1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
立ったら書きます
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:36:15.92 ID:FObRbHVd0
結構です
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:37:45.33 ID:LzAODu4O0
オナシャス
4 :
1:2012/08/25(土) 18:39:24.57 ID:sEA97zmN0
書くの初めてなので
生温かい目で見守ってくださいお願いします
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:40:43.16 ID:y+EdhMjh0
vipではageたほうがいいと思うぞ。人が集まらない。
あ1は代行な。
6 :
1:2012/08/25(土) 18:40:58.64 ID:sEA97zmN0
今から5年前の6月
私はクソ田舎の山中に住む中学生だった。
7 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:43:23.89 ID:sEA97zmN0
ご指摘ありです
これでいいのでしょうか…
8 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:45:30.84 ID:sEA97zmN0
部活が終わって、薄暗い山道を一人で歩いてた時
前から小動物か何かがこっちに向かって来るのが見えた。
猫かな〜?と思って立ち止まっているとそいつが横切った。
暗かったけど、茶色の体と、細い顔、やけに太い尻尾で
キツネだと分かった。
9 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:47:45.01 ID:sEA97zmN0
すげー!初めて見た!
面白そうだったからあとをつけてみた。
今までよちよち歩いてたくせに私が追ってくると分かった瞬間
すごい勢いで茂みに突っ込みやがった。
あっ逃げたー つまんねえの…
ん、これなんだ…?
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:48:00.97 ID:ljOcWDk20
そんなことよりこっくりさんしようぜ!
11 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:49:22.49 ID:sEA97zmN0
キツネが咥えて持っていただろう物が落ちていた。
餌のネズミとかだったら気色悪いな…と思いつつ近寄ってみた。
十円玉が落ちていた。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:49:48.62 ID:4H2ncCM70
短い、極力1レスにまとめろ
あと改行いれろ、読みづらい
13 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:53:51.14 ID:sEA97zmN0
>>12 ごめんなさい
何でこんなもの持ってんだよw
でもキツネにしちゃあ珍しいものだろうし、
巣に持ち帰ってコレクションにでもするところだったのかな?
まぁ深くも考えずそれを持ち帰ってしまったわけだ。
14 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:56:59.63 ID:sEA97zmN0
それから5日くらいたったある日、学校の廊下で奇妙なことが起きた。
名前は知ってるけど話したことはない、隣のクラスの鈴木(仮名)にすれ違ったとき
なんか変な感じがした。じっと見られているような。
振り返ってみると、まだすぐ後ろにいるはずの鈴木が
ずっと遠くにいて、しかもこっちをジィーッと見ていた。
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:57:32.95 ID:FObRbHVd0
え?何コレ実話?
いつになったらおもしろくなんの?
16 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 18:58:50.46 ID:sEA97zmN0
私「なんであいつあんな遠くにいるの!?」
その時私は友達のシオリ(仮名)といたんだけど、
シオリは鈴木にすれ違ったこと気付いていなかったらしい。
シオリ「今誰ともすれ違わなかったよwww」
私「いや絶対あの人とすれ違ったってwww」
そう言ってまた振り返ると鈴木はいなくなっていた…
すごく気味が悪かった。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 18:59:00.62 ID:Utd35COE0
結論だけ言えやカス
18 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:00:48.64 ID:sEA97zmN0
>>15 実話なんだけど、
身内に話しても信じてくれないので
立ててもらいました
面白くないと思ったらスルーしてください
特にオチもないので
ただ私の体験談を聞いてもらえれば満足です
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:03:29.00 ID:yUOO++I40
女?巨乳?
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:03:30.14 ID:7N7H2Nz50
身内が信じないのに赤の他人の俺らが信じると思う?
21 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:03:58.01 ID:sEA97zmN0
次の日も廊下で鈴木にすれ違った。
ゾワッってなってすぐ振り返った。
やっぱり10メートル先くらいから、鈴木がこっちを見ていた。
なんかもうやけくそになって「なんか用なの!?」って叫んだ。
すると鈴木は走って逃げた。
ものすごい心臓がバクバクしてたのを覚えてる。
昨日と違って周りに人がいて
いきなりどうしたんだこいつ?という空気になってたけど
そんなこと気にしてる場合じゃないほど怖かった。
22 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:06:23.31 ID:sEA97zmN0
別に信じなくていいです
信じてもらえると思ってないし…
あの、聞きたくなかったら
スルーしてください
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:08:28.54 ID:yUOO++I40
>>22 性別とおっぱいの大きさだけ教えて
教えなくても信じるけど
24 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:08:52.24 ID:sEA97zmN0
教室に戻って授業が始まったけど
しんどいし気持ち悪かったから早退した。
家に帰ってばあちゃんとしゃべったら気分が楽になって
ベッドに突っ伏したらそのまま夜まで寝てしまった。
夜中の1時くらいに起きて、残ってた夕飯を食べて、また寝た。
そしたら…鈴木の夢を見た。
今もよく覚えてる。鈴木が吊り橋に立ってて…
鈴木の首元にあのキツネが巻きついていた夢だった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:10:51.96 ID:jgZtwx/s0
おい、、、この話はまずいぞ、、、、
26 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:11:52.40 ID:sEA97zmN0
>>23 女ですしペチャパイです
なぜか鈴木には目隠しがされていて、
キツネの顔はこっちを見てて、
とにかく眼光がすごくて、口をパクパクしているように見えた。
飛び起きたら朝になってて、
Tシャツが汗でぐしょぐしょだった。しかも泣いてるし。
もしかして鈴木は、
キツネにとり憑かれているのではないか…?
キツネが私に何か伝えようとしているのか…?
…あ、十円玉。
27 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:14:06.65 ID:sEA97zmN0
思い出すのに時間はかからなかった。
私は机の上の十円玉を持って学校へ向かった。
この十円玉を返して欲しかったのか!なら早く言えよ!
朝練が終わって鈴木の教室に直行した。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:15:37.91 ID:jgZtwx/s0
やばいって…
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:15:47.41 ID:CVi3m7870
いちいち反応しなくていいからさっさと全部書け
30 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:16:09.94 ID:sEA97zmN0
私「これが欲しかったんだろ!?」
鈴木「…は?」
私は鈴木の机に十円玉を差し出した。
鈴木「は?いきなり何wwwつかあんた誰?」
私「欲しいんじゃないの?」
鈴木「はwww貰っていいんスかwww」
男子A「なにこいつキモい」
私「え、昨日おとといってずっと私のこと見てたでしょ?」
鈴木「何言っちゃってんすかwww知らねえよwww」
男子B「鈴木こいつ誰?友達?」
鈴木「いや知らないし」
男子A,B「wwwww」
鈴木「昨日もおとといもあんたのことは見てないし、そんなもんいらないから。」
私「すみません人違いでした」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:17:31.06 ID:jgZtwx/s0
はずかしいwwwwwww
32 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:19:02.80 ID:sEA97zmN0
今思えばただのメンヘラじゃねえか…恥ずかしい。
このやり取りで鈴木には狐はとり憑いていなかったという結論に至り、
ならばどうやって十円玉をキツネに返すかをずっと考えていた。
おかげで部活中ミスを連発し顧問には怒られ気分は最悪だった。
帰宅して自分の部屋の電気を点けた。背筋が凍った。
明らかに物の配置が違う…
その日は怖くなってカーチャンの部屋に布団を敷いて寝た。
33 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:22:07.75 ID:sEA97zmN0
翌日は土曜日だったから午前中部活だった。
練習の途中で閃いた。拾った場所に置いておけばいいんじゃないかと。
何でこんな簡単なことに気付かなかったんだと…
部活が終わって、コンビニに寄って何やら味の付いた油揚げを買った。
そんでキツネに会った場所に油揚げと十円玉を設置して帰った。
日曜日にそこに行った。油揚げと十円玉は無くなっていた。
キツネが持ち帰ったのだ、と自己完結し、一件落着した。
はずだった。
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:22:24.55 ID:gpGpIj7+i
邪魔だ消えろ
+行けよカス
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:23:07.90 ID:yUOO++I40
ごくり・・・
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:23:14.62 ID:EmoReeKY0
転載禁止って書こうか
37 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:24:57.18 ID:sEA97zmN0
38 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:27:40.30 ID:sEA97zmN0
それから1週間位たった朝、
寝坊してテンパッてるときにカーチャンにぶったたかれた。
カーチャン「玄関にイタズラしたのアンタでしょ!?」
私「は?トシ(弟)じゃないの?」
カーチャン「トシはやってないって言ってるわヨ!」
私「私じゃないってwwだいたいどんなイタズラなのwww」
カーチャン「見てくればわかるわヨ!」
私は玄関を見に行った。
庭石の上に何かある…
たくさんの桑の実が散らかっていた。
39 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:30:47.16 ID:sEA97zmN0
真っ黒な桑の実。
小さい頃、オヤジにとってもらってよく食べていた。
トシがやったんじゃないなら誰が…
もしかして…
その日の帰り、あの場所にまた油揚げを置いた。十円玉の代わりに花も添えた。
まぁその辺に咲いてた野花だけど。
桑の実はジィちゃんの畑がおいしくいただきました。衛生的に考えて…
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:32:00.77 ID:yUOO++I40
くわっ!
41 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:35:30.78 ID:sEA97zmN0
それからしばらくたって、夏休みになった。
もうキツネのことは忘れ去っていた。
夕方、私は外にでて夕涼みをしていた。
ふっと人影が横切った。
誰かいるのかな〜?と思って
近寄って行った。
あれ?いなくなってる
たしかに小さい子供がいたような気がした。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:36:29.13 ID:0OcE6VUc0
こういう話好き
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:37:41.33 ID:JmIomdT/0
そろそろパンツ狐にお供えしてスッポンポンになってたほうがいいの?
44 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:39:51.09 ID:sEA97zmN0
その日の夜、どうしても眠れなくて
外に出て散歩でもしようと起きあがった。
すると、外から子供の笑い声が聞こえてきた。
キャンキャンって、犬な声だけど、
人間の子供の声だった。
不思議と怖くなくて、
気がつけばその声を追って
山道をさまよっていた。
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:40:58.40 ID:yUOO++I40
まるで狐につままれたようだ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:41:20.17 ID:ebbaE4160
47 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:41:35.33 ID:sEA97zmN0
>>43 パンツの代わりに稲荷寿司でもお供えくださいw
>>44 犬みたいなでした
訂正します
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:43:47.75 ID:ebbaE4160
単芝きめえ
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:44:29.60 ID:qQGQNsr90
俺は結構好きよ こうゆうの
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:45:13.34 ID:sud41t/40
狐の鳴き声ってギャアギャアだっけ
51 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:45:21.84 ID:sEA97zmN0
その時、何かが目の前を素早く横切った。
やっぱり恐怖は感じなかった。
私「誰かいるの?」
すると、いままでなくはっきり聞こえる声で
?「キャハッ いないよ〜♪」
って言ったのが聞こえた。
私「いるんでしょwwwおねーちゃん知ってるんだよ!」
?「いないってばぁwww」
本当に不思議と恐怖は感じなかった。今考えると怖いけど。
52 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:49:40.98 ID:sEA97zmN0
思いっきり声を張り上げて言った。
私「いないならいいものあげないぞwww」
・・・・・
あれ?子供の声がしなくなった
私「いるんだろーw」
・・・・・・・
あれ…いなくなった?
ばかばかしくなって、来た道を引き返しはじめた。
トンッ
背中に何かが当たって振り返った。
うわ…………
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:52:21.89 ID:qQGQNsr90
ゴクリ・・・・
55 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 19:54:44.24 ID:sEA97zmN0
私「おっ…いるんじゃん」
いるんじゃん、と言ったものの、そこには誰もいなかった。
?「キュフフwwwいまからおっかけっこするぞ!」
私「お前姿見せないくせにどうやって追っかけっこすんだよwww」
?「いっくよー!」
私「だからどうやって」
しかたないから声の聞こえる方へ歩き出した。
そういえばこのあたりから少し頭痛を感じてたかもしれない。
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 19:57:55.67 ID:qnfO2QsxO
こういう体験って大人じゃもうできないよな
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:00:42.18 ID:qQGQNsr90
一回でいいからこんな体験してみたい
58 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 20:01:41.69 ID:sEA97zmN0
?「こっちだぞー!オラッ走れよ!」
私「どこだよー 走るっつっても暗くて怖いよー」
?「こっちこっち!ほら!怠けんな!」
私「(チッ)ちゃんと走ってるだろー?どこまで行くんだよー」
この辺きたこと無いんだよなー・・・帰れるかな?
ていうかこいつ生意気すぎ・・・
頭痛が本格的になってきて、しゃがんでしまった。
?「どうしたの?まだつかまってないよ?」
私「頭いたいんだよー、ていうかあんた夜なのに遊んでてかぁちゃんに怒られないの?」
?「だいじょうぶ!怒られないよ!」
私「でも心配するよー」
?「あと少しだからがんばれ!あと少しだから!」
私(あと少しって…何言ってんだこいつ…)
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:08:10.07 ID:+Vs9Lwur0
しえん
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:08:32.56 ID:HotoMpHTO
wktk
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:09:40.60 ID:1N0W0jcP0
えるたそ「私、気になります!」
62 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 20:16:02.52 ID:sEA97zmN0
やべ・・・マジで頭割れそう・・・
立つのもやっとになりながら「もう歩けないから帰る!」って叫んだ
?「えっ・・・」
私「ごめんね!ちょっとおねえちゃんつかれちゃって!また遊ぼう!」
?「だめ・・・」
私「また、きっと、来るから!その時遊ぼう!」
?「・・・だめだよ!今日じゃなきゃだめ!」
私「今日じゃなきゃダメな理由でもあんのかよー!」
?「ぼく明日、空になるんだ」
63 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 20:21:44.88 ID:sEA97zmN0
私「んだとぉ?」
空になるってどういう意味だよ?あれか?死ぬのか?くせえ言い方だな!
?「だから、今晩じゃなきゃだめだって!」
私「わーったよ!ちょっと待ってろ!」
おもむろに立ち上がり、声のする方へ、歩きはじめた。
私の視界はせまくなって、足元しか見えない状態だった。
?「がんばって…どうしても、見せたいものがあるんだ」
見せたいものってなんだよ…
それに在りついたとしても、この目じゃ見れないかもしれないのに…
私「そんなにいいものなのか?」
?「うん!おねえちゃんにずっとずっと見せたかったんだ」
私「なんで私なんだ?」
?「あの時、おねえちゃんが拾ってくれたから…」
拾った?私が何拾ったってんだよ
64 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 20:28:25.16 ID:sEA97zmN0
もしかしてこの子供って・・・
私「あんた、もしかして、キツネか?」
?「・・・・・・」
私「キツネなんだろ・・・?」
?「・・・そうだよ」
私「やっぱりな〜www」
キツネ「わるい?」
私「ぜんぜん悪くないww」
私「あんた、あのとき十円玉もってたろ?あれ何に使うんだ?」
キツネ「・・・おしえたくない」
私「教えたくないなら無理に聞かない〜」
キツネ「ニンゲンが、変なアソビするから・・・」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:29:30.64 ID:yUOO++I40
こっくりさんかwwwwwwwwwwwwwwwww
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:31:27.52 ID:qQGQNsr90
なるほどな
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:38:07.17 ID:SMJCgdlc0
なるほど
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:39:00.37 ID:0OcE6VUc0
なるほど
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:42:21.54 ID:SMJCgdlc0
ていうかおせぇよ
ちょっとワクワクしてんだから書き溜めろ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:42:33.59 ID:bcAaezvj0
なるほしゅ
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:45:38.74 ID:mOXppEO60
創作だとしても好きだわこういうの
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:46:39.54 ID:62D6hQy00
脱ぐタイミングは未だ!
73 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 20:49:09.23 ID:sEA97zmNI
聞いてくれてる人がいて
嬉しいです
もう少しで終わるんですけど、
どうしても今書けない状況になってしまいました…
すみません。
あと2時間くらいで書けるんですけど…
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:52:35.96 ID:qQGQNsr90
まぁ、ぼちぼち待ってるよ
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:54:44.82 ID:HotoMpHTO
気長に待ってるよ〜
ほしゅほしゅ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 20:58:32.44 ID:0OcE6VUc0
ほしゅ
創作でも面白いよ
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:05:59.02 ID:mOXppEO60
保守
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:07:20.68 ID:8wM+sk4d0
つづけたまえ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:12:16.78 ID:mOXppEO60
ほ
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:19:12.48 ID:mOXppEO60
あ
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:24:08.05 ID:yUOO++I40
た
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:29:12.88 ID:62D6hQy00
に
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:33:59.71 ID:bcAaezvj0
亮
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:34:27.89 ID:yUOO++I40
子
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:39:56.94 ID:62D6hQy00
と
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:42:09.80 ID:Nwd/jDcv0
エ
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:47:11.40 ID:bcAaezvj0
ッ
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:50:28.86 ID:sQizm3VS0
ク
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:53:39.87 ID:ljOcWDk20
ス
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:56:36.31 ID:Nwd/jDcv0
染
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 21:58:31.35 ID:sQizm3VS0
色
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 22:01:38.25 ID:62D6hQy00
体
96 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:03:45.47 ID:sEA97zmN0
保守ありがとうございます…
なんていい人達なんだ…
続けます
私「お、おう…?(変なアソビ…)」
その時はピンと来なかったけど
これはコックリさんと言う意味だとあとで分かった。
あれ十円玉使うらしいしな…
私「…あの桑の実もあんただろ?」
キツネ「うん!ぼくたちみんなあれ好きだよ!」
私「やっぱりな!」
キツネ「でも、ニンゲンは食べないみたいだね…
土に捨ててたの、見たから…」
97 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:06:45.02 ID:sEA97zmN0
あー…あれ見てたのね。悪いことしたなぁー…
私「人間は落ちてた物食べるとカーチャンに怒られんだよwww」
キツネ「へー!ニンゲンってへんだね!」
なんとか誤解が解けて(?)よかった。
98 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:09:54.62 ID:sEA97zmN0
それにしても
姿も見えない相手に話しかけながら夜の道無き道を進むなんて、
普通の人ならしない経験なんだろうな〜とまともに回らない頭を
なるべく働かせながら
足を進めた。
キツネ「こっちだよ!ここから上がるの!」
そこには低い崖があった。
私は鉛のような足を振り上げた。
もう体力は限界に達していた。
背の高い草をかき分け、地面があるのを確認し、そこによじ登った。
思い切って顔を上げると、広い、広い草原の上に立っていた。
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/25(土) 22:12:32.94 ID:yLkYPsiL0
∧_∧
/ ヽ
| ; ;| でも、ニンゲンは食べないみたいだね…
<>○<>\= o/ 土に捨ててたの、見たから…
// ヽ\⊂ ̄ , ヽ
/ ●● ヽ  ̄ ヽ
/, ●●●ヽ ,ゝ |___, ヘ
| ヽ\`yノ )( | < |
ヽ ___ノ_と_ノ\_<_ノ
100 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:15:28.83 ID:sEA97zmN0
>>99 ほおおおあああかわいい!
いろいろ思い出して泣けてきたわ(´;ω;`)
私「な、なんだここ!?」
自分の住んでいる山の中にこんな広場があるなんて信じられなかった。
今まで見たことの無いような大きな満月に照らされ、
夏草が揺れているのがはっきりと分かった。
私「見せたいものって、こ、これだったのか…」
「うん」
近くでキツネの声がした。
私「キツネ!?いるなら出てこいよ!」
「いまからそっちにいくよ」
101 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:17:35.66 ID:sEA97zmN0
その時急に足の力が抜けた。ガックリとしゃがみこんだ。
頭が、割れそうなくらいズキズキ痛む。
私「キツネぇ…私もうだめだわ…見せてくれてありがと…」
その時、私の頭がソワッと撫でられた。
102 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:21:21.92 ID:sEA97zmN0
重い頭をおそるおそる上げた。
人間の子供がそこに立っていた。でも月灯りが逆光になって
表情が良くわからない。でもなんかモンペみたいなのを履いてた気がする。
「ぼくと遊んでくれてありがとう、
楽しかった、最後に思い出ができてよかった、」
私「私も、楽しかった、よ」
「ぼく、空になるのいやだよ、もっと、おねえちゃんと、あぞび、だい」
人間の子供の姿のキツネはボロボロ泣きだした。
私「泣くなよ、あんたと私は、ずっと、友達だから」
うん、うん、とキツネは頷いた。
103 :
◆ybcSsJnXZI :2012/08/25(土) 22:24:01.42 ID:sEA97zmN0
「もう、いかなぐちゃ、うっ、おねえちゃん、ぎゅうって、しで」
私「甘ったれだなぁ、わかったよ、はい、ぎゅー」
キツネの体は氷みたいに冷たかった。でも確かにキツネは存在していた。
気づけば私も涙を流していた。
「また、あおうね」
そういってキツネは私から離れた。
「ああ、きっと会えるって」
私は、屈みこみながら
必死に目を開けてキツネの最期を見届けた。
104 :
◆ybcSsJnXZI :
走って満月に近づく子供。その子供が軽やかに宙返りをすると、
大きな狐の尻尾が現れた。さらに三角形の耳、横顔もなんだか細長い。
あぁ…やっぱりキツネだ…
影しか見えないものの、その姿は狐そのものだった。
その影がヒュウンッと鳴くと、この間見たキツネの姿になり、
こちらを振り返りキャウンッと鳴いた。
そして、月の光の中に駆けて昇って行った。
私「行っちまった…」
咄嗟に全身の力が抜け、私はそのまま仰向けに倒れてしまった。
それからのことは覚えていない。。
気づいたら朝になってて、ベッドの上に横たわっていた。