1 :
司会者:
一晩でお前らどこまで書けた?
うっす、司会者だよ!
昨日夜更かしした分寝ていたい? じゃあ寝てろよ!
これからやるのはブーン系ミニラノベ!
やる気ある奴だけがやるイベントだからな!
2 :
司会者:2012/12/17(月) 20:38:35.40 ID:OxTmPZE30
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:41:21.32 ID:5FGxHVA/0
読むのは任せろ
4 :
司会者:2012/12/17(月) 20:43:37.76 ID:OxTmPZE30
投下開始は21:00から!
で、悪いんだけど俺は22:00にはPCから離れる都合上、
舵取りは最初の方だけになっちまうんだ!
だから皆は初めの一時間で大体流れが掴めたら
22時以降は自分たちでゆっくりまったり続けてくれな!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:45:01.92 ID:hdD7NKZl0
へーい
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:45:07.01 ID:NqN0eE2H0
ワクワク
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:45:09.30 ID:WdOpBl6V0
>>1乙
スレ立てしようと思ったら立ってた
から概要だけでもまとめちゃう
〜前回までのあらすじ〜
ラノベ祭りが終わって一段落したところで、今日もまた十分絵祭りがそこでは行われていた。
土日ということもあって凄まじい盛況ぶりを見せたそのままのテンションとノリで、なんと司会者はミニラノベ祭りなるものを提案する。
かつて司会者がまだキレッキレの動きをしていた時!に立案した企画らしい。
果たして我らは、前スレが完走した勢いを保ったまま、作品を書き上げ、投下し、了読し、また十分絵祭りへと繋げることができるのか!?
月曜日を撃破した猛者たちが今此処に集う―――
ルール
・エントリーされた絵を元に作品を書き上げること。
・ジャンルは何でも可。ホモでも可。
・投下レスは20レス前後を目安に、30レスを超えないよう気を付けること。
・投下開始は司会者の宣言による。予定では本日21:00から。
8 :
司会者:2012/12/17(月) 20:45:30.03 ID:OxTmPZE30
創作板の方にはなんとか書き込めるから、何か問題があったらそっちで返答するよ!
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:45:31.73 ID:/ME+a+Rp0
お、立ったか
10 :
司会者:2012/12/17(月) 20:46:52.58 ID:OxTmPZE30
>>7 いいねえ、お前のセンス溢れる文章に感謝感激だっぜ!
素晴らしいまとめだ!
特に俺がキレッキレの動きしてた時ってとこを反映させてるのがいいね!
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:47:20.98 ID:WdOpBl6V0
12 :
司会者:2012/12/17(月) 20:48:54.92 ID:OxTmPZE30
>>11 WOW! その仕事までやってくれるとはお前相当なやり手だな?
決めた、お前のあだ名はヤリチンだ。
頑張れヤリチン!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:50:42.39 ID:dykQ9n7f0
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:51:30.25 ID:iNlCFsyv0
司会者からクズ文丸と同種のにおいがする
臭い……
15 :
司会者:2012/12/17(月) 20:51:31.66 ID:OxTmPZE30
>>13 ちょっ、ちげえし! 俺租チンじゃねえし! 多分ちげえし!
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:51:34.57 ID:WdOpBl6V0
童貞の俺がヤリチンなんて呼ばれたの初めてなんだぜ…
とりあえず保守
17 :
司会者:2012/12/17(月) 20:52:29.37 ID:OxTmPZE30
18 :
司会者:2012/12/17(月) 20:54:39.84 ID:OxTmPZE30
投下の最終ラインを決めてなかったな
とりあえずこのスレが生きている限りOKにしようか
それとも明確な日付を決めようか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:56:38.58 ID:W+diRBv40
wktk
まだ書き上がってないので、ギリギリまで粘りたい
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:57:11.69 ID:hdD7NKZl0
作品マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆ヤリチンヤリチン
22 :
司会者:2012/12/17(月) 20:57:42.32 ID:OxTmPZE30
ふむ、どうしようかね……
俺が十分絵祭り開けそうな水曜に重ねる感じにしようか
そうだな、水曜の18:00までにするか!
異論はあるか?
23 :
司会者:2012/12/17(月) 20:58:16.83 ID:OxTmPZE30
>>21 作品投下開始は21時ちょうどまで待つんだ!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:59:09.33 ID:WdOpBl6V0
いいと思います!
25 :
司会者:2012/12/17(月) 20:59:41.57 ID:OxTmPZE30
時間、だな
ようし! 投下開始OKだ!
まず、最低限のルールとして、投下したい奴は名乗りを上げること!
絶対に確認して、投下を無理に被せるなよ!?
それじゃあ開始だ!
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 20:59:58.61 ID:W+diRBv40
異論ありません!
27 :
司会者:2012/12/17(月) 21:01:06.88 ID:OxTmPZE30
作品に反映させる絵はいつのタイミングでURLを張ってもいいし
最後に「この絵からインスピレーションを得ました」と言ってもいい!
その辺は、自由だーー!!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:01:11.61 ID:ZwZax/Sr0
一番手取っていいか!出来たてほやほやだぜ!
29 :
司会者:2012/12/17(月) 21:01:54.91 ID:OxTmPZE30
おう、こいや!!
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:02:01.07 ID:W+diRBv40
こいや!
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:02:07.92 ID:ZwZax/Sr0
从 ゚∀从「お前が流石弟者だな?」
( ´_ゝ`)「え?」
流石兄者には双子の弟がいた。
二人は鏡に映したようにそっくりだった。
友人や家族にも間違えられたことがあるほど瓜二つっぷりだ。
他人が間違えてもしかたがない。
( ´_ゝ`)「どちら様で?」
彼がいるのは学校だ。
学生ならば制服を着用しているはずなのだが、女は私服だった。
从 ゚∀从「邪魔なんだよねー」
女は笑い、手のひらを兄者に見せる。
彼女の手の中では、小さな機械達が歪な音を立てて蠢いていた。
(;´_ゝ`)「殺戮ワーム……!」
从 ゚∀从「あったりー!」
楽しげに言い放ち、女は手の中にあった機械達を放り投げる。
宙に浮き、これから降り注いでくるであろうワームを見ながら、兄者は踵を返す。
これは、ただの人違いではすまされない。
(;´_ゝ`)「人違いですうううう!」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:02:52.69 ID:e/CU7z8F0
紫煙
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:03:23.68 ID:OxTmPZE30
支援するっす
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:03:30.40 ID:WdOpBl6V0
C
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:03:39.44 ID:W+diRBv40
支援!
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:03:49.23 ID:hdD7NKZl0
まったり行こうぞ
('A`)
(つ旦
と_ ))
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:04:15.67 ID:ZwZax/Sr0
このような事態に陥ってしまった原因はわかっていたが、回避する方法がわからない。
一先ず逃げていれば、弟者がやってくるだろう。そう踏んでの行動だった。
けれども、現実は無常だ。
从 ゚∀从「うちの可愛いワームから逃げられるとでも?」
(;´_ゝ`)「あの馬鹿……。どこに行ってんだよ……」
兄者は屋上に追い込まれていた。
彼の手には携帯電話が握られており、幾度となく助けを求める連絡をしたのであろうことが窺える。
しかし、その結果は虚しく終わってしまったらしい。
从 ゚∀从「さて、組織のために死んでくれ」
(;´_ゝ`)「だから、人違いですって」
从 ゚∀从「往生際が悪いぞ?
VIP所属、超能力者の弟者君よぉ」
(;´_ゝ`)「人の話は聞けよ!」
从 ゚∀从「お前の力は厄介だからな。反撃してもいいんだぞ?
でなきゃお前はワームに食われて死ぬだけだ」
ワームが兄者に迫り来る。
ギチギチと音をたてているのは、彼らの歯だ。
噛まれればひとたまりもない。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:05:19.20 ID:AgDiCayU0
しえん
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:06:00.19 ID:W+diRBv40
しえん
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:06:07.40 ID:OxTmPZE30
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:06:31.45 ID:ZwZax/Sr0
(;´_ゝ`)「オレが弟者ならとっくに反撃してます!」
从 ゚∀从「そうやって油断させてるんだろ?
その手には乗らん」
(;´_ゝ`)「あー! もう!」
兄者は後ずさる。
こちらの話を受け入れてもらえない以上、助けを待つか逃げるかしか選択肢はない。
だが連絡がつかない状況で助けが来るとは思えない。
かと言って、屋上では逃げ道もない。
从 ゚∀从「やってしまえ。私の可愛いワーム達」
(;´_ゝ`)「うおっ!」
飛びかかってきたワーム達を反射的に避ける。
( ´_ゝ`)「あ――」
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/3m8XK.jpg 从 ゚∀从「あれー?」
ぐしゃり。と、音がした。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:08:06.61 ID:W+diRBv40
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:08:18.07 ID:ZwZax/Sr0
VIPに所属している者達は、年齢性別種族出身は問われない。
問われるのはただ一つ。
普通の人間ではないこと、のみ。
組織が作られた理由には諸説ある。
突如やってくる人間ではない者を保護、監視するため。
科学兵器を用いるテロ組織に対抗するため。
世界征服を企んでいるため。
どれもこれも嘘くさい。
けれど、VIPは確かに存在し、そこに普通の人間はいない。
(´<_` )「三体中二体ロックオン。二体の内部破壊にはいる」
弟者の冷静な声が、コンクリートジャングルに反響する。
一般人はすでに避難しており、弟者の前にいるのは猪型の殺戮兵器が三体。
テロ組織によって製造されたそれは、圧倒的な破壊力と装甲を持つ。
しかし、超能力を有する弟者にはそのようなもの、何の意味もなさない。
兵器が放つ攻撃はバリアで跳ね返し、厚い装甲を超えた内部を直接攻撃することができる。
ロックオンをされた二体の兵器は動きを止め、軋んだ音を立てる。
機能を完全に停止させるのも時間の問題だ。
だが、残る一体が弟者に襲いかかる。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:09:52.12 ID:e/CU7z8F0
しえ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:09:56.33 ID:W+diRBv40
しえーん
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:10:30.55 ID:ZwZax/Sr0
( ´_ゝ`)「させねぇっての!」
弟者と兵器の間に兄者が割り込む。
金属が露出している右拳を強く握りこみ、瞬間的に突き出す。
次の瞬間に響いたのは、打撃音ではなく破壊音だった。
(´<_` )「流石だな兄者」
( ´_ゝ`)「いや、まだ機能停止してない」
後退し、正常な動きを放棄しているものの、兵器自体は未だに動いている。
暴走でもされると困るので、兄者は地面に伏しているそれの上に飛びのった。
(´<_` )「一体一での戦いなら、オレよりも強いんじゃないか?」
二体を破壊した弟者が言う。
冗談っぽい言い方だが、目が笑っていない。
自分で発した言葉に怒りを覚えているようだ。
何と面倒な弟だろうか。
悲鳴をあげている兵器に座って兄者は言う。
( ´_ゝ`)「オレは最弱なんで。いや、本当に」
その表情は、どこか困っているような笑い方だった。
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/vp102080.jpg
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:11:35.20 ID:AgDiCayU0
しえん
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:11:35.59 ID:OxTmPZE30
支援にょ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:12:24.60 ID:ZwZax/Sr0
あの日、兄者を襲った女は、テロ組織の一員だった。
双子の兄弟がいることを知らなかった辺り、杜撰な諜報をしていたのだろう。
屋上から落ちた兄者の状態は悲惨なものだった。
内臓は潰れ、骨は砕け、形を保っている骨は体から突き出ていた。
何よりも、その状態でまだ生きていた。と、いう事実がよりいっそ悲惨だった。
( <_ )「兄者を助けてください」
兄者からの着信に気づき、学校へ向かった弟者が、
VIPに戻ってきてからそう言ったのは、何もおかしなことではなかった。
自分と間違われて片割れが死ぬなど、許せるはずがない。
けれど、仲間内からしてみれば、それは驚くべきことでもあった。
( ФωФ)「いや……。これではもう……」
VIPの中でも有数の技術を持つロマネスクに弟者は何度も頭を下げた。
床に頭を擦り付け、何でもすると口にした。
稼いだ金を全て渡してもいい。何なら、実験体になってもいい。
(;<_; )「だからっ……。兄者を……!」
顔を上げた弟者はとめどない涙を流していた。
プライドの高い彼が他人に頭を下げているだけでなく、涙まで見せている。
現実離れしているともいえる事態に、ロマネスクは心を動かされた。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:12:37.80 ID:W+diRBv40
支援支援
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:13:28.99 ID:OxTmPZE30
ほう、二枚使い……
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:14:29.40 ID:ZwZax/Sr0
_
( ゚∀゚)「いやー。おっつかれー」
( ´_ゝ`)「ジョルジュさん。わざわざ迎えにきてくれたんですか?」
_
( ゚∀゚)「怪我してたら笑おうと思って」
(´<_` )「悪魔か」
_
( ゚∀゚)「その通りですが何か」
VIPの拠点であるビルに帰ってきた二人をジョルジュが迎える。
彼の背中には蝙蝠のような羽根が生えていた。
_
( ゚∀゚)「兄者がきてから、オレの仕事がめっきり減っちまって暇なんだよー」
ジョルジュは人間ではない。
弟者が言い、彼自身が肯定したように、どこからともなく現れた悪魔だ。
体は小さいが、羽根を使った機動力と、大きな鎌を振りまわすことで得られる力は凄まじい。
( ´_ゝ`)「いえいえ。オレは最弱ですって。本当に」
_
( ゚∀゚)「模擬訓練でお前に負けたオレへのあてつけか?
お? 魂取ってやろうか? ん?」
(´<_` )「それ以上兄者に近づくとぶち殺すぞ」
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/boonpic2_419.jpg _
(;゚∀゚)「ちょっとした冗談だろ。最強さんよぉ」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:15:03.92 ID:e/CU7z8F0
支援
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:15:05.13 ID:OxTmPZE30
ふむ! 三枚使い!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:15:38.16 ID:AgDiCayU0
しえんぬ
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:15:37.98 ID:XMJJniSt0
おうおうのっけからすごいのが来てるじゃねーか!支援
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:16:15.93 ID:ZwZax/Sr0
羽根を使い、兄者から離れる。
(;´_ゝ`)「弟者……」
(´<_` )「アイツは危ないから近づくな」
_
(;゚∀゚)「仲間でしょーがよ!」
ジョルジュが叫んだ。
しかし弟者は無視を決め込んでいる。
(;´_ゝ`)「すみません……」
_
( ゚∀゚)「まぁ、事情は知ってるから、いいけどよー」
頬を掻き、軽くため息を一つ吐き出す。
VIPに所属している者ならば、兄者がほとんど死体だったことを知っている。
血まみれの兄者を抱えてビルの中を突っ切った弟者には、周囲の悲鳴など聞こえていなかったに違いない。
体の半分以上を機械にしてしまった兄者は、普通の人間ではなくなってしまった。
手術を施したのがVIPのロマネスクということもあって、彼が意識を取り戻した時には、VIPへの所属が決定していた。
敵を内側から破壊でき、防御も完璧だった弟者は、今も昔もVIP最強の名を欲しいがままにしている。
しかし、兄者を一人にすることを嫌った。
知らぬところで失う恐怖が見に染みてしまったのだろう。
(´<_` )「兄者、今日はロマネスクさんのところへ行く日だろ?
ちゃんとメンテナンスは受けないとな」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:16:16.38 ID:W+diRBv40
おぉ上手いこと繋がってるな
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:16:31.67 ID:OxTmPZE30
なかなか流れのいい作品だ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:17:35.74 ID:OxTmPZE30
いいねえ、こういう繋がりか
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:18:18.81 ID:ZwZax/Sr0
兄者を戦闘用にしたのは弟者の意思だった。
襲われても対処できるようにとのことだったのだが、今では二人で力を合わせてテロ組織と戦っている。
ジョルジュは元々これが狙いだったのではないかと睨んでいた。
一瞬でも目を離すことがないように。
そのためには、弟者が身を置く戦場に兄者を連れてきてしまえばいい。
兄者が襲われた時に連絡がつかなかった原因も、弟者が戦場にいたからだ。
_
( ゚∀゚)「お前さんも大変だねぇ」
( ´_ゝ`)「一生、一体一での戦いがないと思えば、安心でもあるよ」
苦笑いを浮かべる。
一体一の戦いなど、弟者が許さない。
(´<_` )「ほら、早く行くぞ」
( ´_ゝ`)「お前ねぇ。ジョルジュさんと模擬戦して、オレがちょっと怪我したからって、その態度はないぞ」
_
( ゚∀゚)「いーの、いーの。
弟者は元々プライドかクッソ高くて、昔から無視されてたし」
(;´_ゝ`)「それはますます申し訳ないです」
(´<_` )「ソレと喋るな」
弟者は兄者の腕を掴んで引きずり始めた。
転ばぬように慌てて兄者は足を動かす。
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:20:16.55 ID:W+diRBv40
支援!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:20:36.61 ID:ZwZax/Sr0
_
( ゚∀゚)ノシ「いってらー」
( ´_ゝ`)ノシ「また今度ー」
挨拶を残して兄者は弟者に向きなおる。
遠目からなので、何を話しているのかまではわからないが、兄者が文句を言っているようだ。
兄者がVIPにやってきて、弟者に厄介な一面が増えた反面、
少しばかり人間味が出てきたというか、からかいやすくはなった。
まだ戦いにも弟者の態度にも慣れていないらしい兄者はよく苦笑いをしているが、
普通の口喧嘩ができているところを見ると、兄弟としての関係性はあまり変わっていないらしい。
_
( ゚∀゚)「今度、流石兄弟とオレで任務できたらいいなー。
頼んでみよーっと」
口角を上げる。
きっと、楽しい戦いになるに違いない。
弟者を思う存分からかってやるのに、これ以上のシチュエーションはないはずだ。
善は急げという。
ジョルジュは早速、上にかけあってみようと羽根を羽ばたかせた。
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:21:31.24 ID:OxTmPZE30
支援
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:23:04.60 ID:0iNaxj6C0
のっけからすげーの来てるな、支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:23:15.99 ID:W+diRBv40
しえしえ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:24:01.04 ID:ZwZax/Sr0
ロマネスクが担当する医務室は地下にある。
寒々しい廊下を通り、彼の部屋を数度ノックした。
だが、音が響くばかりで声は聞こえない。
( ´_ゝ`)「あれ。ロマネスク先生、いないな」
(´<_` )「まーたどこか行ったのか」
ζ(゚ー゚*ζ「えぇ。また、ですよ」
( ´_ゝ`)そ「うおっと」
突如聞こえた声に、兄者が後ずさる。
弟者はゆっくりと振り返り、後方に立っていた女性を目に写す。
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/boonpic2_422.png ζ(^ワ^*ζ「また、無言で、外出されたんですよ」
細められた目と開いた口に、弟者は床を蹴る。
顔を青くして女性を見ていた兄者を腰から抱え上げ、そのまま階段まで走る。
流石兄弟は互いに心の中でカウントダウンを始めた。
三、二、一、――
ζ(゚言゚#ζ「本当に! ふざけてんじゃねーぞ! あの医者はよぉぉぉ!!」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:24:54.75 ID:W+diRBv40
4枚目…だと…
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:26:02.87 ID:e/CU7z8F0
何枚使う気だ まさか……
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:26:14.46 ID:W+diRBv40
支援しえーん
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:26:19.98 ID:ZwZax/Sr0
その怒声は地下を抜け、一階にまで響き渡る。
鈴を転がしたような声の持ち主が出してはいい声ではないのだが、VIPに所属しているものは平然としたものだ。
ただし、距離が離れていれば。の、話ではあるが。
(;´_ゝ`)「大丈夫か?」
( <_ )「……いまは、きこえない、もうすこし、まて」
一階へ続く階段の途中で弟者は倒れている。
隣に座っている兄者は耳をふさいでいた。
VIPのビルにいる女性なのだから、彼女も普通の人間ではない。
怒声が強い衝撃破となる特殊能力を持ている。
兄者を抱えていた弟者は、その衝撃をモロに食らうこととなってしまった。
至近距離ではなかったことがせめてもの幸いだ。
倒れている弟者を見て、兄者は鼓膜も改造してもらうべきかどうか本気で悩んでしまう。
念力を持ってしても、体の半分以上が金属である兄者の体を持ち上げることはできないらしい。
能力にプラスして腕力が必要となる。
弟者がわざわざ腕を使って兄者を運んだのはそのためだ。
( ´_ゝ`)「デレちゃんの喉に制御装置埋め込むべきなんじゃないのか」
(´<_` )「それもいいな」
( ´_ゝ`)「回復したか」
(´<_` )「何とか」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:27:05.02 ID:AgDiCayU0
しえんぬ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:28:13.36 ID:OxTmPZE30
四枚使い!?
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:28:27.26 ID:ZwZax/Sr0
壁に手をついて弟者はどうにか立ち上がる。
まだ衝撃波のダメージが体に残っており、足に上手く力が入らない。
(´<_` )「そんなことより、ロマネスクさんはどこにいるのやら」
( ´_ゝ`)「お前、自分の体だろうに、そんなことって……」
(´<_` )「このビル内にはいないだろうな」
( ´_ゝ`)「話聞けよ」
兄者は深いため息をついた。
昔から自由奔放なところがあったが、能力に目覚めてから、VIPに所属するようになってから、
その傾向は強くなったように思える。
(´<_` )「奔放癖はあるが、遠出は嫌う人だから、近くにいるだろ。探すか」
( ´_ゝ`)「オレの話は聞いてくれないが、正論は言うのだな。
よし。手分けして探そう」
(´<_` )「馬鹿を言うな。一緒に探すぞ」
別行動を取ろうとした兄者を捕まえる。
こんな日常の中で何が不安なのだろうかと思うが、VIPに所属した原因を考えるとそんなことは言えない。
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:28:51.63 ID:W+diRBv40
デレちゃんつええ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:30:26.35 ID:W+diRBv40
しえん!
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:30:36.31 ID:ZwZax/Sr0
ビルの周りを少し回る。
都市部に建てられているが、周囲には緑が多い。冬でも、ある程度の花や草を見ることができた。
軽く散策するにはもってこいの場所だ。
そのためか、ロマネスクは部屋から抜け出す癖がある。
急患がやってこないとも限らないので、せめて一言誰かに伝えてから行けというのがデレの主張だ。
体の性質ゆえか、寒さにあまり強くない兄者は、こんな雪の日にまで外出しなくていいのに。と、思うばかりだった。
( ´_ゝ`)「あ」
(´<_` )「いたか?」
( ´_ゝ`)「いや、何か捨てられてる」
(´<_` )「何か?」
兄者の視線に合わせて弟者も目を向ける。
超能力者とはいえ、生身の人間である弟者は、兄者と同等の視力を持つことができない。
少々距離があるために彼には何も見えない。
( ´_ゝ`)「行くぞ」
(´<_` )「お、おう」
人工の皮膚で覆われている手で弟者の腕を掴む。
返事よりも先に兄者は目標へ向かって進んでいた。
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:31:48.39 ID:hdD7NKZl0
風呂上り支援
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:32:05.19 ID:2B9pzpeD0
しえん
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:32:15.41 ID:OxTmPZE30
支援
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:32:39.44 ID:ZwZax/Sr0
( ´_ゝ`)「ほれ」
(´<_` )「これは、また……」
川 ゚ 々゚)「くーるぅ?」
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/033540.jpg 兄者の見つけたのは、捨てられたナニカだった。
一見、子供のようにも見えるが、その体はスライムのような形状をしている。
ご丁寧にダンボールに入れられた姿は、捨て猫のそれとよく似ている。
( ´_ゝ`)「またどこからか出現したのか」
(´<_` )「ここに捨てるくらいなら、VIPにまで持ってこいよな」
本来、この世界にある種、もしくはその変異ならば放置される。
しかし、悪魔やスライムのようなモノはVIPに届けられ、所属するのが普通だ。
ジョルジュがそうであるように。
だが、変なモノを見つけてしまった恐怖心からか、こうして近くに捨てて行くものが後を絶たない。
頻繁に繰りかえされると、VIPの知り得ぬところで事件を起こす可能性もある。
(´<_` )「一先ず、連れて変えるか」
川 ゚ 々゚)「うー?」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:33:17.54 ID:0iNaxj6C0
もしかして全使用……なのか?
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:33:57.73 ID:KOOYYxpt0
マジかよ
初っぱなから飛ばしすぎ
何枚使う気だ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:34:18.32 ID:ZwZax/Sr0
弟者がナニカを抱き上げる。
妙な姿をしているものの、大人しく人懐っこい性格をしているようだ。
腕の中で楽しそうにしている様子は、愛玩動物とあまり変わらない。
( ´_ゝ`)「おー。可愛いなぁ」
(´<_` )「触るなよ。
変な能力持ってたらどうするんだ」
( ´_ゝ`)「そうだったら、お前の方が危ないだろ」
(´<_` )「オレは平気だ」
根拠のない自信できっぱりと返す。
いつものことではあるが、些か過保護な弟者に兄者は肩をすくめる。
( ´_ゝ`)「はいはい。どちらにせよ、早く届けるか」
川 ゚ 々゚)「るー」
二人は並んで来た道を戻る。
弟者の腕の中にいるナニカは、少し高くなった視線が楽しいのか、しきりに腕を伸ばしていた。
空から落ちてきている白い雪も、彼女の興味を惹いているのだろう。
( ´_ゝ`)「あっ! ロマネスク先生だ」
(´<_` )「何?」
先ほど通ったときにはいなかったが、見れば確かにロマネスクの姿が見える。
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:34:32.05 ID:WilEqwpb0
20レス超えないか?大丈夫?支援
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:34:50.54 ID:OxTmPZE30
五枚目だと!?
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:35:00.28 ID:W+diRBv40
一体何枚使おうと言うのか
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:36:09.82 ID:KOOYYxpt0
支援
ここからどう収集させるんだろうか
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:36:20.41 ID:ZwZax/Sr0
(´<_` )「お前がいなかったら、無駄足を踏むところだったな」
弟者は腕の中にいるナニカを撫でる。
川*゚ 々゚)「くぅ! くぅ!」
褒められたことがわかるのか、嬉しそうに声を上げる。
短い手足を振りまわす様子は非常に愛らしい。
( ´_ゝ`)ノ「ロマネスク――」
声をかけようとして、兄者は手を下げた。
口を閉ざしてしまった彼に疑問を感じた弟者は、兄者の顔を覗きこむ。
そこにあったのは、マヌケに口を開けている兄の姿だった。
(´<_`;)「どうした?」
兄者には何かが見えているらしいが、弟者にはロマネスクの姿がぼんやりと見えるだけだ。
思わず口を開けてしまうような事態に心当たりはない。
( ´_ゝ`)「……ロマネスク先生が、幼女といる」
(´<_` )「は?」
( ´_ゝ`)「幼女を! 抱き締めている!」
兄者が駆けだす。
条件反射で弟者も後を追う。
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:36:32.61 ID:W+diRBv40
くるうの鳴き声?かわいいな支援
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:36:37.79 ID:OxTmPZE30
まさか長編の序章みたいになるんじゃあないだろうな?www
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:38:21.31 ID:ZwZax/Sr0
( ´_ゝ`)「ロマネスク先生!」
http://blog-imgs-55-origin.fc2.com/m/z/k/mzkzboon/boonpic2_425.jpg ( ФωФ)「ん?」
ロマネスクが顔を上げる。
彼の胸には小さな女の子が顔をうずめていた。
(´<_` )「ロマネスクさん……。いや、ロマネスク……。
お前、子供を泣かせていいと思ってるのか……」
( ´_ゝ`)「ただでさえ目の傷が怖いのに何したんだ!」
( ФωФ)「お前の体に爆弾をしかけてやるのである」
(´<_` )「ぶち殺すぞ」
( ´_ゝ`)「落ち着け」
( ФωФ)「お前もである」
(*゚ー゚)「……ロマ?」
騒ぎに気づいたのか、少女が顔を上げる。
幼い顔には疑問の表情が貼り付けられており、涙はない。
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:39:16.95 ID:hdD7NKZl0
驚愕の六枚使いキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:39:43.63 ID:OxTmPZE30
ちょwww六枚目www何枚使うんだwwwww
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:39:45.81 ID:XMJJniSt0
なんてやつだ……!
支援
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:39:53.74 ID:W+diRBv40
ろくまいめー!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:40:15.72 ID:WdOpBl6V0
飛ばし過ぎだろwww支援
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:40:18.03 ID:ZwZax/Sr0
( ФωФ)「この子は、我輩の親戚である」
(´<_` )「似てないな」
( ´_ゝ`)「可愛く生まれてよかったな」
(#ФωФ)「姉の旦那の妹だから、血は繋がっていないのである」
(´<_` )「なら納得だ」
( ´_ゝ`)「そうか。よかった。悲しい幼女はいないんだな」
川 ゚ 々゚)「うー?」
次のメンテナンスで、不必要なところを改造してやろうと、ロマネスクは心に誓った。
(*゚ー゚)「あのね、私……私……」
(´<_` )「どうした」
弟者が膝をつき、少女と目をあわせる。
彼が抱いていたナニカも少女をじっと見ていた。
(*゚ー゚)「……能力が、発動しちゃって」
( ´_ゝ`)「あー」
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:42:08.70 ID:W+diRBv40
兄弟辛辣だなww
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:42:39.22 ID:ZwZax/Sr0
幼い子供に能力が発生した場合、親元から離されるのが普通だ。
能力の暴走によって、親を殺してしまうこともなくはない。
悲劇を未然に防ぐための処置とされている。
しかし、それが子供にとって本当にいいのかはわからない。
親を恋しがる者も多い。
彼女もそういったl子の一人だろう。
親戚が同じ組織に所属しているとはいえ、深い仲でないのだから、居てもあまり意味がない。
川 ゚ 々゚)「うー。うー」
(*゚ー゚)「この子は?」
( ´_ゝ`)「今、見つけたばかり。
これから、VIPに入るんだよ」
(*゚ー゚)「私と、一緒だぁ……」
少女は手を伸ばし、ナニカに触れる。
人とも動物とも違う弾力に、戸惑いを見せるが、それもすぐに消えた。
川*゚ 々゚)「くぅーるぅ、ぅ!」
(*゚ー゚)「ふふ。可愛い」
ナニカは弟者の腕から抜け出し、少女に抱きつく。
彼女を気に入ったようだ。
うお、ブーン系懐かしい
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:44:16.94 ID:W+diRBv40
こんなに毒がなくて愛らしいくるうはじめて見た可愛い
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:44:22.29 ID:ZwZax/Sr0
(´<_` )「ふむ」
( ФωФ)「どうしたのであるか」
(´<_` )「能力やアレが何なのかによるが、一緒にしてみたらどうだろうか」
( ´_ゝ`)「おお、いい考えだ」
(;ФωФ)「それは無理であろう」
(´<_` )「見る限り、互いに良い影響を与えそうだぞ」
( ´_ゝ`)「偶然にも、所属する日が一緒だしな」
兄弟の中では結論が出たらしい。
結局の所、二人は姿形だけでなく、考え方も似た者同士だ。
止める役が一人だけでは、彼らに敵うわけがない。
(´<_` )「そうと決まれば、ちょっと報告してくる」
( ФωФ)「待て。兄者は置いていくのである。
我輩の部屋でメンテナンスをしながらお主を待つ」
(´<_` )「できるわけねーだろ馬鹿」
(;ФωФ)「馬鹿って……」
目を離したくないとはいえ、隣にいるのは主治医ともいえる人物だ。
大人しく引き渡してもいいものだろうに。
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:45:15.81 ID:e/CU7z8F0
レス数大丈夫か しえん
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:45:58.82 ID:W+diRBv40
支援支援
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:46:18.34 ID:ZwZax/Sr0
(´<_` )「すぐ向かうから、用意していてくれ」
( ФωФ)「……いつものことであるな。了解した」
無駄な問答をする時間がもったいない。
ロマネスクはあっさりと引き下がる。
(´<_` )「じゃあ、行くぞ兄者」
( ´_ゝ`)「オレは暖かい部屋でゆっくり待ちたかった」
(´<_` )「はいはい。じゃあ、さっさと済ませよう」
不服そうな兄者の顔を無視して、弟者はビルの自動ドアをくぐる。
ζ(゚Д゚*ζ「あー!!」
途端に響いた衝撃波。
本日二度目の痛みに、弟者は地面に仰向けに倒れた。
(;´_ゝ`)「弟者ああああ!」
ζ(゚Д゚*ζ「丁度よかった!」
(;´_ゝ`)「何が?! 八つ当たりの相手?!」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:46:53.06 ID:OxTmPZE30
さて、ここから何をどうやって〆るのか……
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:49:14.01 ID:jWa4OpaB0
おい
おいおいおい
初っ端からなんじゃこりゃああああああああ
支援!
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:49:25.38 ID:W+diRBv40
しえーん
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:51:11.06 ID:W+diRBv40
支援!
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:51:12.18 ID:hdD7NKZl0
俺なんて10レス以下でさっくり書いたのに・・・
('∀`)HAHAHA
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:54:00.09 ID:jWa4OpaB0
これでまだ開始一作目……だと……
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:54:26.24 ID:KOOYYxpt0
おい
こんなときにVIPがおかしくなってやがるぞ
ずかずかと近づいてくるデレに、兄者は弟者を担いで後ずさる。
すぐにでも逃げたい気持ちでいっぱいだが、下手に逃げても衝撃波が追ってくるだけだ。
ζ(゚Д゚*ζ「緊急命令! テロの鎮圧!」
(;´_ゝ`)「また?!」
戦闘も本日二度目になる。
兄者が声を上げたのも無理はない。
_
( ゚∀゚)「そっ。今度は、オレとお前達兄弟でランデブーだぞー!」
(;´_ゝ`)「弟者、死んでますけど……」
_
( ゚∀゚)「あーりゃりゃ。ま、現場に着く頃には復活するだろー」
担がれている弟者を鎌で軽く刺しながら笑う。
衝撃波をモロに喰らった相手にすることではない。
( ФωФ)「なら、報告は我輩がしておこう」
(;´_ゝ`)「え。ジョルジュさんだけでも大丈夫でしょ」
_
( ゚∀゚)「ヤダヤダー。ジョルジュ、寂しいー」
駄々を捏ねる姿は鬱陶しいことこの上ない。
ロマネスクは視線で、アレをどうにかするためにも、早々に去れと兄者に語りかけてくる。
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:57:34.31 ID:WdOpBl6V0
しえしえ
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:57:51.09 ID:ZwZax/Sr0
(;´_ゝ`)「……わかりました」
( ФωФ)「よろしい。仕事が終わったら、我輩の所に来るように」
(;´_ゝ`)「はーい」
_
(*゚∀゚)「ひゃっほい! 楽しみだぜー!」
楽しげなジョルジュに対し、兄者は叫ぶ。
(;´_ゝ`)「最弱のオレは! 戦いなんて、真っ平御免です!!」
( ´_ゝ`)VIP所属最弱の男のようです
END
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:57:52.86 ID:KOOYYxpt0
VIPおかしいけどガンバレ
支援
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:58:19.98 ID:W+diRBv40
支援支援
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:58:23.49 ID:ZwZax/Sr0
ごめんね
一つでも多くの絵を使いたいと思ったら打ち切りENDになってごめんね
それなのに全部使えなくてごめんね
でもミニラノベ祭りだし許されるだろ?許せ
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 21:58:33.16 ID:KOOYYxpt0
乙乙!
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:00:28.77 ID:jWa4OpaB0
よくがんばったな!乙!
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:00:30.79 ID:WdOpBl6V0
連載してもいいんだぜ?乙乙〜
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:00:39.87 ID:XMJJniSt0
乙!
最初っから6枚も使うとはやるな
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:00:52.06 ID:OxTmPZE30
乙! 六枚使ってちょうど一時間程度の投下、しかと見届けたぜ!
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:01:07.31 ID:jWa4OpaB0
VIP不安定だなぁ
場所移した方がよくない?
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:01:32.11 ID:KOOYYxpt0
にしてもVIPどうにかならんかね
537 名も無きAAのようです sage 2012/12/17(月) 21:55:24 ID:9zg/DBEo0
VIPが不安定なので、長時間落ちてしまうようでしたら、
どなたかミニラノベ祭り会場をこちらに移す旨を明記の上、創作板にスレたてお願いします。
イベント主催者がやるべきだったのですが、私事で離れねばならない事態でして……。
どうぞどなたかよろしくお願いします。
ちなみにこれ以上続くなら創作に移ろうぜって話出てるがどうする?
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:01:55.73 ID:jWa4OpaB0
VIP不安定だなぁ
場所移した方がよくない?
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:03:32.75 ID:W+diRBv40
乙乙!
しょっぱなから複数使いが来るとは思わなかった
繋げ方も上手いしあんたすごいわ
129 :
司会者:2012/12/17(月) 22:04:06.83 ID:OxTmPZE30
ここからは皆の力添えが必要だ!
もしもVIPが長時間落ちてしまうようなら、創作板にスレを立てて、そちらで続行してくれ!
申し訳ないが、俺は一旦どろんだ! 本当に申し訳ねえ!
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:04:08.41 ID:OFjcfLdv0
乙乙!くるうがかわいかった!
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:04:44.30 ID:hdD7NKZl0
乙も書き込めないよ〜
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:05:12.29 ID:WilEqwpb0
乙!
様子見た方がいいかもわからんね
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:05:19.24 ID:KOOYYxpt0
これじゃ投下は無理だな
少し様子見るか
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:05:45.45 ID:W+diRBv40
あたりーが出まくるな…
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:08:03.50 ID:O5g0thnn0
まぁなんとか頑張ってみようや。ん?
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:08:19.65 ID:KOOYYxpt0
とりあえず一時間くらい様子見てみるでオッケー?
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:09:12.25 ID:jWa4OpaB0
創作にスレ立ててだらだら引き伸ばしなるのもなんかヤだな…
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:09:18.19 ID:hdD7NKZl0
おk
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:09:19.35 ID:KOOYYxpt0
てか水曜までなのかよ
てっきり今日までなのかと思ってたわ
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:11:37.44 ID:ZwZax/Sr0
水曜日までとか……
急いで書いたのにクソッ!確認はしっかりしなさいということか
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:14:26.18 ID:W+diRBv40
まぁ明確な締め切り決めたのこのスレ立ててからだったし
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:15:44.48 ID:KOOYYxpt0
シ ノノヾゝ
{cソ 'A`〕 「へーいBOON!聞いてくれよー」
r‐'、_ケヽ
,,... 、_
/´ ,,ノヽ〉
〈、シ ^ω^) 「oh、ドクゥオ。どうしたんだい?」
r‐'ヾ\ソ-、
シ ノノヾゝ
{cソ 'A`〕 「またVIPのやろうが落ちやがったんだよ!」
r‐'、_ケヽ
,,... 、_
/´ ,,ノヽ〉
〈、シ ^ω^) 「ガッデム!投下ができねーじゃねーか!」
r‐'ヾ\ソ-、
,, -― 、
{::. }’ノノ' ヽノ: }
..{::. }リ///〉:: } (言えない......作品書き終わってなかったから助かったなんて絶対!!」
{ンr‐'、_,く゛'ン
,,... 、_
/´ ,,ノヽ〉
〈、シ ^ω^) 「まる聞こえだお......まあそういう人もいるおね」
r‐'ヾ\ソ-、
シ ノノヾゝ
{cソ ノ∀`〕 「ハッハァ!画面の向こうの君!君もこの機会に書きためてみてはどうかね!?」
r‐'、_ケヽ
('A`)9m( ^ω^)9m「「君の投下を待ってるze!」」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:15:47.99 ID:jWa4OpaB0
次投下一時間後?
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:17:30.06 ID:KOOYYxpt0
明確には決まってないけどVIPが戻ってきたらじゃね?
さすがにこのなか投下する猛者はいねーだろ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:21:39.69 ID:0iNaxj6C0
3レスならいけるかな……
無理やり投下してみるよ
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:21:42.07 ID:W+diRBv40
とりあえず保守
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:22:09.77 ID:KOOYYxpt0
猛者だな
支援は任せろ
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:22:16.35 ID:W+diRBv40
おっ頑張れ支援
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:24:12.96 ID:0iNaxj6C0
無理っぽい
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:25:06.00 ID:jWa4OpaB0
('A`)
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:25:28.40 ID:KOOYYxpt0
やっぱりかぁ......
152 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:25:58.97 ID:W+diRBv40
oh……
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:26:04.56 ID:INb2rc7XT
あかんか。
どなたか1レス短編をお持ちのお客様はいらっしゃいませんかー?
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:26:44.92 ID:0iNaxj6C0
白い。何もかもが、白い。
空が、森が、大地が、その全てが、白い。
(,,-Д゚) ……。
(,,゚Д゚) 今日も、雪か。
はぁ、と息をつく。吐いた息さえも、白い。
ただ、息を吐いたその体は、夏空のように青い。
白い世界のようです。
(,,゚Д゚) 春が来なくなって、これで一年。
(#-;; -) ……。
(,,-д-) なあ、でぃ。春風は、いつになったら吹くんだろうな。
(,, Д ) いつになったら、お前はまた、目を覚ますんだろうな。
体をよせる。青い体に重なるのは、白い体。
(,, Д ) ……いつになったら、みんなは目を覚ますんだろうな。
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:26:48.21 ID:e/CU7z8F0
1レスじゃないがちょっと試してみたい
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:28:29.85 ID:W+diRBv40
頑張れ!支援!
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:28:38.47 ID:KOOYYxpt0
お!
しえしえ
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:28:41.84 ID:INb2rc7XT
お、きたか!
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:28:54.11 ID:NqN0eE2H0
まけるなしえん!
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:28:59.03 ID:0iNaxj6C0
白い世界にただひとつ。
ひとりぼっちの青空。
(,, Д ) ……。
(,,-д-)
(,,゚Д゚) なあ、でぃ。
(#-;; -) ……。
(,,゚Д゚) 俺……。俺さ。
(,,-д-) 春を……。春風を、探しに行こうと思うんだ。
(#-;; -) ……。
(,,゚Д゚) 春風が吹けば、また、この大地は息を吹き返すから。
(,,゚Д゚) きっと、みんな、目を覚ますから。
(,,-д-) しぃも、つーも、のーも、ペルも、フサも、タカラも……。
(,,-д-) きっと、みんな、目を覚ますから。
(,,゚Д゚) だから……。だから、待っていてくれ。
(#-;; -) ……。
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:29:35.06 ID:hdD7NKZl0
支援といこう
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:29:50.68 ID:ZwZax/Sr0
しえん
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:30:13.46 ID:KOOYYxpt0
ガンバレー!
支援
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:30:25.39 ID:0iNaxj6C0
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:33:09.45 ID:bzgUUCXWO
せっかくの投下なのにまた鯖不調かよ
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:33:40.28 ID:0iNaxj6C0
以上3レスでした……なんとか投下できてよかった……
次の人がんばってください
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:36:02.87 ID:WilEqwpb0
雰囲気が好きだ、乙
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:36:15.60 ID:jWa4OpaB0
乙!
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:36:55.17 ID:hdD7NKZl0
乙!
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:37:01.59 ID:N1+eoJHA0
乙乙!
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:37:27.23 ID:NqN0eE2H0
いい雰囲気!
ゆうしゃよ そなたに おつを さずけよう
乙!
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:37:28.91 ID:KOOYYxpt0
乙!
短いけどしんみりしたわ
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:38:18.45 ID:W+diRBv40
不安定な中乙!
旅がどうなるのか気になる…
174 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:39:55.33 ID:INb2rc7XT
乙乙!
ギコとでぃに幸あれ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:41:15.83 ID:e/CU7z8F0
おつ!
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:46:30.11 ID:W+diRBv40
しかしこの調子じゃ1レスの作品でもなきゃ辛いな
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:52:58.70 ID:W+diRBv40
そろそろ一時間経つがどうするかね
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 22:53:52.90 ID:KOOYYxpt0
予想以上に復旧おせぇ......
179 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:03:45.02 ID:kFjwOpAI0
投下ないんかね
180 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:04:48.41 ID:oRKtGZ9K0
ほっほ
181 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:04:49.72 ID:W+diRBv40
この状態じゃあなぁ…1レスの方はいらっしゃいませんかー
182 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:05:07.03 ID:KOOYYxpt0
こんな環境じゃ投下できねーよ
183 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:05:48.14 ID:O5g0thnn0
うっぜぇ
184 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:10:09.03 ID:W+diRBv40
とりあえず保守
185 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:10:15.52 ID:G80+WYfT0
(´・ω・`)
186 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:15:00.58 ID:N1+eoJHA0
(´-ω-`)
187 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:15:17.71 ID:INb2rc7XT
2レスいってみるか
188 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:15:49.44 ID:3hD5Mru10
(´^ω^`)
189 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:16:15.34 ID:e/CU7z8F0
よっしゃ支援
190 :
('A`)ところがどっこい夢じゃないようです:2012/12/17(月) 23:16:17.08 ID:INb2rc7XT
191 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:16:23.31 ID:hdD7NKZl0
保守だけでも出来るのなら!
192 :
('A`)ところがどっこい夢じゃないようです:2012/12/17(月) 23:17:33.18 ID:INb2rc7XT
193 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:22:11.06 ID:ZwZax/Sr0
ワロタww天国から地獄につき落とされたwww乙!
194 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:22:38.03 ID:ZwZax/Sr0
ワロタww天国から地獄につき落とされたwww乙!
195 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:30:41.04 ID:INb2rc7XT
この状況で投下しろとはいえんね
区切りを定めたいところ
196 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:34:57.19 ID:WilEqwpb0
そろそろ創作に行くべき?
197 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:42:19.11 ID:INb2rc7XT
198 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:43:06.72 ID:3hD5Mru10
了解
199 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/17(月) 23:43:44.70 ID:W+diRBv40
把握
200 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:08:52.79 ID:BkPP8Zry0
てs
201 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:10:24.06 ID:BkPP8Zry0
あー、戻ってるかなこれ。
でも創作か。vipでやりたかったわ
202 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:12:13.38 ID:CwUbt+M20
VIPが復帰したらこっちでも、ってのはダメかなやっぱり
いつ復帰するかわからないもんなー・・・
203 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:15:38.45 ID:PVEhRmeM0
安定してるならこっちでも良いと思うけども
創作のは規制された人用とかで
204 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:25:08.83 ID:PVEhRmeM0
一応保守しとくかい?
205 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:28:19.41 ID:5uhwLDxE0
てす
206 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:28:49.56 ID:5uhwLDxE0
やろうと思えばできそうか?
207 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:30:11.44 ID:PVEhRmeM0
やるなら支援するぜ?
208 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:30:50.41 ID:5uhwLDxE0
ちと実験がてらやってみるわ
209 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:31:29.52 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)ハァ......
( ΦωΦ)「すっかり辺りも雪景色だな」
( ΦωΦ)「......子供連れの家族がたくさん」
( ΦωΦ)「こんなときに......家に家族がいたらどんな気分なんだろうか......」
( ΦωΦ)「父さんたちが生きてたら......」
( ΦωΦ)ハァ......
( ΦωΦ)「......ま、関係ないか」
てす
211 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:31:52.91 ID:PVEhRmeM0
よしならば支援だ
創作のほうにも報告したほうがいいかな?
212 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:32:35.67 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「えーと、家の鍵は......っと」
( ΦωΦ)「......あれ?」カチャ
( ΦωΦ)「......開いてる」
( ΦωΦ)「......またか」
( ΦωΦ)ガチャッ
( ΦωΦ)テクテク
( ΦωΦ)「......やっぱりお前か」
(#゚;;-゚)「ん、お帰りお兄ちゃん」
( ΦωΦ)「今日はどうしたんだ。お前、また叔父さんの家から抜け出してきたのか?」
213 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:33:23.64 ID:PVEhRmeM0
支援支援
214 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:34:09.14 ID:5uhwLDxE0
(#゚;;-゚)「......」
( ΦωΦ)「だんまりしててもなにもわからん。何があった。お兄ちゃんに言ってごらん」
(#゚;;-゚)「......動物園」
( ΦωΦ)「え?」
(#゚;;-゚)「動物園に行きたいの」
(; ΦωΦ)「......この雪の中か?」
215 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:34:46.92 ID:5uhwLDxE0
(#゚;;-゚)「行きたい」
( ΦωΦ)「いやでも......」
(#゚;;-゚)「行きたい!」
( ΦωΦ)「風邪とかさ......」
(#゚;;-゚)「いーきーたーいーのー!!」
( ΦωΦ)フゥ......
( ΦωΦ)「......やれやれ。ほらこれ」
(#゚;;-゚)「?」
216 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:35:36.26 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「ちゃんと暖かい格好をするのである」
(#*゚;;-゚)「!! うん!」
( ΦωΦ)「準備できたらさっさといってしまおう。遅くなると、もっと寒くなりそうだ」
(#゚;;-゚)「~♪」
( ΦωΦ)(しかしまぁ......何があったんだろ。いきなり動物園だなんて)
( ΦωΦ)(......)
( ΦωΦ)(......全く分からないのである)
(#゚;;-゚)「お兄ちゃん!早く早く!」
( ΦωΦ)「あまり慌てると転ぶのであるよー」
( ΦωΦ)(妹の気持ちが分からないとは情けない兄貴なのである......)
217 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:35:58.33 ID:PVEhRmeM0
支援
218 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:36:39.21 ID:5uhwLDxE0
(#゚;;-゚)「雪すごいねー」ザクザク
( ΦωΦ)「うむ、辺り一面、真っ白である」ザクザク
(#゚;;-゚)「ザックザック」ピョンピョン
( ΦωΦ)「あんまり跳ねるな。転ぶのである」ザクザク
(#゚;;-゚)「むー、つまんない」ザクザク
(; ΦωΦ)「無理矢理連れ出しといてそれはないのである......」
(#゚;;-゚)「でも、お兄ちゃんと一緒だから楽しい!」
219 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:36:40.03 ID:PVEhRmeM0
しえーん
220 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:37:29.75 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)
( *ΦωΦ)「い、いきなりなんであるか」ザクザク
(#*゚;;-゚)「えへへへ」ザクザク
( *ΦωΦ)「......手、繋ぐか?」
(#*^;;-^)「うんっ!」
( ΦωΦ)「しかしまぁ、意外と人はいるもんなのであるな」
(#゚;;-゚)「ん?」
221 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:37:30.12 ID:PVEhRmeM0
でぃ可愛いなぁ支援
222 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:38:12.73 ID:PVEhRmeM0
支援支援
223 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:40:16.54 ID:PVEhRmeM0
しえん
224 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:42:06.77 ID:id94ESL90
しえしえ
225 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:43:00.22 ID:Xc20YvEY0
おお復活してたのか!!しえんー!
226 :
さるしね:2012/12/18(火) 00:43:22.65 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「雪なのに動物園に来る人はいるんだなぁと思っただけである」
(#゚;;-゚)「変な人たちだね」
(; ΦωΦ)「あのねぇ......」
(#゚;;-゚)「ほら早くチケット買お?」
( ΦωΦ)「あーちょっと待つのである......えーと大人一枚に子供一枚だから」
(#゚;;-゚)「むー!でぃも大人!」
( ΦωΦ)「小学生はまだ子供ですー、ざんねーん」ピッピッ
(#゚;;-゚)「ちぇー」
227 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:43:51.99 ID:PVEhRmeM0
支援!
228 :
さるしね:2012/12/18(火) 00:44:01.09 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「ほら手、出して。ここらへん踏み固められてて滑りやすいから」
(#゚;;-゚)「......ん」
( ΦωΦ)「よし、じゃ行こうか」
(#*゚;;-゚)「......ん」
( ΦωΦ)「おー、キリンだキリン」
(#゚;;-゚)「おーなげー」
( ΦωΦ)「パンダだぞパンダー」
(#゚;;-゚)「わーシロクロー」
( ΦωΦ)「猿だぞ猿ー」
(#゚;;-゚)「サルー」
229 :
さるしね:2012/12/18(火) 00:44:37.10 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「ほーら虎だぞ虎ー」
(#゚;;-゚)「それ本物じゃなくて人形だよ」
( ΦωΦ)「いいのー。こういうのは雰囲気で味わうものなのー」
(#゚;;-゚)「なにそれ」
( ΦωΦ)「大人の楽しみかたである」
(#゚;;-゚)「子供みたい」クスクス
(; ΦωΦ)「むぅ......」
(#^;;-^)クスクス
( ΦωΦ)「......フフ」
230 :
さるしね:2012/12/18(火) 00:45:28.20 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「さーて、大部分回ったけど......」
(#゚;;-゚)「ん......」ブルッ
( ΦωΦ)「ん?どうしたのであるか?」
(#゚;;-゚)「ちょっとトイレ!」トテトテ
(; ΦωΦ)「ちょっ!勝手に一人でいかないで!そんなに走ったらここらへん滑りやす......」
\(; ΦωΦ)ノ「ぬお!?滑る!ものすごく滑る!」ツルー
( ×ω×)グヘッ!!
(; Φω\)「イテテテ......鼻打った......ん?」
(; ΦωΦ)「......あ」キョロキョロ
(; ΦωΦ)「見失った......」
231 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:46:09.38 ID:PVEhRmeM0
支援
232 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:46:55.90 ID:ua6LzJla0
この組み合わせかわいいなぁ
233 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:47:07.12 ID:PVEhRmeM0
しえん
234 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:47:27.66 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「どうしよう......もし迷子になって知らない人とかにつれてかれたりしてたら......」
( ΦωΦ)
(; ΦωΦ)「急いで探すのである!」タッタッタ
(; ΦωΦ)「でぃ!どこにいるのであるかー!でぃ!」タッタッタ
(; ΦωΦ)「あ、すみません。こんくらいの小学生、見ませんでしたか!?」
(; ΦωΦ)「知らないであるか......ありがとうである」タッタッタ
(; ΦωΦ)「ハヒ......つか、れた......どこにいるのであるか......」
(; ΦωΦ)「......」
235 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:48:14.69 ID:5uhwLDxE0
(; ΦωΦ)「我輩がもっとしっかりしてれば......」
.......チャン
(; ΦωΦ)「でぃ!どこにいるのであるかー!」
......ニイチャン
(; ΦωΦ)「! でぃ!近くにいるのであるか!?」
...オニイチャン!
(; ΦωΦ)「でっ!?」
(#;;;-;)「おにぃちゃん!」タッタッタ
(; ΦωΦ)「でぃ!よかった!心配したのである!」
236 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:48:28.28 ID:PVEhRmeM0
しえしえ
237 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:48:45.12 ID:qV0SVV+e0
しえしえ
238 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:49:13.31 ID:PVEhRmeM0
支援しえーん
239 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:49:43.76 ID:5uhwLDxE0
(#;;;-;)グスッ......ヒック......
( ΦωΦ)「......でぃ」
( ΦωΦ)「......なにがあったのであるか?」
(# ;;- )「......」グスッ
( ΦωΦ)「怖いものを見たのであるか?」
(# ;;- )フルフル
( ΦωΦ)「......でぃ。教えてくれないか?お兄ちゃんは駄目な兄貴だから黙っていてはわかんないのである」
(# ;;- )
(# ;;- )「今日ね......学校でね、作文の発表会があったの」
http://boonpict.run.buttobi.net/up/log/boonpic2_425.jpg
240 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:50:22.42 ID:PVEhRmeM0
しえん!
241 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:50:28.06 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「......」
(# ;;- )「お題はね......家族との思い出」
( ΦωΦ)「っ!」
(# ;;- )「......保護者参観も兼ねててね、皆のおとーさんとかおかーさんが来てたの」
(# ;;- )「でも......家のおとーさんとおかーさんは」
( ΦωΦ)「なるほどである......でもなんで動物園なのであるか?」
(# ;;- )「クラスの子にね......馬鹿にされたの......」
(#;;;-;)「『お前にはおとーさんもおかーさんもいないから動物園だって連れてってもらったことないんだろ』って」
( ΦωΦ)「......」
242 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:51:08.04 ID:5uhwLDxE0
(#;;;-;)「私ね、言い返したんだよ!私には叔父ちゃんがいるって!」
(#;;;-;)「でもね......その子が『そんなの家族じゃないよ、絶対おかしい』って......」
( ΦωΦ)「......でぃ、もういいのである」
(#;;;-;)「それで......それで...その子が」
( ΦωΦ)「でぃ!」
(#;;;-;)「ぅぇ......うえぇぇぇぇん!!」
( ΦωΦ)「......」
( ΦωΦ)「......我輩は本当に駄目な兄貴であるな」
243 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:51:39.59 ID:PVEhRmeM0
支援!
244 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:51:43.05 ID:5uhwLDxE0
(#;;;-;)「グスッ......ヒック......」
( ΦωΦ)「......でぃ、聞きなさい。とても大切なお話である」
(#;;;-;)「......」
( ΦωΦ)「確かに家には父さんも母さんもいない。他の家とは違うのである」
(#;;;-;)「......」
( ΦωΦ)「......それでも」
( ΦωΦ)「そうだとしても、家族は家族なのである」
( ΦωΦ)「誰が文句を言おうとも、叔父さんたちは、でぃの家族である」
(#;;;-;)「......」
245 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:52:59.70 ID:PVEhRmeM0
しえんしえん
246 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:52:59.80 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「もちろん、我輩もでぃの家族である。頼りない兄貴かもしれないけど、それでも兄貴であることには代わりないのである」
( ΦωΦ)「でぃ、あまり難しく考えなくていいのである。皆家族だ、誰かが嫌がろうとなにしようとこの関係は壊せないのである」
(#;;;-;)「......本当?」
( ΦωΦ)「本当である。それに、我輩は何があろうとでぃの味方である。妹を見捨てる兄貴など、いるはずないだろう?」
(#;;;-;)「......お兄ちゃん」
( ΦωΦ)「なんであるか?」
(#;;;ー;)「......ありがとう」
( ΦωΦ)「ふふ......このくらい、どうってことないのである」
247 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:53:28.10 ID:qV0SVV+e0
支援
248 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:53:37.49 ID:PVEhRmeM0
支援支援
249 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:53:42.27 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「......おや、もうそろそろ閉園の時間か」
(#゚;;-゚)「はやいねー」
( ΦωΦ)「今日はもう、帰るとするか?」
(#゚;;-゚)「あ、その前に......あれ!あれやりたい!」
( ΦωΦ)「ん?『家族で動物と記念撮影』......ふふ」
(#゚;;-゚)「駄目?」
( ΦωΦ)「そんなわけないだろう。そうだな、記念に撮って帰ろう」
(#*゚;;-゚)「うん!」
250 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:54:15.50 ID:5uhwLDxE0
( ΦωΦ)「さてでぃ、どの動物がいい?」
(#゚;;-゚)「んー、あ!これ!これがいい!」
(; ΦωΦ)「......と、虎とはチャレンジャーだなでぃ......」
(#゚;;-゚)「ん?もしかしてお兄ちゃん恐いの?こんなに小さいのに?」
(; ΦωΦ)「そ、そそそんなわけなかろう!」
(#゚;;-゚)「じゃ、もっと近く来てよー」
(; ΦωΦ)「う、うむむむ......え、ええいままよ!」
251 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:54:41.29 ID:PVEhRmeM0
しえん!
252 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:55:05.89 ID:5uhwLDxE0
はいとりますよー
ほい、お兄ちゃんパス
あ、ちょっとまっ!
アハハ!やっぱこわいんだー
爪が!牙がぁ!ヒイイィィィ!!?
ハーイチーズ!
だからちょっとまっ!?
パシャリ
253 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:55:27.85 ID:PVEhRmeM0
支援
254 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:55:53.22 ID:5uhwLDxE0
ねぇお兄ちゃん
なんであるか?
また今度さ、作文の発表会があるんだ
......いつであるか?
再来週の土曜日
ん、多分、行けるのである
ほんと!?
ああ......必ずいこう。
それはそうとでぃ。今度の発表のお題はなんなのであるか?
え?それはね......
255 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:56:00.68 ID:48RkeHGwT
支援
256 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:56:01.22 ID:aRqFgHyE0
しええええん
257 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:56:01.91 ID:qV0SVV+e0
支援!
258 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:56:15.36 ID:PVEhRmeM0
支援!
259 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:56:28.57 ID:5uhwLDxE0
(; ΦωΦ)ソワソワ
「あ、そこの方?保護者さんはそんなに固くならなくていいんですよ?」
(; ΦωΦ)「む!?す、すまないのである」ソワソワ
(#^;;-^)クスクス
「では、杉浦でぃちゃん。作文の発表、お願いします」
(#゚;;-゚)「あ、はい!」
( ΦωΦ)「む!でぃー!ガンバレー!」
「あの......そういうのも......」
(; ΦωΦ)「あれ!?そうなのであるか!?」
(#;*゚;;-゚)「もう......」
260 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 00:56:52.68 ID:PVEhRmeM0
しえんしえん!
261 :
猿さん大量発生中:2012/12/18(火) 00:57:10.47 ID:5uhwLDxE0
わたしはおにいちゃんが大すきです。
たよりがいがあってお父さんみたいだし、やさしくてお母さんみたいだったりで本当にすごい。
でも、そんなお兄ちゃんでもこわいものがあったりこどもっぽかったりしてやっぱりお兄ちゃんなんだなーって思いました。
わたしのじまんのたからものはおにいちゃんです。
みんなのたからものより、ずっとすごいと思います。
わたしはこれからもずーと、おにいちゃんのこと、だいすきだよ!
わたしのじまんのたからもの
杉浦でぃ
(#*゚;;-゚)「おしまい!」
262 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:00:11.17 ID:5uhwLDxE0
ほんと支援してくれた人ありがと
猿ってほんとうざいんだね
それ以外はいつも通りだね
投下できそうだよ
263 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:00:55.13 ID:PVEhRmeM0
乙乙!
この兄妹可愛い和む
ロマは良い兄ちゃんだしでぃちゃんはよしよししたい可愛い
264 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:00:59.08 ID:48RkeHGwT
おっつおつ!
でぃかわいいのう
265 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:01:31.51 ID:aRqFgHyE0
おつ! でぃ可愛いよでぃ
しかしこっちでも投下してみたかった
266 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:02:21.72 ID:qV0SVV+e0
乙乙
でぃとロマ兄妹いいな
ていうかでぃまじ天使
267 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:04:01.91 ID:bJQydoes0
おつおつ
すごーく和んだ
かわいい兄妹だなぁ
268 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:10:31.97 ID:PVEhRmeM0
ほっしゅほっしゅ
こっちで投下する人はおらんのかね
269 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:12:38.38 ID:qV0SVV+e0
ほしゅ
270 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:17:38.39 ID:aRqFgHyE0
保守
271 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:23:53.19 ID:PVEhRmeM0
保守
272 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:27:09.81 ID:Xc20YvEY0
ほっしゅしゅ
273 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:33:00.90 ID:qV0SVV+e0
こっちでも投下しないかなー保守
274 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:40:12.22 ID:PVEhRmeM0
ほしゅ
275 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:42:55.70 ID:aRqFgHyE0
んじゃちょっと投下
276 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:42:59.13 ID:Xc20YvEY0
絵を文章にってすごい難しいんだな…
何か書いてみようかと思ったけど1行書けないで終わったんだが
277 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:43:56.11 ID:qV0SVV+e0
お!支援!
278 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:44:12.11 ID:aRqFgHyE0
279 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:45:02.99 ID:aRqFgHyE0
川д川「………寒くて、辛くて」
( ФωФ)「それなら一緒に中に行くのである。折角のパーティーなのである」
川д川「…動けなくて………寂しくて」
( ФωФ)「……それはいかんのである」
川д川「………グスッ」
( ;ФωФ)「ああ、泣かないで欲しいのである」
( ;ФωФ) …………
( ФωФ)「そうだ」
川д川「え?」
ギュッ
川д川「………え?」
( ФωФ)「どうであるか、手、あったかいであるか?」
川д川
川ー川
川ー川「………うん」
<ロマ、どこに居るんだー?
(ФωФ )「あ、父さん」
「ありがとう」
( ФωФ)「……あれ?」
( ФωФ)「いない?」
<ロマー?
(ФωФ )「今いくのである!」
( ФωФ) …………
(ФωФ ) タッッタッタッ
「さようなら」
.
282 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:47:35.76 ID:PVEhRmeM0
おぉ投下来てた!支援!
283 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:48:18.79 ID:aRqFgHyE0
284 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:49:23.28 ID:qV0SVV+e0
乙!
貞子…ちょっと切ない…
285 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:52:32.17 ID:PVEhRmeM0
乙!ロマええ子や
286 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:57:28.53 ID:aRqFgHyE0
タイトルつけ忘れてたが大丈夫だよなうん
287 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 01:58:53.76 ID:aRqFgHyE0
支援ありあとやんした!
288 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:00:54.16 ID:PVEhRmeM0
タイトル後付けしてもいいのよ
289 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:04:39.46 ID:48RkeHGwT
乙!
タイトルつけやがれください
無題作品は後で呼ぶときこまるで
290 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:10:02.43 ID:aRqFgHyE0
そんじゃあお言葉に甘えて
( ФωФ)は出会ったようです
タイトルつけんの難しいね!
291 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:14:16.42 ID:PVEhRmeM0
んじゃ改めて乙!
292 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:17:35.59 ID:Xc20YvEY0
乙乙ー!!!
293 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:27:21.83 ID:PVEhRmeM0
保守
294 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:38:10.86 ID:pXywHV38O
ほ
295 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:48:06.05 ID:PVEhRmeM0
し
296 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:48:06.82 ID:qsRTJg9a0
投下がないと何もやることねぇな
書くか
297 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 02:59:32.14 ID:Xc20YvEY0
298 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:10:57.37 ID:PVEhRmeM0
299 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:17:58.68 ID:QnMxx/d70
サムネの段階で絵師特定余裕でした
300 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:29:06.29 ID:cE5jE1pXI
投下していいかな?さっきより安定した?
301 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:29:06.61 ID:cE5jE1pXI
投下していいかな?さっきより安定した?
302 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:32:10.02 ID:PVEhRmeM0
どうぞ!支援は任せろ
303 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:40:50.87 ID:PVEhRmeM0
あれ?投下せんの?
304 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:43:35.46 ID:cE5jE1pXI
スマンちょっと待ってくれ、また報告します
305 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 03:44:13.16 ID:PVEhRmeM0
了解
306 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:00:39.22 ID:PVEhRmeM0
ほっしゅ
307 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:04:45.08 ID:xecJzpyq0
やっぱりみんなお礼の絵かくのかな
描きたいけど気恥ずかしいな
308 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:06:03.72 ID:cE5jE1pXI
投下!
309 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:07:18.27 ID:cE5jE1pXI
締め切った牢獄のような部屋で僕は眠っていた。
何の夢を見ていたかは覚えていない、ただ気持ちのいい夢だったのは覚えている。
ピピピッピピピッ
ベッドに内装されてるフォロブラム通信端末の電子音が僕の眠りを妨げる。
僕は気持ちのいい夢から現実へと無理やり引き戻された。
いまだ残る睡魔と戦いながら、いまいましい単調な電子音を消すため通話ボタンを押した。
ブンッという起動音と共に青くクリアなフォロブラムが浮かび上がる。
310 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:09:09.04 ID:PVEhRmeM0
描いても良いし描かなくても良い
司会者の都合がつけばミニラノベ作品の10分絵祭りやるそうだからそのときでもいいかもね
311 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:09:46.58 ID:vmN8rOeV0
なんでこのスレしかないの?
312 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:09:55.82 ID:PVEhRmeM0
おお投下来てたタイミング悪くてすまん支援
313 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:12:12.62 ID:PVEhRmeM0
支援
314 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:14:10.34 ID:cE5jE1pXI
リi、゚ー ゚イ`!『お休みの所申し訳ありませんチーフ、大至急来てください。』
( ´_ゝ`)「何があったんだ?」
するとホログラムが入れ替わる
(´<_` )『兄者、緊急だ。連中が第三線を突破した。』
( ´_ゝ`)「そうか、師団本部の連中も当てにならないな」
(´<_` )『奴らの動きが早すぎるんだ』
( ´_ゝ`)「分かった今いく」
(´<_` )『頼りにしてるぞ、チーフ』
315 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:15:03.56 ID:cE5jE1pXI
その名は辞めてくれと言いたかったが通話はシャットダウンされ弟者を象ったフォロブラムは消える
僕は起き上がると同時に通話ボタンの横についているボタンを押す。
機械音とともにベッドが動き出す
。
介護ベッドが僕を車椅子に運ぶ。
なんて滑稽な姿だろう、こんな姿は誰も見られたくない。
あの事故いらい僕の人生は大きく変化した。
右手と右足を失い車椅子と介護ベッドにお世話になってる様だ。
だけど得られたモノはそれ以上に大きい。
自動車椅子で部屋をでる。
部屋からでてすぐに広いロビーにでた。
316 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:15:18.61 ID:PVEhRmeM0
しえん
317 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:16:04.42 ID:d15FlkOR0
しえん
318 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:16:21.03 ID:HDlhuOYq0
しえしえ
319 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:16:52.46 ID:PVEhRmeM0
しえーん
320 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:18:06.43 ID:cE5jE1pXI
ロビーには機械とコードチューブが複雑に絡み合い、その中央には手術台のようなベッドがおかれていた。
僕の仕事場だ。
(´<_`;)『時間がないぞ!奴ら予想以上に速い』
通信端末越しで弟者が声を荒げる。
なぁに慌てる事はない
僕はゆっくりとベッドに横たわる。すると電子音と共に僕の顔に半透明のバイザーがかぶさる。
バイザーは液晶パネルを映し出し、僕に指示をこう
僕が指でパネルを操作しログインの文字が映し出す。
するとどうだろう意識が遠のいていく。
321 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:18:47.07 ID:PVEhRmeM0
支援支援
322 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:19:09.21 ID:cE5jE1pXI
いつしか僕の身体は意識が何かに吸い込まれ抜け殻のように眠っていた。
さぁ、僕の大好きな時間の始まりだ。
気がつけば僕は真っ白で何もない空間にたっていた。
プログラムのカケラがガラスのように空中を散りばめられている。
僕が一歩踏み出す。
すると真っ白な空間に散らばるプログラムのカケラが次々と積み上げられ世界を形成していく、
広がる荒野、見たことがない異形の植物が地面に散りばめられ、遠くの空には二つの巨大な惑星が重なり合ってるのが見える。
ここは僕等が住む地球じゃない。
変化したのは世界だけじゃない。
失ったはずの右手と右足がプログラムチップによって機械の物質へと変貌していた。
そしてこの世界に不似合いないつものフード付きのジャージを着こなし、この世界に立っている。
323 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:20:04.13 ID:cE5jE1pXI
胸が高鳴る。
(´<_` )「ここでもその格好なのか?」
( ´_ゝ`)「運動するには丁度いいんだよ」
僕は腕を回し屈伸して見せた。
( ´_ゝ`)「さぁ、行くぞ」
まずはその場でタンタンと軽快に二回足踏みをする。
そのあと地面を踏みしめるように歩く、歩くうちに足どりが早くなり気づかないうちに僕は、走っていた。
走る、走れるんだ。
片足で地面を蹴り上げ、もう片足で着地しまた蹴り上げる。
リズム良くテンポあげていく、いつもながら感動する瞬間だ。
ニヤケ顔が止まらない、まるで子供みたいに嬉しくてしょうがないんだ。
324 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:20:19.53 ID:PVEhRmeM0
しえん
325 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:21:58.33 ID:PVEhRmeM0
しえんしえん
326 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:22:59.16 ID:cE5jE1pXI
走るにつれ徐々に身軽になっていく僕は、いつしか空想のニンジャのように岩から岩へジャンプするように走っている。
(´<_` )『兄者、連中は一個小隊で編成された少数精鋭の強行部隊だ。気をつけろ』
( ´_ゝ`)「なぁに、冒険小説に出てくる精鋭部隊ってのは全滅するって相場がきまってるんだ」
と軽口を叩いてみる
そのあと弟者のため息が通信端末越しに聞こえたがそんなの気にしない
目標が見えてきた。
土煙をあげながら突き進んでいる。成る程かなりのスピードだ。
327 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:23:11.86 ID:PVEhRmeM0
支援
328 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:24:25.74 ID:PVEhRmeM0
しえん!
329 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:26:07.38 ID:cE5jE1pXI
目標が見えてきた。
土煙をあげながら突き進んでいる。成る程かなりのスピードだ。
崖の上から走りつつも奴らを観察する。
敵は六人、ガスマスクに三角笠のような鉄兜、強化アーマー、ボロボロの布切れに包まれた槍のように長い電磁ライフル銃をもつ。
四足歩行の怪物にまたがり、分隊ごと縦列で進んでいる。
僕は先頭の奴に目をつけた。
330 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:34:53.99 ID:sUQIYLNu0
支援
331 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:36:51.75 ID:PVEhRmeM0
しえーん
332 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:40:37.77 ID:cE5jE1pXI
僕は崖から先頭を走る敵兵士目掛け飛びつく、それと同時に機械の右手が赤く光熱した。
僕と奴との距離が激突寸前まで縮まった刹那、右手をソイツの脳天目掛け思いっきり振りかぶる。
鉄兜を突き破り奴の頭蓋骨を破壊する。
頭から黒い液体が吹き出る
(=(0#:::,,.「ガァア!」
断末魔を叫び、その後力なく倒れた。
後方の敵がようやく僕を発見し持っていた電磁ライフルを構え打ち込む。
銃弾が僕めがけて飛んできた。
僕は先ほど倒れこんだ兵士を片手で拾い上げソイツで弾を防ぐ、バリバリと黒い液体が再び血しぶきのごとく噴き出す。
333 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:42:18.08 ID:cE5jE1pXI
盾にした死体が倒れ怪物から地面に落下する頃には、僕はその場に立っていないだろう。
連中が死体に気を取られているスキに僕は再び空中に舞い上がって次の標的を狙う。
(=(0皿0)「何処に行った?」
(=(0三0)「上だ、上!」
(=(0皿0)「何っ…ガァッ!?」
着地と同時に先頭から二番目の奴の顔面を機械の右足で踏みつける。
兵士は首からボキボキと音をたてて絶命する。
( ´_ゝ`)「おっと、失礼」
踏みつけると同時に手にもっていた長い電磁ライフルを奪い、再び跳躍する。
334 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:43:49.86 ID:PVEhRmeM0
支援!
335 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:48:23.84 ID:PVEhRmeM0
もいっちょ支援!
336 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:48:51.46 ID:cE5jE1pXI
浮遊中に三番目と四番目の怪物の脳天目掛け射撃。
ギャアアアァア!
怪物は雄叫びをあげ緑の血を吹き出しながら搭乗者を跳ね除け、続く五六番目を巻き添いながらも停止した。
その間に着地していた僕は生き残りの二人を探す。
怪物の下敷きになったのか?
(;´_ゝ`)「あれ?終わりか?」
よそ見をしていた僕に二人が挟み込んで腰に付けた斧で僕に襲いかかる。
337 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:51:37.87 ID:cE5jE1pXI
僕は片方を奪った電磁ライフルを水平にガードしもう片方の方向に受け流す。
双方が空中でぶつかり合いバランスを崩す。
その刹那右手を彼等にかざす。
今度は青白く発光する右手にソレと同じ青白いエネルギーがまとわりついていた。
( ´_ゝ`)「くたばれ!」
エネルギー弾は双方の体を吹っ飛ばした。
吹っ飛んだ身体は倒れた怪物がにそれぞれがぶち当たる。
これで全員か…
念のため確認しておこう
(=(0¥0)「う、うぅ」
まだ意識のある奴がいた。
しかし彼に僕と戦闘できる力は残っていないだろう
338 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:51:38.96 ID:PVEhRmeM0
しえん支援
339 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 04:55:31.65 ID:cE5jE1pXI
340 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:00:04.79 ID:lKHQRJ950
最後に支援
341 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:00:33.77 ID:PVEhRmeM0
しえん
342 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:04:22.47 ID:cE5jE1pXI
嘘は言っちゃあいない僕はダイバーの中ではハンディを負っている。
ダイバーの中ではランキング外だ。
(´<_` )『任務完了だな、何だ楽勝だったか?』
( ´_ゝ`)「良く言うよ。」
(´<_` )『さぁ帰ろう』
でもそんなのは関係ない僕はこうやって大地に立ち、歩き、走る事ができるのだから。
僕の身体はプログラムの粒になってこの世界から消え失せる。
さて戻ろう。
またいい夢が見れそうだ。
END
343 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:06:31.28 ID:cE5jE1pXI
所々遅くなって申し訳ない、iPhoneのコピペがまだ慣れてないから、途中切り取り
してしまった所がある。
もうiPhoneで書き込まないぞ!
344 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:07:34.46 ID:PVEhRmeM0
乙!この絵人気だなー
兄者が電脳世界楽しんでるのが伝わるわ
345 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:13:19.99 ID:PVEhRmeM0
俺も最後の保守
後は誰か頼んだ
346 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:13:41.30 ID:cE5jE1pXI
タイトル忘れた!「走るようです」
347 :
忍法帖【Lv=8,xxxP】(2+0:15) :2012/12/18(火) 05:13:50.51 ID:jj7bsDOe0
しんきはよ
348 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:31:57.19 ID:cE5jE1pXI
ほしゅ
349 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 05:52:03.15 ID:48RkeHGwT
Ho!!
350 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 07:26:01.04 ID:feJWxsbzO
ほ
351 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 07:26:38.15 ID:cE5jE1pXI
感想スレとかあるのかな?
ほし
353 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 07:53:57.62 ID:5uhwLDxE0
未だにVIP落ちてるのな
今回ひどいな
354 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 08:17:56.49 ID:QnMxx/d70
不安定だな
他板もちょいちょい落ちるし
355 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 08:22:45.73 ID:feJWxsbzO
早く戻んないかな
356 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 09:01:01.24 ID:feJWxsbzO
ほっし
357 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 09:21:05.46 ID:7St5NXDp0
ほす
358 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 09:56:54.59 ID:bJQydoes0
ほほんほ
359 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 10:21:04.75 ID:+jPNl0/G0
落ちないな
360 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 10:48:27.70 ID:pXywHV38O
ほっしゅ
361 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 11:27:23.73 ID:bnOLN5vIO
素直ヒートのおっぱい
362 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 11:27:34.09 ID:pF2AKFVM0
VIP終わったな
363 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 11:56:21.02 ID:wffLJ7LXO
結局投下はどっちにすればいいんだ?
364 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 12:03:06.16 ID:m9aMnA7z0
どっちでもいいんじゃね?
365 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 12:22:27.30 ID:GkIfi0Ui0
保守
366 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 12:26:07.52 ID:LN23vdXy0
お?
直った?
367 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 12:31:42.82 ID:bnOLN5vIO
直ったか
368 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 12:55:09.67 ID:HZ3p8wHf0
保守
369 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 13:12:03.49 ID:6C7H24rgO
ほ
370 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 13:36:09.76 ID:md6xzmXL0
ほ
371 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 13:47:36.02 ID:bnOLN5vIO
素直クールのパンツ
372 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 13:53:42.59 ID:oM051HKp0
ほ
373 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 14:11:36.54 ID:EimOD4/Q0
こっちまだ残ってたのか
お前らGJ
374 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 14:12:00.70 ID:bnOLN5vIO
ホンジュラス
375 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 14:12:29.05 ID:4W35WDvu0
創作はおっぱいとパンツが多かったな
376 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/18(火) 14:32:16.33 ID:cDYmEDR50
直ったか!よかった!
377 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
まだ投下受け付けてるんだよな?