菫「私に義姉・・・？」

　

ムギ

菫母「おはよう」

菫「おはよう」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「ちょっと話があるんだが」

菫「？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「その、義姉が出来るかもしれない・・・」

菫「は・・・？」ﾎﾟﾛｯ

菫母「一から説明するとだな・・・」

説明中

菫「は・・・？」

菫母「うーん？」

菫「うーん、じゃないが？」

菫母「うーん・・・とにかく離婚してもう15年も経つだろう？」

菫「そんなに経つんだな」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「原村さんがiPS細胞の開発に成功しただろう？」

菫「アレには驚いたよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「それで同性婚が一般化しただろう？」

菫「そうだな。私も成人したしそろそろ照と結婚するよ」ｺﾞｸｺﾞｸ

菫母「あの宮永さんと？それは驚いた」

ほうほうそれで

菫「それで？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「ああ、それでな・・・私も再婚しようと思うんだ」

菫「それでどうして義姉ができるんだ」ｺﾞｸｺﾞｸ

菫母「日本で同性婚をした場合はな、相手の年齢が一定以上じゃないと自分の子供扱いになるんだ。まあ成人した時点で夫婦になる訳だが」

菫「なんだそのシステムおかしいだろ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫母「なんでもそうしないと都合が悪いそうでな。仕方がない」

菫「それで？」ﾓﾘﾓﾘ

菫母「だからな、私が再婚する相手は20歳未満なんだ」

菫「だから義姉・・・って女性と再婚するのか！！！！」ｶﾞﾀｯ

菫母「まあそういうことになるな」

てっきりけいおんかと

咲か…

菫「紬お義姉さま…」

菫「あ、相手は！？20歳未満って犯罪じゃないだろうな！？」

菫母「お前の後輩の・・・・大星さんだ」

菫「は・・・！？」

菫母「一から説明するとだな・・・」

菫「いや一からとかそういうのいいから、なんで？なんでなんだ？どこに接点があるんだよ！？」ﾊﾞｱﾝｯ

菫母「落ち着けよ・・・」ｶﾞｼｯ

菫「落ち着いていられるかっ！離せ！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

菫母「ちゃんと説明するから」ｶﾞｯｼﾘ

菫「い、痛いっ！分かった、わかったから離してくれっ！」

菫母「うん・・・彼女と出会ったのは三者面談の時の事だ・・・」

説明中

それだと妹じゃねーの？

違和感あると思ったら沢庵じゃなかったでござるの巻

あわあわにおねーちゃんが居るとかかもしれないだろ（震え声）

菫「青春してるんだな・・・」

菫母「私ももう36だろう？そろそろ色々考える時期だと思うんだ」

菫「そうだな」

菫母「大星さん・・・いや、淡は私に言ってくれたんだ」

菫「な、なあ？もう分かったよ？わかったから」

菫母「あ、ああ。すまない。そろそろ時間だな」

菫「取り敢えず、籍は入れたのか？」

菫母「今日の昼には入れる予定だが」

菫「分かった。それじゃあ大星はここに住むって事だな？」

菫母「そういうことになる。あと大星ではなく弘世淡だ」

菫「あ、ああ、そうだったな」ﾌﾗﾘ

菫母「よし、それじゃあ行ってこい」

菫「い、行ってきます」ﾌﾗﾌﾗ

ペタジーニかなにか？

菫「とは言ったものの」

菫「どうすればいいんだよ！あの大星だぞ？あの大星が母さんと・・・？一体何がどうなってっ」

照「おはよう」

菫「照！」

照「大声なんか上げて珍しいね」

菫「なあ照、照は私と結婚するんだよな？」

照「うん。高校卒業前に約束したでしょ」

菫「そうだよな・・・私と照が結婚・・・」

菫「じゃなくてだな・・・」

照「本当にどうしたの？具合でも悪い？」

菫「てるー・・・私の母親が大星と再婚してしまう」

照「えっ」

説明中

え、姉か妹かどっちと思えばいいの

淡は高校100年生だから姉なのか

照「なるほど・・・でも淡ならいいんじゃない？」

菫「あの淡をお義姉さんと呼ぶんだぞ・・・？」

照「問題はそこなんだ」

菫「どうしよう・・・」

照「私達の結婚を早める？」

菫「いや、お前はプロ雀士として活躍しているんだ。結婚の事を考えている暇はないだろう？」

照「そんな事ない。私はいつでも菫の事を想っているよ」

菫「ば、バカ・・・そんなのは私だって一緒だ」///

照「どうする？」ｸｽｸｽ

菫「どうせ大星だ、問題はないさ。だから結婚はお前が落ち着いてからにしよう？」

照「わかった。でも何かあったら言ってね」

菫「ああ」

アカンNTRの香りがプンプンするで

照「やっぱり菫がマネージャーを勤めてくれて助かる」

菫「照と一緒に居られる職業はこれくらいだったしな」

照「菫にもプロの話来てたよね？」

菫「20件くらい来てたな」

照「それ私より来てる」

菫「お前は強すぎるから誘いづらかったんだろう」

照「そうかな」

菫「そうだよ」

照「今日は2試合か」

菫「ああ。まあ昼には終わるだろう」

照「うん。それじゃあ行ってくる」

菫「頑張ってな」

照「うん」

�C

試合はキンクリ


菫「圧勝だな」

照「菫が応援してくれたからだよ」

菫「全く・・・」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

照「くすぐったい」///

菫「昼か・・・・」

照「うん。外で食べる？」

菫「そうだな・・・・」

照「菫？」

菫「いや、なんでもない。行くぞ」

照「うん」

その頃淡たちは

淡「薫さん、私たち本当に結婚するんだね」///

薫「あ、ああ・・・緊張するな」///

淡「でも驚いたよ。菫のお母さんと結婚するだなんて」///

薫「私も驚いているよ。自分の娘より年下と子と結婚するだなんて」///

淡・薫「すーっ・・・・・はー」

受付「それでは受理致します(私と同い年の娘が結婚かあ・・・。こっちの人も実年齢より若く見えるし・・・和ちゃんに義母親子丼もアリだよって教えなきゃ)」ｺﾞｸﾘ...

淡「薫さん！」ﾀﾞｷｯ

薫「淡！」ﾀﾞｷｯ

薫「さあ、さっそく家に帰ろう！」

淡「うん！」

咲さん公務員似合うなあ

咲さんか

菫「さて、そろそろ帰るか」

照「うん。明日の予定に変わりはない？」

菫「ああ。さっき話した通りだよ」

照「わかった。それじゃあまた明日」

菫「気をつけてな」

照「菫もね」

菫「ああ・・・」

照「大丈夫。淡の扱い方はわかってるでしょ？」ｸｽｸｽ

菫「ああ、大丈夫。大丈夫だ・・・」

照「一緒に行ってあげようか？」

菫「ありがとう。でも平気だよ」

照「うん。それじゃあ頑張ってね」

菫「ああ」

しえー

弘世家


菫「入りづらい・・・だと」

菫「いやしかし・・・ここは私の家だ！」

ｶﾞﾁｬｯ

菫「た、ただいま」

淡「おかえりー」

菫「あ、あ・・・」

淡「びっくりした？」

菫「お、おおお、大星・・・」

淡「大星じゃなくて弘世だよ！」

菫「あ、淡」

淡「淡じゃなくてお義姉さんだよ！」

菫「」ﾊﾟﾀﾘ

淡「わースミレー！スミレが倒れたー」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ

薫「おい菫！平気か！」

菫「はっ！」ﾑｸﾘ

淡「大丈夫？」

菫「お、大星・・・」

薫・淡「「だから弘世」」

菫「は・・・は・・・はは」ﾊﾟﾀﾘ

薫「これはいけない」

淡「このまま寝かせたほうがいいよ」

薫「そうだな」

ﾁｭﾝﾁｭﾝ

菫「(もう起きたくない。このままずっと眠ってしまいたい。悪い夢なら覚めて欲しいんだが。ああ夢じゃないこれは夢じゃないんだ。だから私は永遠に眠り続ける)」

菫「と思いたい所だが・・・照を迎えに行かなければな」ﾑｸﾘ

菫「死にたい・・・」

支援だし

ﾄﾝﾄﾝ

菫「っ！」ﾋﾞｸｯ

淡「スミレー起きてー」

菫「ああ神様・・・今日だけはお祈り致しますから」

淡「入るよー」ｶﾞﾁｬｯ

菫「お、おお、おはよう」

淡「おはよー。具合はどう？」

菫「へ、平気だよ」

淡「朝ごはん作ったけど食べるでしょ？」

菫「大星が料理だと・・・？」

淡「弘世」

菫「はいお義姉さん頂きます」

淡「素直だねー」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

菫「うわっ！」ﾋﾞｸｯ

しえんなのよー

淡「やだなー一応お義姉さんなんだから」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

菫「いやいや私の方が年上だぞ？」ﾊﾟｼｯ

淡「冷静だね」ｸｽｸｽ

菫「と、取り敢えずお手洗いにだな」

淡「はいはい。それじゃあ下で待ってるよー」

菫「ああ・・・」

薫「おはよう」

菫「おはよう・・・」

淡「ご飯の準備はできてるよー」

菫「あ、ああ・・・頂きます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫「・・・美味い」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

薫「さすがは私の妻」

菫「ごほっ！」

薫「美味いからって急いで食べるなよ」

菫「いやいやそうじゃないだろう・・・」

淡「薫さんと一緒になるにあたって、相当修行したからね」

菫「はあ・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

淡「やだスミレ、ため息吐きながら食べてる」

薫「やはり淡の料理が美味すぎたんだな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

淡「薫さんは褒めて伸ばすタイプかー」ﾃﾚﾃﾚ

菫「(なんだコイツら・・・これでは私の身が持たない)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫「(ああ、そろそろ照を迎えに行く時間か・・・)」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

菫「(行こう。今日はもうこのまま行こう)」ｺﾞｸｺﾞｸ

菫「ごちそうさまでした。お義姉さん」

淡「わあ、すごい素直」

菫「片付けは任せても宜しいでしょうか」

淡「もちろんだよー」

菫「では行って参ります」

淡「いってらっしゃーい」

薫「気をつけてな」

照「おはよう菫」

菫「照・・・私はどうすればいいんだ？」ﾌﾗﾌﾗ

照「やっぱりきつい？」

菫「思っていた以上にな」

照「じゃあ私の家においで」

菫「しばらく居候させてくれ」

照「居候どころか、もう一緒に住もう」

菫「しかし・・・」

照「別に結婚しなくたって住めるよ」

菫「そうだな」

照「ここまで来たらもう結婚してもいいけど」

菫「そうだな・・・」

支援

照「菫」

菫「うん？」

照「淡の事好きにならないでね？」

菫「なんでそうなるんだ」ｺﾂﾝ

照「痛い」ｽﾘｽﾘ

菫「全く・・・」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

照「だって心配なんだもん」

菫「心配性すぎる」

照「やっぱり結婚しよ？」

菫「そうだな。そんな事で悩まれたら本末転倒だしな」

照「うん」

菫「じゃあ婚姻届けを出しに行こう」

照「仕事は？」

菫「今日はもう休め」

照「そうだね」

受付「えっ、ええと(えっお姉ちゃん！？お姉ちゃんって弘世さんが好きだったんだ・・・でもお似合いだなあ)」

照「(どうして咲がここにいるの・・・)」

菫「さ、咲ちゃん？」

受付「こ、コホン。それでは受理致します」ﾄﾝﾄﾝ

照「さ、咲」

受付「ご結婚、おめでとうございます」ﾆｯｺﾘ

照「う、うん。ありがとう」

菫「まさか咲ちゃんに受理してもらえるだなんて」

照「末永く続きそうだね」

菫「そうだな」

受付「(これで私が菫さんを寝とったら何になるんだろう？うーん・・・後で和ちゃんに聞こう)」

薫「それで結婚したと」

淡「決めたら早いねー子作りもそれくらい早いといいんだけど」

菫「淡・・・お前姑みたいな事を言うな」

薫「はっはっは」

照「そういう訳なので、どうぞよろしくお願い致します」ﾍﾟｯｺﾘﾝ

薫「こちらこそ、菫を頼みます」ﾍﾟｯｺﾘﾝ

淡「はーこれで虎姫の半分以上が弘世家と繋がりがあるんだねー」

照「そう言えば尭深と誠子の結婚式に呼ばれてた」

菫「あー来月だっけか」

淡「みたいだねー」

菫「結局、虎姫とはなんだったのか」

照「秘密の花園？」

淡「レズ集団？」

菫「おい生々しいぞ」

薫「まあ何にせよよかったじゃないか」

菫「丸く収まったのか・・・？」

照「うん」

淡「よし、さっそく宮永家に挨拶に行かなきゃ」

菫「いやお前は来なくていい」

淡「えーサキにも会いたいし」

照「あっそう言えば」

菫「どうした」

照「私のお母さんも正式に離婚してね、龍門渕の天江さんって人と再婚するんだって」

カン！

菫と薫を見間違える

読み返したらクソスレすぎワロタ
ss童貞だし仕方がないね

そんなに悪くない

母親とかに名前つけるとオリキャラ呼ばわりで毛嫌いされるで