1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
中台・日台関係・それ以外、台湾の文化とかなんでも!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:21:28.35 ID:XG0efnJR0
もやし好き?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:22:08.51 ID:b53UI8r30
今度タイ行くんだ〜楽しみ〜
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:22:34.39 ID:lNEsqhHm0
1です。
代行ありがとうございました!
アメリカは潜水艦売ると思いますか?
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:24:30.06 ID:R9n+N7ox0
親日派と親中派は何割くらいいる?
もちろんどちらでもない人や両方の人もいるとは思うけど
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:26:03.17 ID:lNEsqhHm0
>>5 うーん。
大分長いことほったらかしにされているけども、
台湾は喉から手が出るほど欲しいことは、アメリカに何度も伝えてる。
けれども、これがF-16の時程、表立って大きな話にならないあたりをみると可能性は低いと思う。
どうして台湾人は韓国人を嫌っているのですか?
嫌いになった理由はビジネスのトラブルだけじゃ無い気がする。
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:30:27.04 ID:lNEsqhHm0
>>6 単純に親日派と親中派と分けられる構図ではない。
よく外省人が親中と言われるけれども、この人たちはそもそも共産党と死闘を繰り広げてきた。むしろ、本省人よりも大陸嫌いな人もいる。
なおかつ、若い世代は省籍矛盾(本省人と外省人の対立)をほとんど感じず、自分達は台湾で生まれたから台湾人と感じてる。
それを踏まえた上で、経済的な欲求などから大陸と付き合いたいと思っている人たちは、少なく見積もって過半数いると考えられる。
親日に関しては、もはや社会構造が親日的。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:32:02.85 ID:lNEsqhHm0
>>9 親日について補足
台湾における「親日」は、若い世代と中間世代、日本統治を経験した世代で、質的にも割合的にも異なると考えられる。
詳しくは後から書くかも。
台湾って何普段食べてるの?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:33:30.22 ID:R9n+N7ox0
社会構造が親日ってのをもう少し詳しく知りたい
中国が商売相手として魅力的ってのは分かる
太平洋側に高速鉄道は作らないの?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:35:12.69 ID:lNEsqhHm0
>>8 一般的、「台湾(中華民国)との断交しない代わりに、韓国製品を買え」と韓国がいって、直後に断交という経緯が語られる場合が多い。
これは日本でも台湾でも。
けれども、最近の嫌韓(といっても日本程ではない、一般的にはそれほど)は、テコンドーの試合での「不正」が引き金。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:36:24.76 ID:V1nNXSlO0
どこで研究してるの?
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:38:18.96 ID:lNEsqhHm0
>>11 中産階級まではほぼ毎色が外食。
牛肉麺とかルーローファンとか。
朝食はお粥とか麺包(パン)とかを買い食い。
>>13 いま絶賛電化中。
日本の車両がどんどん投入されてる。
高速鉄道の計画は今のところない。
>>12 ちょっと書き溜めてきます。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:40:48.85 ID:Si+sEqS5O
ハーリーズーとやらの存在は台湾で感じる?
それともネット限定?
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:47:18.36 ID:lNEsqhHm0
>>12 80年代後半以降の民主化と共に台湾アイデンティティーが強調され始めた。
俗にいう「台湾化」。
それまで学校では中国史しか習わず、台湾史はほとんど教えられなかった。
しかし、台湾化によって台湾の歴史が授業でも大きく取り上げられるようになる。
そのときに、日本統治が台湾の近代化に与えた影響を評価されだした。
同時に、今まで禁止されていた日本語での会話等も解禁され、と同時に昔のことに思いを馳せる日本語世代の郷愁というかそういうものも大きくなってきた。
李登輝総統、個人がかなりの親日家という点も非常に大きい。
90年代に、日本のテレビが解禁されると、若い世代にも大ブームになる。
言語的に断絶されたと言える孫世代と「日本」を通して共感できる社会が誕生したとも言える。
(*日本語世代は台湾語と日本語、孫世代は北京語しか話せないことが多い)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:49:37.21 ID:dolTHyBlP
台湾鉄道一周の旅に行きたいのだけれども参考になる本やサイトある?
中国の海警のマークが日本の海保と似てんのは誰得なのですか?
台湾の漁船が見間違えたって拿捕されるってよくあるのですか?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:50:26.83 ID:lNEsqhHm0
>>15 現在は日本で。
8月以降は台湾の研究所(大学院)に移ります。
>>17 ハーリーズーはもはや死後化してるのでは?とは思う。
「日本がとにかく好き」っていう若い人はかなり多い。
クラスに熱狂的な日本オタクが2、3人は確実にいる感じ。
(おそらく。やっぱり日本人だから周りの台湾人は日本好きばっかりになってしまいう…)
中国語勉強したら通じる?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:50:39.56 ID:R9n+N7ox0
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:54:10.79 ID:lNEsqhHm0
>>19 うーん
台北ナビっていうのが、一番メジャーなサイトだからそこか…
あとは4travelってとこの口コミ(?)ブログ(?)を見てみるか。
実は自分自身も、鉄道で台湾を一周したけど、特にあれこれ計画していったわけではないからな…
あ、台湾の地図と時刻表をコンビニで買うことをお忘れなく!
それがあれば、なんとかなる!
漢字やから普通の日本人でも時刻表とか読めるから!
>>20 誰得かはしらないw
台湾の漁船が拿捕されるなんてことはかなり稀。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:56:25.16 ID:R9n+N7ox0
ん、今台湾行けばモテモテなんじゃね?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:57:14.43 ID:dolTHyBlP
>>24 ありがとう
俺も無計画に行こうと思ってる
宿だけが心配なんだわ
軍事政権時代の賠償を求める裁判とかを起こしたりする人います?
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 00:57:54.55 ID:lNEsqhHm0
>>22 付け焼き刃でも、喋ると喜ばれる!
台湾語(閩南語)とか台湾風の北京語ならなおさら!
(例えば、ウォーシーリーベンレン<我是日本人>のところをグォースーズーベンランみたいに発音するのが台湾風の北京語)
でも、観光地では大概日本語が通じるから…笑
あと台湾人の英語力は日本人のそれよりも…残念w
ビビアン・スーは今は中国との架け橋になろうと本土での仕事を増やしてるとなんかで読みましたが、ビビアン・スーはその後いかがしてますか?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:00:33.95 ID:7Zu7U9Gm0
なぜ台湾
台湾ラーメンって日本発祥って本当なの?w
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:05:38.00 ID:lNEsqhHm0
>>25 北東アジア顔は好かれるから、日本よりモテることは間違いない。
けど、「今」ってことはなく、そもそも日本は「酷」(ku=cool=カッコいい)
>>26 宿は当日でもなんとかなることが多い。
あと台湾はラブホテルとビジネスホテルの違いが曖昧やから、おかしなホテルでも気にせず泊まってくれww
東部だけはとっていったほうがいいかもしれん。
個人的にはtripadvisorで宿をしらべることが多い(参考までに)
>>27 昔そういう動きがあったけど(228事件がらみで)、もうないんじゃないかな。確か。
最近、そういう視点を忘れてた(使い古されてて)。
思い起こさせてくれて有り難うございます。
研究の糧にします。
メリダの自転車を全然見ないですが潰れそうとかはないですか?
昔はブリジストンの低価格のロードレーサーを作ってたりしてましたが。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:10:38.01 ID:hTMqEEA00
大陸にある金なんとかって島、なんであれ維持できるの?普通に考えたら秒殺モンだけど
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:10:59.29 ID:16ZnW4PG0
マーインチウって中国の犬だよな
少数民族の保護政策とかあるんですか?
日本の部落利権みたいになってたりしますか?
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:13:57.54 ID:lNEsqhHm0
>>29 うーん、どうなんでしょう。
あまり知らないけど、日本に来たり、戻ったり。
元々、台湾芸能界自体が香港とか大陸に進出することが多いから、架け橋云々はただの宣伝文句として言っただけでしょう。
>>30 理由はかなり多くあるけども、主要な理由をまとめてあげるなら…
1. 米国留学中に「台湾放棄論(Abandon Taiwan)」がニューヨークタイムス、フォーリンアフェイアーズ等々に掲載され、議論になる
2. 米国にとっては遠い台湾も、日本にとっては近く、安全保障上なくてはならない
3. 台湾海峡における米国のプレゼンスの低下があるならば、日本が負う役割が増えるだろうと推測
4. けれども、その重要性に反して、日本人の台湾に対する認識があまりにもお粗末、研究者も多くない
5. 台湾に行って、台湾人の日本に対する理解度に驚愕し、日台関係の非対称性をさらに思い知る
6. よしやろう
(スレタテしたのも、「外省人ガー」「馬英九ガー」っていうレベルの低い議論をまとめサイトで見て、悲しくなったから)
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:17:15.78 ID:ZK4nw4tR0
もっと外省人について詳しく
昔、よく中国が2012年頃に台湾進行するって話があったけど
台湾自身はどう受け止めていてどう対処していったの?
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:20:12.75 ID:lNEsqhHm0
>>33 台湾では見かけるけれども、やっぱりジャイアントが目につきます。
潰れるかどうかは???って感じ。
多分、大丈夫じゃないかと。
>>34 昔、国民党が死守した。
その時には蒋介石に恩義を感じた旧日本軍将校が参謀として活躍してた!
最近までは公式に認められてこなかったけど、確か去年、馬英九が遺族とお礼と言うか挨拶をかわした。
んで、おそらく解放軍に島をとる実力はあるけど、そんなことしたら今までの対台湾政策は全部ぱあ。
ECFAもなくなるし、それ以外の両岸交流も全てストップ。
それだけでなく、アメリカの介入もありえる。
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:20:40.08 ID:28zfm1y40
Formosa Betrayed っていう本 読んだことある?
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:28:57.72 ID:lNEsqhHm0
>>35 馬英九はそんな馬鹿じゃない。
現実的に、台湾の利益を最大化することができる希有な政治家。
李登輝さんとも比べても、そこまで悪いわけじゃない。
ECFAを推進する一方で、ちゃっかりアメリカから史上最大規模の武器を購入する。
尖閣諸島の問題でも、「中国と一切連携しない、日台漁業交渉に口出しするな」とはっきり明言してる。
>>36 あるし、利権とか悪いイメージは全くない。
そもそも、台湾人が自分の「台湾人」としてのアイデンティティを突き詰める時に、なにが中国人と違うのかを考える。
そこで出て来るのが、「自分には原住民の血が微々たるものだとしても流れている!」とか、元々台湾にずっといた原住民の文化とかに行き着く。
だから、みんな原住民を大切にする。
アイデンティティの拠り所だから。
>>38 なにを詳しく?
>>39 ほとんど相手にされてない(可能性はほとんどないと考えられてたから)
そんなことをすれば
>>40でも書いたけど、胡錦濤・温家宝体制でECFAまでこぎ着けられ成功していた対台湾政策がパア。
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:30:19.79 ID:lNEsqhHm0
>>41 読みたいリストに入ってる!
読んだことは残念ながらない…
すぎむらしんいちのディアスポリスで、
大陸からきた密入国者がマフィアから戸籍買ったりしてましたが、そんなことあるんですか?
マフィアってどれくらいの勢力なのですか?
蛇頭とか武装強盗が問題になったりしてますか?
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:41:49.88 ID:lNEsqhHm0
>>44 あーありえると思う。
台湾ヤクザの勢力は未だに強い。
政治家がヤクザの葬式に普通に出席する。
それを批判する人もほとんどない。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 01:51:32.97 ID:lNEsqhHm0
保守
おちそうで怖い
折角そこそこ続いたのに
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:01:55.46 ID:izRjhVqf0
台湾マフィアってなんでそんな巨大化したの?
とりあえず、俺はもう質問思いつかないw
とても勉強になりました。
また立てて
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:07:35.80 ID:lNEsqhHm0
>>48 ありがとうございます
是非いっかい台湾いってみてくださいね
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:10:33.59 ID:8Bs7qIAg0
ちょっと茫漠とした質問なんだけど
尖閣問題や慰安婦問題があるのに
日台関係がなんというか、アメリカとイギリスみたいに
切っても切れないような関係にまでなれると思いますか?
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:19:06.01 ID:lNEsqhHm0
>>50 落ちそうだから簡潔に答えるけど、「既になってる」。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:20:07.46 ID:izRjhVqf0
俺の質問ってなんか悪かった?
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:24:21.84 ID:lNEsqhHm0
>>50 大陸は統一が果たせない限り、台湾に銃を向け続ける可能性が高い。
けれども、台湾の中で大陸との統一を望む人なんて、限りなく少数派。
そして、台湾の防衛をするのはアメリカ。
でも、そのプレゼンスが低下してるから、日本にも協力してほしい。
日本は日本で台湾を失うことは、安全保障上絶対に容認できない。
国民感情以前に、こういう地政学上の背景がある。
お互いにお互いが必要。
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:25:37.33 ID:lNEsqhHm0
>>52 ごめんなさい。
見落としてました…
今から答えます。
>>53 ほんと、日本でも地政学は教えるべきなんだよなぁ〜
しかし、日本で教えちゃうと前の大戦は仕方なかったってことに行き着くから
とある連中が教えたがらない・・・
で、現在の世界情勢音痴の連中ばかりになってる・・・
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:29:20.52 ID:DdTLTZ5s0
大陸のテレビ見てると東南アジアやチベット、台湾、少数民族の芸能人がわりと平和に共演してるけど、
実際政治的にその手の人達の反感を買わないためやってるとも聞くんだけど台湾的にはどうなの?
あと台湾訛りがわかる気がしないんだけど北京語で話しても通じる?
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:34:53.71 ID:lNEsqhHm0
>>47 拡大化の背景には次の2つが考えられる。
1. 省籍矛盾(本省人と外省人の対立)によるイジメ等々、構成員が排出される環境があった
2. 戒厳令下において国民党が利用した
外省人=統治者というイメージも強いけど、実際には「困窮した敗戦国の国民」である人々も多かった。
更に、言葉の通じない台湾で少数派の外省人はお互いに支えあう為に利益団体を作り上げる。
これが、外省人ヤクザの典型的な成り立ち。
そして、彼らは香港マフィア等とも密接な関係を持ち始める。
これに対して、地元ヤクザ(本省人)が対抗する。
それで、抗争が激化。
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:37:59.86 ID:lNEsqhHm0
>>56 >台湾的にはどうなの?
ってことだけれども、そもそも大陸のテレビを台湾人はほとんど見ないからなんともw
別に、大陸の人と台湾人が個人的に仲良くすることに目くじら立てる人は一般的ではない。
北京語で十分通じる!
ただ、年寄り世代は聞き取り辛いかもしれない。
そんな時には日本語を喋ると通じる可能性があるw
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:40:40.58 ID:izRjhVqf0
個人的に台湾は一つの島の中に二つの民族国家が存在する印象がある
というのは、台湾を支配する中華民国(漢民族)と純粋な台湾人からなる「台湾(国)」の二つの国が入り混じったような感じだ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 02:51:34.30 ID:lNEsqhHm0
>>60 つまり外省人が想像する中華民国と、本省人が想像する台湾国があるということでしょうか?
その認識は間違ってないと思います。
けれども、本省人と一口にいっても閩南系と客家系で認識は違っているし、原住民の台湾に対する認識も様々。
二分法では考えられないと思います。
そもそも「民族国家」って、なにを指してるんですか?
すごく批判してるような書き方になってしましましたが、単純な質問として。
個人的に、台湾の中で主流な国家認識は「中華民国在台湾」であると思います。
台湾は即ち中華民国で、それはかつて大陸全土までを支配した中華民国を指すのではなく、大陸は中華人民共和国、台湾は中華民国という2つの中国がある。
でも、できることなら「台湾」と名乗りたいけど、公的には「中華民国」でええんやない?
そういう考え方。
>つまり外省人が想像する中華民国と、本省人が想像する台湾国があるということでしょうか?
その通りでもありますし、大半の日本人が台湾を「中華民国」ではなく「台湾国」と認識しているような感じがあるのです
>「民族国家」・・・おかしな言い方になってしまいすみません
台湾には中華民国人と台湾人という「二つの国民」がいると表現したかったのです
もちろん台湾の山間部には昔から少数民族が多数いますが、個人的に私が彼らを見て思ったことなのですが、
彼らは中華民国人というより台湾人として生きているという、そういった認識をしました
昔あった、オーストリア・ハンガリー帝国とかチェコスロヴァキア共和国とか、一つの国に二つの国民が存在するような気分ですかね
>でも、できることなら「台湾」と名乗りたいけど、公的には「中華民国」でええんやない?
実際のところは、そうですね
将来的に中華民国から、「公的」にも台湾国が生まれる可能性ってあるのですかね
つまり、中国大陸から来た一族が中華から縁を切り台湾に帰化したうえで、新しく多文化国家として生まれる可能性はあるのか
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:09:51.26 ID:lNEsqhHm0
>>62 おそらく、「中華民国人」として生きている人は、台湾でもかなりの少数派ですよ。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:18:20.62 ID:lNEsqhHm0
台湾って蒋介石来る迄はどんな国だったの?沖縄みたいな感じ?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/31(日) 03:28:53.17 ID:lNEsqhHm0
>>62 今書き込んだurlを見てもらいたいんですが、ここでいう「中国人」には2つの意味合いがあると思います。
1つは、仰る通りの「中華民国人」という国籍としての「中国人」。
2つめは、「華人」というエスニックグループとしての「中国人」。
「中華民国人」という国籍だと認識していても、その中華民国が即ち「台湾国」だと看做している可能性も高いです。
また、エスニックグループとして「台湾人」と同時に認識している可能性もあります。
いずれにせよ、もはや現在の台湾で純然たる「中華民国人」を認識する人々はほとんど見られません。
>将来的に中華民国から、「公的」にも台湾国が生まれる可能性ってあるのですかね
残念ながらないでしょう。
その試みは民進党政権時代に何度か行われましたが、結局対外的・内的制約から結局不可能でした。
現在では、民進党でも「台湾は中華民国であり、すでに独立した国家」という意見が主流です。
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>65 そうですね。
ざっと説明しますね。
1. 先史時代は原住民と漢民族系の海賊が拠点としてました。
2. その後、オランダが貿易ルート開拓の為に台湾に目を付け、植民地支配を開始(但し、基本的に西部のみ)
3. 明の臣下であり、漢民族系の海賊の息子である鄭成功(平戸生まれ・母親は日本人)によって、オランダが駆逐される
4. 大陸では清(満洲族の国)が成立しており、鄭成功が台湾を拠点に抵抗運動を行う
5. しかし、鄭成功の息子の時代に、清に破れてしまう
6. 清は台湾の統治に力を入れず、西部の一部を掌握するだけ
(この頃はマラリアや風土病が流行しており、台湾は誰も近づきたくないような場所だった)
7. 欧米列強が極東に本格進出してくりにあたり、清は台湾の地政学・地経学上の価値を認識
8. 1885年に台湾省を置いて統治に本腰を入れようとしたところに日清戦争
9. 1895年、日本の統治下に入る