17.31 ID:UXifi3b9T
花子「さて、復活したところで一つ言っておきたいんだけど」
貞子「私達一度もそんな仕事やったことないよ?」
伽椰子「その…通り…」
メリー「………」
メリー「えっ?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:33:11.37 ID:UXifi3b9T
メリー「トイレに潜んでたりは…」
花子「しないわよ。不潔じゃない」
メリー「テ、テレビの中から出てきたりは…」
貞子「そんな超能力みたいなことできないよー」
メリー「入居者を…呪い殺したりは…」
伽椰子「人殺し…ダメ…ゼッタイ…」
メリー「なん…だと…?」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:35:03.09 ID:UXifi3b9T
貞子「勝手に噂立てられたり映画作られたり迷惑だよね」
花子「全くよ。困ったものだわ」
伽椰子「謝罪を…要求する…」
メリー「そんな…じゃあ…律儀にやったことがあるのは…私だけ…?」
花子「え、まさかあんた人殺したの!?」
メリー「しっしてないわよ!殺そうとも思ってないし!」
貞子「ふぅん…」
貞子「よし!じゃあやってみようか!メリーちゃんの仕事!」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:36:16.55 ID:VTECnTeV0
猿食らわないように気をつけてな
支援
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:37:25.73 ID:UXifi3b9T
メリー「え!?」
花子「なに、本当に人殺しなんてする気?」
貞子「まっさかー家の前まで行って怖がらせるだけだよ」
伽椰子「でも…標的の電話番号が分からないと…どうしようもない…」
貞子「そう!だから番号を知ってる人に…」
八尺「くぅっ…!強い…!」
冥王グェルヴォラス「フハハハ!!!貴様などに我は倒せん!!!!!」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
八尺「あっグェル君ちょっとストップ」ピッ
冥王グェルヴォラス「ぬう…真剣勝負の邪魔をするとはどこの不届き者だ…」
八尺「もしもし…え?今は家でゲームしてますけど…」
八尺「はい…グェル君と一緒です…」
冥王グェルヴォラス「はっしゃん、ポテチ開けるぞー」
八尺「え?一人になれって…あ!何勝手に開けてんの!」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:41:22.68 ID:UXifi3b9T
八尺「切れちゃった…」チラッ
冥王グェルヴォラス「コンソメ味うめえ」
八尺「………」
冥王グェルヴォラス「ん?どうした?」
八尺「消去<エリミネイト>!!!!!」
冥王グェルヴォラス「おいちょっ…!」シュン
八尺「食べ物の恨みは恐ろしいんだよ…グェル君…」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:43:49.72 ID:UXifi3b9T
花子「あの子あれ使っちゃうんじゃないの?消去…だっけ」
伽椰子「あれは…瞬間移動の技だから問題ない…」
貞子「さー始めようか!まずは花子ちゃんから!」
メリー「でもさ、声でバレちゃうんじゃないの?」
貞子「ボイスチェンジャーを用意したから大丈夫!」
花子「じゃ、掛けるわよ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:46:11.14 ID:UXifi3b9T
八尺「もーあの短い時間で半分以上も食べてる…」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
八尺「あっまた電話」ピッ
八尺「もしもしー」
花子『私メリーさん。今…どこだっけ…え?三丁目の薬局?了解了解』
花子『コホン。今三丁目の薬局にいるの』
八尺「え?え?メリーさんなんですか?でも声がちが…」プツッ
八尺「また切れた…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:48:24.12 ID:UXifi3b9T
花子「ふわービビったー」
メリー「いきなり怪しまれたんじゃないの…?」
貞子「八尺ちゃんなら無理やり納得してくれるよ。じゃあ移動しよっか」
伽椰子「次は…どこに…?」
貞子「んー…じゃ、ローンソで」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:50:37.51 ID:WLjpfLhs0
ちょっとだけ支援。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:50:43.24 ID:UXifi3b9T
八尺「なんだったんだろうさっきの…」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
八尺「わっ!きた…」ピッ
花子『私メリーさん。今ローンソの前にいるの』
八尺「あっあの!イタズラ電話ならやめt…」プツッ
八尺「…はあ」
八尺「またかかってくるんだろうな…」
八尺「となると…最後は…」
八尺「…どうしよう」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:51:57.79 ID:UXifi3b9T
貞子「んー良い感じだねー」
花子「もう充分怖がってるだろうし次が最後でいいんじゃない?」
メリー「そうね」
ユメもキボーもありゃしない
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:53:52.82 ID:UXifi3b9T
八尺「………」ドキドキドキドキ
アンア ピッ
花子『はやっ!…あ、いや…ゲホッ!ゴホッ!』
花子『私メリーさん。今あなたの家の前にいるの…』プツッ
八尺「っ!は、はわわわわ!!どどどどどどうすればばっばばばあば」
八尺「そっそうだ!確かこの都市伝説は扉を開けなければいいはず…」
八尺「な、なーんだ…怖がることなかったな…」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
八尺「…え?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:55:53.04 ID:UXifi3b9T
ドーラエーモンー♪
八尺「なん…で…?」ピッ
メリー『あたしメリーさん。今ゴミ捨て場にいるの…』プツッ
八尺「え?さっきとは別の声が…えっ?」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 20:58:04.31 ID:UXifi3b9T
貞子「いやーやり遂げた。やり遂げたねー」
メリー「今度会ったら謝っておかないとね」
花子「今頃ベッドに潜り込んで震えてるんじゃないかしら?」
伽椰子「八尺…ご愁傷様…」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:00:24.54 ID:UXifi3b9T
八尺「もう…わけが分からな…」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
メリー『あたしメリーさん。今タバコ屋さんの角にいるの…』プツッ
八尺「これ…ネットに載ってた通りの…」
アンアンアン♪トッテモダイスキ♪
メリー『あたしメリーさん。今あなたの家の前にいるの』プツッ
八尺「いや…いやぁあぁぁぁあぁぁあぁああぁあああ!!!!!!!!」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:01:16.39 ID:RMCw/Y1R0
貞子って他と違って霊的なものじゃないよな
超能力でウイルス生み出せる人ってだけで
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:02:29.31 ID:UXifi3b9T
八尺「…えーと」
メリー「あたしメリーさん。今あなたの目の前にいるの」
八尺「うん、それは分かってるけど…」
メリー「あたしメリーさん。出現場所を間違えて焦ってるの」
八尺「はあ…」
メリー「あたしメリーさん。どうすればいいの?」ウルッ
八尺「ちょっ…」
メリー「あた…し…メ、メリッ…ふえぇぇえぇえぇえぇえええん!!!!!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:04:34.63 ID:UXifi3b9T
八尺「…というわけなんです」
メリー「あたしメリーさん。ココア美味しいの」ンクンク
貞子「ふえーホントにメリーさんって居たんだねー」
花子「驚いたわ…」
伽椰子「驚愕の…事実…」
メリー「な…!ななっ…!」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:05:34.26 ID:VTECnTeV0
メリーはメリーと言う名のただの少女だったのか
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:07:14.96 ID:UXifi3b9T
貞子「うーん…でもそうなると同じ名前が二人居てややこしいね」
花子「そっちは幼女なんだからロリーでいいんじゃない?」
伽椰子「こっちのメリーも…胸の小ささでは負けてない…」
メリー「やかましい!」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:09:18.05 ID:UXifi3b9T
貞子「よし決定!よろしくねロリーちゃん!」
ロリー「あたしメリーさん。ロリーさんじゃないの」
メリー「なーに言ってんのよ。私の方が人生の先輩なんだからあんたが譲りなさい」
ロリー「あたしメリーさん。身長以外では大差ないの」
メリー「なんですってー!」
花子「早速打ち解けてるわね」
貞子「んー微笑ましい」
伽椰子「まるで…姉妹のよう…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:12:15.20 ID:UXifi3b9T
メリー「はー!はー!な、なんて生意気な小娘なの…!」ピキピキ
ロリー「あたしメリーさん。すぐ怒るなんて子供みたいなの」
メリー「あ゙ぁん!?」
伽椰子「ところで…八尺…」
八尺「うわーん!部屋で暴れないでくだ…ん?なんですか?」
伽椰子「誰かと…仲良くゲームしてたみたいだけど…」
八尺「はあ…一応幼馴染なので…」
伽椰子「…そう…納得した…」
八尺「何を納得してワンピース引き裂いてるんですか!やめてくださいよ!」
伽椰子「………」ビリビリビリ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:15:02.16 ID:UXifi3b9T
メリー「…で、なんでこうなるのよ」
貞子「だってーメリーちゃんが一番仲良くしてたし」
八尺「すみません。私誰かを養えるほど家にお金ないんです…」
花子「ま、頑張りなさい」
伽椰子「グッド…ラック…」
メリー「私だって今馬鹿男二人を養うのに大変なんだけど!?」
ロリー「あたしメリーさん。不束者ですがどうぞよろしくお願いしますなの」
メリー「背中にしがみつくな!」
ロリー「あたしメリーさん。今あなたの後ろにいるの」
メリー「知ってるわ!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:17:15.86 ID:UXifi3b9T
ベッド下の刃物男「…おい、誘拐は犯罪だぞ」
シート下の刃物男「いくら女だからってロリに手を出すのはどうかと思うぜ?」
メリー「誘拐なんかしてないってば!」
ロリー「あ…あたしメリーさん…。乗り心地最悪だったの…」ウプッ
テーブル下の刃物男「顔色悪くなってんじゃねえか。ちゃんと介抱してやれ」
メリー「なんで増えてんの!?」
テーブル下の刃物男「兄貴達にこの家がオススメだって聞いてな。当分居候させてもらうぜ」
メリー「あ・ん・た・ら・ね・え…!!」ピキピキ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:19:36.23 ID:UXifi3b9T
-数日後-
ロリー「あたしメリーさん。お菓子を食い漁ってるの」モグモグ
メリー「あぁっ!隠しておいた高級クッキーが!」
ロリー「あたしメリーさん。ベッドの上で転がってるの」ゴロゴロ
メリー「こら!布団グチャグチャにすんな!」
ロリー「あたしメリーさん。タンスの中を…趣味の悪いぱんつなの」ポイッ
メリー「外に捨てんなあぁぁあぁあぁあああぁあ!!!!!!!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:21:23.46 ID:UXifi3b9T
メリー「だから引き取ってくれないかしら」
座敷わらし「うーん…」
メリー「お願い!このとーり!」
座敷わらし「まあその子を養うだけのお金はあるんですが…」
メリー「じゃ、いいのね!?」
座敷わらし「…ごめんなさい。やっぱり駄目です」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:23:23.25 ID:UXifi3b9T
メリー「そんなぁ…理由は?」
座敷わらし「実は私…不定期的に意識を失うことがあるんです…」
メリー「(ああ…座敷わろしか…)」
座敷わらし「結構長いこと意識を失ってることもありますし…誰かを養うなんてとても…」
メリー「そっかー…」
座敷わらし「すみません…」
メリー「いいのよ、仕方ないわ」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:25:19.56 ID:UXifi3b9T
メリー「もう…どうすればいいのよ…」
メリー「ってあれ!?ロリーは!?」
ロリー「あたしメリーさん。今あなたの後ろにいるの」
メリー「わっ!びっくりした…どこ行ってたのあんた」
ロリー「あたしメリーさん。クッキー食べちゃったから買いに行ってたの」
メリー「…これあのクッキーと違うじゃないの」
ロリー「あたしメリーさん。見分けが付かないの」
メリー「…はあ」
ロリー「あたしメリーさん。ごめんなさいなの」シュン…
メリー「いいわよ別に…もう怒ってないから」
ロリー「あたしメリーさん。ありがとうなの」パアァ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:27:32.61 ID:UXifi3b9T
メリー「うわさっむ…ほら、早く帰るわよ」
ロリー「あたしメリーさん。了解なの」トコトコ
メリー「…ねえ、ロリー」
ロリー「あたしメリーさん。どうしたの?」
メリー「…クッキー、ありがとね」
ロリー「あたしメリーさん。…どういたしましてなの」ニコッ
Fin
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:28:34.11 ID:UXifi3b9T
終わりです
これ誰も居なさそうwwwwww
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/04/21(日) 21:28:56.23 ID:VTECnTeV0
ちゃんといるぞ
お疲れさん
乙