ホロ「主よ、わっちの毛繕いをしてくりゃれ」パタパタ
ロレンス「ほう、賢狼様とあろうお方が自らのしっぽの毛繕いを人間に頼むとは」ショルイカキカキ
ホロ「嫌なのか? それとも面倒くさくてやりたくないだけなのか?」パタパタ
ロレンス「いや今忙しくてな、もう少ししたら手が空くと思うから」
ホロ「なら結構じゃ」プイッ
ロレンス「……」カキカキ
ホロ「……」シュン
ロレンス「そぉい!」バッ
ホロ「うわ、な 何をするんじゃ主様! 尻尾は///」
ロレンス「毛繕いするぞ!! そぉーれっ!」モフモフモフ
ホロ「そ、そこは…っ あんっ…///」
ロレンス「わっふるわっふる」モフモフモフモフモフ
ホロ「たわけっ!」
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) ロレンス
みたいな
2 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/07/25(水) 00:48:51.29 ID:7Ew6xP+P0
コンティニュー
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 00:49:42.30 ID:OQbctTHe0
これは
>>1乙ではなくて、わっちの自慢のしっぽじゃから勘違いをするでないぞ!
|\ |\
l lヽ`-‐ '´ ̄ `ヾゝヽ つ
シ~ /" `ヽ ヽ `、l つ
//, '///|! !‖ ヽハ 、_ヽ つ
〃 {_{\」」 L|l|/リ l │ |ヽ つ
____. レ!小l● ● 从 |、| )
く ノ::::::;;;;;;\. ヽ|l⊃ r‐‐v ⊂⊃ |ノハ´
 ̄ ̄フ;;;;;/ /⌒ヽ__|ヘ ヽ ノ j /⌒i !ヽ
/;;;;/ . \ /ヽ.| l>,、 __, イァ/ ///ハ
/;;;;∠___ /ヽ./| | ヽヾ、 /,{ヘ、__∧/ハ !
く:::::::::;'::::::;':::::::;'::::::7ヽ< } / l丶× / ヾ l l''ハ∨
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 00:51:10.93 ID:QFhATo1w0
わっふるわっふる
C
6 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/07/25(水) 00:52:30.95 ID:YjLXTq0MO
わっちわっち!
ロレンス「この道をまっすぐ行くと次の街が見えるはずだ」ガタガタ
ホロ「ふーん」ガタガタ
ロレンス「……」ガタガタ
ホロ「……」ガタガタ
ロレンス「暇だししりとりしよガタガタ
ホロ「乗った」ガタガタ
ロレンス「タミフル」ガタガタ
ホロ「ルーマニア」ガタガタ
ロレンス「アリストテレス※」ガタガタ
ホロ「好き」ガタガタ
ロレンス「えっ」ガタガタ
ホロ「///」ガタガタ
ロレンス「///」ガタガタ
馬「爆せろ」
※アリストテレス(古典ギリシア語: ?ριστοτ?λη?、Aristotel?s,Aristoteles前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者
ホロ「そういえば主様よ、以前東の国にリンゴとカレーが混ざった食べ物があると申しておったな」モキュモキュ
ロレンス「バーモ●ドカレーか 確かに美味であると聞いたことはあるが噂ではあれには毒があるんだ」モグモグ
ホロ「ほう、きれいなものには毒がある まさに絵にかいたような事であるな」ミ、ミズヲ・・・
ロレンス「はは、確かに言うとおりだな」ハイミズ
ホロ「して主よ どんな毒があるのだ?」ア、アリガトウ…
ロレンス「聞いた話だが7つぐらいの子供がそれを食べた瞬間髭がもさもさのおっさんに身が変わったそうだ」ユックリタベテネ
イ`ヘ
/: :| ヽ
/ : :/ ヽ ___ _,,,:. .-: :´彡フ
_ノ\_∠: : : : : : : : :`: :-: :,:_:/彡 /
( : : : : : : : : : : : : : : `ゝ /
マ r::/: /: : | : : : : : : : : ::\ /
//: /: : : |: : | |: : |: _: : : :ヽ
ジ {/ 7|`\/i: /|:|/|´: : : : :|ヽ
〉 ,‐-‐、`|7 || |_::|,_|: : :|:::|: |
で / r:oヽ` /.:oヽヽ: :|: | :|
{ {o:::::::} {:::::0 }/: :|N
っ | ヾ:::ソ ヾ:::ソ /|: : |
!? ヽ::::ー-.. /ヽ ..ー-::: ヽ::| r--ッ
-tヽ/´|`::::::::::;/ `、 ::::::::::: /: i } >
::∧: : :|: |J \ / /::i: | /_ゝ
. \ヾ: |::|` - ,, ___`-´_ ,, - ´|: : :|:::|
ヽ: |::|\  ̄/ /| |: : :|: |
とあるボロ宿
ロレンス(やばい…今月も赤字だ…)
ロレンス(赤字といっても商売で使う金は別にとっているから大丈夫だがそれを生活費にまわすわけにはいかない)
ホロ「ぐーぐー」
ロレンス(8割この賢狼さまの御膳代にかかっているのだがな)
ロレンス(これさえだいぶカットできればもうちょっといいところで寝させてあげられるのだがな…)
ホロ「主様…」スヤスヤ
ロレンス「……」
ロレンス(こいつと一緒で幸せならその投資も無駄ではないな…)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 01:08:21.79 ID:kjP8Psac0
支援
羊飼いの朝は早い
「どうしてこんなに早く?」
日が昇り始めるころ羊飼いは起きる
ローラ「羊を起こして草のあるところへ連れてってあげるんです」
辛くはないんですか?
ローラ「最初は嫌でしたよ(笑) でもエネクと一緒に仕事をしているうちに苦にはならなくなってきましたね」
そう言いながら淡々と羊たちを誘導するローラさん
かなりの数の羊を一瞬でまとめてしまう
これも羊飼いの職人技といえるところだろうか
ホロ「主よ この内容面白いのか?」
ロレンス「
>>1がテスト勉強から逃げたいだけだから正直つまらん」
ロレンス「狼とトラック野郎」
ホロ「わっちは賢狼ホロじゃ、北の国まで連れてってくりゃれ」
菅原文他「おい、お嬢ちゃん北の国までかい?」
ホロ「!?」
-中央道-
(トラックの中)
ホロ「」ビクビク
ラジオ「
http://www.youtube.com/watch?v=QUG8keRRF2g」
菅原文他「おう、北の国ってのはどこかい? 悪いが仙台まで運べん」
ホロ「け、結構でおじゃる!! 仙台だろうが世田谷だろうが構わないでありんす!!」ビクッ
菅原文他「はっはっは、ところでお前さんはしゃべり口から美濃のあたりかい? 北ってのはあれかいおっかさんとか」
ホロ「え、えええとその」アタフタ
菅原文他「がはは、いいんだよ喋りたくなきゃ」
ホロ(うう、早く降りたい…)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 01:27:29.32 ID:IPDp8rwa0
原作はマイホーム持ち結婚ホロ妊娠ENDですばらしかった
ローラ「狼とトラック野郎その2」
なんだかんだで東北道
ホロ「スヤスヤ」
菅原文他(あんだけびくびくしていた娘が気づいたら助手席で寝息立ててらぁ)
菅原文他(どういう用件があって"北の国"を目指してるのかは知らねぇが目から察するに何か重要なことがありそうだな)
ホロ「すーすー」
菅原文他(ま、あまり深入りするのはよくねぇな…)
――――仙台――――
ホロ「ここまで世話になった」(やっと降りれた…)
菅原文他「いいってことよ、がはは!」
ホロ「では主様も気をつけるのでありんす」
菅原文他「おうよ!、嬢ちゃんも気をつけな」
ブロロ…
ホロ「何で小麦の配送トラックに現れてしまったんだろう・・・」
ゼーレン「狼ともう一人の神様フヒヒwww」
仙台市内
ホロ「ここからヨイツを目指すと大変なことになるのは予感できる…」
ホロ「しかし、身寄りがないので何もできないもの事実…」
ホロ「……はぁ」
マテヨナギ!! ダレガマツカ!!
ホロ「おや、元気な若者だな…ってこっちに向かってk「わー!!」バーン←ぶつかる
??「いてておぬし大丈夫か…って」
ホロ「いて…いきなりなんでありんす!」
??「大丈夫ですか―!? ってナギ何してるんだ!?」
ナギ(こやつ、人間ではないな…)
ホロ「いやわっちは大丈夫でありんす」パタパタ
??「ってあれ、尻尾と耳が…」
ナギ「あ」
ホロ「あ」
エネク「わんわんっわわん!」(狼ともう一人の神様その2っ!)
ホロ「ほう、主はこの地域をつかさどる神であると」
ナギ「そうである、今はこのようにして仁の家を拠り所としている」
仁「はいはい、拠り所ではなくて居候ね」オチャドウゾ
ホロ「礼を申すぞ仁、わっちゃはヨイツの賢狼ホロである」
仁「へーホロさんも神様なんだ」
ナギ「ちなみにこの仁という男は気をつけていないと主の寝所を侵されるぞ」
仁「へ、へんなことを教えるなよナギ!」
ホロ「ふふふ、わっちの寝床にはいるほどのものならわっちはいつでも待ってるぞ」フフフ…
仁「い、いやその別に入るとかそういうことはしませんから!!」
ナギ「思春期の狼が牙を立てるんじゃないの」
ホロ「主様も狼でありんすか」
フフフ、アハハ
仁(思春期の男の家に女が二人、よりによって神様…)
仁(ああ、何と悩ましき)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 01:57:25.01 ID:NQAqj4EPO
見てる
馬車の買い替え
ロレンス「うーん、最近軋みもひどくなってきたしこれからのことを考えると新しく買い直すか…」
ホロ「これからのことは大変気になるのぅ、新しく買いなおすとなればこの車はどうするのでありんすか?」
ロレンス「深い意味はない、とりあえずこの車を売ってそのお金を元手に新しい車を買う」
ホロ「そうであるか… さっき道中の看板に"馬車を売るなら馬車王"の看板があったぞい」シュン…
ロレンス「? 馬車王か、広告だと高く売れることで名を出していたな ところでホロ何か起こってるか?」
ホロ「ふん、主様は鈍感である」プイッ
ロレンス「???」
馬車王
店員「ようこそ馬車王へ」
ロレンス「この馬車を売りたいのですが」
店員「ほほう、なかなか使い込まれていますな」
ロレンス「左様、アロヒトストックや様々な街を行商の旅をしてきた私の右腕です…痛!!」ゲシッ
ホロ「…」ツーン
店員「なるほどなるほど、ロレンス様も大変お使いになった車ですか 当商館としてもこのお車を大変お高い値段で買いたいと思いますゆえ明日また同じ頃に来てください」
ロレンス「は、はいかしこまりました…」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 02:04:00.46 ID:Jzk0qAEp0
見てる
馬車の買い替えその2
食堂
ロレンス「あの感じだと高く売れそうだな」モグモグ
ホロ「グビグビ」
ロレンス「さっきから怒ってないかホロ?」
ホロ「別に怒ってないでありんす」モッキョモッキュ
ロレンス「じゃさっきからなんでそっけなかったりするんだ」
ホロ「別に…おやゼーレンではないか?」グビグビ
ゼーレン「おお! ロレンスさんとまたお会いできるなんて光栄です、そしてホロ様もまたお麗しゅう…」
ロレンス「ゼーレンか久しぶりだな、今日はこの町に仕事か?」
ゼーレン「いやたまたま通りかかっただけです、ロレンスさんは?」
ロレンス「ああ、馬車を買いなおそうかと思ってな」
ゼーレン「おや、ならここで一つ耳寄りな情報を教えましょう…」
ロレンス「ほう、見返りは何なんだ…?」
ゼーレン「そうですね…うまくいったらまた飲みにいきませんか?」
ロレンスって結局ホロに仕込んだんだよな
メタ発言で激しく萎えた
馬車の買い替えその3
ロレンス「何!? 馬車王で馬車を売ると査定額がとんでもなく安いって!?」
ゼーレン「そのようです以前燃費がいいことで有名なカブ(馬車)を売りに行った商人がリュード銀貨32枚※だったそうで」
※リュード銀貨32枚でリンゴの果汁とパン二人分
ロレンス「しまった、俺としたことが…」
ゼーレン「ま、まさかロレンスさん…」
ホロ「主様の思っていることでありんす、馬車王で査定にかけてしまったでありんすよ」
ゼーレン「な、何てことでしょう!! 昼の刻までに契約を破棄しないと大変なことになるらしいですよ!!」
ロレンス「どういうことだ!?」ガシッ
ゼーレン「お、落ち着いてください… あそこの馬車王は安く車を得てその後売った金額から差で儲けています そのやり方が結構強引なものでして契約を破棄するのはなかなか難しいと」
ロレンス「くそっ 俺としたことが…」
ゼーレン「まぁ落ち着いて契約を破棄する方法を考えましょう」
ホロ(あの時点で一応契約があったんだ…)
ロレンス「なんとかしてあの馬車を取り返すんだ!」
馬車の買い替えその4
ロレンス(あのボロ馬車はたぶん取り返してもそう長くは持たない…)
ロレンス(万が一森の中で壊れてしまった日には荷台の商品を捨てていく羽目になる…)
ロレンス(そうなれば商人失格だ…)
ロレンス「はぁ…」
ホロ「…」
ホロ(結局のところ取り戻すのは簡単…)
ホロ(取り戻したところでボロ馬車は長くは持たない…)
ホロ「…」
ホロ「…主様よ、以前テンの毛皮を売ったときのこと覚えてありんすか?」
ロレンス「テンの毛皮? …あああの時ホロが機転を利かせて高く売れたときのことか」
ホロ「結局のところあのボロ馬車は長くは持たない、ならばいっそのこと高く売ってしまうのは一つの答えでありんすよ」
ロレンス「売る…か…、あのボロ馬車にこの前みたいなことはできないと思うぞ」
ホロ「わっちにいい考えがありんす」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 02:32:57.68 ID:UN7dqB7H0
わっちのちっぱいちゅっちゅしたい
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 02:34:55.30 ID:LOHbFfMOO
今日はSSスレが豊作で眠れん
翌日、馬車王
店員「さてロレンス様、査定のほうが完了しました」
ロレンス「おいくらほどで?」
店員「ざっとトレニー銀貨10枚で」
ロレンス(安すぎる!! これでは新しい馬車どころか商売ができない!!)
店員「いかがですかな?」
ホロ(ボロ馬車であることをうまく使えばこっちの勝ち…)
ロレンス「それは残念です…、実はこの馬車は先日も申した通り長い距離のっています」
店員「確かに我々が確認する限りかなりの距離を乗ったと思われる経年劣化も見受けられます」
ロレンス「ではなぜ長くなっていたか、それはこの車の乗り心地にあります」
ロレンス「私のような商人はこの車は長く乗っていれば乗るほど体が慣れてきて尻が痛くなるとかそのようなことは慣れてしまいます」
ロレンス「しかし、私の妻がこの車に乗るようになったのは私から見ればつい最近のこと…」
ホロ(妻…///)
ロレンス「彼女はこの車に乗っているときに一度も苦言を申したことはありません!!」
ロレンス「自転車は時にサドルの高ささえ合っていれば長く乗っていても尻が痛くなることはありません」←マジ
ロレンス「巧妙に設計されたシートが長時間のロングドライブに体の負担をかけません」
ロレンス「また、その経年劣化が我々をやさしく包み込む綿の布団ような役割を持ちます」
ロレンス「そう、それは弦楽器が完成したのち2年間ぐらいオーケストラの音を聞かせた後に良い音を響かせるように」←これもマジ
ロレンス「ああ、そんな車をトレーに銀貨10枚で売ってしまうのはもったいない ぜひ貴方様に乗ってほしいのに…」
店員「そ、そうでありますか… それではぜひ一度試乗してみたいと思います」
ロレンス「ありがとうございます」
ホロ(わっちの計画通り…!!)
試乗
店員「ほう、なかなかの乗り心地で」
ロレンス「いかにも、石畳の多い街の中でもこれだけの性能を発揮します」
店員「しかし、これではトレニー銀貨50枚リュート銀貨23枚ほどにしかなりません…」
ロレンス(もうちょっとかな…)
ロレンス「ではちょっとスピードを上げますよ、気を付けてください」パンッ
店員「うおお!」
店員(し、振動がまったくと言っていいほど伝わらない!? なんだこの車…)
ガタガタ
ロレンス「そしてこれを置きます」コト
店員「!!」
店員(水を入れたコップをシートに置いた!!)
ガタガタ
店員(だが、これだけのスピードを出しておきながらまったくこぼれないどころか波紋を見せることがない!!)
ギャン!! ギャアア・・・アアア!!
店員(そしちぇこのコーナリング性能… この車只者ではない!!)
馬車王
ロレンス「いかがでしたでしょうか?」
店員「いやはや、あのような性能の車とはつゆ知らず、査定のほうですがトレニー銀貨400枚ほどでいかがでしょうか?」
ロレンス(400枚…妥当か…)
ロレンス「わかりまsホロ「ちょっと待つでありんす」
ロレンス「!? ホロ!」
ホロ「主様、ちょっと耳を…」
店員「はい?」
コショコショ…
ロレンス(ホロの奴…いったい何を…)
店員「わかりましたトレニー銀貨1000枚で」
ロレンス「(゚д゚)」
そこまでいくならリュミオーネ使って取引すると思うんだけど
ゼーレン「ええ!? トレニー銀貨1000枚!?」
ロレンス「ああ、なんとかホロの手助けがあって高く売れた」
ロレンス(最後何をしたのか知らないがほとんどホロの功績だ…)
ホロ「」グビグビ
ゼーレン「馬車王で、トレニー銀貨1000枚… これはロレンスさんもすごい腕をお使いになったのでしょう どのようにして売ったのか聞かせてください!!」グイ
ロレンス「い、いや別に個人的な車の感想を申しただけですよ」
ホロ「先日あれだけ取り返すようなことを申しておったのにな」プハァ
ロレンス「いや、あれは酔いが回ったからで…」
ホロ「ほう、酔いが回るとあることないこと申すのか」
ロレンス「こ、こら!!」
ゼーレン「いやお二人とも仲が良いことでして…」
ロレンス「すまな、ホロも大分酔っているようで」
ゼーレン「いやいや、お二人の笑顔が見れた何よりです」
後日
パッカパッカ
ロレンス「ようやく新車が買えたよ」
ホロ「あの金額ではちと余ってしまったろう」
ロレンス「だいぶ賢狼さまの胃袋に消えましたが」
ホロ「たわけ! そんなことより前の馬車のことを未練たらしく思ってるその顔どうにかせい!」
ロレンス「未練はないけど…でもほんと長く乗ってたから俺の右腕のようなものだったんだよ」
ホロ「…右腕ならわっちがなってやるでありんす」ボソボソ
ロレンス「ん? 何だって?」
ホロ「もう良い! 主様のトウヘンボク!!」
馬車の買い替えおわり
需要があったらもうちっと1レスストーリー書く
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 03:14:26.60 ID:IpT61eAW0
がんばれ
>>35ありがとう、もう数話ほど書かせてもらったら寝ます
ちっぱい
ホロ(わっちの胸は自分で意識するぐらい小さい…)ペターン
ホロ(世間ではちっぱいっていうらしいな)
ロレンス「zzz…」
ホロ(…ロレンスは胸の小さい女子は嫌いであろうか…)
ホロ(……)
ホロ(あした街に行って調べてみるとするか…)
翌日
ホロ「こんな片田舎の書店にあったのか胸を大きくする方法の指南書…」
ホロ(どうやら東洋の学者のイズミ・コナタというものの書いた本…)
ホロ「胡散臭いが買って読んでみよう」
夜、宿
ホロ「ほう、胸をもむと大きくなるか…」モミモミ
ホロ「しかしながらわっちの胸はそれはそれは丘にも満たない、まるで平原のような…」モミモミ
ホロ「…」モミモミ
ホロ(自分の小さき胸をもんでると悲しくなるな…)
ホロ「それにしても体がだんだん熱く…
ロレンス「ホロ、今帰ってきてた」
ホロ「うわあああああ! ろ、ロレンスよ!!部屋に入るときなぜノックをせん!!?」
ロレンス「え、いやだって相部屋でいいって言ったのはホロdホロ「たわけ!!」
_, ,_ パーン
( ‘д‘)
⊂彡☆))Д´) ロレンス
39 :
眠い…:2012/07/25(水) 03:27:49.66 ID:lVGf5Gqh0
ロレンス「…」モグモグ
ロレンス(帰ってきてそうそう理不尽な内容で殴られた…)
ホロ「…」モッキュモッキュ
ロレンス(無言が痛い…)
ホロ「…のう、主よ」
ロレンス「どうかしたかホロ?」
ホロ「主様は…その…大きいものと小さいものでょちらがいい?」
ロレンス(大きいもの小さいもの?)
ロレンス「そうだな、商人としては大きなもののほうが好みだな(商売的な意味で)」
ホロ「この獣め!!」
_, ,_ パーン
(#‘д‘)
⊂彡☆))Д´) ロレンス
ホロ(主様は大きいほうがいいって言った…)
ホロ(それに比べわっちのは…)
ホロ「」ペターン
ホロ(うぅ、このままでは)
∧,,∧
(´・ω・)_
/( ∪ ∪/\
/| ̄ ̄ ̄ ̄|\/
| わっち | |
|____|/
ホロ「それだけは勘弁でありんす…」ペターン
ホロ(もう、一人は嫌じゃ…)
ロレンス「ホロ、入るぞ」
41 :
ずれたorz:2012/07/25(水) 03:38:17.10 ID:lVGf5Gqh0
ホロ「何だ主よ…」プイッ
ロレンス「いや、さっきは俺が悪かった許してくれ」
ホロ「許しすがわっちのお願い聞いてくりゃれるか?」
ロレンス「か、構わないが可能な範囲で頼むよ」
ホロ「その…い…んで」ボソボソ
ロレンス「? よく聞こえないぞホロ」
ホロ「あーもーっ!! わっちの胸を揉め!!」
眠い
_, ,_ パーン
( ‘д‘)もうちょいだろ?寝るな
⊂彡☆))Д´)
>>1
ロレンス「胸を…って ええ!? 突然何を言い出すんだ!?」アタフタ
ホロ「だ、だからわっちの胸をもむのじゃ!!///」
ロレンス「いったい、どうしてだ!?」
ホロ「それは、その…主様が大きいほうがよいと申したから…」
ロレンス(大きいほうがよい…?)
ロレンス「ああ、食事の時に行ってたあれか」
ホロ「あれとはなんだ!? 主様はわかっておられん!!」
ホロ「わっちが長い間生きて来て一番悩んだのは胸の大きさのことじゃ!!」
ホロ「どの男もやはり胸の大きいおなごに目が移ってしまう、これが一番つらいのじゃ!!」
ホロ「だから今回はこの状況をどうにか打開しよう本を買ってきてまで対策を考えたのじゃ!!」ビシッ
ホロ「だが主様は大きいほうがよいと言いながらも"あれ"と申す始末…」
ホロ「結局おなごは胸が大きければいいのか!?」
ロレンス「べ、別に大きけりゃいいってもんじゃいぞ」
訂正:ロレンス「べ、別に大きけりゃいいってもんじゃないぞ」
ホロ「ふぇ?」キョトン
ロレンス「胸の大小に限らずさまざまなことで人はコンプレックスを抱えることが多い」
ロレンス「だがしかしそれはほとんどが些細なこと、実際それ以外の面で自分のコンプレックスを補ってることだってある」
ロレンス「悩むことはない、ホロはホロ自身の持ってる魅力で補っている」
ホロ「…主様よ、主様は胸が大きいほうが好きか?」
ロレンス「え、えーとそれは…」
ホロ「答えよ」ギロッ
ロレンス「ほ、ホロは今のまま美しいと思うよ」
ホロ「えっ?///」
ロレンス「そのつややかな髪の毛、赤い大きな瞳とその決して強調することのない体つき」
ロレンス「だ、だから今のホロが一番美しいと思うよ///」
ホロ「///」
ホロ「…の、のぅ主よ」
ロレンス「は、はい…」
ホロ「一度だけでもいいから揉んではくれぬか…?」
ロレンス「え、どどういうこと?」
ホロ「この指南書にな、揉むと胸が大きくなると書いてあるのじゃ…」
ロレンス(揉むと大きくなる? イズミ・コナタ…また胡散臭い指南書だな…)
ロレンス「い、いやだから今のままでも十分dホロ「主よ!!」
ホロ「わっちはもっと美しくなりたい… 決して高い宝石やそのような装飾品を求めているわけではない…」
ホロ「揉むだけじゃ、ほんのちょっともんでくりゃればわっちは十分じゃ」
ロレンス「ホロ…」
ホロ「のう主よ…わっちの願い聞いてもらえぬか?」
にア 揉む
揉まない
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 04:08:05.30 ID:NQAqj4EPO
47 :
サーッ:2012/07/25(水) 04:11:42.30 ID:lVGf5Gqh0
ロレンス「すまない…」サワ…
ホロ「ん…っ、ありがとう主様…」
ロレンス(服の上からだが確かに手に収まる柔らかさを感じる…)サワサワ
ホロ「あん…っつ…」ビク
ロレンス(なんだろう…ものすごく可愛い…)サワサワ
ホロ(な、なんじゃ…変な気分になってた…)ビクッ
ロレンス(ああ、なんかぼーっとしてきた…)サワサワ
ホロ「んあっ!!」ビクン
ロレンス「ほ、ホロ! 大丈夫か!?」ダキヨセ
ホロ「ぬ、主様…ちょっと胸をかしてくりゃれ…」
ロレンス「ああ…」
ホロ「……すなぬな主様」
ロレンス「おれこそ下手くそですまなかった、痛かったか?」
ホロ「いいえ痛くありんす…でもちょっとこのままでいてもよろしいかや?」
ロレンス「ああ、わかったホロ ちょっとこのままでいよう…」
48 :
エロシーンなし:2012/07/25(水) 04:18:06.08 ID:lVGf5Gqh0
翌日、馬車
ガタガタ
ロレンス「あの本どこで買ってきたんだ?」
ホロ「主が商談に行っている間に街で買ったでありんす」
ロレンス(本の取り扱いもしたことがったがあんな本が普通に露店で売ってるんだ…)
ホロ「のう主よ」
ロレンス「な、なんだいホロ?」
ホロ「主が生きている間はわっちは主様の望み通りの美しさであることを誓うでありんす…」
ロレンス「言われなくても今のホロが一番美しいぞ…」
ホロ「ちっぱいおなごでもそれの魅力というものがある…か」
ロレンス「ん? 何か言ったかホロ?」
ホロ「主様はたまにはよいこと申すお方でありんすな」
ロレンス「?」
コンプレックス(ちっぱい)は人を美しくする
おわれ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/25(水) 04:34:54.70 ID:xAiPf0Ai0
乙
寝る前に聞きたい
またSS書きたいからマイナーな作品をやりたいのできかせてくりゃれ