マミ「年末セールでお菓子詰め放題ですって！？」

はい

デブ

です

一生懸命お菓子を詰め込んでる様子を想像すると可愛い
お菓子の魔女に頭持ってかれたけどね

デブさん…

マミさん犯し放題と聞いて

皆がデブデブ言うから、自分の記憶の中のマミさんが肥満体になりつつある

杏子「それでなんであたしが呼ばれたのさ」

マミ「だってお菓子詰め放題よ！」

杏子「いや、それはもう聞いたから。聞いた上で言ってんの」

マミ「お菓子好きでしょ？」

杏子「好きだよ！」

マミ「ならいいじゃない」

杏子「『お菓子と言えば来るはず』みたいに思われてるのがなんかイヤ」

マミ「わがままさんねぇ……」

マミ「その他おせちの材料とか、この時期なら安くなってそうだし、行ってみましょうよ」

杏子「まぁいいよ。他にすることもないし」

マミ「一緒に年越し蕎麦食べましょうね」

杏子「いいね。作ったらあとの三人も呼ぼうよ」

マミ「QBの分も作ってあげましょう」

杏子「動物に人間の食べ物あげちゃいけないんだぞ」

マミ「……そうね。でも今までちょくちょくやってたわ」

可愛いからやめて

杏子「しかし、ずいぶん人が多いなぁ」

マミ「きっとみんな今日買いだめして、元旦からのんびりすごすのね」

杏子「お、むこうに猿回し来てる」

マミ「週末になると時々来てるのよ。今日はお客さんも多いから」

杏子「ちょっと見てこうよ」
・
・
・
杏子「かわいかったなぁ〜！　さて、買い物行こっか」

マミ「待って」

杏子「まだやるの？」

マミ「むこうでヒーローショーが始まるわ……」

杏子「懐かしいなぁ！　小さい頃、見た事ある」

マミ「私もよ。佐倉さんもこういうの好きだったの？」

杏子「うん。でもさすがに今やってるのは見てないなぁ〜」

マミ「そう。残念ね」

杏子「……見てるの？」

マミ「い、いいじゃない見てたって！」

マミ杏か

杏子「特に悪くはないと思うけど」

杏子「今どんなのやってるの？　プリキュアとかまだ続いてるの？」

マミ「同じシリーズだけど、話は続いてないわ」

杏子「ガンダムみたいなもんか」

マミ「よく知ってるじゃない」

杏子「さやかが好きなんだよ」

マミ「美樹さん……　プリキュアは見てないのに」

杏子「そりゃそうだろ」

杏子「でも懐かしくなってきたな。ちょっと見てみようよ」

マミ「…この年で見に行くのはちょっと」

杏子「オマエが言うな！　外からちょっと見るだけだからさ」

マミ「佐倉さんがそこまで言うなら仕方ないわね。寄って行きましょう」

杏子「引っかかる言い方するなぁ……」

杏子「ほほぉ〜…」

マミ「今ステージに出てるのが敵キャラみたいね」

杏子「アニメで見た事ないの？」

マミ「ないわね。ショー用のオリジナルかしら」

杏子「そうかも。着ぐるみもずいぶんよくできてるみたいだから、きっと特注なんだな」

マミ「あれ、どうやって動かしてるのかしら……」

杏子「中に入ってる人も大変だな」

司会「会場のお友だちがさらわれちゃった！」

司会「みんなでプリキュアを呼んでね！　せ〜の！」

杏子「……なぁ、あたしらも呼ぶの？」

マミ「大きいお友だちはそこまでﾉﾘﾉﾘでなくてもいいのよ」

杏子「なんだぁ…」

マミ「今なんて？」

杏子「なんでもねーよ！！　ほら、プリキュアの子が出てきたよ」

マミ「あれは今度放送開始する新番組の子ね」

力士、巴真実さん（１5）。
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――――「お菓子が脂肪を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない！！」
テレビアニメ「脂肪少女まみか☆デブガ」の登場人物で、力士。愛称は「デミ」。（「マブ」のタイプミスとの説も）。
デブという設定は当初から明らかにされていなかったが、
その見事な肢体のﾊﾟﾝﾊﾟﾝ張りと肉の垂れ下がり、直ぐに発砲する高血圧特有の気性の荒さ、そして腹の太さに痛々しいまでの厨二病っぷり、肥満のヲタクファンからは「同胞ではないか」と言われていた。
好きな物は三食のケーキ。特技は三食ケーキ。三食ケーキ。すりーけーく。ティロ☆フィナーレ。

ハート「みなぎる愛のキュアハー……　えっ！？」

　ﾋｮｲｯ

ハート「きゃあっ！！」

　ﾌﾞﾝｯ

杏子「おいなんだアレ……　けっこう本気で放り投げてないか？」

マミ「近頃のショーは凝ってるのね……」

杏子「こういうのも進歩してるんだなぁ　　　　ん？」

マミ「このBGMは？」

　♪ｼﾞｭﾓｰﾝｶﾞ ﾎｰｼｲｰ

マミ「あれ、まさか」

　♪ｺﾄﾞﾓｰﾉ ｺﾛ ﾕｰﾒﾆﾐﾃﾀｰ

杏子「本物じゃねーか！　一般人に見えるタイプか！」

女の子がお菓子好きで何が悪いんですか

杏子「マミ！　こうなったらあたしらで……　あれ、いない？」

マミ「会場のみんな！　キュアハートはやられちゃったけど、安心して！」

杏子（さすが素早い）

マミ「ここから先は、私キュアマミーが相手になるわ！」ﾋﾞｼｯ

杏子（あのバカ……！）

幼女A『マミー！！』

幼女B『かっこい〜！』

杏子（あれ、でも意外とウケてる？）

杏子（というか、みんなショーだと思って……　そりゃそうか）

マミ「悪い魔女め、覚悟しなさい！」

司会「え、えっと…　みんな！　キュアマミーを応援してね！」

杏子（あんたも悪ノリすんなよ！）

ごまかせなくもない・・・・・・のか？
登場時のじゃんけんはどうした？

杏子（とはいえ）

杏子（あれならマミ一人で倒せそうだな……）

杏子（騒ぎを大きくしても困るし、あたしはしばらく様子みとくか）

マミ「ふぅ、なかなか手強いわね！」

杏子（ワザとらしく手加減してるからだろ……　早くやっつけちゃえばいいのに）

マミ「」ﾁﾗｯ

杏子（いや出ないから！　魔女にしちゃ弱そうだし、一人で勝てるだろ！）

まどか：ウルトラマン
さやか：ガンダム
ほむら：仮面ライダー
マミさん：プリキュア
杏子：？

こんなくだらねえもん書いてないで初詣でも行ってこい

　ｼｭﾙｯ
マミ「きゃあっ！」

杏子（！？　なんだ？　マミと同じ、リボンの魔法だ！）

杏子（マネした！？　あの魔女、本気出せばけっこう賢いのか……？）

マミ「ぐっ…！　捕まっちゃったわ！」

マミ「一人で戦ってたから捕まっちゃったわ！　一人だから！」

杏子（……誘ってやがる……）

魔女「」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ

司会「大変！　プリキュアの仲間はいないのかしら！？」

マミ「きっとキュアキネンシスが助けてくれるわ！」ﾁﾗｯ

杏子（……え、それあたしのこと！？）

司会（ﾏﾐｰが見てた先に…　あの子ね！）

司会「会場のみんな！　一緒にキュア・キネンシスを呼んで！」ﾁﾗｯ

魔女「……」ﾁﾗｯ

杏子（オマエもかよ！）

・
・
・
杏子「大変な目に遭ったわ……」

マミ「でも来てくれて嬉しかったわ」

杏子「やめてよ」

マミ「でもグリーフシードはもらえたんだし、よかったじゃない」

さやか「結局、たおしたの？」

杏子「ステージで少し戦ったら帰ってくれたんだよ」

マミ「きっと満足したのね」

まどか「でも見たかったなぁ〜　マミさんと杏子ちゃんのショー」

杏子「今日だけだからな！　もう二度とやらないよ！」

さやか「そう言うわりに、ホントはﾉﾘﾉﾘだったんじゃないの〜？」

まどか「キュア・キネンシス！」ﾋﾞｼｯ

さやか「そうそう！　そんな感じでやってそうだわ！」

杏子「やってねーよバカ///」

ほむら（……）

まどか「？　ほむらちゃん、なに難しい顔してるの？」

さやか「もしかして、やってみたかった？」

ほむら「そ、そんなワケないじゃない！」

まどか「正直にもう一度」

ほむら「……でも、杏子ももうやらないって言ってるし……」