1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
梓「ねえ憂。先輩達、最近私に何か隠し事してるみたいなんだけど何か知らない?」
憂「うん、知ってるよ」
梓「えっ!?本当!?」
憂「でも……梓ちゃんは知らないほうがいいと思うよ?」
梓「へ?何それ、そんな言い方されたら余計気になっちゃうよ」
憂「えへへ…でも……私もあんまり言いたくないから出来れば聞いてほしくないんだー」
梓「お願いっ憂!どうしても気になっちゃうから教えてっ!この通りっ!」
憂「でも…」
梓「何だったらあの幻のゴールデンチョコパン…だったかな?奢るからっ!お願いっ!教えてっ!」
憂「う〜ん、パンは別にいいけど……梓ちゃんはどうしても聞きたい?」
梓「うんっ!聞きたいっ!」
憂「……もうしょうがないかな…じゃあ梓ちゃんはお姉ちゃんの事……どう思ってる?」
梓「へ?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 01:47:59.91 ID:OyifKOLJ0
続きを
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 01:49:25.46 ID:J0DNkBtr0
続けたまえ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 01:56:36.63 ID:QtqLFdRd0
憂「梓ちゃんお姉ちゃんの事好きだよね?」
梓「まぁ…好きか嫌いとかだとそりゃあ……好きだけど」
憂「ううん、そうじゃなくてさお姉ちゃんと付き合ったりしたい?」
梓「そんなの考えた事ないよ」
憂「え?……そうなんだ?本当に?お姉ちゃんあんなに可愛いのに」
梓「あはは……あのさ憂、私そんなんじゃないってば」
憂「そっか、じゃあ私の思い過ごしだったんだ。てっきり梓ちゃんはお姉ちゃんの事大好きだと思ってたから」
梓「あ、あはは…ないってば」
憂「へえ……そっか。ふーん」
梓「何か関係あるの?」
憂「うん、お姉ちゃんね、どうやら澪先輩が好きみたいなんだ〜」
梓「……へ?」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:05:04.50 ID:QtqLFdRd0
憂「やっぱり知らなかった?」
梓「……うん」
憂「だよね、私も昨日お姉ちゃんのお部屋掃除してて初めて知ったから」
憂「お姉ちゃんのベッドの下……澪先輩の写真がいっぱいあったから」
梓「そ、そうなんだ……」
憂「でもね、澪先輩は……これは梓ちゃんも知ってるよね?」
梓「……うん。律先輩と付き合ってる」
憂「うん。こういう時って私、お姉ちゃんに何て言ってあげたらいいのかな?」
梓「そ、そんなの…私にもわかんないよ」
憂「そうだよね……はぁ……お姉ちゃんが好きな人が梓ちゃんだったら良かったのにな」
梓「……へ?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:06:34.83 ID:23NFlTVW0
重いなぁ…
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:11:27.51 ID:QtqLFdRd0
憂「へ?だってそうじゃないかな?そうだったらお姉ちゃん傷つかずにすんだのに」
梓「い、いや、憂が唯先輩の事好きなのはわかるよ?でも私の気持ちはどうなるのさ」
憂「ふふっ」
梓「ここ笑うとこっ!?」
憂「だってお姉ちゃんあんなに可愛いんだよ?梓ちゃんもすぐ好きになるよ〜」
梓「……」(これは憂も遠まわしに自分も可愛いといってるんだろうか…)
憂「どうかした?」
梓「ううん、別に」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:14:25.99 ID:ICJLasJ/0
唯「んひいいぃぃぃぃぃ!おまめさんきもちいいでつぅぅぅぅぅ!!(^q^)」グシャグシャプシャアア
梓「唯先輩!部室でおまたいじりしないでって何度いったらわかるんですか!」バチーン
唯「あーう!ゆいのおまたいじりじゃまするだめー!あずなんわるいこ!しーね!しーね!(`q´)」
梓「この池沼があああ…」
唯「あーう!とんちゃ、とんちゃ。ゆいのなかにいれてみるでつ!(^q^)」
トン「ジタバタ」
梓「唯先輩!やめて!」
トン「ガブ」
唯「んぎゃあああ!と、とんちゃ、おまめさんかんだらだめーーーーー!("q")」ガクガク
ブチブチブチ!
唯「あんぎゃあああああああああああああああああ!!!おまめさん----------------!("q")」ガクガク
トン「ブチブチパクパク」
梓「食wwwべwwwたwww」ゲラゲラゲラ
唯「ぁーぅ…おまめさん…ゆいのおまめさん…("q")」ピクピク
関係がただれてる割に軽いのが逆に怖い支援
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:22:07.06 ID:QtqLFdRd0
憂「良かったら梓ちゃん今晩ウチに泊まりに来る?お姉ちゃんの魅力をたっぷり教えてあげるから」
梓「や、いいよ、もう充分だから」
憂「じゃあなんでお姉ちゃんの事好きじゃないの?」
梓「や、好きだって、唯先輩の事。でもさ、そんなんじゃないんだからしょうがないじゃん」
憂「じゃあさ……私がそんなんにしてあげようか?」
梓「へ?」
憂「じゃーん、お姉ちゃんと同じヘアピンっ!」
梓「何で持ってんの!?」
憂「お姉ちゃんたまにヘアピンするの忘れるから常に持ってないとね、これをこうして……」
憂「えへへ、どう?お姉ちゃんに似てるかな?可愛い?」
梓「速っ!?10秒もかかってないっ!」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:26:44.66 ID:ZJ+Ns6orO
こわ憂
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:28:28.87 ID:kEOfwqnF0
C
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:33:07.40 ID:QtqLFdRd0
憂「えへへ♪お姉ちゃんと見分けつかない?」
梓「うん、てか前もさわちゃん先生以外誰もわかんなかったじゃん……あれ?」
憂「あれ?どこか違う?」
梓「え?う、ううん、何でもない」(何だろ…唯先輩と違う?何か……違和感)
憂「そうだよね?私も自分で鏡見ててドキドキするもんっ!可愛いよね〜」
梓「う、うん…」
憂「えへへ♪あっずにゃーん♪」
梓「わわっ!?う、憂っ!?」
憂「あずにゃん♪あずにゃん♪すりすり♪」
梓「ちょ、ちょっと憂ってば!?」
憂「憂じゃないよ〜唯先輩だよ〜えへへ♪」
梓「も、もうっ!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:41:49.78 ID:QtqLFdRd0
憂「ふふっ、ドキドキしない?梓ちゃん」
梓「だからしないってば……それより暑苦しいよ」
憂「え〜?やっぱお姉ちゃんじゃないとだめなのかな〜?」
梓「いやいや……唯先輩でも同じだって」
憂「あはは♪またまた〜」
梓「本当だもん」
憂「…はぁ……そっか……やっぱりそうだよね」
梓「そうって……何が?」
憂「ううん、やっぱり梓ちゃんはノーマルなんだなって。お姉ちゃんと先輩達、それと私だけがおかしいんだなって思っちゃった」
梓「お、おかしいとまでは思わないよ?でも押し付けは良くないと思う」
憂「うん……それ和ちゃんにも言われちゃった」
梓「へ?」
空白じゃなかったゆいゆい
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:46:54.71 ID:wZdfeqTo0
{:::::l::::::::::/}::::::::::::|::::∧::::l::::|::::::::γ.ヽ
|:::::|:::::::/ .l:::::::::::|/:ムヽ::|::::|:::::::: {::::::::}
|:::::|:::::{ ⌒ヽ::::::/ il⌒ V`::|::::::::: }::::::::|
}:::::|:::::l z=ュヽ:{ ィ==z .|:::::::l::::l:::::::::|
::::::::∨{ ヒ:: ) ヒ::ノ} |:::::::| 7|::::::::| やっと二人っきりになれましたね
}:::::::::::ハ xxx , xx .|:::::::|´ |::::::::| 唯先輩
/:/l:|::::::ハ ゚ノ|::::::l─、:::::::|
(::l |:l _ '⌒`-─^- ィ_ .|:::::| /::::::|
/:/ ヽ ヘ:/ ´'''''ヽ |
, ' Vハ }:|
ノ' / ∧ ヽ }iく . |::|
 ̄' /| / ヽヽ //:{⌒ l:::|
i /^l,′ ヘ V V//:j /:::|
i| i:. { / { }ハ V.:,′ /:::::|
そうだね i| i:::. Vxテミ:::::::::::::: テミxV ! }/ |::::::|
梓ちゃん | i:::::i 《 r'.:::i:::::::::::::::r'.::::} 》从/ }_ |:::::::|
j∧:::iN ゞ- , ゞ- ' / ` }::::::||
`─ ヽi '' / |::::::||
,,,--、 ヽ、 ヽ フ / /|::::::|.|
/ ` , .ゝ, '´ / .|::::::| |
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 02:51:18.96 ID:QtqLFdRd0
憂「あのね、昨日和ちゃんにお姉ちゃんの事、真っ先に相談したの」
梓「…うん」
憂「和ちゃんもお姉ちゃんの事好きだと思ってたのに……そんなんじゃないんだって、生徒会行くからって言われちゃった」
梓「へ、へえ…そうなんだ」
憂「私達ってやっぱり異端なのかな……お姉ちゃんが傷つかずにすむ方法何かないかな…」
梓「え、えっと…」(こういう時どんな顔したらいいんだろ…)
梓「あっ、む、ムギ先輩とかどうだろ?先輩達みんな仲いいしきっとうまく行くよ」
憂「……ダメだよ」
梓「へ?」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:02:16.25 ID:QtqLFdRd0
憂「ムギ先輩はダメだよ」
梓「何で?うまく行くと思うよ?」
憂「え、えへへ…え、えっとね……とにかくダメなんだよ」
梓「……憂?」(何で急に赤面してんの……え?)
憂「え、えへへ…」
梓「憂……もしかして」
憂「な、何かな?」
梓「……ムギ先輩の事好きなの?」
憂「ぎくっ!?そ、そんな訳無いからっ!私はいつまでもお姉ちゃんが…」
梓「いやいや……今のでバレバレですから」(自分でぎくとか言う人初めて見た)
憂「う、うぅ……内緒だよ?」
梓「え?う、うん…」(唯先輩の格好で照れてるとなんだか新鮮)
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:10:05.68 ID:QtqLFdRd0
憂「え、えへへ…」
梓「でもホントに意外だよ、憂が唯先輩以外の人好きになるなんて。ねえねえいつから?」
憂「は、恥ずかしいから言えないよっ!えへへ……ちらっ、言えないよ〜……ちらっ」
梓「……」(すっごい聞いてほしそうじゃん)
憂「そんなの言えないってば〜……ちらっ」
梓「…じゃあいいよ」
憂「えへへ♪えっとね、ムギ先輩ってなんだかほわほわしててお姉ちゃんみたいで可愛いよね」
梓「そうだね」(聞いてないのに語りだしたよ)
これじゃ唯だけ泣くことになるじゃないか
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:22:32.59 ID:QtqLFdRd0
憂「私もね、いつかはお姉ちゃん離れしないといけないとはずっと考えてたんだよ〜」
梓「そうなんだ」
憂「やっぱり……私がどう頑張ってもさ、姉妹は結ばれちゃいけないから…仕方ないよ」
梓「うん」(憂もちゃんと考えてたんだ)
憂「私は今でもお姉ちゃんが大っ、大っ、大っ好きだけどね、お姉ちゃんはどうなのかなってずっと考えてた」
梓「……うん」
憂「でもお姉ちゃんが好きなのは……澪先輩。私はいつまでもただの妹なんだって昨日わかっちゃった」
梓「…憂……辛かったよね」
憂「そうでもないかな……前からずっと考えてた事だし素直に受け止められたよ」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:24:03.08 ID:EX+B/uQp0
うおおおおおお全力支援
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:32:43.34 ID:UK7BPde1P
仕事しながら支援ゆいゆい
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:33:29.01 ID:QtqLFdRd0
憂「そりゃあショックがないとは言い切れないよ。でも嫌われた訳じゃないしね」
梓「うん、唯先輩は憂の事絶対大好きだよ。それは私にもわかる」
憂「梓ちゃん……えへへありがと」
梓「それにさ、こういう事言うのもなんだけど、唯先輩も妹離れする時が来たんだよ」
憂「妹離れ?」
梓「うん。唯先輩は憂に頼りっきりだと思う、逆を言えば勿論憂もだよ?」
憂「……」
梓「憂も唯先輩に依存してるって事。唯先輩が傷付く所を見たくないって言うのも別の見方をすれば甘えだと思うな」
憂「え……甘え…?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:43:27.85 ID:QtqLFdRd0
梓「そうそう。傷付くのを見たくないって言うのは、唯先輩が大好きな自分が傷付くのも嫌だからだよ」
梓「本当に好きなんだったらさ、突き放す勇気も必要だよ」
憂「……勇気」
梓「うん。じゃないと唯先輩いつまでたっても成長しないもん、そんなの憂に頼りっぱなしの人生になっちゃうよ?」
梓「唯先輩いつまでたっても甘えん坊だよ?」
憂「お姉ちゃんが……甘えん坊」
梓「だからさ、唯先輩の事はもう置いといて憂は憂の幸せに向き合いなよ、私と唯先輩をくっつけようとか押し付けは良くない、社会がうまくいかない」
憂「甘えん坊のお姉ちゃん……」
梓「うん、甘えん坊の唯先輩。そんなの見たくないで……」
憂「あはぁんっ!甘えん坊のお姉ちゃんなんて可愛いすぎるよおぉぉぉぉおおおっ!!!」
梓「わわっ!?」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 03:53:31.22 ID:QtqLFdRd0
憂「梓ちゃんダメだよっ!甘えん坊のお姉ちゃんなんて可愛いすぎてわたし一生お姉ちゃん離れなんか出来ないよっ!」
梓「う、うん…」
憂「だって想像してみてよ…あふっ!あ、や、やばっ……鼻血が……」
梓「わっ!?ティッシュティッシュ」
憂「だ、大丈夫、持ってるよ……ふぐっ!……ふう……うひっ」
梓「む、ムギ先輩の事はいいの……?」
憂「え、えへへ……まだもうちょっとかかりそうかな……」
梓「そうだね」
憂「はぁ……でも梓ちゃんの言う通りかもしれない」
梓「へ?」
にゃあ
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:07:37.99 ID:EX+B/uQp0
ほ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:09:57.16 ID:QtqLFdRd0
憂「私達ってやっぱり依存しあってるんだよ、このままじゃ私もお姉ちゃんもうまくいかないってわかってる」
梓「うん、私もそう思うよ。唯先輩にはもう少ししっかりしてほしいし憂も……ね?」(流石に本人に直接は言えないよ)
憂「……はい、努力します」
梓「ふう、だいぶ話し込んじゃった
。憂、もう帰ろうよ夕飯の支度だってあるでしょ」
憂「そうだね、ごめんね時間取らせちやって」
梓「いいよ、知りたかった事聞けたし……あぁ、でも本当に知らない方が良かったかな……明日から部活行くの軽く鬱かも」
憂「あはは、だから言ったのに」
梓「……だね、そりゃあ先輩達も隠す訳じゃん。けいおん部大丈夫かな…」
憂「梓ちゃんが居れば大丈夫だよ」
梓「……何で?」
憂「ふふっお姉ちゃんをよろしくね」
梓「はぁ……フォローだけは頑張ってするけど……それ以上は無理だよ?」
憂「うん、それで充分だよ」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:29:02.43 ID:QtqLFdRd0
翌日
梓「あぁ…部活の時間だ……あんまり行きたくないなぁ…」
けいおん部に入って初めて私はそう思った。
梓「でも行かない訳には行かないし……はぁ」
先輩達にとって最後の文化祭も近くなっているし行かない訳には行かなかった。
それに毎日口をすっぱくするくらい練習、練習って言ってる私がサボりなんてして、もしバレたりしたら卒業までずっと律先輩辺りにからかわれるだろうし。
純「あーずさー」
梓「ん?……なんだ純か、何?私これから部活なんだけど……はぁ」
純「知ってる知ってる、ん?どうかした?元気ないじゃん」
梓「何でもないよ」
けいおん部がこんなにドロドロしてるなんて言える訳ない
唯先輩の傷口が広がるだけだ
梓「それより何か用?」
純「あのね、澪先輩に渡して欲しいものがあるんだけど」
梓「え、自分で渡せばいいじゃん。面倒くさい」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:39:24.17 ID:UK7BPde1P
どろおん!
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:40:56.85 ID:QtqLFdRd0
純「面倒くさいって…ひどくね!?けいおん部に行くんでしょ?ついでじゃん」
梓「それはそうだけどさ…」
私はこれ以上頼まれごとをされたくないんだけどなぁ……
正直唯先輩の事でいっぱいいっぱいなんだけど
純「渡すだけでいいんだって、ね?頼むよ梓」
梓「何これ…手紙?」
純「そ、私の澪先輩への気持ちがここに全部書いてあるの!鈴木純っ!一世一代の大傑作が書けたっ!」
梓「……ラブレターって事?」
純「うひひ、まあねん♪我ながら上手く書けたと思ってるんだ♪柄にもなく徹夜で頑張っちゃったよ〜コレを読んだら澪先輩も私にイチコロ……って梓なんでビリビリに破いてんのっ!?」
梓「残念だったね、澪先輩はもう律先輩と付き合ってるんだ」
純「ひょえっ!?……ま、マジで!?」
梓「うん、マジマジ」
純「えっ……」
絶句する純、なかなか面白いかも
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:51:10.33 ID:UK7BPde1P
どろどろおん!
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 04:52:36.54 ID:QtqLFdRd0
純「嘘……嘘だと言ってよ……」
梓「本当だよ、澪先輩は律先輩と付き合ってる」
純「……あ、あれ?梓が何言ってるかわかんないや、ごめん、日本語で」
梓「ドンマイ」
純「ぐっ……はぁ……やっぱそっか……まぁ、うすうすはわかってたけど」
梓「うん」
純「冷たいぞー梓、ちょっとは慰めろー」
梓「だって純だしね」
純「ぐ……くっそー!梓のバカーっ!薄情者ーっ!」
梓「はいはい」
あれだけ猛ダッシュできる元気があれば大丈夫だよ
はぁ……純には軽く言えるのになぁ
唯先輩はどんなリアクションするんだろ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:05:16.09 ID:QtqLFdRd0
梓「……ちょっと考えてみようかな、うん」
パターンA
唯『澪ちゃん!私と付き合ってくんさいっ!』
澪『ゴメンイマコイツトツキアッテルンダ』
律『テヘッ』
唯『Σ(゚д゚lll)ガーン』
紬『アラアラ♪』
梓「元気出してください唯先輩、私達の青春はまだまだこれからですよ」
唯『(´;ω;`)アズニャン…ヤサシイ』
梓「先輩は可愛いんですからきっとすぐ良い人が現れますよっ!」
唯『(´Д⊂ヽウェェェンアズニャン』
梓「わ、わわっ!?ゆ、唯先輩!?ちょっと!?」
唯『(^ω^)やっぱり私はあずにゃんが一番好きだよっ!』
唯『あずにゃんペロペロ(^ω^)あずにゃんペロペロ(^ω^)』
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:14:04.23 ID:QtqLFdRd0
梓「や、やめて下さい唯先輩っ!先輩達みんな見てますってばっ!……」
梓「って……これはさすがに無いな、やり直しやり直しっ!……えっと……」
んん…どうも私は想像力が貧困なのかな
その後いくら考えても結局私が唯先輩にぺろぺろされてばかり……なんで?
梓「ダメだ……ろくな考えてにならないや……唯先輩の行動はよく読めないからしょうがないのかな」
梓「……ってこんな事してる場合じゃないっ!?早く部室行かなきゃっ!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:14:53.38 ID:UK7BPde1P
ぺろぺろ支援
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:19:09.25 ID:dP/BITvw0
支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:27:20.42 ID:QtqLFdRd0
ガチャッ
梓「すみませんっ!遅れまし」
ガンッ!
「ふぎゃっ!?」
梓「へ?」
私が勢い良くドアを開けると倒れ込む人物がいた。
唯「うきゅ〜……」
梓「え!?え!?ゆ、唯先輩!?」
梓「うわわ、すみませんすみませんっ!だ、大丈夫ですかっ!?唯先輩!」
紬「大変っ!唯ちゃんっ!……ダメ、気絶しちゃってるわ……」
澪「う、うん……」
律「そ、そっか……」
梓「……?」(何だろう、何か空気が重い…)
紬「梓ちゃん、唯ちゃんをそこのソファーに運ぶから手伝ってくれる?」
梓「あ、はい」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:38:10.64 ID:QtqLFdRd0
澪「あ、ムギ、私達も手伝うよ」
紬「じゃあ澪ちゃんは氷水持ってきてくれる?頭を強くぶつけたみたいだから冷やしてあげないと」
澪「よ、よしっ!氷水だなっ!わかった」
律「わ、私はどうしたらいい?」
紬「りっちゃんは毛布を取ってきてあげて。ソファーのままじゃ横にするには固いわ」
律「そ、そうだなっ!わかった!」
ムギ先輩の指示に従って動き出す先輩達。
梓「すいませんムギ先輩、私のせいで…」
紬「いいのよ、それに謝るなら私じゃなくて唯ちゃんにね」
梓「あ、はい…」(唯先輩……ごめんなさいです)
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:49:39.94 ID:QtqLFdRd0
律「毛布取ってきたぞー、ここに敷いたらいいんだよな」
紬「りっちゃんありがとう、それじゃゆっくり下ろすわよ、梓ちゃん」
梓「はい。んしょ……ふう」
澪「氷水も出来たっ!ムギ頼む」
紬「澪ちゃんもありがとう。梓ちゃん、唯ちゃんにあてがってもらっていいかな?」
梓「はい、勿論です」
律「唯……血も出てないみたいだし大丈夫だよな?」
澪「ひっ!?……唯」
紬「うふふ、頭を少し打っただけだから大丈夫だと思う。ちょっと大きめのたんこぶができてるだけよ」
梓「ふぅ……大した事なくてよかったです」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:53:35.87 ID:bnMblXwb0
支援
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:54:24.40 ID:jjdP4yrj0
いいね
支援
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:54:44.13 ID:dP/BITvw0
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:57:56.28 ID:UK7BPde1P
梓「ふぅ……」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 05:58:11.74 ID:QtqLFdRd0
梓「でも……何で唯先輩扉の前に居たんですか?びっくりしました……確認せずにドアを開けた私が一番悪いんですけど」
紬「……」
律「……」
澪「……」
梓「……あれ?先輩達何かあったんですか?」
律「えっとだな……その…」
澪「いいよ、律。私が言うから」
紬「……」
梓「?」
澪「実は……梓が来るほんの少し前にさ……唯に告られたんだよ」
梓「……へ?」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 06:19:50.16 ID:QtqLFdRd0
ほんの少し前…
唯「あずにゃん今日は遅いね〜もう今日の分のお菓子も食べ終わっちゃったよ」
律「だな〜、たまには梓が来る前に練習すっかー」
澪「おぉ……律の口からそんな言葉が出るなんて明日は雪でもふるんじゃないか」
律「失礼だなおい。私だってたまにはヤル気あるってのー」
唯「あずにゃんを驚かせてあげよっかえへへ」
紬「うん」
澪「こんな普通の事で驚かすってけいおん部としてどうなんだろうな……」
唯「あ、じゃあさっ、もう一個サプライズで何かやってあずにゃんを驚かすってどうかな?」
律「それいいじゃん。唯は何か考えがあるのか?」
唯「えっへっへ」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 06:31:20.10 ID:QtqLFdRd0
紬「聞きたい聞きたい」
澪「何か違う曲でも弾くのか?」
唯「ノンノンノン。えっとね、澪ちゃんちょっとこっち来て」
澪「うん」
唯「えへへ♪ワタクシ平沢唯っ!あずにゃんより先に皆さんに発表したい事がありますっ!」
律「ははっ、唯は大げさだなー何するんだよ早く言えー」
唯「え、えへへ♪ちょっと待ってねりっちゃん」
澪「早くしないと梓来ちゃうぞ?」
唯「あ、そ、そっか……す〜は〜…す〜は〜……あのっ!澪ちゃんっ!」
澪「はははっ、何だ?唯」
唯「あ、あのっ!私っ!澪ちゃんが好きっ!大好きっ!」
澪「…………え」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 06:45:56.00 ID:jjdP4yrj0
唯・・・
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 06:57:41.98 ID:KU2c3FJW0
C
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 07:00:53.07 ID:NdJs4pja0
ゆいん
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 07:14:02.38 ID:4JJAe+q20
どうなるかわかってるだけにキツイな
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 07:49:16.36 ID:KU2c3FJW0
む
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 07:59:25.73 ID:UK7BPde1P
しえん
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:12:34.32 ID:pFPNGXJ90
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:12:51.51 ID:4JJAe+q20
残念だけどそういうことなのかね
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:21:45.57 ID:pFPNGXJ90
夜中から書いて体力尽きたのか、早く起きろ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:22:14.21 ID:ZvohfS8c0
支援
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:48:32.04 ID:KU2c3FJW0
ほ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 08:49:33.66 ID:ZvohfS8c0
☆
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 09:06:27.11 ID:Fn0P2kIK0
し
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 09:19:21.15 ID:+vOpV7V70
唯ちゃんが俺と付き合えば丸く収まるじゃん
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 09:38:29.34 ID:ulbdS9b10
唯梓を希望するにゃん
それ以外は望まないのにゃん
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 09:41:17.33 ID:Lx+8Kpnz0
かずにゃん?
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 09:41:53.14 ID:4Y8MBInC0
回想エンド
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:00:07.09 ID:OyifKOLJ0
ほしゅ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:14:38.81 ID:m+GBmnQF0
支援
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:31:06.82 ID:Fn0P2kIK0
__
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i : (!: :| i : : | まだー?
|: : | : ! /: :! |
Vヽi: :iヽ ‐ ィ : /レ
`ヘ、:`i:¬ _≦く"´
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,':.介/:.:.i:.:.:.:.:.:.:.'.,
i〃|i:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:46:08.65 ID:Fn0P2kIK0
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:51:06.96 ID:iHHKGzpRP
ちょっと寝過ぎじゃね
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 10:58:38.68 ID:KU2c3FJW0
6時半だしまぁ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 11:15:14.87 ID:Fn0P2kIK0
ほ
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 11:32:32.70 ID:Fn0P2kIK0
し
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 11:34:35.35 ID:oYfKax4R0
ネルソン
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 11:50:34.23 ID:EZkY5Lzf0
ほ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:01:00.44 ID:Fn0P2kIK0
そ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:11:49.22 ID:kNJWIo7tO
み
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:21:07.48 ID:XzSo0c9x0
まだかいな
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:32:40.29 ID:d0Gh7M4a0
はよ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:46:14.86 ID:XzSo0c9x0
ほ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 12:55:27.57 ID:iHHKGzpRP
起きろー
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/30(日) 13:06:28.19 ID:f3LS90pf0
はよ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ