咲「ANGEL WING ノドカ」

※都合により一部設定の改変があります


大学生A「昨日のアメリカVSオランダ観たァ？」

大学生B「ニーマンがマジ最高だった」

大学生C「それに比べて日本のプロリーグショボすぎ！ 私らのが強いんじゃね？」

大学生A「プロリーグ終了のお知らせ！」

大学生ABC「ギャハハハハハハハハハ！」

？？「……」

？？「あの」

大学生C「何だオイ！？ 邪魔すんなガキ！」

？？「私と麻雀打ちませんか？」

大学生B「失せろ！」

和「プロよりも強いんですよね？ だったら……ガキ一人に負けるわけないですよね」

大学生ABC「……！」

新手のナンパですかーーー！？？？
＼
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　　l ' ' ' j l. 　|: i: イ ,r1::::i　　　　 　 '7o::ヽ､ji : : : : : i :.l'^: l　 ;/ 　っ　　よ　　思
　 　＼　　l_､ |ノ/i i　l~;;:::l　　　　 　 i'::::::::::i il : : i; : : l: l : : : : l'　た　　い　　う
　　 　 ヽ､./. ＼l :i/　｀ー'　　　　　　i､:;;;:ﾉﾉ ヽ､;_ij: : :jﾉ: ; : : . :i、 　　　で
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　　 　l／. . . . . 1.:i,　　　　　　　　　　　　 　 ,､ｰノ: :{ : ヽ: . : :/　
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おいあんた…ふざけたこと言ってんじゃ…！

支援しよう

和「困りました、入学式に遅れてしまいます」

大学生A「マジか……3対1だぞ……」

大学生B「点……取れねェ！」

和「ありがとうございました」


-ANGEL WING ノドカ-


大学生C「……マジか高１かよ……！ オイお前、どこの高校だ？」

和「清澄」

大学生ABC「きっ……清澄！！」

大学生ABC（……ってどこだ……？）

？？「あっ、あの！」

和「？」

咲「同じ制服……同級生だよね？ すごかったね今の！」

和「…………」

和「誰ですか？」


…


咲「今朝の大学生って知り合い？話聞こえなかったけど」

咲「でも嬉しいな！ 原村さんみたいなスゴイ人がチームメイトかぁ！」

和「何でもいいですけど、あなたとお昼ご飯を食べる気はありませんよ」

咲「でも、原村さんと一緒にいないとまたボイラー室とか行っちゃうかもしれないし……」

やめるんだ！のどかっちゃん！

咲「嬉しいことに今日から仮入部できるみたいだし、楽しく一緒に頑張ろうね！」

和「お断りします」

咲「ほおお！？ そこは「ああ！」とか「そうだな！」とかじゃないの！？」

和「私は最強のプレイヤーになります」

和「先輩でも同級生でもどんなに強い方でも私が倒してそれを証明します。あなたも例外なく私のライバルです」

和「楽しくなんていう考え、そんなオカルトありえません。置いていきますよ」ｺﾞｫｯ!!

咲（す……すごい気迫！）

こんなタイトルの漫画あったような
刹那で忘れちゃった。まあいいか、そんな漫画

…

久「じゃ、次の１年。名前・出身中学、何か一言」

咲「みっ、宮永咲です！ 素乃辺野中学出身で……ずっとベンチでした」

咲「けど……あの……麻雀上手くなりたいので……一生懸命がんばら、がんばります！」

先輩1「プ、噛んだよ」

先輩2「必死だなー」

久「じゃ、隣ー」

和「原村和、出身中学は高遠原中。……大将で、スタメンでした」

咲（大将かぁ、先鋒と並ぶエースポジションだ。高遠原中……？は聞いたことないけど）

和「自分が最強のプレーヤーだと証明するまで、どんな努力もやります。死ぬ気でやります。死んでもやります！」

和「まずは今年！ 日本一になります！」

咲「！」

先輩「……」

元ネタがよくわからんけど、伝説の打切りジャンプ漫画かしら？(´・ω・｀)

先輩「どぎゃはははははははははははははは！」

和「！！？」

久「ナイスギャグ！自虐が過ぎるわよ！日本一ってなに！？新しいわ！」

まこ「ちょっとは自重しんさい！」

和「？ ？」

先輩1「残念だったわね！ウチ県予選一回戦すら勝ったことないのよ！」

和「そんなことはどうだっていいです」

先輩「！？」

和「強い相手を倒して日本一になるってのはどこでやっても同じでしょう」

和「今私がいるのはここです！ ここを！ 今年！ 日本一にする！ つまり最強！」

和「それだけです」

先輩「…………」

先輩1「あそースか一人で頑張れー」

先輩2「何それ笑うとこ？」

先輩3「はいからみづらいー」

先輩4「毎年素人が言うのよねそういうデカイこと」

先輩2「高遠原中なんて超弱いとこ出だから知らないのよ。去年一回戦負けか」

咲「……！」

久「日本一……全国大会なんてものすごい長い道程なんだから。ムリよムリ」

和「だったら先輩たち、私と麻雀打ちませんか」

久「へえ……？ 私たち全員と1対1やるの？」

和「3対1です」

久「！？」

和「束になってかかってきても、あなた方には負けませんよ」

まこ「な、何じゃと！？舐めくさりおって！」

久「……良いわよ。その代わり、私たちが勝ったら、先輩をおちょくったバツ……」

久「３年間牌に触らせないわ！雑用だけやりなさい！」

咲「！！」

咲「そ、そんなの無理だよ和ちゃん！」

和「黙っててください」

久「勝負は明日……逃げないでね」

翌日――

ざわざわざわざわ

ギャラリー1「ねーねーうちってすごくない？全自動卓って」

ギャラリー2「生徒会長が部費で買ったらしーよ」

咲「ギャ、ギャラリー多ッ！！」

咲（先輩たち、この為に一日空けたのか……！何てことを……！）

久「あなたが持ち込んだルールは！ 東風戦！飛びなし！あなた一人対私たち三人で、点棒の合計が上回ったほうが勝ちってことでいいのね！？」

咲（えっ！？ それって、あがられそうになったら味方に振り込めば、実質0点ってこと！？）

久「さて、どうしましょう？」

まこ「弄んでやろうかい」

先輩1「東一で決めちゃうって手もあるわよ」

久「とりあえず手牌見てから決めましょうか」

咲（ひどい……やめさせないと！）


先輩1 ﾄﾝ

和「ロン。12000です」

先輩1「！！？」

ギャラリー「は、はええええええ！？ まだ３順目なのにもう満貫かよ！？」

久「ま、まぐれよ！ たまたま配牌がよくて、たまたまツモもよかっただけでしょ！」

久「猫だましは二度は効かないわよ！」

和「……」

和「ぜんっぜん足りません。先輩方全員で来てください」

先輩2「あんたいい加減にしなさいよ！」

先輩3「もう許さない！」

咲（３対１で２面打ち！？ えええ何これ！？ とんでもないことになっちゃってるー！）

先輩4（わけわかんなくなって自滅しちゃえ！）ﾄﾝ

和「ツモ。1300オールです」

和「こちらもです」

久「なんで競り負けるのよー！？」

咲「すごい、２面打ちなのにまたあがった……。原村さんはいったい……」

先輩2「なんなのあいつすごすぎない！？」

まこ「これは本格的にやばくないかのう」

久「……！ １年！ ボサッっと突っ立ってんじゃないわよ！ あいつ止めなさい！」

1年A「えっ……どうする」

優希「３面打ちになっちゃうじょ」

久「動かないやつはあいつと同罪よ。３年間雑用地獄にしてやるわ」

１年「……！！」ｿﾞｸｯ

咲（……私は行かない！ 原村さんが戦ってるんだ。 私も戦う！ 雑用だってやってやる！）

和「宮永さん。なにしてるんですか？ 麻雀しますよ。はやく混ざってください」

咲「……え？」

咲（すごい、３面打ちだって言うのに淀みなく打ってる）

咲（最も効率が良い手を、一瞬で見出してるんだ！）

久「なんなのよあいつ……高遠原中なんて知らないわよ！？」

久「あいついったい何者なのよ！」


先輩2「あっ！」

先輩2「今気になって調べてみたんだけど……「高遠原中」じゃなくて「原村和」で……そしたら」

先輩2「あいつ、小学生のころクラブチーム入ってたんだ」

先輩3「どこのよ！」

先輩2「阿知賀こども、麻雀クラブ」

先輩4「あっ……阿知賀！？ インハイ常連の超強豪じゃない！」

先輩2「しかも……うわぁ、原村和は……去年……」

先輩2「インターミドル個人戦で、全国制覇してるぞ！！」

先輩「とっ、とんでもねえの……来たァアアアアア！！」おぎゃああああああああ

咲（日本一経験者、高校でも狙ってるの！？ でもここはやる気のない弱小チームなのに……やれるの！？）

さすがに100対1は無理か

ギャラリー1「コラー！ふざけてんじゃないよ麻雀部！一人相手にいつまで遊んでんのよヘタクソー！」

ギャラリー2「た、たしかに」

ギャラリー3「そうだそうだー！」

ギャラリー4「私のほうがもっと上手いわよー！」

先輩3「くそっ、なんですって……！」

まこ「好き放題言いよって」

和「じゃあ混ざってください！」

先輩「何ー！！？」

和「グダグダうるさいですよ！ 麻雀がやりたい人は卓についてください！」

和「私に勝ってみなさい！」

ギャラリー2「言うじゃんこのアマ！」

ギャラリー3「よぉしやったらァ！」

ギャラリー4「私もやるやる！」

久「くそ……聞いたことないわよこんなの」

久「ほかのやつらに……麻雀部員が、負けてたまるか！」


ギャラリー2「うおっ、なんだこいつ！」

ギャラリー3「10面打ちだぞ！ホントにあがれねぇ！」

咲「１面打ちのときより、２面、３面打ちのときより、どんどん判断が早くなってる！」

先輩「うおらあああああああああ」

咲（先輩たち、さっきは死んだ魚のような目をしてたのに、原村さんからあがろうと、必死になって麻雀してる……！）

咲（原村さんが、変えてしまった！）

京ちゃんはノドカに一目惚れしてマネージャーになるんですね

咲（みんなが原村さんの麻雀に、引っ張られる！ 気持ちが引っ張り上げられる！）

咲（牌をツモるスピード！残像がまるで、翼みたいだ……！）


和「リーチ！」

久（典型的なタンヤオ手！こいつは通る！）打西

和「ロン！四暗刻単騎待ち、48000です」

久「四暗刻確定でリーチ……？ わけわかんない……」

ギャラリー「スゲー！ アイツ何者だ！ 勝っちゃった！」

咲「どうして……どうしてなんですか」

咲「みんな麻雀で一生懸命になれるじゃないですか！」

咲「ホントはみんな麻雀好きなんでしょ！ どうして放棄しちゃったんですか！」

久「この県は強豪校がひしめいてる……、ここは谷間なの」

久「夢見ないほうが……楽ｎ」和「先輩方の言い分なんて知りません」

先輩「！！？」ｶﾞｰﾝ!

和「私は今年日本一になるんですよ。皆さんにもその覚悟があるなら」

咲（原村和……この人はホントに引っ張りあげちゃうかもしれない。日本一……）

和「そんな考えさっさと捨てて、私の背中に勝手に乗ってください」

咲（頂点へ！！）

猛き翼の伝説　――――開幕！！！

次週へ続く

おやすみ

ﾉﾄﾞｶｯｹｰ!!

乙

乙

なにこの和アゲのほかメンバ下げ糞SSは。
和豚はもうSS書かなくていいよ。

和かっこよすぎ

金の絡んだ勝負してる両津みたいな感じが…

なぜ最後まで読んだのか産業で

乙

読んだけど刹那で忘れちゃった
まぁいいか

乙ー