シンジ「お手本を見せてやるよっ!」アスカ「流石ステキのシンジ様」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
前スレ
アスカ「クワーっクワっ!クワーっ!!」シンジ「やだなぁアスカ」のあらすじ
アスカがペンペン言葉で喋り出した
いつまでもクワクワうるさいアスカにカチキレたシンジはペンペンを投げつける
しかしペンペンの中には綾波の意識が入っていた
激突の衝撃で入れ替わる二人の人格
それに気付かぬシンジはクソ生意気なペンペン(アスカ)にまたもカチキレる
シンジはペンペン(アスカ)を唐揚げにしようと企むのだった
しかしペンペン(アスカ)はアスカ(綾波)の懐柔で手羽先の刑を免れる
綾波と共にNERVに戻り元の身体に戻ったアスカ
実はシンジの精神には加持が入っていた
そして元の身体に戻るシンジ
シンジは加持の協力によってアスカとのデートを取り付ける事に成功したのだった
前スレ
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1359159250/
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 05:52:21.43 ID:kFl1mYfg0
アスカ「さ!どこに連れてってくれるのかしら!?」
シンジ「どこって・・・服買いに行くんでしょ?じゃユ◯ク」
アスカ「アンタバカぁ!?」
シンジ「えっえええ!!だって僕のオゴリなんでしょ!?」
アスカ「当然よ!!」
シンジ「だったら・・・」
アスカ「センス抜群のシンジ様が、女の子の服を選びに行くのにユ◯クロぉ!?」
シンジ「わかったよ・・・しょうがないなぁ」
アスカ「アンタ、仮にもエヴァのパイロットなのよ!お金が無いなんて言わせないわ!!」
シンジ「そんなぁ・・・」
アスカ「アタシと同等か少し少ないくらいでしょ!!」
シンジ(自分より多い可能性は考えてないんだ・・・)
アスカ「何か言いたそうね!!」
シンジ「いや・・・別に・・・」
アスカ「フン!私をバカにした罰よ!!さーて、何買って貰おうかしら♪」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 05:58:12.53 ID:kFl1mYfg0
シンジ「はぁ・・・」
アスカ「とりあえず、デパート行きましょ?」
シンジ「嫌な予感がする・・・」
デパート
アスカ「前から一度来てみたかったのよね〜!!」
シンジ「嘘・・・予感的中」
アスカ「見てみてー!このサイケデリックなワンピース!!」
シンジ「うわぁ・・・凄いや・・・うん、凄い値段」
アスカ「なんとお得な12万円!!」
シンジ「アスカ・・・周り見てよ」
アスカ「はぁ?」
シンジ「僕ら、場違いだよ」
アスカ「こんな貧乏人達より、アンタの方がよっぽど持ってるわよ!!」
シンジ「声が大きいよっ!!」
アスカ「で?こっちとこっちどっちがいい!?」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:03:00.60 ID:rShLi+lG0
見てるぞ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:04:09.53 ID:kFl1mYfg0
シンジ「うん、両方却下で」
アスカ「なに!?両方似合う!?すいませーん!!両方下さーい!!」
シンジ「うわぁあああああああ!!!!!」
「ありがとうございまぁす」
アスカ「どういたしまして!このバカが払いますから!!」
「お客様に良くお似合いですよ?」
アスカ「ありがとうございますぅ・・・」
アスカ「バカシンジ!!」ギロッ
シンジ「ひいっ・・・!恐喝だよ・・・」
アスカ「まぁ!良いお手本見せてくれたわ!!さっすがシンジ様、おっとこまえー!!」
「男前ですよ」
シンジ「うぅ・・・」
シンジ「いいよ!!そのくらい!!何て事ないよ!!」
アスカ「まいどー!」
「2点で19万円でございます」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:10:42.44 ID:kFl1mYfg0
シンジ「・・・下ろして来ていいですか?」
アスカ「10秒!!」
シンジ「無理だよ!!」
「ご安心下さい、取り置きしておきますので」
アスカ「ですって!GO!!」
シンジ「・・・はぁ」
アスカ「♪」
シンジ「ご機嫌だね」
アスカ「ま、散々バカにされた挙げ句手羽先に揚げられそうになった恨みはチャラってトコね!」
シンジ(加持さん・・・とばっちりが凄いです・・・)
アスカ「さ!次々、せっかくのデパートですもの!!本命は・・・」
シンジ「まだ買わせる気?」
アスカ「流石の私もそんなに外道じゃないわ!」
アスカ「あ!でも香水とか欲しいかもー・・・」
シンジ「ええっ・・・!!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:18:29.33 ID:kFl1mYfg0
アスカ「・・・冗談よ」
シンジ「19万払わされた後で冗談に聞こえないよ」
アスカ「全く、同居人がそれくらいで喜んでるんだからありがたく思いなさいよ!」
シンジ「ミサトさんにだってこんなプレゼントした事ないのに・・・」
アスカ「アンタ、私とデート中の癖に他の女の事考えちゃうワケ!?」
アスカ「それも、よりによって年増のバカミサト・・・」
アスカ「ハァ・・・私もヤキが回ったわね・・・」
ミサト「へっくち!」
ミサト「きっと私の噂話ね・・・美しいって罪ぃ」
加持「良い噂なら良いけどな」
ミサト「どーいう意味よ!ソレ!!」
シンジ「ゴメン、アスカ・・・」
アスカ「自分から誘っておいて他の女の事考えるなんて、アンタも随分余裕出て来たみたいね?」
シンジ「そんなんじゃないよ・・・」
アスカ「ちゃんと私の事だけ考えてなさいよ」ぼそっ
シンジ「えっ?」
アスカ「何でもないわよ!このバカっ!!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:20:25.47 ID:bGa6EHDci
あすきゃわわ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:25:20.24 ID:kFl1mYfg0
アスカ「さ、本丸が見えて来たわよ!」
シンジ「これって・・・地下じゃないか」
アスカ「当然!!デパートと言えばデパ地下よ!!」
シンジ「ま・・・色気より食い気だよね」ぼそっ
アスカ「何か言った!?」
シンジ「何でもないよ・・・」くすっ
アスカ「?」
シンジ「お腹空いたの?」
アスカ「少しね」
シンジ「じゃ、今日の晩ご飯の惣菜も買って帰ろうよ」
アスカ「アンタ、夕飯家で食べるとか言っちゃうワケ!?」
シンジ「違うの?」
アスカ「デーーーーーーーーーーーーーーーーーーーートッッッ!!!!!!!!!」
シンジ「えぇっ・・・?」
アスカ「デーーーーーーーーーーーーーーーーーーーートォォォォォォォォオオオオッッッ!!!!!!!!!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:33:41.46 ID:kFl1mYfg0
シンジ「でも・・・ミサトさんのご飯が・・・」
アスカ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」ギロッ
シンジ(しまった・・・)
シンジ「ごめん・・・そうだよね!!ミサトさんなんか餓死させとけば良いよね!!」
ミサト「くしゅん!」
リツコ「あら?風邪?」
ミサト「今日は良く噂されるのよー」
リツコ「大方デート中の二人があなたの話題でもしてるのよ」
ミサト「あの子達・・・」じーん
リツコ「あら?良い話とは限らないわよ?」
アスカ「♪」にこにこ
シンジ(餓死するワケ無いのに喜んでる・・・)
アスカ「ま、ミサトのお惣菜くらいは買って帰ってあげましょ!」
シンジ「そうだね・・・」
アスカ「でも!まずは私たちの昼ご飯よ!!」
シンジ「そうだね・・・そうかな?」
アスカ「そうよ!!あれとーこれとー!」
シンジ「そ・・・そんなに?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:39:01.43 ID:kFl1mYfg0
アスカ「これも!」
アスカ「あぁああっ!それ、それも取って!シンジ!!」
アスカ「おいしそう・・・アレと、これと・・・それも!」
シンジ(どんだけ食べるの・・・?)
アスカ「あーっ!ケーキぃ!!デザートに・・・」
シンジ「バイキングか」
アスカ「あん?」ギロッ
シンジ「何でもないです」
アスカ「ふふーん!大漁ね!!」
シンジ「凄く恥ずかしい・・・」
アスカ「あぁ!?中学生なの!!食べ盛りなの!!伸び盛りなの!!」
シンジ「そうだね・・・大きくならない所もあるけどね」
アスカ「どこ見て言ってんのよ!!殴るわよ!!」メキャ
シンジ「うごぉ・・・も、もう殴ってるじゃないか」
アスカ「私ったら有言実行だから」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:41:09.25 ID:UMZPk08S0
支援
前スレ読んできた 支援
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:47:56.06 ID:kFl1mYfg0
シンジ「食べきれるの?ソレ・・・」
アスカ「アンタバカぁ?そんなの無理に決まってるじゃない!!」
シンジ「だよね・・・軽く5人前はあるもんね」
アスカ「一口ずつ頂くのよ!!」もにゅもにゅ
アスカ「あっ!美味しい!!」ほわーん
シンジ「残りはどうするのさ・・・」
アスカ「そんなの決まってんじゃない!!ミサトの胃袋よ!!」
シンジ「なるほど・・・」
アスカ「だからわざわざ切り分けて貰ったのよ!!」
シンジ「抜け目ないなぁ・・・」
アスカ「食べたいだけ食べれて時間も短縮!まさに一石二鳥ね!!」
シンジ「でもケーキはアスカのしか・・・」
アスカ「ミサトはおあずけ!晩酌の上ケーキなんて、デブまっしぐらよ!!」
アスカ「ただでさえ酒臭いのに、それが贅肉の塊に変貌なんて・・・ああはなりたくないわね」
シンジ「まだなってないし失礼だよ」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:51:17.01 ID:rShLi+lG0
これはデート→ラブホ展開ですね
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 06:55:58.64 ID:kFl1mYfg0
アスカ「はぁー!おいしかった!!」
シンジ「今度はどこに行くのさ?」
アスカ「ふぅ・・・そうね」
アスカ「よっこいしょ・・・」
シンジ「やめてよね、オバサンみたいだよ?」
アスカ「食べ過ぎて動き辛いのよ・・・」
シンジ「もう・・・少し休んでなよ?」
アスカ「そうする・・・アンタは?」
シンジ「ミサトさんにメールしておくよ、惣菜買ったって」
アスカ「ふーん・・・マメなヤツね」
シンジ「僕らの方が遅くて何も無かったら怒りそうだし」
アスカ「大人なんだからなんとかするでしょ?」
シンジ「そうは行かないよ・・・」
アスカ「ま、そう言う気遣いがアンタの最大にして唯一の長所ね」
シンジ「それだけって・・・」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:01:01.42 ID:kFl1mYfg0
シンジ「動ける?」
アスカ「失礼ね!大丈夫よ!!」
シンジ「じゃ行こうか?」
アスカ「行き先決めてんの?」
シンジ「うん」
アスカ「まさかアンタがね・・・」
シンジ「少し歩くよ?」
アスカ「構わないわよ」
シンジ「・・・」てくてく
アスカ「・・・」てくてく
シンジ「そう言えばアスカ」てくてく
アスカ「あによ」てくてく
シンジ「これってデートなんだよね?」てくてく
アスカ「そうよ」てくてく
シンジ「じゃあさ・・・」ピタッ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:05:17.51 ID:kFl1mYfg0
アスカ「ちょっと!急に止まらないでよ!!」ドンっ
アスカ(せっかくしおらしく後ろ歩いてやってたのに・・・)
アスカ(シンジの背中見てたかったのにぃ・・・)
シンジ「手、繋ごうよ」
アスカ「」
シンジ「手、出して?」
アスカ「はっ・・・ハァ!?バカじゃないの!!?何ソレ!!」
シンジ「デートなんでしょ?」
アスカ「う・・・そうだけど・・・」
シンジ「じゃ、いいじゃないか」
アスカ「な・・・何で私がアンタと手なんて・・・」
シンジ「あれ?もしかして・・・」
アスカ「何よ・・・」
シンジ「恥ずかしいの?」
アスカ「」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:06:43.55 ID:oR2zYu2C0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:06:56.84 ID:mcJyRg0s0
faッ!?
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:10:42.55 ID:kFl1mYfg0
アスカ「だっ!誰が!!」
シンジ「なんだ、アスカも意外と子供なんだね?」
アスカ「勘違いされるわよ!」
シンジ「知らない人ばかりなのに?」
アスカ「そうだけど・・・!!」
シンジ「なんだ・・・」
アスカ「!!」
シンジ「ビビリか・・・」ぼそっ
アスカ「いいわよ!!!手の一つや二つ!!繋いでやろうじゃんかぁああああ!!!」
シンジ「はい、どうぞ」
アスカ「行くわよ!!」ぎゅっ
シンジ「あ・・・アスカ!これは・・・」
アスカ「ハァ?何よ!!何か文句あ」
シンジ「恋人握りだよ・・・」
アスカ「こ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:18:29.04 ID:kFl1mYfg0
アスカ「恋人握りぃ!?」
シンジ「・・・そうだよ」
アスカ「何ソレ」
シンジ「知らないの?」
アスカ「知らないわよ・・・日本の風習?」
シンジ「・・・じゃあ知らない方が良いよ」
アスカ「繋ぎ方なんて何でもいいじゃない!!行くわよ!!」
シンジ「そうだね・・・」
「見て?あの中学生」ひそひそ
「うっわー!ススんでるーっ」ひそひそ
シンジ(恥ずかしい・・・)
アスカ(何よ、やけにジロジロ見られるわね・・・)
アスカ(フン!きっと私の美しさに見とれてんのね!!嫌だわ!!やっかみなんて!!)
マヤ「ふんふーん・・・久しぶりのお買い物ー♪あれ?アスカとシンジ君・・・?ちょっと!二人してどうし・・・た・・・」ちらっ
マヤ「・・・不潔」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:29:53.59 ID:kFl1mYfg0
シンジ「あっ!そこそこ!!もう着くよ?アスカ!!」
アスカ「そっ?意外と近かったわね?」
シンジ「そうかな?少し早く歩いたからかな?」
アスカ「なによこれ?」
アスカ「私と初めて会った漁港じゃない・・・」
シンジ「そうだよ」
アスカ「何でわざわざこんな所に来るワケ?」
シンジ「さっき自分で言ってたじゃないか・・・」
アスカ「えっ・・・?」
シンジ「初めて僕らが出会った大切な場所なんだ・・・」
アスカ「ふーん・・・ナナヒカリで選ばれたとかバカにされた上、足払いでコケさせられた場所がぁ?」
アスカ「アンタも物好きねぇ?」
シンジ「そうだね、物好きでなきゃアスカを好きにはなれないよ」
アスカ「失礼ね!!もう一回言って見なさいよ!!」
シンジ「二回も告白させる気なの?」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:35:01.52 ID:kFl1mYfg0
アスカ「ハァ!?誰が誰に!!」
アスカ「・・・って」
アスカ「あっ・・・」
アスカ「」カァァ
アスカ「・・・」
アスカ「〜〜〜〜〜〜!!!」
アスカ「もう!なんて締まらない告白の仕方なのよ!!」
シンジ「だって・・・」
アスカ「緊張感の欠片も無いワケ!?」
アスカ「アンタにとっての私ってそんなモン!!?」
シンジ「僕はただ・・・」
アスカ「ただ!?何!?」
シンジ「知っておいて欲しいだけなんだ」
アスカ「ハァ?」
シンジ「僕の気持ちを知っててくれたらそれで良い」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:40:00.47 ID:kFl1mYfg0
アスカ「何ソレ・・・バカみたい」
シンジ「なんで?」
アスカ「アンタ、私をアンタのモノにしたいとか思わないワケ!?」
アスカ「その為の告白じゃないの?」
シンジ「そうかも知れない・・・」
アスカ「そうかもってアンタ・・・」
シンジ「でも、良いんだ」
アスカ「そうやって逃げてれば、振られたって傷つかないもんね!!」
シンジ「違うよ、アスカ」
アスカ「?」
シンジ「伝える事が大切なんだ」
シンジ「けじめなんだ」
アスカ「・・・」
シンジ「僕が言いたいのはね、アスカ?」
アスカ「何よ・・・?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:44:57.82 ID:mcJyRg0s0
・・・
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:45:12.39 ID:kFl1mYfg0
シンジ「この場所で、アスカに出会えて良かった」
シンジ「アスカに会って、一緒に暮らせて」
シンジ「僕はきっと幸せなんだと思う」
シンジ「こんな生活がずっと続けば良いって思う」
シンジ「それを知っておいて欲しかったんだ・・・」
アスカ「」
シンジ「アスカ?」
アスカ「・・・アンタ、ホントにバカね」
シンジ「何で?」
アスカ「それ、告白なんて通り越してるわよ」
シンジ「えっ?」
アスカ「それじゃまるで・・・」
アスカ「プロポーズじゃない」カァァ
シンジ「そう捉えても構わないよ?」
アスカ「もう!!ちゃっかり遠回しに独占欲出してる!!」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:52:06.12 ID:kFl1mYfg0
シンジ「そうかな・・・」
アスカ「そうよ!!バカバカ!!何カッコつけてんのよ!!」
アスカ「ハッ!けじめ!?お笑いだわ!!」
アスカ「いいかげんにしなさいよね!!人舐めてんの!?」
アスカ「なんでそんな・・・!!」ぽろ
アスカ「なんでよ・・・」ぽろぽろ
アスカ「涙、止まらないじゃないっ・・・!!」ぽろぽろ
シンジ「アスカ・・・ゴメン」
アスカ「アンタ、ズルいわよ・・・こんなの・・・」ぽろぽろ
シンジ「ごめん」
アスカ「何よ・・・もう私、とっくにアンタのモノになっちゃってたんじゃない・・・」ぽろぽろ
シンジ「ありがとう、アスカ」ぎゅっ
アスカ「抱きしめないでよ・・・止めらんないじゃない・・・」ぽろぽろ
シンジ「アスカ・・・愛してる」
アスカ「ズルい」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 07:57:31.34 ID:kFl1mYfg0
シンジ「ごめん」
アスカ「言っとくけど、私・・・素直じゃないわよ?」
シンジ「知ってるよ」
アスカ「クワー!とか言うわよ?」
シンジ「可愛いよ」
アスカ「手羽先にしないでよ?」
シンジ「しないよ」
アスカ「うぅうう・・・バカぁ!!」
アスカ「じゃあ、こないだはどうして私がペンペンになってたってわからなかったのよ!!」
シンジ「そ・・・それは・・・」
アスカ「好きならわかれ!!バカシンジ!!」
シンジ「えっと・・・その・・・」
アスカ「ん?」
シンジ「それは・・・あの・・・」
アスカ「アンタ、何隠してるのよ?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 08:02:12.54 ID:kFl1mYfg0
シンジ「実は・・・あの時の僕は僕じゃなくて・・・」
アスカ「ハァ?」
シンジ「アレは加持さんが・・・」
アスカ「どーいう・・・ハッ!!まさか!!」
シンジ「そうなんだ」
アスカ「アレ、アンタに入った加持さん?」
シンジ「うん」
アスカ「じゃ、アンタも変わってたの?」
シンジ「うん」
アスカ「なんで?」
シンジ「アスカを今日誘うために・・・勇気が出なくて・・・それで」
アスカ「ハァ・・・情けない」
シンジ「ごめん」
アスカ「ま、さっき男見せたから許してあげるわ・・・」ぼそっ
シンジ「ごめん」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 08:09:03.16 ID:kFl1mYfg0
アスカ「それにしても、アンタらしい何とも情けない感じがして、逆に納得したわ・・・」
シンジ「酷いや」
アスカ「フン!ホントの事でしょー!?」ぷいっ
シンジ「そうだね・・・」
アスカ「はぁ・・・」
シンジ「アスカ、日が落ちて来たよ?」
アスカ「そうね」
シンジ「そろそろご飯食べに行かない?」
アスカ「えっ!もう行くの?」
シンジ「だって繁華街まで結構歩くよ?」
アスカ「そっか・・・」
シンジ「行こう?」
アスカ「あっシンジ!まだ私、アンタの告白に答えてないけど?」
シンジ「別に良いよ」
アスカ「ダーメ!!私は白黒ハッキリつける女よ!!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/27(日) 08:13:32.55 ID:kFl1mYfg0
アスカ「アンタと違ってね!!」
シンジ「そんなぁ・・・」
アスカ「曖昧なままにしておくの、気持ち悪いのよ!!」
アスカ「だから・・・」チュッ
シンジ「!!」
アスカ「ん・・・」ぎゅっ
シンジ「・・・っ」ぎゅっ
アスカ「・・・ぅう」
シンジ「んぅ・・・」
アスカ「ぷはぁ!」
シンジ「っは!」
アスカ「伝わった!?私の気持ち!!」
シンジ「うん」
アスカ「よろしい!!じゃ、おいしいモノ食べさせなさいよ!!」
終われ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙