ソラール「太陽万歳!」マミ「やってる場合ですか!」

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
マミ「何かしらこのサイン…」太陽の戦士ソラールを召喚しますか?
ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1342958512/

ロートレク「人間性もそろそろ限界と見える…」ほむら「な、なによ…」
ttp://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1343041418/

魔女の結界内 影の魔女

佐倉杏子は戦慄した。もし、自分一人だったらどうなっていたのだろうか?
もし、「暁美ほむら」とかいう胡散臭い魔法少女と協力していなかったら?
情報を得ていなかったら?
だが、その全てを得ている今でも状況は最悪といえるだろう。

闇霊─ダークレイス─

人間を狩る人間…己の糧のために、人間性を奪う、人類の敵
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:17:19.63 ID:uRB3/0VL0
影の魔女との戦いより数日前

佐倉杏子の前に現れた魔法少女暁美ほむら。ある目的のために仲間集めているという。
胡散臭い話だったが、グリーフシードを提供するという話にほいほい釣られてしまった。
我ながら現金なやつだと、自重する。

ほむら「他のメンバーと引きあわせたい。会ってくれるかしら?」

ほむらの提案に面倒だと言ったが、上手く丸め込まれてしまった。口では敵いそうにない。
ほむらに誘われメンバーが待つという場所へ連れられていく
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:18:25.84 ID:UXcxIWrv0
おーい諦めたと思ったじゃないか
絶対保守してやる。
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:20:41.38 ID:uRB3/0VL0
そこは…

杏子「おい…冗談じゃねぇ…あたしは帰らせてもらうぞ!」

巴マミ宅のマンションだった。
力尽くでも逃げるつもりだったが、謎の魔法によりあえなく失敗に終わった。

杏子「はーなーせー!マジで行きたくないんだよぉ!」

ジタバタと暴れる杏子を無理やり引きずりながら巴マミの家へ足をすすめる。
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:24:34.36 ID:uRB3/0VL0
巴マミ宅 

ほむらがもう一人戦力として心当たりのある人物がいると聞き、内心ワクワクしながらまっていた。
だがそれはあらゆる意味で裏切られる事となった。ほむらが連れてきたのは…

杏子「フンッ」ブッス〜…

仏頂面をして不貞腐れてるかつての弟子であり仲間であり友達の…

マミ「さ、さ、佐倉さん!?」

佐倉杏子だった
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:28:19.17 ID:uRB3/0VL0
魔法少女のあり方の食い違いによって喧嘩別れをした友達が、今目の前に簀巻きになった挙句、仏頂面でいる。
マミはどう声をかけていいか迷った。取り敢えず、

マミ「お、おひさしぶり、ね。佐倉さん」

挨拶した。杏子は短く「おう」とだけ返した。

ほむら「どう?戦力としては一級品よ?褒めなさい」

マミ「確かに一級品だけど…どうみても無理やり拐かしてきたわよね?」

ほむら「ふっ」ファサァ

マミ「褒めてないから誇らないで…」
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:29:34.99 ID:JdCNNDys0
ほしゅ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:31:07.30 ID:/OKbTcTw0
自慢のいいお尻が自慢のマミさん、水滴も自分なりに頑張りました。
ttp://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=28818230
渾身の一作です。ブクマと10点お願いします!!
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:33:35.77 ID:uRB3/0VL0
杏子「おい。もう腹くくったからもう解いてくれ…」

ほむら「そうね。……逃げないでね?」

言外に「逃げても無駄だ」と釘を打ち杏子を解放する。

杏子「力は貸してやる。だけど、慣れ合うつもりは一切ないからな」

マミ「…」

ほむら「私はそれで構わないわ。いいわよね?マミ」

マミ「え、ええ……。構わないわ」

棘のある一言から一回目の会合が始まった
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:37:27.25 ID:uRB3/0VL0
まず、暁美ほむらが目的を告げる。最大の魔女ワルプルギスの夜の撃破を。
この最大の魔女を倒すために、第一級である魔法少女の力が必要なのである。
そして、第二の(ほむらにとっては悲願)目的は鹿目まどかの契約の阻止。
これについては詳しい説明がなされなかったが、友達を死と隣合わせの世界へ引き込みたくないということで納得を得た

そして、この場にいる杏子だけがしらない情報を与えた。白霊召喚のことである。
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:44:46.90 ID:UXcxIWrv0
保守
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:45:06.54 ID:uRB3/0VL0
二人は信じてもらえないだろうと思っていたが、杏子はすんなり納得した。
曰く、「召喚、ってのはしたことないが、何度かそれらしいものをみた」ということだった。
杏子に一通りのわかっていることを説明し、彼らの助力を得た上での戦術戦略を練っていった。

そして、会合から時は進み、ほむら、マミ、杏子三人が初めて揃って魔女と戦うことになった。

魔女結界 影の魔女

魔女結界内で早速輝くサインに触り白霊を召喚していく。
マミはソラールを、ほむらはロートレクを、初めて召喚する杏子は黒鉄のタルカスをそれぞれ召喚した
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:49:49.93 ID:sPJxlg0p0
タルカスとブラフォード
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:50:20.88 ID:uRB3/0VL0
杏子「うお!マジで呼べたんだ…って、マミが呼んだ奴なんか輝いてんぞ!」

ソラール「おお、貴公。俺は太陽の騎士ソラール。見ての通り太陽の信徒だ」

杏子「だからなんだよ」

ソラール「この輝きは太陽の輝きなのさ!ウワッハッハッハッハ…」

杏子「マミ、コイツ大丈夫なのか?」

マミ「失礼ね。見た目は変人だけど紳士だし、実力は折り紙付きなのよ?」

杏子「ふーん…そうは見えねぇけどな。それよりアタシが呼んだヤツのほうが強そうに見えるけどな」

マミ「ぐぬぬ…」

ほむら「ほら、慣れ合いはしないんじゃなかったの?魔女の結界内なんだからもう少し緊張感持ちなさいよ」

杏子「バッ!……慣れ合ってねーし…」
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:55:19.83 ID:sPJxlg0p0
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 21:57:07.82 ID:uRB3/0VL0
ロートレク「貴公ら遊ぶのも大概にしておけ。デーモンのお出ましだ」

影のような魔女が使い魔とともに攻撃を飛ばしてきた。各自散会し魔女を攻撃しにかかる。
3人の魔法少女と、3人の手練にかかってしまえば数の不利など簡単に覆し、魔女に肉薄していった。

杏子「なんだ余裕じゃねぇか!虐めてるようで悪いが…終わりだよッ!」

しかし、魔女にとどめを刺さんと攻撃を繰り出した杏子の槍は、何者かに止められていた

ほむら「マミ…聞いてないわよ…こんなの…」

マミ「そ、そんな!?私も知らなかったのよ!こ、こんな事が怒るなんて…」
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:01:51.45 ID:2ZLwYPdH0
恐怖の仮面巨人怒りマンの登場か
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:02:04.36 ID:uRB3/0VL0
杏子の槍を受け止めたのは、不気味に黒く輝く禍々しい棘の鎧を着た騎士だった。

ソラール「闇霊─ダークレイス─…まさか、こんな所まで…」

ロートレク「いや、時間の問題だったろうさ。世界が繋がりすぎたのさ…ククク…面白い」

タルカス「…」

マミ「な、なんかどんどん増えてる!!」

ほむらが急遽杏子を救出して戻ってくる頃には、何人もの闇霊が魔女のもとに召喚されていった。
それに呼応するかのように、使い魔たちの勢いも増して行く
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:07:30.09 ID:uRB3/0VL0
杏子「何がなんだか分からないが、一つだけわかることがある…これは、マジでヤバイってな…」

マミ「あれは一体何なの!?」

ソラール「あれは闇霊。人を狩り人の力を吸う、人類の敵だ」

ほむら「なんだってそんな事が!?」

ロートレク「貴公ら無駄口叩いていていいのか?来るぞッ」

言うが早いか間髪入れずにタルカスの特大剣が唸りを上げる!使い魔が一振りで蹴散らされていく
それを皮切りに魔法少女達はかつて味わったことのない戦いを味わうこととなる
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:14:33.41 ID:QtUtP0gB0
ダクソかよww
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:14:36.95 ID:uRB3/0VL0
状況は最悪だった。使い魔と魔女だけならば、実力のある6人で攻撃をいなすことも容易だった。
しかし、彼女たちと同等の実力者が数人介入したことによって、みるみる統率を取り戻していく
中でも始めに現れ、杏子の槍を受け止めた棘鎧の人物は頭ひとつ抜きん出て強かった

魔法少女の変則的な戦方を、使い魔と連携することで封じていく。それは初めて味わう知恵あるものとの戦いだった

ほむら「マミ!何か打開策は無いの!」

マミ「無いわよ!あったらとっくにやってるわ!」

ソラール「ウオオオォォォーーーーッ!!」

最悪の状況でも彼女たちの意気は挫けてはいなかった。
それは白霊の3人も同じだった。それぞれの思惑は違っていたが、それでも剣を取る手は萎えを知らなかった
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:19:20.65 ID:sPJxlg0p0
出待ちでバクスタ取らないから
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:20:11.65 ID:uRB3/0VL0
魔女との戦いとしてはかつて無いほどの時間が過ぎる。
ジリ貧とも思われた流れを変える出来事が起こるのである。

ソラール「人の姿をした獣め!失せろォッ!」

ソラールが棘鎧の騎士を討ち取ったのである
この事により再び奮い立ち、浮き足立つ敵を押し返していく
そして…

杏子「あんたで…最後ォッ!」

最後の闇霊を滅ぼし、残りは魔女ただ一人残すところとなった
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:26:26.70 ID:uRB3/0VL0
いつの間に上がっていたのか、黒鉄のタルカスの落下からの一撃で、長かった戦いに幕が引かれた
召喚された3人はよほど疲れたのか、いつもなら朗らかに笑い、去っていくソラールでさえも無言で帰還していく

それは魔法少女達も同じだった。時を渡り戦い続けてきたほむらでさえも疲労困憊していた。
幸い近くに巴マミの家があり、そこで休憩を取ることが出来た。

マミ「…闇霊、ですって?」

ほむら「もうすぐ、ワルプルギスの夜よるが訪れるというのに…」

杏子「……」ウツラ…ウツラ…

勝利した事実とは別に、今後の魔女との戦いに大きな懸案事項が現れたことによって、心が重く沈んでいった
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:27:41.20 ID:uRB3/0VL0


 人類の敵闇霊─ダークレイス─出現

                 完
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:35:40.11 ID:UXcxIWrv0
保守
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:36:29.16 ID:QtUtP0gB0
ふむ
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:36:38.44 ID:uRB3/0VL0
ワルプルギスの夜の夜出現まであと僅か
それまでに可能な限り魔女を倒してグリーフシードを得る。懸念されていた闇霊乱入も、アレほどの大規模なものは起こらなかった
それでも警戒してか、全火力を持って出現後直ぐに消滅させていった

それが幸をそうしたのか、大した損害もなくグリーフシードを集めることが出来た。

杏子「結構集まったなー。グリーフシード」

マミ「そうね。これならワルプルギスの夜も倒せるかもね」

ほむら「……あなた達忘れたの?あの影の魔女との戦いを」

ほむら「あれから大規模な乱入は無かったけれども、もし、同じ規模でワルプルギスの夜との戦いに来られたら…」

杏子「そりゃぁ…そうだけどさ。それはもう考えてもどうにもならないと思うぜ。」

マミ「確かにどうしようも無いわよね。でも対策はちゃんとしないと」

ほむら「強大な魔女、その使い魔、そして強力な敵闇霊…」

ほむら(まさか魔女に助っ人が現れることになるなんて…)
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:39:15.97 ID:QtUtP0gB0
まどかとダクソクロスオーバーの妄想毎日してるわ
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:41:39.53 ID:sPJxlg0p0
>>29
まどかがアノール・ロンド行くのなら考えてたことある
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:42:31.02 ID:uRB3/0VL0
杏子「そーだ!そうだよ!なんだ、簡単なことじゃんか!」

マミ「クヒッ!」ビクゥ! マミ「な、なに!?」

ほむら「ゲホッゲホッ!いきなり大声上げないで頂戴!びっくりするでしょ!」

杏子「おい!聞いてくれ。すっげーこと思いついたんだ!」

マミ「なんなの?佐倉さん」ビクビク…

杏子「まあ、聞けって。ワルプルギスの夜との戦いで問題になってるのは何だ?ほむら」

ほむら「闇霊の乱入よ。何回話したと思ってるの?」

杏子「…。ゴホンッ。つまり数が増えるのが問題ってことだよな?」

ほむら「厳密には違うけど、そうね。敵の手数が増えるのは問題だわ」
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:45:30.76 ID:uRB3/0VL0
杏子「そう、手数だ。手数なんだよ!」

ほむら「何よ、ハッキリ言いなさい……ッッ!!」

ほむら「なるほど…そういうことね。盲点だったわ」

マミ「え…?え…っ?」

杏子「だろ?褒めろよ」

ほむら「いいこでちゅねー(棒)」

マミ「もうっ!二人共意地悪しないで教えてよぉ!」
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:50:16.83 ID:uRB3/0VL0
ほむら「ハァ…。いい?私たちはソラールさんを始め、様々な人を召喚できるわよね?」

マミ「?。なにを今更」

ほむら「…。今まで私たちはそれぞれ一人づつ召喚してきたわね?」

マミ「そうね。…あ。もしかして…」

ほむら「気付いた?全く、胸にばかり栄養が行ってるから…」

マミ「でも、試したことはないわよ?賭けになるわ」

杏子「もしかしたら、もしかするかもしれないだろ?それに…」

マミ「それに?」

杏子「実は今まで一人召喚した後にもサインは見えてたんだ」
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:53:03.52 ID:sPJxlg0p0
真鍮一式にロンソって言うレイテルパラッシュみたいなのいたらそれ俺な
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:56:26.07 ID:uRB3/0VL0
杏子がもたらした思い込みを付いた作戦。ヒントは得られたが、それでも確証は得られていない。
ぶっつけ本番になる上に大きな賭けとなる。掛金は見滝原と自分の命…
だがそれは彼女たちにとっては今更だった。特に巴マミには。
いつだって自分の命と守るべき見えない誰かの命を預っていた。今まで通り、全力で頑張るのだ。
巴マミがこの数ヶ月、奇妙な男ソラールと出会ってから得た答えがそれだった

それぞれの思いを胸に、ワルプルギスの夜が訪れる
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 22:58:08.87 ID:NdPsbc4o0
支援
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:02:44.14 ID:uRB3/0VL0
ワルプルギスの夜は結界を持たない。それを知る暁美ほむらはもしかしたらサインが出ないかもしれない…
という思いを抱いていた。だが、それは当日になってただの懸念であったことを知って安堵する。

サインは魔女の結界にしか現れない。このルールはいまだ破られてはいなかった。おそらく今回も例外ではないだろう。
出はなぜサインが見えるのか?ワルプルギスの夜は結界を持たないというのに…暁美ほむらは考える。
結界がないのにサインが見える矛盾。出した結論は「やはりワルプルギスの夜も結界を持っている」というものだった。

ただそれが現実空間をも飲み込み、干渉してしまうほどの強力かつ大規模なものであるため、
通常では感知できない…という結論に達したのだ。
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:05:28.17 ID:uRB3/0VL0
無論、この推測が正しいのかどうかは分からない。だが、魔女が存在していること、サインが見えること、
それらを考察して結果がそれなのだ。

ほむらはそこまで考えて笑みを漏らす。

ほむら(別に、理由なんてなんだっていいじゃない…これが私達に不利になるってことじゃないし)

ほむら(そうね。ラッキーってとこかしら)
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:12:08.44 ID:uRB3/0VL0
サインに触れテキパキと召喚していく。どうやら一人二人までが限界らしい
マミはソラールとビアトリスを、杏子はタルカスとハベルの戦士を、ほむらはジークマイヤーとロートレクをそれぞれ召喚した

ほむらは召喚した二人にマミと杏子に従って行動するように言いつけると、自分が用意した罠の準備にその場を離れた

マミ「うう…まだ現れてもいないのに、凄くプレッシャーを感じる…」

ソラール「おう…おぅ…。素晴らしい…素晴らしい!」

マミ「ソラールさん?」

ソラール「太陽が…太陽がこんなにも力強く輝いている!素晴らしい…!」
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:13:05.11 ID:uRB3/0VL0
 ヾ`、             ┼
  i⌒i    、  
  ヾノヽ   `ヾ、
   ヽ ::ヽ    ,!ー-;、     _ノ彡
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     \ ::::ヽ/ヾ= =|_ノ゙゙´:::::ソ   
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       !::  ! i  i゙
 ┼     .i::  | .|  ;/
       |::__ノ.人_::|
       /::::::).(::....::ヾ
       ` ̄    ̄ 
   太  陽  万  歳   !  !

マミ「やってる場合ですか!」
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:15:55.20 ID:sPJxlg0p0
太陽出てるか?
日の落ちたアノロンみたいになってないか?
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:18:33.57 ID:uRB3/0VL0
マミ「もうすぐワルプルギスの夜が来るんですよ!?何呑気なことしてるんですかっ」

ソラール「お、うむ…。まあ貴公落ち着け。一緒に太陽の力強さを感じれば、恐れるものなど何もなくなるぜ」

マミ(太陽バカ…とういうことをうっかり忘れてたわ…)

ソラール「よかったら一緒にやらないか?太陽讃美」

マミ「やらないわよ…」

ソラール「そうか?気持ちいいぞ」

   ヽ__
   [ ┳] 
  /│☆「\
   冊
   ゝゝ     スッ
  ヽ__
 \[ ┳]/ 
  │☆「
   冊
   ‖     バァァーz_ァン
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:19:10.11 ID:UXcxIWrv0
>>40
タイトル回収ですな(笑)
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:19:47.89 ID:NdPsbc4o0
ソラールさん可愛い
45>>41お許し下さい!:2012/07/31(火) 23:25:56.23 ID:uRB3/0VL0
馬鹿な話をしているときに、ふと暗雲が立ち込める。
イレギュラー続きのこの時間軸。ワルプルギスの出現位置までも大きくずれていた。
その事によって今まで行われていた住民の避難が遅れると思われたが、
事前に知らされた大型台風の情報、電車が尽く停まるほどの強風。
見滝原の近くの市の豪雨による交通機関の麻痺…それらの要因で今ま同様避難は行われていた

ほむら「でも、これで遠慮無くぶっ放せるわね」

天が黒雲に覆い尽くされていく
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:30:57.55 ID:im241nIj0
デモンズやダクソみたいなまどかのゲーム出してくれたら嬉しいなって
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:31:18.62 ID:uRB3/0VL0
周囲に振りまかれる悪意とプレッシャーが増加していく…!

          D

          C

マミ「太陽が隠れたくらいでそんなに落ち込まないで!ソラールさんっ」

          B

ソラール「ううぅ…太陽…真っ暗だ…」

          A

杏子「何やってんだか…。頼りにしてるぜ二人共!」

          @

ほむら「イレギュラー続きのこの時間軸…どうなることかと思ったけど、なんとかなるものね」

          〇

ほむら「さあ、来なさい。ワルプルギスの夜ッ!」
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:35:47.16 ID:uRB3/0VL0
巨大な影が具現化する。甲高い笑い声を響かせながら、破壊を振りまく最大の魔女が出現した


鹿目まどか、美樹さやか 避難所

まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんたち大丈夫かな…」

さやか「大丈夫だよ。あの強い二人が協力してるんだよ?ソラールさんもいるし」

まどか「うん。そうだよね。でも…」

さやか「?」

まどか「胸騒ぎが止まらないの…」



「やぁ!鹿目まどか、美樹さやか」ヒョコッ
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:41:05.67 ID:zm7W6xEHi
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:42:06.15 ID:uRB3/0VL0
ワルプルギスの夜 戦闘中

懸念していた通り、大規模な闇霊による乱入があった。
影の魔女の時よりも遥かに多く、強力だった。しかし、あの時の辛い教訓から魔法を中心とした援護陣形を編み出すことで
この大人数を相手に引くことなく戦えている。

それでも互いに一騎当千の強者、長期戦が余儀なくされている。
一方ほむらは、ワルプルギスの夜の親交を妨げようと用意した罠を駆使して戦っていた

ほむら「くっ!やはりタフね。これだけ打ち込んでも倒れる気配がない!」

戦車や戦艦、ミサイルに戦闘機。ありとあらゆる火力を集中させても、甲高い笑い声を響かせている
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:44:39.48 ID:sPJxlg0p0
フロムソフトが作ったまどかゲーム
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:46:59.61 ID:uRB3/0VL0
ほむら「くそっ!クソォォッッ!まどかのところになんて、行かせるもんですかッ!」

雄叫びを上げながら更に火力を集中させていく。笑え声は止まらない…

杏子「チッ!数が多すぎる!このままじゃヤバイ!」

ハベルの騎士とタルカスを援護しながらも槍で使い魔を倒している。既に何体倒したのか数えきれない。
闇霊も何人か討った。それでもまだ数は減っていない

マミ「これじゃぁ!暁美さんの!援護に!いけないじゃないっ!」
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:51:56.52 ID:uRB3/0VL0
闇霊、使い魔を相手にいまだ優勢を保っていられるのはひとえに魔法少女達の影響が大きい
彼女らの千変万化の援護は強固な結界となって近寄る敵を次々と無力化している
しかし、ビアトリス同様無限ではない。大量にグリーフシードを所持しているものの、
数に押されていては回復のタイミングが難しい。
その欠点が存在している限り、自分たちから攻めていくことは不可能に近い

それでもまだ諦めずに攻撃し続ける。
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:56:18.83 ID:im241nIj0
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/31(火) 23:58:57.95 ID:uRB3/0VL0
鹿目まどか、美樹さやか 避難所

キュウべぇ「彼女たちは、魔女に負けるかもしれない」

その一言が鹿目まどかの胸を打った。悪い予感が的中したのだ。
キュウべぇは続ける

キュウべぇ「助っ人がいるようだけど、魔女にも使い魔とは違う味方がいるみたいだね」

キュウべぇ「マミたちはそれに拘束されていて、一人戦う暁美ほむらの援護に迎えないようだね」

キュウべぇ「でもね?安心して。まどか、君が魔法少女になってしまえば…」

キュウべぇ「彼女たちを救えるんだよ?簡単なことじゃないか」

鹿目まどかの心は張り裂けそうだった。(私ならみんなを救える…)。甘いささやきはまどかの心を支配した
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:04:50.72 ID:w8N0/6lP0
保守
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:05:29.66 ID:sm1VbdHV0
まどか「わ、わた…私!」

キュウべぇ「…」

まどか「魔法… さやか「まどか、待って!!」 っ!さやかちゃん…」

さやか「まどか、落ち着いて。マミさんとほむらと約束したじゃん。『魔法少女にはならない』って」

さやか「特にほむら。あいつまどかが魔法少女にしないためだけに戦ってるみたいなだもの」

さやか「そのほむらの戦いを無駄にしちゃうわけ?ほむらの代わりに、そんなのあたしが許さない」

まどか「でも!私が行かないと…みんなが…みんなが…!」

さやか「…まどか。諦めちゃだめだよ。まだ、まだ何かあるはずなんだ…」
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:12:54.20 ID:sm1VbdHV0
さやか「奇跡とか…ううん。奇跡に近い何かが、きっとあるはずなんだ」

さやか「まだ…なんだ。あたし達があきらめてちゃだめだよ…あたし達が信じなくてだれが信じるの?」

まどか「さやか…ちゃん…」

まどかは思った。今戦っている魔法少女達のことではない、たった一度あった本当の奇跡を思い出していた。
それは初めて本当の絶望を感じた箱の魔女との対峙の時だった。
力も何もない自分は何が出来たか、何を出来たか…
答えは出ていた

まどか「今、出来る精一杯のことを、しなくちゃ…そう、そうだよね、さやかちゃん」

さやか「まどか?」

まどか「さやかちゃん。奇跡は『起こせる』かもしれないよ」
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:18:03.63 ID:sm1VbdHV0
まどか「キュウべぇ、さっき『助っ人がいる』って言ったよね?」

キュウべぇ「うん?言ったよ。あのイレギュラーたちのことだよ」

まどか「そう…キュウべぇ!私をみんなのところへ連れて行って!」

さやか「まどか!?」

キュウべぇ「んー。魔法少女になってからのほうが安全だよ?」

まどか「いいの。だから連れて行って」

キュウべぇ「……。分かった。連れて行ってあげる。でも危なくなったら直ぐに契約してね」

まどか「…うん。いいよ」

さやか「ち、ちょっと!あたしも行くよ!まどかはあたしが守るんだ!」
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:23:45.10 ID:sm1VbdHV0
まどかとさやかが到着先で見たものは壮絶な戦いだった。
絶え間なく襲ってくる的に対して、的確な援護と一撃必殺の攻撃で効率良く倒して言っている。
それはまるで機械のように精確で精密な行動だった。
機械と違うことは、それをやらざるを得ないという状況に立たされていることだった。

鬼気迫る後継に血の気が引いていく二人
だが、両足でしっかりと地面を踏みして歯を食いしばり、目をそらすことなく見つめた

キュウべぇ「さあ、分かっただろう?一刻も猶予もないんだ。僕と契約して魔法少女になってよ」

まどかはそれを無視して戦闘から目を離し、周りを見回した
目的の物を探すためた
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:26:19.98 ID:w8N0/6lP0
まどかが来た理由が今ごろわかった〜
察しが悪い(汗)
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:33:41.90 ID:sm1VbdHV0
まどか「あった!」

目的の物はあった。それはサイン。あの時奇跡を起こしたサインだった。
まどかは直ぐに触れて召喚する。ようやく理解したさやかも召喚していく
一人で二人、計四人が召喚された

イザリスの魔女クラーナ、カタリナ騎士ジークマイヤー、聖騎士リロイ、弓の英雄ファリス

まどか「お願い!みんなを助けて下さい!」

まどかの声に反応するかのようにリロイが威風堂々と、ファリスが軽快に、
クラーナは静かに戦場へと赴いていった。

ジークマイヤー「貴公。またあったようだな。どうだ、私が贈ったものは役にたってくれたかな」

まどか「ジークマイヤーさん、あの時はありがとうございます。お陰で友達を助けることが出来ました」

ジークマイヤー「ウムウム、それは良かった。」

ジークマイヤー「では怪物退治へと洒落込もうか、ガハハハハハ」
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:35:09.25 ID:Dn02khXp0
ジークさんはほむらがさっき召喚してたような…(小声)
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:36:11.41 ID:nNTSIOqD0
仮面巨人平和怒りブッパ女神モシャマンの出番はまだですか?
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:37:01.66 ID:sm1VbdHV0
眼前で繰り広げられる戦いに変化が起こった
まどか達が召喚した四人が外から加わったことによって隙が生じ、その隙を魔法少女の力によって、
強引に突破口へと変えてしまった
火柱が、斬撃が、様々な攻撃で敵を狩り尽くしていく。全滅させるのも時間の問題だろう。

杏子「マミ、ここは任せてほむらの援護へ行け!」
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:37:16.35 ID:w8N0/6lP0
>>63
魔法少女は条理を覆す存在だから問題ないよ(小声)
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:37:42.85 ID:HrHIU0uu0
ここでまさかの四騎士だったらもっと熱かったな
ってか、タマネギってほむらが召喚してない?
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:38:05.11 ID:sm1VbdHV0
ほむらさんが呼んだのは娘のリンデちゃんでオネシャス!

そろそろ脳みそが機能しなくなってきた…
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:39:27.22 ID:sm1VbdHV0
>>67
それも考えたけど、流石にないかなーって
ボスだし、協力的ではないし
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:39:58.02 ID:sm1VbdHV0
ちょっとだけ休憩させてね
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:40:04.88 ID:nNTSIOqD0
仮面ハベル大力平和ブッパ女神モシャマンの出番がきたら起こして
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:47:47.81 ID:sm1VbdHV0
サルさんこわいな。スレ落ちるのはもっと怖い
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:50:18.07 ID:kxPW7vSDP
さるよけぐらいはやってもいい
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:53:17.84 ID:kxPW7vSDP
だが保守は期待するな
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:54:10.43 ID:sm1VbdHV0
杏子の呼べかけに無言で応じてソラールとともにほむらとワルプルギスの夜が戦っている場まで急ぐ
そこにはワルプルギスが墜落しているという驚愕の光景が広がっていた

マミ「暁美さん!暁美さん!どこなの!?返事をして!」

ワルプルギスが墜落している瓦礫の山へ向かって呼びかける

ほむら「こ、ここよ…」

マミ「ああ、良かった!ごめんなさい、遅れてしまったわね」

ほむら「いいわ、それよりもここ、見てもらえる?」

ほむらが指差す先にはワルプルギスに空いた穴だった。
しかし、色のない霧がかかっていて奥はみえない

マミ「何かしら…魔女にこんなのがあるなんて…」
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:54:21.59 ID:kxPW7vSDP
C
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:55:23.88 ID:kxPW7vSDP
D
78サンクス。完結まで頑張る:2012/08/01(水) 00:58:07.37 ID:sm1VbdHV0
ほむら「イレギュラー続きのイレギュラーだらけね」

マミ「え?」

ほむら「おそらくこの霧の先にワルプルギスの本体、いえ核のようなものがあるはずよ」

ほむら「その破壊を、貴女にお願いしたいの。やってくれるかしら、巴マミ」

マミ「にわかには信じがたいけど…」チラッ

ソラール「…?」

マミ「信じるしかなさそうね。ええ、任せなさい!」
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:58:09.78 ID:Dn02khXp0
ほむ
80ストロング山根 ◆STRONG...I :2012/08/01(水) 00:58:26.07 ID:4KsuyYeA0
ダークソウルは知らないけどオリキャラと思えば気にすることは無い
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:58:52.89 ID:HrHIU0uu0
イレギュラーならやってくれる
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 00:59:00.97 ID:kxPW7vSDP
E
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:03:08.95 ID:sm1VbdHV0
ほむら「私はここで休ませてもらうわ…気をつけてね、マミ」

マミ「ええ…いってくるわ」

ソラール「貴公の命、俺が守ろう」

マミ「うん、頼むわねソラールさん」

二人はともなって霧の中へ入っていった。

ほむら「全く、ある意味お似合いかもね、あの変人コンビ」

ほむら「フゥゥー…。疲れた、少し休ませて、もらうわ。流石に疲れた…」

ほむら「こんな場所じゃなかったら、もっと安心して、眠れるのでしょうけど…」
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:05:08.10 ID:njeZ6koU0
霧に侵入すると赤く眼を光らせた太陽虫が!!
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:07:29.75 ID:4IH/nDRz0
>>84
やめてくれ
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:07:43.50 ID:sm1VbdHV0
豪胆にも墜落しているワルプルギスの夜の眼の前で睡眠を取る暁美ほむら、
たった一人での戦いは想像を絶するほどの披露を彼女に植えつけたのだ。
だが、それがある意味で幸運だった。一人の男がその場に現れたのだ。
眠っているほむらに気が付かずに通りすぎてしまったが、意識があったのならそうは行かなかっただろう
しかし、意識があろうとなかろうと、幸運が訪れるのはどちらか一方のみ。
偶然今回は暁美ほむらに幸運が訪れただけだった

では、不運が訪れたのはだれ?
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:17:02.18 ID:sm1VbdHV0
ワルプルギスの夜 内部

マミ「不思議ね。魔女の中に結界があるみたい」

ソラール「だが静かだ。奇妙なくらいに」

ソラール「ところで貴公、太陽の騎士にならないか?」

マミ「もう、こんな状況で何言ってるんですか」

ソラール「ああ、今直ぐにとは言わない、気が向いたらでいいんだ」

マミ「…そうですね。考えておきます」

ソラール「貴公は不思議な女性だ…俺の出会った誰よりも太陽に似ている…」

ソラール「美しく、そして力強く輝いている…」

マミ「な、あ、ななな何を突然っ!言ってるんですかっ!」

ソラール「俺もなれるだろうか?貴公のような太陽に」

マミ「ソラールさん…なれるわ。ソラールさんならきっとなれるわよ!」

ソラール「…貴公…ッッ!?」
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:19:04.72 ID:njeZ6koU0
ソラールさん何いきなり口説いてはるんですか
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:19:48.18 ID:GyzjaGKS0
ソラールだってわかってるけど貴公って言われるとユルトにしか見えなくなる
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:24:57.47 ID:sm1VbdHV0
マミ「ソラールさん?どうしたんですか?」

数歩先を行っていた足を止め振り向いた。腹部を禍々しい曲剣で貫かれたソラールが立っていた

マミ「っっ!?」

マミは驚愕した。ついさっきまで共に死線をくぐり戦ってきた人物がいたからだ
ロートレク、女神の騎士ロートレクがソラールを背後から突き刺したのだ

マミ「ロートレク…さん…なぜ!!」

ソラール「惑うな…っ。行けっ。ここは俺に任せろ…!」

ロートレク「ほう、まだ息があるのか」

ソラール「 行 け っ !」

見る人が見れば分かっただろう。巴マミのソウルジェムが急速に濁り出していることに
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:32:44.52 ID:sm1VbdHV0
巴マミは踵を返して走りだす。さっさと魔女の中枢(と想われるもの)を叩き、ソラールを助けなければ!
マミを完全に絶望させていないのはその思いがあったからこそだった
間も無くして最深部へと到着する。

そこには小さく醜い姿の核がいた。
周囲から使い魔が飛び出してくるが、的確な必殺の一撃を叩きこみ難なく撃退していく。

マミ「これでぇッ!ティロ・フィナーレッ!!」

最大の一撃で核を撃ち貫く。周囲を取り囲んでいた悪意が薄れ、霧散していく

ワルプルギスの夜を倒したと理解して、ソラールの元へ走った
92 忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/08/01(水) 01:34:12.81 ID:M+i0eEs30
召還したときの働きからすれば

ロートレク>ソラール

だよな
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:35:51.49 ID:sm1VbdHV0
戻ると、膝をつくソラールの傍らに暁美ほむらが立っている
どうやら治療しているようだ

ほむら「マミ!」

ほむらが何かを投げてよこす。グリーフシードだった。すぐさま自分のソウルジェムを浄化し、
ソラールの治療を変わる

ソラールは喋らない。いや、喋れないのかもしれない。とにかく無言で治療を受けていた
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:36:06.28 ID:HrHIU0uu0
萎えどこ
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:40:51.67 ID:kxPW7vSDP
C
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:43:16.19 ID:zo1pFoaZ0
苗床と竜の神、何故差が付いたか
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:44:17.86 ID:njeZ6koU0
ロートレクってあんまり召喚しないんだよな
不死街だと助けた後祭祀場に戻らずにガーゴイル倒すことが多いし最下層は個人的に誰も呼ばない方が楽
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:45:40.50 ID:sm1VbdHV0
大分回復してきたのか、ようやく口を開く

ソラール「おお、貴公…デーモンは倒せたのか…?」

マミ「ええ!あなたのお陰で…!」

ソラール「そうか、良かった…」

ソラール「…どうやら、俺達の奇妙な出会いはここまでのようだ…」

マミ「え…っ?」

ソラール「本来出会うはずのない俺たち。時空の乱れの原因を断った今。もう会うことはないだろう…」

マミ「そ、そんなことっ!」

ソラール「ああ、泣かないでくれ貴公。貴公は太陽のような笑顔こそ似合っている…」

ソラール「ああ…太陽…俺の太陽…」


太陽の騎士ソラール は 消滅しました
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:46:37.38 ID:Dn02khXp0
ソラール…
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:51:43.37 ID:HrHIU0uu0
目から鼻水出てきた
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:51:52.94 ID:sm1VbdHV0
魔女の消滅とともに眩しいばかりの陽の光が戻ってきた
まるで何も起こらなかったかのようにすべてが消えてしまっていた

私達が召喚したみんなも、魔女が消え去ると程なくして消えていった。
あとに残ったのは疲労困憊でダウンしている赤い魔法少女と、暗い表情のほむらちゃんとマミさんだけだった

マミさんは泣いていた、ほむらちゃんと一緒に泣いていた
嬉しさと悲しさがごちゃ混ぜになったかのような涙を流していた
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:55:57.53 ID:sm1VbdHV0
でも、その涙を受け止めるように力強く太陽は輝いていた
まるで二人を抱きとめるように強く、優しく、暖かく輝いていた

私はその時改めて感じたことがある、太陽はソラールさんに似ているんだ


完結
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 01:58:37.08 ID:sm1VbdHV0
終わっちゃった
支援くれた人サンクス
苦し紛れでいろいろ誤魔化しながら強引に進んだよ

誤字脱字、口調やキャラ崩壊、意味不明な展開。すまんかったねファンの人
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:00:29.68 ID:HrHIU0uu0
乙乙

ようがんばった
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:01:21.54 ID:sm1VbdHV0
 ヾ`、             ┼
  i⌒i    、  
  ヾノヽ   `ヾ、
   ヽ ::ヽ    ,!ー-;、     _ノ彡
    ヾ :::\  |::゙゙T゙|   /ヾノ
     \ ::::ヽ/ヾ= =|_ノ゙゙´:::::ソ   
*      `i゙´::iヾ、∧ノi ヾ/
       ヾ: -=(゚∀゚)=-i´       ╋
        i ;, レ∨ヾ」::|
        i ....: :: ゙:::::::::|
  ┼    ヾ-=====- 、ノ   *
       /;;;;;;;;;;¨¨==、,_i,n
       ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,|/
       ゙;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;;;;;;;;;;i
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       !;;_ _,|i゙  ;i゙     +
       i::゙  /i::゙ ゙i゙
       !::  ! i  i゙
 ┼     .i::  | .|  ;/
       |::__ノ.人_::|
       /::::::).(::....::ヾ
       ` ̄    ̄ 
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:01:41.17 ID:njeZ6koU0
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:03:14.03 ID:Dn02khXp0

ダークソウルやったことないけど楽しめたよ
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:04:25.59 ID:kxPW7vSDP
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:05:44.40 ID:w8N0/6lP0
いやー完結おめでと

ダークソウルは知らないけど面白かった
ソラールはやはりいいキャラしてますね。

ところでよろしければ過去の作品がありましたら
教えていだだけませんでしょうか。

それでは乙。
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:06:55.81 ID:sm1VbdHV0
ダークソウル的にバッドエンドにしようかと思ったけど、頭が回らなかった
魔女の真実とか、ほむらの正体とか全然触れてないね。すまん

因みに終わったから書いておくけど、ソラールさんは別に死んでない
霊体として召喚してるから本体には影響無いです
まあ、本編でどうやっても救われないので、そっちで苦しんでもらってるから別にいいよね
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:09:17.32 ID:sm1VbdHV0
>>109
ありません。あるとすれば>>1にある、途中で落ちてる奴だけです

ダークソウル知らない人も楽しめたようで何より。
10月に完全版出るし、追加DLCも出るので気になったらプレイしてください
ソラールさんはゲーム中で出会えますので
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:10:40.14 ID:RrBJnHwb0
太陽万歳
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:11:10.24 ID:w8N0/6lP0
>>111
了解です。

またSS書かれた時
読ましていだだければと思います。
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:17:12.50 ID:i/Y01DuG0
乙。太陽万歳
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/08/01(水) 02:18:17.89 ID:sm1VbdHV0
以下ダークソウルを語るスレ
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
ワルプルさんってアンサラーみたいだよな