律「しゃっくり止まんねーよ」

律「ﾋｯｸ……」

律「……」

律「……」

律「お、止まったか」

律「ﾋｯｸ」

律「お、まだ止まらんか」

律ちゃんのちっぱいﾓﾐﾓﾐ

酔拳

シャックリは深くお辞儀した状態で何回か深呼吸すると止まる

律「こういう時は呼吸を止めれば直るんだっけ」

澪「律ー」

律「おっ、ちょうどヒック良いところに来たな」

律「私とチューしてくれないか澪」

澪「え？」

みたいなのを期待してるんすけどまだすか

>>5
見飽きた展開だな

>>6
最近まともなのないから普通の奴が読みたい

あはは

あはは

律「ふっ」

律「くっくっく」

律「あーはっはっはっは！」

律「ﾋｯｸ」

澪「どうした」

律「なんでもない」

ｽﾞﾀﾀﾝｽﾞｯ…ﾀﾀﾝｽﾞﾀﾀｯ…ﾀﾝﾀtｯ…ﾀtt

澪「おい律ふざけてんのか」

律「しゃﾋｯくりがとまんﾋｯ」

唯「りっちゃんきもちわる〜い」

澪「もしかしてお前」

律「なんでもないって」

澪「しゃっくりが止まらないのか」

律「違う」

律「ﾋｯｸ」

澪「そうか」

律「そうだ」

澪「二回目」

律「何が？」

澪「しゃっくり」

律「いや五〇回目」

澪「あと五〇回じゃん」

律「おう、折り返し地点に今わたしは立っている」

澪「死んじゃうよー？」

律「死んでやるわ」

律「見届けてくれ」

澪「おう」

紬「え？」

律「どうしﾋｯｸ…どうした」

紬「あと五〇回で死んじゃうの？」

律「そうだ、あと四十九回で死ぬ」

澪「見届けてやれ」

紬「そんな……私……私…」

律「ﾋｯｸ」

紬「しゃっくりって一万回で死ぬもんだと思ってました」

律「お、ハードル高くなったな、あと九千九百四十八回か」

澪「とりあえず百回で死ぬことにしよう」

律「そうだなそﾋｯｸ、その方が都合がいい」

紬「あと四十七回」

唯「え！」

律「どうした」

唯「あと四十七回で死んじゃうの！？」

律「そうだあと四十七ﾋｯｸ、四十六回しゃっくりしたらﾋｯｸ、四十五回しゃっくりしたら死ぬ」

唯「そっか……」ﾓｯﾁｬﾓｯﾁｬ

澪「なに食ってんの？」

唯「じんにく」

律「え……」

唯「どや」

律「え」

唯「びっくりしたか」

律「ﾋｯｸ……ついていけなかった」

唯「これあずにゃんの腸で作ったソーセージ」ﾓｯﾁｬﾓｯﾁｬ

律「へぇ」

唯「びっくりしたか」

律「わからん」

ID変わりまくりだな

唯「なーんだせっかくびっくりさせようと思ったのに」

律「すまんな、いヒッ！、い、意味が分からなかった」

澪「あと四十三回」

律「ていうか私も腹減ってきた」

澪「まだ一時間目始まってないぞ」

律「食べる、もう少しで死んじゃうし」

律「って、あれ？」

澪「どうした」

律「弁当が無いんだが」

澪「あー」

律「あー、これは……あああ！！」

唯「どうした」

律「パクられたっヒッ！」

唯「そうか」

澪「あと四十二回」

唯「ちなみにな、この弁当、律ちゃんの弁当」ﾓｯﾁｬﾓｯﾁｬ

律「あああああ！！」

唯「どや」

唯「びっくりしたか」

律「残念だが驚きより先に怒りがこみ上げてきましたね、はい、こみ上げて参りました」

唯「残念やな」

律「ざんﾋｯｸ、本当に残念だよ」

唯「安心しろ」

律「あ？」

唯「お前のような奴から弁当をパクるはずが無いだろう！」

唯「これはムギちゃんの弁当だ」ﾓｯﾁｬﾓｯﾁｬ

紬「おおおおおい！！」

律かわいいよ律

紬「はぁ……」

紬「あと四十七回」

唯「え！」

律「あと四十一回だぞ」

紬「はい？」

唯「あと四十七回で死んじゃうの！？」

律「いやあと四十一回」

紬「あと四十七回だって言ってんだろ」

律「ﾋｯｸ、はいあと四十回」

紬「四十六回」

律「あ、唯がムギの弁当盗んでる」

唯「お」

紬「お、じゃない」

唯「いやー、ムギちゃんの弁当食べて律ちゃんを驚かせようと」

紬「え？　いやいや、ついていけんすわ唯先生には」

澪「天才ってやつか」

律「ﾋｯｸ」

梓「もーみなさん何やってるんですか！」

律「しゃっくりしてんだよ」

澪「しゃっくりで死ぬの見届けてんだよ」

梓「ちゃんと練習してください」

紬「え？」

唯「朝っぱらから？」

梓「え？」

梓「もう夕方ですけど」

律「本当だッヒッ！」

紬「え？　え？」

澪「ど、どういうことだ」

梓「なーんてね、今みなさんの目をジャックして窓の外の風景が夕方に見えるように細工したんですよびっくりしました？」

唯「なんだウソか」

律「ﾋｯｸ、全然効果ねぇよ」

澪「もう一時間目始まるぞ梓帰れ」

唯「かえれ」

梓「やだ！」

あずにゃんかわええ

紬「かえれ」

梓「やだーッ！」

律「おいデカい声出すなよ」

梓「やだやだやだ！！！やああああああッッだああああああああああッッ！！！」

律「おい！」

梓「なーんてねびっくりしました？」

律「どん引きっすわ」

唯「かえれ」

キーンコーンカーンコーン

澪「やばっ！　本当に授業始まるぞ！」

梓「ウソ！　もうそんな時間！？」

律「お、私の携帯の着信音だよ」

唯「なんだ……」

律「びっくりした？」

梓「ああ……結構びっくりしたけど私らをいくらビックリさせても何も意味無いっすよ、律先輩」

律「確かに、ﾋｯｸ」

結構好き

澪「いま何回目だ」

紬「九十九回目」

律「え！」

律「ﾋｯｸ」

律「あう」

バタリ

澪「律……」

紬「なーんてね！四十二回でしたー！いえーい！」ﾌﾞｲｻｲﾝ

律「お」

澪「ムギの変なテンションはなんだ」

IDが変わると追い辛い

つく……

九十九回目

ガラッ

澪「あ、先生来た」

紬「ムギちゃんマン参上！」ｼｭｱﾀ

澪「先生じゃなかった」

紬「びっくりした？」

律「お、おう、ビックリした……ﾋｯｸ」

紬「くっくっく」

澪「あと四十一回」

ガラッ

梓「あずにゃんまん参上！」ｼｭｱﾀ

澪「はい無視無視無視無視」

あずにゃんまん授業始まっぞ

唯「ていうか一時間目始まんないね」

律「そうだな」

律「ﾋｯｸ、永遠に始まらない気がしてきた」

梓「私も、もう一時間目はずっと来ないと思います」

紬「そうね」

紬「今日日曜日だもんね」

唯「え！」

梓「え、って何すか、ガチで日曜日ですから今日」

律「あ、お、おう知ってた」

澪「ウソだろ律、お前いまビックリしてただろ」

律「び、ビックリしてねぇよ」

律「ﾋｯｸ」

律「ほら！」

ガラッ

さわ子「今日は月曜日でっせ、お嬢さんがた」

紬「あれ！？」

梓「マジかー、え……ま、マジかー」

唯「おいおい」

律「お前らしっかりしろッヒッ！」

澪「しろッヒッ！って何だよ……あーあ」

紬「月曜日かー……」

梓「まぁ間違えてもしょうがないですよ」

梓「夏休み中ですもん、曜日感覚狂いますよ」

澪「は？」

律「今１２月なんだけど」

唯「すいませんね、こいつ万年夏休み野郎なんで」

梓「えへへ」

紬「ん？　夏休みなんじゃないの？」

律「おいおいムギ、梓に付き合うなよ」

紬「いやいや夏休みよ？」

澪「あれ？　でも今、じゅ、１２月……だよな？」

紬「そうだよ？」

澪「あれ？」

とち狂ってやがる。

律「まぁ澪がパニクるのも分かる」

梓「いまだに１２月が夏休みって変な気がしますもんね」

澪「ん？　あれ？」

唯「オーストラリアっすよ澪さん、ここはオーストラリア」

澪「あー、はいはい」

律「ﾋｯｸ、やっと分かってくれたか」

澪「すいませんね、わたしイルクーツク時間で生きてるからさ」

律「そうか」

紬「カンガルーぶっ殺しに行こうぜ」

せめてキャラ崩壊してなければな

唯「わーい、カンガルーカンガルー」

梓「でもカンガルーなんてどこに居るんですか？」

紬「そこにいんだろッ！！」ｶﾞﾁｬ

さわ子「え！」

ズドン！

さわ子「ぐは」ﾊﾞﾀﾘ

紬「くっくっく」

律「ﾋｯｸ」

律「しゃっくり止まらんなぁ」

澪「あと三十八回」

紬「やっぱり止まりませんか？」

律「ダメっぽい……ﾋｯｸ」

梓「どうすれば……どうすればしゃっくりを止められるんですか」

唯「脳みそを開く」

澪「お」

唯「しゃっくりの原因を切除すれば、しゃっくりは止まる」

律「やめとく」

梓「いや、やりましょう」

紬「やろう」

律「やめろ、ﾋｯｸ」

澪「三十六回」

唯「シャッキーン……」

憂「シャッキーン……」

律「あわわわわ」

梓「大人しくしててくださいねっ、律先輩」

紬「だいじょうぶ……怖がらなくて良いから」

唯「ギュルルルルルル」

律「あががががが」

憂「ギュルルルルルル」

律「あががががが」



律「あががががが」

律「……」

唯「どうかな」

律「うーん、ﾋｯｸ、あ、やっぱダメだわ」

澪「三十五回」

憂「うーん」

憂「ここかな？」ギュルルルルルル

律「ヒッ！」

律「ヒッ！」

澪「三十三回」

律「ヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ！」

澪「あと三回」

唯「あかん」

憂「やっちまった」

梓「ワロタ」