淡「金髪男子高生とイケメン執事のボーイズラブ!?」キュン
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代行:ID:JPlqfASy0
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:25:09.90 ID:JPlqfASy0
ども。書き溜めないんでよろしく
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:26:51.08 ID:dXeJhD770
頼むでー
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:30:00.00 ID:pN8ZKW500
C
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:31:37.76 ID:JPlqfASy0
〜白糸台麻雀部〜
照「…」パラッ
照「…………んふっ」パラッ
淡「テルー!何読んでるのっ!」ガバッ
照「あ…」
淡「えーっと、ふむふむ。えっと、「ハギワラさん、俺もう我慢出来ません!」そう言うと京太郎は自身の…怒張を…えっと、テルー?どちょうってどういう意味?」
照「ちょっ、ちょっと!返して!」パッ
淡「あっ!」
照「だ、駄目だよ淡!勝手に人の本朗読するなんて…」ドキドキ
淡「え〜?いいじゃんそれくらい〜」
照「駄目っ!駄目なものは駄目!」
淡「ぶ〜!ケチー!」
照「ケチでいいからもうやめて」
淡「は〜い」
照「ふう…」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:33:56.00 ID:hrGgq2S+0
腐っテルー
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:34:00.28 ID:EHveoe/I0
腐ってやがる…
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:37:11.46 ID:h1Kx02eN0
腐ってやがる(腐の教育が)早すぎたんだ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:41:31.41 ID:Tj0lGwyA0
あわあわも腐っちゃうじゃないですかーやだー
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:42:57.43 ID:JPlqfASy0
照(良かった。誰もこっちに顔を向けてない。聞こえてなかったっぽい)
菫(…って思ってるんだろうなぁ。敢えて誰も聞いてないふりしてるだけからな)
尭深(宮永先輩、もしや…)ズズズ
誠子(私は何も聞いてない私は何も聞いてない私は何も聞いてない。ああ、こんな思いをするなら私は貝になりたい。貝になって石鯛の餌になってしまいたい)
淡「ところで、テル。その小説ってどんな内容なの?」
照「え…」
淡「私ちょっと読んだだけだから全然内容わかんなかった」
照「あ、淡にはまだ早いよ…」
淡「むっ!子供扱い!?」
照「そ、そういうわけじゃないけど…」
淡「じゃあどんな本!?」
照「じゅ、純愛ものだよ…」
淡「おおー。確かにおとなっぽいかもっ!」
照「キャッチコピーは「世界で一番切ない恋。〜私達はこの世で最も純粋な魂を奪おうとしていたのかもしれない〜」で、界隈ではベストセラーにもなってるバイブル」
照「読んだ人間はそのあまりにも美しい心象描写と迫真の情景描写に、思わず涙を流さずにはいられないという曰くつきの純愛小説だよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:46:02.83 ID:h32JJbS+O
京ハギがついにベストセラーに
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:52:07.49 ID:JPlqfASy0
淡「なんかすごいね〜」
照「そ、そうそう。だから淡にはまだ早い。淡はまだ恋もした事ないでしょ?そういうおこちゃまは読んじゃ駄目」
菫(自分だってそんな経験無いくせに)
尭深(まるで自分は恋愛経験豊富であるかのような物言い。これはやはり…)
誠子(それか深海の魚になってしまいたい。深海の魚になってじっと身を潜め、決して嵐に晒されることのない無い一生を送りたい)
淡「でもテルにそれ言われたくないな〜」
照「かはっ!?」
菫(歯に衣着せん奴め…)
尭深(随分大げさに倒れ伏しましたね。まるでアニメか漫画のキャラクターのように。と言うことは宮永先輩は…)
誠子(それかサメになりたい。サメになって冷徹なギャングとしてカジキマグロでも襲いながら日々を生きて行きたい)
淡「私もその本読みたい〜。貸して貸して貸して〜」
照「あ、あわあわあわわ」
淡「私が何か?」
照「だ、駄目なものは駄目っ!」ガバッ
淡「むう。本を抱きしめてガード」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:58:47.87 ID:JPlqfASy0
照「それに私もまだこの本読んでないし」
淡「だったら読み終わったらでいいから私にも貸して」
照「う…」
淡「読みたい」
照「だ、だめ…」
淡「…」ジッ
照「…」
淡「…」グスッ
照「わ、わかった」コクン
淡「やった〜!」ピョンピョン
照(なんとかやりすごせた。明日適当な純愛小説買ってきてごまかそう)
照「それじゃあ、明日の部活までには読み終わって渡すから」
淡「明日?」
照「え…」
淡「やだやだやだー!今日持って帰りたい〜!」
腐るあわあわ…アリですね
純情せーこちゃん!
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:03:45.57 ID:JPlqfASy0
照「えっと…」オロオロ
菫「淡。無茶言うな」フウ…
淡「やだー!どーせ照の事だからこっそり別の本渡してくるに決まってるー!」
照(バレてる!)
菫「そうだなあ…」
淡「うわーーーーん!テルが私のこと子供扱いするよーーーーーー!」ビエーーーン
誠子「うわっ!?うるさ…」
尭深「落ち着いて」
菫「照。どうにかしてくれ。このままじゃ部活にならん」
照「うう…」
淡「うえーーーーーん!!」エーンエーン
照「…仕方ない。じゃあ今日渡す」ガックリ
淡「ほんと!?」コロッ
照「…」
菫「…してやられたな?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:08:57.88 ID:Aipb+djw0
嘘泣きあわあわ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:11:02.31 ID:JPlqfASy0
夜
〜淡の部屋〜
淡「えっへっへ〜」ゴソゴソ
淡「テルが貸してくれた本〜」スリスリ
淡「大人の純愛小説だって〜。なんだか格好いいよね〜」
淡「そしてベッドサイドに腰掛け、専用のライト(※懐中電灯)でそんな本を読書する私」ファサッ
淡「さらにお飲み物としてコーヒー(※角砂糖4つとクリーム入り)まで完備!」ビシッ
淡「しかもお茶請けはおせんべ!」ビシッ
淡「実に大人的!」ドヤッ!
淡「これは…くふふ。今日だけで大人の階段(※誤用)10段くらい登っちゃったかも〜。ポイントに換算すると100万ポイントくらいかな」
淡「さてさて、それじゃあ本を読むとしましょうか〜」パラッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:11:16.47 ID:oo4L4QTyO
きゅふふふ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:11:47.29 ID:Tj0lGwyA0
ほうほうほうほう
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:17:55.13 ID:JPlqfASy0
淡「…」ペラッ
淡「…」ポリッ
淡(ふむふむ。どうやら物語の主人公はこの須賀原京太郎って男の子だね)モグモグ
淡「…」パリッ
淡(舞台は長野で、時代は現代)モグモグ
淡(で、その子は麻雀部の1年生…私と一緒だ!)ズズ…
淡(で、他の登場人物は京太郎の幼馴染の可愛い女の子、生真面目な友人、ムーミンとタコス、ワカメ)ペラッ
淡(この中の誰かがヒロインなのかな?)パリッ
淡(…取り敢えずあとの三人はありえないかな)モグモグ
淡「…」ペラッ
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:20:55.55 ID:Tj0lGwyA0
ほうほう
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:21:57.42 ID:hrGgq2S+0
タコスカワイソス
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:23:25.30 ID:Yi+pem5w0
ムーミンいうな
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:26:17.21 ID:JPlqfASy0
淡(それにしてもなんだろうなぁ)ペラッ
淡(この主人公の京太郎って奴)ペラッ
淡(全然麻雀上手くないね)ペラッ
淡(読み進めてっても女の子とも全然恋愛関係に発展してかないし)ペラッ
淡(テル、純愛って言ってたけど全然恋愛のれの字も出てこな…)
淡「…え?」
淡「あれ。新展開。京太郎がライバル校にお使いに行くのか」ペラッ
淡(確かにライバル校の女の子も可愛いっていう描写いっぱいあったもんね)ペラッ
淡(ちょっとタカビーなお嬢様、牌に愛された宿命を背負う少女、おっぱいメガネ、露出狂、男女…)パリッ
淡(最後の3人はないな)モグモグ
淡(もしかしてロミオとジュリエットみたいにライバル校の女の子との禁断の関係的な話とか?)ペラッ
まぁ禁断の関係ではあるね
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:32:31.07 ID:Cr1vENEb0
淡みたいに騒いで嫌がってる姉から無理に読ませてもらった見たことないナルト本…
ごめんねお姉ちゃん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:33:09.32 ID:JPlqfASy0
ハギワラ『ようこそいらっしゃいました』
京太郎『お邪魔します、ハギワラさん』
淡(あ。この人。作中二人目の男の人。確かライバル校のお嬢様付きの執事)ペラッ
淡(いかにもモテそうな性格と見た目の描写だよね。すっごい主人公の恋のライバルとかになりそう)ペラッ
淡(ふふふ。天才少女淡ちゃんの名推理。これは当たりそう)ペラッ
淡(でも結構年上の人みたいだし、大人の目線で障害の多い恋にアドバイスとかくれる人かも?)ペラッ
ハギワラ『須賀原様。こちらのお部屋でどうぞ』
京太郎『いやあすみません。それにしても立派なお屋敷ですね』
ハギワラ『ふふ…さあ、疲れたでしょう?生憎アイスティーしかございませんが、良かったらどうぞ』
京太郎『あ、どうぞお構いなく』
淡(穏やかな雰囲気だなぁ)
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:35:15.11 ID:Tj0lGwyA0
あわあわ可愛い
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:36:51.16 ID:I0sM2SP20
アイスティー……
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:38:26.95 ID:JPlqfASy0
淡(女の子の嗜みとして恋愛話って大好きだけど、男の友情っていうのもいいよね)ペラッ
淡(あんまり男の子と話す機会無いからわかんないけど、男同士ってどんな会話するんだろう)ペラッ
ハギワラ『須賀原君。実は私はあなたのことが…』
京太郎『俺もです。ハギワラさん。実は俺もずっと前からあなたのことが…』
淡「えっ」
淡「…?」
淡「…」ゴシゴシ
淡「…?」
淡「ん…んん?」ジッ
ハギワラ『そうです。力を抜いて。怖がることはありません、そう、全て委ねるのです』
京太郎『ふー!ふー!』
淡「…」パタン
淡「…」ゴシゴシ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:40:28.67 ID:Tj0lGwyA0
ほうほう
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:40:41.47 ID:0ZDAIh2g0
違うSSでは京太郎が百合に目覚め
ここでは淡が腐っている
金髪がなにしたっていうのさ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:41:22.20 ID:+maXj6I+0
金髪は腐って百合の腐葉土となるのだ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:43:55.80 ID:JPlqfASy0
淡「おほん。えほん」
淡「すー…はー…すー…はー…」
淡「あー。あー。うんっ。うんっ」
淡「え〜っと…」
淡「え?」
淡「何が起こったの?」
淡(なんか男二人で談笑してた2ページ後にはベッドに移動してたんだけど)
淡「いやいやいやいやいや」
淡(気のせいでしょ)
淡(疲れてるんだ私)
淡(うん。疲れてる)
淡(そうだ疲れてる。ちょっと寝よう)
淡(こんな疲れてる状態で読んでも頭に入らないだろうし、テルに申し訳ないから一回寝て起きてからもういっかい読もう)
淡(そしたら本に本当の内容が浮かび上がってるはず)コロン
淡(歯磨きしてないけどいいや。もう寝よう…)コロコロ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:44:09.63 ID:j694TbgPO
まさか作者は…
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:45:44.91 ID:C3AX1tXw0
きゅふふふふふふふふふふ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:46:20.94 ID:oo4L4QTyO
きゅっふふふふ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:49:24.03 ID:JPlqfASy0
淡「…」ボーッ
淡(駄目だ。眠れない)
淡(コーヒーなんか飲むんじゃなかった)
淡「うう…」
淡(仕方ない)
淡(続き読むか)ペラッ
淡「…」
ハギワラ『ホラホラホラホラ(迫真)』
京太郎『アンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッアンッ』
ハギワラ『いいですよ!おいでなさい!胸にかけて胸に!』
京太郎『アッ〜〜!(甲高い声)』
淡「…」ゴクリ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:50:04.37 ID:Cr1vENEb0
くさそう
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:51:02.02 ID:Tj0lGwyA0
ゴクリ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:53:44.33 ID:JPlqfASy0
淡「…読了」パタン
淡「…」チラッ
淡(外が明るい)
淡(気付けば徹夜してしまっていた…)
淡(もう7時か。テルとか起きてるかな)
淡(さすがに眠いけど、もう今からじゃ寝れないな。学校行く準備しよ)
淡(テルー…)
淡(…)
淡(テルは私に貸してくれるためにあの後超スピードでこの本を読破してくれたんだよね?)
淡(つまり内容は知ってるんだよね?)
淡「…」
淡(語りたい)ウズウズ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:55:17.88 ID:Hv5p3Xfg0
ホモセックス=淫夢という安易な考え
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:56:15.88 ID:+Brbp8DeO
なんだこのスレは…たまげたなぁ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:58:30.98 ID:JPlqfASy0
淡「語りたいな〜」ソワソワ
淡「今からメールしよっかな〜」ウズウズ
淡「…いいや。やっぱ後で」
淡「あとでゆっくりお話するんだ〜」ファ…
淡「あふ…あとで、テルと…」ウトウト
淡「おはな…し…」
淡「…くう」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:59:39.86 ID:BVJ1htB60
淡まで腐らせるとは許すまじ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:01:26.76 ID:Yi+pem5w0
ホモに純愛は無い
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:01:28.93 ID:JPlqfASy0
それから数カ月後、インターハイ2日目
淡「ん〜……」
淡「テルー」キョロキョロ
淡「スミレ先輩〜」キョロキョロ
淡「またのせんぱ〜い」キョロキョロ
淡「たかみせんぱーい…」
淡「……」
淡「まいったなぁ」ポリポリ
淡「みんな、ほんとしっかりして欲しいよね〜」プンスコ
淡「今日はみんなで夕ご飯食べに行く約束だったのに私に黙って勝手にどっか行っちゃうなんて!」
淡「うわーーーーん!おーなーかーすーいたー!!」ジタバタ
淡「お腹すいたお腹すいたお腹すいたー!」
淡「だんだんイライラしてきた」ムカムカ
淡「もう怒ったぞがおーーーーーーーーーーー!!」
淡「…ふにゃ」ヘロヘロ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:11:24.31 ID:JPlqfASy0
淡「お腹すいたぁ〜」
淡「もう歩けない〜」
淡「けーたいはさっきゲームのやり過ぎで電池切れちゃったし」
淡「もう駄目だ〜。私はここで短い生涯を終えるのだ。短い人生だった。お父さんお母さん、テル、部活のみんな、ごめんね」
淡「美人薄命とはいうけど、こんな情けない死に方をした私を許してね?」
淡「せめてインハイで優勝してから死にたかったよ…」
淡「最後におっきいハンバーグステーキが食べたかった…ごはん大盛りで」
淡「あと美味しいビシソワーズが飲みたかったなぁ…」
淡「栄養バランスを考えてシーザーサラダも」
淡「デザートにはラデュレ サロン・ド・テ 銀座三越店のサントノレ・ローズ・フランボワーズ」
淡「マカロンも食べたい」
淡「ミルフィーユ・オ・ロムとかモンブランもいいよね」
淡「ああ、お腹すいたなぁ…」クスン
「ん?あれって…」
「どうかしましたか?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:14:19.70 ID:kMFz0IWE0
BLとホモは違うから
BLは美しいんだよ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:16:31.87 ID:+maXj6I+0
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:19:02.66 ID:BVJ1htB60
レズもホモじゃん
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:19:46.83 ID:JPlqfASy0
「すみません」
淡「…ん?」
「もし、このような所でへたり込まれて、如何なされましたか?」
淡「あれ…執事?」
ハギヨシ「お嬢さん?意識はございますか?」
淡「…」
「おーい。もしもーし」
淡(金髪の男子高生もいる…)
京太郎「どっか悪いんですかー」
ハギヨシ「須賀君。あまり大きな声を耳元で立ててはいけませんよ」
京太郎「おっとすみません」
淡(なんか、いつだったか読んだ小説の登場人物みたいな…)
淡(ああ、小説のキャラが出てくるなんて、ついにお迎えがきたのかなぁ…)
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:27:09.55 ID:JPlqfASy0
淡「お腹すいた…」
京太郎「はあ?」
ハギヨシ「ふむ…」
淡「…」
京太郎「なんだこいつ」
ハギヨシ「白糸台の制服を着ておりますし、インターハイの関係者といったところでしょうか」
京太郎「あ、そうなんですか?」
ハギヨシ「ええ。それにしても困りました。意識はあるようですが、立ち上がる気配が一向に感じられません」
京太郎「え?どっか悪いとか!?」
ハギヨシ「いえ、これはそういった気配でも無く…」
淡「お腹すいた…テルの馬鹿…スミレ先輩も馬鹿…たかみ先輩も亦野先輩も馬鹿。私をおいてみんなでどっかに行くなんて…」ブツブツ
ハギヨシ「拗ねていらっしゃるようです」
京太郎「拗ね…?」
ハギヨシ「ええ。ままならない事のあった衣様と同じような気配を感じますので」クスッ
淡「こーなったらもう怒った。私一人で美味しいもの食べてやる。お腹いっぱい食べてやる。みんなにはわけてあげないもんね…」ブツブツ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:29:50.86 ID:+Brbp8DeO
あわあわ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:30:16.22 ID:oo4L4QTyO
(かわいい)
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:33:07.10 ID:2fFgi0f80
アアン↑アンッアン↓アンッアアン↑アアッンアッ↑アッ↓アッ↑ア アン↑アンッアン↓アンッアアン↑アアッンアッ↑アッ↓アッ↑ア オンッ↑アオッ↓ アッオ↑(高音)
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:35:02.22 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「では、当面は」サッ
淡「!!」
京太郎「!?」
ハギヨシ「こちら、出来立ての中華饅となっております」
京太郎「出来立て!?どこから!?」
淡「これ、くれるの?」
ハギヨシ「ええ。どうやら先程から伺っているとお腹が空いていらっしゃるようですので。まずは小腹を満たして、それから少々お話出来ませんでしょうか」
淡「…」ジッ
京太郎「なんだよその目は」
ハギヨシ「そう警戒なさらないで結構。身分を証明いたします。私、龍門渕家にて執事を勤めている萩原と申します」
淡「ハギワラ…?」
ハギヨシ「ええ。そしてこちらが身分証。龍門渕家執事の名に賭けて後ろめたい事は致しません」ニコッ
京太郎「…須賀京太郎。この人のダチ。今日はタコスの作り方教えて貰うのに、材料の買い出しに一緒に来てたんだ」
淡「ハギワラ…キョウタロウ…」ブツブツ
淡「…あ、中華饅はもらってもいいよ」パクッ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:38:30.28 ID:+maXj6I+0
しえ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:40:23.38 ID:aQJCnMMki
きょうちゃんの口がすごく悪いwww
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:40:52.66 ID:TqmZAuLJ0
照はあっちで俺とお菓子食べようね
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:43:02.84 ID:JPlqfASy0
淡(…なにこれすごくおいしい)モグモグ
ハギヨシ「さて、それでは食べながらで結構ですので、質問をよろしいですか?」
淡「はむはむ」コクン
ハギヨシ「ありがとうございます。では、まずお嬢さんが先程蹲っていらっしゃった理由を伺いたい」
淡「ほひゃはへっへふはへははら」モグモグ
ハギヨシ「なるほど。空腹で疲れ果ててしまってですか」
京太郎(さっぱりわかんねぇ!)
ハギヨシ「では、何故空腹で動けなくなるまで、一人で斯様な場所で?」
淡「へふーはひひほいへはへは」ムシャムシャ
ハギヨシ「成る程。照という方達に置いてけぼりにされてしまったのですか。と言うことは迷子でしょうか?」
淡「ひはふ!ひんはははいほひはっはほ!」
ハギヨシ「これは失礼。迷子になったのはお嬢さんではなく、他の方々でしたか」
淡「ごくん…そうだよ!」プンプン!
京太郎(ああ。こりゃガキだ)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:44:09.83 ID:kMFz0IWE0
食事語
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:46:33.43 ID:Tj0lGwyA0
さすがハギヨシ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:48:16.32 ID:QgvzFvKG0
あ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:49:46.46 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「となると、迷子になった連れの皆様を探して差し上げなくてはいけませんね」
淡「…」プクッ
ハギヨシ「おや、如何されました?」
淡「いいよ。どうせみんな私のこと置いて美味しいもの食べにでも行ったんだ」
京太郎(まだ拗ねてるし)
ハギヨシ「はあ…」
淡「もういいっ!私も美味しいもの食べて帰るもん!」
京太郎「いやいや、それはまずいだろ」
淡「まずくない!美味しいもの!」
京太郎「そうじゃなくて!」
ハギヨシ「須賀君。駄目ですよこういう時相手を刺激しては」ヒソヒソ
京太郎「す、すみません…」
淡(執事の方が金髪の耳元でなんか囁いてる…)
淡(小説で読んだのと一緒だ!)
淡(ハギワラがベッドで京太郎の耳元で愛を囁くってやつ!)
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:51:07.14 ID:7QWkEI110
カンちゃn……いや、なんでもない
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:55:26.61 ID:JPlqfASy0
淡「…」ジーッ
ハギヨシ「どうかされましたか?」
淡「あ、い、いやなんでもないよ」フルフル
淡(そういえば名前も一緒だ…)
淡(もしかしてモデルとかだったりして)
淡(って、まさかね。そんなの偶然偶然)
淡「それより、おまんじゅうありがとね。私美味しいご飯食べて帰るから」
京太郎「それは良いけど、帰り道わかんのか?」
淡「わかりますー!天才ですー!」
ハギヨシ(ああ、これは意地を張っていますねぇ)
淡「ちゃんと美味しいご飯食べて、電車に乗って、帰れますー!」
京太郎「ならいいけど…」
ハギヨシ「お嬢さん、ところで」
淡「ん?」
京太郎「ハギヨシさん?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:04:11.25 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「お手持ちは如何程ございますか?」
淡「え?」
ハギヨシ「いえ、一応」
淡「えっと…」ゴソゴソ
淡「…200えん」
京太郎「ガキの使いかっ!」
淡「あれ?確かSuicaのチャージもしてなかったし、これって電車賃足りないんじゃ…」
淡「…」ウルッ
京太郎「ちょっと!ハギヨシさんどうします!なんかこいつめんどくさいですよ!」ヒソヒソ
ハギヨシ「そうですねぇ…」
淡(あ。今度は金髪の方が執事の耳元で囁いてる。これも小説で読んだやつだ)
ハギヨシ「やはりここはお連れの方に連絡を取るというのは…」
淡「むう…。でもみんなは美味しいご飯食べてるのに…」
ハギヨシ「美味しい料理でしたら、私がなんとか致しますから」
京太郎「ハギヨシさん?」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:05:47.26 ID:d34iwd+o0
しえん
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:06:11.22 ID:Or3WQ5Za0
魔物はみんな腐ってるって風潮
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:09:47.72 ID:7QWkEI110
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:10:03.94 ID:JPlqfASy0
淡「えっ?ほんと?それなら…」
淡(確か小説だとハギワラの手料理はすっごく美味しいんだよね)
ハギヨシ「ええ。ただ、お連れの方々がお嬢さんに黙ってお食事をされているなら、ですが」
京太郎「ハギヨシさん。何言ってるんですか?やばいですって。こいつ可愛いけど絶対変なやつですよ」ヒソヒソ
ハギヨシ「まあまあ。お連れの方々なら彼女が迷子になっていると知って勝手に食事をなされている事はありますまい。きっと今頃必死で探していらっしゃいますよ」ヒソヒソ
淡(男同士でまたヒソヒソ話…それに金髪の方、ちょっと嫌がってる?まさか私に執事を取られると勘違いして…)
淡(はっ!まさか嫉妬!?)
淡「あ、でも携帯電池切れてて…」
ハギヨシ「機種はなんでしょうか?各種取りそろえてございます」サッ
淡「マジで!?」
京太郎「すげえ!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:11:04.93 ID:7QWkEI110
順調に毒されてきてる
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:15:41.71 ID:JPlqfASy0
淡「…はい。はい。ごめんなさいスミレ先輩。うん、今は○○って建物の近くに居て…うん。ありがと。待ってる」
淡「…」ピッ
ハギヨシ「どうでしたか?」
淡「怒られた」
ハギヨシ「心配されたでしょう」
淡「うん。迎えに来てくれるって」
ハギヨシ「そうでしたか。どれくらいで?」
淡「20分くらいだと思うって」
ハギヨシ「そうですか」
淡「…みんなご飯も食べずに探してくれてたって。迷惑かけちゃった。嫌われたかも…」
京太郎「まあ、ドンマイ。俺の知り合いにもすっげー方向音痴が居てさ。しょっちゅう迷子になるもんだからよく探しに行くんだけど」
淡「…うん」
京太郎「それでもまあ、なんだかんだ大切な友達だから。探しに行くときはこのやろー!って思うけどよ」
淡「…うん。ありがと」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:21:17.98 ID:+maXj6I+0
しえ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:22:12.05 ID:kMFz0IWE0
腐女子っぽい子
咲さん、ともきー、たかみー、フナQ、豊音
あと劔谷のほとんど
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:23:30.39 ID:JPlqfASy0
京太郎「…ま、なんだかんだあいつ探しに行く時は俺もみんなの力になれてるって実感が合って、ちょっと嬉しかったりもするし…」モゴモゴ
ハギヨシ「おやおや。初めてそんな話を聞きましたよ」クスッ
京太郎「へっ!?」ビクッ
ハギヨシ「いつもは文句ばかり言っていらっしゃるのに、これは宮永様に報告しなくてはなりませんかね」クスクス
京太郎「ちょ、止めて下さいよハギヨシさん。後生ですから」
ハギヨシ「さあどうしまましょうかねぇ」
京太郎「そんなー」
淡(弱みを握られ、執事の袖に取り縋る金髪…)
淡(こ、これは…)
ハギヨシ「衣様経由で伺っておりますよ?須賀君は普段彼女に関してはドン臭いだおっちょこちょいだ言ってからかってばかりいると」
京太郎「そ、それは本当だからいいんですって」
淡(弱みを握られて逆らえなくされてから調教に入る黄金パターン!!)
ハギヨシ「普段からもう少し優しく接して差し上げれば良いのに」
京太郎「そんな事言ったって…今更照れくさいじゃないですか」
淡(金髪が照れ始めた!)
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:24:43.33 ID:Cr1vENEb0
京太郎可愛過ぎヒロインかよwww
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:26:58.22 ID:UehIlA8F0
あわあわ才能がありすぎた
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:27:00.97 ID:j694TbgPO
あわあわが汚染され照
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:28:28.50 ID:Q+eh7gkz0
このあわあわは出来損ないだ、食べられないよ
腐ってやがる、早すぎたんだ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:30:12.89 ID:LVA3pqyy0
淡「ホモが嫌いな女の子なんていません」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:32:02.60 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「素直に成ることも大切ですよ。特に君達くらいの年齢だとね」ポンポン
京太郎「わぷ…」
淡「!!」
淡(頭を軽く叩いた!?髪の毛を触るって、確か心理学では性行為に及んでもいいっていうくらい好きな相手だっていうサイン!)
京太郎「もう。本当に止めて下さいって。またそんな子供扱いして…」
淡(金髪も子供扱いが不満なだけでまんざらでもなさそうだし!)
淡(これはやっぱりそうだよ!)
淡(二人はできてる!)
ハギヨシ「何をおっしゃいます。素直になれない子なんてまだまだ子供です。私から見たらね」
京太郎「そんなもんなんですかねぇ…」
ハギヨシ「ええ。可愛いものです」
淡(うわわ。素直に馴れない金髪が可愛いと思う、大人の執事…)ドキドキ
淡(役満だよテルー…)
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:32:35.50 ID:7QWkEI110
このあわあわもうダメだwww
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:36:37.47 ID:oo4L4QTyO
このあわあわ十三不塔だよぉ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:41:37.61 ID:LVA3pqyy0
このあわあわに一気通貫ブチこみたいよぉ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:41:41.93 ID:Or3WQ5Za0
たかみーはアイスティー飲んでるのか
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:42:18.67 ID:TqmZAuLJ0
全ての照とお菓子食べたい
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:43:44.58 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「おっと、お嬢さんには退屈な話だったでしょうか」
京太郎「そ、そうだよ。この子には咲の事何にも関係ないだろ」
ハギヨシ「これは失礼を。須賀君もまあそう怒らないで下さい」クスクス
淡(サキ?他の女の名前出されて怒るなんて、どんどん確信が深まってくよテルー!)
ハギヨシ「さて、それではあと10分程でしょうか」
京太郎「まあ、辺りも暗くなってきたし女の子一人残しとくわけには行かないですよね」
淡「あ、私の事心配してくれてたんだ。ありがと…」
ハギヨシ「いえ。紳士として当然の事です」
京太郎「しょうがないっすね。タコスの食材どうしましょうか?」
ハギヨシ「勿論買いに行きますよ。美味しいタコスを作るための練習、君が言い出したんでしょう?時間も余り無いそうではないですか」
京太郎「まあ、それはそうなんですけど…でも今から買って帰っても作る時間あります?」
ハギヨシ「練習されるなら夜でもお付き合いしますよ。タコス力というのは美味しいタコス程持続するのでしょう?優勝のための原動力の一つになれると良いですね」
京太郎「どうもすみません…」
ハギヨシ「皆様の悲願の達成は、お嬢様の望みでもあります。お気になさらず」
淡(夜に突き合う!?)
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:45:26.45 ID:LVA3pqyy0
淡ちゃんとも突き合いたい
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:52:04.68 ID:JPlqfASy0
淡「」フラッ
ハギヨシ「おっと、大丈夫ですか?」サッ
淡「はっ!」
淡「あっ!ご、ごめんなさい!!」
淡(私としたことが、一瞬余りの衝撃で意識が飛んでしまった!)
淡(あまつさえ、倒れそうになったところを身体を支えて貰うなんて!紳士の執事さんにしたら当然のことかもしれないけど)
淡「…」チラッ
京太郎「やっぱり凄いなぁハギヨシさんは。こういう時にすっと動けるのが格好良い」
ハギヨシ「よしてください。執事としては当然の事です」
京太郎「ちょっと嫉妬しちゃいますよ。そうやってイケメンな上に紳士然と振る舞うからモテるモテる。今日も一緒に歩いてたらハギヨシさんだけ逆ナンされまくるし」
ハギヨシ「そうでしたか?」
京太郎「とぼけちゃってー。大人のお姉さんたちに誘われてたでしょ!いいなー!くっそ〜!うらやましー!」
ハギヨシ「あ、いや…なんだかすみません…」
淡(ほら!やっぱり金髪君を嫉妬させちゃった!ごめん金髪君!!)
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:53:38.51 ID:7QWkEI110
ひょっとしてこのあわあわ俺と違うもん見てんじゃね?
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:53:43.02 ID:Cr1vENEb0
金髪と金髪で黒を挟んで金髪に変えよう
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:53:51.60 ID:kMFz0IWE0
いいわ〜
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 04:57:10.67 ID:JPlqfASy0
菫「おーい。淡ー!」
淡「あ…」
ハギヨシ「おや、お迎えがきたようですよ?」
淡「スミレせんぱーーーい!!」
京太郎「うお。すっげぇ美人…ダメ元でナンパしてみようかな」
ハギヨシ「駄目ですよ?こういう時に声をかけるのはフェアじゃありません」
京太郎「うぐ…」
淡(執事さんも嫉妬してあげてる!)
菫「この馬鹿!」
淡「す、すみません…」
菫「まったく、どこほっつき歩いてた」
淡「それが、気付いたらみんなとはぐれちゃってて、携帯も電池切れてて…」
菫「仕方のない奴だなぁ…」
ハギヨシ「まあそう怒らないであげてください」
菫「あなた方は…」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:01:26.95 ID:JPlqfASy0
淡「あ。この人達がね、電話の電池貸してくれたんだよ」
菫「そうだったのか…執事?」
ハギヨシ「ええ。執事で御座います」
菫「…」
ハギヨシ「どうかされましたか?」
菫「あ、いえ…」
京太郎「きっとハギヨシさんに一目惚れしたんですよ」ヒソヒソ
ハギヨシ「馬鹿な事を言わない」
淡「スミレ先輩?」
菫(執事に…金髪の学生?)
淡「ねーねー。どーかした?」グイグイ
菫「あ、いや…なんでもない」
淡「むー…」
淡(やめてよね、スミレ先輩。二人の恋路邪魔したらテルーと二人で結託してやっつけるからね)
スミレ(まさか、な…)
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:03:13.96 ID:LVA3pqyy0
京太郎「菫さんに僕のケツの穴をシャープシュートして頂きたい(キリッ」
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:03:19.20 ID:kMFz0IWE0
二人がモデルになってるとしたら書いたのは……あ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:03:46.05 ID:7QWkEI110
その小説絶対8の倍数ページくらいしかないだろ
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:08:36.68 ID:JPlqfASy0
ハギヨシ「では我々はこれで」
京太郎「もう迷うなよ〜」
淡「あ…う、うん。ありがと…」
菫「どうもご迷惑を御掛け致しました」ペコリ
ハギヨシ「いえ。困っている少女の力になるのは紳士としての義務です。お力になれたようで何より」
菫「そうですか。もし出来れば後日お礼の手紙でも、と思ったのですが」
ハギヨシ「それも結構。袖触れ合うのも多生の縁と申します。これも何か縁有っての事だったのでしょう」
菫「それではせめてお名前を。それくらい伺ってもよろしいでしょう?私は白糸台高校の弘世菫と申します」
ハギヨシ「そうですね…」
京太郎「それくらい、いいんじゃないですか?」
ハギヨシ「わかりました。では、私の名は萩原。そしてこちらの少年が…」
京太郎「須賀京太郎です」
菫「え゙」
ハギヨシ「では、今度こそ本当にこれで。縁があればまたお会いすることも御座いましょう。失礼」
京太郎「どうもー」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:10:57.28 ID:PEwkcMbW0
C
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:11:51.40 ID:JPlqfASy0
菫「…」
淡「行っちゃったねー」
菫「…なあ。淡」
淡「んー?どうしたのスミレ先輩。早く帰ろ?お腹すいた」
菫「…」
淡「スミレ先輩?」
菫「ちょっと聞いていいか」
淡「なんなりと!」
菫「…」
淡「なんでも答えるよ〜」
菫「…」
菫「どっちが攻めっぽかった?」
淡「執事の方!」
菫「…」
菫「…そうか」
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:16:02.66 ID:2bRIA+LV0
菫も腐りかけてるのか…
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:17:07.29 ID:LVA3pqyy0
照(…そうか じゃねーよ)
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:24:22.24 ID:JPlqfASy0
淡「おなっかへったー。おなっかへったー」ピョンピョン
菫(まさかあの小説にモデルが居たとはな…)トボトボ
淡「スミレ先輩!帰る前にコンビニでお菓子買ってていい?」
菫「皆と合流したら外食に行くんだから程々にな」
淡「かしこまり!」
菫(しかもほぼ同名とか…)
淡「何買おっかな〜。ポッキーと〜。チョコと〜。ポテチ!あ、でもお金今無いんだった!スミレ先輩貸してくれません!?」
菫「それは駄目だ」
菫(どこの悪鬼羅刹だあの本書いたのは)
淡「ぶー…ケチー」
菫(製本は市販の同レベルなのに対し文章が糞だったから同人だと言うのは分かったが)
菫「ケチじゃない。言ったろう、これから外食だって」
菫(私は照に「菫なら信頼できるから」と読まされたのが運の尽きだった。最初はあいつがこっそり作った本だったのかとも思ったが違うらしいし)
淡「あ、そういえばさっき言ってたよね。みんな待っててくれたんだ」
菫(まさか照以外にあんな趣味の人間が他に居るのかと思ったら、尭深に引き続き淡まで洗脳されてしまったし。…誠子はドン引きで、照に拒絶されるトラウマを植えつけたようだが)
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:25:28.61 ID:oo4L4QTyO
きゅふふふふふ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:25:36.01 ID:hQ7MVbYy0
花田煌ちゃんとすばらなデートしたい
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:28:35.56 ID:7QWkEI110
このあわあわは本田、長友を欠いた日本代表についていかがお考えなのか是非ともご意見を伺いたい
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:29:10.00 ID:2fFgi0f80
かしこまり!(KBTIT)
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:29:41.49 ID:JPlqfASy0
菫「ああ。そうだぞ」
淡「わーい」
菫(まあ、ともかくあの二人の側に邪な奴が居ることはわかった)
菫(あの二人には非常に気の毒な事だが…)
菫「さあ、淡。いつまでも遊んでいないでそろそろ行くぞ」
淡「は〜〜い」
菫(その、なんだ。頑張れ)
?「きゅふふふふ」
終わり
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:30:31.32 ID:JPlqfASy0
カンちゃんとは関係ないです(半ギレ)
もうネルソン
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:30:43.48 ID:Or3WQ5Za0
きゅふっ☆
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:31:05.90 ID:7QWkEI110
乙
朝は起きる時間だぞ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:36:47.19 ID:PEwkcMbW0
腐った咲さんが実は京ちゃん大好きなヤンデレという風潮
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:38:53.79 ID:f/A2YGbt0
でも嫌いな人がモデルじゃ絶対ハッピーエンドには出来ないよな。
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 05:50:44.22 ID:LVA3pqyy0
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 06:31:58.66 ID:PEwkcMbW0
ほ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 06:44:12.96 ID:f2oXx77wO
あわあわ可愛いすぎィ!
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 07:13:06.44 ID:PEwkcMbW0
ぬ
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ぬぬ