小鍛治「戒能さんもうすぐ20歳だよね」戒能「アッハイ」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
小鍛治「そっか。何だか若いって羨ましい」
戒能「小鍛治プロも十分にお若いですよ」
小鍛治「・・・紫鏡」ボソッ
戒能「・・・?今何かおっしゃりましたか?」
小鍛治「ううん、何でもない。それじゃ、大会頑張ってね」
戒能「はい。ありがとうございます」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:35:57.25 ID:fPMrEV0A0
はやり「良子ちゃんお疲れ様〜☆」
戒能「いえ、この程度ブレックファスト・マエです」
はやり「あはは、言うね〜☆」
戒能「そういえば試合前に小鍛治プロと会話したのですが気になることを・・・。確か紫鏡とか何とか・・・」
はやり「紫・・・鏡・・・!?」
戒能「どうかしたのですか?」
はやり「そういえば、良子ちゃんもうすぐ二十歳になるんだったよね!?」
戒能「ええ、イグザクトリー」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:39:16.49 ID:WakichA+0
まさかの紫鏡
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:43:20.17 ID:fPMrEV0A0
はやり「大変だ・・・。良子ちゃん、よく聞いてね」
戒能「はぁ・・・?」
はやり「その言葉は呪詛だよ。しかも、二十歳になる人間を限定的に呪殺する為の・・・」
戒能「リアリー?」
はやり「確か良子ちゃんは4月に誕生日だったよね?・・・参ったな、あと一ヶ月もない・・・。とにかく、誕生日が来るまでにその言葉を忘れること!いいね?」
戒能「よくわかりませんが、善処します」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:51:33.71 ID:8b9u5zqs0
友人に二十歳になる二分前くらいにメールが来たのを思い出した
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:51:52.06 ID:fPMrEV0A0
はやり「もしその言葉を二十歳になるまで覚えてたら、良子ちゃん・・・。貴女、死んじゃうよ・・・」
戒能「お言葉ですが、小鍛治プロはそこまでに強い霊能力の持ち主なのですか?確かに麻雀は強いと思いますが・・・」
はやり「そういう問題じゃないんだよ良子ちゃん。あの言葉は怨念が強ければ強い程相手に強く作用する・・・。もうすぐ三十路という小鍛治プロは焦りと不安を抱えている・・・」
戒能「で、でも、もうすぐ三十路というのなら・・・」
はやり「あー、あー、あー!聞こえない聞こえない!とにかく、小鍛治プロの若い子への怨念は、それこそ平将門クラスといっても過言じゃないよ」
戒能「・・・わかりました」
はやり「二十歳までに忘れてればいいんだよ。そうすれば何も問題ない・・・。それじゃあ気をつけてね」
戒能「はい、オタッシャデ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:54:36.03 ID:HvdsDovU0
たすけてはやりん17歳!!!
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:55:45.07 ID:itYzAVFc0
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:56:48.66 ID:3mJfiGy/0
すこやん陰湿すぎい
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:58:16.97 ID:cYcWWPf20
やはり小鍛治はカス
ハルちゃん最高
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 13:59:38.86 ID:fPMrEV0A0
戒能(しかし、そうまで言われると忘れられなくなるのが人間というもの・・・。紫鏡・・・。厄介な呪いもあったものです・・・)
戒能(私の手鏡は・・・紫ではありませんね。まあ、これくらいなら所持してても構わないでしょう。さすがに神経使い過ぎでしょうか?)キラッ
車「ププーッ!」
戒能「えっ?轢かれ・・・」
車「キキーッ・・・」
戒能「・・・?助かったようですね・・・。しかし、轢かれるかと思いました・・・」
運転手「おいおい、姉ちゃん。鏡で光を反射させて目を眩ませようだなんて危ねぇじゃねぇか!」
戒能「すみません、気をつけます」
運転手「ったく、紫の鏡なんてババくせぇもん使いやがって」
戒能「えっ?今、なんと・・・」
車「ぶいーん!」
戒能「行ってしまいましたか・・・。ですが、今の運転手、何故紫鏡などと・・・。私の鏡はそのような色ではないというのに・・・」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:06:20.26 ID:fPMrEV0A0
戒能「まさか、呪いはもう始まっている・・・!?」
カラス「「「カーッ カーッ カーッ」」」
戒能「カラスが何だか集まってきました・・・。コワイ・・・」
カラス「テケリ・リ!テケリ・リ!」スゥッ バサッバサッバサッ
戒能「何というか、やはり・・・襲ってきましたか・・・!」バッ
カラス「テケリ・リ!」
戒能「一回目は回避できましたが、次はさすがに・・・」
カラス「テケリ・リ!テケリ・リ!」バサッバサッバサッ
戒能「ナムサン!?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:11:46.88 ID:fPMrEV0A0
???「鏡を捨てるんだ!」
戒能「アッハイ」ポイー
カラス「カーッ カーッ」バサッバサッ
戒能「助かった・・・。しかし、貴女は一体・・・?」
赤土「私か?私は赤土晴絵。悪いけど、会場での一件、見させてもらってたよ」
戒能「なんと」
赤土「小鍛治健夜は能力者だ」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:12:26.22 ID:WakichA+0
この作者、あらたその予感
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:13:48.71 ID:itYzAVFc0
すこやんかわいいよすこやん
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:15:10.73 ID:WzB9Qp2wO
レジェンド登場
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:18:15.37 ID:+mF79RbR0
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:21:38.57 ID:fPMrEV0A0
赤土「小鍛治健夜はかつて私とインターハイで戦ったことがある」
戒能「アイノウ。私知っています。唯一小鍛治プロに直撃を食らわせた年下のプレイヤーがいたと」
赤土「知ってるなら話が早い。そう、その時小鍛治健夜は年下への強烈なコンプレックスを刻み込まれたんだ。まあ、私もその時に致命的なダメージを負ったんだが・・・」
赤土「そして、小鍛治健夜は高校卒業後も着実に実績を積み重ねてきた。しかし・・・」
戒能「ワッツハプン?私、気になります」
赤土「年齢を重ねるごとに周囲の女子プロ、同期、友人、みんが結婚していく・・・。小鍛治健夜は強烈な焦りと不安に身を焦がしていくこととなる。そしてとうとうあの恐るべき能力が発現する・・・」
戒能「紫鏡・・・」
赤土「そう。あの能力は若い者への小鍛治健夜の怨念が具現化した能力。対象へ紫鏡という言葉を発言し、その単語を二十歳までに忘れることができないと命を奪うという恐ろしいものだ」
戒能「ジーザス・・・」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:24:55.52 ID:UoVWU/u+0
ニンジャスレイヤーか
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:26:40.70 ID:fPMrEV0A0
赤土「公にはなっていないが、小鍛治健夜が能力を発現させてから今まで、女子プロだけで十数名が二十歳を迎える前に謎の死を遂げている」
戒能「面妖な・・・」
赤土「かくいう私もその紫鏡の洗礼を受けた一人でね。あの時は死を覚悟したよ」
戒能「では、赤土さんは紫鏡という言葉を忘れられたのですか?」
赤土「いいや、それはできなかった。でも、対抗する手段は存在する」
戒能「それは一体・・・?」
赤土「熊倉トシ。その人物に会うんだ。きっと力になってくれる。そして、彼女は新たな力を授けてくれるだろう」
戒能「熊倉・・・トシ・・・」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:27:58.19 ID:nOAq+q740
すこやん=古のもの説
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:29:02.28 ID:WZsp7Ene0
すこやんはそんなこと言わない
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:29:21.79 ID:4zQqsR1P0
アッガイ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:33:16.38 ID:fPMrEV0A0
トシ「あんたが戒能良子だね。知ってるよ。それに、話も聞いている。厄介なのに目を付けられたもんだ」
戒能「教えて下さい。どうしたら小鍛治さんの能力から逃れられるのかを」
トシ「いいだろう。これを見な」
戒能「これはアロー・・・?」
トシ「そう、これは『矢』だ。そして肝心なのはこの矢尻だ」
戒能「・・・?」
トシ「これは刺された者を強制的に小鍛治健夜が持つような能力を発現させる触媒みたいなもんだ」
戒能「では、それを使えば私も小鍛治プロに対抗できる能力が・・・?」
ソウルが宿るんですか?
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:42:37.66 ID:fPMrEV0A0
トシ「可能性はある」
戒能「可能性・・・?」
トシ「あんた、小鍛治プロと話しをしたんだろう?実際会ってみてどうだった?」
戒能「いえ、特に・・・。伝説のプレイヤーだな、くらいにしか・・・」
トシ「なるほど、やはり素質は十分にあるようだね」
戒能「ドユコト?」
トシ「小鍛治健夜は普通の人間ではない。通常の人間ならばパニック症状を起こし、最悪死に至る。プロでさえ相対すれば体に震えが走るだろうね」
戒能「小鍛治プロは普通の人間じゃない・・・?」
トシ「ああ。人が人であることをやめ、麻雀で生き、麻雀で殺し、麻雀で死ぬことを決めた存在・・・。あれはそういうもんさ・・・。もし適当な言葉があるとすれば、それはニンジャ」
戒能「ニンジャ・・・」
トシ「そう。小鍛治健夜はマージャン・ニンジャだったんだよ」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:49:10.53 ID:mvQRL3cP0
スタンドみたいな設定だな
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:51:17.55 ID:eEFa6noV0
こーこちゃんは通常の人間じゃないみたいだね
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:51:58.85 ID:fPMrEV0A0
戒能「・・・・・・・・・」
トシ「怖くなったかい?この矢を刺すことが」
戒能「・・・このまま黙っていても、誕生日が来れば私は死ぬデス」
トシ「じゃあ刺すのかい?でも、これを使ったらもう後戻りはできないよ?あんたが生きるのは小鍛治健夜と同じ、ニンジャの道になってしまう」
戒能「それでもでっすぅ。・・・ゴメン!」ザクゥ
トシ「あっ・・・」
戒能「痛い・・・!痛い痛い・・・!何も起こらないですけど・・・!血がいっぱい出てきてコアイ・・・」ドクドクッ
トシ「いや、危ないからレプリカを出しておいたんだよ。これが本物だよ、キヲツケテネ」
戒能「ブッダファック!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:57:40.50 ID:BOfhEC7r0
C
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 14:58:57.04 ID:mct37hlm0
レプリカワロタ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 15:03:34.73 ID:UoVWU/u+0
ブッダファック!
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 15:17:22.30 ID:AUaojigy0
C
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 15:33:22.88 ID:rmkke9+XO
ふむ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 15:44:00.85 ID:MEAsRwon0
ジーザスでいいだろwww
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 15:44:03.91 ID:BOfhEC7r0
C
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:01:23.50 ID:zzbe/Tsu0
ほ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:03:58.98 ID:cjA4nn2K0
ヒメコ=サンはマージャン・フェスティバルで新道寺をカチグミにするためにマイル=サンをクサリでスマキにした。ナンデ?
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:18:12.76 ID:cjA4nn2K0
ほ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:32:50.73 ID:7PA1RZQT0
ほ
戒能「イエスタディぶりですね、赤土さん」
赤土「へぇ、身に纏うアトモスフィアが変わった・・・。戒能さんも能力を身に着けたってわけか」
戒能「イエス」
赤土「じゃあその実力がどれほどのものか試して、どうぞ」
戒能「手加減できませんよ?・・・それでは、カラテ・チュン・ビーム!」ビカッ
赤土「甘い、カラテ・白・バリア」シュエエアイサァイ…
戒能「さすが赤土さん、私のカラテ・中・ビームを宙で霧散させるとは、やりますね」
赤土「うん、なかなかのカラテだ」
戒能「ですが、能力を身に付けたからといってもこれからどうすれば?小鍛治プロを倒すのですか?でも、彼女は麻雀界最強のマージャン・ニンジャ。それは無理というもの・・・」
赤土「まあね」
戒能「ですが、赤土さんは小鍛治さんの能力から逃れ、生存しえいる・・・。一体どうやって・・・?」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:39:00.10 ID:eeIIUmV00
戒能「・・・・・・・・・」
トシ「怖くなったかい?この矢を刺すことが」
戒能「・・・このまま黙っていても、誕生日が来れば私は死ぬデス」
トシ「じゃあ刺すのかい?でも、これを使ったらもう後戻りはできないよ?あんたが生きるのは小鍛治健夜と同じ、ニンジャの道になってしまう」
戒能「それでもでっすぅ。・・・ゴメン!」ザクゥ
トシ「あっ・・・」
戒能「痛い・・・!痛い痛い・・・!何も起こらないですけど・・・!血がいっぱい出てきてコアイ・・・」ドクドクッ
トシ「いや、危ないからレプリカを出しておいたんだよ。これが本物だよ、キヲツケテネ」
戒能「ブッダファック!」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:39:31.82 ID:eeIIUmV00
トシ「可能性はある」
戒能「可能性・・・?」
トシ「あんた、小鍛治プロと話しをしたんだろう?実際会ってみてどうだった?」
戒能「いえ、特に・・・。伝説のプレイヤーだな、くらいにしか・・・」
トシ「なるほど、やはり素質は十分にあるようだね」
戒能「ドユコト?」
トシ「小鍛治健夜は普通の人間ではない。通常の人間ならばパニック症状を起こし、最悪死に至る。プロでさえ相対すれば体に震えが走るだろうね」
戒能「小鍛治プロは普通の人間じゃない・・・?」
トシ「ああ。人が人であることをやめ、麻雀で生き、麻雀で殺し、麻雀で死ぬことを決めた存在・・・。あれはそういうもんさ・・・。もし適当な言葉があるとすれば、それはニンジャ」
戒能「ニンジャ・・・」
トシ「そう。小鍛治健夜はマージャン・ニンジャだったんだよ」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:40:02.71 ID:eeIIUmV00
赤土「公にはなっていないが、小鍛治健夜が能力を発現させてから今まで、女子プロだけで十数名が二十歳を迎える前に謎の死を遂げている」
戒能「面妖な・・・」
赤土「かくいう私もその紫鏡の洗礼を受けた一人でね。あの時は死を覚悟したよ」
戒能「では、赤土さんは紫鏡という言葉を忘れられたのですか?」
赤土「いいや、それはできなかった。でも、対抗する手段は存在する」
戒能「それは一体・・・?」
赤土「熊倉トシ。その人物に会うんだ。きっと力になってくれる。そして、彼女は新たな力を授けてくれるだろう」
戒能「熊倉・・・トシ・・・」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:40:34.14 ID:eeIIUmV00
赤土「小鍛治健夜はかつて私とインターハイで戦ったことがある」
戒能「アイノウ。私知っています。唯一小鍛治プロに直撃を食らわせた年下のプレイヤーがいたと」
赤土「知ってるなら話が早い。そう、その時小鍛治健夜は年下への強烈なコンプレックスを刻み込まれたんだ。まあ、私もその時に致命的なダメージを負ったんだが・・・」
赤土「そして、小鍛治健夜は高校卒業後も着実に実績を積み重ねてきた。しかし・・・」
戒能「ワッツハプン?私、気になります」
赤土「年齢を重ねるごとに周囲の女子プロ、同期、友人、みんが結婚していく・・・。小鍛治健夜は強烈な焦りと不安に身を焦がしていくこととなる。そしてとうとうあの恐るべき能力が発現する・・・」
戒能「紫鏡・・・」
赤土「そう。あの能力は若い者への小鍛治健夜の怨念が具現化した能力。対象へ紫鏡という言葉を発言し、その単語を二十歳までに忘れることができないと命を奪うという恐ろしいものだ」
戒能「ジーザス・・・」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:41:05.64 ID:eeIIUmV00
???「鏡を捨てるんだ!」
戒能「アッハイ」ポイー
カラス「カーッ カーッ」バサッバサッ
戒能「助かった・・・。しかし、貴女は一体・・・?」
赤土「私か?私は赤土晴絵。悪いけど、会場での一件、見させてもらってたよ」
戒能「なんと」
赤土「小鍛治健夜は能力者だ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:41:37.21 ID:eeIIUmV00
はやり「大変だ・・・。良子ちゃん、よく聞いてね」
戒能「はぁ・・・?」
はやり「その言葉は呪詛だよ。しかも、二十歳になる人間を限定的に呪殺する為の・・・」
戒能「リアリー?」
はやり「確か良子ちゃんは4月に誕生日だったよね?・・・参ったな、あと一ヶ月もない・・・。とにかく、誕生日が来るまでにその言葉を忘れること!いいね?」
戒能「よくわかりませんが、善処します」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:43:54.12 ID:eeIIUmV00
赤土「公にはなっていないが、小鍛治健夜が能力を発現させてから今まで、女子プロだけで十数名が二十歳を迎える前に謎の死を遂げている」
戒能「面妖な・・・」
赤土「かくいう私もその紫鏡の洗礼を受けた一人でね。あの時は死を覚悟したよ」
戒能「では、赤土さんは紫鏡という言葉を忘れられたのですか?」
赤土「いいや、それはできなかった。でも、対抗する手段は存在する」
戒能「それは一体・・・?」
赤土「熊倉トシ。その人物に会うんだ。きっと力になってくれる。そして、彼女は新たな力を授けてくれるだろう」
戒能「熊倉・・・トシ・・・」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:45:29.59 ID:eeIIUmV00
トシ「可能性はある」
戒能「可能性・・・?」
トシ「あんた、小鍛治プロと話しをしたんだろう?実際会ってみてどうだった?」
戒能「いえ、特に・・・。伝説のプレイヤーだな、くらいにしか・・・」
トシ「なるほど、やはり素質は十分にあるようだね」
戒能「ドユコト?」
トシ「小鍛治健夜は普通の人間ではない。通常の人間ならばパニック症状を起こし、最悪死に至る。プロでさえ相対すれば体に震えが走るだろうね」
戒能「小鍛治プロは普通の人間じゃない・・・?」
トシ「ああ。人が人であることをやめ、麻雀で生き、麻雀で殺し、麻雀で死ぬことを決めた存在・・・。あれはそういうもんさ・・・。もし適当な言葉があるとすれば、それはニンジャ」
戒能「ニンジャ・・・」
トシ「そう。小鍛治健夜はマージャン・ニンジャだったんだよ」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:46:00.89 ID:eeIIUmV00
赤土「公にはなっていないが、小鍛治健夜が能力を発現させてから今まで、女子プロだけで十数名が二十歳を迎える前に謎の死を遂げている」
戒能「面妖な・・・」
赤土「かくいう私もその紫鏡の洗礼を受けた一人でね。あの時は死を覚悟したよ」
戒能「では、赤土さんは紫鏡という言葉を忘れられたのですか?」
赤土「いいや、それはできなかった。でも、対抗する手段は存在する」
戒能「それは一体・・・?」
赤土「熊倉トシ。その人物に会うんだ。きっと力になってくれる。そして、彼女は新たな力を授けてくれるだろう」
戒能「熊倉・・・トシ・・・」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:46:31.86 ID:eeIIUmV00
???「鏡を捨てるんだ!」
戒能「アッハイ」ポイー
カラス「カーッ カーッ」バサッバサッ
戒能「助かった・・・。しかし、貴女は一体・・・?」
赤土「私か?私は赤土晴絵。悪いけど、会場での一件、見させてもらってたよ」
戒能「なんと」
赤土「小鍛治健夜は能力者だ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:48:59.89 ID:Er9VS2C10
ふんふむ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:50:25.68 ID:eeIIUmV00
トシ「可能性はある」
戒能「可能性・・・?」
トシ「あんた、小鍛治プロと話しをしたんだろう?実際会ってみてどうだった?」
戒能「いえ、特に・・・。伝説のプレイヤーだな、くらいにしか・・・」
トシ「なるほど、やはり素質は十分にあるようだね」
戒能「ドユコト?」
トシ「小鍛治健夜は普通の人間ではない。通常の人間ならばパニック症状を起こし、最悪死に至る。プロでさえ相対すれば体に震えが走るだろうね」
戒能「小鍛治プロは普通の人間じゃない・・・?」
トシ「ああ。人が人であることをやめ、麻雀で生き、麻雀で殺し、麻雀で死ぬことを決めた存在・・・。あれはそういうもんさ・・・。もし適当な言葉があるとすれば、それはニンジャ」
戒能「ニンジャ・・・」
トシ「そう。小鍛治健夜はマージャン・ニンジャだったんだよ」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:50:57.38 ID:eeIIUmV00
赤土「公にはなっていないが、小鍛治健夜が能力を発現させてから今まで、女子プロだけで十数名が二十歳を迎える前に謎の死を遂げている」
戒能「面妖な・・・」
赤土「かくいう私もその紫鏡の洗礼を受けた一人でね。あの時は死を覚悟したよ」
戒能「では、赤土さんは紫鏡という言葉を忘れられたのですか?」
赤土「いいや、それはできなかった。でも、対抗する手段は存在する」
戒能「それは一体・・・?」
赤土「熊倉トシ。その人物に会うんだ。きっと力になってくれる。そして、彼女は新たな力を授けてくれるだろう」
戒能「熊倉・・・トシ・・・」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:53:27.09 ID:eeIIUmV00
トシ「可能性はある」
戒能「可能性・・・?」
トシ「あんた、小鍛治プロと話しをしたんだろう?実際会ってみてどうだった?」
戒能「いえ、特に・・・。伝説のプレイヤーだな、くらいにしか・・・」
トシ「なるほど、やはり素質は十分にあるようだね」
戒能「ドユコト?」
トシ「小鍛治健夜は普通の人間ではない。通常の人間ならばパニック症状を起こし、最悪死に至る。プロでさえ相対すれば体に震えが走るだろうね」
戒能「小鍛治プロは普通の人間じゃない・・・?」
トシ「ああ。人が人であることをやめ、麻雀で生き、麻雀で殺し、麻雀で死ぬことを決めた存在・・・。あれはそういうもんさ・・・。もし適当な言葉があるとすれば、それはニンジャ」
戒能「ニンジャ・・・」
トシ「そう。小鍛治健夜はマージャン・ニンジャだったんだよ」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:55:13.74 ID:eeIIUmV00
???「鏡を捨てるんだ!」
戒能「アッハイ」ポイー
カラス「カーッ カーッ」バサッバサッ
戒能「助かった・・・。しかし、貴女は一体・・・?」
赤土「私か?私は赤土晴絵。悪いけど、会場での一件、見させてもらってたよ」
戒能「なんと」
赤土「小鍛治健夜は能力者だ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:56:50.52 ID:fPMrEV0A0
赤土「通常、ニンジャ同士の戦いはレイギを持って正面きって正々堂々と戦うのが常だ。しかし、小鍛治健夜のムラサキ・カガミ=ジツは小鍛治健夜が発動させた無意識の能力。ここまではいいね?」
戒能「アッハイ」
赤土「彼女のジツをかけられて生き延びるには、そのジツ自体を破壊するしかない」
戒能「バット、どうやって?」
赤土「今まで彼女の能力に晒された貴女自身がわかっているはずだ。彼女の能力は鏡がそばにあるときに自動的に発動する。そしてそれは誕生日が近付くにつれ強くなっていく」
戒能「確かに。車に轢かれかけたときも、カラスに襲われたときも手鏡が・・・」
赤土「鏡を出せばもう見えるはずだ。小鍛治健夜のジツが・・・」
戒能「・・・では鏡を出します。オカクゴ!」シバッ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 16:57:53.41 ID:eeIIUmV00
赤土「通常、ニンジャ同士の戦いはレイギを持って正面きって正々堂々と戦うのが常だ。しかし、小鍛治健夜のムラサキ・カガミ=ジツは小鍛治健夜が発動させた無意識の能力。ここまではいいね?」
戒能「アッハイ」
赤土「彼女のジツをかけられて生き延びるには、そのジツ自体を破壊するしかない」
戒能「バット、どうやって?」
赤土「今まで彼女の能力に晒された貴女自身がわかっているはずだ。彼女の能力は鏡がそばにあるときに自動的に発動する。そしてそれは誕生日が近付くにつれ強くなっていく」
戒能「確かに。車に轢かれかけたときも、カラスに襲われたときも手鏡が・・・」
赤土「鏡を出せばもう見えるはずだ。小鍛治健夜のジツが・・・」
戒能「・・・では鏡を出します。オカクゴ!」シバッ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:01:27.27 ID:xFra0pru0
やっぱりハルちゃんがナンバーワン!
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:02:27.78 ID:eeIIUmV00
赤土「通常、ニンジャ同士の戦いはレイギを持って正面きって正々堂々と戦うのが常だ。しかし、小鍛治健夜のムラサキ・カガミ=ジツは小鍛治健夜が発動させた無意識の能力。ここまではいいね?」
戒能「アッハイ」
赤土「彼女のジツをかけられて生き延びるには、そのジツ自体を破壊するしかない」
戒能「バット、どうやって?」
赤土「今まで彼女の能力に晒された貴女自身がわかっているはずだ。彼女の能力は鏡がそばにあるときに自動的に発動する。そしてそれは誕生日が近付くにつれ強くなっていく」
戒能「確かに。車に轢かれかけたときも、カラスに襲われたときも手鏡が・・・」
赤土「鏡を出せばもう見えるはずだ。小鍛治健夜のジツが・・・」
戒能「・・・では鏡を出します。オカクゴ!」シバッ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:02:51.91 ID:AUaojigy0
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:05:11.54 ID:fPMrEV0A0
小鍛治健夜『若い奴が妬ましい・・・』
戒能「こ、これは一体・・・?半透明な小さな小鍛治プロが・・・!?」
赤土「それがムラサキ・カガミ=ジツの正体さ。紫鏡という言葉を相手に聞かせることでそいつをとりつかせ、そしてとりついたそいつが鏡を媒介に不幸を呼び寄せる」
戒能「では、こいつを破壊すればよろしいんですね?」ギギギ…
赤土「ま、待て!話を最後までk
戒能「カラテ・ミサイル!」ドゴォーン
辺り一面を爆風がなぎ払う
ニンジャは己の血中に存在するカラテを自在に操り、それを武器や防具、身体強化、様々なことに使用し戦う
今の技も己の血中カラテを消費し、ミサイルのように使ったのだ
見事なワザマエ
しかし・・・
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:10:36.78 ID:MEAsRwon0
C
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:14:54.12 ID:fPMrEV0A0
赤土「・・・だいじょ・・・ぶか・・・?」ドロォ…
そこには何故か爆風を一身に受け、全身が血でまみれ、ところどころ肉が裂け、骨までむき出しとなった赤土がいた
戒能「そんな・・・こんなあからさまに私を庇ってくれたなんて・・・。でも、何故私の攻撃があんなのに跳ね返されて・・・」
赤土「ムラサキ・カガミ=ジツは・・・鏡としての特性も持っている・・・。ゴボッ・・・攻撃は反射・・・ざれ・・・」ガクッ
戒能「赤土さん・・・!そんな・・・赤土さん!?」
なんたるセイサン
赤土晴絵は、跳ね返された戒能の攻撃から戒能を庇い、そして死んだ
ジセイのハイクを詠む時間すら与えられずに
カアイソウ
戒能「そんな・・・じゃあ一体どうすればこの能力から逃れられるというのか・・・?」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:17:14.62 ID:JqC8SzSP0
しえ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:18:36.07 ID:AUaojigy0
ミユキ カアイソウ アゲ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:20:16.56 ID:xFra0pru0
ハルちゃああああああああああああ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:23:22.89 ID:AUaojigy0
さよならネクタイレズ
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:23:54.99 ID:3mJfiGy/0
ネクタイレズひまそうやね
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:30:16.21 ID:mct37hlm0
カイノーオーノー
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:31:28.03 ID:fPMrEV0A0
小鍛治『若さは罪・・・』ブツブツ
戒能(よかった・・・。あの鏡にとりついている小鍛治プロは何かを呟いているだけで、攻撃はしてこない・・・)
イソノ『ごめんナカジマー、ボールが!』フューン
戒能「イヤーッ!」バシッ
裂帛の気合と共に、良子は飛来してきたボールを弾き飛ばす
ナカジマ『エンッ!?』ドタァッ
音速をはるかに超えて弾き飛ばされたボールは、遠くで誰にぶつかって誰かが死んだ
ショッギョ・ムッジョ
戒能「やはり、命にかかわる不幸を呼び込みますね・・・。とりあえずこの鏡も遠くに投げて捨てましょう」ポーイ
戒能「しかし、このままではまずい・・・。誕生日が近付くほどあのジツの能力は増していく・・・。どうしたら・・・」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:34:29.52 ID:0R+hYW8q0
ナカジマァー!
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:54:44.66 ID:gdBfbuNJ0
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:56:03.68 ID:cjA4nn2K0
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 17:57:49.44 ID:hkaaWkciO
戒能「アッガイ」にみえた
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:16:47.24 ID:48zcHA9X0
C
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:17:07.98 ID:7l5AoaVj0
ニンジャスレイヤーとは珍しい
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:22:11.99 ID:qjqA/1DB0
アイエエエ!ナンデ!忍殺ナンデ!?と思って開いてみたら案の定忍殺だったでござるの巻
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:23:33.10 ID:UD9otE030
ニンジャスレイヤーってこんな感じなのか
買って来ようかな
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:38:29.10 ID:fPMrEV0A0
小鍛治『妬ましい・・・』ボソボソ
戒能「ハッ!?何故背後からあの声がッ!?」ドゴォッ
良子は振り返り様に背後の空間に拳を叩き込んだ
???「ンアーッ!」
眼鏡をかけたポニテの巫女服少女が前歯を飛びチラシながら死んだ
戒能「これはセイサン。まるでツキジのマグロがネギトロになったかのようだ」
眼鏡をかけたポニテ巫女服少女の巾着袋には、トモエと名前が刺繍されていた
戒能「トモエ・・・ゴメンネ・・・。コトダマに包まれてあれ」
両手を合わせ死者へのレイギを忘れない良子
しかし、戦いが終わったわけではなかった
小鍛治『呪ってやる・・・』ボソボソ
戒能「これは・・・!?」
なんと、少女の眼鏡が反射でアレだから、なんだか眼鏡が鏡みたい
コワイ!
戒能「ブッダシット!このままではジリー・プアー!」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:43:50.85 ID:0R+hYW8q0
さっきから関係ない人逝きすぎィ!
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:45:12.22 ID:fPMrEV0A0
戒能(眼鏡が鏡に役割を果たしたということは、光を反射する物が傍にあるのは危険だということ・・・。ここはひとまず逃げるしかない!)
戒能「はぁ・・・ヤンナルネ・・・」シュバッ
瞬時にジャンプし、ビルの屋上をピョンピョンと飛び跳ねて移動する
地上に比べて光を反射する物が少ないというメリットがあるからだ
ヤッタネ!
すこやんカワイイヤッター!
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:47:10.26 ID:cjA4nn2K0
これもう良子さんヤバイ・シツレイだろwwwwケジメするべき
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:47:58.44 ID:xFra0pru0
これもうすこやん直接殺ったほうが早いんじゃね?
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:56:31.46 ID:BOfhEC7r0
C
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 18:57:55.86 ID:fPMrEV0A0
小鍛治『ワカサセイカツ・・・』ブツブツ
戒能「まさかそんな!?」
ビルの屋上を飛び跳ねる良子の周りに光を反射する物があるのか?
果たしてそれはあった!
それは意外にもカラス除けのカカシだった
カカシは鳥が嫌がる乱反射する眼鏡をかけていた
西田順子「フィーヒヒヒ!」
そのカカシはいつからビルの屋上にくくりつけられていたというのか!?
既に意識は正常ではなく、口走る言葉に意味はなかった
戒能「そうですか。私はお先に失礼します」
戒能はカカシなど相手にせず、次のビルへと宙を舞った
動かないのだから相手にする必要はない
しかしながら立ち去るアイサツを忘れない
戒能良子はニンジャの見本といってもよかったでしょう
戒能「あと少し行けば安全・・・。ガンバルゾー」
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:09:49.16 ID:Iuz78iALO
読む前ほ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:18:23.09 ID:QxH7BE4X0
それはカカシなのだろうか
生贄とか見せしめとかじゃないのか
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:18:55.12 ID:fPMrEV0A0
そこは木々が生い茂る森だった
戒能「ここまで来れば・・・。しかし、このまま森に居座るわけにもいきません」
戒能「攻撃すれば反射される・・・。しかし、赤土さんはあの厄介なジツを破壊すればいいと言っていた・・・」
戒能「Zzz・・・」
いつしか戒能良子は深い眠りに落ちていた
解決策を考えるのに疲れたからだ
そして、数日が過ぎても解決策が思い浮かばないので他の人に助けてもらうことにした
戒能「手紙を伝書ハトに結びつけて・・・。飛ぶんだ!」
ハト「グェッ、グケッ」
あとは運が良ければ助けが来る
良子は暇になったのでまた眠った
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:22:12.62 ID:UD9otE030
ずいぶん邪悪な泣き声を出すハトですね…
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:28:44.79 ID:fPMrEV0A0
憧「へぇ、あんたがトッププロの戒能さんね。どうも初めまして、新子憧です」
戒能「ア、ドーモ、私ハ戒能良子デス」
互いにアイサツをかわす
戒能「しかし、呼んだのは赤土さんが信頼を寄せる相棒、新子神社の人で、その人は赤土さんと同じ年齢のはず・・・?」
憧「姉は・・・ノロに感染してねてるわ。だからあたしが代理で来たってわけ。文句ある?」
戒能「いいえ、ありがとうございます」
憧「早速だけど、あんた随分と厄介なジツをかけられてるわね」
戒能「小鍛治健夜のジツです」
憧「へぇ、道理で。でも安心なさい。あたしのユニーク・ジツはそんなの簡単にやっつけられますよ」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:33:56.09 ID:fPMrEV0A0
戒能「本当ですか?今までにもこのジツは数名の人を死に追いやっていますよ。赤土さんも、トモエちゃんも、豊音ちゃんも、キラメちゃんも、みんなみんな死んじゃいました」
憧「大丈夫、相手のジツがわかってれば、対応するのはたやすいわ。それじゃ、鏡を出すわよ?」
戒能「覚悟は既にできています」
憧「・・・それではいきます」
そういうと憧は、秘密のポーチから可愛い手鏡を出した
小鍛治『殺す殺す殺す殺す・・・』ボソボソ
戒能「前よりも凶悪に・・・!?」
憧「大丈夫。ま、見てなさい」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:41:59.42 ID:QxH7BE4X0
ゴウランガ支援
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:42:04.88 ID:fPMrEV0A0
憧「ピンクの鏡」ボソッ
憧が小さな小鍛治の耳元で何かをささやくと、小さな小鍛治はのたうちまわって苦しみ始めた
小鍛治『ヤメロー!ヤメロー!』
戒能「これは一体・・・?」
憧「あたしのジツは、相手のジツを無効化するものなの。相手のジツがどんなものかさえわかっていれば、どんなジツでも無力化できるの」
戒能「オオ、タツジン!」
憧「でもおかしいわね・・・。いつもならもうとっくにジツが無力化されるはずなのに・・・」
小鍛治『妬ましい・・・』ブツブツ
小さな小鍛治は徐々に消えていくのだが、その呪詛の言葉は依然として吐かれ続けていた
ーーーーーーーーーーーッ!
戒能「危ない、新子さん!」
おそらくは小鍛治健夜のジツが呼び込んだものだろう
新子憧の頭の上に高速で飛来する物体が!
戒能「ああっ、そんな・・・!」
憧は己の運命を悟ったのか、笑顔で言い残した
憧「サヨナラ!」
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:47:03.57 ID:QxH7BE4X0
ナムサン・・
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:47:06.44 ID:fPMrEV0A0
次の瞬間、憧の頭には鳥のフンがポトリ落ちて、髪が汚れた
ウワー、クサイ
小鍛治『・・・・・・』シュエエアイサーイ…
小鍛治健夜のジツはそれとほぼ同時に消え去った
戒能「助かった・・・」
この事件は多くの犠牲を払ったが、なんとか収束した
そして戒能良子は幾多の英霊の無念を晴らすべく小鍛治健夜に挑むことになるが、それはまた別のストーリー
はやり「誕生日おめでとう、良子ちゃん☆」
良子「サンクスです」
穏乃「うぇ、憧、何かクサイから近寄らないで・・・」
憧「くぅ〜っ・・・何であたしばっかりこんな目に・・・」
完
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:49:19.41 ID:cjA4nn2K0
知らない間に犠牲がふえとるwwww
乙
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:50:38.53 ID:mct37hlm0
オツ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 19:54:28.54 ID:QxH7BE4X0
しめやかに乙
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/09(水) 20:04:33.20 ID:0R+hYW8q0
乙
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
わろた
乙