智美「気球に乗りにエジプトまで行くぞ―！」　衣「わぁ！！」

豊音「チョー楽しみだよー」

智美「ワハハー。お楽しみはこれからだぞ―」

衣「エジプトは暑いなー」

智美「あ、あそこで気球を飛ばしてるな」

衣「早速乗ってみよう！」

ハギヨシー！はやくいらっしゃいなさいなー！！！

最近エジプトで事件あったの？

ワハ衣は時事問題に対応出来るスレやね

>>3
爆発して客乗せたまま300メートル自由落下

おい豊音関係ないだろ！

なんで豊音までいるんですかねぇ

どうあがいても絶望

ついに豊音がワハハファミリーの仲間入りか…

誰かが書くと思ってた

この3人はしっくりくるな

智美「スカイクルーズというところだな」

豊音「ルクソールでは有名らしいよー」

衣「智美！　早く乗ろう！」

智美「ワハハー、急がなくても気球は逃げたりしないぞ―」

乗務員「キキュウ、ノッテイカレマスカ？」

智美「お願いするぞ―」

乗務員「デハ、オノリニナッテクダサイ」

衣「乗ったぞ！　早く出発してくれ！」

豊音「イギリス人も乗ってるよー」

乗務員「デハ、シュッパツシマス」

娃哈哈

またこの手のスレかよ・・・

支援

衣「どんどん上がっていくぞ！」

豊音「こんなに高いところから地上を眺めたの初めてだよ――！」

智美「ワハハー！　もっと高くまで行くぞ―！」

衣「キャ―――！」

操縦士「ソロソロイチバンタカイトコロデス」

豊音「うわぁ…………」

智美「綺麗だなぁ……なあ、衣」

衣「……」

智美「衣？」

ｷｭｯ

衣「智美、豊音、衣と友だちになってくれて、ありがとう」

智美「ワハハ、こっちこそな！」

豊音「私も衣と友達になれて、チョーうれしーよー」

衣「そうか。今日の日は一生の思い出にするぞ」

智美「衣は大げさだなぁ。これからも色んな所に一緒にいくぞー」

支援

支援

操縦士「ソロソロオリマス」

智美「おっと、下降するようだなー」

豊音「とっても楽しかったよ―」

衣「…………うん！」

操縦士「チャクリクスルタメノ、ロープヲオロシマス」

智美「あっという間に地上かぁ」

豊音「楽しい時間は一瞬だよー」

衣「あれ、ロープが絡まってないか？」

豊音「ガスのホースに巻き付いてるねー」

支援

ヤメロ、ヤメロ…

ボォオ！！

衣「あ！　ロープが燃え出したぞ！」

操縦士「アチチ！」

豊音「操縦士さんが飛び降りちゃった……」

イギリス人「ワタシモイソイデトビオリマース！」

衣「うわっ！　いきなり急上昇しだしたぞ！」

豊音「二人いなくなって軽くなったんだ」

智美「ワハハ…どうすればいいんだ？」

しえん

衣「智美……暑いよぉ……」

智美「衣……」

ガバッ

豊音「こうやって私が覆いかぶされば大丈夫だよー」

衣「豊音！　それでは豊音が……」

「モウタエラレマセーン！」

「トビオリマース！」

智美「ワハハ……上空100メートルを超えたというのに、人が飛び降りていくぞー！」

衣「どうすればいいんだ……」

シエンタ

うわあああ

どうしようもないよね

うわああああああああ

無敵の海底撈月で何とかしてくださいよォ――――ッ

月だ、満月さえあれば…

おい

おい

もうここで終わろう(提案)

衣「…………智美、豊音、一緒に飛び降りよう」

智美「衣……もう少し頑張れ……」

衣「智美？　……これ以上我慢して、何があると言うのだ？」

豊音「もうそろそろ300メートルだよー」

智美「ほら……衣、向こうを見るんだ……」

豊音「ゴホッ……持ちあげるよー……」

衣「太陽が……沈んでいく……綺麗だな……」

智美「頑張ったかいがあったろ……」

衣「智美は……、ころもを楽しませるのが、うまいなー」

智美「ワハハ……」

豊音「300メートル超えたよー」

月はよ満月はよ

月は見えているか

美しい情景だ

智美「気球がしぼんでゆくぞ……」

衣「気球もよく耐えたな……」

豊音「今度は下に落ちるよー」

智美「ワハハ……ジェットコースターみたいで楽しいなぁ……な、衣……衣？」

衣「……」

智美「衣……」

豊音「衣ちゃんの体はバラバラにならないようにしっかり抱きかかえておくよー」

智美「豊音、頼むぞー」

豊音「まかせてよー」

………

……

…

豊音、智美の体は落下の衝撃によりバラバラだったが、衣だけは全身がつながったままだったという。

なお智美、衣、豊音の命は各600万円だった


カン

バラバラにならなくても黒焦げなんでしょもー

乙乙

乙
ワハ衣という組み合わせを考えたやつは