1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
チュンチュン
ほむら「……朝ね」
ほむら「学校へ行かないと……って、あら?」
ほむら「ここは……」
ほむら「……」
ほむら「いったいどこよ……」
ほむら「……」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:06:04.83 ID:Ua5Hnezg0
ハハッ、ワロス
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:08:10.15 ID:20KCYlxA0
ほむらかんって書くとがむらかんみたいで不気味
ほむら「……っ、っ!!」
ほむら「弱ったわね、手が動かない……」
ほむら「え、ていうか手がない」
ほむら「え、足もない」
ほむら「えー……」
ほむら「……」
ほむら「あ、人だわ」
ほむら「お願い、助けて!」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:08:49.88 ID:fHzUIOPr0
デブさんは一斗缶
誰が続けていいっつった
調子のんなや
通行人「うーん、なんにしよっかなー」
ほむら「助けて!助けてください!」
通行人「お茶と……うーん、ココアもいいなぁ」
ほむら「あの!私を助けて!」
通行人「よし、これにしよっ」
ほむら「ちょっと!」
ガチャ
ピッ
ガコン
通行人「〜♪」
ほむら「いっちゃった……」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:12:49.40 ID:s7B9PiqO0
一体何だってんだってばよ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:13:20.86 ID:EZrEk0aP0
自販機だったらダメやん
ほむら「なんで助けてくれないのよ!」
ほむら「……」
ほむら「それにしても、さっきの人は何しに来たのかしら」
ほむら「帰るときにジュースを持っていったし……」
ほむら「……」
ほむら「……もしかして、ここって自販機の中?」
ほむら「まさかね」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:13:56.64 ID:Lq/1xDDI0
何味なのか
それが重要だ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:15:46.01 ID:YNe/XwFV0
なんだこの発想は
通行人2「お、自販機発見」
ほむら「あ、また人だわ!」
ほむら「助けて!自販機?の中に閉じ込められてるんです!!」
通行人2「綾鷹綾鷹〜♪」
ほむら「助けてえー!!」
ピッ
ガコン
通行人2「〜♪」スタスタ
ほむら「ああ、また行っちゃった……」
???「無駄だよ、諦めなって」
ほむら「そ、その声は!」
皮肉通じなさそうだからはっきり言うけど
つまんないよ
ほむら「杏子!……と、きゅ、QB!?」
杏子「よっ」
QB「やあ、暁美ほむら」
ほむら「どういう事よ、説明しなさい!」
QB「説明しろと言われても、僕にもわからない」
QB「何故ここにいるのかも、何故こうなってしまったのかも、ね」
杏子「私は一昨日から、こいつはもう5日くらいからここにいるらしい」
ほむら「……」
ほむら「えー……」
杏子「あたしたち、ずっとこのままなのさ」
ほむら「そ、そんな……」
………………
…………
……
ほむら「という夢を見たのよ」
さやか「へ、へぇ……」
まどか「みんななに味だったの?」
ほむら「私はブドウジュース、杏子はお汁粉、QBはDAKARA?みたいなそんなんだったわ」
さやか「へぇ、へぇ……」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:25:33.79 ID:s7B9PiqO0
さやかちゃん興味津々かわい
さやか「じゃ、じゃああたしちょっとジュース買ってくるね」
まどか「いってらっしゃーい」
さやか「転校生があんなこと言うなんて……」
さやか「……」
さやか「杏子はお汁粉、か」
ガチャ
ピッ
ガコン
さやか「ま、そんなわけないってー……」
杏子「よ、さやか!お前が買ってくれたのかよ!」
さやか「……」
さやか「えー……」
杏子「なんだよ、おい!冷めちまうだろ!早く飲めよ」
さやか「……」
杏子「おい!飲み物も粗末にすんな!」
さやか「……いやいや」
さやか「こんなの絶対おかしいでしょ」
杏子「はぁ!?いいから早く、の、飲めよっ……」
さやか「え、いいの?」
杏子「は?」
さやか「いや、飲んじゃっていいのかなーって。……あんた死んだりしない?」
杏子「はぁ?」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:30:50.60 ID:Lq/1xDDI0
もはやホラー
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:33:06.19 ID:YNe/XwFV0
金玉じゃないのか
さやか「だって、今あんた缶ジュースじゃん」
杏子「それがどうした?」
さやか「いや、中身って内臓的な何かなんじゃないの!?」
杏子「なにいってんのさ」
杏子「あたしたちの命はソウルジェムだろ?」
さやか「あ、そっか」
さやか「じゃ、いただきます」
カシュ
ゴクッ
さやか「……」
さやか「……あっま」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:34:09.36 ID:Rz+UGbk+O
きゅっぷい汁
杏子「ど、どうだ?あたし美味いか!?」
さやか「う、うん……」ズズッ
杏子「そ、そっか!……い、一応、和三盆使ってるからな……」カァァ
さやか「……熱っ!杏子熱いって」バタバタ
杏子「……わ、悪い悪い」
ゴクッ
さやか「……っと、御馳走さま、杏子」
杏子「はいはい、お粗末さん、と」
杏子「じゃ、買いに来るからな、さやか♪」
さやか「……?」
さやか「って、なんか意識が……」
バタッ
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:39:17.22 ID:oCk1FhAR0
餡子と杏子かけたわけねww
26 :
【大凶】 :2012/11/01(木) 20:40:52.65 ID:tytORUrs0
アキカンか
まどっちの愛ジュースをほむらちゃんがごくごくはよ
さやか「あ、朝か……」
さやか「って、ここどこ……!?」
さやか「まさか、私ジュースになっちゃった!?」
さやか「嘘でしょー……」
………………
…………
……
さやか「なんて、夢を昨日見たんですよ、マミさん」
マミ「ふふ、ミキサーって、意外とロマンティストね」
さやか「ろ、ロマンあるかなぁ……」
マミ「ふふ。じゃ、紅茶淹れてくるわね?」
さやか「はい!」
マミ「〜♪」ゴソゴソ
マミ「あ、あらいけない。茶葉がないわ……?」ゴソゴソ
マミ「どうしましょ……」
マミ「いつも買いに行くお店は隣町だし……」
マミ「美樹さんも来てるし、あまりお待たせしちゃ悪いわよね」
マミ「……あ!」
マミ「近くに自販機があるじゃない」
マミ「美樹さん、ちょっと行ってくるわね」
さやか「はーい(……どこに?)」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:46:01.08 ID:tBVxBTgV0
> マミ「ふふ、ミキサーって、意外とロマンティストね」
ミキサー?
マミ「さむいわ……」
マミ「えーと、午後ティーがいいかしらね」
マミ「あ、紅茶荷電があるじゃない」
マミ「これにしましょ!」
ガチャ
ピッ
ガコン
マミ「これでよしっと」
ピピピピピ!
マミ「あら?」
当たり!もう一本選べます!
マミ「あ、当たりねぇ……」
マミ「たまにはお風呂上がりにスポーツドリンクもいいわね」
ピッ
ガコン
マミ「さ、帰りますか」
QB「僕を選んでくれてありがとう、マミ」
マミ「……?」
QB「ここだよ、きみの手のなかさ」
マミ「あらQB?どうしたの、一体」
QB「僕にもわからない。はっきりいって、極めつけのイレギュラーなんだ。」
マミ「そう……魔女の仕業かしら?」
QB「どうだろうね」
マミ「早急に対策を考えないとね……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:53:36.57 ID:ckDciJVH0
マミマミ
QB「そうだね、何かがおき始めている」
マミ「さっそく会議よ!」
QB「頼もしいね、やはり君は優秀な魔法少女だ」
マミ「ふふ、ありがとうQB」
………………
…………
……
マミ「なんて夢をみてね?」
マミ「夢の中でも、QBと一晩中作戦会議(オペレーティングディスカッション)していたわ」
まどか「あはは、マミさんらしいですね、それ」
マミ「頑張りすぎなのかなぁ……なんてね」
まどか「あはは、そうですよ!」
マミ「そう?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:54:20.56 ID:1sGNnXcm0
ワロタ
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 20:56:49.65 ID:mnDzfxQC0
無限ループって怖くね?
まどか「最近はほむらちゃんも少しずつ立ち回れるようになったし、マミさんも少しはお休みしましょうよ」
マミ「そうかしらねぇ?」
まどか「そうですよ!」
マミ「よし、じゃあ少し休憩しましょうか」
まどか「あ、私何かジュース買ってきます!」
マミ「あら、ありがとう」
まどか「紅茶ですよね?」
マミ「うん」
まどか「わかりました。行ってきます」
まどか「ふんふーん」
まどか「紅茶紅茶〜♪」
ピッ
ガチャ
ガコン
スッ
まどか「そういえば、ほむらちゃん今日学校お休みしてたけど、何かあったのかな……」
まどか「……ううん、きっと大丈夫だよね」
まどか「私は……よし、ブドウジュースにしよ!」
ガチャ
ガコン
スッ
まどか「さて、マミさんのところいかないと」
ほむら「……ここは!?」
まどか「……へ!?だ、誰?」
ほむら「な、まどか!?」
まどか「だ、誰?どこにいるの?」
ほむら「ここよ、ここよ」
まどか「へ?……?」
ほむら「貴女の温もりの中よ」
まどか「えっ……か、缶ジュースが、しゃ、喋ってる!?」
ほむら「……」
まどか「ま、魔女?それとも使い魔!?」
ほむら「違うわ」
ほむら「私の名前はほむらよ」
まどか「ほ、ほむらちゃん!?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:07:04.23 ID:kiZgy+Gy0
なんだこれ
まどか「一体どうしたの……?今日お休みしたのって、これが理由?」
ほむら「なんの事を言っているのかしら、まどか」
まどか「そ、それに喋りかたもなんていうか……か、かっこいいよっ……」
ほむら「……まさか」
ほむら「貴女の知ってるほむらはどんなほむらかしら?」
まどか「え?えっと……」
まどか「どじっ子で、恥ずかしがりやで……」
まどか「物静かで……」
ほむら「……」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:08:02.32 ID:LbKmmkAX0
こんなの日常自販機ですよ
まどか「だけど」
ほむら「?」
まどか「一生懸命で、頑張りやで、とても強くって」
まどか「とっても優しい、そんなほむらちゃんだよ」
ほむら「……」
ほむら「……まどか」グスッ
私は間違っていた。いつからか、普通の人じゃなく、彼女のように、まどかのように成りたいと願ってしまった。
彼女の決断を無下にし、時間を繰り返して。
私は間違っていた。彼女は、いつだって世界を、私を見ていてくれた。
もうこんな無意味な連鎖は止めよう。
私は私の時間をいきなければならない。
ほむら「……まどか?」
まどか「どうかしたの?」
ほむら「なにも聞かず、私を飲み干して」グスッ
ほむら「私の願いが、世界やみんなに歪みを与えたの」グスッ
ほむら「それは様々な歪みとなって、今回はこんな形になった」グスッ
ほむら「もう、終わりにするわ」グスッ
ほむら「止まっていた非日常は、動き出だしてもとの日常へもどるのよ!」ウルッ
ほむら「あのね?私、未来から…… まどか「よくわからないけど、いただきまーす」プシュ
ほむら「え?、ちょっ!……」
ゴキュッゴキュ
ほむら「」
まどか「……なんかしょっぱいなぁ、これ」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:17:00.50 ID:tBVxBTgV0
何故か良い話な方向に傾き出している
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:17:44.69 ID:AGPVxIf30
ほむらちゃんは汗っかきなのか
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:19:04.71 ID:cdk4X1WI0
なんの汁なんですかねぇ…
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:24:00.56 ID:ClZs9yjKO
しえんしよう
ほむら「……ちょ、まだ全部言い終わってないのに……」
ほむら「意識が……遠く……」
ほむら「そっか、これは夢ね……夢だわ……」
ほむら「……」
………………
…………
わたし、ここで死ぬんだ……
結局鹿目さんに、……まどかに気持ちを伝えられなかったな……
こんなことなら、缶ジュースでもいいから、また鹿目さんに合いたい……合いたいよ……
QB「その願いは本当かい?暁美ほむら」
QB「よし、きみの願いはエントロピーを凌駕した。永遠に自販機のなかですごす事ができるだろう。よかったね」
ガチャ ガコン
QB「さあ、朝だ。君の願いを果たすといい」
チュンチュン
ほむら「うーん……あ、朝ね」
ほむら「……あれ」
end
なんだこれ
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:25:23.95 ID:XIe/KrTP0
お前が書いたんだよ馬鹿
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/11/01(木) 21:25:56.71 ID:tBVxBTgV0
星新一みたいなブラックなオチだけど
なんか強引だな、乙
いいんじゃないの
どんなゴミでも完結さえすればアフィ管理人の飯の種になるんだから
まあ空き缶だけにゴミって事でここはひとつ