杏子「安価でHDDレコーダーを買いたい」

杏子「58000円……」

杏子「たけーーーーーーー」


杏子「困った」

杏子「お前ら知恵を貸してくれ」

>>5

ｋｓｋ

ホ別イチゴ

レコーダー買って録画するより借りた方が安い

体を売る

ちなみに一枚100円だと580枚

>>5
杏子「あぁ、体を売るのか」

杏子「……」

杏子「ﾄﾞｶﾀかそこらへんか」


杏子「雇ってもらえるﾓﾝなのかね」

――ﾃｨﾛ営業所――

親方「悪いけど女の子じゃあねえ」

杏子「そうですか」

杏子「数十は回ったけど」

杏子「ものの見事に断られた」

杏子「金を稼ぐのも楽じゃなくなってんな」

杏子「……ﾊｹﾝやってみっか」


――ﾌﾙ○ｬｽﾄ――

五分の説明ビデオ

杏子(保険の加入は勘弁してもらいたいなあ……)

所長「じゃ、ここに住所と名前とうんたらうんたら」

杏子「住所無いんだけど」

所長「……」




杏子「苦笑いで見送られた」

きょこきょこ……

杏子「こりゃー参ったね」


>>4
>>6

杏子「……レンタルか」

杏子「確かに安価だけど……」



杏子「……むぅ」

そもそも住所すらないのに何でHDDレコーダー買おうと思ったんだろ

杏子「アレばかりはキレイな金で買いたいし」

杏子「ATMぬっこわすワケにも……なぁ？」


杏子「かといって……」

ｼｮｼﾞｷﾝ「2845円」

杏子「はぁ……」


杏子「……あるもんなのかね、そのﾌﾞﾙｰﾚｲとやらは」


杏子「TSU○AYAに」

TSU○AYA
ﾃｨﾛｯ ﾃｨﾛｯ

杏子「……」

杏子「探してみるか」


杏子「あの番組のジャンルは何だったっけな？」

杏子「……バラエティ？ドキュメンタリー？」


杏子「少なくともアニメじゃねーな」

まどか「アニメじゃない！」

マミ「アニメじゃない！」

ほむ「ほんとのこ〜とさ〜！」

杏子「分かってはいたけど、無いな」

杏子「店員に聞いてみるか」


杏子「すみません、お伺いしたいのですが」

店員「はい」

杏子「―――って番組のディスクって置いてませんかね」

店員「……ちょーっと聞いたこと無いですねぇ」

杏子「そうですか、ありがとうございました」


杏子「だよなぁ……」

パナかソニーで迷ってる俺にはタイムリーなスレ

――ホテル――
杏子「ただいまー」

ゆま「お帰りなさい、キョーコ」


杏子「あぁただいま、ゆま」

ゆま「買えそう？」

杏子「ちっと無理だな」

ゆま「そう……」


ゆま「……」

杏子「ごめんな」

ゆま「……ううん」

PM7:50

杏子「ん、もうこんな時間か」


杏子「おい、ゆま」

ゆま「……やだ」

杏子「やだじゃない」

ゆま「……」

杏子「歯磨いて、寝る。いいな」

ゆま「……観たいよ」

杏子「ダメだ。八時に寝るんだ」

ゆま「えぇーっ……」


ゆま「……はぁい」

杏子「いい子だ」




杏子(レコーダーがあればなぁ……)

PM8:30

杏子「よし、あたしもそろそろ寝るか」

杏子「おやすみなさい」





一日目、購入ならず

むらさきさんに借りなよ

二日目
AM6:00

杏子「おはよう」

ゆま「おはよう、キョーコ」


杏子「さて、今日も出かけようか」

>>20

杏子「ほむらか……」



杏子「えェー」

ほむらンち

杏子「よっすほむらちゃン」

ほむら「……」

ﾊﾞﾀﾝ

杏子「うォおい」

杏子「ちょ」

杏子「あけろーーーーーー」



ｶﾞﾁｬ

ほむら「何の用」

杏子「HDDレコーダー貸して」

ほむら「……」

ﾊﾞﾀﾝ

杏子「うォーーーーーーい！！」

なんでATMぶっ壊すのダメなの？
普段からやってるだろ

>>23
ゆまがいるから

ｶﾞﾁｬ

ほむら「……」

杏子「頼む、貸してくれ」

ほむら「……あると思うの？」

杏子「空中浮遊タブレットだらけのアンタの家なら、レコーダーの五つや六つは訳ないだろ。んなもん」

ほむら「……」

>>24
ゆまにも万引きとかやらせてたじゃん

ﾌﾞﾜｯ

杏子「んなっ！？」

ほむら「止められちゃったの……」


杏子「は？」

ほむら「電気……止められちゃった……」

杏子「ちょ……」





杏子「それとレコーダーとは関係ないだろ」

ほむら「バレたか」

なんなんだよwwwww

口調合わせる気ないならまどかでやる必要ないだろ死ね

ほむら「でも電気を止められたのは本当」

ほむら「一個だけあるわ。貸してあげる」

杏子「さらっと深刻なこと言ってんじゃねーよ」

ほむら「条件があるわ」

ほむら「―――を観たいの」

杏子「……オマエもかよ」


ほむら「いいわよね？」

杏子「上目遣いすんな身長大して変わんないだろ」

ほむら「HDMIケーブルはある？」

杏子「三色ケーブルのことか？あるぞ」

ほむら「……」

杏子「……？」


ほむら「この際だからテレビも持って行きましょう。いやな予感しかしないわ」

杏子「お前の盾って便利だよな」

口調があわないよぅ


くちょ〜

――ホテル――

ほむら「着いたわよ。行きましょう」

杏子「それあたしのセリフだよな？」

ほむら「さっさとなさい」

杏子「うぜえ……！」

くちょ〜wwwww

口調があわないよぅ


くちょ〜

ほむほむ

――キョーコたちのへや――

ゆま「お帰りなさい。早かったね」


杏子「よろこべゆま！レコーダーが手に入ったぞ！」

ゆま「ほんとに！？やったああああああああ！！」

ほむら「じゃじゃーん」

ゆま「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！」

ほむら「テレビも付いてます」

ゆま「きええええええええええええええ」




他の宿泊客「あのー……ボリューム下げて頂けませんか」

ほむら「すみません」
杏子「すみません」
ゆま「ごめんなさい」

(´・ω・｀)くちょ〜

やったー！

口調があわないよぅ


くちょ〜

やりすぎんなよ

ゆま「ねえねえ、あれ見れる？」

杏子「観れるぞ！」

ゆま「やった！」


ほむら「あれって？」


杏子「ああ」









ゆま「音のソノリティ！」

ほむら「」

ｶﾞﾊﾞｯ

ゆま「ぐぇ」

ほむら「心の友よ……！」


杏子「おいほむら、放せ。ゆまがお前みたいな色になってきてっから」

ほむら「早速録画予約をしましょう！」

杏子「予約？」

ほむら「ええ！」

ほむほむ

ゆまゆま

あんあん

ほむら「完了っと」

杏子「よかったな、ゆま」

ゆま「うん！ほむらおねえちゃんありがとう！」


ほむら「お姉さまと呼んでくれてもいいのよ？」

ゆま「お姉さま…」

ほむら「ゆま…」

ゆま「お姉さま…」


杏子「……」

杏子「おい寝るぞお前ら」

ゆま「えぇーっ！？まだ七時…」

杏子「うっさいっ！」

ほむら「あらあらうふふ」

ほむほむ様ほむほむ

くちょ〜

>>49
もう許してやろうぜwww

5億年ボタン押して１００万円もらおう

夜

ほむら「でろでろでろでろでろでろでろでろでろ」

ゆま「でらげっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃ」

ほむら「うしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃしゃ」

ゆま「げひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」

ほむら「……」

ゆま「……」

ほむら「Zzz」

ゆま「Zzz」




杏子「なんなんだよもう、どんないびきだよ……」

どんないびきだよ

杏子(こいつらマジやべえ。一睡も出来なかった)

ほむら「あら、顔色が悪いわね」

ゆま「キョーコ大丈夫？」

杏子「誰の所為だと思ってんだ……」


ほむら「さ、観るわよ」

ゆま「ぱちばちー！」

でろでろほむほむ

口調があわないよぅ


くちょ〜

ほむ

テレビ「音のソノリティ……J-POWERの提供でお送りします」


ゆま「画質綺麗……///」

ほむら「そうね……」



ゆま「オランダだぁ！」

ほむら「風車の風切る音が涼しげね」


ゆま「風音多いね」

ほむら「構造物に依存するから、それだけ数も多いのよ」



杏子(そらレンタル屋にゃ置いてないわな。誰が借りるんだ)

ぐぐってみたら関東ローカルなのな＞音のソノリティ

ゆま「あっ、これすっごい前のだ！」

ほむら「前のテレビからのダビング分よ」

ゆま「音はきれいだけど、画質が……」

ほむら「地アナ時代だから仕方ないのよ」

ゆま「……あっこれ今は壊されちゃったところだ」

ほむら「そうよ。今は戦争で大変なところなのよ」

ゆま「……」




杏子(早よ終われ)

ゆまゆまほむほむ

きょこきょこ

支援

杏子「終わったか」

ゆま「うん、楽しかった」

ゆま「……世界って広いんだね」

ほむら「私はヒロインよ」

ゆま「お姉さま…///」



杏子「お、おう」

ゆまってだれ？

幼女

杏子「……ま、いっか」


この後、世界を飛び回る紫の魔法少女には
緑色の陰がついて回るようになったという



杏子「おい、待てよ」

ゆま「キョーコ！おいてくよー！」

ほむら「うふふ……」





おわり

乙乙乙

なんでこうなった

アンカーと安価をかけたネタが書きたかっただけなのに


じゃね。