遠藤「乗れよ夢想者っ……!案内しよう、新展開に……!」
気がつけば電子の海…!どこかわからぬ……インターネットの果ての果て……
亡者巣食うバーチャルリアリティに居たっ…!
戦うっ……!戦い続けなければならないっ……!このネットゲーでクリアまでっ……!!
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:37:27.85 ID:GXTeVSkW0
カイジ「この手のゲームは全然やったことがねぇ……!どうすれば……」
黒服の説明によれば……このゲーム内で死ぬことはイコール現実での死を意味する……
カイジ「つまり…ゲームとはいえ軽々にモンスターを倒しにいけない……!」
ましてや……俺は一人……!圧倒的孤独………!!
いや…そうではない……
人はいる………周りにはバーチャルリアリティを満喫し……この手のゲームに慣れた……
そんな……頼れる仲間になりうる………そんな人たち……っ!!
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:39:37.12 ID:GXTeVSkW0
しかし……
モブA「おい…あいつ……随分俺たちより……」チラッ
モブB「ああ……」チラッ
年齢……周りは10代……それも……中学生や…中には小学生もいる……!
そんな若者たちに……カイジは馴染めないっ……!!
なんだ……なんだなんだ……!見るな……そんなに……っ!
カイジ「ちっ……」ソソクサ
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:41:10.21 ID:NwCSd9fg0
なんだこのスレは・・・っ!支援・・・圧倒的支援・・・ッ!
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:41:30.63 ID:ThxiYs3F0
ゲーム内では疎外感を感じるとな
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:42:01.14 ID:ThxiYs3F0
誤 ゲーム内でも
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:42:35.45 ID:GXTeVSkW0
この世界では……アバター……つまり見た目…姿形が……
ゲームなのに自由ではない………!
現実の自分……自らの顔……その他身体的特徴……それらが反映される仕組み……!
カイジは20代……!隠し切れない20代の空気……!
カイジ「クソッ………俺一人じゃ……できることが限られる……」
カイジ「別に……仲良くなって……どうこう…って…そういう話じゃないんだ……!」
カイジ「一人ぐらい……気の合う……もしくは……利害の一致する……そんな仲間……!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:43:46.86 ID:NwCSd9fg0
なんだその機能
すげえ
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:44:37.57 ID:GXTeVSkW0
いや……いや…いやいやいや……っ!
待て待て……そもそも……俺はまだレベル1……!
誰が能力もない……ただ……町をぶらぶらする……そんな大の大人……
子供……同じ年頃でも……そんなやつを……仲間にするか……っ?!
となると……やるしかねぇ………っ!
カイジはこの時認識を改めた……っ!
ゲームでも現実と同じ……人は利に着いてくる……!
そう……カイジは気づいたのだ……!
これは……ゲームではあっても………遊びではない………っ!!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:48:48.40 ID:GXTeVSkW0
カイジ「まずは……あの弱そうな……スライムを……」ボコッ
カイジ…素手っ……!
素手で敵を殴り始める……!
カイジ「お……なんだ……意外に倒せるな……」
カイジ…生まれて初めて敵を倒す……っ!!
そして…レベルが上がる……!パッパラー
カイジ「なんだ…なんだ…?ステータスアップ……?スキル……?…?…?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:50:30.64 ID:GXTeVSkW0
意味不明……!!
RPGといえば…FF…ドラクエしかやったことのないカイジにとって……
MMO……ひいてはハクスラの……スキルやステータスアップは意味がわからない……!
???「随分手間取ってるみたいだな……そこのお兄さん……」
???「初めてか……?こういうゲーム……MMORPGは……」
カイジ「あ…?ああ……実は勝手が分からなくて……教えてくれると助かる……」
カイジ…この世界に来て……初めて声をかけられる……!!
???「いいよ……教えてあげてもいい……但し…条件がある……」
カイジ「条件……?」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:52:31.33 ID:GXTeVSkW0
???「俺と勝負して…お兄さんが勝ったら俺はこのゲームについて教える……」
カイジ「勝負……?」ざわ・・・
???「そうだ……その代わりお兄さん……あんたが負けたら……」
???「腕一本だ……っ!!」
ざわ・・・ざわ・・・
このガキ……何を言い出すんだ……!
カイジ「はぁ……?」
カイジ…冷静を装う……!相手は子供……!
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:54:28.19 ID:LgjSmDZa0
アカギかあ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:55:00.90 ID:GXTeVSkW0
しかし……この子供……雰囲気が違う………
異質…
異端……冷たい空気……カイジは感じ取っていた……!
まだ年端もいかぬ子供に……狂気……!奇なる才覚を……!
???「とぼけないでよ……俺は分かってるんだぜ……」
???「あんたは…俺に嘘がないこと……それを無意識に認めちまってる……」
カイジ「……餓鬼だな!」
???「え……?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:55:45.46 ID:/qeseJL60
最強ギルド帝愛
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:56:35.67 ID:GXTeVSkW0
カイジ「餓鬼だって言ったんだ……!困ってる奴を見て……更に困らせるようなことをいう……」
カイジ「お前には……才能…異能…狂気…大人を凌駕する何か…」
カイジ「認める……!そういうものがお前にあるってこと……!」
カイジ「だから……俺を嘲笑いに来たんだろ……!」
???「……」
カイジ「いい年した大人が……こんなゲームの世界で……何一つできやしねぇ……!」
カイジ「そんな…醜態……失態を……!違うか……!!?」
カイジ……大人気なく怒る……!
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:58:09.68 ID:GXTeVSkW0
???「まぁ…そんなに怒んないでよ……そんなつもりは無い……」
???「ただ……俺はギャンブルをしたいだけ……」
???「あんたみたいな奴……滅多にいない……俺と同じ……生き死にのギャンブルをしてきた……」
???「そんな雰囲気……顔だぜ……!」
カイジ「……なら………!」
カイジ「俺に教えるだけじゃ足りねぇ……!その上に装備……アイテム……それらを俺に寄越せ……!」
???「ふふ……調子出てきたみたいじゃない……」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 20:59:21.45 ID:GXTeVSkW0
カイジ「まだだ……!それプラス……っ!俺の仲間になってもらう……っ!!」
???「ふーん……人のこと散々言っておいて…随分虫のいい話だ……」
カイジ「当たりめぇだ…!こっちは腕一本賭けるんだ……それくらいは当然……!!」
???「ま……いいよ……」
謎の子供承諾……!!
カイジ……ゲーム世界でもギャンブルに挑む……!!
???「勝負の内容はこうだ……」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:02:03.61 ID:GXTeVSkW0
この子供が説明した勝負……
コインを右か左に持ち…それをカイジが当てるというもの……
とても単純な勝負である……!
カイジ「よし分かった……3回中2回当てればいいんだな……」
???「それじゃ……始めるよ…」
右か左───
確率で言えば2分の1であり……2回やれば1回は当てられる計算……
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:04:18.70 ID:GXTeVSkW0
確率通り……カイジは2回の時点で1回的中させる……!
???「じゃあ次が最後だ……」
───と……その時だった……!
ピーン
子供はそれまでと違い……コインを天高く舞い上がらせた……!!
カイジ……突然の出来事……天高く舞い上がったコインを目で追う……!
その隙を突いて子供はポケットから何かを取り出す……!
パシッ
???「さぁ……どっちだ………?」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:08:00.57 ID:GXTeVSkW0
カイジ「?……??……」
カイジ困惑………っ!
カイジには分からない……!コインを天高く舞い上げた理由が………っ!!
そして馬鹿正直に選んでしまう……!
カイジ「……左だ!」
???「……ふふ……まるで白痴だな………」
カイジ「え……?」ざわ・・・
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:09:55.45 ID:GXTeVSkW0
???「右だ…!コインがあるのは右っ……!」
子供…右の手を開け……コインを見せる……!
カイジ「な……!」ぐにゃぁ〜
???「さて……それじゃ約束どおり腕を貰おうか……」
カイジ「うぐ……っ!」
カイジ敗れる………!!単純な仕掛けを見破れず……腕一本切り落とす羽目に………!!
カイジ「ま……待てっ………!!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:11:16.07 ID:GXTeVSkW0
???「どうした……?怖いのか……?」
カイジ「違う…!左手だ……左手を開けて見せろ……!」
???「……ふーん……こういう単純な勝負じゃ……結構効果的なんだよな……」
子供の左手にはコイン………っ!!イカサマ………っ!
カイジ「ぐっ……!」
なめやがって……このガキ……!
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:12:44.79 ID:GXTeVSkW0
しかし………!負けは………負け………だっ……!!
この時意外にカイジ素直……!
カイジ「いや……いい……それがわかっただけ十分だ……」
???「え……?」
カイジ「負けだ……っ!俺の……っ!」
カイジ「見破ったとはいえ……ここで今の負けを反故にしたら……何が何やら分からなくなる……っ!!」
???「……」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:13:42.60 ID:tEBTWDdb0
支援
C
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:16:02.82 ID:LZPDBD1e0
カイジならここでわめき出しそうだが
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:16:30.96 ID:GXTeVSkW0
カイジ「やってくれ……!」
負けたときこそ………手痛く負けたときこそ胸を張れ………!!
???「そう……じゃ…貰っとくよ……腕一本……」
カイジ「!!……ま…待ってくれ……」
???「いいよ…少しぐらいは待ってあげる……」
カイジ「いや…そうじゃねぇ……名前……俺はまだあんたの名前も聞いちゃいねぇ……」
???「ああ……そうだったな……システム上傍目から見れるもんだから……あんたも分かってると思ってたよ……」
???「知らないんだったな……あんた…ゲームのこと……」
アカギ「俺は赤木……赤木しげるだ……」
カイジ「アカギ……その名前は忘れない……!」
アカギ「俺もあんたのこと……忘れないよ…カイジさん……」
ザシュッ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:17:56.07 ID:ThxiYs3F0
お?
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:20:17.46 ID:GXTeVSkW0
寝た………!!
ひたすら寝た………!!
正確には…気を失っていた………!
その時間……実に丸1日っ……!
カイジ「うっ……」
カイジ覚醒っ……!
カイジ「気を失ってたのか……そうだっ…!俺のっ……俺の腕っ……!」モゾモゾ
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:22:04.70 ID:6QO1wiMjO
寄り付かない原因は10代どうこうじゃなくて鼻とアゴではないだろうか
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:22:10.39 ID:GXTeVSkW0
カイジ「あ……あれ…?……?」
無事っ…!!
何故かカイジの腕無事………!
アカギ「やっとお目覚めかい……カイジさん…」
カイジ「お前……」
アカギ「やっぱり腕は元通りみたいだね……」
カイジ「元通り……ってどういうことだ……!」
アカギ「この世界じゃ…ライフがある限りは……ある程度の欠損は治るようになってるらしい……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:23:47.73 ID:oEMtvZ2a0
なんだかいろいろ混ざって分かりにくい
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:24:11.49 ID:GXTeVSkW0
カイジ「はぁ……?」
カイジにはイマイチ状況が飲み込めない……
が……それもそのはず……そのぐらいこの世界……バーチャルリアリティの完成度は高く……
切られた痛み……喪失感……ショック……
それらは………現実のそれとほぼ同等………!!
まさか…ゲームとはいえ……一生にわたる障害……それらを回復できるなどとカイジは思わなかった………!
アカギ「まぁとにかく………ゲームだから助かった……って事……」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:24:52.44 ID:9PjKO6wn0
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:26:22.09 ID:GXTeVSkW0
カイジ「はぁ…まぁ…それはわかった……」
カイジ「だがっ……なんでお前まだここにいる………?」
カイジ「俺は負けたはず………お前も……こんなことしてる場合じゃなくて……クリアを目指すんじゃないのか……?」
アカギ「カイジさん………実は俺も困っててね……」
アカギ「このゲーム……どうやら一人でクリアするのは……どうも困難……不可能に近い……」
アカギ「だから…俺も仲間になりうる……そんな人を探してたんだ……」
カイジ「はぁ…?」
カイジ「まさかお前……俺を………」
アカギ「そうさ……悪いけど試させてもらった……」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:28:42.45 ID:GXTeVSkW0
試された……!!
カイジ……年下……それも中学生に試される……!!
ぐっ……屈辱的だっ……!
カイジ「ってことはお前…知ってたのか……腕……元に戻る…ってこと……」
アカギ「まぁね……俺だってあんな無茶なこと……軽々にはしない……」
アカギ「だが……カイジさん……あんたが初めてさ……勝負を受け……負けを認め……腕を切らせる……」
アカギ「他のやつらは元に戻ること知ってた……ただ激痛を受けるだけとは言え……そんなことさせるやつはいなかった……」
アカギ「やつらには覚悟が足りない……そんな人間じゃ……クリアまでいけるかどうか……怪しいもんさ」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:30:18.12 ID:IsbGLksO0
これは支援
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:31:12.62 ID:GXTeVSkW0
カイジ「そういう風に……褒められる……認めてくれる…ってのは……有難い話だが…」
カイジ「俺はまだ……レベル2っ………それも…こういうのに慣れてねぇっ……!」
カイジ「そんな俺より……別っ…!別のレベルの高い誰か……そっちのほうがいいんじゃ……」
アカギ「駄目さ……他にも色々見て回ったが……まるで駄目……」
アカギ「ただだらだら……レベルを上げて……レアアイテムを拾っただの…結婚がどうだの……」
アカギ「そんな連中ばかりさ……ああいうやつらは……現実の世界にいるより……ここに留まっていたい……」
アカギ「そういう……言ってみれば……生きたい…って……感覚がない……」
アカギ「そういった輩と行動してても……ことが先に進まない……そうでしょ……?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:33:16.19 ID:m7b5D39gO
血盟騎士団の制服を着るカイジ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:33:41.67 ID:GXTeVSkW0
カイジ「まぁ……確かに……」
アカギ「そういうことだカイジさん……早速だけど……この世界について簡単に説明しよう……」
MMORPG………
MMORPGというのは……大規模多人数同時参加型オンラインRPGで……
その大抵は……レベルを上げ………転職……
能力や技などをポイントで振り分け……装備を整え……ボスを倒していく……
そういったものが多い………
いまカイジたちがいる世界……ここでは全100階のダンジョンを制覇すれば……クリア扱いとなる……
そういった基本的なことをアカギから説明される………
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:36:46.61 ID:GXTeVSkW0
カイジ「なるほど……大体わかった……ありがとう……!」
アカギ「ふふ……物分りが早くて助かる……じゃあ…教えたとおり……俺の情報を見てほしい……」
カイジ「えーと……赤木しげる………レベル…76……?」
カイジ驚愕……!
というより………ちょっと引く………!
アカギ「そう…そうやって相手の情報が見れる……誰かに絡まれたときはそこを見て判断するといい……次は…」
カイジ「ちょ…ちょっと待て……!」
アカギ「なにか……?」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:38:29.68 ID:GXTeVSkW0
カイジ「お前いつからこの世界にいる……?!」
アカギ「いつからって……先月から……」
カイジ……慌てて周りを見渡す………!
あいつは……レベル20……16……27……
いないっ………!
レベル30すら超えてるのは一人として……!
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:40:49.55 ID:GXTeVSkW0
アカギ「ああ……俺のレベルのこと……?まぁそれは追々説明する……」
カイジ「はぁ……」
なにもんなんだ……アカギ………
謎の高レベルに困惑するも……
あらかた説明を終える………!
アカギ「まぁこんなとこ………大体分かったでしょ……?」
カイジ「そうだな……とりあえずは俺もレベルを上げないといけないらしいな……」
遂に始まるっ………!
紆余曲折あるも………遂に…ゲームの攻略……まず第一歩として…レベル上げっ……!
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:42:38.90 ID:hylAlUle0
C
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:44:34.69 ID:GXTeVSkW0
カイジ「ふぅ……仮想とはいえ……疲れるな……」
アカギ「そうでしょ……よくできてるよね………このゲーム……」
カイジ「そこまで凝らなくても……って感じだけどな……何の意味があるんだか……!」
アカギ「ふふふ……確かに……確かにそうですね……」
カイジ……アカギと打ち解ける……!
ゲームについての指南………加えて高レベルの仲間………
そういったものも……カイジにとっては有難い………有難いことだが……
それ以上に………喋る相手一人いない……そんな状態から救ってくれた………
そういったことにカイジは感謝した………!!
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:47:40.22 ID:GXTeVSkW0
アカギ「さて……今日はこの辺にしましょうか………」
カイジ「え……?まだいけるぜ………俺っ…!」
アカギ「カイジさん今日は……レベル5まで上げている……まぁ上々……それに……」
アカギ「これから夜になる……夜になるとこのあたりは危険…早々に町に戻るのが得策……」
カイジ「そうか……まぁ先輩のいうことだし……素直に……」
アカギ「ふふ……やめてくださいよ…先輩だなんて………さて戻りましょう……」
アカギの魔法により瞬時に町へ戻る………
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:51:07.39 ID:GXTeVSkW0
アカギ「さて……とりあえず今日は……宿でカイジさんのこれからのビルドに関して考えましょう……」
ビルドとはスキルやステータス、装備などの構成のことである
これの構成によってはレベル以上の性能を発揮することも可能である
アカギ「何か希望……やりたいこと…ないですか……?」
カイジ「う〜ん………」
カイジ「そうだな………そりゃ…まぁ……アカギみたいに…魔法を使ってみたい……ってのはある…」
カイジ「現実世界じゃそんなこと有り得ないからなっ……!」
カイジ「しかし……クリアを第一に考えたい………低レベルから通用して高レベルでも強い……そういったもの」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:51:10.76 ID:wNlZPBU20
saru
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:51:20.92 ID:yPQncnh40
……
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:53:24.49 ID:wNlZPBU20
魔法使えるんかw
なら圧倒的雀力をもつあのお方を呼ぶしか
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:54:24.58 ID:GXTeVSkW0
アカギ「それなら……近接タイプのほうが現実的……」
相談の結果、カイジは剣を使う近接タイプを選択っ……!
今まで振ってなかったステータスポイントを……そのタイプに合わせるように振り分ける
アカギ「とりあえず…レベルが10になったときにクラスを選べます……」
アカギ「そのときにバーバリアン…っていうのを選んでください……」
決定……!
カイジ……バーバリアンとしてこの世界を生き抜くこと決定っ………!!
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:57:00.77 ID:v6DpvEU60
>>51 ^U^<申し訳ありません、このような班長で
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 21:57:22.48 ID:GXTeVSkW0
翌日
アカギ「さぁ…今日はレベル10までは上げましょう……」
カイジ「分かった…よし……今日もやるかっ……!」
そして遂に……
パッパラー
カイジ「やったぜ…!これでバーバリアンだ……!」
アカギ「これでとりあえずは……攻略の第一歩……そのスタートライン……」
が………浮かれるカイジに突然水を差す出来事っ……!
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:00:16.80 ID:GXTeVSkW0
カイジ「痛っ…!あっ…HPが3分の1も……!」
PK1「レベルアップおめでとうございまーす。さ、お前の持ってる金寄越しな」
PK2「おら!早くしろよ!それとも死にてーのか?!」
PK(プレイヤーキラー)………!
彼らはごく普通のMMORPGには有り触れた存在である……
が………ゲーム内での死が…即現実での死……
このゲームでは周知の事実………
詰まるところ外道っ……!人殺しも厭わない外道である………!!
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:00:40.68 ID:d697aBOd0
期待
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:00:57.17 ID:u2yskE4u0
アカギ中学生なのか
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:02:56.98 ID:GXTeVSkW0
ひっ……レベル…32と30…!俺じゃとてもじゃないが……
───その時であった
アカギ「おい………」キッ
PK1「あー?!うるせーよガキ…!それともお前がお小遣いくれるのか?あーん?!」
PK2「そうだ、てめーみてーなガキ、俺らブラックファイアーナイツにかかればこの世界じゃ生きてけねーぜ?」
アカギ「ふ……ふふ……なんだそのギルド名……?大体てめぇらもガキだろ……?」
PK1「んだとテメー!」
パァニパァニ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:04:42.60 ID:xRxIm0zd0
この手のMMOでLv差40ってどのくらいやばいの?
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:06:25.28 ID:wNlZPBU20
完全無防備で座っててもダメージ与えられないくらい
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:07:21.08 ID:GXTeVSkW0
PK1「うっ……!!」
アカギの攻撃……!
PK1は足を完全に破壊される………!!
PK2「お…おい…!」
PK1「いや、大丈夫だ…HPはまだ……残り……1……!?」
PK2「まさかこいつ……この白髪……ウィザードでありながらこの銃……」
PK1「ホワイトデビル…?!なんだってこんな奴が……こんな雑魚に味方なんか…」
アカギ「俺がまだ子供のころ……虫をひねり殺した事がある……今…そんな気分だよ…!!」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:07:30.39 ID:uOAieQJa0
支援・・・・・・っ!
圧倒的・・・・・・支援・・・・・・っ!
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:07:45.06 ID:wNlZPBU20
最恐最悪のPKギルド、ダコンが登場する予感
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:09:45.05 ID:LgjSmDZa0
魔法使えよwwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:11:35.37 ID:GXTeVSkW0
PK1&2「ひっ……」
アカギ「失せろ。イラつくんだよテメぇら……殺すぞ……!」
PK2「おいやべーぞ!早く逃げよう!!」スタコラサッサ
PK1「ひいぃ…!」スタタター
カイジ「助かった、のか…?あ……ありがとう、アカギ…」
アカギ「どういうわけか……どこのギルドにもああいうやつが2、3人か溜まってるんだよな…どうしてだろうね……」
アカギ「なんでもっとスカっと生きねぇのかな……」
カイジ「アカギ……」
アカギ「さ…帰りましょう……」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:11:52.31 ID:xRxIm0zd0
>>64 魔法使ったら蒸発しちゃうから手加減したんだろ
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:11:53.75 ID:13oKiNxA0
アカギがMMOとか廃人ルートしか浮かばない
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:14:51.86 ID:GXTeVSkW0
町へ戻ってきたカイジ一行……
アカギ「さて…レベルも10になりました、これで一つできることが増える…」
カイジ「できること……?」
アカギ「ふ……ギャンブルですよ……」
ざわ・・・
カイジ「ギャンブルって……」
アカギ「といっても…10代も多いこのゲーム…そんなにえげつないことはできない……」
アカギ「このカジノにあるものも……親対子のカードを使ったものや、機械相手のスロットぐらい…」
アカギ「しかし……」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:17:09.76 ID:GXTeVSkW0
アカギ……突然オプション画面を開き…膨大な数の設定項目の下層の下層……奥底にある設定を弄る……
アカギ「この倫理コードを解除することによって……人対人のギャンブルができる……!」
ざわ・・・ざわ・・・
この倫理コードを解除することによって出来る行為(ギャンブル)……
相手が承諾さえすれば……相手が倫理コードを解除している必要はない……
そもそも……倫理コードはこの時アカギを含め数十人程度にしか認知されていない…
カイジに対して腕一本のギャンブルを仕掛けられたのも…このシステムによるものである……!
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:20:00.05 ID:GXTeVSkW0
カイジ「し、しかし……ギャンブルができたとしても…そんなに受けてくれる相手って……」
アカギ「それは心配に及ばないですよ…カイジさん…」
アカギ「どの世界にも……それが10代だろうとも……こういったことが好きな輩は…どこにだっているもんですよ……」
アカギ「そして…このギャンブルにはもう一つ特徴があって…」
アカギ「普通ギャンブルといえば…金品……物品によるもの、ですよね…」
カイジ「そうだな……訳の分からないチケットなんかもあったが、基本的にはそういったものだな」
アカギ「しかし、ここはゲーム世界……自分の経験値を賭けることも出来る……!」
ざわ・・・
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:22:25.01 ID:GXTeVSkW0
アカギ「つまり……レベル10になってしまえば……あとは、相手さえいればレベル上げは不要……!」
ざわ・・・ざわ・・・
カイジ「ぐっ……そんな……抜け道が……!」
アカギ「そういうこと……とりあえず今日は説明だけで……」
アカギ「あと…俺の他にこのギャンブルをしている奴を見に行きましょう……」
アカギ「どんなやつか見ておけば、対策も練りやすいでしょう……?」
カイジ「そりゃそうだ、よし…案内を頼む……!」
カジノの地下、そこはバーになっており……いわばならず者の交流場と化していた
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:24:27.20 ID:GXTeVSkW0
カイジ「うっ…!タバコ……それに酒も……!!」
この世界に来てカイジは、酒もタバコとも縁がなかった
酒はこの世界ではそこら辺に売っているが……
タバコは近年の禁煙の流れに押され、そもそも表現自体がNG……
この世界、ゲームでも全面禁止となる予定だったが……一部の愛煙家の意見もあり、極限られた地域にのみ、喫煙を可能にした……
アカギ「カイジさん、吸うの……?」
カイジ「あ…ああ、現実世界では肩身の狭い喫煙者だが……」
なん…だと…
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:24:29.87 ID:xRxIm0zd0
カイジってテンプレ持ちだよな
勝利→栄光→転落
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:26:00.94 ID:13oKiNxA0
>>74 こっからどうやって転落しないでいられるんだよ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:27:12.32 ID:GXTeVSkW0
アカギ「よかったじゃない、ここら辺じゃ…ここが唯一喫煙が可能な場所……」
アカギ「もっと人の集まる町なんかじゃ、こんな場所はないからね…」
カイジ「有難てぇ…!オレ……買ってくる…!!」
カイジは一目散に嗜好品販売NPCへと走る……!
ドンッ
???「痛っ…!」
カイジ「あ、あ…すまねぇ…!こんな場所、こっち着てから初めてだから…遂興奮しちゃって……」
???「いやいいよ、気にしないでっ。大したことじゃあない」
カイジ「じゃ、じゃあ…!」
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:28:22.82 ID:/qeseJL60
こりゃスられたな
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:29:43.15 ID:GXTeVSkW0
カイジが今ぶつかったこの相手、実はギャンブル中であった……
カイジはいまそれどころでなく…NPCへ向かう……
アカギ「あらら、カイジさんはしゃいじゃって…今ぶつかった人が、見せてあげたい人だったんだけどな……」
カイジ一服……!!
久々の一服に、仮想現実とはいえ……浸るっ……!!
カイジ「久々の……マルボロ……!ビール……!殺人的だ……!!」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:32:36.50 ID:GXTeVSkW0
???「さ、続きを始めようか。」
この男がやっていたのは、ポーカーであった。
至って普通のファイブポーカー……普通にやれば勝った負けたの運要素が強いギャンブルである…
しかし、男の相手は酷く負けていた……!
カモA「ど…どうすればいい……この男、俺の心を…見透かしてやがる!」
???「どうしたのさ、深く考えちゃって。俺のレイズ、受けるの?受けないの?」
カモA「あ、ああ、もうちょっと考えさしてくれ…」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:34:12.56 ID:GXTeVSkW0
カモAの手札、この時フルハウス……!
フルハウスといえば、ポーカーに置いてはかなり上位の役である……
4カードやストレートフラッシュといった、そんな極々稀に見る役でしか勝てない
4カードはおよそ4200分の1の確率、ストレートフラッシュにおいてはおよそ72000分の1の確率である……
しかしカモAの心には、迷いが生じていた……
一種の錯乱状態、こんな強い役でも…相手の仕組んだ罠ではないかと疑ってしまう……
一度始まった疑いは、ゲームを続ければ続けるほど深くなり、心を侵していく……!
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:36:52.55 ID:GXTeVSkW0
カモA「レイズを受けて、もしオープンハンドで負けたら目も当てられねぇ……!」
カモA「……くそっ…降りだっ……!」
降りっ……!ここで降りても全くの無意味なのに降りっ……!!
???「ふーん、降りちゃうんだ。はい、これ俺の手札」パラッ
男の手、ワンペアっ………!
カモA「ぐっ…!!」ぐにゃぁ
???「じゃあ今の分お金ちょーだい!」
カモA「……ふざけるな……!お前みたいな低レベルなやつ……俺にかかれば……!!」ガタッ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:38:49.80 ID:u2yskE4u0
支援
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:40:24.64 ID:GXTeVSkW0
カモAは、今賭けた金を相手に渡せば……宿に泊まる金も無くなってしまう……
それほどに負けがこんでいた………
故にこの勝負を反故にしようと、相手のレベルが自分より下と見るや殴りかかる……!
???「あーあ、ほら梶ちゃん、出番だよ」
突如梶と呼ばれる男がどこからともなく表れ、攻撃を受け止める……!!
梶のレベルは36……カモAは32……
このレベル差なら場合によっては勝てなくもないが……
梶「ちょっとちょっと、暴力はよくないですよ!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:42:04.03 ID:Cmw2XxzN0
まさか嘘食い
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:42:32.98 ID:GXTeVSkW0
カモA「なんだお前…!……はっ、この装備……お前、あのギルドの……!」
梶「そういうことです。大人しくしてください…」
???「カモAさー、あんた……嘘つきだね!」
カイジ「なんだ……?さっき俺がぶつかった男、なんか揉めてるみたいだが……」
アカギ「カイジさん、さっき言ってた男……俺が見せたいって言ったの、あの男ですよ……」
カイジ「確かに何かギャンブルをしているみたいだったが……そんなに強そうには見えないな……」
アカギ「あの男は一部では有名な男、嘘喰いと呼ばれてます……」
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:45:06.54 ID:GXTeVSkW0
アカギ「あっちの梶という男は、この世界でトップクラスの力を持つギルド、カケロウのメンバー……!」
カイジ「カケロウ……?」
アカギ「あの梶という男の装備を見てください……肩のところに、業、という字が入ってるでしょ……」
カイジ「あ、ああ…」
アカギ「階級や役割で字が違うんですが、業、豪、剛、號の字がどこかの装備に入った人は全てギルドメンバーです…」
アカギ「特に最後に言った、號という文字を持つ人には気をつけて下さい」
カイジ「業に、豪、剛と……どうやって変換するんだ、最後の文字……」
アカギ「號です。まぁ記憶に留めておいてください……」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:45:56.00 ID:xRxIm0zd0
C
SAOではないのね
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:48:04.04 ID:GXTeVSkW0
アカギ「下見もすんだことですし、今日はこの辺りで宿に戻りましょう……」
カイジ「ああ、そうしよう」
嘘喰い「ナイス梶ちゃん。さっすが無駄にレベル上げてるだけあるよねー」
梶「そ、そうすか?っていうか獏さんももうちょいレベル上げたほうがいいんじゃ…」
嘘喰い「いーのいーの、とりあえずは梶ちゃんに守ってもらうから!」
数十分後、宿屋
アカギ「さて、明日からなんですが……」
アカギ「カイジさんには単独であのカジノで稼いでもらいます……!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:50:16.27 ID:GXTeVSkW0
アカギ「俺はその間他の事をしています…なので……」
カイジ「おいおい…!俺一人でやるのか……!?
アカギ「ええ、そうですよ…レベル50になったらまた俺に会いに来てください……」
カイジ「仲間じゃなかったのかよ……!俺たち………!」
アカギ「ふふ…大丈夫ですよ、カイジさんなら50なんてあっという間です……」
アカギ「それに…俺も別口でやることがあるんでね……それにカイジさんを巻き込むと危険……」
カイジ「やること……?」
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:53:10.66 ID:GXTeVSkW0
アカギ「このゲームのクリアに関する……いわば布石……あとは、色々確認したいことがありましてね……」
カイジ「はぁ…それは、何……教えてくれないの………?」
アカギ「ま、時期わかりますよ…楽しみにしていてください……」
カイジ「はぁ…まぁ…そういうことなら……」
アカギ「ああ、それと……50になるまでの間、スキルポイントは振らないでおいてください……」
アカギ「それじゃ、そういうことで…」
カイジ「お、おい、もう出るのか……?夜は危険なんじゃ……」
アカギ「それはカイジさんの話、俺なら眠ってても安全ですよ……」
アカギ「まぁ頑張ってください、早めの報告を期待してますよ…」バタン
アカギ、旅に出る……
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:53:17.16 ID:/qeseJL60
中々の長編になりそうだな
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:56:29.34 ID:GXTeVSkW0
取り残されたカイジ………!またも独りぼっち……!!
カイジ「まぁ……やるしかねぇ……なるべく早く……レベルを50に……!!」
次の日からカイジはカジノに入り浸り、まずは金を稼ぎ始める……
NPC相手の、正規のギャンブルも行いながら……どうにか10Mまで稼ぐことに成功っ……!
次にカイジはこれを元手に、経験値のギャンブルを行った……
カイジはレベルをギャンブルで上げていく…!
そして、アカギが旅に出てから3ヵ月が過ぎた……
カイジ「ククク……それだ、ロンっ……!リータン三色……裏が2個乗って……親ッパネだ………!!」
カイジは順調であった、アカギの言うとおりレベル50はあっという間か……?
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 22:59:14.07 ID:GXTeVSkW0
現在カイジのステータス
レベル43、HP5200 MP0
STR360、DEX320
スキルは一切なし
装備、初期装備
金、12000000ゴールド
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:00:22.82 ID:RkQB+FsJ0
C
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:00:52.32 ID:xRxIm0zd0
これ経験値を賭けてるわけだからあるライン切ったら
やっぱLvダウンなんかな?
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:04:29.16 ID:GXTeVSkW0
ちょっと休憩
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:09:31.44 ID:RkQB+FsJ0
h
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:10:13.25 ID:m/gIwl0W0
H
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:12:21.19 ID:LFHmeeDy0
圧倒的支援
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:19:09.47 ID:tlYu218/0
4
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:23:20.09 ID:ThxiYs3F0
倍
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:24:47.77 ID:/qeseJL60
満
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:31:41.45 ID:RkQB+FsJ0
貫
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:33:27.83 ID:HLNKlwVi0
かなりおもろい
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/09/14(金) 23:47:06.00 ID:GMzf8PB80
ふぁい
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
保守的