俺「暇だしラノベ作家目指すか、話作りのコツも抑えたし完璧だろ」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
何故駄目だったのか
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:32:25.62 ID:fL+aiOxF0
実経験が足りない
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:33:20.77 ID:L44LLiNT0
書こうかなで書けたら苦労しませんしおすし
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:33:26.75 ID:Tf2GzjWyO
イラストに恵まれなかった
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:33:42.55 ID:QT/U8a9l0
ライトノベル書こうとしてヘヴィノベルになって失敗する
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:34:44.32 ID:/HOR3qYnP
MARCHに無勉で入れると思うタイプ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:35:53.75 ID:UbXr8Uit0
VIPでSSスレ書いても駄目駄目だったしもう駄目ですわ
駄目なところがわからないってのが最悪に駄目だよな
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:35:53.89 ID:CiwrksLr0
大方書きたいセリフと話の流れだけ考えて途中途中を埋めようとして挫折って感じだろ
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:36:54.13 ID:47DmehQw0
SSさらせ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:38:26.85 ID:II6QKEKH0
で、どんなSS書いたんだ?
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:38:42.74 ID:eyZb1xAx0
まず完成させようぜ。俺のなんて6年脳内で続いてるけどやっとファイナルまでいったわ。ラノベにしたいけど長過ぎて無理
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:40:43.90 ID:SpSTgIqx0
ラノベは難易度高すぎるから漫画家目指すわ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:42:05.27 ID:wCsBeTCB0
VIPで好評価なんて貰えるわきゃーない
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:42:06.96 ID:UbXr8Uit0
>>11ここニヶ月で二個書いた
ほとんどレス付かなかったけど
今日どっちもまとめサイトでゴミみたいな扱いうけてることに気付いた
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:42:35.94 ID:47DmehQw0
みたーいみたーい
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:43:01.29 ID:K6IVLj9r0
だからはよログよこせやカス
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:45:03.44 ID:eG+nfk3e0
何か書けよ
SS作家さん(笑)がアドバイスくれるぜ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:46:40.32 ID:2xdgjD/z0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:46:56.11 ID:QT/U8a9l0
いきなり書けっつっても難しいからお題でも出してやれよ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:49:09.82 ID:UbXr8Uit0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:50:38.82 ID:K6IVLj9r0
今から書くのも晒すのもかわらんだろ
書いてるの待つのめんどいからログよこせって
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:51:38.16 ID:KCrxQUQF0
女子校生がダンボールを食べるのに夢中になる話
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:52:06.41 ID:47DmehQw0
は?ラノベ作家なんか全国にむけて晒してるじゃねあか
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:53:12.57 ID:UbXr8Uit0
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:54:57.51 ID:K6IVLj9r0
3レスでそっとじ
これからも頑張れ応援してるぞ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:55:45.61 ID:rg8lFkj1P
すげえな3レス行くなんて
俺は一目で閉じた
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:56:20.68 ID:47DmehQw0
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:57:30.13 ID:QT/U8a9l0
導入部が弱過ぎるんじゃね?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:58:04.95 ID:9hCEDesN0
情景描写0でよくラノベいけると思えたな
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:58:37.03 ID:zbFN+mWY0
話がとっ散らかりまくってて単純に入ってこない
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:58:55.44 ID:KCgEqmrci
VIPのSS向きではない気が
エロとキャラの個性が足りない
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:59:35.30 ID:II6QKEKH0
男「」女「」幼馴染「」でぶっ飛んだ設定やられても困る
小説は爆発から始めろっていうけどSSは無駄話から始めろ
なんか言葉回しが変なのか違和感がある。読んでてすっきりしない
たぶんこれで地の文入れたら視点が飛びまくって1人称か3人称かわからないのになってなおひどくなる
クソして寝ろ
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 00:59:56.69 ID:L44LLiNT0
というかSS書けたからラノベ書けるっていうものでもないだろう
>>29 逆。導入部が強すぎる。
読者おいてけぼりのオナニーにしか見えない
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:01:28.23 ID:rg8lFkj1P
ラノベ書きたいのに台詞だけで話作るのはもう前提としてアウトだと思う
まおゆうみたいのはほんとに奇跡とステマのおかげであって
ラノベだって小説というジャンルなんだから
話のコツとか言う前にもっと色んな本を読みなさい
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:01:39.67 ID:gJw478UJ0
なんかコロコロの漫画読んでる気分になった
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:05:37.27 ID:rprbz7eC0
>>1が抑えた話作りのコツがなんなのか知りたい
どう抑えたら
>>25になるのか
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:06:06.15 ID:pBATvyax0
能力や用語がダサい
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:08:01.31 ID:/jx77P5u0
1レスで読むのをやめてしまった…、すまん、でも何が悪いのかは言えないという
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:11:40.18 ID:BH0T4XxGO
>>30>>33>>34>>36そこは単に物語的の内容を見てもらう的な意味で
そりゃ小説投稿サイトなら地の文付けてる
スポットライトコロコロ変えた部分があるのは単にSSの形式上変えやすかったからやってみたかっただけ
なんつーか
初っ端から置いてけぼりにされていきなり読む気が失せた
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:15:47.85 ID:BH0T4XxGO
>>38ストーリーとかキャラ設定纏めて推敲してたらネットに垂れ流すのが惜しくなるから掲示板でSS書く時には使ってない
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:16:14.85 ID:rprbz7eC0
スレタイと1レス目で何の話だかわからないのはちょっとな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:18:42.99 ID:CiwrksLr0
>>25 まず、タイトルの時点で読みたくならないのが問題
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:23:17.34 ID:Aa9W02/60
はいはい、SS作家()の俺が来ましたよ
最近は規制で代行さんに頼まないと書き込めないからラノベ書くことにした
>>1 なんか即興でSS書いてみて
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:24:36.07 ID:rg8lFkj1P
>>41 ならプロットだけあげればいいじゃん
セリフは物語だけを語るには夾雑物が多すぎる
意図してることと行動がすでにズレている
まず小説というものをちゃんと勉強することはやるべきだと思うよ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:25:02.67 ID:eG+nfk3e0
SS作家であるこの俺がまず手本の一例を見せてやるよ
ちょっと待ってろ
49 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) :2013/03/20(水) 01:26:43.73 ID:FNBElCEP0
待てよ、ここはSS作家である俺に任せてくれ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:27:28.38 ID:bUM1AxvD0
いや、ここはSS作家の友達の俺に任せてくれないか
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:29:07.35 ID:BH0T4XxGO
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:30:54.41 ID:eG+nfk3e0
>>46 結構有名な書き手である俺が最も優れた作品の内の一つを紡いでみせよう
お題を頂こうか
53 :
>>1:2013/03/20(水) 01:33:58.91 ID:BH0T4XxGO
もう誰でも良いからとりあえずお題くれよ
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:34:16.43 ID:Aa9W02/60
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:36:23.97 ID:CiwrksLr0
二人のバトルか。見ものだな
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:37:16.13 ID:XUKoeeUg0
男が世界観云言ってだるい世界観説明が始まりそう
いきなり能力インフレ末期の異能ものみたいな能力名
話作りは残念だけど黒歴史作りのコツはばっちり抑えてると思う
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:37:25.50 ID:eG+nfk3e0
奴隷小屋
少女奴隷(以下少女) 「嗚呼我が主よ、いつになれば私に救いを下さるのでしょうか」
少女 「このような悲劇はもう沢山でございます」
少女 「貴方が幕を引かぬというのなら、私自ら引くことになりましょう」
少女 「主よ、貴方様から授かりしこの肉体は既に穢れております」
少女 「私には貴方様にお仕えする資格も御座いません」
少女 「せめて、せめて、貴方様の玉手でこの悲劇に幕を引いて下さいませ」
少女 「卑賤な私にその玉趾をお見せ下さい。せめてものご慈悲を、幕引きを」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:38:19.57 ID:WnMQQFqL0
描写がない
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:38:24.13 ID:0j5jNukE0
ラノベなんて挿し絵が当たりかどうかだろ
適当にギャグとハーレムとパロという名のパクリをしまくればいいだけ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:38:33.11 ID:eG+nfk3e0
ガンッ
鉄格子を乱暴に蹴り付ける
奴隷商 「毎晩毎晩うるせぇんだよ」
奴隷商 「人としての価値なんてねぇ、商品のてめぇが神に祈っていいわけねぇだろ!」
少女 「いいえ、主にとって人は皆一様に愛しき子」
少女 「人の生み出した身分制度に影響を受ける主はおりません」
奴隷商 「ああ? 俺に口答えすんのか?」
少女 「自らの主を信仰すること、それを口答えと仰るのなら」
奴隷商 「いちいち腹が立つアマだなぁ! そんなここが嫌かぁ?」
少女 「私は主よりこの身体を授かってより、一度たりとも私の境遇を嘆いたことはありません」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:39:44.26 ID:eG+nfk3e0
少女 「何故なら、その考えこそ主を裏切ることに他ならないからです」
奴隷商 「たかが奴隷が強がってんじゃねぇよ」
奴隷商 「本当はこの鉄格子の向こうへ裸足で逃げだしてぇんだろっ?」
奴隷商 「てめぇをそうなるまで蹴落として、素知らぬ顔で生きてる奴らが憎いんだろっ?」
奴隷商 「怨んで、辛んで、嫉んで、嘆いて、てめぇの言う主とやらにすがんねぇと耐えらんねぇんだろ?」
奴隷商 「なぁ……てめぇは顔だきゃ良い。その言動さえ矯正できりゃ高値で売れんだよ」
奴隷商 「貴族にしか味見させてねぇだろ?」
奴隷商 「お前を買う金のねぇ貧乏人どもには見せてだってやりたくねぇんだ」
少女 「賤しい。貴方を見ていると、この世界は如何にも卑賤なものであるような気がして止みません」
奴隷商 「ちっ……」
奴隷商 「ああ、もういい。てめぇでひと儲けしようなんて考えは捨てる」
奴隷商 「今じゃ、作り物みてぇに整ってるてめぇの顔でさえ胸糞悪りぃ」
奴隷商 「明日、一番最初に来た客にてめぇを売る」
奴隷商 「精々裕福な奴であることを祈るんだな」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:40:41.82 ID:CiwrksLr0
はええ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:41:36.59 ID:rprbz7eC0
この時間に重い話はきついでござる
わりとちゃんとしてるのが余計にきついでござる
俺もなんか書こうかなーと考えてる
とりあえず好きな書き手の言い回しとか表現を真似つつ書くのがいいのかなぁ
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:42:27.76 ID:eG+nfk3e0
その後、世界の創造主に名前を譲った少女は吟遊詩人として、人間界、魔界、世界を遍く唄を歌いました
創造主は、牧人や粉挽き、浴場主などと出会い、人としての遊戯を楽しみました
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:44:20.99 ID:X8zkP4YA0
67 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) :2013/03/20(水) 01:44:29.15 ID:FNBElCEP0
ずいぶん飛んだな
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:45:21.66 ID:eG+nfk3e0
だるくなった
一応、中世ヨーロッパ、主にドイツ中心の農村を魔王勇者ものの世界観にして
書こうと思ったけど、村落共同体の習俗についての話になりそう
どうせ、この時間に書いてもつまらないし、しっかりプロット練ってからSSとしてスレ立てることにするわ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:48:17.28 ID:BH0T4XxGO
睡眠五時間、食事一時間、残り十八時間は全て修行。
汚い壁に囲まれた世界で太陽すら知らずに生きること、それが伝説勇者のクローンとして生まれた俺達の一日であり一生だった。
俗に勇者工場と呼ばれている俺の故郷には、俺と同じような人間が千体生活してる。
娯楽を知らず、夢など持たず、決して笑わず。
それでも俺は……いや、俺達は何一つ不平を漏らすことなく修行をし続けていた。
そんなある日のことだった。
「ここ、どこでしょうか?」
頭の弱そうな少女が、何故か勇者工場に紛れ込んでいた。
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:48:53.11 ID:i8tLCfCF0
通りすがりだけど
短編かけない奴って基本的に能力ないって事自覚した方がいいよ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:49:08.34 ID:rprbz7eC0
佐藤亜紀や佐藤賢一の香りがする設定ですな
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:51:17.39 ID:ESpOA4hH0
いや短編書くのは普通に難易度高いと思うよ
73 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】(-1+0:15) :2013/03/20(水) 01:51:44.21 ID:FNBElCEP0
勇者系の話っつってんのに、妙な設定つけて
俺すごいだろアピールがキモい
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:53:52.73 ID:BH0T4XxGO
書くの早すぎだろ
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:55:30.39 ID:i8tLCfCF0
>>72 だからこそ能力がないんだよ
だらだらつづけ奴はまとめる能力が無いから
風呂敷広げるだけ広げてほっぽりだすしかないの
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:55:45.39 ID:Aa9W02/60
>>25 1レスしか読んでないけど即興で地の文書いてみた
「あぁ、ようやく気が付きましたか」
どこかで聞いた声がする。この声で俺にも敬語を使う人間は世界で一人しかいない。間違いなく幼馴染の亜美だろう。俺はぼやけた視界で焦点を合わせながら声の主に問いかける。
「……ここは?」
頭が痛い。まるでバールのような物で殴られた痛みだ。自分で発した言葉が自分の頭蓋骨に響き、俺は顔を歪ませる。
「保健室ですよ」
そんな俺の気持ちをいざ知らず、亜美は眈々と返答した。シンプルな回答なのに頭で理解できない。
俺はひと深呼吸する。俺の焦点が定まり、視界には心配そうに見つめる亜美が映った。どうやら俺は保健室にいるらしい。
「なんで俺はこんなところに……」
「C組の人と喧嘩で相討ちになったんです」
俺の言葉を遮るようにすかさず亜美が返す。
相討ち?俺はどんな漫画チックな喧嘩をしたんだ?喧嘩で相討ちなんて今じゃヤンキー漫画でもなかなかお目にかかれない光景だ。どうせなら動画で撮っておいて欲しかったんだが、亜美のことだ。そこまで気が効くわけない。
亜美は混乱してる俺には気づかない様子で続けた。
「向こうは死んじゃったみたいですが、哲哉はそうならなくて本当に良かったですよ」
よし、これは夢だ。悪い夢に違いない。夢ならばもう一度寝れば醒めるだろう。俺はそっと瞼を閉じ、再び眠りに……。
「寝ないでください!」
亜美顔が近づく。黒く長い髪が俺の顔に垂れてシャンプーの匂いが俺の鼻腔に入ってきた。どうやらこれは夢ではないらしい。
「ごめん、どこまで冗談なのかわからないんだが」
「残念ながら、一から十まで大マジなのです」
整理しよう。俺はC組の奴と喧嘩をして勢い余って殺してしまった。つまり、俺は殺人を犯したということになる。これは自首しなければ。しかし、それだと一つ疑問が残る。俺はその疑問を亜美にぶつけてみた。
「なんで喧嘩で人が死んでんのに騒ぎにならないんだ?つーか人が死んでんのにスルーってこの学校何だよ?人が死んでんでんで!」
>>1がアホなだけ
低能が自己満でコツ抑えたとか思い込んでも逆効果でしかない
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:57:19.68 ID:eG+nfk3e0
なんか予想以上にやる気のある人がいるし、俺も頑張るわ
翌日
男 「ちーっす。今日のご機嫌は如何だい?」
奴隷商 「あんたか。いや、これだけ足繁く通っていれば当然か」
男 「おおっ…そいつぁ一体何の話なんだ?」
奴隷商 「あんた。金もねぇ平民だが、今日ばっかりは運が良い」
男 「んん? ちっとも話が見えねぇな」
男 「自分で言うのもなんだが、俺は奴隷小屋を見世物小屋に思っている畜生だぜぇ」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 01:58:56.12 ID:eG+nfk3e0
男 「煙たがられることこそあれど、幸運だなんて言われる覚えはねぇ」
奴隷商 「あんたに一度だけ見せたことがあったよな」
奴隷商 「あんたが、惚れたぜっ…なんてほざいたあのメスガキだ」
男 「おぉっ…今日はあの将来有望なかわいこちゃんを拝めるのかい?」
奴隷商 「ああ、拝むどころか売ってやる」
男 「売る?……そいつぁありがてぇが、俺はあんたの言っていた通りの平民だぜぇ」
男 「家まるごと虫干ししたって、そんな金はでてきやしねぇ」
奴隷商 「いやいいんだ。もうアイツで金儲けをするつもりはねぇ」
奴隷商 「ただただ早く売っ払っちまいてぇんだ」
男 「いってぇどういう了見だぁ?」
男 「あんただって商人の端くれ」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:00:41.17 ID:1UPxiHJY0
・小説意識しすぎて堅苦しくなってる
・キャラクターが無駄に個性的過ぎて伸び代がない
・なんかキャラクターの口調が変
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:01:21.60 ID:eG+nfk3e0
男 「商売に妥協はしねぇと思っていたんだがねぇ……
奴隷商 「そんなことはいいんだ」
奴隷商 「で、買うのか買わないのか?」
男 「あ…ああ、是非買わせてくれ」
男 「だが、おれぁちっとの金もねぇぜ」
奴隷商 「ああ、心配はいらない。今持っている有り金で手を打とう」
男 「おいおい、そいつぁ困るってもんだぜぇ」
男 「この財布には当面の飯代がだーいじにしまってあるんだ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:03:16.69 ID:eG+nfk3e0
奴隷商 「ならいいさ。その踵を後ろに返して、家に帰りゃいい」
男 「ちょっ…冗談っ。冗談に決まってるじゃあねぇか」
男 「買うっ…買うさっ。持ってけっ」
奴隷商 「ああ、あと袖に隠した金も出せ」
男 「かぁーっ。あんたも鋭いねぇ、持ってけっ」
奴隷商 「靴に隠しているのもだ」
男 「おっ…まっ…参ったよ。これで本当に全部だ」
ガチャガチャ
ガンッ
乱暴に牢屋が開けられる
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:05:03.51 ID:eG+nfk3e0
奴隷商 「おいっ…てめぇのご主人さまが来たぜ」
少女 「…………」
男 「おぉーっ。いつ見てもとんでもねぇくらい可愛いねぇっ」
少女 (結局、主は私を御救いにはならない)
少女 (これが私の運命……)
ピタッ
突如、少女の周りにある全てがその動きを完全に止め、
少女 「っ!?」
「嘆くな、うら若き少女」
時の止まった世界に男とも女ともいえない、中性的な声が反響する
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:07:09.98 ID:eG+nfk3e0
少女 「あっ…貴方はっ?」
姿の見えない相手へ問う
「私…? いや、我? 俺? 僕?」
「一人称を決めていなかったな……」
「今、少女という生物が相対している存在は、人という生物群集が抽象的に神と規定している存在といえる」
少女 「主…なのですか?」
「主……。それは人という生物群集内に発生した宗教のうち、信仰の対象とする抽象的概念の呼称だな」
「概ね間違っていない。しかし少女のような信徒が思っているような神ではない」
「この世界の創造主と思え」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:08:56.34 ID:SUMiFC220
本当にいかにも今のラノベって感じだな
悪い意味で
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:10:17.81 ID:eG+nfk3e0
少女 「貴方はその御姿を見せては下さらないのですか?」
「済まないが、人が神と定義するこの存在に実態は無い」
「本当ならば人格すら存在しないのだが、今は便宜上見知らぬ誰かの人格を模倣させてもらっている」
「性別も未だあるものではない故、極力中性的に振る舞いたいんだ」
少女 「貴方は私にその声音をお聞かせ下さいました」
少女 「私は貴方に救われたということでしょうか?」
「それはこの存在が知ることではない」
「少女の主観的な問題であるからな」
「ただ、少女がこの世界に辟易し、転生或いは消滅を望むのなら力を貸そう」
少女 「私はこの穢れた人生で、自らに課せられた業を償えたのでしょうか?」
「どうも悲観的で良くないな。第一、少女の心身は穢れてなどいない」
「異性との性交は、決して信仰すべき主とやらに背くことではない」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:10:38.85 ID:U8uSsjfD0
こ、これは…!!
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:13:12.44 ID:eG+nfk3e0
「それに心が冒されぬ限り、人は壊れない」
少女 「私は……ずっと意味のないことを自らに強いてしまったのですか?」
「自らを戒める。それは真に強靭な心を持つ者にしかできない」
「か弱き体躯にしてその精神、敬服に値する」
少女 「貴方のその言葉だけで、私のこの心身は救われました」
少女 「この世界に未練はありません。どうぞ、私を貴方の玉手で掴み、玉趾で神の国へお連れください」
「残念だが、神の国は存在しない」
「存在するのは少女と相対するこの存在のみ」
少女 「私はこの世界から解脱することすら叶わぬのですね」
少女 「ならば、せめて貴方の玉手で幕引きを」
少女 「この滑稽な喜劇に幕引きを……」
少女は泣く。声を殺してただ涙を流した
自分の人生は人とも言えぬもののまま、終わってしまうのだと嘆いた
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:16:30.76 ID:eG+nfk3e0
「少女……人が人に付ける名前というものは実に利便性が高い」
「貴方、其方、此方、代名詞を使わなくて済むからな」
「少女、その名前を身をも持たぬこの存在にくれぬか?」
少女 「主が望むのであれば、喜んでこの卑賤な体を差し出しましょう」
「余程その身体が憎いのだな。よし、少女は旅へ出ろ」
少女 「旅……?」
「創造主たるこの存在ですら把握しきれない程、この世界には素晴らしい景色が存在する」
「黒い土壌と妖精を持つ、迷いの森シュヴァルツヴァルト」
「エルフの住処のさらに奥地に存在する、風の妖精シルフが宿るという風の丘」
「人間界だって捨てたものではない。魔界ならば尚更だ」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:16:52.06 ID:KtVUv6uh0
ひょっとして
>>1の考えている「自分が抑えた話作りのコツ」とはコツでもなんでもなく
元から知っていて当然である基本のひとつに過ぎないのではないでしょうか
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:19:00.65 ID:eG+nfk3e0
男 「さっ、俺がたーっぷリ可愛がってあげるよぉ」
少女 「ご主人様とお呼びいたしましょうか?」
男 「おっ…アンタも俺に買われて嬉しいのかい?」
少女 「冗談を」
少女 「この世界は全てが輝きを持つ素晴らしきもの」
少女 「身分制度なんてものに意味は無いのです」
少女 「ただ、人の恋と主従関係には興味があります」
少女 「だから、私はお呼びするのです」
少女 「貴方は私の愛しき御主人様」
少女 「そして貴方は言うのです」
少女 「ああ、我の…我だけの愛しき少女」
少女 「其方は如何にも美しい」
少女 「その美しさに我の眼は眩んでしまいそうだ、と」
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:20:46.25 ID:OUkeYSCc0
プロットカードでググってプロット100本作ってから出直してこい
って物語の体操に書いてあったけど100本キツすぎワロリンティウスwwwww
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:21:04.29 ID:eG+nfk3e0
「そして何より、魔王以外踏み入ることすらできない未開の地」
「きっと少女の想像を絶する世界が待っている」
「なりたいものは無いか? 鳥でも狼でもなんにでもならせてやろう」
少女 「もし私がもう一度、生き直すことができるのなら……」
少女 「吟遊詩人となりて世界を放浪したく思います」
少女 「様々な人々を見て唄い、人と相容れぬ魔の者達を見てまた唄い……」
少女 「心が震えるような素晴らしい景色を見て、また唄いましょう……」
「そうか、それが少女の選択か……」
時の止まった少女と創造主の世界が眩い光に包まれていく
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:22:05.46 ID:eG+nfk3e0
男 「さっ、俺がたーっぷリ可愛がってあげるよぉ」
少女 「ご主人様とお呼びいたしましょうか?」
男 「おっ…アンタも俺に買われて嬉しいのかい?」
少女 「冗談を」
少女 「この世界は全てが輝きを持つ素晴らしきもの」
少女 「身分制度なんてものに意味は無いのです」
少女 「ただ、人の恋と主従関係には興味があります」
少女 「だから、私はお呼びするのです」
少女 「貴方は私の愛しき御主人様」
少女 「そして貴方は言うのです」
少女 「ああ、我の…我だけの愛しき少女」
少女 「其方は如何にも美しい」
少女 「その美しさに我の眼は眩んでしまいそうだ、と」
男 「あんたっ…一体何を言っているんだ……」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:23:41.57 ID:eG+nfk3e0
少女 「悲劇は速やかにその幕を引き……」
少女 「これより最高に愉快な喜劇が始まるのです」
少女 「乗り遅れてはいけません。世界は常に移り変わるもの」
少女 「汝を汝と分かるうちに人生を謳歌せねばならないのです」
奴隷商 「はっ…?」
奴隷商 「どうしちまったんだコイツ……?」
少女 「この世界は〜♪」
少女 「愉快奇怪〜♪」
少女 「奇奇怪怪〜♪」
少女 「歌は良いもの。人の心情をこれでもかという程表してくれます」
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:25:16.06 ID:eG+nfk3e0
少女 「私は今、最高に幸福です」
少女 「吟遊詩人となって世界を放浪しているもう一人の私もきっと唄っています」
少女 「この世界は奇妙奇天烈〜♪」
少女 「複雑怪奇〜♪」
男 「アンタ……歌は向いてねぇな」
男 「聞くに堪えねぇ非道いもんだ」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:27:47.12 ID:eG+nfk3e0
数日後
男 「この家での生活は慣れたか?」
少女 「はい…しかし、召使いとしてご主人様の役に立てていません……」
男 「ああ、もうそういうのはいいんだ」
男 「お前を買ったのは俺のエゴだ」
男 「これまでの人生はさぞ辛かったろう」
男 「せめてこれからの人生は人として……一人の女の子として生きていってほしい」
少女 「でも……」
男 「俺は今まで善行というものをしたことのない大馬鹿野郎だ」
男 「今日のため……明日のため、とても胸を張れるような生き方をしてきちゃいない」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:30:15.33 ID:eG+nfk3e0
男 「だが……その糞みたいな人生でも、君という……」
男 「鳥籠に囚われている美しい鳥を……」
男 「鎖に繋がれた天使を……」
男 「自由にすることが出来ればきっと意味を持つと思うんだ」
男 「すまない。あまりこういう気取った言い回しは得意じゃないんだ……」
少女 「いえ……ご主人様のそのお気持ちだけで私の胸はいっぱいです」
少女 (人格が安定していないですね)
少女 (上手いこと都合を合わせないと、少し面倒なことになってしまいます)
男 「ただ…君が心から自由になって……それでもまだ僕のそばにいてくれるというのなら……」
少女 (ああ…一人称までも変わってしまいました……)
男 「僕は喜んでその手に口づけをしよう」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:31:57.05 ID:/10MGgiz0
初めて書いたSSで某SSサイトで1位とって興ざめしたわ
ラノベでも書いてみるかな
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:33:54.81 ID:eG+nfk3e0
少女 「ご主人様は私と出会ってからお変わりになられた様に思います」
少女 「とても紳士的に、そして魅力的な男性になられました」
男 「……そうか。僕は変わっていたのか、君と出会ったあの日から……」
少女 「その通りで御座います。あの日……鉄格子越しに見たご主人様のお顔を、私は永久に忘れません」
少女 「奴隷というレッテルのみで蔑視され続けた私を、貴方様に唯一その優しい瞳で慈しんで頂いたのです」
少女 「あの時より、私の中では貴方の慈しみが至上の救いとなったのです」
男 「僕は今まで一度も誰かに慈しまれた事なんてない」
男 「そんな僕の気まぐれが君を少しでも助けられたのなら、僕はこの心を全て君に捧ごう」
少女 (どうにかご主人様の人格変化に理由を付けられました)
少女 (何処かにしわ寄せがいっていなければいいのですが……)
少女 (意識を一つの場所に固定するのは、あまり気分のいいものではありませんね)
少女 (どうにも視野が狭まっているような気がしてなりません)
少女 (私は創造主として世界に対し、平等でなければならないのです)
少女 (しかし、人の身となりて俗世を生きるのも悪くはありません)
少女 (気まぐれで始めた遊戯ですが、ひと時はこの遊戯に身を委ねてみても良いのかもしれませんね)
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:37:40.00 ID:eG+nfk3e0
別の日
男 「少女、少し遣いに出てくれないか?」
男 「パンを買ってきて欲しいんだ」
少女 「はい、私は貴方の召使いですから」
男 「召使いは聞こえが良くないだろう」
男 「これからはメイドと名乗ると良い」
少女 「はい、ご主人様」
パン屋
少女 「こんにちは」
パン屋 「ああ、少女ちゃんか。今日も可愛いねぇ」
少女 「有り難うございます。今日はパンを買いに来ました」
少女 「売上の方はどうですか?」
パン屋 「こんな話を少女ちゃんにしてもしょうがないけど、どうも良くないね」
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:41:16.92 ID:eG+nfk3e0
パン屋 「決して悪いわけじゃないんだけど、どうも刺激が無いというか……」
少女 「それならば、菓子店(コンディトライ)なんてどうでしょうか?」
パン屋 「菓子店(コンディトライ)?」
少女 「確か、流通の盛んな隣国では最近サトウキビを多く生産しています」
少女 「その質と量から、サトウキビは充分その地の特産になり得る作物だと思います」
少女 「それにパン屋といってもそのツンフト(商業ギルド、同職組合)は閉鎖的です」
少女 「様々な方向から後継者を募った方が良いのではないのでしょうか?」
少女 「賃取りパン屋とは違い貴方は、それなりに自信を持てる腕を持っています」
少女 「それを巻きパンのみで区別するのではなく、菓子店として新たな食物形式を模索するのも良いのではありませんか?」
パン屋 「おお、少女ちゃんは頭がいいね」
パン屋 「でも菓子なんて流行るかなぁ?」
少女 「はい、間違えなく流行ります」
少女 「それは今すぐではないかもしれません」
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:44:36.47 ID:eG+nfk3e0
少女 「しかし、今菓子を作る技術を身につけることができれば、」
少女 「貴方は万人から優秀なパン焼きと認められるでしょう」
少女 「狙いはそれだけではありません」
少女 「この土地の領域君主との距離を詰め、不必要な水車使用強制権を撤廃させるきっかけになるでしょう」
パン屋 「確かに、粉挽きと水車使用強制権には苦しめられてるけど……」
少女 「この世界は常に揺れ動いているのです。迷ったのなら行動しなさい」
少女 「貴方がもし粉挽きを賎職だと思っているのなら、それは間違いです」
少女 「粉挽きは村から離れた丘の上の水車小屋に暮らしています」
少女 「しかしそこに住んでいるのは私達と同じ人間です」
少女 「そこに悪魔がいると思ってはいけません」
少女 「金の指を持った粉挽きを探してはいけません」
少女 「なぜなら、この世に悪魔はいませんし、金の指を持った粉挽きは間違いなく貴方を騙そうと企図している道化師であるからです」
少女 「一介のパン屋である貴方の目には、全ての真実が見えるわけではありません」
少女 「それどころか、真実の数を凌駕する程の偽りが映っていることでしょう」
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:47:36.29 ID:FT755V5I0
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:48:22.87 ID:eG+nfk3e0
少女 「貴方はそれを一つ一つ吟味しなければなりません」
少女 「そのためには視野を広げなければならないのです」
少女 「神も悪魔も全て、人の心の中に生きているのです」
少女 「粉挽きも領主様も私達と同じ人間。ならば考えることもまた同じです」
少女 「想像して御覧なさい。菓子を作る貴方の店に出来る行列を」
少女 「それを食べて笑みを湛える子供の姿を」
少女 「甘い菓子を手に取り、その厳めしい顔を和らげる粉挽きを」
少女 「そんな村民を見て、頬を緩める領主様のお姿を」
少女 (私は甘いお菓子が食べたいのです)
少女 (さぁ、貴方は早急にそれを作る準備をしなさい)
パン屋 「少女ちゃんはまるで神様みてぇだ」
パン屋 「分かった。パンだけじゃなくて、菓子店(コンディトライ)としても頑張ってみるよ」
少女 「はい、応援してます」ニコニコッ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:53:11.39 ID:eG+nfk3e0
この村では、領主様(領域君主)が粉挽きの水車で強制的に穀物を挽かせていました
そうして、多額の租税を農民から徴収していたのです
また、領主様から多くの支援を受けていた粉挽きは、周辺の森から木を伐採したり、
河川から魚を取る権利を与えられていました
逆にいえば、領主様が収める土地の資源は全て領主様のものですから、
いくつかの例外を除いて、村民がそれらの資源を取ることは禁じられていました
これらの待遇を受けていた粉挽きは、村から離れた小高い丘に住んでいたこともあり、
村の皆さんから距離を置かれていました
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:54:19.75 ID:eG+nfk3e0
これ以外にも粉挽きが村民から蔑視される原因があるのですが、それはまたいずれかお話する機会があれば
くぅ〜んっ
あの子がお腹をすかせているみたいです
あの子とは何のことだ? ですか?
あの子と会ったのは、空がよく晴れたある日でした……
いえ…今日の噺はここまでと致しましょう
世界のあらゆる所に営為する人々。彼等は皆、他人との繋がりで生きていたのです
決して一人で生きていると、自惚れてはいけません
それではまた会える日を願って……
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:56:14.75 ID:U8uSsjfD0
途端に説明的やな
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 02:58:51.47 ID:eG+nfk3e0
疲れた…
即興だからオチは無いぜ
またしっかり書き直したい
もう
>>1も誰もいないか
一応スレタイを考えた
少女 「所詮手の届かない憧憬ならば、ひと時の遊戯に身を委ねよう」
見かけたら見てってくれ
今日は春分の日だから今から昼まで寝てやるぜ
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 03:22:08.79 ID:IsFtikaCO
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 03:39:13.12 ID:fXyvCRn80
>>109 取り敢えず乙
これは書き溜めてないんだよな。書くの早いな
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 03:47:35.73 ID:Tc13ruxB0
ワナビスレかと思ってきてみたら…
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 03:49:04.16 ID:fXyvCRn80
>>112 この手のスレは結構伸びるけど、ワナビスレはすぐ堕ちる謎
ワナビは自己顕示欲が強いからなんでも自分のスレでやりたいんだな
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/03/20(水) 04:43:17.15 ID:y+xHspcs0
(
>>76の続き)
俺の渾身のギャグを込めた問いかけを無視するように亜美は答える。
「緊急事態なんですよ。ちょっと厄介な問題が起きてて」
厄介な問題?それは今この状況が厄介な
問題だろう。人を殺した以上に厄介な問題があるか?いや、ない。
そもそも亜美は人が死んでも全く動じないような子だっただろうか?そんなはずはない。それに俺も喧嘩をすることはあっても人を殺すことはしない。俺はこの事態が既に異常なんだと気づいた。
「私達、この学校に二ヶ月近く幽閉されてるんですよ」
亜美が続ける。つまり俺は二ヶ月も気を失ってたってことか。それは確かに厄介だ。
「二ヶ月……?その間、俺は飯とかどうしてたんだよ!?飲まず食わずか!?」
「空間を操る能力【ディメンション】によってこの学園は世界と切り離されてるんですゆ。それに、時間を操る能力【マッド・ウォッチ】によって八時から十八時をループさせられているので排泄や食事の心配は無いようです」
OK、謎は全て解けた。つまり、亜美は
中二病になったということか。俺が人を殺したというのも学校に二ヶ月も幽閉されてるのも全て亜美の妄想ということだ。
俺は立ち上がり、満面の笑みを浮かべ亜美に言った。
「そうか、そりゃ大変だったな。じゃあ帰ろうか」
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ラノベ作家になりたいっつってもよ、ラノベ作家に尊敬できる奴なんているか? いねーだろ
尊敬できる人間がいない職業に就きたがる奴の気が知れねえよ
俺? 俺はオーフェンの作者の信者です