1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
頼んだ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:38:34.16 ID:JFwGLhNg0
碇「お前にはまだ早い!!」
綾波「そんなぁ・・・」
4 :
光宙:2012/11/27(火) 18:39:57.08 ID:1W+vyB7d0
シンジ「綾波…ケータイじゃなくてスマホな」
綾波「シンジ君///」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:40:24.43 ID:W+2XL5080
「パターンブルー碇シンジです!」
「遮断しろ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:40:55.95 ID:SFZtzbYA0
ゲンドウ「問題ない。私にはこのポケベルがある」
レイ「………」
的なものかと
ゲンドウ「……断る」
綾波「……分かりました」
冬月「待ちなさい、レイ。……碇、お前もだ」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:42:04.30 ID:76AvQhaB0
はよ
綾波「あ、碇くん」
シンジ「おはよ綾波」
綾波「・・・・あの碇くんは 携帯 持ってる?」
シンジ「うん持ってるよ 最近新しいのに替えたんだ」
綾波「そう・・・ 私も 持ってるの」
シンジ「えっ? 綾波が携帯を?」
綾波「おかしい?」
シンジ「いや別におかしくはないけど・・・ 何に使うのかなって」
綾波「・・・・・」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:43:57.97 ID:O9odUWLJ0
ポカポカしてる綾波ですかそうですが支援
ゲンドウ「……なんだ」
冬月「なぜ、即座に断る。レイ、お前も諦めが早すぎる」
綾波「……」
ゲンドウ「しかし」
冬月「まぁ待て。まずはレイの言い分を聞いてからでもいいのではないか」
ゲンドウ「……」
冬月「良き上司とは、部下の言うことに耳を傾けるものだ」
ゲンドウ「……」
冬月「これはなにも上司と部下の関係に限ったことではなく、親と子でもだな」
ゲンドウ「……よかろう、レイ、お前の話を聞こう」
冬月「うむ」
委員長「碇君って、女心全然分からないのね」
トウジ「センセはそういうとこはからっきしやからのぉ」
委員長(アンタもよ・・・もう)
ケンスケ「・・・・・」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:46:03.73 ID:BSKtgZHK0
冬月先生が唯一の常識人
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:47:22.30 ID:iyev3JYI0
そらデコも広がるわ…
綾波「……」
冬月「レイ、なぜ携帯電話を欲しいと思ったのか、正直に話してみなさい」
綾波「……」
綾波「……みんなが、持っているから」
ゲンドウ「……理由が弱いな」
冬月「ふむ……まぁそれはたしかに」
綾波「……」
冬月「その、みんなとは、具体的に言うと誰なのだ」
綾波「……」
綾波「クラスの人、NERVの人、弐号機の人」
綾波「……それと」
冬月「それと?」
綾波「……碇、君が」
冬月「……」
綾波「……」
ゲンドウ「……」
冬月「なるほど」
ゲンドウ「却下だ」
冬月「待て、碇」
綾波「わかりました」
冬月「レイ、お前もだ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:50:30.80 ID:G76OAsry0
最近冬月の株がぐんぐん上昇してるな
冬月「本当に欲しいと思ったのなら、ちゃんと主張しなさい」
綾波「……」
冬月「……碇」
ゲンドウ「……なんだ」
冬月「今度は、お前がなぜレイの希望を無下にするのかを聞こうか」
ゲンドウ「……」
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「碇」
ゲンドウ「……中学生、だからだ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:54:02.97 ID:O9odUWLJ0
心配性のパパwww
冬月「ふむ……しかし、クラスメイトは皆、持っているのだろう?」
綾波「はい」
冬月「碇、お前の息子だって持っている」
ゲンドウ「……」
冬月「時代は今、そういうものなのだよ。中学生だから、というのは理由にならんな」
ゲンドウ「……」
綾波「……」
ゲンドウ「……よそはよそ、うちはうち……」
冬月「碇」
ゲンドウ「……」
冬月「……」
ゲンドウ「……写真を、撮るだろう」
冬月「写真?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:55:47.14 ID:3wy/0QgX0
エロサイト遮断マダー?
冬月「写メール、というやつか。別にいいだろう、それくらい」
ゲンドウ「……普通のものではない」
冬月「普通のものではない写メールとはなんだ」
ゲンドウ「……」
冬月「……」
ゲンドウ「……いかがわしいものだ」
冬月「なるほど、自画撮りの猥褻画像の心配をしているのか」
ゲンドウ「ああ」
綾波「……」
23 :
忍法帖【Lv=39,xxxPT】(1+0:15) :2012/11/27(火) 18:58:29.23 ID:lMUAIxWJ0
ワロタ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 18:59:00.13 ID:u0P8lGIh0
このロリコン親父が!!
冬月「しかしだな。レイがそのような画像を撮ると思うか?」
ゲンドウ「……若気の至り、というものもある」
冬月「なるほど。レイ、そのようなことはしないと誓えるか」
綾波「……」
冬月「レイ?」
綾波「自画撮りの猥褻画像、とはなんですか」
冬月「……」
綾波「……」
冬月「自らの裸体を、携帯電話に付属されたカメラで収めることだ」
綾波「……」
冬月「レイ?」
26 :
忍法帖【Lv=17,xxxPT】(1+0:15) :2012/11/27(火) 19:01:54.94 ID:UsmgiFj20
うひょー
綾波「その行為によって、私はなんらかの利益を得ることがありますか」
冬月「……お前は知らんが、性的興奮を覚える輩はいるようだな」
綾波「……」
冬月「……」
綾波「私は、自画撮りの猥褻画像を、携帯電話に付属されたカメラで収めないことを誓えます」
冬月「だそうだが?」
ゲンドウ「……レイにその気はなくても、周囲の人間は分からない」
冬月「周囲の人間……?」
ゲンドウ「……猥褻画像を送れ、と懇願してくる人間がいるかもしれない」
冬月「いないだろう。それにレイはお前の息子と……」
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「まさか、碇。お前、ユイ君に―――」
ゲンドウ「レイ」
綾波「はい」
ゲンドウ「携帯電話の購入を許可しよう」
綾波「ありがとうございます」
ゲンドウ「職員の者を手配する。ショップへ同行させろ」
綾波「わかりました。失礼します」
今のところつまらん
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:05:10.48 ID:1dSFWK1F0
もちろん綾波は誓いを破って撮影した猥褻画像をシンジに送りますよね?
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:05:37.48 ID:bAcsChiP0
マダオオオオオオオオオオオオオオオオオ
ユイに命令したことがあるんですね わかります
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:06:25.72 ID:BSKtgZHK0
冬月先生って人格者だし理知的だしNTR耐性もあるしかっこいいよな
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「なぜ突然、購入を許可した」
ゲンドウ「……メリットがあると考えたからだ」
冬月「というと?」
ゲンドウ「定時連絡、緊急連絡時の使用。GPSによる場所把握などだ」
冬月「なるほど。それ故に携帯電話を持たせる親も多いと聞くから納得だ」
ゲンドウ「ああ……」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:07:20.07 ID:x3JzgV6a0
逆にユイさんに命令されたのかもしれん
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:07:49.83 ID:G76OAsry0
飛角金銀桂香抜きで構わん(キリッ
に濡れた
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:09:06.92 ID:O9odUWLJ0
この司令はだめな方
冬月「碇」
ゲンドウ「……なんだ」
冬月「その理由でレイに購入を許可したと、神に誓って言えるか?」
ゲンドウ「……」
冬月「もしやと思うが、話を終わらせるために慌てて」
ゲンドウ「―――私は神など認めない」
冬月「……」
ゲンドウ「……」
冬月「そうだったな」
ゲンドウ「ああ」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:09:49.63 ID:uJL+MJWR0
京大の教授なんだろ?冬月
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:10:33.53 ID:BSKtgZHK0
すごく緊迫した空気が張り詰めているはずなのに、笑いがこみ上げてくるのはどうしてだろう
綾波「碇君」
シンジ「綾波、どうかしたの?」
綾波「……NERVに行くのね」
シンジ「うん。テストがあるから。綾波もだよね」
綾波「ええ」
シンジ「それじゃ、一緒に行こうか」
綾波「ええ」
綾波「……」
シンジ「……」
こんなエバなら観てた
シンジ「でも、珍しいね」
綾波「……?」
シンジ「あっ、ほら、綾波の方からさ、話しかけてきてくれるの」
綾波「……」
シンジ「用がある時は違うけど、こういう時にって、あんまりなかったから」
綾波「……迷惑?」
シンジ「ううん! そんなことないよ! むしろ嬉しいっていうか、その」
綾波「……」
シンジ「うん……その、嬉しかったんだ」
綾波「……そう」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「碇君―――」
シンジ「綾波は―――」
綾波「……ごめんなさい」
シンジ「う、ううん! こっちこそ、ごめん……」
綾波「……」
シンジ「……」
テンポ悪いなー
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:17:13.53 ID:u0P8lGIh0
このシンジはショボくレてんの?
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:18:13.00 ID:iyev3JYI0
ぽかぽか期待
シンジ「……それで、なんだったの?」
綾波「え?」
シンジ「いや、ほら、なにか言いかけてたから」
綾波「……」
シンジ「……?」
綾波「……碇君は、なんて言おうとしたの?」
シンジ「え、僕?」
綾波「……」
シンジ「僕は、くだらないことだよ。他愛ないこと」
綾波「……」
シンジ「だからさ、綾波の話を聞かせてよ」
綾波「……駄目」
シンジ「え?」
綾波「くだらないことでも、いいの。話を聞かせて」
シンジ「綾波……」
綾波「……駄目?」
シンジ「そんなことないよ、でも、本当に大した話じゃなくてさ」
綾波「……」
シンジ「セカンドインパクトでさ、日本の気候は夏だけになったでしょ」
綾波「ええ」
シンジ「もしも冬があったなら、綾波は……なんていうか、とても、その、冬に似合いそうだなって思ったんだ」
綾波「私は、冬に似合う?」
シンジ「うん。本当に、なんとなくそう思っただけなんだけど」
綾波「……」
シンジ「ごめんね、変な話しちゃって」
綾波「いいえ。碇君の話、もっと聞きたいわ」
シンジ「……そうなの?」
綾波「ええ」
シンジ「そっか……」
綾波「……」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:23:16.72 ID:etbLMXg60
これはぶん殴りたくなるタイプのシンジくん
シンジ「それで、綾波はなんの話だったの?」
綾波「……」
シンジ「……綾波?」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……携帯」
シンジ「え?」
綾波「携帯電話を買ったの」
シンジ「へぇ、そうなんだ」
綾波「……」
シンジ「どういうのを買ったの?」
綾波「……これ」ゴソゴソ
シンジ「わっ、凄いや。最新のやつだね」
綾波「……そうなの?」
シンジ「うん、ほら、僕のやつはだいぶ古いんだ。数年前のやつだから」
綾波「……そう」
シンジ「でも、綾波が携帯電話を持つって、ちょっと意外だな」
綾波「……」
シンジ「あ、なんか失礼だったね。ごめん」
綾波「いいえ」
シンジ「でも、どうして携帯電話を買ったの?」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「綾波?」
綾波「……定時連絡」
シンジ「定時連絡?」
綾波「定時連絡をするために」
シンジ「そうなんだ。でも、定時には家に戻ってるから家電でいいんじゃないの?」
綾波「……緊急連絡も、出来るから」
シンジ「そっか。父さんたちも心配性だなぁ」
綾波「……」
冬月『レイ、お前はもしかして碇の息子のために携帯電話が欲しいのか』
綾波『……』
冬月『安心しろ。碇にはなにも言わん』
綾波『……クラスの人が、携帯電話を使って連絡を取っていると』
冬月『電話や、メールなどだな』
綾波『親密な人は、そうすると』
冬月『ふむ、まぁ今時の若いものなら当たり前のコミュニケーションだろうな』
綾波『だから、私も……』
冬月『なるほど』
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:32:27.33 ID:BSKtgZHK0
冬月先生マジいいおじいちゃん
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:32:39.34 ID:FvJppNfH0
俺の大好きな冬月が活躍して嬉しい
綾波「……」
冬月『好きにするといい』
綾波『はい、しかし……』
冬月『なんだ?』
綾波『私は、碇君の連絡先を知りません』
冬月『それは問題ない』
綾波『なぜですか』
冬月『碇の息子も、お前のことを憎からず思っている。携帯電話を買ったといえば、碇の息子の方から尋ねてくるだろう』
綾波『……』
綾波『……』
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:34:00.19 ID:u0P8lGIh0
これの相手がアスカならそろそろキレる頃合いだな
シンジ「でも、そうだね。携帯電話は便利だもんね」
綾波「……」
シンジ「最初はとっつきにくいところもあるかもしれないけど、すぐに生活の必需品になるよ」
綾波「……」
シンジ「僕も、最初は持ち歩くのも煩わしいとさえ思っていたんだけど」
綾波「……」
シンジ「今では、ないと不安になるくらいだよ」
綾波「……」
シンジ「……綾波?」
綾波「碇君」
シンジ「うん」
綾波「私、携帯電話を買ったの」
シンジ「…………うん、知ってるけど」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:37:16.71 ID:1TSMGBDk0
綾波はかわいいなあ!
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:37:42.21 ID:FvJppNfH0
読み違えたか冬月
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……碇君」
シンジ「う、うん」
綾波「私、携帯電話を買ったの」
シンジ「……知ってるよ」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……私、携帯電話を」
シンジ「―――どうしちゃったんだよ、綾波!!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:39:30.84 ID:FvJppNfH0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:40:23.39 ID:BSKtgZHK0
笑っちゃいけないのに笑ってしまうww
綾波「……」
シンジ「ど、どこか体の調子でも悪いの!?」
綾波「いいえ」
シンジ「熱があるとか」
綾波「いいえ」
シンジ「じゃあ、どうしてなんだよ!」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……私、携帯電話を」
シンジ「―――綾波ぃ!!」ガシィ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:42:07.17 ID:varKEtHZT
俺の冬月先生のためにもそろそろ察してやれ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:42:21.74 ID:flpzBFbi0
クソワロタwwwwww
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:42:31.57 ID:iyev3JYI0
シンジ察してやれよ(´・ω・`)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:43:27.44 ID:FvJppNfH0
>>67 冬月「最近レイに睨まれてる」
綾波「...」ジー
冬月「...」
アスカ「ちょ、ちょ、ちょっと往来の場でなにやってんのよバカシンジ!!」
シンジ「あ、アスカ! 助けてよ! 綾波がなんか変なんだ!!」
アスカ「はぁ!? ファーストが変なのはいつものことでしょ!?」
シンジ「そういうことじゃなくて、なんか……とにかく、変なんだ!!」
アスカ「変なのはアンタの方だと思うけど……」
綾波「……」
アスカ「で、そこんとこどうなの、ファースト」
綾波「……特に変わりないわ」
アスカ「でしょうねぇ」
綾波「……」
アスカ「あれ、その手に持ってるのってなに?」
綾波「……携帯電話。買ったの」
アスカ「へぇー。ファーストもちょっとは現代人っぽくなったじゃない!」
綾波「……」
アスカ「ま、せっかくだからこのアスカ様がアドレスの交換してあげるわ。やり方わかる?」
綾波「問題ないわ。説明書は全部読んだから」
アスカ「うげっ、あれを全部? そういうとこが変なのよねー……」
綾波「……」
アスカ「じゃあ、赤外線、ほら」
綾波「ええ」
アスカ「……」ピピッ
綾波「……」ピピッ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:46:14.06 ID:8FjZXQ5U0
シンジは鈍感だもんなぁ
アスカ「ん、よし。ちゃんと登録しておきなさいよね」
綾波「ええ」
アスカ「じゃ、私は先に行くけど、あんたたちもさっさと来なさいよ。ぱぱっと終わらせてすぐ帰りたいんだから」
綾波「ええ」
シンジ「あ、うん……」
アスカ「ふんふふーん♪」スタスタ
綾波「……」
シンジ「……」
綾波「……」
シンジ「……」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:48:24.60 ID:JRNiS+QI0
にぶちんシンジか
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:48:48.79 ID:G76OAsry0
アスカえぇ子や
シンジ「……えっと」
綾波「……」
シンジ「あ、そうだ、綾波。僕もアドレスのこうか―――」
綾波「―――かまわないわ」
シンジ「……そ、そっか。じゃあ交換しよう」
綾波「ええ」
シンジ「……」ピピッ
綾波「……」ピピッ
シンジ「うん、これで大丈夫みたいだね」
綾波「ええ」
シンジ「……綾波のアドレスが携帯にあるって、ちょっと変な気分だな」
綾波「……」
シンジ「もちろん嫌ってことじゃなくて、その」
綾波「嬉しい?」
シンジ「……そうだね。今日は嬉しいことがいっぱいみたいだ」
綾波「……そう」
シンジ「綾波は、どうかな」
綾波「……よくわからないわ」
シンジ「そっか」
綾波「ごめんなさい」
綾波「碇君」
シンジ「……?」
綾波「今日、送ってもいい?」
シンジ「え?」
綾波「メール」
シンジ「ああ、うん、全然構わないよ!」
綾波「そう」
シンジ「うん、楽しみにしてる」
綾波「……ええ」
シンジ「……」テクテク
綾波「……」テクテク
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:57:01.95 ID:FvJppNfH0
鳴らない電話
綾波「……」
綾波「……」
綾波「……碇君に、メール」
綾波「……」ピッ
綾波「……」
綾波「……碇君の、アドレス」
綾波「……」ピタ
綾波「……」
綾波「…………送る内容が、分からない」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:58:18.28 ID:varKEtHZT
冬月先生の愚痴でも書けばいい
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:58:20.95 ID:WFv8OUUE0
シンちゃんが何のきっかけも無いのに自分からアドレスを聞く筈が無い
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 19:58:33.88 ID:FvJppNfH0
空メール
綾波「……」
綾波「……」
綾波「……!」
綾波「説明書……」
綾波「……」ペラ
綾波「メール、送る内容」
綾波「……」
綾波「…………載ってない」
綾波「……」
綾波「なぜ」
綾波「……」
綾波「……不良品?」
かわええええええええ
シンジ「……そういえば綾波、後でメール送るって言ってたな……」
シンジ「……」
シンジ「……」ソワソワ
シンジ「……」
シンジ「……」
シンジ「……!!」ブルブル
シンジ「来た!」
シンジ「内容は……」
『 』
シンジ「……か、空メール?」
綾波「……!」ブルブル
綾波「……碇君から、返信」
綾波「……」ピッ
綾波「……」
『あ、綾波?』
綾波「……」
綾波「……?」
綾波「……」
綾波「返信」
『なに』
綾波「……!」ブルブル
綾波「碇君、メールを打つのが早いのね」
綾波「……」
『いや、空メールだったから』
綾波「……」
綾波「空メールとは、なに」
綾波「……」
綾波「説明書……」
綾波「……」
綾波「……載ってない」
綾波「……不良品」
『空メールとは、なに』
綾波「直接聞けば、いいのね」
綾波「……」
綾波「……」
綾波「……」
綾波「……!」ブルブル
『なにも書いてないメールのことだよ』
綾波「……そう、あれが空メール」
綾波「……」
綾波「……」
綾波「覚えたわ」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:12:12.72 ID:WFv8OUUE0
やっぱ綾波ってかわいいわ
シンジ「そっか、綾波は空メールを知らなかったんだ」
シンジ「……」
シンジ「実は嫌われてる? とか思っちゃった……」
シンジ「……」
シンジ「……!」ブルブル
シンジ「来た!」
『 』
シンジ「え」
シンジ「また……?」
シンジ「なんだろ、これ」
シンジ「嫌がらせ……な訳ないよね」
シンジ「きっと、なにか意味が……」
シンジ「でも、そんなの分からないよ」
シンジ「どうすれば……」
シンジ「……!」ブルブル
シンジ「また、綾波から……三通も?」
『 』
『 』
『 』
シンジ「なんだよ……なんなんだよ!」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:17:00.49 ID:FvJppNfH0
空メールを送ればシンジが返信をくれると思ってるのか
可愛い
『どうしちゃったんだよ、綾波!』
『なに』
『なに、じゃないよ! どうして空メールばっかり送るのさ!』
『いけない?』
『え……そ、そうだね。空メールは迷惑メールの一つだから』
『迷惑メール』
『うん』
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:18:39.89 ID:iyev3JYI0
誰かなんとかしてやってよぉ…
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:19:26.02 ID:F/OQlNZT0
どなたかアスカのアドレス教えてください
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:19:54.60 ID:xfFYisyb0
綾波ぐうかわ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:20:23.04 ID:nrDxjg4s0
アスカ辺りのを見て絵文字ゴッテゴテになる綾波も見たい
綾波「迷惑メール」
綾波「それは、説明書に載っていたはず」
綾波「……」ペラ
綾波「……迷惑メール」
綾波「……」
綾波「……それは、嫌がらせのメール」
綾波「……それは、とてもよくないこと」
綾波「……」
綾波「碇君に、迷惑をかけてしまった」
綾波「……」
『ごめんなさい』
『あ、もしかして知らなかったの? それなら別にいいんだ』
『ごめんなさい』
『うん、気にしてないから』
『ごめんなさい』
『綾波』
『ごめんなさい』
『綾波!!』
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:24:17.06 ID:BSKtgZHK0
シンちゃんの精神汚染濃度がぐんぐん上がってくな
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:24:52.73 ID:hz2SCYOH0
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:25:33.75 ID:nrDxjg4s0
シンジ君は環境次第では熱い子
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:26:03.59 ID:mAFqzL+H0
シンちゃん精神的に逝ったな
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:28:21.02 ID:G76OAsry0
シンジは明らかに周りも悪いのに全て自分のせいにされてしまう不憫な子
『なに』
『連投はよくないよ!』
『連投』
『同じ文章を何度も送ることだよ!』
『連投、覚えたわ』
『う、うん、これからは気をつけてくれると嬉しいな』
『わかった』
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:32:22.42 ID:FvJppNfH0
はよ
『携帯電話には慣れた?』
『ええ』
『そういえば、説明書も全部読んだって言ってたもんね』
『ええ』
『すごいね、僕はなにか分からない時にたまに開く程度だよ』
『そう』
『色々な機能があるでしょ?』
『ええ』
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:36:07.45 ID:varKEtHZT
まだsiriの方が情緒があるレベル
『でも、中には全く使わない機能もあるよね』
『ええ』
『その機能をなくして、もうちょっと安くしてくれればいいのにって思っちゃうんだ』
『そう』
『でも、きっと僕が使わない機能を便利に思っている人がいるんだよね』
『ええ』
『僕がそう思うからって、なくなればって考えるのは、自分勝手かな』
『わからないわ』
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:38:41.37 ID:BSKtgZHK0
漫才のネタ振り役的立ち位置のシンちゃん
『誰かにとって必要なものは、誰かにとって不必要なんだって考えると、ちょっと怖いよね』
『碇君』
『なに?』
『もう寝るから』
『あ、そうだね。もう遅いしね』
『おやすみなさい』
『おやすみ、綾波』
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:40:25.63 ID:nrDxjg4s0
この綾波はガチで何も考えてないかもしれない綾波
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:40:40.92 ID:u0P8lGIh0
よくあるカップルの男女が逆転したかのようなやり取りになってるww
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:41:30.12 ID:hAspmfuj0
これメールのやり取りちゃう
117 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:42:27.47 ID:varKEtHZT
これはシンジくん病む
シンジ「なにか失礼なこと言ったかな」
シンジ「ちょっと強めに注意しちゃったし」
シンジ「でも、綾波っていつもこんな感じな気もするし」
シンジ「……」
シンジ「うう……胸がモヤモヤする」
シンジ「……」
シンジ「明日、学校で会う綾波は普通かな」
シンジ「なにも変わってないといいけど」
シンジ「……」
シンジ「……もう寝よう」
シンジ「…………」スゥ
綾波「メール」
綾波「初めてのメール」
綾波「碇君とのメール」
綾波「……」
綾波「碇君は、嬉しい?」
綾波「……」
綾波「……私は、よくわからない」
綾波「……」
綾波「もう寝ないと」
綾波「……」
綾波「…………」
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:46:32.27 ID:+M3SSnr+0
即興とは思えないレベルだ
それに比べて
>>1ときたら
121 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:46:52.11 ID:9VneNxiJ0
メールの発言者を書かなくても完全にわかるな
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:47:15.67 ID:FvJppNfH0
シンジもレイもメアド初期の半角英数字の羅列だろ絶対
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:47:23.86 ID:0YB0x9yH0
プルルル
綾波「!」ガバッ
綾波「メール……」
綾波「……ではない」
綾波「電話」
綾波「……碇司令?」
綾波「……」ピッ
綾波「もしもし」
『…………』
綾波「碇司令ですか」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:49:15.89 ID:zNkGULZ+0
おっさんwww
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:49:34.98 ID:hz2SCYOH0
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:49:43.77 ID:+M3SSnr+0
『ああ』
綾波「なんですか」
『……』
綾波「……」
『レイ』
綾波「はい」
『携帯電話の調子はどうだ』
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:51:38.98 ID:nrDxjg4s0
レイがこんなんなのってゲンドウのコミュ障のせいな気がしてきた
綾波「好調です」
『そうか』
綾波「はい」
『……』
綾波「……」
『……シンジ』
綾波「はい」
『シンジと連絡を取り合っているのか』
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:52:42.42 ID:FvJppNfH0
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:53:14.09 ID:gksdkcNO0
レイとSiriたんのやり取りが見たい
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:54:32.52 ID:7XKpvcG1P
>>129 ゲンドウとだけは表情豊かに喋ってるシーンあるぞ
綾波「はい」
『そうか』
綾波「はい」
『……調子はどうだ?』
綾波「……」
『……』
綾波「……よく、わかりません」
『……そうか』
綾波「はい」
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:56:23.57 ID:nrDxjg4s0
>>133 どうせ•••会話内容は単語の羅列だろ•••
『……シンジに』
綾波「はい」
『シンジにも、新しい携帯電話を……』
綾波「……」
『……』
綾波「碇司令?」
『切るぞ』
綾波「……はい」プツッ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 20:59:19.32 ID:FvJppNfH0
冬月「第三の少年、メールは打てるか?」
綾波「……?」
綾波「……携帯電話」
綾波「メールだけではない」
綾波「電話」
綾波「会話も、出来る……」
綾波「必要は、ある?」
綾波「分からない……」
綾波「……」
綾波「……もう、寝ないと」
綾波「…………」
ヒカリ「……♪」
アスカ「なに、ニヤニヤしてんのよ!」スパン
ヒカリ「痛い!」
アスカ「馬鹿面しちゃってみっともない」
ヒカリ「酷いよ、アスカぁ……」
アスカ「で、なになに。なんで浮かれてるの?」
ヒカリ「浮かれてるって、別にそういう訳じゃないけど……」
アスカ「じゃあ、なによ」
ヒカリ「その、ちょっと思い出し笑い? っていうのかな、そんな感じ」
アスカ「あ、なーんか嫌なよかーん」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:05:15.05 ID:FvJppNfH0
C
ヒカリ「なにそれ」
アスカ「どうせ『スズハラガー』とか言い出すんでしょ?」
ヒカリ「わ、ちょっと声が大きいよ!!」ガバッ
アスカ「痛い痛い! 分かったから手を離して!」
ヒカリ「アスカは、ホントにもう……」
アスカ「でも、そうなんでしょ」
ヒカリ「う、うーん、まぁそうかな? そうなのかも」
アスカ「もったいぶらない!」
ヒカリ「わ、わぁ、そうです! その通りです!」
アスカ「やっぱり……」
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:06:47.42 ID:FvJppNfH0
スズハラガー
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:07:39.23 ID:P3pw+i130
チカヅイテー
アスカ「で、なにがあったの」
ヒカリ「昨日ね、勉強して、もうそろそろ寝ようって思ってたらね」
アスカ「うんうん」
ヒカリ「鈴原から、電話があって」
アスカ「おおー」
ヒカリ「どうしたの? って聞いたの」
アスカ「うん」
ヒカリ「『別に用はないんやけど』って」
アスカ「……」
ヒカリ「用もないのに電話してくるんだ、って言ったらさ」
アスカ「……」
ヒカリ「『用がなかったら電話しちゃあかんか?』って」
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:08:34.71 ID:nrDxjg4s0
エバァニダケハー
ノラントイテクダサー
147 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:09:24.95 ID:x3JzgV6a0
バーストヨンデー
ヒカリ「ほんと、それだけでさ」
アスカ「……」
ヒカリ「その後は、特になにも言わずに、おやすみって言っただけなんだけど」
アスカ「……」
ヒカリ「どういうつもりだったのかなって」
アスカ「……」
ヒカリ「考えてたら、いつの間にかに寝ちゃってて」
アスカ「……」
ヒカリ「で、朝になって、学校に来たのはいいんだけど」
アスカ「……」
ヒカリ「なんか今も、鈴原からの電話を耳に当てている感触がね、離れなくて」
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:13:55.37 ID:etbLMXg60
マダハイルー
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:13:56.72 ID:7N1E4JcV0
アスカがシンちゃんに求める展開よろ
ヒカリ「ふふふ、それだけ」
アスカ「……」
ヒカリ「……アスカ?」
アスカ「鈴原は……まだ登校してきてないわよね」
ヒカリ「え? う、うん、まだみたいね」
アスカ「良かった……」
ヒカリ「どうして?」
アスカ「顔見たら、ぶん殴っちゃいそうだから」
ヒカリ「どうして!?」
ヒカリ「やめてよ、アスカ! 酷いよ!」
アスカ「私がうけた精神ダメージは一発分の拳をはるかに超えているわよ」
ヒカリ「自分で聞いてきたんじゃない」
アスカ「こんなに堂々と惚気られるとは思わなかったわ」
ヒカリ「惚気って……私は別に、そんな……」
アスカ「これが惚気じゃなかったらなんなのよ?」
ヒカリ「うう……どうせ否定しても認めてくれないんでしょ……惚気でいいよ、もう……」
アスカ「朝から胃がもたれそうだわ、まったく」
綾波「…………」
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:16:40.78 ID:V2EjacS80
綾波はキチガイロボじゃないにゃりんo(`ω´ )o
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:18:15.35 ID:nrDxjg4s0
アスカが綾波にメール文の作り方調教する展開はよ
新劇のアスカなら...
綾波「……」
ヒカリ「わっ!」
アスカ「ファ、ファースト!? いつからそこに!?」
綾波「……」
アスカ「な、なによ、なんとか言いなさいよ!」
綾波「……」
アスカ「……?」
綾波「……電話」
ヒカリ「え?」
綾波「あなたは、電話をしているのね」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:20:31.65 ID:E43Fykqv0
④
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:21:22.60 ID:FvJppNfH0
C
ヒカリ「う、うん、してる、かな」
綾波「なぜ」
ヒカリ「……え?」
綾波「なぜ電話をするの」
ヒカリ「なぜって」
綾波「用がないのに、なぜ電話をするの」
綾波「用がないのに、なぜ電話をされて嬉しそうなの」
綾波「用がないのに……」
綾波「わからない」
綾波「…………」
アスカ「ふん、この色ボケちゃんの考えてることなんて、ファーストには一生わかりっこないわよ」
ヒカリ「あ、アスカ!」
綾波「……私には、一生、分からない」
アスカ「……」
ヒカリ「……」
綾波「……」
アスカ「…………ま、そうね、最近のアンタなら、分かんないでもないかもね」
ヒカリ「……!」
綾波「……」
アスカ「してみたらいいじゃない、電話」
綾波「……」
アスカ「やってみて初めて気付くこともあるわよ」
綾波「……」
アスカ「少女よ、大志を抱けってね」
綾波「……そう」
綾波「……」
綾波「……」スタスタ
ヒカリ「アスカ、それ、なんか色々違う……」
アスカ「語感が伝わればいいの!」
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:27:56.03 ID:BSKtgZHK0
綾波を「ファースト」って呼んでるから旧劇のアスカなんだろうけど
惣流の方のアスカもマジ天使
ヒカリ「でも、ビックリしたなぁ。綾波さんから話しかけてくるなんて」
アスカ「そうねぇ」
ヒカリ「電話、なんで気になったんだろ?」
アスカ「……アイツ、最近、携帯電話を買ったのよ」
ヒカリ「え、そうなの!?」
アスカ「ええ」
ヒカリ「へー、そうなんだ、意外って言ったら悪いけど」
アスカ「意外よ。驚天動地。青天の霹靂ね」
ヒカリ「言い過ぎだよー」
アスカ「だって、そうじゃない」
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:30:43.18 ID:nrDxjg4s0
ヒカリ「でも、そっか、綾波さんが……」
アスカ「……」
ヒカリ「ね、私、綾波さんにアドレス聞いてもいいと思う?」
アスカ「そんなの、好きにしたらいいじゃない」
ヒカリ「えー」
アスカ「なんなら、私が教えてあげるわよ」
ヒカリ「えっ、アスカは知ってるんだ」
アスカ「ま、ね」
ヒカリ「へー、そうなんだ〜」
アスカ「ニヤニヤすなっ!」ポカッ
ヒカリ「いたっ」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:33:42.34 ID:FvJppNfH0
シンジ「妹さんのメアド教えてよ」
トウジ「は?」
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/27(火) 21:33:51.03 ID:MeJeocryO
シンジとレイがハルヒSSのキョンと長門っぽい
アスカ「で、どうすんの、ホラ」
ヒカリ「駄目だよ、自分で聞くもん」
アスカ「そうなの? なんで?」
ヒカリ「コミュニケーションって、そういうものでしょ?」
アスカ「ふぅん」
ヒカリ「自分から行動しないと、ね」
アスカ「あっそ。好きにしなさいよ」
ヒカリ「ふふっ、好きにするわ」
ヒカリ「―――ねぇ、綾波さん!」
シンジ「もうすぐ六時か……」
シンジ「ちょっと遅くなっちゃったな」
シンジ「早く帰ってご飯作らないと」
シンジ「アスカに、怒られるし……」
シンジ「……!」ブルブル
シンジ「電話だ……」
シンジ「誰だろ」
シンジ「……綾波!?」ピッ