1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:55:22.58 ID:yDzV3k3S0
大学受験に敗れ、意中の女子にふられてしまった俺の
一年半に及ぶ恋の物語…聞いてくれないか?
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:55:40.79 ID:pe1FTBhN0
どうぞ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:56:01.87 ID:XBs2sWQN0
話せよ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:56:20.26 ID:9v7vMoXt0
アフィ用創作スレの可能性が高いとでました
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:56:35.99 ID:E5LRq7AMO
聞くだけ聞いてやる
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:56:50.85 ID:vdcvXO9r0
全裸待機
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:57:32.31 ID:fniti4sW0
卵かけごはんには紅生姜だと思う
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:58:37.94 ID:ppuSmFVh0
登場人物
俺22歳
大学四年生 感情が希薄
たくや 幼馴染
大学四年生 熱血漢で短気
雪菜 幼馴染
大学四年生 突飛な行動をとることがある 友達思い
あれは俺たちが大学3年の思いでに長野県にスノボに いった日のことだった
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 21:59:20.40 ID:hZMjBeF10
それじゃぁ始めます。
俺と好きな人のスペックいるか?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:01:56.07 ID:vdcvXO9r0
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:04:04.85 ID:hZMjBeF10
とりまスペック
>>1 春から浪人 チビ・デブ・メガネ
いじられキャラでお調子者
明日香 春から大学生 身長は俺と同じぐらい・スタイル良し・ひんぬー
基本無口でおとなしい。男子とあまり話せない
12 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:07:24.35 ID:hZMjBeF10
すまん、おれがスレ立て頼んだ人だ。
>>1スレ立て感謝!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:09:52.26 ID:vdcvXO9r0
14 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:10:19.61 ID:hZMjBeF10
俺と明日香は某県の県立中高一貫校で、
6年間過ごしてきたんだ。
高2の夏までには少しだけ仲良くなったりしてた。
そこから急接近していくきっかけの一件が始まる。
15 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:12:04.67 ID:hZMjBeF10
7月のある日、俺は学校の図書館新聞の
とある小さな記事を見つけた。
「どくしょ甲子園」という企画のお知らせだ。
(読書会をして、その本の内容をイラストと文章で表し、
体験記をルポ方式で書く、という作品募集)
俺はその時ふと閃き、自分の教室をでる。
まずは親友である拓と良介を誘おうとしたからだ。
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:14:11.89 ID:E3uJwnNJO
代行サンクス
まず俺
19歳172の61
エグザイルのなんとかに似てるって言われる
17 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:15:18.97 ID:hZMjBeF10
・良介…頼れるジョーカー。鋭い意見担当
・拓 …みんなの頼れるまとめ役。ツッコミ担当。天才。
拓と良介もちょうどその記事を見ており、
数人のメンバーのうち3人は決まった。
この時、メンバーにはイラストを描ける人がおらず、
誰を誘おうかと話し合っていた。
そこで俺はアスカの存在を思い出す。
18 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:18:50.73 ID:hZMjBeF10
この時は俺はまだ、明日香のことを「即戦力な友達」
としか見ていなかったのである。
明日香は話を聞くと、大きな目を輝かせながら
「いいよ」と言ってくれた。 とてもかわいかった。
あまり積極的じゃない明日香が楽しそうに、
いつも消極的な明日香を引っ張っていた
松崎さんを誘ってきたときは正直驚いた。
松崎さんは、猫みたいな女の子。ちっちゃくて可愛い
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:20:58.96 ID:qNhj9y8b0
一応スペック
中学2年生、男
髪は少し眺め、学校時はワックス使用
身長:普通 体重:普通
趣味:読書(電撃全般)
性格:他人に興味はない
20 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:21:11.32 ID:hZMjBeF10
俺、良介、拓、明日香、松崎さんの5人で活動することになったが…
この5人、趣味も個性もバラバラであった。
でも、共通点として「星新一のショートショート」が好き。
だから議題の本もその方向で決めようとしていた。
そこで明日香が、新井素子作の、
『グリーン・レクイエム』という本を出す。
少年と、緑の髪の少女との哀しい恋の物語である。
5人ともこのお話に引き込まれ、その本を議題にした。
21 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:22:38.57 ID:hZMjBeF10
まぁこれは余談であるが、明日香の容姿が、
「グリーンレクイエム」のヒロインの容姿と
ものすごく似ていたのは偶然だろう(笑)
*髪は緑じゃないです。少し茶色系統。
22 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:25:52.06 ID:hZMjBeF10
まぁ読書会の話は端折らせてもらおう。
*書いてると絶対に終わる気がしないww
明日香が作画担当、拓が表の「本の感想」的な文章
俺が裏にこの活動の体験記を書く事になったのだが…
ここまでの作業を経て明日香に好意を抱いた俺は
とんでもなく痛い文章を書き上げてしまう。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:27:18.59 ID:hZMjBeF10
だれかみてるー?
黒歴史晒しちゃった(/ω\*)
最初は男子三人のチームだった。
そこで絵を描くのが得意で読書も好きな
明日香さんをノブがスカウトした。
そのとき彼女がキラキラとその大きくて美しい目を
輝かせながら参加したいと言ってくれた。
そのことが、静かな水面に落ちた一滴のしずくのように
僕らの「読み」に波紋を投じた。
それは表面だけでなく深層にも及んだ。
24 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:29:02.27 ID:hZMjBeF10
つづき
この作品のヒロインの特徴に良く似た美しい少女は、
波紋だけでなく美しい緑の鎮魂曲をもたらした。
僕は初めて読んだとき、さながら運命の出会いを
したかのような心境になった。
*ちなみにこれ……明日香本人にも、
添削を頼んだ先生にもガッツリ読まれてるwww
さすがにドン引きされたwww
先生のあいだで噂になってたらしいし。
(またそれは別のお話。)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:31:35.61 ID:qNhj9y8b0
とりまスペック
俺 高1、ソフトテニス部、顔は普通
男子部員は俺入れて七人
女子は2年のセンパイ一人、一年が三人
26 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:33:49.18 ID:hZMjBeF10
夏休みは補習と作品に追われ、あっという間に過ぎ去っていった。
俺と明日香は最寄駅から学校まで徒歩なのだが、
朝はお互いぼっちだったので2人で登校する機会が増えた。
しかし俺も明日香も異性と話すのは苦手。
そういう経験がなかったからね、僕ら。
俺「あ、明日香さん………?」
明日香「………へ?」
そして二人で沈黙っていうパターンもしばしば。
あぁ、じれったいのなんの!
27 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:39:41.39 ID:hZMjBeF10
10月ぐらいだっけな、事件が起きたのは。
明日香の上靴の、名前書いてるところにマジックで
「×」が書かれていたのは。
拓が見つけて俺に教えてくれたんよ。
俺、本気で心配しちゃってさぁ、明日香に話したの。
俺「明日香…あのさ。上靴はどうしたの?」
明日香「うん…誰がやったんだろうね。
でもあたし、気にしてないよ。」
俺「やっぱりね、心配なんだよ。何かあったら言ってね。
力になれるならばなるから!」
明日香「ありがとう。」
そこで俺は、『グリーン・レクイエム』での好きなセリフを言う。
俺「いえいえ。好きな女の子一人守れないで、
それで男がつとまるか!…でしょ?」
明日香「………へ?」
心の中で決まった!と思った俺には痛い一撃だった。
28 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:43:43.89 ID:hZMjBeF10
結局1週間経っても犯人は分からず、
明日香も「怖いけど…私は気にしてないし、
いたずらした人も恨んだりしてないよ。俺くん、ありがとう。」
と言ったのでこの件にはもう突っ込まないことにした。
ちなみに卒業までずっとその上靴を使い続ける
明日香も大概ではあると思うが…
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:48:02.98 ID:07c4K8O30
ついでに俺のスペック
身長176cm、体重63kg
今年の4月から地方大学の大学院へ進学
大学卒業後1浪したのが、自分では必要な1年だったと思っている
サークルに入る予定はないが、新しい出会いを密かに求めている
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:49:51.64 ID:qNhj9y8b0
とりあえずスペック
俺:最低でもフツメンだと信じてる 現在23歳
裕美:まぁまぁカワイイ 髪はセミロング 男性恐怖症 現在23歳
31 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:50:14.57 ID:hZMjBeF10
少しづつ、明日香との距離も近づいてきた12月、俺は拓に呼び出された。
県で行われる百人一首大会にでよう、との誘いだった。
中学の頃、国語でやったので俺もその話に乗った。
1チームは3人までなのだが、少なくてもOKのルール。
俺は明日香を、拓は想いを寄せてた夢子をチームに誘い、
4人で参加することになった。今思えば奇跡ww
夢子 小悪魔系。国語センスが高い。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:51:08.17 ID:GU6HUipO0
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:54:47.00 ID:qNhj9y8b0
年齢 22歳
身長 183cm
体重 80kg(体脂肪率6%)
趣味 デート、カフェ巡り、筋トレ、ファッション
貯金 あり
借金 なし
彼女 あり
練習もしていないのに小学生の頃からバク転、バク宙ができた
スポーツテスト学年1位
中学の頃は不良で、番長だった(今では更生して好青年w)
ちなみに握力は92kg
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/30(土) 22:55:59.25 ID:qNhj9y8b0
わたしぃ〜彼氏いるんだけどぉ〜バイト先の先輩に告白されたぁ〜(`・ω´・)
今彼
22歳
東大医学部3年
181センチ(八頭身)
完璧主義
顔は上の中
告白してきた先輩
工場のライン工
24歳
245センチ(おっきい)
顔はSSSランク
優しいし紳士的。握力309kg、背筋500kg、100m走9.2秒台。23ヶ国語喋れる。
医師資格、米国会計士資格保持。複数のバイオベンチャー企業経営。総年商70兆。
アメリカのアイビー?大学のメディカルスクール卒。
やっぱ先輩の方は断った方がいいよね?(~・ω~・)
35 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:56:25.21 ID:hZMjBeF10
僕ら4人は、担当をしてくださる岡田先生の元へ行った。
岡田「それじゃぁ、申し込みとかもあるし
みんなこの紙に名前書いてってね。」
と、一枚の裏紙を僕らに渡した。
この時の紙への記入順(上から)
・拓
・夢子
・明日香
・俺
俺と拓は正直、男女で2人づつかな、と思ってた。
ここで先生は神采配を見せる!
岡田「それじゃぁ、このペアとかどうかなぁ?」
といって、上2人と下2人を丸で囲ったのだ。
拓「それじゃぁこれで行くかぁ」
一同賛成して、ペアが2つ誕生した。
36 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 22:58:56.24 ID:hZMjBeF10
岡田「それじゃぁ、このペアとかどうかなぁ?」
といって、上2人と下2人を丸で囲ったのだ。
拓「それじゃぁこれで行くかぁ」
一同賛成して、ペアが2つ誕生した。
『俺×明日香』と、『拓×夢子』
ちなみにこの後、俺と拓は2人になってから
抱き合って喜ぶのであった……。嬉しかった。
37 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 23:03:38.82 ID:hZMjBeF10
一度は覚えたとはいえ、ほとんど忘れていたため、
俺と拓はペアのためにも真剣になって覚えた。
明日香と夢子も頑張って覚えようとしていた。
4人で、学校で練習したりたのしくお話したり
おそらく僕らの「黄金期」とも呼べる時期を過ごしていた。
38 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 23:09:12.75 ID:hZMjBeF10
12月も後半、学校の冬季補習の日。
拓と夢子は風邪で学校に来ていなかった。
午前で授業も終わり、放課後に明日香が会いに来た。
明日香「俺くん、私たち2人しかいないけどどうする?」
俺「とりあえず2人で練習しようかね」
そして2人で昼食を食べ、学校の「会館」の
『6畳間の和室』で、練習することになった。
39 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 23:15:11.69 ID:hZMjBeF10
いつもは拓の電子辞書の音声を使って練習していたが、
その日に限って拓はおらず、その手段は使えない。
どうにかして、2人で練習する方法がないかと考え、
お互いに読み合って練習することにした。
よく考えれば、6畳間の和室に高2の男女が2人。
取り札をはさんでいるが、距離は結構近い。
演劇部がいたものの、そこからは少し離れている。
座布団を探した時にふすまを開けると、布団あり。
……思春期の少年が変な気を起こすのはおかしくないだろ?
40 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :2013/03/30(土) 23:20:31.43 ID:hZMjBeF10
明日香の、鈴を転がしたような美しい声で札が読まれる。
俺はその声に聞き入ったりしていた。
変に気持ちがやきもきしていた俺はつい、札を強く叩いてしまう。
明日香は怯えた声で、「やさしく……やろうね」と言ってきた。
……また、妄想を駆り立てるような言い回し!
理性が悲鳴をあげ始めたところでまずいと思い、
近くで練習していた演劇部から一人友達を呼んで、
札を読んでもらうことにした。
今考えれば押し倒してたら……どうなってただろうかね。
41 :
語り部 ◆2KlPbLf5wc :
その夜、俺は拓に顛末をメールした。
拓「6畳間で2人きりとか…どうして何も起こらなかったの?ww」
といわれ、大チャンスをものにできなかったいらいらがました。
拓「まぁ俺と夢子はきょう、お昼寝しましたけど」
俺「はぁっ!?なにしてんねん!ずる休みかオラ!」
拓「距離は離れてたけどねww
朝からずっとメールしてたんだけど、お昼に
一緒の時間に昼寝始めて一緒の時間に起きたの」
俺「………紛らわしいんじゃボケ!!」