1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
黒子「うぐぐ・・・ぐぐ・・・・」
佐天「大変白井さんが!!」
御坂「ちょっと、どうしたのよ!?」
初春「御坂さんの下着(脱衣所から持ち出したもの)を食べようとしてのどにつまらせたんです!」
御坂「・・・・はぁ?」
黒子「むごぉ・・・・」プルプル
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:01:40.03 ID:PjjNFnXt0
のバスケ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:04:01.73 ID:i5SIygRF0
大きなクレープを丸飲みできるんだからパンツくらい余裕だろ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:05:16.16 ID:tDno6UOI0
支援
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:06:21.74 ID:h90ZN/KG0
佐天「とにかく白井さんの喉につまってる御坂さんの下着をなんとかしないと!!」
初春「こういうときは落ち着いて・・・えっと・・・・」
御坂「はぁ・・・・あきれて言葉が出てこないんだけど・・・」
黒子「ぐ・・・ぐぐぐ・・・・」プルプル
佐天「そうだ!衝撃を与えてこう、ポーンって」
初春「それです!ナイスアイディアです佐天さん!!」
佐天「それじゃあさっそく白井さんのお腹を!!」
初春「任せてください!!」
黒子「ぐぅ・・・・ぐんぐん・・・・」プルプル
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:08:16.91 ID:h90ZN/KG0
ガシッ
佐天「よしっ!白井さんを羽交い絞めにできた!!」
黒子「ぐむむ・・・むぐぐぐ・・・・」プルプル
初春「それじゃあ白井さんのお腹めげけておもいっきり・・・ とうっ!」
ドスッ!!
黒子「んごぇぇぇぇ!!!」ビクッ
佐天「よっしゃ!その調子だよ初春!!」
初春「はい!!」
御坂「いやもうリンチにしか見えないわ」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:09:58.48 ID:K1jFUnNf0
気管に詰まってる場合は背中を叩いちゃいけないらしい
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:11:33.59 ID:h90ZN/KG0
佐天「初春!いい手ごたえだよ!もっともっと!!」
初春「わかりました!!そぉいっ!!」
ドスッ!!
黒子「んぐぅっ!!」ビクン
佐天「まだまだ!!初春!!威力が!!白井さんが生まれてきたことを後悔するくらいの強烈な一撃が足りないよ!!」
初春「くっ・・・ そんな・・私は一生懸命やっているのに・・・」
御坂「根本的に何かがおかしいと思わないのかしら?」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:14:16.66 ID:IwpHzv4w0
そいつテレポーターじゃ…
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:16:08.04 ID:h90ZN/KG0
佐天「初春、きっとあんたは心のどこかで風紀委員の仲間の白井さんに対して手心を加えているんだと思う・・・」
初春「そんな・・・」
佐天「白井さんは今苦しんでいるんだよ!?それを救えるのはあんたしかいないの!!」
初春「白井さん・・・」
黒子「んごぉ・・・んぐぐぅ・・・・」プルプル
佐天「白井さんに手を出すことがかわいそう?そうじゃない!白井さんにとって一番悲しいことは初春が手心を加えること!!」
初春「・・・・・」
佐天「初春!今あんたがやらなければ誰にも白井さんを救うことはできないの!!お願い初春!!白井さんのためにもあたしたちのためにも!」
佐天「また四人で仲良く笑って過ごせる日々を取り戻すためにも初春の力が必要なの!!」
初春「・・・わかりました・・・」
佐天「初春!!」
初春「全力で・・・いかせていただきます!!」クワッ
御坂「内臓破裂とかにならなきゃいいけど・・・」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:20:36.14 ID:h90ZN/KG0
初春「うおおおおおおおお!!!!!」ゴゴゴゴ
佐天「大気が震えている・・・初春のやつ出すつもりだ・・・あの必殺技を・・・」
御坂「え?何何?何が起こってるの?」
佐天「初春は以前中国にわたりチンミ先生から直々にある必殺技を伝授されたことがある・・・」
御坂「いや、チンミって誰だよ」
初春「はぁぁぁぁぁ・・・・・」
佐天「素人のあたしにもわかります。初春の気功が高まっているのが・・・」
黒子「むぐぐ・・・ぐぐ・・・」プルプル
初春「白井さん・・・今その苦しみから解放してあげます・・・」
御坂「あっれー?初春さんが光に包まれてる?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:22:36.24 ID:h90ZN/KG0
初春「いきます!!チンミ先生直伝!! 通・背・拳!!」ヒュッ
ダンッ!!
御坂「するどい踏み込み!?」
初春「はああああああああああああ!!!」
佐天「いっけえええええええええ!!!!」
初春「はっ!!」
黒子「むごごが・・・・」
轟!!!!!!!!!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:28:11.46 ID:h90ZN/KG0
佐天「ごっがあああああああああああ!!!!!!」
ゴガッ!!! ズシャアアアアアアアアア!!!!!
御坂「何で佐天さんが吹っ飛んでるのおおおおおお!!??」
黒子「むぐぐ・・・・」
初春「なんてこと・・・通背拳でもだめだなんて・・」
佐天「う・・・うぅ・・・・」ヨロッ
御坂「佐天さん!!佐天さんしっかりして!!」
佐天「み、御坂さん・・・あたしは大丈夫・・・です・・・・それよりも白井さんを・・・」
御坂「初春さんの掌は黒子に触れたはずなのになんで佐天さんが・・・・」
佐天「ふぅ・・・どうやら初春のやつ・・・うっかり白井さんを通過してあたしに・・・・」
御坂「何それ、そんなことできるの!?」
佐天「できてしまったみたいです・・・白井さんにたたきつけた初春の気功が白井さんを貫通して・・・ぐふっ」
御坂「佐天さあああああああああああん!!!!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:30:27.33 ID:h90ZN/KG0
黒子「ぐ・・・ぐぐ・・・・」プルプル
初春「はぁ・・・はぁ・・・・・」
御坂「初春さん、佐天さんが!!」
初春「私が未熟なせいで佐天さんを・・・・」
御坂「いや未熟とかそういう問題じゃないのよ?」
初春「くっ、私の技が通じない・・・ならもっと単純に・・・そう・・・」
黒子「ぐむ・・・・むぐぐ・・・・」
初春「白井さんを思いっきりぶん殴ってくれる人じゃないと!!」
御坂「あれ?この子こんなに馬鹿だったっけ?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:31:10.64 ID:MNli01Il0
なんだこれ...
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:33:56.72 ID:h90ZN/KG0
初春「どなたか!!どなたか中学生の女の子を思いっきりぶん殴れる方はいらっしゃいませんかああ!!??」
御坂「ちょっと、何物騒なこと言ってるのよ!?」
初春「どなたかあああ!!今なら殴り放題ですよおおおお!!」
上条「その話、本当か?」
御坂「あ、あんた!!」
上条「なんだ、御坂じゃねーか」
初春「御坂さんのお知り合いですか?」
御坂「あー、うん、ちょっとね」
黒子「むぐぐぐ・・・・」
初春「あ、今はそんなことを言ってる場合じゃなかったんです」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:34:55.45 ID:+vNkRObx0
インさんがなんか喉に詰まらせたやつ思い出した
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:36:44.85 ID:WpkR9AHh0
背中から相手の鳩尾らへんに両拳を重ねて持ち上げるようにすればいいとか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:40:36.82 ID:h90ZN/KG0
黒子「むぐ・・ぐぐぐ・・・・」
上条「白井・・・? なあ、白井のやつどうしちまったんだ?」
初春「とりあえず状況を説明します、うまく言語化できないかもしれません。情報の伝達に齟齬が発生するかもしれないことも考えられます。でも、聞いてください」
上条「わかったぜ」
初春「白井さんが御坂さんの下着(脱衣所から持ち出したもの)を食べようとしてのどにつまらせました」
上条「な、なんだって!?」
初春「ですから、あなたには白井さんを思いっきりぶん殴ってほしいんです」
上条「・・・・そうだったのか、何とか俺の頭でも理解することができたぜ」
御坂「これ救急車呼んだほうが早くない?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:43:02.12 ID:h90ZN/KG0
黒子「んぐぉぁ・・・・・」
上条「いいぜ、てめぇが御坂の下着を咀嚼して飲み込もうっていうのなら・・・・」
上条「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!!」
バッキィッ!!!!!!!
黒子「んごヴぉぁあああああああああああああ!!!!!!」
御坂「ちょっとおおおおお!!!何で顔を殴るのよおおおおお!!!!」
上条「チッ、し止め損ねたか・・・」
初春「ですがその意気です!!どんどんやっちゃってください!!」
御坂「まちなさいよ!!いろいろおかしいけど顔を殴るのは明らかに間違ってるでしょおおおお!!!」
21 :
白井黒子 ◆Kuroko.D1w :2012/12/02(日) 21:46:56.79 ID:wGlTyrTM0
ジャッジメントですの
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:49:14.25 ID:xNWQEEWkO
餅のSS思い出した
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:50:30.97 ID:h90ZN/KG0
上条「うなれ!!俺の拳!!」ゴウッ
初春「この人からものすごい闘志が・・・・」ゴクリ
上条「今、必殺の!!イマジイイイイイイイイイイインンンン!!!!ブレエイイイイイイイイイイイイク!!!!!!」
ドゴシャベキボコゴガスガスガスバチコオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!
初春「なんというラッシュ!見ていてほれぼれします!!」
黒子「ぐお・・・・ぉ・・・・・・ぁ・・・・・・」ピクピク
御坂「いやああああああ!!!黒子おおおおおおおおおおお!!!!!」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 21:57:27.59 ID:h90ZN/KG0
黒子「んご・・・・・ぉ・・・・・・・」ピクピク
上条「くそっ!!なんでんだ!!なんで俺には白井を救うことができねーんだ!!」
初春「この人の拳でもだめなんて・・・・」
御坂「黒子、黒子しっかりして!!ねえ黒子!!!」ユサユサ
黒子「んぐぐ・・・ぐむぐむ・・・・」ピクピク
上条「御坂、気持ちはわかるが無駄に動かしたりしちゃだめだ」
初春「あせる気持ちはわかりますがここは冷静になりましょう、ここで取り乱してしまうと間違った処置をしてしまうかもしれません」
上条「それが命取りになることもあるんだからな?」
御坂「だからって殴ることないじゃない!殴って何が解決するっていうのよ!!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:06:54.37 ID:h90ZN/KG0
初春「どうすれば・・・・どうすれば白井さんを助けることができるんでしょうか・・・」
上条「・・・わからねえ・・・だがここは俺たち以外の人間の手を借りる必要があるってことじゃないのか?」
御坂「そうよ、病院よ、私たち素人がどうこうするよりも病院に連れていったほうがいいに決まってるじゃない」
黒子「ぐむ・・・・・・む・・・・ぅご・・・・」
初春「こんな時、ピンチの時に颯爽と現れてぱぱっと解決してくれるヒーローみたいな人がどこかに・・・」
一方「ン」ゴクゴク
一方「・・・・まっじィ こりゃハズレだな」ポイッ
カコンッ
上条「ん?あれは・・・・」
御坂「あれって・・・ 一方通行・・・」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:08:07.45 ID:h6mzn+yG0
一方にちょっとワラタ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:10:42.39 ID:h90ZN/KG0
上条「一方通行!!」
一方「あン?」
上条「一方通行、お前の力が必要なんだ、ちょっと手をかしてくれねーか?」
一方「・・・・何があった」
上条「とにかくこっちに来てくれ!」
黒子「むぐむぐ・・・・・」
一方「こいつァ・・・・」
上条「この白井が御坂のパンツをのどにつまらせちまったんだ」
初春「さっきから私とこの人がお腹や顔を殴ったんですけどびくともしないんですよ!」
一方「なンだと! てめェの右手が通じねェってのか!?」
上条「そうなんだ、だからここはお前のベクトル操作で白井を助けてやってくれねーか?」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:18:07.05 ID:MNli01Il0
あ、この一方もダメだ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:21:47.91 ID:h90ZN/KG0
一方「・・・まさか俺がこの能力を人助けのために使うことになるとはなァ・・・」
上条「頼む、ここはもうお前しかいないんだ」
初春「お願いです!白井さんを助けてください!!」
黒子「むぐ・・ぐぐ・・・」
初春「すみません、この方はどんな能力を持ってるんですか?」
上条「こいつはあらゆるものの向きを操ることができるんだ」
初春「それじゃあ・・・」
一方「こいつの喉を広げてやりゃァすむだけのことだろォが」
上条「こいつ天才だな・・・」
初春「ええ、そうすれば白井さんも御坂さんの下着を飲み込むことができますからね」
一方「俺も打ち止めと番外の下着にドレッシングかけて食うからな、こいつの気持ちは痛いほどわかるぜ」
御坂「・・・通報しようかしら・・・」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:22:25.95 ID:apotvcUg0
一方さんもかなりの・・・
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:23:06.21 ID:y9cO+Oyw0
レベル高かった
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:30:14.02 ID:h90ZN/KG0
一方「さて、まずはこいつの口の中に手を・・・」スッ
黒子「むが・・もが・・・・」
初春「白井さん、もうすぐです!!もうすぐ助かりますからね!!」
上条「俺が手を握っててやる!!だから気をしっかりと持つんだ!!」
御坂「あ、もしもし、警備員ですか?ここに変質者が・・・ええ、はい、能力を使って女の子を傷つけようとしています・・・」
御坂「そうなんですよ、ですからすぐにお願いします」
黒子「もごごあがおがおごあおお!!!!」
初春「白井さんがますます苦しんでます!!」
一方「何いィっ!!」
上条「どうしたんだ一方通行!!」
一方「ちくしょう!! こいつの食道が思った以上に広がらずに下着をますます奥にねじこンじまったぜ!!」
初春「なんですって・・・・」
御坂「はーやーくーこーいーこーいー、きゅーうーきゅーうしゃー」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:34:27.56 ID:iRWmUV9uO
食道なら窒息はしないな
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:35:18.07 ID:h90ZN/KG0
上条「なんてこった・・・」
初春「これ以上広げることはできないんですか?」
一方「無理だ、これ以上広げようとしたら裂けちまう」
上条「食道が裂けたらご飯が食べられなくなるからな・・・」
初春「ええ、ご飯が食べられなくなるくらいなら死んだほうがマシです」
御坂「まだかなー、警備員 あ、私警備員に通報したのに救急車待ってるわ、私って案外ドジなのかしら?」
一方「ここに俺が買ってきたコーヒーとチキンがある、ひとまずこれを食べて落ち着こうぜ」ガサッ
上条「お、久しぶりの肉だ!」
初春「これってどこのやつですか?」
一方「サンキューのだ」
上条「肉とコーヒーか、体にはよくなさそうだな」
一方「だが、うめェだろ?」
初春「そのとおりですね」
御坂「何で和んでるのよ・・・」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:38:36.66 ID:h90ZN/KG0
モグモグ
上条「あーうめぇ・・・・」
一方「コーヒーは・・・ こいつはまじィから・・・ これを飲め」
初春「あ、ありがとうございます」
プシュッ
上条「ん」ゴクゴク
上条「お、ブラックなのにそこまで苦くなんだな」
一方「苦味と酸味を押さえた品種らしいからなァ」
初春「苦いのが苦手な方でも平気ですね」
上条「あ、さては打ち止めがブラック飲んでみたいとか言い出したのか?」
一方「げっ!!なンでそれを・・・」
上条「お前はわかりやすすぎんだよなー」ニヤニヤ
黒子「うごごおあおごほぉっ!!!!」ビクッ
三人「「「!!!!」」」
御坂「黒子がまた激しくむせてる・・・」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:43:03.90 ID:h90ZN/KG0
黒子「んごぉっ!! んぐぐぬぐむごぉっ!!」
上条「どうしちまったってんだ!?」
一方「チッ、どうやら押し込んだ下着を食堂が拒絶しようとして押し戻しちまったらしい・・・そしてそいつが・・・」
初春「またのどのところに・・・・ということですか?」
一方「あァ、どォやらそうみてェだな」
上条「ちくしょう、これじゃあまた振り出しにもどっちまったじゃねーか・・・」
初春「一刻を争う時だっていうのに・・・」
黄泉川「そこまでじゃん!!警備員じゃんよ!!」
御坂「来た!!警備員来た!!これで勝つる!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:45:38.75 ID:/5ANm4Qx0
御坂はVIPPER
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:51:39.52 ID:h90ZN/KG0
一方「あン?黄泉川じゃねェか」
黄泉川「あれ?一方通行じゃん」
上条「黄泉川先生」
黄泉川「なんだ悪ガキまで一緒か」
初春「どうしてこんなところに警備員が?」
黄泉川「いや、能力者が女の子に悪さしてるって聞いてかけつけたんだがどうやら悪戯だったみたいじゃんよ」
御坂「あー、失敗した。呼ぶならどう考えても救急車のほうよね」
黄泉川「で、お前ら何してるじゃん?」
初春「そうだ、白井さんが大変なんです!」
黄泉川「ん?」
黒子「ごもごも・・・ごむぉ・・・・」
黄泉川「大変じゃん!!窒息しそうになってるじゃんよ!!」
御坂「あ、警備員だから一応応急処置とか知ってるか、任せちゃえばいいのよね」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 22:59:50.22 ID:h90ZN/KG0
上条「先生、白井は御坂の下着を食べようとして喉につまらせてしまったんですよ!!」
黄泉川「なんだって!!下着を!?」
初春「ええ、よく噛まないで飲み込もうとした結果・・・」
一方「ったく、よく噛んで味わうことがその下着を身に着けている者への礼儀ってやつだろうがァ・・」
黄泉川「なるほどな、礼を欠いた行為で自分を傷つけちまったってことじゃんよ・・・」
御坂「おい、それでいいのかよ警備員」
黄泉川「はあ、今度こういうことが無いようにお前が正しい下着の食べ方を教えてやるじゃんよ」
一方「なンで俺が・・・」
黄泉川「袖触れ合うもってやつだ、たまにはいいじゃんよ」
一方「ケッ」
御坂「え?私が知らないだけで下着を食べるのって一般的なの?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:04:31.33 ID:xV+hflyF0
ノリがさむい…
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:07:03.52 ID:hRHly6saO
マジキチ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:11:56.54 ID:h90ZN/KG0
黄泉川「さて、こういう時は水で流し込むのが一番じゃんよ」
初春「あ、そっか」
上条「ご飯を喉につまらせた時も味噌汁を流し込むもんな」
一方「その発想はなかったぜェ」
黄泉川「ってことで水が近くにあるといいんだが・・・」キョロキョロ
上条「無いみたいだな」
初春「あ、ならこのコーヒーはどうでしょうか?」
黄泉川「なるほど、だが量が少ないじゃんよ、これを一本一本開けてる時間はないじゃん!」
一方「おいおい、俺を誰だと思ってやがる」
上条「一方通行、お前まさか・・・」
一方「あァ、俺の能力でこいつを一気に流し込んでやるぜ」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:16:59.17 ID:h90ZN/KG0
プシュプシュプシュプシュプシュ!!!!
初春「すごい・・・缶コーヒーが一斉に開いた・・・」
黄泉川「さすがじゃんよ」
一方「だがそれだけじゃねェ!」クンッ
ジョバッ!!
上条「すげえ!中身が全部吹き出てひとつの塊に!!」
初春「空中にコーヒーの塊が浮いているなんて・・・」
黄泉川「2リットル以上はあるじゃんよ・・・」
一方「こいつをこのまま流し込んでやりゃァすべて解決ってわけだ」初春「あ、そうだ!!」
黄泉川「ん?どうしたじゃん」
初春「白井さんはブラックが苦手だって言ってました」
上条「何だって!?それじゃあ・・・」
黄泉川「くっ、このままじゃ嫌いなものを無理矢理飲ませることになるじゃんよ・・・」
一方「ちくしょう・・・・なンてこった・・・・」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:18:24.25 ID:Zp86+tTZO
それはいかんな
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:19:17.13 ID:M21YgLxK0
くそっ振り出しに戻っちまった!
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:26:18.28 ID:h90ZN/KG0
上条「どうするんだ!?このコーヒーが無駄になっちまうぞ?」
黄泉川「食べ物を粗末にすることは許さないじゃんよ」
一方「ふっ、俺を誰だと思ってやがる」
初春「それじゃあ・・・あなた・・・」
一方「打ち止めや番外の模範になるべき俺がきちんとけじめってやつをつける・・・」
黄泉川「お前ってやつは・・・」
一方「見てやがれ!これが俺の!!」クイッ
一方「あがっ」
バチャバチャバチャバチャ
初春「この人の口の中にコーヒーが・・・」
一方「が・・ごが・・・・」ゴクゴク
黄泉川「がんばれ!がんばるじゃん一方通行!!」
黒子「もごが・・・・ごも・・・・」ピクピク
御坂「・・・」ピッピッ
御坂「・・・・あ、すいません、救急車を一台お願いします」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:26:52.58 ID:1KBm5fjY0
ハルヒでもこんなssあったな
支援
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:28:08.15 ID:+vNkRObx0
美琴の唾液でも混ぜれば黒子は喜んで飲み干すんじゃないかな
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:32:11.10 ID:h90ZN/KG0
一方「ォご・・・ンご・・・」ゴキュゴキュ
上条「あと少しだ!!あわてず冷静にいくんだ!!」
初春「なんという展開・・・手に汗がじんわりとにじんできました・・・」
黄泉川「私もじゃんよ・・・一方通行・・・なんて無茶をするじゃん・・・」ゴクリ
パーポーパーポー
御坂「あ、来た来た ってスピード出しすぎじゃないかしら・・・?」
キュルキュルキュルキュル キキキキキィーーーーー!!!!
御坂「うわっ!! 何で救急車がドリフトするのよおおおお!!!!」
ガチャッ
御坂妹「急患はここですか?と、ミサカは颯爽と現れてポーズまで決めてみせます!!」ビシッ
御坂「うわぁ・・・・」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:32:53.56 ID:M21YgLxK0
これはたぶんダメだ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:33:26.78 ID:84HRT/RF0
もうダメだこの人たち
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:39:40.65 ID:7rjueRgK0
手遅れだな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:41:06.59 ID:h90ZN/KG0
御坂妹「おやおやお姉さま、妹が参上したというのに何を不満げな顔をしているのですか?」
御坂「いや、そもそも何であんたが救急車運転してんのよ」
御坂妹「ふっ、ミサカはお姉さまと違ってまじめに働いているだけです。それが何か問題なのでしょうか?」
御坂「あー、確かに働くことはいいことかもしれないけどさ、えっとなんていうかその・・・」
御坂妹「そんなことよりここに急患がいるのではないのですか?」
御坂「おっと、そうだったわ」
黒子「もがが・・・もごが・・・・・」
御坂「この子が下着を喉につまらせて大変なことになってるのよ!なんとかしてくれない?」
御坂妹「なんですって!!それは大変です!!」
御坂「だからこの子のためにも早くなんとかしてあげたいのよ」
御坂妹「なるほど、ここは御坂に任せてください」
御坂「あれ?なんとかなりそう?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:47:54.90 ID:M21YgLxK0
しえん
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:49:13.42 ID:h90ZN/KG0
御坂妹「こんなにボロボロになって・・・さ、今すぐ病院へ行きましょう」グイッ
佐天「 」プラーン
御坂「いや、そっちかよ!!」
御坂妹「お姉さま、意識を失っているということはとても危険な状況かもしれません、今ここでどうこう言っている暇はないのです」
御坂「いやたしかにそうかもしれないけど・・・」チラッ
黒子「もごご・・・・もごぉ・・・・・」
御坂妹「今すぐミサカが病院に運んであげますからもう少し辛抱しててくださいね」
佐天「 」
御坂妹「とりゃっ」ポイッ
ドサッ
佐天「 」
バタン
御坂妹「では早速!!」
ブオオオオンッ パーポーパーポー
御坂「行っちゃった・・・・・」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/02(日) 23:54:28.70 ID:h90ZN/KG0
一方「げっふゥ・・・・・」
上条「やった!!よくやったぞ一方通行!!」
黄泉川「ふふっ、お前もやればできるじゃんよ・・・」ウルッ
初春「私一方通行さんの男気に感動しました・・・」
一方「そ、そンな目で俺を見るンじゃねェ・・・」
上条「ふっ、いいもの見せてもらったぜ・・・」
黒子「もごごご・・・・・ごもぉ・・・・」
初春「はっ!!大変です!!白井さんが苦しんでいます!!」
上条「何っ!?」
黄泉川「おいどうした!しっかりしろ!!」
一方「いったい何がどうなってやがる・・・」
御坂「誰か・・・誰か黒子を助けて・・・・」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:03:58.82 ID:eMmNjPwl0
上条「落ち着いて考えるんだ、白井がさっきまで何をしていたかを思い出せばそこにヒントが隠されているかもしれない・・」
初春「白井さんは・・・さっき・・・」
黄泉川「おちついて考えるじゃんよ、こういうときはあわてるのが一番まずいじゃん」
初春「はい!」
一方「ほら、チキンでも食って落ち着け」スッ
初春「あ、ありがとうございます」
一方「てめェらもだ」ゴソゴソ
黄泉川「お、ありがたくいただくじゃん」
上条「貴重な蛋白源・・助かるぜ・・・」
一方「だがチキンだけってのもなァ・・・」モグモグ
初春「飲み物がほしくなりますよねー」モグモグ
黄泉川「お、これスパイスが効いててうまいじゃん」モグモグ
上条「あれ?これここ最近食べたことがあるような・・・」モグモグ
御坂「もうだめだわ、こいつらには任せていられない、私が黒子を助けてあげなきゃ」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:13:00.37 ID:eMmNjPwl0
黒子「もがが・・・・もごもご・・・・・」プルプル
御坂「黒子・・・、どうやらすぐに窒息する心配はなさそうだけどこのままじゃ危ないわね」
黒子「むごぉ・・・・・・・もご・・・・・・」
御坂「まずは何とかして黒子の喉に詰まった下着を・・・ って」
むずむず
御坂「急にトイレに行きたくなっちゃったわ・・・・こんな大事な時に・・・」
御坂「くっ、ごめん黒子!私ちょっとトイレに行ってくるから少しだけ持ちこたえてて!!」タタッ
黒子「・・・・・・」キリッ
御坂「と、トイレトイレ・・・・確か近くに公園が・・・・ あった!!」
御坂「急がないと黒子が・・・・ そして私も・・・」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:16:14.83 ID:eMmNjPwl0
バタンッ
御坂「あー漏れる漏れる・・急いで急いで・・・」シュルッ
※しばらくお待ちください
御坂「はぁ・・・・いきなり来るんだもの、あせっちゃったわー・・・」
御坂「さーてきれいに・・・」カランッ
御坂「あれ?」
御坂「あれ?あれ?」キョロキョロ
御坂「嘘・・・ 紙が無いわ・・・」
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:16:57.93 ID:bFSyOs5D0
ハルヒが餅を喉につまらすやつみたいだな
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:21:34.20 ID:eMmNjPwl0
御坂「あ、そうだかばんの中にティッシュが・・・」
御坂「ってあっちにおきっぱなしじゃないの・・・」
御坂「うぅ・・・このまま下着を穿くわけにもいかないし・・どうすればいいのよお・・・」
ベチャッ
御坂「えっ!!何!?」
御坂「なんかべったりとしたものが落ちてきて・・・・あれ?」
御坂「これ私の下着・・・なんでここに・・・?」
御坂「よく見るとなんかどろっとしてるけど・・・」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:26:00.74 ID:CbKNoPDHO
キャァァァァァアアアアアァァァァァ!!!!!!!!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:28:21.14 ID:aqmb3V3iT
ホラーじゃねえか
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/12/03(月) 00:28:55.73 ID:eMmNjPwl0
御坂「・・・・・そこっ!!」ビリッ
黒子「あふんっ!!」ビクッ
ドサッ
御坂「黒子・・・あんた・・・・」
黒子「お、おねおねおねおねおねええさまああ!!!」
御坂「ほう、どうやら喉につまった下着はなんとかなったみたいね」
黒子「え、えええ、お姉さまがご不浄するところを冷静にみつめたおかげで自分がテレポーターであることを思い出しましたの」
御坂「人が心配してたってのにあんたはトイレの天井に張り付いて上からじっくり観察してたってわけね?」
黒子「あ、あははははは・・・・」
御坂「くぅ〜ろぉ〜こぉ〜?」
黒子「ストップ!!!ストップですのお姉さま!!今黒子をとっちめてしまうとお姉さまは非常にはしたないことになってしまいますの!!」
御坂「ひゃっ!! ///////」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
黒子「ふっふっふ、今お姉さまのピンチを救うことができるのはこの黒子だけ・・・」
御坂「ぐっ」
黒子「ま、わかりやすく言いますとぉー、この黒子の右手にあるもの、何かわかりますわよね?」ヒラヒラ
御坂「・・・ポケットティッシュよね?」
黒子「ええ、しかも流せるタイプですの」
黒子(ここはハンカチを貸してお姉さまが使用されたものをいただきたいところですがさすがにそれをやるとルームメイトとしてやっていけなく・・・)
御坂「・・・・ただじゃないわよね?」
黒子「ふひひひひひ、さすがお姉さま、わかってらっしゃいますわね」
御坂「あんたの考えそうなことくらいわかるけど・・・ 一応確認しておくわ・・・」
黒子「いえいえ、黒子はこの状況でお姉さまの弱みにつけこもうなんてことはいたしませんの」
黒子(ここは恩を売ることで後々へつなげていくのですわ)