1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
松実家食卓。
ト―スター「チーン」
玄「お姉ちゃんトーストが焼けたのです」
玄「はいなのです」すっ
宥「有り難う玄ちゃん。頂きます」はむはむ
玄「お姉ちゃんは本当にパンが好きなのです」ふんふむ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:14:02.59 ID:XYTvwSTi0
ふむ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:20:46.15 ID:qzhZmA6g0
宥「こうやって……」うんせっ
宥「パン2枚にウインナーや無花果を挟んで包み込むようにすると、あったかくてとっても美味しいのよ」
玄「ふぅ〜むなるほどなるほど なるほどー」
宥「―――――――ん?」
宥「パン2枚…包む……あったかーい…………」
宥「はっ!!!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:21:21.95 ID:QBsPs4Za0
その発想は…
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:28:35.59 ID:XYTvwSTi0
どの発想だ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:29:07.22 ID:qzhZmA6g0
玄「ん?どったのお姉ちゃん?」はて
宥「く…玄ちゃん……」 ふるふる
玄「はいなのです」
宥「もしかしたら私……」
宥「冷え症を改善する画期的な方法を見付けた」
宥「のかも知れない――――」
玄「ホントなのですか?お姉ちゃん」
宥「うん……ちょっと待っててね」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:29:30.96 ID:Qt6Mdy3O0
デジャヴ
それを記すには余白が足りない
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:33:18.35 ID:s05VccRTO
ふななな
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:35:56.02 ID:qzhZmA6g0
一時間後。
宥「出来たよ玄ちゃん」ばーん
玄「何ですかその穴が三つ付いた布切れは?」
宥「ねえ玄ちゃん」
宥「ちょっとコレ穿いてみてくれるかな?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:36:35.58 ID:InWkeWQaO
天才か
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:41:50.15 ID:qzhZmA6g0
玄「コレを……ですか?」
宥「ズボンを穿くみたいにしてみて?」
玄「うーん…他ならぬお姉ちゃんの頼みとあらば――――」
玄「おまかせあれっ」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:42:49.04 ID:VTaEpWYQ0
パンにウインナーはわかるけどイチジク……?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:49:18.51 ID:qzhZmA6g0
玄「うんせうんせ」はきはき
玄「穿けたのです――――はっこれはっ!!!」
玄「私の一筒と下おもちにジャストフィットして」
玄「すーすーしないのですっ!!」しょうげき!
玄「お姉ちゃんこれは―――――?」きょうがく!
宥「あたか〜いでしょ玄ちゃん?」ふふん
玄「はいっあったか〜いのです」かんげき!
玄「うんせうんせ」ぬぎぬぎ
玄「お姉ちゃんも穿いてみるのです」ふんす
穴のついた布「ほかほか」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 20:57:48.30 ID:qzhZmA6g0
宥「わかったわ」
宥「うんせうんせ」はきはき
宥<やっぱり思った通り――――>
宥「あったか〜い」うっとり
宥<私の一索と下おもちが包まれて>
宥<すーすーしない>ほわぁ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:02:16.34 ID:XYTvwSTi0
C
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:03:40.34 ID:qzhZmA6g0
宥「これで私の冷え性対策もばっちりだよ…玄ちゃん」
玄「はいなのです!よかったのですお姉ちゃん!!」
宥「うん…有り難う玄ちゃん」にこ
玄「お姉ちゃんこれは凄い発明なのです!!」
玄「これは何て言う名前なのですか?」
宥「名前かーうーんそうね……」
宥「はっ!」ぴかっ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:08:38.21 ID:qzhZmA6g0
宥「パンを二枚重ねる処からヒントを得たから――――」
宥「パン二枚で――――」
宥「『パンツ』ね」ばーん
玄「おおーーーー!!!!凄いのですお姉ちゃん!!!!」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:10:03.68 ID:XYTvwSTi0
C
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:13:11.58 ID:qzhZmA6g0
玄「こうしてお姉ちゃんが発明して特許を取得した『パンツ』は」
玄「紆余曲折を乗り越えて」
玄「衣料品メーカーの≪HIROSE≫に資本提携、設備投資をして貰って」
玄「ようやく商品化に漕ぎ着けたのです」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:16:48.48 ID:gItiRsTm0
なるほどなるほどー
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:17:01.61 ID:wJi9evQp0
ふんふむ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:17:44.28 ID:qzhZmA6g0
玄「そして『パンツ』と云う名を付けられた画期的な発明は――――」
玄「その余りに破天荒な着眼点と圧倒的な利便性が受けて」
玄「瞬く間に大ヒットしたのです」どやっ
玄「そして…そのお金で傾き掛けていた松実館の再建を成功させ……」
玄「正に立て直したのです」ふんす
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:20:38.25 ID:RSQXV35q0
画期的過ぎてワロタ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:23:57.76 ID:qzhZmA6g0
玄「それからお姉ちゃんは――――」
玄「相思相愛…お互いに一目惚れをした同士の――――」
玄「≪HIROSE≫のご令嬢と結婚して」
玄「いつまでも幸せに暮らしましたとさ」
玄「おしまいなのです」
めでたしめでたし。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:25:42.40 ID:qzhZmA6g0
こんな感じなのがSS本来の形式なんじゃないかと思います。
それでは。
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:26:13.33 ID:IrXaQlYw0
その結婚についてちょいと詳しく
雀卓を一回同じくしただけでフラグが立つなら
なんで泉とはフラグが立たないの
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:26:25.32 ID:iSBsLwIg0
HIROE?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:27:05.00 ID:RSQXV35q0
乙
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:27:21.10 ID:VTaEpWYQ0
SS本来の形式wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:28:10.71 ID:InWkeWQaO
宥:一索→けじらみ→密林
はわかる
玄:一筒→○→??
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:28:42.89 ID:Z8F+1FOm0
乙
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:40:39.45 ID:ko189Z7j0
乙乙
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:43:28.29 ID:K2j0lthCi
乙
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:49:36.88 ID:t6/mqdRj0
ちょっと理解に時間かかったわ
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/02/26(火) 21:55:14.74 ID:gItiRsTm0
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙