29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 18:51:17.77 ID:L27r6ehn0
来夏「田中―!」
田中「はい」
来夏「ジュースこぼしちゃったから、片付けといて」
田中「はい」
田中(えっと、雑巾雑巾……)
来夏「何してんの?」
田中「え?」
ガシッ ベチャッ
来夏「早く掃除してよ。舐めとってさ」 グリグリ
田中「うぐぐ……」
ウィーン(足蹴にされているが、あの角度は間違いなくスカートの中が見えているはず!
来夏はいかんせん身長が低すぎるせいで、パンチラチャンスが異様に少ない!
それを! それを! くぅう! 何色なんだい!? 後で教えてね、大智!)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 18:54:27.65 ID:L27r6ehn0
和奏「田中」
田中「ふぁい」
和奏「終わったら、ドラに餌あげといて」
田中「え。じゃあ、坂……和奏さまの家に?」
和奏「良かったら、ついでにうちでご飯食べてく?」
田中「え、いいのか?」
和奏「ま、ドラと同じものだけど。一緒に部屋の掃除もお願いね」
田中「……」
ウィーン(といいつつ、和奏の部屋に合法的に入れるだなんて!
下着は僕のと合わせて2セット奪っておいてね!)
田中にとって、こんな毎日が続いていた。
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 18:55:49.09 ID:JR97Ss+P0
ウィーンのキャラ濃すぎワロタ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 18:56:35.17 ID:VhoRSVJP0
ヤン「」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 18:58:01.05 ID:L27r6ehn0
――――とある日の田中家。
田中「あー……疲れた」 ボスッ
田中(……何させられたっけ、今日は)
田中(今日の朝の迎えは坂井で……荷物持たされて、一緒に登校)
田中(学校ついたら、沖田の宿題見てやって)
田中(宮本に購買でパン買わされて……食べ残し渡されて……)
田中(ああ、食堂の席取りもさせられたな……)
田中(沖田が手を使うの面倒だからって、飯を食べさせたり)
田中(もういらないって、坂井に飲みかけのジュースを、無理やり口に放り込まれたり)
田中(放課後は、荷物持ちって女子三人と買い物に連れていかされたり……)
田中(その後は喫茶店……。あんまり好きでもねーケーキ買って食わされたり……)
田中「散々だ……」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:01:17.61 ID:L27r6ehn0
田中「……」
田中(なんで、俺ばっかり……)
田中(そりゃ、不用意な俺も悪かったけど……)
田中(……負けっぱなしってのも、癪だしな)
田中「…………」
田中(……やり返すか)
田中(そろそろ、いい加減に許されてもいいはずだ)
田中(待ってろよ……!)
―――― 一方で、喫茶店に残った三人
紗羽「……もう田中、家に着いたかな?」
わっふるわっふる
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:04:00.74 ID:L27r6ehn0
来夏「だと思うよ」
和奏「ちゃんと帰れたかな?」
紗羽「大丈夫でしょ、身体だけは丈夫そうだし」
来夏「そっか」
和奏「……ところで、いつ許してあげるの?」
来夏「んー……なんか、タイミング逃しちゃった感じするよね」
紗羽「ホントは、もうそこまで怒ってないんだけどね」
和奏「私、いい加減可哀相になってきちゃったんだけど……」
来夏「あたしもー。最初はなんか良い様に使えて面白かったんだけど」
紗羽「なんだかんだ言って、色々と付き合いあったからねぇ……」
和奏「明日からは、もう普通にしてあげない?」
来夏「そうだね。今さら謝るもなんだか恥ずかしいし、普通にするだけで良いよね」
紗羽「うん。そうしよっか」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:04:13.44 ID:LQHgJVUX0
パンツ解散しといたほうがいいですか?
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:05:15.18 ID:jUWc60br0
ヒロイン全員がSっぽいアニメも珍しい
和奏はM
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:07:01.08 ID:L27r6ehn0
――――そして次の日
田中(今日の迎えは宮本だ。さっそく何かしらやってやる……!) グッ!
来夏「おはよー、田中」
田中(……あれ、なんか……普通?)
来夏「? どしたの? 早く行こうよ」
田中「あ、ああ」
来夏(……普通に普通に)
田中(敬語じゃなくても、別に怒らないのか)
来夏「最近、合唱練習も大変だよねー」
田中「ああ」
来夏「歌う時に踏ん張るのって、意外と大変でさー。もー、最近足がパンパンになっちゃって」
田中(……これだ!)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:07:38.49 ID:jUWc60br0
パンッパンッ
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:10:09.08 ID:L27r6ehn0
田中「来夏さま」
来夏「へ?」
田中「疲れているのでしたら、どうぞこちらへ!」 ビシィッ
来夏「こちらへ、って……背中? おんぶってこと?」
田中「ええ、来夏さまの御身足を疲れさせるわけにはいきませんので!」 キリリッ
来夏「い、いや。この年でおんぶはちょっと……」
田中「御気になさらず!」 ハクシンッ!
来夏(……んー……まぁ、これぐらいは良っか。やりたいって言ってるんだし……)
来夏「じゃあ、お願い」
田中「はっ!」 サッ
グイッ
来夏(わわっ、思ったより高い!)
田中「じゃ、行くぞ。ちゃんと掴まってろよ」
来夏「う、うん」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:13:15.08 ID:L27r6ehn0
テクテクテクテク
来夏「……」
田中「……」
ヒソヒソヒソヒソ
来夏(うっわああああ!! なんか、すっごいみんなが見てるぅうう!!
そりゃそーだよねぇ! 制服着た男女が早朝からおんぶで登校とか、ありえないもん!)
田中(ははは!! すっげえみんなが見てるぜ!! 恥ずかしかろう、宮本!
こういうのは、する方よりされる方のが目立つんだよ!!)
来夏「あ、あの……田中。もう、いいから」
田中(なに? まだまだ足りないぞ俺は。)
田中「気にするなって。これぐらい。大事な部長が、ここで倒れられても困るしさ」
来夏「田中……」
田中「だから、安心しろよ」 ニコッ
来夏「う、うん」
来夏(もしかして、本当に気遣ってくれてるのかな……?)
田中(くくく。宮本の真っ赤な顔……作戦は大成功みてえだな!)
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:14:56.01 ID:NCC8mt7eO
おんぶとか裏山すぐる
太ももを、うまくいけばおしりを触れるってことでしょ?
いいねぇ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:16:27.16 ID:DUo9mmQ30
支援
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:16:43.48 ID:L27r6ehn0
――――学校到着
来夏(まさか電車内でもおんぶとは思わなかった……)
田中(他の生徒にもこれで存分にアピールできただろう。へへっ)
来夏「……ありがとね。田中」
田中「え? あ、お、おう」(お礼? 何で?)
来夏「そ、それじゃ!」
タタタタ……
来夏(あー。なんかすっごい心臓ドキドキしてる。恥ずかしかったから……だよね。うん)
田中(……今になって恥ずかしくなったか? まぁいいさ。なら効果は十分だし)
田中(さて、次は……)
――――昼食時、食堂にて
和奏(お昼、どうしようかな……。さっき来夏にお菓子貰っちゃって、お腹空いてないんだよね)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:17:44.10 ID:NCC8mt7eO
おい、フラグたてんな
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:19:47.34 ID:L27r6ehn0
和奏(お弁当も、今日は持ってきてないし。食べないで、みんなと話していればいっか)
田中「……ん? 坂井、飯はどうしたんだ?」
和奏「え? ああ、今日あんまりお腹空いてなくて」
田中(……これは、前の沖田と同じパターンか? ってことは、坂井のやつ、ダイエットしてると見た)
田中(させねーぞ、そんなことは! わざわざ、こうやって食堂で席確保してんだ! 無駄にはしねえ!)
田中「もしかして、体調悪いのか?」
和奏「ううん。本当に大丈夫だから」
田中「いや、大丈夫じゃねーよ。飯食えないって、結構重大な問題だろ?」
和奏「そんな大げさな……」
田中「大げさじゃない。……あー、よし。今日は俺が奢ってやるからさ、ちゃんと飯食えよ?」
和奏「え? そんな、良いよ!」(だから、食べられないってば!)
田中「……坂井。よく聞いてくれ」
和奏「へ?」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:22:38.86 ID:L27r6ehn0
田中「俺さ、本当にいつもお前に助けられてんだ」
和奏「そ、そうなの?」
田中「だって、合唱なんて今まで中学校のコンクールでしかやったことねーし。
本気で取り組んでた人の指導なんて、受けたこともないからさ」
田中「素人相手にも、ちゃんと面倒見てくれるのがさ、すげー嬉しかったんだ」
和奏「……」
田中「だから、そんな大事な部員が、今ここで体調崩されたら困るんだよ! 俺だけじゃない、みんなだって!」
田中「……もう、沖田の時みてーに。一人で抱え込んでほしくねーんだ」
和奏「……そうだね」
田中「体調管理も、立派な部活動の一つだぜ? なんなら、俺が調整メニューでも考えてやろうか?」
和奏「い、いいよ。別に」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:24:47.57 ID:L27r6ehn0
田中「とにかく、今からなんか消化に優しいもん持ってきてやっから。待ってろよ」
和奏「……うん」
タッ
田中(かかったな! 消化に良いもんってのは、総じてカロリーが高い!)
田中(坂井、お前のダイエットは今ここでおしまいだ! はっはっは!)
和奏(あんな真面目に、私のこと考えてくれるなんて……)
和奏(田中って意外と……)
――――放課後、音楽準備室
ガラッ
田中「……あれ、沖田だけか?」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:27:35.79 ID:k6t8Mgws0
さわたそ??
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:28:05.79 ID:L27r6ehn0
紗羽「うん。来夏は会議があるって。和奏は進路相談に行ってる」
田中「ウィーンは補修だし……。まぁ、待ってりゃ来るだろ」
紗羽「そうだね」
田中(……願ってもいないチャンス! 誰にも気づかれずに、沖田に復讐ができるじゃねーか!)
田中(何をしてやろーかなー。このじゃじゃ馬によぉー!)
紗羽「……」 パラリ
田中(……と思ったけど、ここじゃあんまり動きもねーしな……)
田中(……どうすっか。チャンスを無駄にするわけにはいかねーし……)
田中(何もないなら、何かアクションを起こせばいいだけか)
田中(……さっきから読んでる本は……英語か)
田中(英語じゃうまく釣れるもんも釣れねーしなぁ……)
田中(……まー、何かしてみっか)
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:30:41.26 ID:L27r6ehn0
田中「沖田」
紗羽「んー?」
田中「英語やってんのか?」
紗羽「うん。ちょっとね。不安だから」
田中「そっか」
紗羽「うん」
田中「……じゃ、ここでクイズだ」
紗羽「え?」
田中「この○の中に文字を入れて、読んでください……っと」カキカキ
田中「ほい」
『S○X』
紗羽(……英語覚えたての中学生か)
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:31:48.50 ID:NCC8mt7eO
ウィーンは?
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:33:32.97 ID:L27r6ehn0
田中(な、ど、動揺すらしない……? こんな、あからさまなセクハラなのに!)
紗羽「田中」
田中「はい」
紗羽「キモイ」
田中「あ、アイドントキモイ!」
紗羽「邪魔しないでくれる」
田中「はい」
紗羽「……」 パラリ
田中(うーん。流石に幼稚だったかな……)
田中(というか、宮本も坂井もそうだったけど。なんか昨日までより、全然いつも通りだ)
田中(敬語つかわなくても怒らないし……普通に会話してるし……)
田中(もしかして俺、許されたのか?)
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:36:16.29 ID:L27r6ehn0
田中(……いやいや、沖田のあの冷たい目を見る限りじゃそれはないよな。うん。)
田中(さて、じゃあどうするか……)
田中(……あ、あれは、ウィーンの小道具か)
田中(よし!)
田中「なあ、沖田」
紗羽「ん。」
田中「そういえば、ウィーンにさ。小道具出しておいてくれ、って頼まれてんだ」(嘘だけど)
紗羽「うん」
田中「あいつなら届くんだけど、俺じゃ届かないからさ。手伝ってくれねえか?」
紗羽「……どれ?」 パタン
田中(よし、かかった!)
田中「あの棚の上。俺、椅子支えてやっから、沖田が取ってくれねーか?」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:38:38.88 ID:L27r6ehn0
紗羽「なんで?」
田中「俺たちそこまで身長もかわらねーし。だったら、下を支えるのは、力のある男の方がいいと思ってさ」
紗羽「……まあいいけど」
田中「悪いな」
ガタガタ ガタン スッ
紗羽「えっと、これー?」 ガサゴソ
田中「ああ。それと、もう少し奥にも入ってないか?」
紗羽「奥ー?」
田中「似たような箱があるはずなんだけど」
紗羽「えー? 箱ー? どこだろ……」
田中(ま、そんなのあるわけないけどな。そのまま覗き込んでてくれよ)
田中(その間に、俺はお前のスカートの中を覗き込んでやる) ソー……
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:39:16.41 ID:z/ZkZCyC0
がんがれ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:41:08.79 ID:L27r6ehn0
紗羽「……」 ハッ!
紗羽(……あれ、もしかしてこの体勢だとスカートの中見えちゃう……?)
紗羽「!」 ピクリッ
田中(まずい! 気づかれた!?)
紗羽「田中、絶対上見ないで」 バッ!
グラッ
紗羽「よっ……?」
田中「沖田!?」
紗羽「ふわぁ!?」
田中「くっ!」 ガバッ!
紗羽「え?」
ガシッ!
ドッシャーン!!
何がどうなってるんだ・・・
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:44:00.28 ID:L27r6ehn0
田中「…………」
紗羽「……た、田中……?」
田中「……痛つ……」
紗羽「だ、大丈夫?」
田中「……っと……。ふぅ。そりゃこっちのセリフだ。ケガ、ないか?」
紗羽「う、うん。ちょっとすりむいちゃったけど……。田中は?」
田中「別に大したことねーよ。思ったより、お前軽かったしな。抱きかかえても余裕だったし」
紗羽「なっ……」
田中「立てるか?」 スッ
紗羽「……ありがと」 グッ
田中(あぶねー。ケガさせるつもりはなかったんだけど……)
田中(お、怒ってる……か?) チラリ
紗羽「……」 ジーッ
田中(ああー。あの眼は間違いなく怒ってる! やべぇ……)
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:45:27.40 ID:NCC8mt7eO
AVなら挿入ってそのままセクロスの流れ…
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:47:05.19 ID:oa/Jiv9Y0
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:47:18.19 ID:L27r6ehn0
紗羽(田中もかなり痛かったと思うんだけど……。身を呈して守ってくれるなんて)
紗羽(あー! 今ここで全部、謝っちゃいたい!)
紗羽(ところなんだけど……)
ガラッ
来夏「おいーっす。遅れてごめんねー!」
和奏「あれ、どうしたの。田中も紗羽も。ケガしてるけど」
田中「ああ……これは……その……」
紗羽「田中がさ、ウィーンの小道具取れっていうから、椅子持ち任せてたんだけど」
紗羽「全然頼りにならなくって、バランス崩して落ちちゃったんだよね」
(そこを抱きかかえて、守ってくれたけど)
田中「悪い……」
来夏「ふーん」
紗羽「……でさ、ちょっと二人に提案なんだけど」
和奏「なに?」
紗羽「田中の奴隷期間……延長しない?」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:48:44.87 ID:k6t8Mgws0
見てるよー
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:49:37.05 ID:L27r6ehn0
田中「えっ」
来夏「え? ……ああ。うん。いいね!」
和奏「う、うん。実は、私もそれを後で言おうかな、って思ってて」
紗羽「なーんだ。みんな良いなら、文句ないよね? た・な・か?」
田中「……うぅ。わかったよ……」(今回は、俺にも非はあるしな)
和奏「じゃ、さっそく。今日は一緒にボイストレーニングね」
田中「え?」
来夏「あ、ちょっと和奏。今日はあたしが指導する日なの! 朝、そう決めたよね?」
田中「えっと……」
紗羽「その前に、このケガどうしてくれんの? ちゃんと責任取ってくれるんだよね?」
田中「その……あー、もう!」
田中「わかったから。全部つきあってやっから。順番に頼む!」(もうどうにでもなれ!)
和奏・来夏・紗羽「「「はーい♪」」」
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:52:27.56 ID:L27r6ehn0
<ほら、早くおいでよ
<ちょっ、宮本ひっぱんなって!
<田中はこっち!
<坂井? なんで正座して、おいでおいでしてんの? それ関係なくね?
<なんかココも打ったみたいだから、手当お願い、田中
<ちょっ、沖田!? なんで制服脱いでんだ!?
<田中―
<田中?
<田中ぁ!
<アーモウ……ホントニ……
<ワイワイ キャーキャー
<……
――――
――
―
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:55:08.96 ID:L27r6ehn0
―
――
――――
「……ふぅ」
「やあ、みんな」
「設置したカメラを取りにこようとして、イチャコラ空間にうっかり入りこみそうになった……」
ウィーン「僕だよ!」 キラッ☆
ウィーン「まさか、こんなことになるなんて……まったく、大智は幸せものだね」
ウィーン「邪魔するのもアレだし。今日は帰るとするよ。前田敦博はクールに去るぜ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:56:26.10 ID:83XP3Qn20
ウィーンウィーン
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:57:23.08 ID:NCC8mt7eO
な、なにがどうなってるかポルナレフ状態
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:57:57.86 ID:L27r6ehn0
<ちょっと田中、どこ触ってんのー?
<わ、わざとじゃねーって!
<良いから、早くこっち来てよー
<はいはい……。
ウィーン「…………」
パカッ
カチカチ
プルルル
ガチャ
ウィーン「あ、もしもし。田中家のを使って、壁殴り代行をお願いします」
おしまい
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:59:17.69 ID:NY6KlLMa0
乙
面白かった
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 19:59:32.99 ID:k6t8Mgws0
乙!
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 20:00:11.90 ID:L27r6ehn0
以上です。分かりづらい場面が多かったようで、ごめんなさい。
乙っす
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/10/15(月) 20:05:09.00 ID:9HogB8KL0
乙!!
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
おつ