神名あすみ「暇なのでVIPで昔話でもしましょうか」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:42:27.91 ID:mDckQCE60
父「あすみ、実はお父さんこの人と再婚することになったんだ」
あすみ「わかりました。どうぞよろしくお願いします」
女「よろしくね、あすみちゃん」
私にはお母さんの記憶がなかったので、思い入れなんてありませんでした。
このようにお父さんは自由奔放でしたが、
いつも周りに笑顔を振るまいているような人で、どこか憎めない人でした。
再婚したのも、私を思ってのこともあったのでしょう。
惜しい人を亡くしたと思います……。
もし生きていたら、どんな顔でその顔を歪ませたのか。
想像するだけで一夜を明かしてしまうぐらい胸が踊るというのに。
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:43:58.60 ID:mDckQCE60
5 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
コテハンが厨二くさい件について
6 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1のスペックはよ。
7:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>5-6 12才。厨房じゃない。
8 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
姉のスペックはよ。話はそれからだ
9 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
姉の下着うpまだ?
10 :神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
新しい家族は悪くないと思った。
母親との距離がよくつかめなかったけど、家事をやらんで良くなった。
それだけで全然楽になった。
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:45:41.83 ID:mDckQCE60
11 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
なんだ消防か。続きはよ
12 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
可愛くないクソガキだな。
13 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
ニートの漏れより1の方がしっかりしてるかもな。
まあ、消防でvipやってる時点で先が見えてるが。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:47:25.28 ID:mDckQCE60
姉「あすみちゃんは何をして遊ぶの?」
あすみ「私は…パソコンでインターネットするのが…」
姉「ふーん…トランプとかできる?」
あすみ「一応」
姉は新しい家族と、妹ができたのが嬉しかったようで
初めのうちは私をよくかまってくれました。
しかし齢10にしてバリバリのvipperだった私と
一般人の姉とは、折り合いをつけるのが難しかったのです。
姉「あすみちゃん、どうしてハートの8止めてるの?」
あすみ「だって、まだ出せるカードがありますから」
姉「むぅ〜〜…意地悪」
一応申し上げておきますが、当時の私は全く汚れのない子供でした。
いえ、vipをやっていたのは事実ですが、
少なくとも人の不幸は蜜の味という人間ではなかったと思います。
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:48:31.79 ID:mDckQCE60
14 :神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
姉とは正直仲良くなれなかった。
消防のわたしがいうのもなんだけど
向こうも母子家庭だったはずなのに、甘えが過ぎる。
だから家に帰ると宿題か一人でvipしてた。
15 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
消防にしてvipperワロタww
16 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
ここまで親父の情報がない件について
17 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
わたし…!?
18 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
たわし…!?
19 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
たけし…!?
20:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>17 拙者、女でござる。
21 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>17-19 くそふいたww
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:50:08.38 ID:mDckQCE60
22 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
幼女キタ――(゜∀゜)――!!
23 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1の下着うpまだ?
24 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
さすがに釣り針でかすぎだろ
25:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>16 これから話すところ。
その年、お父さんは死んだ。
26 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
簡潔杉わろたwww
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:51:36.95 ID:mDckQCE60
27 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>25 不謹慎だけど、クソフイタww
28 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
おwwwいwwww
スレタイ一行で完結させんなしwww
29 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
一応聞いてやる。死因は?
30 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1が幼女だという証拠はよ。
31 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>29 転落事故…らしい
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:52:06.13 ID:rLRgpn6G0
ちょっとだけ支援。
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:52:19.20 ID:gG5juUss0
詠矢空希「お。俺にも仲間ができたようで。うれしいねぇ……」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:52:38.90 ID:mDckQCE60
私が悲報を聞いたのは、授業中のことでした。
すぐに病院に駆けつけましたが、父の息はありませんでした。
突然の死に戸惑うばかりで…。
続けて驚いたのは、会社の対応。
作業中の転落死に関わらず、過労も作業の不備も否定したのです。
全面的に父に非があったのだと。
私の怒りの矛先は、長年父が力を尽くしてきた企業へと向きました。
事件の真実を確かめる術などありませんでしたが、わたしは憎む敵が欲しかったのです。
訴訟も辞さない想いでした。
当然、継母も同じ気持ちなのだろうと。
ところが…
義母「裁判となると、時間もかかるしあすみちゃんにも負担がかかるの」
あすみ「でも、わたし、お父さんの無念を晴らしたいんです!」
義母「気持ちはわかるけど…」
大手企業の不祥事となると
さすがに義母も躊躇われたのか弱気な姿勢でした。
結局、訴訟はないまま時間が過ぎ、私の気持ちも風化してしまいました。
しかし私もよく言ったものです…
お父さんの無念を晴らしたいんです( ・ω・)キリッ
ぷぷぷ…。おかしくて涙が出そう。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:52:44.73 ID:rLRgpn6G0
つかなんだこの趣向は?
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:55:00.27 ID:mDckQCE60
32 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
転落事故の後の… が気になるんだが?
33:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
一応私は義母に引き取られることになった。
当然収入源がなくなったので、義母が働くことになる。
わたしは父が亡くなって、後ろめたさを感じていた。
姉とは相変わらずそりが合わない。そして働かない・
後ろめたさもあって、家事はほとんど私がやっていた。
34 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
転落事故の詳細詳しく
35 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
姉株大暴落
37 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1は消防なんだから、後ろめたさとか感じる必要ないだろjk
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:56:43.07 ID:mDckQCE60
38 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1は私が養おう…。
39 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
では姉は私が養おう…。
40 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
ではぎ…やはり1は私が養おう
41 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>40 言いかけてやめんなしw
42 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>37 この文調が消防のわけないだろ?
43:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
もともと口数の少なかった私はさらに塞ぎこむことが多くなった。
義母は仕事で余裕がないように見えたので、
ご飯を食べるとすぐに寝てしまう。
姉とは1日1回話をすればいい方。
友達も多い方ではなかったし、親友はいない。
根暗なのにいじめに合わなかったのが救い。
とにかくコミュ障がこうやって生まれていくと実感した。
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:57:32.77 ID:OogffncRO
pixivにある2ch風小説さんじゃないすかチーッスw
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:58:20.16 ID:mDckQCE60
姉「あすみ、今日のご飯は?」
あすみ「カレーです」
姉「あっそ…」
姉「」じー
あすみ「まだ何か?」
姉「別になんでもないわよ!」
1年前はまだ恭しかった姉も、反抗期のせいか、
言葉遣いがすっかり乱暴になってしまいました。
姉が不機嫌なのは日常のことで、その原因もわかっていました。
家に帰っても、話す相手がいない。
それが、姉には相当堪え難いようでした。
やはりそのころからでしょうか……
気の立っている姉の様子をみて、
影でせせら笑うようになっていたのは。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:59:36.52 ID:mDckQCE60
44 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
義母も大変そうだな。
45 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
こんなこと聞くのもあれだが、1は父親がいなくて寂しくないん?
46 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
コミュ障で何が悪い!?
47 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
幼女で、コミュ障で、vipperだと…
48:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>45 お父さんが死んだときは、
さびしいというより、悔しい気持ちが強かった。
あとVIPでスレたてたら
私より早く親を亡くしてる人が意外と多くいた。
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 19:59:49.66 ID:rLRgpn6G0
そうなんだ。C
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:01:01.30 ID:locjvtUvO
スピカ?なんか見覚えのある名前
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:01:21.22 ID:mDckQCE60
49 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
義母が1にだけ家事をやらせているのが納得いかんのだが。
自分の娘が可愛いんか?
50 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
( ;∀;) イイハナシダナー
51 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
スレタイとはいったいなんだったのか?
52:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>49 わたしは実子でもないのに養ってもらってるから合理的だと思う。
姉が家事をしないことは、今更突っ込む気もない。
53 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1が灰原タソに見えてきた。
54 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
お前ら、これは釣りだ。繰り返す。これは釣りだ。
こんなしっかりした幼女が現実にいるはずがない。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:02:55.66 ID:mDckQCE60
55 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
1をこっそり付け回して、電信柱の後ろから、応援したい。
さて、そろそろ落とし所ですね…。
この反応を見るのがVIPの醍醐味のひとつと言えるでしょう。
56:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>51 何を勘違いしている?
これからその話をするところでござるよ?
57 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
!?
58 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
つまり、どういうことだってばよ?
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:04:42.89 ID:mDckQCE60
59 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
新しいお父さんか
60 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
ざわ……ざわ……
61:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>59 正解。その前に話しておく。
その頃わたしにはある楽しみがあった。
姉はその頃家の中で、一人になることが多くなった。
義母は遅くなるまで帰ってこない。
姉が学校でどんな生活をしてるのかは興味がなかったので、
特に触れるつもりもなかったが、
友達関係がうまくいってなかったのかもしれない。
ただ、誰にも構って貰えないで、なんとなくイライラしている
姉を見ているのが痛快だった。
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:06:20.95 ID:mDckQCE60
62 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
あれ?このさき嫌な予感しかしないんだが。
63 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
あれ、天使ちゃんまじ天使って書こうとしたら、
1レスで悪魔に変わってた件について。
64 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>1
わかるぞ。何もせずにメシだけ食ってる奴が
でかい顔してるのが許せんのだろ?
65 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
姉ぼっちざまぁあああああああああ
66:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
仮に64のいうことが本当だとしたら
どうして仕事で疲れ切った義母の顔を見るのが
楽しみだったか説明できる?
わたしは残念ながらおまいらと同じく
他人の不幸でメシウマする人間だよ。
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:07:07.80 ID:rLRgpn6G0
C
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:07:51.79 ID:mDckQCE60
67 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
天使かと思ったらdkzだったでござる。
68 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
おまえと一緒にするなし。
69 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
悪魔的幼女(12)「お義母さん、おつかれさまです。うふふ」
ガクブル( ´・ω・`)
70 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
状況が今ひとつわからんが、1が歪んだ原因てなんだと思う?
71 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
泥沼へようこそー\(^o^)/
72 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>70 他人の不幸は、誰でもおかずにできるだろ?
それを歪みというなら、ほんの少数の人間以外が歪んでいることになるぞ。
むしろ多数決の原理からすると、まっすぐな奴の方がよっぽど歪んで見えるわ。
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:09:31.01 ID:mDckQCE60
73:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
>>70 完全にvipのせい。
こんなもの子供にやらせてはダメだった。
ソースは私。
74 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
新しいお父さんの情報はよ
75 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
VIP「解せぬ」
76 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>72 そういうレスいらねーよ禿げ。
77 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
いろいろ教訓になるスレだな。
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:10:58.82 ID:mDckQCE60
78 :神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
ちょうど1年前ぐらいに、新しいお父さんができた。
正直バツ2で二人の子持ちがよく結婚できたと思う。
わたしは絶望した。
家族に笑顔が戻ってしまった。
79 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>78 どんだけクズなんだよwww
80 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>わたしは絶望した。
>家族に笑顔が戻ってしまった。
おwwwいwww
81 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
この幼女……できる……。
82 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
新しい父親のスペックよろ。
主に性格と、年収。
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:12:32.91 ID:mDckQCE60
私もこの頃になると、社会の厳しさというか、酸いも甘いもわかるようになりました。
主にVIPで…。
なので、義母に新しい夫ができることはないとたかをくくっていたのです。
しかしどういうわけか何を好きこのんでか、ばつに子持ちを選んだ人がいたのです。
世の中物好きな人はいるものだと、勉強になりました。
よほどの人でないと、そんな冒険はしないだろうと思うのですが、
新しい父は、よほどの人でした。
お人好しというか…。
見た目は冴えませんでしたが、少なくとも悪い人には見えませんでした。
継母「これからは家にいられるからね。あすみちゃんも、今までご苦労様」
姉「やったね、お母さん」
あすみ「おめでとうございます…」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:14:48.82 ID:mDckQCE60
嬉しそうな姉の顔を見てわたしは焦りました。
あんなに心から晴れ晴れと笑う姉は、初めて見ました。
継母も幸せそうに笑うのです。
反対に私は世界が終わるような残念そうな顔をしていたと思います。
それは家族に馴染めないだろうという不安感、焦燥などではありません。
私の1日の悦びはどこへ?
あの、疲れきった義母の顔は?
消沈した姉はどこへいってしまったの?
わたしはこれから何を糧にして生きていけば良いのでしょうか?
こんなことになってしまったのも全て、あの男のせい。
わたしは、母の再婚相手を呪いました。
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:15:27.48 ID:fQaxy9jZ0
これだけレスが付いてれば一人ぐらいアフィ死ねとか書き込むだろ
リアリチーがない
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:16:05.80 ID:mDckQCE60
83 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
おい、スレタイ確認しなおしたら、鳥肌立ったぞ?
84 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
続きはよ
85 :神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
年収は400万ぐらいだったかと。
もう少しあったかもしれない。
性格は悪くない。
酒も煙草もしないし、パチンカスでもない。
86 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
パパなんで死んでしまうん?
87 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>>83,86
うあああああ、そういうことかああああああ
88 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
まて、まだ死ぬと決まったわけではない。
離縁かもしれんだろ。
89 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
良い人と再婚したな。
可もなく、不可もなく妥当すぐるという意味で。
90 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
結婚して1年以内に何があったし…
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:18:38.29 ID:mDckQCE60
91 : 神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
私は家族の中で浮いていた。
もともとしゃべる方ではないし、姉や義母とは話題がない。
でも新しいお父さんは、わたしが馴染めてないのが気になったようだ。
新父「1ちゃん、部屋で何やってるの?」
私「パソコンです」
新父「インターネット?」
私「はい…」(鬱陶しい…)
こんな感じで、よく絡んできた。
92 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
いいおっさんじゃねえか。
93 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
実子でもこんなからみかたされたらキレるレベル。
ソースは俺。
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:20:44.45 ID:mDckQCE60
94 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
おっさん、火に油注いじまったな。
死亡フラグビンビンじゃねえか。
95 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
このあと怒り狂った1が…
96 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
幼女に刺されるパパも本望だろ。
97:神奈月:2008/11/24(月) ID:●●☆☆■
ストレスマッハで、キーボードぶっ壊すレベルの私。
とりあえず、地味な嫌がらせから始めたった。
洗濯機に入ってる靴下を1本だけ抜いて、洗濯済と1本すり替えるとか
読んでた小説のページを破いて棄てるとかそういうの。
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:21:56.44 ID:mDckQCE60
98 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
分相応なイタズラで、おじさんも安心しました。
99 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
不覚にも萌えた。
100 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
>読んでた小説のページを破いて棄てる
絶対に許さない。絶対ニダ。
101 : 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします ID:省略
ただのDQNじゃねえか
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:22:54.09 ID:mDckQCE60
このように書いていますが、
実はもっと恐ろしいイタズラをしたことがあります。
それには、私のもうひとつのストレスのはけ口をお話ししなければなりません。
これをレスに投下してしまうと、ひどいことになりそうなので
あなたにだけお話します。
簡単にいうと、ストレスで目が血走っていた私は、
学校でいじめという行為に及んだのです。
いえ…結果的にいじめという結末で終わらなかったのですが、
かなり陰湿な嫌がらせをしたのでした。
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:24:07.16 ID:mDckQCE60
相手は誰でもよかったので、
できるだけ軽そうな相手にしました。
軽そうというのは、簡単に泣いてくれそうな相手という意味です。
準備だけはしっかりし、犯行の姿だけは絶対に見られない
足がつかないことを意識しました。
その子の泣き顔、残念そうな顔を思うだけで
胸の高なりが止まりませんでした。
やはり嫌がらせというのは、
準備している段階と、相手が罠にハマる瞬間が
至福のときと言えるでしょう。
夕日を受けてギンギラギンに光るノコギリの刃を両手に
笑い声が出るのを耐え、仕掛けを施して早々に立ち去りました。
まるで遠足や修学旅行を楽しみにするように、
わたしは遅くまで眠れませんでした。
明日は、早く学校に行かなければならないのですが
相手がハマって、涙ぐむ顔を想像すると…むふふ。
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:24:58.41 ID:mDckQCE60
次の日、最高の瞬間を拝むべく早々に家を出ました。
ターゲットはいつもどおり登校してくれば、
ほぼクラスの全員の前で大恥をかくことになります。
耐えられなくなって泣き出してしまうに違いありません。
私は、いつもどおり教室の姿を見て満足しました。
一応わからないようにはしたつもりですが、
別の誰かがトラップにかかるようなことがあれば目も充てられません。
おやおや。
さっそくいらっしゃったようです。
ターゲットのA子さんは、
友人たちにおはようと挨拶をして自分の席へと向かいました。
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:26:48.74 ID:mDckQCE60
刻々とその瞬間が近づくに連れて、胸が踊るのがわかりました。
いやぁ陰湿!なんと陰湿なんでしょうか。
私に流れる血の色はきっと人より何倍もドす黒いに違いありません。
A子さんが、席についた瞬間。
ドン!!!!!!!
教室中にとんでもない物音が、鳴り響いたのです。
視線は音の方へ集中し、私はゆっくりと振り向きました。
そこには何が起こったのか理解できずに、横たわるA子さんがいました。
クラス中の視線をかっさらう経験などなかったのでしょう。
目に大きな涙をため……歪む唇。
ああ…その顔。その顔ですとも。
私が見たかったのはその顔ですよ!!
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:28:00.88 ID:mDckQCE60
彼女は嗚咽を交えながら涙を流し始めました。
友人何人かがかけより、彼女を気遣う様子。
私はといいますと、慢心して顔には出したりしないものの、
心の中では既にお祭り騒ぎ。
こんな愉快な出来事、何ヶ月ぶりでしょうか?
そもそもあのボンクラさえ我が家に来なければ
こんなことにはならなかったのです。
もはや彼が一人の犠牲者を生んだと言っても、過言ではないでしょう。
A子さん。恨むなら、彼を恨んで下さい。
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:28:02.73 ID:OogffncRO
椅子の足切ったのか
というかこんなうだうだ語ってるだけのドクズ相手にしないだろJK
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:28:52.87 ID:mDckQCE60
その後、お決まりの学級会が執り行われることになりました。
刃物で誰かがA子さんの椅子に傷をつけたのは明白だったからです。
A子さんも、気まずそうな顔でその場に参加していました。
担任も帰らせてあげればいいものを。
中々酷なことをするものです。
私としては好都合ですが。うふふ。
担任「今日の朝、うちのクラスの●●の椅子が切り刻まれるという事件が起きた」
担任「誰か、犯人を見たものはいないか?」
意味もない吊し上げが始まりました。
私は既にこの展開もシミュレーション済でした。
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:30:24.55 ID:mDckQCE60
これはA子さんをターゲットに選んだひとつの理由ですが
私の席からは彼女の顔がよく見えるのです。
あとは言わなくてもわかりますよね……。
担任「居ないのか?」
長い沈黙が続きました。
私はA子さんの表情をちらちらと眺めていました。
ククク……たまりません。
きっと彼女はこう思っているでしょう。
誰が自分に悪意を持っているのか?
なぜ、誰も名乗り出てくれないのか?
もしかして私はクラス全員から目をつけられているのではないか?
今や、彼女にはクラスのみんなが疑わしく見えているに違いありません。
疑心暗鬼!疑心暗鬼!
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:32:03.88 ID:mDckQCE60
重たい空気が教室を支配していました。
A子さん、あなたはこの空気に、もう限界なのではないですか?
さっさと泣いておっしゃいなさい。
「もういいです」…と。
涙。彼女の目に涙が浮かぶのが、私の席から見えました。
終末は近いようです。
最後の悦を噛み締めるとしましょう。
ところが次の瞬間、あらぬ事態が起こりました。
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:33:14.60 ID:mDckQCE60
男子生徒「あの……俺がやりました」
クラス中に衝撃が走りました。
そこで立ち上がった生徒は、地味で背の低い少年でした。
私は思わず、『おいっ!?』と叫びそうになるのを堪え、
クラスの反応を見守りました。
すると、さらにありえないことが起こったのです。
次々と生徒たちが立ち上がるのでした。
「俺がやりました」
「私がやりました」
そういった声が、12回も途切れ途切れにあがったのです。
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:34:40.58 ID:mDckQCE60
これには担任もどうしてよいか、困っていました。
一番困惑したのは犯人の私です。
なぜこんなことになったのか。
私は、A子さんの表情を再び見つめました。
彼女は声を殺し、ボロボロと涙を流していました。
表情からは、悔恨や恐怖はうかがえず、
そこにあるのは安堵のように思えたのです。
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:35:52.13 ID:mDckQCE60
ああ…
そこまで来てようやく私は気付きました。
なんということでしょう。
ここまできて、私の計画は、私の計画は……。
きっと、彼女にはすぐにわかったのでしょう。
彼らが犯人でないことが。
彼女が涙したのは、自分の気持ちを察してくれた少年たちの心遣いに感じ入ったからで
少なくとも12人は、味方がいてくれるとわかったから。
A子さんのその様子を見て、
最初に立ち上がった少年は満足そうな顔をしていました。
私がこの世で最も見たくないものです。
虫唾が走り、喉をかきむしりたくなったほどでした。
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:36:58.09 ID:mDckQCE60
結局事件は、外部の仕業ということになり
私の完全犯罪は揺るぎないところとなったのです。
…が。
私は世の中の厳しさ、非合理さを教えるつもりが
かえって綺麗なものだと見せつけられてしまったのです。
これほどの屈辱を味わったことが今までにあったでしょうか?
完敗という二文字が、つきつけられたのです。
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:38:01.65 ID:mDckQCE60
それからというもの、父親、姉、クラスメイトたちに
あらゆる策を講じて嫌がらせをしていきました。
ですが、結局最後には大団円で終わってしまうのです。
私の策が愚かだから?
いいえ、違います。
私は何かに魅入られているとしか思えませんでした。
なぜ?どうしてうまくいかないのか?
すすり泣く声だとか、やり場のない怒りだとか、
そういうものを所望しているというのに。
家に帰れば和気あいあいと家族が談笑している。
教室にくれば、生徒たちが野花に戯れるが如く笑顔を見せつけてくる。
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:39:06.38 ID:mDckQCE60
もはや絶望するしかありませんでした。
少しでも、不幸が見たい。他人の不幸が見たい。
そんなもの、この国のどこにでも落ちているはずなのに
私の周りにはどこを見回しても見つからなかったのです。
掲示板を見れば、昨今不幸自慢大会が行われているというのに
私は、彼らとは違う空間に囚われているのではないか
という錯覚さえ覚えたほどです。
ああ、私は不幸です。
なぜ私の周りには、こんな不幸が少ないのでしょうか?
これは一時的なものなのでしょうか?
あるいは……。
考えたくもありません。
しかし、3度のメシより他人の不幸が見たいという私の希望は
意外な形で叶えられたのです。
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/22(水) 20:39:44.88 ID:mDckQCE60
御飯食べてきます
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
御飯代行はよ