1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代行
ID:cp769AX50
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 21:50:24.82 ID:cp769AX50
>>1 ありがと!
不慣れで即興だけど、がんばるですだ!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 21:51:07.56 ID:tT2sm3ue0
期待
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 21:57:07.92 ID:77RtJqYz0
といいつつ何分たったか
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 21:57:27.13 ID:cp769AX50
真「はあ〜やっぱり王子さまっていいなあ〜。ボクの前にも現れないかなあ〜」
小鳥「ふふふ、真ちゃんは本当にそういうの好きねえ」
真「えへへ。どうしても憧れちゃうんですよねえ。ボクもかわいいお姫さまになりたいですよ〜」
貴音「ただいま戻りました」ガチャ
小鳥「あ、貴音ちゃんお帰り〜。雑誌のモデルのお仕事どうだった?」
貴音「……本日も面妖な服をたくさん着させられました」
貴音「本日のこんせぷとは、『中世のお姫様』だったそうなのですが」
小鳥「あら、貴音ちゃんにはとても似合いそうじゃない」
真「……貴音みたいな、綺麗なお姫様もアリだなあ」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 21:58:37.58 ID:pI5rGKJZ0
冬は寒いから早くしてくれ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 22:07:50.70 ID:szkmhzBr0
涼ちんちんぺろぺろ
貴音「おや、真もいたのですね。今日はおふなのでしょうか?」
真「そうだよ。家にいても暇だから事務所来ちゃったけど。貴音も今日は終わり?」
貴音「はい。近くで仕事でしたので、帰りに寄ってみたのです」
小鳥(『たかまこ』、これは意外と面白いかもしれないわね)ピヨピヨ
貴音「とりあえず、プロデューサーもいらっしゃらないようですし、かっぷらーめんでも食したら帰ろうと思います」
真「そうか〜。ボクも、この漫画読み終わったら帰ろうかなあ」
小鳥(ティン! そうだ、いいことひらめいた! たしか、机のこの辺に……)
小鳥「二人とも暇なんだったら、これでも見に行ってきたらどうかしら?」
貴音「はて? なんだしょうか? 何かのチケットのようですが…・・・?」
真「あっ、コレ、最近話題の恋愛映画のチケットじゃないですか! どうしたんですか?」
小鳥「この間新聞屋さんからもらったの。せっかくだから、二人で行ってみたら?」
真「え? ボクと貴音でですか?」
小鳥「そうよ。真ちゃんはこういうの好きそうだし、貴音ちゃんも演技の勉強になっていいんじゃないかしら?」
貴音「そうですね……。最近は、演技の仕事も増えて参りましたし、良いかもしれません」
真「そっかあ〜。じゃあせっかくだから行ってみようかなあ〜」
小鳥(ヨッシャかかった!)
小鳥「よし、じゃあそうと決まればコスプレね!」
真「え?」
貴音「はい?」
小鳥「……じゃなかった、変装ね! 二人は結構人目につきやすいし、変装しとかないと!」
真「いや、大丈夫ですよ。一応、ボクたちも普段持ち歩いてる帽子とかメガネとかありますし……」
貴音「それに、わたくしは月のご加護がありますので、新月のとき以外は大丈夫でございますよ」
小鳥「二人とも甘いわ! 映画館なんて人の多いところに行くんだから念には念をいれないと!」
小鳥「ちょっと、待っててね、すぐに衣装とってくるから!」ダダダダ
真「……」
貴音「……」
小鳥「お待たせ! さあ、二人とも、これを着るのよ!!」
真「一体、どっからもってきたんですか」
小鳥「とっぷしいくれっとです」
貴音「はあ……」
真「貴音、そこは怒っていいところだと思うよ」
小鳥「さあさあ、とにかく着た着た! パーっと着替えちゃってくださいな!」グヘヘ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 22:20:56.89 ID:WH+n9vd+0
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 22:22:45.45 ID:gSsuH/ao0
月生まれのTさんすごい
アイドル同士の絡みに恋愛感情はいらない
真「うわあ……こんな短いスカート、ちょっと恥ずかしいですよ」
小鳥「そんなことないない! ついでに、このカツラも被れば、ほら、どっからみても可愛いイマドキ女子!」
貴音「小鳥嬢、これはどういう……」
小鳥「貴音ちゃんもパンツ姿似合ってるじゃない! カジュアル系だからちょっと違うけど、男装の麗人ってやつ?」
小鳥「いや〜二人とも素晴らしいわよ〜」ピヨピヨ
小鳥(説明しよう! 普段王子と言われている真ちゃんに女らしい服を!)
小鳥(そして、普段お姫様と言われている貴音ちゃんに男らしい服を着せてデートさせる!)
小鳥(名付けてオペレーション・プリンスプリンセス逆転大作戦!!)
小鳥「次のコミケはこれで決まりね!」
貴音「……コミケ、とは?」
小鳥「あー、いやいや気にしなくていいわよ〜! ってことでいってらっしゃ〜い!!」
真「ちょっ、小鳥さん、押さないでくださいよ!」
ガチャ
貴音「……締め出されてしまったようですね」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 22:32:09.40 ID:WH+n9vd+0
パンツルックの貴音……参考画像が欲しいところだ……
真「まあ、変装……もといコスプレのおかげで一応バレなそうだし、映画館いってみようか」
貴音「そうですね。しかし、この大きなふちのメガネ、近頃の男性の間ではこのような面妖なものが流行っているのでしょうか」
真「まあ、確かに流行りかもね。貴音にも結構似合ってると思うけど」
貴音「そうでございますか」メンヨウ
真「貴音はそういうかっこいいファッションも似合ってていいなあ」
貴音「かっこいいのは、真の方が似合うのでは?」
真「いやいや、ボクにはかわいいのは似合わないから。貴音はかっこいいのもかわいいのも似合うから羨ましいよ」
貴音「そんなことはございません。今のふぁっしょん、真も似合っておりますよ」
真「えっ……そんな、気を遣わなくてもいいよ」
貴音「遣ってなんかおりません。正直な感想ですよ」フフ
貴音「そういえば、真と二人ででかけるのは、初めてでしたね?」
真「そうだね、なんかデートみたいだ」ヘヘ
貴音「でえととは……女同士では面妖な表現ですね」
真「でも、今の貴音かっこいいし、何か本当にデートしてるみたいな気分だよ」
貴音「ふふふ、よろこんでもらえるなら、わたくしもうれしいです」
貴音「真もかわいいですから、なんだかわたくしもえすこーとしているような気分になってきました」
真「へへ、それって王子様みたいだ」
貴音「そういえば、真は以前から王子様に憧れているのですね?」
真「そうだね。それが、いつのまにか自分が王子様みたいになるハメになっちゃったけど」
貴音「世間のみなさまは、真がこんなにもかわいいことをしらないのですね。もったいないことです」
真「だから、そんなおだててもいいことないよ〜」デレデレ
貴音「決めました、真は今日一日、わたくしだけのお姫様です」
真「えっ? そんなまた……」
貴音「本気ですよ。かわいい真を一日、わたくしだけのものにさせていただきます」
貴音「ですから、今日は一日、真だけの王子さまになりましょう」
真「……」
真(か……かっこいい!!)
貴音「正直に申しますと、演技の幅を広げるための練習もかねてですが」
真「な、なんだあ、びっくりしたなあ、もう」
貴音「ですから、真もそのために、一日お姫様になりきるのですよ」
真「えっ、でもボクにはそんな必要は」
貴音「いつか、来たときのだめです。さあっ、いきますよ、まいぷりんせす!!」
真「うわ、ちょっと、貴音! そんな強く腕を引っ張らないで〜!」
――映画館
貴音「さあ、無事にチケットはとれました」
真「そ、そうだね」
真(腕がもげるかと思った……すごい力だった……)
貴音「さて、映画まではしばらく時間がありますが、どういたしましょうか?」
真「う、うーん、そうだなあ。貴音はどうしたい?」
貴音「そこは、まいぷりんせすのおおせのままに」
真(……かっこいいけど、やりずらい)
真「そ、そうだね〜、じゃあ、とりあえず、すぐ近くにゲーセンがあったし、そこで時間つぶす?」
貴音「かしこまりました。さあ、こちらへ」ガシッ
真(うわっ、また手を掴まれた)
真「貴音、ちなみに出口はそっちじゃない!」
――ゲーセン
真「うわ〜ぬいぐるみがいっぱいある! かわいいなあ〜」
貴音「まいぷりんせすはそういうものがお好きなのですね」
真(そろそろ『まいぷりんせす』にも慣れてきたけど、なんだろう、このやるせない感じ)
真(まあ、いいか)
真「そうだね、昔からこういうかわいいぬいぐるみが好きなんだ〜」
真「あ、あのヒッキーのぬいぐるみかわいいなあ! サンタの格好してる!」
貴音「まいぷりんせすはあのぬいぐるみがご所望ですか?」フフ
真「そうだね〜。でも、ああいうのは取りづらいからなあ」
貴音「では、わたくしにお任せください」チャリーン
真「えっ、貴音、こういうの得意なの?」
貴音「いいえ、初めてです」
真「……」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/24(土) 23:00:28.61 ID:WH+n9vd+0
はりきって空回りするお姫ちんかわいい
貴音「ええと、このボタンを押せばいいのですね?」
真「違うよ、こっちのボタンから」
貴音「そうですか」メンヨウナ
貴音「おおっ! 動きました!」
貴音「ああっ! 止まりました!」
貴音「ああっ!! 下がって……掴んで……」
貴音「……惜しいところでした」
真「…….そ、そうだね」
貴音「では、もう一度」
真「貴音、これはきっと難しいよ。ヒッキーのぬいぐるみは人気だし」
貴音「いいえ、まいぷりんせすのためです。ここはとらないわけには参りません」
――5分後
貴音「むむっ、また惜しいところで……」
真「貴音、もういいよ。ボクは貴音が頑張ってくれただけで嬉しいよ」
真(こうもやすやすとお金がドブに捨てて行かれるのは、見てて心が痛い……)
貴音「いいえ、ここまで来たら引き返すわけには……ああっ、またっ!」
真(……ううん、どうしたものか)
貴音「……まいぷりんせす、ひとつお願いがございます」
真「はいはい、なんでしょうか」
貴音「ちょっとあっちを向いててもらえますか?」
真「ん? あっちって何が……?」
ゴトン
貴音「さあ、取れましたよ、まいぷりんせす」
真「ええっ!?」
真「す、すごいなあ、あそこからよくとれたねえ」
貴音「ふふっ、まいぷりんせすのためなら、この程度たやすいことです」
真(うん、きっと、すごい幸運が起きたんだ、そういうことにしておこう)
貴音「さて、次は何をお取りしましょうか?」
真「う、うーんと、UFOキャッチャーはもういいかなー」
貴音「そうでございますか。では、次はどこへ参りましょう」
真「あ、そうだ、アレやってみようよ、太鼓の達人!」
貴音「そういえばプロデューサーから聞いたことがあります。わたくしたちの歌も入っているのですよね?」
真「そうそう、前からやってみたかったんだ〜!」
貴音「では、参りましょう!」
真「だから腕ひっぱらないでって」イタイイタイ
ムズカシサヲエラブドーン!
真「難易度はどうしようか?」
貴音「そうですね、かんたん、ふつう、むずかしい、ですか……」
真「その上におにってのもあるらしいけどね」
貴音「おに! そうなると、それしかありませんね」
真「えっ、でも、すごく難し……」
貴音「わたくしは王子様ですから、おに退治くらいできませんと!」
真「それ、なんか違くない?」
貴音「さあ、まいぷりんせす! おに退治にえすこーといたします!」
真「それ、なんかすごく違くない?」
貴音「ふう、おにというから少しは覚悟しておりましたが、造作もありませんでしたね」
真(……なんだったんだろう、今の)
真(おかしいな、貴音がすごい速さで太鼓を叩いていったかと思ったら、いつの間にかフルコンボになってた)
真(もう深く考えないことにしよう、うん)
貴音「さて、次は何をいたしましょうか」
真「そうだね……」
貴音「あ、あれなんていかがでしょうか、あの小さな馬が走っているげえむ!」
真「貴音、それは競馬のゲームだよ……」
貴音「あ、あちらには、何やらぴかぴかと光る面妖なぼたんのついたものが」
真「ああ、それは……」
貴音「さあ、参りましょう! まだまだ楽しいそうなものはございますよ!」
真「う、うわ、すごい強引なエスコートだね! 絶対に演技じゃないよね!!」
真「だから痛いってば〜」
メンヨウナー
貴音「おや、そろそろ映画の時間が近づいて参りましたね」
真「ふう、じゃあ、映画館に戻ろうか……」
真(なんか映画見る前にすごく疲れた……)
真(貴音、ゲーム強すぎだよ……)
真(まあ、ただ、どれもこれも気持ち良くクリアしてくから、ちょっとかっこよかったけど)
貴音「ふふふ、やはりげえむが強い男の方がかっこいいですか?」
真「!?」
貴音「さて、では参りましょう!」
真(なんだ今の)