まどか「どうしてほむらちゃんは、ワルプルギスの夜と戦うの??」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 11:54:40.64 ID:uMJjDPoG0
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 11:55:31.95 ID:LHgJRNz6O
今日おやつ何作ろ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 11:57:14.60 ID:Xw3sRFcEP
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 11:57:26.89 ID:DBvU5ABw0
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
>>3 それで合ってます。感謝。
昨日はさるで落とされたので、その続きからいきます。
マミ「……あの、鹿目さん。わたしは?」
まどか「実はマミさんには、別にやってもらいたいことがあるんです」
マミ「えー? わたしだけー……?」ムー
さやか「マミさんが拗ねてる」
杏子「先輩の威厳も何もあったもんじゃねーな、おい」
マミ「……だって」
まどか「マミさんにしか頼めないんです。その……(チラ」
さやか「ん?」
ほむら「?」
マミ「……ああ、それで。わかった。なんとかやってみるわ」
まどか「ありがとうございます、マミさんっ!」
マミ「どういたしまして。……さて、今日はもう時間も遅いし、そろそろお開きかしらね」
まどか「わっ! もうこんな時間!? えと、それじゃあ今日は解散?……明日は、織莉子ちゃんとの話し合いね!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:00:16.75 ID:DBvU5ABw0
>>5と
>>6は同じコピペをほぼ同時刻に書きこんだ
つまりかぶってしまったわけだ
ここで重要なのは、「俺は
>>5なのか、それとも
>>6なのか」という問題だ
ほぼ同時刻とはいえ、5、6という数字が示す通り、
オリジナルは
>>5であり、
>>6は二番煎じ、模倣犯、パクリということになる
>>6はどうしようもないクズであり、
この後の人生においての全ての競争に後塵を拝することになるだろう
この書きこみをもって自分のIDが
>>5と同一であることの確認作業とする
勝利への程よい満足感と
>>6に若干の哀れみを感じながら、今返信ボタンを押す
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:00:32.75 ID:Xw3sRFcEP
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
――翌日 見滝原市内某所
杏子「おーす」
さやか「杏子おそーい!」
杏子「ええ? んなことねーって。時間ぴったりだろ」
ほむら「残念。10分遅刻よ」
さやか「ほらみろー」
杏子「えー? マジかよー……その時計進んでねぇか?」
まどか「ウェヒヒ♪ じゃ、みんなそろったし、行こっか」
…………………………。
杏子「……マミのやつ、きっとまだ拗ねてんだろーなー」
さやか「えー? そりゃないでしょ。マミさんだよ?」
杏子「マミだからさ。今度からよーく見とけ。気を抜いてる時のマミは結構へちょいから。さびしんぼだから。
ぜってーまだ拗ねてる。わたしだけ仲間はずれだわーってべそかいてる」
さやか「えー? さすがにそりゃないでしょ、さすがに。っていうかそれほんとだったらさー……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:07:33.85 ID:+SaTNOB50
さやか「美人で優雅で大人っぽくてお姉さんキャラ! でも実はさびしんぼで甘えんぼ!
ってそれ一体どんだけなの!? 全部乗せなの!? うわぁ、これが萌えかっ、萌えなのかーっ!」
杏子「いや、何言ってんださやか……」
ほむら「杏子はよく見てるわね……(まあ、言われてみればそんな気配はあったけど)」
さやか「愛か! 愛なのか杏子ー!」
杏子「ちげーよ! ただ、あたしはマミとの付き合い長いからさ……(ゴニョゴニョ」
ほむら「……ねえ、まどか。どうして今になって巴さんだけ別行動なの?
杏子がさっき言ったことじゃないけれど、なんだか巴さんだけ仲間はずれみたいで心苦しいというか……
拗ねるかどうかはわからないけど、きっと寂しがるとは思うの」
さやか(ほむらはすっかりデレ期だなぁ)ホノボノ
杏子(まさかこいつの口からこんな台詞が出るとはなぁ……)シミジミ
まどか「う、うーん……そんなつもりじゃなかったんだけど……」
まどか「ワルプルギスの夜まであんまり時間ないから、時間節約した方がいいかなって思って……
……あと、わたし達の中だったら、ああいうのはマミさんが一番向いてるかなって」
さやか「どゆこと?」
まどか「ええとね、わたし達が他の魔法少女に協力してって呼びかけても、信用してもらえないと思うんだ」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:08:18.93 ID:uMJjDPoG0
>>10がスレ主か?vipではageたほうがいいと思うぞ。人が集まらん。
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:11:52.74 ID:+SaTNOB50
さやか「……ごめんわかんない。もっと具体的にお願い」
まどか「たとえばさやかちゃんは、魔法少女になったばかりだよね」
まどか「そんなよく分からないひとから『ワルプルギスの夜から見滝原のみんなを守るから協力して』って
頼まれても、なんだか不安な感じしない?
なりたての魔法少女にそんなことができるのかなって、みんな不安になっちゃうんじゃないかな」
さやか「正直フクザツだけど……まあ、そうかも」
まどか「ほむらちゃんはベテランだけど謎がいっぱいだし」
ほむら「私の場合はベテランといっても、ループを繰り返しているせいだものね」
まどか「で、そもそも魔法少女にもなってないわたしじゃお話もできそうにないよね」
さやか「杏子は? 魔法少女でベテランだし、ほむらみたいな謎の新キャラでもないし」
まどか「……すごく言いにくいんだけど、今まで杏子ちゃんがやってきたっていうことを考えると、ちょっと」
まどか「……今の杏子ちゃんがどういうひとか知ってるのはわたし達だけだし。
そんな杏子ちゃんがマミさんと一緒に呼びかけにあたってたら、
『どっちがどっち側についたのか?』って風になるんじゃないかな。
そんなつもりは全然ないのに、マミさんにまで何か裏があるって思われちゃうかもしれないなって」
杏子「ま、否定はしねぇよ」
まどか「うん。ごめんね杏子ちゃん……とにかくそういう感じだから、ベテランで、正義の魔法少女で、
その実績もあるマミさんが一人でやるのが、一番イメージがいいかなって思ったの」
落ちるってことは需要がないってことだよ
だから諦めてとっとと失せろカス
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:15:53.32 ID:+SaTNOB50
>>12 ありがとう。sage入ってるの気づかなかった。
ほむら「まどか。水を差すようだけど、それは逆なんじゃないかしら?」
ほむら「普通の魔法少女はむしろ杏子の方に近いわ。巴さんじゃ逆に信用されない。
それどころか魔女になる前の使い魔まで狩り続けていた巴さんは、近隣の魔法少女から恨みを
持たれている可能性すらある」
ほむら「人数が欲しいなら、いっそワルプルギスの夜のグリーフシードか何かを賞品に交渉して、
多数派の魔法少女の方を味方した方がいいように思うのだけど」
まどか「うん。ほむらちゃんの言うことは分かるよ。だけど……」
ほむら「だけど?」
まどか「今のわたし達の一番の目的は見滝原のみんなを無事に逃がすことだもん。魔女退治っていうより人助けだから……。
グリーフシードが欲しい魔法少女のひとたちには、ちょっと……かなって思って」
まどか「だったら、マミさんみたいなひとの呼びかけに応えてくれる魔法少女に来てもらった方がいいと思うんだ。
確かに数は少ないかもしれないけど……人助けに協力してくれる魔法少女だって、絶対いるよ」
杏子「根拠は?」
まどか「マミさんみたいな魔法少女に憧れるのがわたし達だけだなんて、そんなこと絶対ないよ」
さやか「ああ、そりゃ納得だわ」
ほむら「ええ、確かに……」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:19:16.02 ID:+SaTNOB50
ほむら(筋は通る、けどそれは、巴さんを一人で行かせる理由には……美国織莉子を警戒してくれてるということ?)
杏子「……お。ここじゃねぇか? 目的地」
ほむら「……ええ、間違いないわ。表札も合ってる。ここが、美国織莉子の家よ」
???「ようこそ、みなさん」
ほむさや杏「!?」
織莉子「そろそろいらっしゃる頃だと思っていました。はじめまして、美国織莉子と申します」
まどか「えと、はじめまして。鹿目まどかです。こっちはお友達のほむらちゃん、さやかちゃん、杏子ちゃんです」
まどか「今日は、織莉子ちゃん……ええと、美国さんにお願いしたいことがあって、来ました」
織莉子「……門を挟んで立ち話というのも難でしょう。どうぞお入りください」
織莉子「ちょうどお茶にしようと思っていたところなんです。あなた達もご一緒にいかがですか?」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:21:35.27 ID:uMJjDPoG0
C
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:22:40.91 ID:+SaTNOB50
……………………。
マミ「……はぁ」トボトボ
マミ(わたしにやってほしいこと……『対ワルプルギスの夜に協力してくれる魔法少女探し』、かぁ……)
まどか『今までマミさんが魔女と戦ったことのある街や場所で、テレパシーで呼びかけてみてください。
これだと思える魔法少女がいたら、協力してくれるように説得してほしいんです』
マミ(そんな場当たりな方法で見つかるものかしら? わたし、仲の良い魔法少女なんてほとんどいなかったのに……
わたしの戦い方を認めてくれた子なんて、佐倉さんや鹿目さん達くらいしかいなかったし……)
マミ「やっぱりみんなと一緒に行きたかったなぁ。久々の一人ぼっちはやっぱりさみしいわ……
今はキュウべぇもいないし。そもそも今はいてほしくもないけれど」
マミ「……佐倉さんが言ってた『お人好しすぎ』って、こういうことなのかしら?(クスン」
マミ「ううん、ダメダメ。しっかりしなさい巴マミ。鹿目さんはわたしのこと頼りにしてくれてるんだから」
マミ「でも、昨日はすっかり鹿目さんがリーダーだったわ……先輩の威厳形無し。
暁美さんと近づけたみたいなのはよかったけれど、先輩らしくできてないっていうか……」
マミ「もしかしてわたしより鹿目さんのほうがしっかりしてるのかなぁ。
ほんとはわたしなんか、頼りになんてされてなかったりするのかなぁ。あーあ……」
マミ「……ううん、愚痴っててもしょうがないわね。この辺りで呼びかけてみましょうか」
マミ「いつだったか遠足で来た時以来ね。
あの頃はもう佐倉さんと喧嘩別れしていて、鹿目さんも美樹さんも暁美さんもいなくて……」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:25:06.00 ID:+SaTNOB50
マミ「思えば、あれから随分色々変わったものよね。
一年も経ってない筈なのに、なんだかあの頃が十年は昔のことみたいに思えるわ……」
マミ『この街の魔法少女の方、わたしの声が聞こえますか? 聞こえていたら応えてください――』テレパシー
マミ「………………」
マミ「……って、これで応えがあったら苦労はないわね」
???『はい! はい! はーいっ! 聞こえたよっ!』テレパシー
マミ(あった!?)
???「とうっ!」ジャンプ!(高所から跳躍)
マミ「ええっ!?」
――シュタッ!(そして着地)
???「ああ! 聞き覚えのある声だと思ったらやっぱり……! あの時私を魔女から助けてくれたお姉さん!」
マミ「え? ええっ? あ……あなた……」
???「あ、ごめんなさいっ! 自己紹介まだでした。私、和紗ミチル――」
かずみ「かずみっていいます! あの時はありがとうございました!」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:28:34.83 ID:+SaTNOB50
――見滝原市内某所 美国邸
キリカ「やあやあ、織莉子、織莉子! おかえり織莉子、お茶の準備はできてるよ!」
織莉子「ありがとう。お疲れ様、キリカ」
キリカ「織莉子のためならこれくらいは朝飯前さ! でもひどいよ織莉子、私にお茶の準備をさせて一人で行っちゃうなんて。
私は一秒だって長く織莉子といっしょにいたいのに!」
織莉子「わがまま言わないの。おもてなしの準備は大切よ」
キリカ「そうだけど! 愛はワガママで鮮烈なものなんだよ織莉子!」
ほむら(ここでも紅茶が……)
さやか『もしかして、この二人もマミさんリスペクトだったりして』テレパシー
ほむら『さすがにそれはないわ……』テレパシー
ほむら(もし彼女たちがそんな魔法少女だったなら、最初から"魔法少女狩り"なんてしやしないもの。
私だってずっと安心して、この交渉に臨むことができた)
杏子『つーかさ。あたし的にはほむら二号って感じのがちょろちょろしてんのが気になるんだけど』テレパシ-
ほむら『ほむら二号!?』ホム!?
ほむら(えっ? もしかしてそれって、呉キリカのこと……?)
どうせなら最初から書けや
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:31:07.84 ID:+SaTNOB50
キリカ「ああー、織莉子ー、織莉子ー、私のキミへ愛はこんな雑用なんかじゃ満たされないんだよ織莉子ー」
さやか「まどかー、まどかー、私のあなたへの愛はこんな雑用なんかじゃ満たされないわまどかー」ボソ
杏子「ぶはっwww」
さやか「ぷっ、く……www」
杏子「ば、ばかっw さやか……ツボ入ったろーがwwwぶははははwwwwww」
さやか「いひひひひ、ご、ごめっ……でも杏子笑いすぎっ……あ、あたしまでつられ、あははははwww」
ほむら「…………っ!(カァァッ」
ほむら『あ、あなた達っ……後で覚えてなさいよ……!///』テレパシー
織莉子「…………? よくわかりませんが……さ、お茶会の準備が整いました。
まどかさんも他のみなさんも、どうぞおかけになってください」
織莉子「どんなお話を持ってきてくださったのか、是非あなた達の口から直接伺いたいわ」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:33:49.83 ID:+SaTNOB50
……………………。
織莉子「……見滝原の人々を守るため、私達と共闘したい」
まどか「はい。……だめでしょうか」
織莉子「………………」ジッ
キリカ「織莉子?」
さやか『……なんであの人、まどかのことじーっと見てるんだろ』テレパシー
ほむら『余計なこと気にしてないで美樹さんは呉キリカをしっかり見張ってて。杏子は美国織莉子を。
私はいつでも時間停止が使えるように構えておくから』テレパシー
織莉子「……キュウべぇと契約して魔法少女になってから、私はずっとひとつの未来を見てきました」
まどか「未来?」
織莉子「破滅の未来。想像を絶する恐ろしい魔女によって、見滝原が破滅する未来です」
さやか「それってワルプルギスの……」
織莉子「残念ながら、そうではありません(フルフル」
織莉子「ワルプルギスよりずっと恐ろしい……見滝原だけでなく、いずれ世界全てを破滅させてしまう、最悪の魔女。
私とキリカは、その破滅を回避するために準備を進めていました」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:34:49.32 ID:Xw3sRFcEP
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:38:56.73 ID:+SaTNOB50
織莉子「ですが、いざ計画を実行に移そうとしたその日、突如としてその未来が見えなくなりました」
ほむら「!?」
織莉子「あなただったんですね。鹿目まどかさん」
まどか「わたしには……ちょっとよくわかんないですけど(ティヒヒ」
まどか「でも美国さんがそう言うなら、きっとそうなんだと思います」
織莉子「あなたは一体、何を考えて……」
まどか「わたしが考えていることがあるとしたら、これです」スッ
織莉子「? ノートのページ……?」
ほむら(何かしら。何か書いてある……)
織莉子「……………………」
織莉子「……確かに。これなら確かに、あの魔女が消えたことも道理です」
まどか「心配でしたら、予知で見てください。というより、見てもらえると嬉しいです(ティヒヒ」
まどか「もし、それを現実にしたとき……美国さんの予知だと、何が見えますか?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:41:58.52 ID:d4juTvHpO
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:42:02.26 ID:+SaTNOB50
織莉子「……"災厄の魔女"の消滅が確定している以上、私があなたと敵対する理由はありません」
織莉子「見滝原を守るために協力することにも異存はありません。
保証というには心もとないでしょうが、"これ"も大筋では問題ないように思えます」
まどか「ほんとですか? ありがとうございます。それが聞けてほっとしました」
ほむら「……まどか?」
まどか「キュウべぇ、いる?」
QB「呼んだかい、まどか」キュップイ
ほむら「!」
まどか「キュウべぇ。わたし、あなたと契約する」
ほむら「まどか!?」
まどか「杏子ちゃんお願い!」
杏子「あいよ」ガシッ
ほむら「杏子!?」
杏子「悪いね。けど、こうやって抑え込めば、あんたの魔法も役立たずだよな」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:43:33.79 ID:bRQUQ2p10
し
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:44:22.07 ID:/5KBDRdm0
ほ
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:45:45.26 ID:+SaTNOB50
ほむら「っ……美樹さんお願い、まどかを止めて! キュウべぇと契約させないで!」
さやか「わかってるよ、あたしだって!」
杏子「止めんな、さやか」
さやか「な……杏子っ、なんでさ! 魔法少女になるのがどういうことかは、あんただって!」
杏子「軽い気持ちや同情で魔法少女になろうってんなら、あたしがぶっとばしてでもこいつを止めたさ」
杏子「……こいつがあたしやマミに知恵を借りに来た時だって、説得した。
そんなのは命をかけなきゃならない理由のあるやつしかやるべきことじゃない、考えなおせってしつこく言ったさ」
ほむら「杏子、あなた最初から知って……」
杏子「でもこいつは折れなかったんだ。だったらしかたねーだろ。
そうまでして命懸けで守りたいものがあんのなら、そいつだけ守りぬけばいい」
まどか「……ごめんね。ほむらちゃん、さやかちゃん。ずっとナイショにしてて。
ほむらちゃんに知られたら力ずくでも止められそうだし、さやかちゃんは隠し事がニガテだから
ほむらちゃんにだけは、絶対ばれないようにしたかったから」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:48:08.80 ID:+SaTNOB50
QB「鹿目まどか。キミはどんな願いで、ソウルジェムを輝かせるのかい?」
まどか「わたしは、魔法少女のシステムを変えたい」
QB「その願いで契約は無理だね。あまりに漠然とし過ぎている」
まどか「だよね」
まどか「具体的にはこの用紙に書いてある細目の通りに、魔法少女のシステムを変えたい」ペラッ
一.鹿目まどかが契約により魔法少女となった時点より以後、魔法少女が消費した魔力は即時、最大まで回復する。
一.鹿目まどかが契約により魔法少女となった時点より以後、すべての魔法少女のソウルジェムは
曇ったり濁ったりすることがなくなる。
ソウルジェムの濁りによる消耗は、魔力の回復に伴い常に最良の状態まで浄化される。
一.ソウルジェムのグリーフシード化、魔法少女の魂の魔女化は発生しない。
ただしソウルジェムが全体の一割まで回復するまでの間、魔法少女は魔法を使用できなくなる。
一.インキュベーターは魔法少女が消費し、回復した魔力と同量のエネルギーを取得できる。
(中略)
QB「ちょ」
ほむら「」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:50:48.59 ID:+SaTNOB50
………………
一.すべてのインキュベーターはこの願いによる魔法少女システムの改変を知覚できず、改変が存在した事実を
忘却する。
一.鹿目まどかの契約による魔法少女システムの改変後、インキュベーターによるあらゆる変更・妨害は不可。
ただし魔法少女の願いによるシステムの改変が発生した場合は例外とし、これを認める。
一.すべてのインキュベーターは、すべての魔女が元は魔法少女であったことを忘却する。第三者によって
この情報がインキュベーターへ伝えられた場合、インキュベーターはこれを記憶できず即座に忘却する。
一.上記条項による魔法少女システムの改変は、鹿目まどかがインキュベーターとの契約を完了し魔法少女と
なった時点で即時行われるものとする。
以上。
QB「ちょっと待つんだ、まどか!」キュップイ!
まどか「なに? キュウべぇ」
QB「きみはどれだけ願いを叶えるつもりなんだい! 僕が叶える願いはひとつだけだよ!?」アセアセ
まどか「知ってるよ? だから、これがわたしのたった一つの願い事。
『この用紙に書いてある細目の通りに、魔法少女システムを作り替えたい』」
まどか「用紙の中にどれだけ沢山のことが書かれていたって、これならたったひとつの願い事だよね?
願い事はひとつきり。魔法少女システムを思い通りに変えちゃいたいっていう、たったひとつの祈りだもの」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:53:25.77 ID:wN6WQBlM0
しえん
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:54:46.45 ID:+SaTNOB50
QB「そんなずるい!」
まどか「えー? そんなのわたしの知ったことじゃないよ。キュウべぇだって嘘はつかないけどずるして言わないことは
あったんだし。だったらわたしだってずるしてもいいよね?」
まどか「キュウべぇ、わたしはこの祈りで魔法少女になる。できるの? できないの?
わたしの願いは叶うの? 叶わないの? 大切なことはそれだけ」
QB「むちゃくちゃだ! 鹿目まどか――君は、詐欺師にでもなるつもりかい!?」
まどか「無茶でもなんでもいい。詐欺師だって構わない」キッパリ
ほむら(えー……?)
まどか「希望を抱いて魔法少女になったその結末が、絶望を抱えて魔女になることしかないなんて認めない。
ほむらちゃんやさやかちゃん、マミさんや杏子ちゃん、みんなを不幸にするだけのルールなら、
そんなもの要らない」
QB「ま、待つんだまどか! 過去の魔法少女たちのことはいいのかい?
きみは、彼女達のことで随分心を痛めていたみたいだけど」
ほむら「インキュベーター! あなたは今更そんな事を――!」
まどか「みんなの犠牲は無駄にしない」バッサリ
QB「一言で片付けたー!?」キュップイー!?
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 12:59:07.16 ID:+SaTNOB50
キリカ「ねえ織莉子、彼女は一見かっこいいこと言ってるけど、
あれってつまり『それはそれ、これはこれ』ってことじゃないかい?」
織莉子「しっ。キリカ、そんなこと言っちゃダメ」
まどか「ええと、実はだいたいそれで合ってるんだけど……(ティヒヒ」
まどか「……さ。わたしの話はこれでおしまい! わたしの祈り、わたしの願い! もう聞いたよね!」
QB「ちょ! これはあんまりだよまどか!」
まどか「さあ、叶えてよ――――インキュベーター!!」
――カッ!!
QB「わけがわからないよ――――――っ!!」
バシュゥゥゥゥ――――――――――――ン!!!!!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:02:26.09 ID:+SaTNOB50
――数日後 "ワルプルギスの夜"襲来当日
ほむら「……避難の方は、どうなってますか?」
マミ「昨日のうちは少し混乱があったみたいだけど、今はもう落ち着いたものよ。
あの避難所に入るはずだったひとたちは、風見野の総合体育館と市民ホールに避難してる」
マミ「何か理由があって無理にでも市内へ戻ってくるひともいたみたいだけど、
そっちは美樹さんや牧さんが連れ戻してくれてるわ」
マミ「それにしても驚いたわ……本当にいるのね、台風のときに田んぼの様子を見に行く人とか」
ほむら「避難が上手くいってよかったです。ワルプルギスの夜の直接の被害を避けられたとしても、
嵐で被害が出てしまったら元も子もないですし……」
マミ「そうね。美国さんの予知だと上手くいくことになっていたけど……
何がきっかけで未来が変わってしまうかなんて、分からないものね」
マミ「ああ、でも避難先の方だと、マットレスや毛布が足りないってバタバタしてたりするみたいよ?」
ほむら「見滝原最大の避難所に入る分が全部他所に行きましたからね。仕方ないでしょう」
ほむら「申し訳ないですけど我慢してもらいましょう……今日限りのことですし」
マミ「そうね(クス」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:05:58.33 ID:+SaTNOB50
ほむら「……そうですね」
ほむら(………………)
まどかが魔法少女になってから、数日が過ぎた。
あの後、あらためてまとめられた見滝原市民の避難計画は、滞りなく実行された。
もっとも美国織莉子の未来予知を頼りにして、危険を避けるよう計画を修正しつつ臨んでいたのだ。
滞りないのは当然――とまでは言わないが、むしろ順当な結果ではあった。
元々、災害時の避難計画は見滝原市に存在していた。
私達は杏子の幻覚を使ってワルプルギス出現の前兆であるスーパーセルの兆候を、一日だけ早く
観測したことにしてもらい、余裕をもって避難誘導を実行させることにした。
巴さんが連れてきてくれた、他所の街の魔法少女の存在もあった。
和紗ミチル、御崎海香、牧カオル、神那ニコ、宇佐木里美。
単純に人数が増えたことだけでもありがたかったが、特に記憶の操作や魔法のコピーが可能な御崎海香と、
人を操る魔法を持つ宇佐木里美の存在は大きかった。
杏子一人で受け持つ筈だった幻術による処置を御崎海香と二人で分担できたこと――それでも難儀する場面、
行動の精度を要求される場面を、宇佐木里美の"ファンタズマ・ビスビーリオ"で補えたこと。
これにより、計画の実施はぐっと楽になった。
それでもなお発生する『取りこぼし』は、他の魔法少女を直接助けに向かわせることでフォローしていった。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:08:29.85 ID:+SaTNOB50
……なお、元々避難所であった場所は、当初の計画通り爆破した。
せっかく幻覚を使える人間が二人に増えたうえに予知まであるのだから、何も壊さなくてもよいのでは
ないかと言ってはみたがのだが……まどか曰く「確実にできるところは確実にしたい」とのことで……
数日前の深夜、警備員の巡回の隙を突いて誰もいない時間帯に爆弾を起爆させ、
さらには巴さんの"ティロ・フィナーレ"を叩きこみ、無人の避難所は瓦礫の山に変わることとなった。
スーパーセルの予報を受けた見滝原市役所は、市内最大の避難所を爆破した"正体不明のテロリスト"に
あらん限りの悪態をつきながら、それでも必要な仕事を丁寧にこなし、行き場をなくしていた市民を
きちんと避難させていった。
迷惑かけてごめんなさい。
爆破準備の時は、本当にこんなことして大丈夫なのかなぁ……とは思ったんです。一応……。
かずみ「おねーさーん!」
マミ「あ、和紗さんだわ。こっち、こっちよー」
かずみ「警察と消防署、撤収に入ったみたいだって、ニコと海香から!」
マミ「わざわざ伝言に来てくれたの? ありがとう。テレパシーでもよかったのに」
かずみ「それもですけど、そろそろ時間だったから」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:11:02.29 ID:RmUvlEpi0
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
うんこ「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、うんこ、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:11:07.97 ID:+SaTNOB50
ほむら「……和紗ミチル」
かずみ「はい?」
ほむら「あなたのところからは、五人も魔法少女が来てくれているけれど……
もちろんその事は嬉しいのだけど。あなたの街の方は大丈夫なのかしら?」
かずみ「心配しなくてもだいじょうぶだよ。あすなろ市にはサキさんとみらいちゃんが残ってくれてるから」
マミ「和紗さんの"プレイアデス聖団"は七人の魔法少女チームなのよ。
だから『プレイアデス』……ギリシャ神話の七人姉妹の名前ね」
ほむら「はぁ……」
マミ「じゃあ、時間みたいだから……配置につかないと。わたしも行くわね」
マミ「……暁美さん。ワルプルギスの夜を越えたら、みんなでお祝いしましょうね。
わたし、とっておきのケーキと紅茶をごちそうするわ」
かずみ「だったら私ご飯作ります! 料理得意ですよ!」
マミ「そうなの? じゃあ和紗さんにもお願いしようかしら」
かずみ「はい! 任せてくださいっ!」
マミ「じゃあ……行ってくるわね、暁美さん」
ほむら「ええ。頑張ってください」
マミ「……暁美さんもがんばって。無理はしないでね」シュタッ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:15:19.63 ID:+SaTNOB50
ほむら「………………(フゥ」
ほむら(……今のところは、何もかも上手くいっている)
ほむら(まどかが、魔法少女になったお陰で……)
まどか「ほむらちゃーんっ」
ほむら「まどか?」
まどか「こんなところにいたんだ! どうしたの? ぼーっとしちゃって」
ほむら「ううん、大したことじゃないの。ただ……今までのこと、思い出して」
まどか「そっかー……」
ほむら「………………」
まどか「………………」
まどか「……ありがとね、ほむらちゃん」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:18:29.08 ID:+SaTNOB50
ほむら「え?」
まどか「ほむらちゃんがいてくれなかったら、こんなにうまくいかなかったよ」
ほむら「……私は何もしてないわ。
計画の軸になってるのは幻惑魔法を使える杏子だし、魔法少女の味方を連れてきたのは巴さん。
何よりこの状況を作ったのはあなただわ、まどか」
ほむら「私は何もしていないわ。少なくとも、お礼を言われるようなことはね」
まどか「ほむらちゃん、それは違うよ」
ほむれ「……えっ?」
まどか「あのね……こんなときにどうかと思うんだけど、わたし、ほむらちゃんに一つだけ言いたいことが」
ほむら「な、何っ!? 今度は何っ!?」ガタガタビクビク
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:23:18.50 ID:+SaTNOB50
まどか「ああ! ご、ごめんねっ!……そんな怯えないで!(アセアセ」
まどか「だから、その……うん、ほむらちゃんが怯えてるのってわたしのせいなんだけど、
言いたいことってそのことで、その」
まどか「ご、ごめんね。ほむらちゃん……あの時は、ひどいこと沢山言って」
ほむら「……そんなの別にいいわ。気にしてない」
ほむら「あの時も言ったじゃない。まどかの言ってた事は本当のことだもの。
私はたった一度の祈りで、あなたとの出会いをやり直すんじゃなくて、素直にあなたの事を、
あなたが守ろうとしていたものを、救っていればよかったのかもしれない」
まどか「でも、そしたら今のわたし達はいなかったよね」
ほむら「……まどか?」
まどか「ワルプルギスの夜が現れる日と場所と、そのせいで起こる被害のことを教えてくれたのは誰?」
まどか「織莉子ちゃんのことを教えてくれたのは誰?」
まどか「何より、魔法少女の仕組みをわたし達に教えてくれたのは?
わたしがキュウべぇとうっかり契約しないように、ずっと守ってくれたのは?」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:26:11.21 ID:+SaTNOB50
まどか「ワルプルギスの夜が来て起こることが分かっていたから、こんな計画だって立てられた」
まどか「織莉子ちゃんの予知で少しだけ未来が分かっていたから、わたしは魔法少女になる勇気を持てた」
まどか「魔法少女の仕組みが分かっていたから、たった一度きりの願いがまだ残っていたから、今みたいな願いの使い方ができた」
まどか「だから今、いろんなことがうまくいってる」
まどか「これって、ぜんぶ、ほむらちゃんのおかげじゃないかな」
まどか「ほむらちゃんがずっと頑張ってくれてた時間があったから……
だから、いろんなことが上手くいってるんだと思う」
ほむら「……まどか」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:28:14.52 ID:Sgf+R1qq0
ほむほむ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:29:34.16 ID:+SaTNOB50
まどか「だからね、あの時もそれはわかってて……
だから別にほむらちゃんが間違ってたとか、ほむらちゃんに怒ってたとかじゃなくて。ただ、あの時はその」
まどか「……イラッときちゃって」
ほむら「それ、普通は怒ってるって言わない?」
まどか「ち、ちちち違うのっ!/// そうじゃないのっ!」
まどか「だ、だってほむらちゃんいっつもわたしやみんなに秘密ばっかりで!
一人で抱え込んでマミさんやさやかちゃんとケンカしたりするし!
みんなと仲良くなったらなったでわたしのことだけのけものにしようとするし!
そんなのひどいよ! あんまりだよ! わたしだって!」
まどか「わたしだって、ほむらちゃんのこと守れるわたしになりたかったもん!」
ほむら「え……っ?////」
まどか「あ……/////////」
ほむら「それが……怒ってた理由?」
まどか「う、うん。……それで、あの時ついイラッとしちゃって////」
まどか「そのー……せっかくの機会だから、さやかちゃんやマミさんともっと打ち解けておいて
もらいたいなーとか考えたりしなくもなかったんだけど、
でもそれも喋ってる途中からで、だからそれを理由にしちゃうのも言い訳みたいだし、その」
まどか「ほ、ほんとに、ごめんね……ほむらちゃん。ひどいこと言って」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:34:22.27 ID:+SaTNOB50
まどか「ほんとに、ごめんね……ほむらちゃん。ひどいこと言って」
ほむら「ううん、謝らなくていい……おかげで美樹さんや巴さんと、また仲良くなれたから」
まどか「うん……それとね、ありがとう。今までずっとがんばってくれて」
まどか「これからはわたしも頑張る。一緒にがんばろう」
ほむら「うん……」
ほむら「一緒にがんばろう。まどか――」
マミ『鹿目さん、暁美さん! 来たわ、ワルプルギスの夜!』
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:38:00.74 ID:+SaTNOB50
まどか「!」
ほむら「位置は!?」
マミ『予定位置ピッタリ。わたしと和紗さんで迎撃に入るわ!』
ほむら「お願いします! でも無理はしないでください。最初は様子見で十分なんですから」
杏子『観測所の連中全員、風見野まで運んできたぜ! 今ちょうど指定の待機位置に入った。
――マミ達の迎撃に続いて突撃するぜ! 爆弾のポイントまで押し込んでやるよ!』
さやか『ご、ごめん! あたし遅れたっ! 風見野の市民ホール出たばっかだからまだ時間かかるっ……!』
杏子『はぁー!? 何だそれトロすぎだろ! もうそのままそこで待ってたらどうだ?
さやか一人いなくたって、こっちはワルプルギスくらいどうにでもなるからさ!』
さやか『うっさい! 主役は遅れて来るもんなの!
すぐにさやかちゃんの凄いとこ見せてやるから、楽しみに待っとけ杏子!』
マミ『二人とも。ワルプルギス退治は本題じゃないのよ?
当初の勝利条件は達成した。危険になったら撤退するんだから、気合を入れるのも程々にね』
まどか「ウェヒヒ♪ みんな元気だねっ」
ほむら「そうね……(クス」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:44:43.13 ID:+SaTNOB50
私の願いが叶うことはなかったけれど、ワルプルギスの夜は越えられる。
まどかが幸せになれる未来。私が願った形ではないけれど、私はそれを掴むことができるだろう。
まどかの隣で彼女を守る――これが私の運命だというなら、それを受け入れよう。
私は。
まどか「行こ、ほむらちゃん!」
ほむら「うん!」
まどかの隣に並んで。私は夜を越えるために跳んだ。
おしまい
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:48:01.32 ID:j1u960wmO
乙
なかなか良かった
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/30(日) 13:57:43.95 ID:Sgf+R1qq0
乙乙ー
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
くぅ〜疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ
まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」
さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」
マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」
京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」
ほむら「・・・ありがと」ファサ
では、
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」
終
まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」
本当の本当に終わり