1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:08:12.51 ID:WKkgTyuy0
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:12:46.71 ID:6c1UZP/Z0
代行ありがとうございます!
次からはログ速のほう貼らしてもらいます
ありがとうございました m(_ _)m
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:16:18.56 ID:6c1UZP/Z0
トーナメント表
┌─清澄高校
┌─┤
│ └─桜が丘女子
┌─┤
│ │ ┌─鶴賀学園
│ └─┤
│ └─七森高校
─┤
│ ┌─風越女子
│ ┌─┤
│ │ └─白浜坂高校
└─┤
│ ┌─陵桜学園
└─┤
└─龍門渕高校
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:18:59.44 ID:6c1UZP/Z0
県予選会場 ロビー
記者「決まったわね。組み合わせ」
カメラマン「そうですね。...それにしても、
こりゃあ龍門渕と風越の準決勝が事実上の決勝戦ですね」
記者「下馬評通りならそうでしょうね。でも...」
藤田「その二校が勝ち上がるかどうかは分からない」
記者「藤田プロ!今日も解説ですか?」
藤田「あぁ、ついでに明日の決勝もな」
カメラマン「...藤田プロは龍門渕や風越が負ける可能性もあると?」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:20:57.89 ID:WKkgTyuy0
ちょっとだけ支援。
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:22:07.09 ID:6c1UZP/Z0
記者「勝負はやってみないと分からない。...ですよね?」
藤田「まぁな。...まぁしかし、私もその二校が勝ち上がると思うよ。」
記者「ほうほう、詳しく理由を聞かせて下さい!」 カキカキ
藤田「...龍門渕の強さは言わずもがなだが、今年の風越もかなり良い。
そして去年は龍門渕と闘い敗戦。今年に賭ける思いは並々ならないだろう」
記者「...それだけですか?」
藤田「それだけって?」
記者「もっとこう...プロの目線から見た選手たちの様子とか心境とか...」
藤田「そんなもの、選手達本人に聞け」
記者(えーーー)
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:23:07.05 ID:c8uHbocf0
続き来たか
C
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:23:31.19 ID:mDAwwNlb0
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:25:16.84 ID:6c1UZP/Z0
藤田「...私から見ても、その二校が他より抜きんでている。勝ち上がるのは順当だろう」
カメラマン「プロもこう言うくらいですからね。やはりその二校は要注目ですね」
記者「そうね、今日は龍門渕と風越を中心にいくわ」 手帳パタン
藤田(他にも気になるとこはあるがな...)
記者「原村和も気になるけど、今日で県代表が決まりそうだし...」
カメラマン「いや決勝は明日ですよ?」
記者「龍門渕か風越以外が優勝なんて有り得ないでしょ?」
藤田「おいおい、自分で言ってただろ。
勝負はやってみないと分からない、ってな...」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:28:03.85 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
久「それじゃあ、また改めて準々決勝からのルールを説明するわ」
京太郎「やっと団体戦が始まるんですね?」
久「えぇそうよ、今回から五人全員で闘うわ」
咲「ルールは普通の団体戦なんですか?」
久「そこなんだけど、試合のルールは対戦校同士で決めるの」
優希「ん?どういうことだじぇ?」
久「例えば、普通に先鋒同士、次鋒同士...と五試合で決めるのか、
それとも勝ったものが残って闘っていく勝ち抜き戦にするのか、
とまぁそんなことを両校で話し合って決めるの」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:29:10.28 ID:WKkgTyuy0
C
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:31:39.84 ID:6c1UZP/Z0
京太郎「....つまりどういうことですか?」
優希「ようするにゆう○くみたいな感じだじょ」
咲(あっデジャブ)
久「つまり場合によっては、五対五のバトルロイヤル一試合。なんてのもできるわ」
京太郎「そんな試合...でもそんなんじゃ、試合のルール決まらなくないですか?」
久「大体どこも普通の団体戦の五試合ルールで収まるわ。
それでも意見が合わない場合は、レフェリーのコイントスによって決めるの」
まこ「勝ち抜き戦はケガの可能性も増えるし、あんま好まれんのぉ」
久「珍しい場合じゃ、サイコロで対戦相手を決める。なんて試合もあったそうよ」
咲(まんまゆ○はくだ...)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:35:42.67 ID:6c1UZP/Z0
久「そして試合自体のルールや闘技場は前回と同じよ。どう大体分かった?」
京太郎「まぁ一応...」
和「それで部長うちはどんなルールを?」
久「普通の五試合ルールよ、どこも大体そうだしね。
変わった所にあたらないのを望むわ」
咲(ルール次第じゃ、こちらに不利な条件で闘わなくちゃいけない...
これは大変そうだ...!) ワクワク
久「それじゃあ今から試合ルールを決めに、闘技場に行きましょうか」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:37:23.47 ID:6c1UZP/Z0
闘技場
律「こっちは一対一の五試合、先に三勝した方の勝ちってルールがいいんだけど」
久「うちもそのルールでいいわ」
レフェリー「分かりました。ルールはノーマル団体戦に決まりました。
それでは十五分後に試合開始とします」
律「よろしく」 シュッ 決めポーズ
久「こちらこそよろしく」 フフッ
澪「調子に乗るな」 ゴツン
律「イテッ!なにも殴ることないだろ澪〜」 頭スリスリ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:41:10.85 ID:WKkgTyuy0
C
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:41:46.10 ID:6c1UZP/Z0
闘技場 清澄側
久「ルールはノーマルなやつに決まったわ、あとは順番ね」
まこ「決めちょるのか?」
久「うーーん...そうねー....じゃあ、最初に闘いたい人ー」 ハーイ
優希「はいはいはーい!私がいくじぇ!試合するのを待ってられないじょ!」
久「はいそれじゃあ優希先鋒」
和「そんな部長適当な...」
久「はい和次鋒」
和「ちょっと部長!ちゃんとしてください!」
咲「和ちゃん、部長にもきっと考えが...」
久「はい中堅咲」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:42:03.99 ID:c8uHbocf0
対戦校はけいおん・ゆるゆり・TARITARI・らきすたか
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:44:52.35 ID:6c1UZP/Z0
まこ「部長!少しは人の話を...」
久「あとは私とまこだから...副将まこで、大将わ〜たし♪」 ニコニコ
全員(....) ジトー
久「な...なによ!みんなしてその目は!」
まこ「あんた...自分を大将にしたかっただけじゃろ」
ドキッ 久「うっ!......だってだって!夢だったんだもの!
団体戦に出て自分を大将にするってゆうの...」 カーッ
和「はぁ....まぁどこになろうとも、やることは変わりません勝てばいいんです」 ヤレヤレ
咲(部長にもこんな子供っぽいとこあるんだ) フフッ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:47:10.93 ID:6c1UZP/Z0
まこ「...後輩がこう言うてくれとるし、今回はまあええじゃろ」 ハァ
久「みっ、みんなありがと...」 ペコッ
優希「わたしは一番ならあとはなんでもいいじょ!」
久「...よしそれじゃ試合に集中よ!優希!最初からかましてやりなさい!」
咲(部長切り替えたな)
和(切り替えましたね)
まこ(なんかわしが恥ずかしくなってきたの)
優希「了解だじょ!」 ビシッ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:49:43.89 ID:6c1UZP/Z0
闘技場 桜が丘女子側
律「それじゃ先鋒私、次鋒澪、中堅唯、副将梓、大将ムギ。これでいいな?」
澪「あぁそれでいいと思うよ(次鋒が一番プレッシャー低いからな...)」
ダキッ 唯「がんばろ〜ね〜あずにゃ〜ん」 スリスリ
梓「ちょっ...唯先輩!こんな所でやめてください...」 ウゥ...
紬(キマシタワー)
唯「だってあずにゃんが入ってくれたから、私達大会にやっと出れたんだよ」 スリスリ
澪「そうだな。私達がここにいるのは梓のおかげだ」
梓「澪先輩...」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:51:38.53 ID:ATsy/ZG30
立ってから言うのも難だが前編とか付けるんなら書き上げて1スレにまとめろよ
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 09:53:21.62 ID:6c1UZP/Z0
紬「折角ここまでこれたんだし、優勝を目指しましょう!」
律「ムギの言う通りだ!このまま優勝して、その勢いのまま一気に全国優勝だ!!」
澪「そんなお前..全国優勝なんて...」
唯「澪ちゃん!私達なら出来るよ!」
梓「私も精一杯頑張ります!」
澪「...そうだな、目標は高く持たないとな...!」
律「...おっと、そろそろ時間だな。それじゃあいってくるよ」
唯「りっちゃんファイト!」
律「おう!」 シュッ 決めポーズ
24 :
>>22そうですよね...ちょっと今回前より長かったので分けることにしたんです。すいません:2012/08/19(日) 09:58:38.91 ID:6c1UZP/Z0
レフェリー「それでは、各校先鋒前へ」
タコスマン「よろしくお願いします」 清澄高校 片岡優希
律「おう!よろしくぅ!」 桜が丘女子高校 田井中律
咲「優希ちゃ〜ん頑張って〜!」
和「優希!いつも通りでいいんですよ!」
タコスマン「おう!まかしとけぇい!」 ビッ b 指立て
澪「律!トバしすぎるなよ!」
律「わかってるわかってる!」 ヘヘッ
レフェリー「それではレディー...ファイト!」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:01:45.66 ID:6c1UZP/Z0
以下ダイジェスト
ーーーーーーーーーーーーーーー
タコスマン「とりゃ!」 ドカン!
律「ぐへぇ!」 フラフラ
○優希ー律×
和「はぁぁー!」 ヒュ〜
澪「きゃあぁぁー!」 ドーン!
○和ー澪×
咲「はいっ!」 ドゴッ!
唯「うっ...!ゴホゴホっ...!」 パタッ
○咲ー唯×
ーーーーーーーーーーーーーーー
レフェリー「清澄高校が三勝したため、以上で試合終了!勝者!清澄高校!」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:06:43.21 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
律「...私が最初に負けちゃったからだな...ごめんなみんな...」 ショボン
紬「りっちゃん...そんなりっちゃんのせいじゃないわ!相手が強かったのよ!」
澪「私も....相手が全中王者なの思い出して...
緊張して...ごめん。ムギと梓にまで、まわせなくて...」グスッ
梓「澪先輩まで...大丈夫です!私達は予選で闘ってますし、それに...」
ボー 唯「...んね」 ボソッ
梓「えっ?」
唯「ごめんねあずにゃん、
私....負けることがこんなにくやしいなんて思わなかった...!!」 ポロポロ
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:10:04.01 ID:6c1UZP/Z0
梓「唯先輩......
何泣いてるんですか!まだ終わったわけじゃないんですよ!」
唯「あずにゃん...」
紬「そうよ!私達はまだ二年生だもの、来年また挑戦すればいいのよ!」
律「ムギ...、そうだよな!後ろばっか見てても仕方ないもんな!」
澪「私...これからはもっと本気で格闘技と向き合うよ...!」
唯「みんな...」
梓「だから、唯先輩も....ね?」
唯「...そうだね、私もっともっとも〜っと強くなって来年こそは、絶対優勝するよ!!」 フンス!
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:12:36.79 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
久「みんなお疲れ様、快勝ね」
和「いえ、相手の方々も結構強かったですよ」
咲「うん、私も何度か私の想像を上回る動きをされたよ」
まこ「しかも二年生じゃったからの...来年また闘うかもしれんの」
久「まっ、そのころには私はいないけどね〜」
まこ(すごい他人事のようじゃ)
久「準決勝はおそらく三時間後ぐらいだと思うわ。
...まぁ二時間もすればベスト4は出揃っているでしょう」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:14:24.87 ID:6c1UZP/Z0
┌─清澄高校
┌─┤
│ └─鶴賀学園
─┤
│ ┌─風越女子
└─┤
└─龍門渕高校
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:18:45.84 ID:6c1UZP/Z0
予選会場ロビー
記者「清澄は勝ち上がったようね、良かったわ」
カメラマン「えぇ、なんでも三連勝の快勝だそうですよ」
記者「そう...準決勝は一試合づつだから、今度は清澄にも集中できるわね。
準々決勝は龍門渕と風越の試合にべったりだったから」
カメラマン「そうですね。...しかしあの二校はやっぱり強かったですね」
記者「藤田プロも言っていたけど、やはり他とはレベルが違うわ。
しかも龍門渕はまだ天江衣が出てきていない...」
カメラマン「昨日のブロック予選も、会場にすら来ていなかったようですよ」
記者「まあでも、そろそろ顔をだす頃合いでしょ...」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:20:57.08 ID:6c1UZP/Z0
会場入口
警備員「あっこら!子供がそっちに入っちゃいかん!そっちは出場選手の...」
?「...」 スッ
警備員「?学生証...」
警備員(...この名前はたしか...!)
?「...いっていいか?」
警備員「しっ、失礼しました!」 ペコッ
? タタッ
警備員(あれが昨年のMVP選手...全国区の魑魅魍魎の一人...!?)
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:23:47.47 ID:6c1UZP/Z0
会場廊下
藤田「...遅いご登場だな」
?「におうね...この会場。美味そうなにおいがする」
藤田(天江衣!!)
藤田「昼時だからなぁ、これはカレーのにおいか?」 クンクン
衣「ちがうっ!衣の生け贄達のにおいだっ!」 プンスカ
ムズムズ 藤田「うーん...今のお前はほんとかわいーなー」 ヒョイ
衣「こっこら!急に抱きかかえるな!」
藤田「こんな子供がほしー」 ギュウゥ
衣「子供じゃないころもだっ!ギユッてするな!」 カァッ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:28:43.66 ID:6c1UZP/Z0
藤田「よしよし」 ナデナデ
ビクッ 衣「ふわ...ふにゅ〜...なでるな〜〜っ」 ゾクゾク
藤田(あ〜ほんとかわいい) スリスリ
衣「おっ、お前なんか衣から逃げたゴミプロ格闘家のくせに〜っ」
ピクッ 藤田「なんだと。あの日私は四十度の熱があったんだぞ、
その体調のなかで見に行っただけでもありがたく思え」
衣「ふん、体調が万全なら闘ってたような言い方だな。
三流にふさわしいおめでたい脳みそだな。片腹大激痛」
藤田「それにあの日のトーナメントには、本当に強い人は来ていなかったんだ。
もし愚地さんや渋川さんが出ていたらいくらお前でも...」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:31:27.26 ID:6c1UZP/Z0
衣「え...それって、自分が弱いってことを認めるようなもんじゃ..」 ニヤニヤ
藤田「......」 イラッ コチョコチョ
衣「あははははは、わきはやめろーー!...あははははははは」 ハァハァ
藤田「...それで今日は闘うのか?」
衣「さぁ?衣の目に適う奴がいれば闘ってやってもいいぞ」
藤田(なんつー上から目線)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:34:15.67 ID:6c1UZP/Z0
予選会場ロビー
咲「次の対戦相手は鶴賀学園...」
和「準々決勝と同じく、むこうもまた初出場らしいですよ」
咲「へぇー、初出場でベスト4なんてすごいねー」
優希「...咲ちゃんそれ、私達もだじょ」
まこ「正直、龍門渕と風越が潰しあってくれるのは、ウチとしてはラッキーじゃったの」
久「それでも、どちらかとは闘わなくちゃいけないわ。
じゃ、私ちょっと売店寄ってくるから、みんなは控え室に戻っておいて」 スタスタ
和「わかりました」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:37:02.78 ID:6c1UZP/Z0
売店
久「えーっと、バナナと...ヨーグルトと...」 キョロキョロ
華菜「キャプテン!次はいよいよ龍門渕とですね!」
美穂子「えぇ、生まれ変わった私達を見せてあげましょう」
華菜「はいっ!!」
美穂子(あらっ?....!あれは、もしかして上埜さん!?)
華菜「あれ?あの制服ってたしか...清澄?」
久「あれ〜いつものやつないな〜」 アチャー
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:40:16.04 ID:6c1UZP/Z0
美穂子(間違いない...あれは上埜さんだわ)
ーーーーーーーーーーーーーーー
三年前
路地裏
美穂子「やっ...やめてください!」 バッ
不良A「へへぇ〜いいじゃねえか姉ちゃん、ちょっとくらい付き合ってくれても」 ニヤニヤ
不良B「そうだぜ、ちょっとお茶するだけだよ」
不良A「まっ、そっから先も期待してるけどな」 ニヤァ
不良AB「「はっはっはっ!!」」
美穂子(誰か...助けて...)
久「やめなさい!その子嫌がってるじゃない」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:44:24.79 ID:6c1UZP/Z0
不良A「ああん?なんだ?お前も俺達と遊びたいのか?」
久「あんた達みたいなゲスな奴らと遊ぶなんて、一生ごめんだわ」 フン
不良A「んだてめぇ!あんま調子のってとやっちまうぞ!!」 ゴミ箱ドカッ!
不良B「...おいやべえよ、こいつたしか北中の『狂犬の久』だ。
いろいろヤバいって話聞いたことあるぞ...」
不良A「こいつが?
へっ!ただの女じゃねえか!こんなのにビビるこたぁ...」
ヒュッ
ドガン!
不良A「ぶっ!ぶふふうっ....」 バタッ
久「あら、ごめんなさい。顔がお留守だったからつい...」 ニコッ
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:48:41.00 ID:6c1UZP/Z0
不良B「ひいいいぃぃ」 腰ストン
久「さて、あなたはどうするのかしら?」 ニコッ
不良B「...」 チラッ
不良A「...」 ピクピク
不良B「しっ、失礼しましたー!!」 ズサササ ダッシュ
久「一緒に連れて帰るなんて、以外と仲間思いなのね」 フゥ
美穂子「あ...あの、ありがとうございました」 ペコッ
久「気にしないで、私もああいう奴らは嫌いなの。
でも次からはもう少し気を付けることね、ここらはああいう奴らの溜まり場よ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:50:53.50 ID:pdit8yYU0
お久しぶりですね
支援
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:51:20.94 ID:6c1UZP/Z0
美穂子「あ、あの...あなたは...」
後輩A「上埜先輩〜!今日こそ私を舎弟にしてくださ〜い!」 タタッ
後輩B「違う!上埜先輩は、私の師匠になるんだ!」 タタッ
後輩C「上埜先輩...私と付き合ってください(女だけど)」 タタッ
久「げっ、もう気付かれた...
じゃあ私はもう行くから、これからは気をつけてね」 ダダッ ダッシュ
美穂子「あっ!あの本当にありがとうございました!」
久「...」 ノシ ニコッ
美穂子(...上埜さん) ポッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:54:38.70 ID:6c1UZP/Z0
美穂子(それから私は彼女のように強くなろうと思い、
格闘技を始めた。...つまり今の私があるのは彼女のおかげ..)
華菜「...キャプテン?」
美穂子(いつかまた会いたいと思っていたけれど、まさかこんな所で会えるなんて...)
久「う〜ん...やっぱないか〜、仕方ないわね。これで我慢するか」
美穂子「あ...あの...」
未春「華菜ちゃ〜ん!ミーティング始まるよ〜!」
華菜「あっ、みはるんが呼んでる。うん!わかったー!
すぐ行くよー!さぁ行きましょうキャプテン!」
美穂子「えっ、華菜ちょっと...」
久 スタスタ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 10:57:26.33 ID:6c1UZP/Z0
美穂子(行ってしまった...でも清澄が勝ち残れば、
決勝で会うことができる。その時に...)
華菜「ほらっ!キャプテン!急ぎましょう、コーチに怒られちゃいますよ!」
美穂子「ええ、そうね。
...華菜、絶対に龍門渕に勝ちましょうね!」
華菜「当たり前じゃないですか!」
美穂子(上埜さん...決勝で会いましょう!) グッ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:00:35.98 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
久「準決勝は一時間後よ、それまでに次の対戦相手の話を少しするわね。
...このヨーグルト結構いけるわね」 パクパク
優希「おっ!対戦相手の情報があるのか?」
久「少しだけね。むこうも初出場だから、たいした情報はないけど」 パクパク
和「それで、どんな情報が...?」
久「なんでも、鶴賀には武士と忍者がいるらしいわ」 パクパク
まこ「武士と忍者?どういうことじゃ?」
久「さぁ?」 パクパク
まこ「さぁ?って...あのなぁ...」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:04:38.11 ID:6c1UZP/Z0
久「言ったでしょ、たいした情報はないって。...はい、ごちそうさま」 カラン
咲「たしかに、忍術は古武術のひとつですけど...武士って...武器は禁止ですよね?」
久「そうよ、この大会は己の肉体のみで闘わないといけないわ」
優希「おお!咲ちゃんもしかして忍術も使えるのか!?」 ニンニン
咲「いやー...忍術は知らないなぁ。それに忍術って多分、
武器を使ったりすることの方が多いはずだよ」
まこ「...ますますよく分からんのぉ」 ウーン
久「まぁここまで来たら、弱いところが残っているはずないわ。
...全国まであと二試合よ、気合い入れていきましょう!」
全員「はい!!」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:08:47.30 ID:6c1UZP/Z0
一時間後
闘技場
レフェリー「それでは、両校で試合ルールを決めてください」
久「こっちは、ノーマルな五試合ルールがいいわ」
智美「...うちは、シングル一試合とタッグ二試合の計三試合がいいんだけど」 ワハハ
久「!(タッグ戦!)...その話には乗れないわ...」
智美「そうか...うちもこのルールじゃないと、嫌なんだけどなー」
レフェリー「...両校の意見が別れたので、コイントスで決めたいと思います」
智美「表で」
久「...じゃあうちは裏ね」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:12:40.30 ID:6c1UZP/Z0
ピッ!
クルクル
ヒュン
咲 和「「!」」
パシッ
レフェリー「...コインは表です、よって鶴賀学園のルールに決まりました。
試合は十五分後開始とします」
智美「...悪いな」
久「仕方ないわ、ルールだもの...」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:15:21.49 ID:6c1UZP/Z0
咲「和ちゃん、今の見えた?」
和「はい、一瞬コインが変な動きをしましたね」
咲「...どうする?一応言ってみる?」
和「...でも証拠がありません、試合前だからカメラもまだ動いていないし...」
ゆみ「モモ、よくやったさすがだな」
桃子「へへっ...このくらい朝飯前っす」 テレテレ
ゆみ「しかし、これを使うのは今回だけだ。
あまり使うと気づくものも出てくるだろう」
桃子「そうっすね。むこうにも感づいた人がいるようっす」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:19:14.65 ID:6c1UZP/Z0
闘技場 清澄側
久「...っていうルールになったわ」
まこ「まさかタッグ戦とはのぉ...過去に何度かあったのは知っとたが、
まさかほんとに提案してくる所があると思わんかったの...」
優希「部長、どうするんだじょー」
久「そうねー....」 ウーン
まこ「問題はタッグ二試合じゃな」
久(...和と優希はプロレスでタッグをやったことがあるはず。
でもその組み合わせだと、片方がタッグ戦未経験のコンビになる...
どちらにせよ絶対タッグ戦は一試合取らないといけないし...) ブツブツ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:21:44.59 ID:6c1UZP/Z0
咲「部長...すごく悩んでるね」
和「変なところとはやりたくない、って言っていましたしね」
久「...!決めたわ!タッグは私と優希、咲と和のコンビでいくわ!」
まこ「...その心は?」
久「まずタッグ経験のある優希と和は決定、
でも二人のコンビだと片方は未経験コンビになってしまうから、二人を分けたの。
あとは暴走しがちな優希を押さえるために私、和の友情パワーに期待して咲、とそういう訳よ」
和「なんですか...友情パワーって...(SOA)」
まこ「そんで柔道のわしはシングル戦と」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:24:50.46 ID:6c1UZP/Z0
久「そういうこと、一番闘いやすい所だしいいでしょう?」
まこ「...まぁの、柔道にタッグ戦はないし...」
まこ(久と組むんじゃったら、別にタッグでもよかったんじゃが...)
久「?....、まぁタッグに関しては和と優希には、期待しているわ。
優希、しっかり私をリードしてね」 パチッ ウインク
和「部長...その事なんですが...」
久「ん?どうしたの?」
優希「私ものどちゃんも、タッグ戦はやったことないじょ...」 アチャー
久「.........え?」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:26:39.62 ID:pdit8yYU0
ワカメどうした・・・
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:27:47.94 ID:6c1UZP/Z0
闘技場 鶴賀側
智美「とりあえず作戦成功だな、ユミちん」 ワハハ
ゆみ「ああ、タッグ戦なんて清澄は考えていなかっただろう。
これである程度の揺さぶりになればいいが...」
睦月「あんまり注目されてませんけど、清澄はここまで一度も負けてませんからね」
佳織「えぇ...清澄ってそんなに強いの」 ガクブル
智美「大丈夫だよ佳織、そのための作戦なんだから」 ワハハ
ゆみ「妹尾にはシングル戦で頑張ってもらうが、
無理だと思ったらすぐにギブアップしてくれて構わないからな」
佳織「加治木先輩...」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:31:42.15 ID:6c1UZP/Z0
智美「佳織は私がムリヤリ格闘技部に誘ったからなぁ、無理はさせられないよ」
佳織「智美ちゃんまで...」
桃子「大丈夫っす!かおりん先輩が負けても、私達が勝つっす!」
睦月「うむ、ケガでもしたら大変だしな」
智美「みんな...」 ギュッ
レフェリー「それではまず、シングル戦から始めます。各校代表前へ」
ゆみ「それじゃあ妹尾、頼んだぞ。無理はするなよ」
佳織「...はい、いってきます」 グッ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:35:22.58 ID:6c1UZP/Z0
実況席
実況「さあまもなく、準決勝第一試合が始まります。
解説の藤田プロ、どんなところに注目すればいいでしょう?」
藤田「まず清澄としては、最初のシングル戦はどうやっても取りたいだろうな。
清澄には恐らくタッグ戦の経験は無いはずだ」
実況「そうですね、この対戦はシングル一試合とタッグ戦二試合の計三試合で勝敗が決まります。
清澄としては、タッグ戦二勝はかなり厳しいでしょうね。
...それにしても藤田プロ、タッグ戦とはかなり珍しいですよね」
藤田「団体戦ならではだな、おそらく鶴賀はこの方が勝率が高いと踏んだんだろう」
藤田(合宿でもこの手の練習はしてないはずだ....大丈夫なのか久?
タッグにはタッグの闘い方というものがあるぞ...)
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:38:28.80 ID:6c1UZP/Z0
観客席
一「タッグ戦とは考えたね、付け焼き刃のコンビじゃタッグ戦はかなりキツいと思うよ」
純「もしかしたら清澄、ここで負けちまうんじゃねえか?」
透華「んな〜!!原村和に引導を渡すのは私(わたくし)ですわ!
決勝で雌雄を決し、最後に私が勝つ!こんな所で負けてもらっては困りますわ!」
純「へいへいそうですね〜」 ハァ
智紀「...それより衣がまだ来ていない」
透華「そうでしたわ!先程ハギヨシから、もうこちらに着いたと
連絡がありましたが...衣〜!早くきなさ〜い!」
一「透華、きっともうすぐ来るよ。落ち着いて」 ドオドオ
純「さすがに今日は来てもらわねえとな、昨日来てないし」 タクッ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:41:13.40 ID:6c1UZP/Z0
美穂子(これで勝った方が決勝...清澄が勝てば、
もう一度上埜さんに会うチャンスが...)
未春「清澄は柔道の使い手みたいだね」
華菜「ほんとだ、鶴賀は...ジャージ?」
星夏「すごい使い手なんでしょうか?」
純代「...もしかしたら素人なのかも...」
華菜「まっさか〜準決勝まできて、素人はないっしょ〜」 アハハ
未春「そうだよね〜」 アハハ
純代(遠くからみても、すごくオドオドしてる風に見える...)
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:45:15.22 ID:6c1UZP/Z0
闘技場
まこ「よろしくお願いします...」 清澄高校 染谷まこ
佳織「よっ、よろしくお願いしましゅ!」 鶴賀学園 妹尾佳織
まこ(和と優希もタッグの経験はない、
そしてうちは今までタッグ戦の練習なんてしてきとらん。
つまり今うちはかなり不利な状況じゃ、なんとしてでもわしで一勝もぎ取る!)
佳織(あいさつ噛んじゃった...
みんなは負けてもいいって言ってくれたけど、私も格闘技部の一人なんだ!
簡単に負けていいわけない!少しでも食らいつくんだ...!)
レフェリー「それではレディーファイト!」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:49:42.12 ID:6c1UZP/Z0
実況「さあ!試合が始まりました、まずは両者にらみ合いの様相です!」
佳織(うーんでもどうしたらいいんだろう...私は格闘技素人だし...なにか自分のできることを...)
まこ(動きがないのぉ、それにあの構え...もしかして素人か?...ちょっと攻めてみるかの...!)
ダダッ
実況「おおっと!ここで先に清澄の染谷が動いた!」
佳織「えっ?」 ガシッ
まこ「おらぁー!」 ブワッ
ドーン!
佳織「ごほっ...!」 ゲホゲホ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:53:12.36 ID:6c1UZP/Z0
実況「染谷の大腰が決まったー!」
藤田(相手は受け身もとれていない...素人だな)
まこ(このまま終わらせる!) ガバッ
佳織「げほっ...え?」 バターン
実況「あーっと!そのまま固め技!染谷!上四方固で10カウントを狙う!」
藤田「このルールでは柔道は有利だからな」
レフェリー「1!...2!...3!」
佳織(....!抜けれない...!)
ゆみ「...ここまでか」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:55:47.00 ID:6c1UZP/Z0
レフェリー「...4!...5!...6!」
まこ(このまま終わりじゃ!)
佳織(このままじゃ...!) ジタバタ
レフェリー「...7!...8!...な」
ガブッ
まこ「!いでぇーーー!!」 バッ
スクッ 佳織「はぁはぁ...」
実況「あーっと!あと2カウントのところで染谷、技をはずしてしまった!」
佳織(やっちゃった...) ハァハァ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 11:58:19.04 ID:6c1UZP/Z0
実況「これはどういうことでしょう、藤田プロ」
藤田「うーーん...ここからじゃ遠くてよくわからないな...」
ゆみ「蒲原今の...」
智美「あぁ、佳織のやつ相手を噛んだな」 ワハハ
まこ「いったーー...審判!こいつ噛みよったぞ!」
レフェリー「何!?どこですか?見せてください」
まこ「どこって...」
まこ(こんな胸の横んとこ噛むとは...これじゃあ上を全部脱ぐしか...)
まこ「....すいません、気のせいでした...」
レフェリー「?」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:03:36.55 ID:6c1UZP/Z0
桃子「...なんとかバレずに済んだっすね」
睦月「でも次はこうは...」
ゆみ「...いや相手もかなり動揺しているようだ。こういった闘いで一番怖いのは、
わけのわからない相手だからな」
まこ(くそ〜わけわからんぞあいつ!...どうする!?
もう一回固め技は噛まれたらこわいしのぉ...)
佳織(なんとかなったけど、このままじゃ...どうしよどうしよ...)
実況「ここにきてまた両者の動きが止まったー!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:06:58.37 ID:6c1UZP/Z0
優希「染谷先輩どうしたんだしょ?」
咲「...おそらくだけど、相手に噛まれたんだと思う」
優希「噛まれた!?噛まれたって、ガブッーとか?」 ガブッー
和「私もそう思います。よく見えませんでしたが...あそこで技を解くのはおかしいです」
久(......まこ)
まこ(...こうなっらタックルで足をとっちゃる、
それなら噛まれる心配はないじゃろ...よし!決まりじゃ!)
ダダッ!
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:10:44.60 ID:6c1UZP/Z0
実況「先に仕掛けたのは染谷!低い体勢のタックルだー!」
まこ「おりゃーーー!」 ドドドドッ
香織(!これって...!)
スッ
まこ「なっ!(しまった!)」
ダダッ
ドゴッ!!
実況「なんと鶴賀学園妹尾!相手のタックルに膝蹴りを合わせたーー!!」
まこ「ごはぁっ...」 鼻血ブー フラフラ
ゆみ「妹尾!今がチャンスだ!」
香織「...はっ、はい!」 顔面ボコボコ
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:14:36.41 ID:6c1UZP/Z0
レフェリー「そこまで!清澄高校ノックアウト!勝者!鶴賀学園妹尾佳織!」
睦月「やった!」 グッ
智美「すごいぞー!佳織!」 ワハハハハハ
佳織(ホーリー○ンド読んでて良かった...) ハァハァ
久「まこ!」 シュタ ダダダッ
和「咲さん!救急箱を!」
咲「...うん!わかった!」
優希「うわーん、染谷せんぱーい!」 ウワーン
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:17:49.96 ID:6c1UZP/Z0
一「油断していたね」
透華「ブザマですわ!タックルに膝を合わせられるなんて、
入るとき最も注意すべき事を怠るなんて...!」
純「まぁーでも、相手は素人っぽかったし」
透華「だからブザマなんですの!このままじゃ、本当に清澄が負けてしまいますわ!」
一「これで清澄はタッグ二試合、両方とも勝たなくちゃいけないからね」
透華「こんなところで負けるんじゃないんですわよ、原村和...」
智紀(衣はまだこない...) カタカタ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:21:05.96 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
久「まこ...」 ギュッ
パチッ まこ「.....そんな強く握ったら、今度は手が折れるじゃろ」 ヨロッ
咲「染谷先輩!」
優希「うわーん、染谷せんぱーい」 ウエーン ダキッ
まこ「不甲斐ない先輩ですまんの....」 ヨシヨシ
和「お医者さんの話では、大きな怪我もないようです」
まこ「あぁ思ったより元気じゃ、気絶したのは相手の攻撃に面食らった精じゃろ」
久「あぁ...良かった...」 ホッ
まこ「...というか、あんたら試合は?」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:25:12.39 ID:6c1UZP/Z0
和「今は休憩中です。といっても次の試合まで、あと十分ほどですが」
まこ「ほうか...
すまん!わしで一つ絶対勝っとかないけんところを...」
咲「染谷先輩...」
久「まこ?私達はチームなのよ、誰かが負けても別の誰かが勝てばいいの」
和「染谷先輩!あとは私達に任せてください!」
優希「仇は絶対とってくるじょ!」
咲「だから、染谷先輩もいっぱい応援してくださいね!」
まこ「...そうじゃったな....ありがとう」 ポロッ
久「優希!次の試合絶対に勝つわよ」 メラメラ
優希「!...もちろんだじょ」 メラメラ
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:28:06.53 ID:6c1UZP/Z0
実況「続いて、準決勝第一試合二戦目が始まります。
これに鶴賀学園が勝てば、その時点で決勝進出が決まります。
鶴賀が決めるか、清澄が追いつくか、注目の二戦目です」
藤田(これで清澄はだいぶ辛くなった...しかし今までの試合を見ると、
鶴賀は特にタッグ戦専門というわけではない。付け入る隙はあるはずだ...)
実況「藤田プロこの試合の見所は?」
藤田「...そうだな、今大会でこのような特殊な試合は初めてだ。
ましてタッグ、プロでもあまりない試合だ。より信頼し合っている方が勝つんじゃないかな...」
実況「そうですね。そのあたりにも注目しましょう」
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:30:26.46 ID:0VNZ+Sit0
し
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:36:14.73 ID:6c1UZP/Z0
選手控え室
ゆみ「よくやったな妹尾、正直勝つとは思わなかったよ」
佳織「私も格闘技部ですから...少しはみんなの役に立ちたいです...」
ゆみ「...そうだな。ありがとう」 ナデナデ
桃子(あぁ...私も先輩に褒められて、ナデナデしてもらいたいっす〜!)
ゆみ「蒲原!射程に入った的を逃がすな」
智美「撃ち落とせばいいんだろー。清澄を!!」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:39:35.06 ID:6c1UZP/Z0
闘技場
久「よろしくね...」 清澄高校 竹井久
優希「よろしくお願いします!」 清澄高校 片岡優希
智美「よろしくたのむよー」 ワハハ 鶴賀学園 蒲原智美
睦月「よろしくお願いします」 鶴賀学園 津山睦月
レフェリー「タッグ戦は相手校二名、両方を倒した方の勝ちです」
久「つまり、二対一の状況もあるというわけね」
レフェリー「そういうことです。それでは、レディ〜〜...ファイトー!」
実況「さぁ!準決勝第一試合二戦目が始まりました!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:42:12.50 ID:6c1UZP/Z0
久「それじゃあ、改めてよろしく」 スッ ニコッ
蒲原「?あぁ...」 スッ ガッチリ
咲「それにしても、前の試合は驚いたよ」
久 ニヤッ グイッ
和「何がですか?」
蒲原「えっ?」 オットット
咲「まさか部長の格闘技が...」
シュッ
ドゴッ
智美「ぐへっ!」 フラッ バタン
咲「喧嘩殺法なんて」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:44:02.97 ID:6c1UZP/Z0
実況「おーっと!清澄高校竹井!握手をしたと思いきや、相手を引っ張り顔面への左ストレート!」
蒲原「くそっ!卑怯だぞ!」 ハァハァ
久「あらー、試合はもう始まってるのよ?油断したあなたが悪いんじゃない?」 クスクス
津山「部長!」
スッ
タコスマン「おっと!あんたの相手は私だじぇ」
ヒュン
タコスマン「!...っと、いきなり危ないな」 フゥ〜
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:46:28.92 ID:pdit8yYU0
部長が外道で安心した
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:47:35.84 ID:6c1UZP/Z0
睦月「くそ!外したか!」
タコスマン「その格好に今の蹴り...ムエタイだな...」
睦月「あぁそうだ。あなたもさっきの人のように、顔面膝蹴りで寝かしてあげる!」
ヒュッ
カチン タコスマン「言ったな〜!!」
ブン
ドカッ!!
実況「ひとつのリングにふたつの火花が散っている!」
藤田「清澄はこのように、一対一の闘いに持ち込んだ方がいいだろうな」
実況「ほぼタッグ戦の様相を呈していない!」
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:50:46.26 ID:6c1UZP/Z0
智美「くっそ〜あったまくるな〜!」 イライラ
久「人間は一番弱い所に『くる』のよねぇ」 ニヤニヤ
智美「......
......なんだとぉ!」 イライラ
ゆみ「蒲原落ち着け!これはタッグ戦だ!」
咲「すごい...完全に自分のペースだ...」
和「あんなの純粋な格闘技じゃありません」 ヤレヤレ
まこ「四月頃、それで和が猛抗議しとったからの」 ククッ
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:53:46.81 ID:6c1UZP/Z0
ーーーーーーーーーーーーーーー
四月頃
部室
和「部長!なんですか!喧嘩殺法って!」
久「あら?誰から聞いたの?」
和「部長が教えてくれないから、染谷先輩に聞いたんです!
そしたら返ってきた答えが...どういう事かちゃんと説明してください!」
久「...和、まずひとつ、私も少しくらいなら他の格闘技の技だったりは使えるわ」
和「...喧嘩殺法は格闘技じゃありません。
それに他に格闘技ができるなら、そっちでいいじゃないですか」
久「...世の中いろんな考え方の人がいるわ、
努力や鍛錬で強くなる者、
家庭環境や家系の血で強くなったもの、
はたまた生まれた時から強くなる事が決まっていたもの」
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:56:41.69 ID:6c1UZP/Z0
和「天才ってことですか?それなら、そんなオカルトありえません。
どれだけ天才と呼ばれた人も、多かれ少なかれ努力はしています」 キッパリ
久「まぁ私もそうだとは思うけど、でもね私の憧れの人はこう言ったの」
和「憧れの人?」
久「『強くなるために努力するのは女々しい事』ってね、
実際は本人が言ったわけじゃないらしいんだけど」
和「そっ、そんはのおかしいです!」
久「まっ、実際のところ私は努力してるつもりだし、
技を使うこともあるわ。...女だしね」
和「それじゃあ...」
久「でもね、その人スタイル、喧嘩殺法...いえ、
素手喧嘩(ステゴロ)だけは変えたくないの!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 12:59:43.84 ID:JyrtyC8O0
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≡\:::::: .r‐''"彡;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`ヽ i_,! :::::::::::::,,..>i ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
三三\ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;彡;;;;;;;;;;;;;ミ、\ : : /´ ノノ : : : : : : : :: : : : : : : :
\三 .ノ;;;ノ;;;;;;;ノ;;;;;;;;;;;/;;;;;ト;;;;ミ;;;;;ミ;;;;;\ ´イ´| / ┬┬┬┬┬┬┬
\ /;;;;;;;;;彡/,;;;;;;;彡ノ/ 入、ミ;;;;;;;;;ミ;;;;ヽ. i/ ,..ンフ ┬┬┬┬┬┬┬
/;;;;;;::-<彡ノ彡" ノ./´. \\ ミ;;;;;;;;;i くニニゝ // _______
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.り 、≦二ミ、\ ,ノ´ / 彡ニミ,r ヽ|_ r´/ ┬┬┬┬┬┬┬┬┬
. ノ`Y \,,_○ ,i ,!{ ノ i、○__ノ i ヽ`" ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
.|(.i |`''-.,,..,. ̄ ,.,..ノ.ノ (  ̄ ノヽ| ┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬
ヾ iヽ,, ´>.く ,‐、 .ノ‐、 /|r.イ ┬‐┬‐┬‐┬‐┬‐┬‐┬‐
,-ノiゝi `ヽ、ii. `‐(___)-' / く|ノ ト--、__ ┬‐┬‐┬‐┬‐┬‐
‐'"/::::| .人 X ,丶し‐、 i´! ノ .|: \\ ̄"''-、.
´イ:::::ヽ `ヽ ` -く-'ニニヽ> /´ /:::::::∧ \ `''‐- 、_
./:|:::::::::`、 入,,_ >--く .ノ´ /:::::::::::i::::i \ "''‐-- 、_
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i::::i::::::::::::::::::ヽ、._ \''-、,,,,,..ゞ‐'./,.r''´::::::::::::::::::/:::::i \
ヽ::ヽ,::::::::::::::::::::::~"''‐- ::: ,,.ノr''"::::::::::::::::::::::::/:::::/ ヽ /'7
. ヽ::::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::イ`''''"ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::/:::::/ ヽ / /
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:00:43.57 ID:6c1UZP/Z0
久「私が強くなろうと思ったのは、その人がきっかけなの。
だから私は最初に自分がなろうとしたそのスタイルを変えたくないの」
和「...部長」
久「どう?少しは分かってくれた?」 ニコッ
和「理由はわかりましたが...でも...」
久「それにねぇ、喧嘩殺法で負けるんなら、他の格闘技をするのもいいんだけど...
いつも勝っちゃうのよね。素手喧嘩で」 ニヤッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
和「私はまだ認めていませんよ、あんなの」 プイッ
咲「...でも、闘いにおいて相手を揺さぶったり、動揺させることは大事な事だよ」
まこ「...まぁその憧れの人はそんなことせんがの」
まこ(精々タイヤ千切るくらいじゃ...)
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:04:56.66 ID:6c1UZP/Z0
智美「おっりゃあーー!」 ブンブン
ススッ
久「よっと!...この感じ、どうやらあなたも同じ穴の狢のようね」
佳織「智美ちゃん、完全に頭に血が登ってるよ...」
ゆみ「あぁ、まだなんとか理性はあるようだが、このままじゃ...」
桃子「むっきー先輩も、自分の方だけで精一杯っす。フォローに回るのは無理そうっす」
睦月「はあぁー!」
シュッ!
タコスマン「とっりゃあー!」
ブンッ!
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:07:53.11 ID:6c1UZP/Z0
久「おりゃあ!」
ドゴン!
智美「ぐふっ...!」 バタッ
実況「竹井の前蹴りが炸裂!鶴賀学園蒲原ダウン!まるでヤクザキックのような蹴りだ!」
藤田(実際その通りだ)
レフェリー「1!...2!...3!...4!...5!...しっ」
スクッ 智美「...」
久「あら、まだ立てるの?意外とタフね?」
智美 ニヤッ
ゆみ(!ヤバい...!)
佳織「智美ちゃんが...キレた....」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:10:11.51 ID:JyrtyC8O0
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:10:56.34 ID:6c1UZP/Z0
智美 ワハハハハハハハハ
久(なに!?急に笑い始めた!?)
ヒュッ!ドガッ!
久(くっ...!さっきより速い!)
智美 ワハハハハハハハハ
シュッ!
咲「...あの人は私とは違う、闘いを楽しんでいない。
ただ理性が飛んでしまっているだけ...」
和「咲さん...」
ゆみ「蒲原落ち着け!冷静になれ!」
佳織「駄目ですよ、加治木先輩...あの智美ちゃんは一時間はしないと戻らない...」
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:13:57.15 ID:6c1UZP/Z0
智美 ワハハハハハハ
ドガッボコッバキッ
久(キレたら強くなるって...どこのサ○ヤ人よ!) ガード
智美 ワハハハハハハ
ヒュッ
久「しまっ...」
ドゴン!!
久「うはっ!...」 ストン
実況「蒲原のボディーブローが直撃!竹井!膝を落として動けない!」
智美 ワハハハハハハ
ドゴッバコッドカッ
実況「なおも蒲原!攻撃の手を止めない!」
久「...!」 バキッドカッボコッ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:16:24.52 ID:6c1UZP/Z0
美穂子(上埜さん...!) ギュウッ
藤田(久...!) クッ...
まこ「......久..!」 ウウッ
ゆみ「蒲原もういい!やめろ!」
智美 ワハハハハハハ
バコッボコッドゴッ
ガッ!!
智美「!?」
グググッ
実況「あっーと!竹井!蒲原の首根っこを左手で掴み!そのまま持ち上げた!」
智美「うがっ!ぐあっ!」 ジタバタ
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:20:14.84 ID:6c1UZP/Z0
ゆみ「なっ...あの状態の蒲原を止めただと...」
久「...あなたの攻撃はあんなもの?あんなのじゃ私は倒せないわよ...」 ハァハァ
智美「うんっ!うがぁ!」 ジタバタ
久「見せてあげるわ、本当の攻撃っていうものを...」 ハァハァ
咲「部長...」
睦月(蒲原部長がヤバそうだ!でもっ...こっちも...)
シュッシャッ
タコスマン「おりゃあおりゃあ!」
シュン!スバッ!
ゆみ「蒲原ー!逃げろー!」
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:24:09.74 ID:6c1UZP/Z0
久「握力×...」 ググッ
桃子「なんだかヤバい気がするっす!」
久「体重×...」 グググッ
佳織「智美ちゃーん!!逃げてーー!!」
久「スピード=...」 グググッ
智美「ううっ!あがぁ!」 ジタバタ
久「破壊力!!」 ブワッ!!
ドッゴオオォン!!
智美「!?!??!?」
ヒューーーー...
ドサッ...
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:29:30.26 ID:6c1UZP/Z0
実況「竹井の顔面右ストレートで!蒲原が場外まで吹っ飛んだー!!」
睦月「なっ...!部長!」 クルッ
タコスマン「おっと!うしろなんかみせていいのかな〜」
ガシッ
睦月「しまった!うわっ!...」 グルン
タコスマン「どおうっりゃぁー!!」
ドゴン!!
睦月「ああっ...」 フッ ストン
実況「こちらも片岡のジャーマンスープレックスが決まったー!」
レフェリー「鶴賀学園両者ノックアウト!よって勝者!清澄高校竹井・片岡ペア!」
\ワアアアァァーー!!/
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:32:15.00 ID:Pb+wFlYE0
パー速いけks
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:33:40.91 ID:6c1UZP/Z0
衣「...なかなか面白い試合だったな」 スタスタ
純「あーー、やっと来やがったな」
一「衣、遅刻だよ」
透華「衣!あなた今までなにをしていたんですの!」
衣「お腹が空いたから、ハギヨシに頼んでハンバーグエビフライを作ってもらっていた。
腹が減っては戦はできぬというだろう?」
透華「まったく...あなたって子は...」 ヤレヤレ
智紀「...何はともあれ、全員揃った...」
一「そうだね、これでようやく龍門渕格闘技部全員集合だね」
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:45:31.17 ID:4665YMmB0
C
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:52:46.66 ID:kfwWi8QrO
すいません作者ですが、書き込みがさるさんっていうので、できなくなってしまいました。
残りはあと少しなんですが、また後日スレ立てて続きを投下します
また書き込み出来たら続きはここに書くつもりですが、とりあえず一度お疲れ様でしたm(__)m
携帯から失礼します
本当に申し訳ないです
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 13:58:51.23 ID:pdit8yYU0
さるさんくらっちゃったか
ごめんよあんまり支援出来なくて
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 14:05:24.97 ID:kfwWi8QrO
>>96 いえそんなことないです、ありがとうございます
どのくらいで書き込めるようになるんですかね?
ほんとあと少し何ですが…
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/19(日) 14:09:40.97 ID:pdit8yYU0
大体2時間もあれば解除はされると思います
私はまたスレ立ててもらっても構いませんよ〜
む・・・支援できなくてすまんかった・・・続き期待してます
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
>>98 >>99 ありがとうございますm(__)m
それじゃあ今日はここで終了とさせてもらいます
中途半端ですいません
それでは改めてお疲れ様でした