照「咲が東京に？」　【　照 - t e r u - 清　澄　編　】

照「さ・・・咲！」

咲「・・・・・・」

母宮「じゃあ行ってくるわね」

父永「ああ、気をつけてな」

照「待って！・・・咲！！」

咲「・・・・・・」

京太郎「咲・・・」

咲「京ちゃん・・・私、手紙書くから！」

京太郎「あ、あぁ・・・元気でな」

ガチャ　バタン　ブロロロロロロロ・・・・・・

照「うわぁあああああ！咲ぃいいいいい！！」

姉ガン無視かよｗｗｗ

ほう

父永「京太郎くん、わざわざ見送りに来てくれてありがとう。荷物運びまで手伝ってくれてすまないね」

京太郎「いえ、これくらいお安い御用ですよ」

父永「よかったら家にあがるといい。お茶くらい出させてくれ」

京太郎「はい。では遠慮なく・・・」ﾁﾗｯ

照「咲ぃ〜・・・・・・」ｸﾞｽｯｸﾞｽ

京太郎「あの・・・お姉さんは・・・」

父永「照か・・・まぁ適当に話しかけてあげてくれ」

京太郎「は・・・はぁ」

父永「そうだ。これを渡してあげるといい」

京太郎「プリン・・・」

照「咲ぃ・・・咲咲咲ぃ」

京太郎「あの〜・・・良かったら食べます？」

照「・・・・・・」ﾌﾟﾘﾝﾀﾞ

〜〜〜３年後・・・宮永照、高校３年生〜〜〜

山口「今年の団体戦、長野の代表はやはり龍門渕ですかね？」

西田「それはどうかしら？今年は去年のインターハイチャンプ宮永照と
　　　インターミドルチャンプの原村和がいる清澄が団体に参戦するのよ」

山口「名門の風越も含めると・・・今年の長野予選は荒れそうですね」

ｶｾﾞｺｼﾀﾞ!　ｷｮﾈﾝﾉﾘﾍﾞﾝｼﾞﾅﾙｶ!?　ｲｹﾀﾞｧ!　ﾘｭｳﾓﾝﾌﾞﾁﾓﾂﾖｲｿﾞ

福路「見せてやりましょう！私達が最強であると」

ﾘｭｳﾓﾝﾌﾞﾁｶﾞｷﾀ!　ｺﾄｼﾓｼﾃﾝﾉｳｹﾝｻﾞｲﾀﾞ!　ｼﾃﾝﾉｳw　ｺﾛﾀﾝｲｪｲ~

透華「今年もわたくし達の圧勝ですわ！」

ｷﾀｿﾞ!　ﾐﾔﾅｶﾞﾃﾙﾀﾞ!　ﾊﾗﾑﾗﾓｲﾙｿﾞ!　ﾃﾞｹｪ!　ｳｴﾉｻﾝ!　ｱﾉﾍﾟﾝｷﾞﾝﾊﾅﾝﾀﾞ?

久「さぁ、優勝するわよ！」

〜〜〜清澄　控え室〜〜〜

京太郎「シードの龍門渕と風越は決勝まで当たりませんね」

優希「運が良かったじぇ」

久「果たしてそうかしら？」

煌「うちは中学と高校のチャンプが二人いますからね。
　　ただでさえ警戒されているのだから、強豪校とは早めに決着をつけておきたいところです」

和「試合が多い分、情報も多く残る。強豪との試合があとになれば
　　より厳しくなるということですね」

照「決勝に進むのはシードでも最低一試合はする。どの道今日のうちに決勝に進む四校が決まる。
　　明日までに対策を立てられるのはどこも一緒。だから、まずは決勝まで勝ち進もう」

久「その通りね。まずは一回戦、絶対に勝ちましょう！」

随分飛んだな
�C

おい、わかめ

すばらも長野に残ってるのか

全員可愛いじゃないか！

まこを蔑ろにする風潮やめろ

まこ…

こんなにひどいレベルのSSは久しぶりに見たわ

　　　　　　　　ざわ・・・ざわ・・・

加治木「ふぅ・・・なんとか一回戦を突破できたな」

佳織「勝てて良かった〜」

蒲原「ワハハ・・・ん？なんだか騒がしいな」

睦月「どうやら清澄の試合が終わったみたいですね」

加治木「決勝で当たるかもしれない相手だ、聞いてみよう。すまないがどんな試合だったか教えてくれないか？」

「それが凄かったのよ！清澄が東福寺を飛ばして勝っちゃったんだから！」

蒲原「ワハハ・・・そいつは凄いな」ﾀﾗﾘ

こうして清澄は続く二回戦も順調に勝ち進み、シード校の龍門渕、風越、
そして残る四校目は鶴賀が勝ち取り、決勝戦を戦う四校が決まったのであった。

〜〜〜翌日・長野県予選決勝戦〜〜〜

実況「いよいよ今日、全国へ進む代表校が決まります。本日の解説は戒能良子プロ。よろしくお願いします」

戒能「オーケー。こちらこそよろしくプリーズ。本日はディ・モールト良い試合を見られればブラボーです」

実況（なんかいろいろ混ざってる）

実況「で、では戒能プロは決勝戦の四校ではどこに注目していますか？」

戒能「ふむ・・・>>20ですね」

かそく

ksk

かそ

ksk

清澄

実況「高校と中学の個人戦覇者がいる清澄。団体戦においても通じるか期待ということですね？」

戒能「Exactly(そのとおりでございます)」

実況「あ、ありがとうございました（すごくやりづらい！）」

睦月「今年の解説が戒能プロとは！」ﾜｸﾜｸ

文堂「てっきり“また”去年と同じ藤田プロかとばかり」ｳｷｳｷ

久「・・・・・・」ｼﾞｰ

久（あちゃー・・・靖子ってばまだ引きこもってるのね）

〜〜〜10日前〜〜〜

藤田（お！いたいた。あの二人だな？久の言っていた一年生というのは。
　　　へこませてやれとの事だったし、遠慮なく打たせてもらうか）

和「よろしくお願いします」

優希「よろしくだじぇ」

ジャラジャラジャラ

優希「ドーン！ツモ！6000オールだじぇ！」

藤田（聞いたとおりだな。東場での勢いがある。だが・・・）

和「ロン。7700の三本場は8600」

優希「うう・・・東場が終わってしまったじぇ」

藤田（集中が続くのは東場のみ・・・さて残るはこの昨年の全中覇者か）

和「ツモ。1000･2000」

藤田（デジタル打ちのようだが、まだミスが目立つ。隙だらけだな。ここからまくらせてもらう！）

京太郎「あ、それロンです。12000」

藤田「は・・・！？」

京太郎はいらないです

泉「は？」

久（聞けばその日は一度もトップをとれず、東場の優希を止めることができなくて、調子をくずしたところを和から狙い撃ち、
　　順位は常に京ちゃんの下。半荘10回のうち6回もラスだったなんて。彼が中学のときから照と打っていたのは知っていたけど、
　　今年に入ってあそこまで実力をつけていたなんて・・・恐ろしい一年生ばかり入部してしまったわね）ﾔﾚﾔﾚ

照「久、どうかした？」

久「いえ、考え事をしていただけよ」

久（一年生のとき照と打ったときの靖子は良い勝負で、あそこまで落ち込む事もなかったんだけど。
　　結局あのあと一年生と私達上級生3人でいつもどおり部活することになったのよね）

久『ちょっと靖子！どうしちゃったの？何があったのよ？』ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ

藤田『・・・あんな1年生がいてたまるか・・・ありえない・・・』ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

久(でもあんな状態にまでなるなて・・・負けたのがそんなにショックだったのかしら？)

優希「よぉ〜し！そろそろ行ってくるじぇ！」

和「がんばってくださいね、優希」

優希「おう任せとけ！おい犬！タコスは作ってきたか？」

京太郎「ほらよ。今日は決勝戦だからな。腕によりをかけたぜ」

久「あら料理できるのは知っていたけど、まさかタコスまで作れるとは驚きだわ」

京太郎「通りすがりの執事さんに教授してもらったんですよ」

照「京ちゃんのタコス私も食べたいけど辛いのは・・・」

京太郎「辛くないのもあるよ。みんなの分も作ってきたからお昼に食べましょう」

煌「すばらっ！相変わらず京太郎くんは気の利く子ですね」

優希「それじゃあ行ってきま〜しゅ！」

意味分からん京太郎age気持ち悪い

実況「さて、まもなく先鋒前半戦が開始されます。おや？清澄高校の片岡は食べ物を持参。
　　　対局中は飲み物しか認められませんから対局前に完食しなければいけません」

戒能「ジンクス・・・げんかつぎかもしれませんね。同じ出身地の先輩にカツ丼好きな人がいましたので。
　　　特定のものを食べることを制約に雀力を上げる・・・おそらく彼女は強化系の雀士」ﾓｸﾓｸ

実況「はぁ、なるほど・・・（みかん食べてる）」

戒能「ちなみにこれはただのオヤツですよ」

純「お、差し入れか？サンキュ」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

優希「なっ！何をしゅるだァ―――――ッ！ゆるしゃんッ！」

福路・睦月「「！？」」

優希「ＨＥＥＥＥＹＹＹＹあァァァんまりだァァァァ」

純「わりぃ。てっきり俺のファンかと思ってよ」

優希「ぐしゅっ・・・」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

睦月（なんだ？あの右腕は・・・）

照井さん！

そもそもスレタイから気持ち悪いから仕方ない
口調や呼び方もおかしいし

福路「あの・・・良かったら私のおべんｔ・・・」

優希「オラァ！」ﾄﾞｺﾞｫ!

純「グェエッ！」ｵｴｯﾌﾟ

実況「おぉっと清澄の片岡、龍門渕の井上のみぞおちにコークスクリューだァ！」

久「ちょっと照。もしかして優希に・・・」

照「？痴漢撃退に教えて欲しいって言ってきたから」

純「うぇええええええええええええええ」ｵﾎﾞrrrrrrrrrrrrrrr

優希「返しぇ！全部食いやがって、てめー。でもまっいいかァ〜〜〜。ラッキー逆に増量したじぇ〜〜〜」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ

え？なにこれは

父永「こいつはくせえッー！ゲロのにおいがプンプンするぜッ――――ッ！！」

えっなにそれは・・・

煌「うぅ・・・これはすばらくない。こんな調子で大丈夫なのでしょうか」

久「うぅん・・・優希のペースになったから大丈夫かもしれないわね」ｱﾊﾊ

純「うぅ・・・まだみぞおちが痛い・・・」

睦月「うぷ・・・（部長の運転に比べればこれしき）」

福路「」

攻撃を受けた井上純はペースを乱され、
同じく現場に居合わせた津山睦月も調子の悪いまま、
前半戦の東場は優希の独壇場となってしまった。
そんななか福路美穂子だけは静かに様子を見ていた

福路（清澄の子は東場で暴れた分クセがわかりやすかったけど、他の二人は本調子じゃないみたい。
　　　おそらく南場で調子を戻すのは難しそうね。できれば前半戦で三人のクセを把握してから後半戦に点数を稼ぐのが良かったけど、
　　　この南場で稼いでおきましょう）

実況「清澄の片岡は東場と比べてペースが落ちた感じですね」

戒能「一回戦、二回戦の牌譜を見たところ、彼女はスタートダッシュで一気に突き放すタイプみたいですね」

実況「つまり今が残る三校の巻き返しのチャンスとなるわけですね」

福路「ツモ2000･4000です」

睦月「うっ」

福路「ロン12000」

優希「うぅ・・・」

純（くそっ！このタコスのせいでいいとこなしだぜ）

和「優希・・・」

京太郎「優希のやつ風越から直撃うけてばかりだ」

煌「おかしいですね。南場で守りに徹する特訓はしましたのに」

久「これはまさか・・・」

照「優希のクセが読まれている・・・」

実況「前半戦終了―！南場からの福路の追い上げで風越のトップです」

1位：　風越　福路美穂子１２４８００

2位：龍門渕　井上　　純　９８３００

3位：　鶴賀　津山　睦月　９１２００

4位：　清澄　片岡　優希　８５７００

〜〜〜清澄　控室〜〜〜

優希「うぅ・・・最下位だじぇ・・・」

久「まいったわね。完全に風越からクセを見抜かれているわ」

優希「どうすればいいんだじょ？」

和「今からでもクセを直せませんか？」

煌「しかしクセというのは、そう簡単に直せるものではありませんよ」

京太郎「このままじゃ後半戦も東場であっても危ないですよ」

優希「うぅ・・・絶体絶命だじぇ」

照「大丈夫。任せて」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

「「「「「え？」」」」」

実況「さて休憩が終わって先鋒後半戦が始まります。名門風越の快挙は続くのか？」

戒能「前半戦でペースを乱された龍門渕と鶴賀がリバースできるかがポイントですね」

純「前半戦の借りは返してやるからな！」

睦月「うむ・・・（少しでも巻き返さなくては）」

福路「うふふ。よろしくお願いします」

優希「・・・・・・」

福路（清澄の片岡さん・・・クセを読まれたことに気付いたのかしら？でもクセは簡単に直せるものではないわ。悪いけど後半戦も勝たせていただきます）

何か狂気を感じさせるスレだなｗ

実況「後半戦スタートです！」

優希「ダブルリーチだじぇ！」

「「「！？」」」

純（にゃろう・・・初っ端からダブリーって）ﾀﾝ

睦月（う・・・現物あって良かった）ﾀﾝ

福路（流石にこれは読めないわね）ﾀﾝ

優希「ツモ！４０００オールだじぇ！」

純（清澄のタコスはまたはってる感じがするな）ﾀﾝ

福路「ポン」ﾀﾀﾝ

純（でもまぁ風越が黙っちゃいねぇか。こいつだけ注意してりゃいいかな）ﾀﾝ

優希「ロン！11600！」

純「なっ！？」

福路（こ・・・この子！？）

頭おかしい

照『任せて』ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

京太郎『ちょ！姉ちゃん何する気だよ！？』

久『まさかソレで優希のクセを直す気？』

煌『ショック療法というものでしょうか？』

和『そんなオカルトありえません！』

優希『い、痛いのは嫌だじぇ！』

照『痛みは一瞬。ちょっとくすぐったいだけ』ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

ボゴォオ！

優希『ぐえ！』

和『優希！』

久『これでクセが直ったのかしら？』

照『直ってない』

京太郎『えぇ！？』ｶﾞﾋﾞｰﾝ

照『直す必要はない。もっとクセを出せるようにしただけ』

煌『なるほど・・・そういう事ですか』

福路（この子！クセを直すどころか前半戦のときより更にクセが出ている！まいったわ、前半戦では気付けなかった小さなクセまで出ているし。
　　　新しいクセがどんどん出てきているから私が見抜いたクセの情報が役に立たなくなってきたわ）

純（鳴いてずらしても強引に打ってきやがる！まるで暴れ馬だ！）

実況「清澄高校片岡！前半戦のマイナスを凄い勢いで取り戻しています！」

戒能「前半戦の南場では風越の福路にクセを見抜かれ直撃ばかり受けていましたが、逆にクセを出して打ってくるとは」

福路（虚をつかれてしまったけど、勝てない試合ではないわ！）

純（このまま負けっぱなしでいられるかよ！）

睦月「くっ・・・！」

実況「後半戦終了―！清澄の追い上げもありましたが、依然風越のトップは変わらず。鶴賀は最下位に落ちました」

1位：　風越　福路美穂子１３２９００

2位：龍門渕　井上　　純　９２１００

3位：　清澄　片岡　優希　９０５００

4位：　鶴賀　津山　睦月　８４５００

ジャイロかよｗｗ

優希「うぅ・・・たいして稼げなかったじぇ」

久「落ち込まない。まだ先鋒戦が終わっただけよ」

和「そうです。私達が挽回しますから」

京太郎「前半戦に比べればたいしたもんだよ」

照「煌、あとは頼むね」

煌「はい！任せてください！」

実況「続いて次鋒戦が開始されます。風越はトップを維持できるのか？そして龍門渕は巻き返しなるか？」

未春（キャプテンの稼いだ点。守る！）

佳織「よ、よろしくお願いします！」

智紀「・・・」ペコ

煌「すばらです！」

未春（よし張った！リーチして裏が乗れば高目だけど、慎重に・・・）

煌「・・・」

智紀「・・・」ﾀﾝ

煌「それポン！」ﾀﾀﾝ

智紀「・・・」ﾀﾝ

未春「！・・・ロン！６４００」

智紀「はい」ﾁｬﾗ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
未春「（張った！ダマでも良さそうだけど今度はリーチしよう）リーチ！」

煌「うぅん・・・」ﾁﾗｯ

智紀「・・・」

佳織「えぇと・・・えぇと・・・」

煌「・・・」ﾀﾝ

智紀「ロン３９００」

煌「はい」ﾁｬﾗ

未春（あぁ・・・リーチ棒が・・・）

佳織「えぇっと・・・リーチです！」

煌「うぅ〜ん」ﾀﾝ

未春（親リーかぁ。この人、見た感じ素人だし。たぶん大丈夫）ﾀﾝ

智紀「・・・」ﾀﾝ

佳織「あ！ツモです」ﾊﾞﾗﾗﾗﾗﾗﾗ

東東南南西西北北白白發發中中

佳織「えぇっと七対子だから・・・」

煌「そ、それは字一色・・・１６０００オールですよ」

未春（うそー！）

智紀「」ｱｾﾞﾝ

実況「次鋒戦終了です。鶴賀の妹尾が役満を和了したのは驚愕でしたね」

戒能「かなりのラック。とんでもない豪運です。一方他家から上手くかわしつつ点数を稼いでいた清澄の花田さんも良かったと思います」

1位：　鶴賀　妹尾　佳織１２９５００

2位：　清澄　花田　　煌　９８２００

3位：　風越　吉留　未春　９１７００

4位：龍門渕　沢村　智紀　８０６００

未春「すみませんキャプテン！せっかく稼いでくれた点が」

福路「大丈夫よ吉留さん。文堂さん、今朝に話した対策を落ち着いて思い出しながら打てば中堅戦は大丈夫よ」

文堂「は、はい！」

福路「とくに清澄の上埜さん。彼女には気をつけてね」

実況「中堅戦の開始です。強豪二校がまくられるという怒涛の展開、残る二校はこのまま逃げ切れるのか注目ですね」

久（点差があるわね。まくれなかったとしても、次の和が楽できるくらいには稼がなっくちゃね）

蒲原（佳織が思いのほか活躍してトップになったけど、この状況じゃ最下位に落ちた龍門渕が怖いな。
　　　今朝までのミーティング通り私達が劣勢なら風越を撃ち落とすつもりだったけど・・・）

文堂（風越が3位のいま積極的に稼いでいきたいけど、この面子では難しい。キャプテンの指示通りここは堅実に）

一（最下位になって落ち込んでいるトモキーの為にも僕で挽回しておきたい。それに透華の機嫌が悪くなるのも嫌だから）

しえ

久「・・・」ﾆﾔﾘ

バシュッ！　タン　バラララララララ

久「ツモ　２０００・４０００」

一（マナー悪いなぁ）

蒲原「ワハハ。凄いあがりかただな」

文堂（地獄単騎待ち！？やっぱりキャプテンの言った通りだ）

一「ツモ　６２００オール」

久（ダマハネ！最下位で始まったのならリーチかけて高目狙うものだと思うけど、油断ならないわね。
　　それにしてもよく誰も振り込まなかったわね。鶴賀の人は放銃しそうな感じしてたんだけど）

蒲原（なんか失礼なこと言われた気がするぞ）ﾜﾊﾊ

久「テンパイ」

文堂「ノーテン」

一「ノーテン」

蒲原「テンパイ」

久（私のあがり牌を抑えてテンパイですって！？）

蒲原（危なかった。ゆみちんのおかげだな。テンパイできてたのは運が良かっただけだけど）

久（まったく思いの通りにいかないわね。県予選でこうだと全国じゃどうなのかしら？）

久（楽しくて仕方がないじゃない！）

実況「中堅戦終了です」

1位：　鶴賀　蒲原　智美１１３２００

2位：龍門渕　国広　　一　９９７００

3位：　清澄　上埜　　久　９３９００

4位：　風越　文堂　星夏　９３２００

実況「鶴賀は失点したもののトップを維持。残る三校は横並びとなっています」

戒能「この中堅戦、高めに振込みはなくほとんどがツモ上がり。一見地味に見える試合でしたが、この四人はかなりナーブをすり減らしたでしょうね」

蒲原「ワハハ。悪いな、点数を減らしてしまったぞ」ｼｮﾝﾎﾞﾘ

加治木「問題ない。あの面子で一度の振込みなしでトップのままだ。上出来すぎる」

モモ「さてと、それじゃあ私の出番っすかね〜」

文堂「すいません！最下位に・・・」

福路「でも収支はプラスよ。上埜さん対策もしっかりできていたし、それにこの点差なら十分逆転できるわ」

文堂「はい。キャプテンのおかげです」

文堂（そう、朝から“4時間”あの清澄の中堅の人の対策を延々と続けて聞いたおかげで対策は十分すぎるほどだった。
　　　しかもキャプテンはそれでも語り足りないといった感じの様子だったし・・・。
　　　いったいキャプテンはあの人とどんな因縁があるのか・・・）

福路「フフフ・・・」ﾆｺﾆｺ

文堂さんがんばったな
そもそも情報があればこんなもんか？

実況「さて副将戦はいよいよ全中チャンピオンの原村和が出てきます。一人だけ一年生という状況でどう立ち回るのか」

戒能（ホワット？一年生はもう一人いるはず・・・）

モモ「原村和！きさま！見えているなッ！」

和「S・O・A！」

透華「目立てていませんわ！」

深堀「私だけ・・・焼き鳥」

1位：　鶴賀　東横　桃子１２０４００

2位：　清澄　原村　　和　９８５００

3位：　風越　深堀　純代　９０８００

4位：龍門渕　龍門渕透華　９０３００

実況「いよいよ大将戦に突入します」

戒能（まるで副将戦が見えていなかったような振る舞い・・・）

加治木「よくやったモモ。あとは任せろ」

モモ「先輩ファイトっす！」

池田「1位とは約３００００点差か・・・楽勝だし！」

福路「頑張ってね、華菜」

透華「くぅ〜・・・龍門渕が最下位だなんて！」

衣「なに、どうせ最後は衣たちが勝つのだ」

久「照、初めての団体戦決勝ね。緊張してる？」

照「大丈夫。あとは私が優勝を決めてくるから」ｺﾞｯ

煌「すばらっ」

優希「頼もしいじぇ」

和「任せました」

京太郎「姉ちゃんならいけるよ」

照「うん、行ってくる」

京太郎「姉ちゃん！そっち逆方向！」

照「はう！」

京太郎「姉ちゃん」

・・・は？

実況「さて注目の大将戦です。昨年のインターハイチャンピオンの宮永照。
　　　そして同じく昨年のインターハイで最多得点の記録を出し、MVPに選ばれた天江衣。
　　　両者の点数に大きな差はありません。はたしてどちらが勝つか」

戒能「二人とも“牌に愛された子”と称されています。国内の高校生でもワンハンドで数えられるほどの猛者がこの場に二人も！
　　　心配なのは二人のオーラがまわりにデンジャーを加えないかがですね。今のうちに機械の整備準備をしたほうがベターです」

池田「去年の雪辱を晴らさせてもらうし！」ﾆｬ~

衣「去年とは・・・違う」ｺﾞｯ

加治木（まだ試合でもないのにこのオーラ。逃げ切れるか！？）

衣「宮永照はまだ来ていないのか？」ｷｮﾛｷｮﾛ

京太郎「お待たせしました」

照「ありがとう京ちゃん」

加治木（まさか・・・迷っていた？）

池田（ハハ・・・そんな高校3年にもなって迷子なんて）

実況「大将戦の開始です！」

加治木（宮永も天江も最初は様子見をする。だが、宮永は最初の東一局のみ。
　　　　この東一局で風越よりはやくかつ高い点で和了っておきたい）

池田「リーチだし！」

加治木（三順目で！？はやい！）

衣「ほう・・・」

加治木（なんとか追いつけないか・・・）ﾀﾝ

池田「ツモ！リーチ一発ツモ三色ドラ２、裏は・・・一つで４０００・８０００」

実況「風越池田、初っ端からの倍満です！」

戒能「最初に高得点を出せたのは良いですね。しかし次からは・・・」

照「・・・」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ズズズズズ・・・ズゴォ！

加治木（なんだ！？）

衣（これが噂に聞く・・・）

池田「？」

照「・・・」

加治木（今の感覚、宮永が最初の一局を様子見するというが・・・まるで全てを見透かされたような）

池田（倍満で和了れた。普通ならここから調子が良くなるところだけど、全国でも指折りの魔物の中の魔物。それが二人もいる！そしていよいよ始まるぞ）

照「ツモ。３００・５００」ｷﾞｭﾙ

照「ツモ。５００・１０００」ｷﾞｭﾙﾙ

照「ロン。２９００」ｷﾞｭﾙﾙﾙ

照「ツモ。１７００オール」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

池田（四連続和了・・・）

加治木（この半荘は宮永がラス親になる。これ以上打点が高くならぬうちに止めなければ！）

衣「ふっ」

加治田「「！？」」

衣「面白い打ち方だが、そろそろ飽きた」

照「・・・・・・」

池田（天江衣！）ﾀﾝ

加治木（とうとう動くか！？）ﾀﾝ

衣「ポン！」ﾀﾀﾝ

純「くるか？衣お得意の・・・」

一「海底撈月！」

照『ツモ。２８００オール』ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ

透華「あら？」

智紀「・・・」ﾎﾟｶｰﾝ

池田（天江よりはやく和了した・・・）

加治木（インターハイチャンピオンは伊達ではないな。現時点で最も支配力が高いのか？）

衣「ぬぬ〜！」

実況「宮永の連続和了が続きますね」

戒能「団体戦は個人戦より持ち点が多いです。去年はすぐに他家をハコにしてしまうので、
　　　高い打点での和了はあまり見られませんでしたね」

京太郎「これで五連荘」

優希「絶好調だじょ」

久「流石の天江衣も照には敵わないのかしら？」

煌「しかしこのままではすみそうにないですよ」

衣『ツモ！２３００・４３００！』

一「普通に和了ったね」

純「なりふりかまってられねぇって事だな」

智紀「ようやく南入」

加治木（やっと宮永の親番が流れたか）

池田（最初に和了できたっきりだし、勝てるのかな？・・・はっ！？いやいや弱気になっちゃダメだし！
　　　去年の県予選決勝で負けたあとから続けてきた特訓を思い出すし！）

〜〜〜1年前〜〜〜

久保『池田ぁ！今日から特訓だぁ！来年に全国出場はたすために打って打って打ちまくるぞぁ！』

藤田『半荘トップでカツ丼一杯、この小娘から直撃とればその度に一杯。約束は守れよ』

久保『福路ぃ！お前も池田を狙い撃ちしていけぇ！情けは無用だぁ！』

福路『ごめんなさい華菜。でも私は信じているわ、きっとあなたは強くなってくれるって』

池田『あ・・・あのキャプテンの目・・・ペットショップの老描でもみるかのように冷たい目だ・・・残酷な目だ・・・
　　　「かわいそうだけど　あしたの朝には保健所に連れて行かれる運命なのね」ってかんじの！』

久保『一秒間に　10回のツモ切りができるようになれ！！』

藤田『つぎは１０連荘振込みつづけて　１０連荘和了しつづけろッ　それができたら首輪に鈴をつけてやる』

�C

加治木（風越の目に光が戻った。この時点では誰も負ける気など無いわけだな。面白い！
　　　　せっかく決勝まで勝ち進んだのだ。全国への切符を手にするのは我ら鶴賀だ！）

池田（よし張った！この手なら裏がなくても跳満もいける）

衣（ふん。風越のやつが張ったみたいだな・・・）

加治木（こちらも張った。だが自分でツモらなければ役にはならないな）

衣（さっきは海底牌をツモる前に和了られたが今はそういかないだろう！活目するがいい！）ｺﾞｯ

池田（うぅ・・・海底まで来たし）

衣（ふふふ。来たぞ〜衣の海底牌だ！）

照「・・・・・・」

衣「あれ？・・・あれれ？・・・くぅ〜」ﾄﾝｯ

加治木「ロン！河底ドラ４。８０００だ」

衣「うぅ〜・・・」ｸﾞﾇﾇ

純「どうなってんだこれは？」

一「衣の支配が・・・通じていない？」

智紀「異常」

透華「くぅ〜・・・し、しかし衣ならこのくらいのピンチは乗り越えられますわ！」

実況「前半戦終了です」

1位：　清澄　宮永　　照１１２７００

2位：　風越　池田　華菜１０７１００

3位：龍門渕　天江　　衣　９１９００

4位：　鶴賀　加治木ゆみ　８８３００

加治木「ふぅ〜・・・」

加治木（せっかく皆が頑張ってくれたのに、前半戦だけで最下位にまで落ちてしまったか。
　　　　情けないな・・・。だが、まだ終わりではない！）

衣「ぐぅ〜。衣が3位とは・・・だがさきほどのようにはいかないぞ！
　　日は没した。奴らの命も没するときよ！」ｺﾞｯ

�C

福路「華菜」

池田「ふにゃぁ！」

福路「ごめんなさい。驚かせてしまったわね」

池田「い、いえ。前半戦は何とか2位にまで上げましたけど、
　　　どの高校も優勝できる範囲です。油断はできません」

福路「そうね。魔物を二人も相手にして健闘しているわ。あなたの言うとおり
　　　後半戦は全員死にもの狂いで点を稼ぎにくる。このままだと・・・」

池田「うぅ・・・キャプテン。私はどうすれば」

福路「心配しないで華菜。あなたの力はまだまだあんなものではないもの。
　　　ねぇ華菜・・・私の目を見てちょうだい・・・」ｶｯ

池田「え？・・・キャプ・・・テン・・・ふにゃぁ・・・」ｳﾂﾗｳﾂﾗ

福路「そう・・・リラックスして・・・ふふふ」

ピ！ガチャン！

照「・・・・・・」ｺﾞｸｺﾞｸ

戒能「またそんなスウィートなものを」

照「！・・・戒能先輩。お久しぶりです」ﾉﾐﾎｼﾀ

戒能「ハロー宮永さん。ますますストロングになりましたね。オーラを見ればわかります」

照「はい、先輩の言いつけどおり“纏”と“練”と“プリン”を毎日しています」ﾑﾌｰ

戒能（プリンは言ってないのですが・・・）

戒能「それで、優勝はできそうですか？」

照「わかりません。だから後半戦はもう一度鏡を使って見るつもりです」

戒能「賢明ですね。しかし県予選であなたが苦戦するのは珍しい。
　　　急遽入ったワークでしたが、いろいろと収穫があって嬉しいですよ。
　　　宮永さん、あなたの事も含めて」ﾌﾌ

照「？」

照『戒能先輩！もう一度お願いします！次は負けません』ﾑｯｷｰ

戒能「立場上ひいきできませんが、頑張って下さい」ｸﾙｯ

照「待ってください」ﾃｦﾂｶﾑ

戒能「ホワット？まだなにか？」

照「会場まで連れて行ってください・・・」ｺｺﾄﾞｺﾀﾞﾛ?

戒能「Oh・・・」
・
・
・
照「・・・・・・」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

加治木「・・・ふぅ」

衣「ふん」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

池田「頑張るし！」ﾌﾝｽ!

実況「選手が再び集まりました。いよいよ県代表を決める最後の試合が始まります」

戒能「高火力を持つ選手がいますから、いつリバースが起きても不思議ではありませんね」

�C

衣「前半戦のようにはいかないぞ有象無象共！くらえ！一向聴地獄の海を！」ｺﾞｺﾞｺﾞ

池田「溺れる！」ｺﾞﾎﾞﾎﾞ

加治木「手が進まない！」ｶﾞﾊﾞﾊﾞ

衣「フハハ！満月の衣が本気を出せばこんなものよ」

照「ロン。１０００」

衣「なにぃ！？」

池田（うそぉ！？この支配下で和了できるのか！）

加治木（天江の支配力は前半よりあきらかに強くなっている！にもかかわらず、なぜ宮永は！？）

衣「貴様！なぜ溺れない！？」

照「え？」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

「「「・・・・・・」」」

（（（竜巻で海を吹き飛ばしてるー！！）））

おもろい

純「マジかよ？満月の衣の支配を上回っていやがる」

一「衣・・・負けちゃうのかな？」

智紀「・・・・・・」

透華「甘く見ていましたわ。チャンピオンを・・・いえ、この国の雀士たちを」

一「透華・・・」

透華「去年のインターハイ準決勝、副将戦では他家を飛ばされわたくしたちは敗退。
　　　衣が戦わずして負けた事にどこか安堵していたのかもしれませんわ。
　　　衣は・・・もっと早く敗北を知っておくべきでしたのよ」

智紀「まだ遅くない」

一「うん、そうだね。僕達は2年生だよ。来年またチャンスがあるよ」

純「つーか、まだ試合終わってねぇよ！反省会は衣が帰ってきてからしようぜ」

透華「えぇ・・・そうでしたわね。信じて待ちましょう！衣の勝利を！」

未春「まだ2位だけど、華菜ちゃんは大丈夫でしょうか、キャプテン？」

福路「そうね・・・“間に合う”といいのだけれど」

久保（福路？いったい何を企んでいる・・・）

照「ツモ。１０００・２０００」

衣「うぅ〜・・・」

池田「―――」ｺﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞﾎﾞ

加治木（まずいな。次は宮永の親番！前半戦と同じくラス親のかたちになっている。
　　　　そのうえ一向聴から手が進めないこの状況を打破しなければならない。
　　　　このまま宮永と天江に場を支配されては・・・我らに勝利はない！どうする！？）

衣（こ、こんな事が・・・満月の力を持ってしても思うように場を支配できない。
　　おのれ清澄！猪口才な！衣の支配がお前に効かぬのならそれでも良い。
　　お前以外の牌を支配すればそれで事足りるものよ！）ｺﾞｺﾞｯ

衣「リーチ！」

透華「どうやら衣の支配が勝ったようですわね」

智紀「もうすぐ海底牌をツモる」

純「しかし衣のやつ焦って場の空気を見逃さなければいいけどな」

一「海底牌じゃなくて自分の足を掬われるって事？シャレにならないよ・・・」

衣（さぁ来い！衣の和了り牌！）ｽﾁｬ

衣「・・・・・・」ｼｮﾎﾞｰﾝ

智紀「海底不発」

透華「しかも宮永照の和了り牌ですわ！」

純「魚に横取りされちまったか。衣のやつ悔しいだろうな」

一（あれ？この状況ってたしか・・・）

衣「くぅ〜・・・」ﾀﾝ

照「ロｎ・・・」

加治木「ロン！悪いな・・・頭ハネだ。１６０００」

「「！？」」

衣（こ・・・こいつ！）

加治木（そう・・・前半戦も私は天江から和了る事ができたんだ。今回と同じ河底で！）

加治木「どんなに場を海で沈めようとも・・・このカジキ(魚)には通用しなかったようだな！」ﾄﾞﾔｧ

「「「・・・・・・」」」

（（（ダジャレ！？）））

佳織「え？どういう意味ですか？」ﾜｶﾗﾅｲ

睦月「う・・・うむ！」ﾌﾚﾅｲﾃﾞｵｺｳ

智美「というか、ゆみちんって」

モモ「えぇ・・・・・・。カナヅチっすよね」

加治木「・・・・・・」ｷﾘｯ

照（鶴賀の加治木さん・・・オーラが体にとどまっている。
　　天江さんがムキになって強くした場の支配が洗礼になって、
　　加治木さんの精孔が開いたんだ。対局中に雀士が念に目覚めるケースは聞いた事あるけど、
　　実際に見るのは初めて。しかも“2人”も）

池田「・・・・・・」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

久保「池田ぁ！あいついつの間に念が！」ｶﾞﾀｯ

福路「間にあって良かったわ」ﾎｯ

久保「！？おい福路。後半戦が始まる前に池田に何かしたのか？」

福路「思い出せるようにしただけですよ。華菜に自分の力が何なのかを」

未春「あれ？そういえば華菜ちゃんって自覚は無かったけど念使えてましたよね？どうして今までオーラが？」

久保「あいつは去年、天江との戦いで深いダメージを負った。
　　　それからほぼ“絶”に近い状態で体を癒していたんだ。池田自身は無自覚だったがな」

福路「十分回復していたのは、私の“目”でわかりました。
　　　それに勿体無いじゃないですか。せっかく力があるのに使わないままだなんて」

未春「本当だ。華菜ちゃんにネコ耳と尻尾が！調子が戻ったんですね」

久保（池田ぁ・・・お前には来年だってあるんだ。無茶してまた壊れたら承知しないからな！）

実況「これは驚きました！宮永が親番で和了することなく終わりました！」

戒能「残る南場は・・・荒れますね。ディザスターのごとく！」

・・・・・・ピシィ！　ボロボロ・・・

池田（南入して華菜ちゃんの親だし！ここは当然稼ぎにいく！）

衣（こいつ・・・たしか去年の衣と戦ったと聞いたな。
　　ここまで食いついてきた上に覚醒している・・・。この局はさっさと流す！）

加治木（魔物が二人いて忘れがちだが、池田は手ごわい。
　　　　しかもこの感覚・・・まだ伸びる感じがする）

池田（よぉし、張ったぞ！）

池田「リーｃｈ・・・」

加治木「ロン！８０００！」

池田「にゃぁ・・・」ﾁｬﾗ

ハンターかよw

�C

衣（衣の親番だ♪連荘するぞぉ〜！）

池田「リーチせずにはいられないな」ｽﾁｬ

「「「！？」」」

実況「ここで風越池田がダブルリーチ！先ほどの親番でもダブリーできれば良かったのですけどねぇ」

戒能「いえ最後の親番を潰されましたが、彼女にとってはむしろブーストさせることになったようですね。
　　　逆境に強い。これは先輩の藤田プロを彷彿させるものがあります」

文堂「あぁ！見てください！池田先輩の尻尾が・・・！」

福路「・・・尻尾が二股に！？」

未春「華菜ちゃん・・・化けたわね」ﾎﾛﾘ

久保（化けるってそういう意味でかよ！）

池田「ツモ！ダブリー一発ツモ二盃口赤３裏３・・・８０００・１６０００！！」

加治木「か・・・数え役満！」

衣「う・・・衣の親が〜」ｸﾞｼｭｯ

こ　れ　は　ひ　ど　い　・・・・・・

優希「あぁー！まくられたじょ！」

久「ここで役満とは・・・痛いわね」

和「み、宮永先輩・・・」

煌「・・・ふむ。京太郎くん、照お姉さまは今どんな表情かわかりますか？」

京太郎「そうですね。今の姉ちゃんは・・・戒能先輩と打っていたときと同じ顔していますよ」

久「あら？それってつまり・・・」

京太郎「はい・・・」

「「「「「楽しんでるって事(ね)(ですね)(だじぇ)」」」」」

加治木（最後の親番。跳満をツモれば逆転して1位だが、誰も優勝を諦めてはいない！
　　　　ここは跳満といわず、役満を和了るつもりでいかせてもらう！）

衣「ツモ！８０００・１６０００！」

池田「ツモり四暗刻・・・」

透華「あんな必死になる衣は初めて見ますわ」

純「あぁ、自分のスタイルもへったくれもねぇな」

智紀「でも楽しそう」

一「うん。そして勝ちたいと思ってるんだね。今までは勝って当たり前な麻雀ばかりだったし」

照「麻雀って楽しいよね」ｺﾞｯ

衣「楽しい・・・衣も楽しいぞ！」ｺﾞｯ

加治木「あぁ・・・そして優勝も頂いて更に楽しませてもらうぞ！」ｺﾞｯ

池田「そう簡単に1位はまくらせないし！進化した華菜ちゃんを舐めるなよ！」ｺﾞｯ

実況「いよいよオーラスです。はたして代表を手にするのはどの学校なのか！？」

戒能（これは・・・予想外にデンジャラス。準備しておいた方が良さそうですね）

ピシッ　ビシッ　ボロ　ボロロ　ガラララララ

〜〜〜一週間後・東京〜〜〜

淡「見て見てカメレオン」

咲「・・・・・・淡ちゃん、おはよう」

淡「なに読んでるの？麻雀雑誌か・・・どこの？」

咲「長野だよ。お父さんが送ってきてくれたの」

淡「長野って確か・・・去年のインターハイチャンピオンがいるところだよね！？」

咲「・・・・・・うん。そう・・・だね」

淡「でも去年は別の学校が出場してて団体戦にはいなかったんだよね？今年の代表も去年と同じ学校？」

咲「ううん。龍門渕は負けちゃったみたい。代表になったのは別の学校」

淡「ふぅ〜ん・・・。ねぇちょっと雑誌見せてよ」

咲「うん、いいよ」

淡「えぇと・・・あ！チャンピオンがいる！今年は団体でも出場するんだ！
　　しかも大将！私と一緒だよ！やったぁ！チャンピオンと打てる！」

咲「うん・・・。良かったね・・・」

あわ

カオスだが悪くない

池田に猫耳と尻尾？この池田は靴下じゃなくストライカーを履いているな

淡「あぁ〜でもサキとも打ちたかったなぁ」

咲「こればかりは無理だよ。どのみち私と淡ちゃんは団体戦では打てないから」

淡「あ〜あ！こんなことならもっと早く日本に来れば良かったなぁ・・・。
　　でもまぁ、どっちにしろ私達白糸台が優勝しちゃうもんねー！」

咲「ふふふ・・・それはどうかな？優勝するのは・・・」














咲「私達、臨海女子かもしれないよ？」

カン！

乙乙

全国編は後日？

ここまで読んで下さった方々、支援してくれた方々、ありがとうございます。

自分で反省点をまとめてみます

・本編と設定の違う点を説明するパートを挟んだほうが良かったかもしれない
　（例：照と京ちゃんの関係。すばら先輩とワカメの件）

・京ちゃんが嫌いな人が思ったよりいた事（スレタイに京ちゃんのセリフも足せば気付けたかもしれない）

・話のネタに困って入れた他作品ネタを深夜のテンションで誤魔化せるとタカをくくってしまった事
　（ジョジョ。ハンターハンター。など）

・処女作品にもかかわらず無謀な冒険心で　わざわざスレの多い日に投稿してしまった事
　（スレが少なければ読んでくれる人が多かったかもしれないが、批判コメも多くなったであろう）

以上が僕の反省点です。よろしければアドバイスを頂ければ幸いです

俺は京太郎は好き

設定ってか最後の咲さん臨海女子オチは凄く良かった、続きが気になる

とうかがいきなり後悔しだしたのがアレ

まさかの臨海女子

>>90
全国編も考えてます。もしこれがまとめサイトにのったら続きを“書くかも”しれない

>>93
改めて考えてみると透華の後悔は蛇足でしたね。ありがとうございます

くさい

ちょっとだけオマケを書こうと思います

〜〜〜上埜　久・中学３年生の夏〜〜〜

福路（負けたわ。あの上埜って人、強かった・・・。また打ちたい！）

〜〜〜翌日〜〜〜

福路（上埜さんの試合は・・・不戦勝！？どうしてかしら・・・いったい何が？）

〜〜〜さらにまた翌日〜〜〜

福路「上埜さん！」

久「あら？貴女はたしか・・・」

福路「福路美穂子です。貴女の最後の試合で打った・・・」

久「そう、せっかく貴女を負かしたのに不戦勝になってしまって・・・申し訳ないわ」

福路「いったい何があったんですか？」

久「実はあの日お父さんが事故にあってね・・・重体だけど峠は越えたそうよ」

福路「ほっ・・・良かった。あ！私、お見舞いに行きます！」

久「いいわよそんな。心配してくれてありがとう」

福路「い・・・いえ///」ﾃﾚﾃﾚ

福路「ところで上埜さんは高校はどこに進学しますか！？」

久「そうねぇ・・・今のところ決まっていないわね」

福路「私・・・風越を受験します！もし・・・よろしければ・・・上埜さんも一緒にどうですか！？」

久「いいわね風越。県内じゃ名門で全国の常連校よね。そうね、考えておくわ」

福路「！」ﾊﾟｧｱｱｱｱ

でも、上埜さんが風越に来ることはなかった・・・私は必死になって上埜さんを探し、ようやく見つけた
上埜さんと一緒にいたのは、当時はまだ無名だった宮永照だった

福路「そんな・・・上埜さん・・・どうして？」

照「久・・・知り合い？」

久「あなた！・・・そうだったわ。貴女に言っておくべきだったわね。私、清澄に入学したのよ」

福路「・・・なぜですか？」

久「この子は宮永照。実はルーフトップで一緒に打ったんだけど、凄く強くてね！私、この子と一緒に全国目指して麻雀がしたかったのよ」

福路「それなら、その方も一緒に風越に来れば・・・」

照「風越は女子高。女子高には京ちゃんが来れない」

久「そういうわけなのよ。ごめんなさいね・・・もっと早く言えばよかったわね」

これはキャップが病気になりますわ

福路「いえ・・・気になさらないでください・・・それでは私はこれで・・・」ﾌﾗﾌﾗ

久「必ず大会に出場してみせるわ！また一緒に打ちましょう！」

照「久、お腹すいた。早く帰ろう」ｸﾞｩｳｳｳｳ

久「そうね。今日も須賀くんがご飯作ってくれるのかしら？」

照「うん、味はまだ微妙だけど。でもお菓子は美味しい」

久「アハハ！はっきり言うわね」

照「少しずつ美味くなってきてるよ。麻雀も同じように」

久「そりゃあ毎日あなたと打っていれば嫌でも上達するでしょうね」ｹﾗｹﾗ

それから私は一年生ながら風越のレギュラーを勝ち取り、夏の県予選に出場した
けど清澄はその年は団体にも個人にも出場しなかった・・・次の年には出場したけど
結局、彼女とは運悪く一緒に対局することができなくて、その年も何も話せずに終わった

もいっこカン！

照のいない白糸台なんて大将に回る前に飛ぶ可能性すらある

テンション上がってきたので、もうひとつ

〜〜〜染谷係長、栄転する！の巻き〜〜〜

久「お父さん、具合は良くなってきたみたいね」

上埜父「あぁ、だが仕事に復帰するのはまだ先になりそうだ」

コンコン！シツレイシマス！ガラ！

？？「上埜課長、無事でなによりです」

煌「お邪魔します」ｽﾊﾞﾗｯ!

父上「花田くん、わざわざ来てくれてありがとう。久、席を外してもらってもいいかな？」

久「仕事の話ね、わかったわ。今日は帰るわね」

煌「来たばかりで何ですけど、私も外れましょう」ｽﾊﾞﾗｯ!

久「・・・ねぇ良かったら少しお話しない？」

煌「えぇ私でよければ」ｽﾊﾞﾗｯ!

父上「私が福岡に転勤する話は知っていたね？」

花田「えぇ。しかし課長がしばらく入院するのであれば代理を立てなければなりません」

父上「人事部は君を福岡に行かせるように言うだろう。だが、私は染谷くんを推薦したい」

花田「染谷ですか・・・わかりました。その件、私から染谷に伝えます」

父上「いいのか？この話をしたのは君に気を悪くしてもらわない為だけだったのだが」

花田「お心遣い感謝いたします。私も染谷が適任ではないかと思っていましたので、ですから私から伝えさせてください」

父上「そうか・・・すまないな」

こうして染谷係長は福岡支社に課長として栄転した。
彼が家族と副業で営業してた喫茶店は転勤にともない閉店
染谷一家は福岡へと引っ越したのであった

もいっこカン！

まこはどこでもしっかりやっていけそうな感じが

ほしえ

保守

さるったらしいのでしえん

保守

ほしえ

４

テスト

みなさま保守していただき、ありがとうございます。では続きを書きます

〜〜〜須賀京太郎・中学１年生の冬〜〜〜

京太郎「二人とも・・・炊事に洗濯もできないんですか？」

父永「せ・・・洗濯くらいなら・・・できますよ」ｱﾊﾊ

照「ご飯は残さず・・・食べます」ｷﾘｯ

京太郎「・・・・・・」

〜〜〜須賀京太郎・中学２年生の春〜〜〜

京太郎「おはようございます。今日から高校生ですね、お姉さん」

照「うん、そして久と一緒に麻雀で全国目指す！」ﾌﾝｽ!

京太郎「・・・・・・」

照「・・・・・・」

京太郎「・・・・・・清澄まで送りましょうか？」

照「お願いします」ｼｮﾎﾞﾝ

〜〜〜須賀京太郎・中学3年生の秋〜〜〜

照「京ちゃん、プリンまだ？」

久「私には緑茶をお願いね〜♪しっぶぅ〜いやつ」

煌「お姉さま方、京太郎くんは受験生ですよ？清澄に入学していただくためにも勉強してもらわねばなりません」

久「なに言ってるのよ？清澄は偏差値低くて県内でも受かりやすいんだから。遊んでいたって合格できるわ！」ｹﾗｹﾗｹﾗ

煌「そういう問題ではございません！例え中卒になろうとも教養を怠るなど言語道断！」

京太郎「う・・・花田先輩」ｶﾝｹﾞｷ

久「京ちゃんの料理の腕が上達してるのは貴女も実感してるはずでしょ？
　　食べたくないのかしら？更に美味しくなった京ちゃんの手料理」

煌「・・・・・・」ｼﾞｭﾙﾘ

京太郎「ちょっと？」

ふんふむ

福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

〜〜〜須賀京太郎・中学3年生の冬〜〜〜

久「推薦がとれて良かったわね、京ちゃん♪」

煌「１年生のときから照お姉さまのお世話をしていたらしいですからね。良い内申がとれたのも納得です」ｽﾊﾞﾗｯ

照「私のおかげ」ﾄﾞﾔｯ

京太郎「あぁ〜俺以外に新入部員がいなかったら引き続きこの“二人”の世話なのか・・・」

煌「安心してください。私の中学時代の後輩が二人も入部前提で進学してくる予定ですよ」

久「良かったわね京ちゃん。雑用分担してもらえるかもしれないわね♪」

煌（・・・約一名、あまり期待できない子がいるのは伏せておくべきでしょうか？）

優希「ぶえっくしゅ！」ﾊﾅﾐｽﾞﾀﾗﾘ

和「風邪ですか？ＳＯＡ」ﾅﾝﾄｶﾊｶｾﾞﾋｷﾏｾﾝｼ

優希「いや！美味しいタコスが喰える予感だじぇ！」

京太郎「何故だろう？世話するのは姉ちゃんたちだけにならない気がする」ｼﾞﾌﾞﾝﾉﾁｮｯｶﾝｦｼﾝｼﾞﾃ〜

煌（この子、勘が鋭くなってきてますね）ｽﾊﾞﾗｯ

最後にカン！スーカンツ！

乙！
長丁場お疲れ様なのよー

最後に灼めて、保守をしていただいた方々ありがとうございます

いちおう長野編はこれで終了です。今日、透華したＳＳはオマケ以外は書き溜めでした

全国編も決勝戦まで大筋は決まっていますが、また投稿するなら書き溜めしてからにするつもりです

投稿するとしたら次のヤングガンガンのネタバレが出ないうちに、になると思います
（内容を読んだらイメージが変わるかもしれないので）

批判のコメントは覚悟の上でしたが、正直メゲるわ・・・・・・

しかしコメントしていただけるうちは花だと思いました

それでは、ここまで読んで下さった全ての読者に“槓”謝を！

また新しい後書きコピペが誕生したか

ふんふむ
　　　　ふ
　　　ん
　　ふ
　む　　　　　　む
ふんふむふんふ

これで真面目に書いてたんだ
冗談だよね？
まあコピペは頂いていく

この京久照は可能性を感じる
出来る弟、出来ない振りする次女、駄目な長女

衣は(原作より)早いうちにやられたから後半は楽しい麻雀が出来たようだ

絶許コピペ誕生の瞬間であった

>>122
ねえよ
次回は速報に引っ込め
しね

次は速報でやってマジで
くせぇ

速報でやれ
死ね

やっぱ咲SSはあとがきにパンチが足りないよ
でも晒しage

くせぇ流れだな

読まなきゃよかったわ

また速報速報うるさいキチガイがわいてきたな

死ね京豚

京太郎厨は臭い

絶滅に許

流石にこれは擁護不可

京アゲするならよそいけや

京太郎は別にいいけど
後書きはこの前のあれ見てからそれ自体が許されないものに思える