1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
カラーン
マミ「…こんばんは、マスター」
マスター「こんばんは、お久しぶりですね。何にしましょう?」
マミ「ソルティドッグをいただくわ」ストン
マスター「分かりました」
マミ「ええ、よろしくね」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:37:22.08 ID:4qJxCrr+O
マミ「……」フウ
マスター「なにか、お疲れですか?」
マミ「…わたし、どこか変かしらね。分かる?」
マスター「…ブラック・エクセス」コポコポ
マミ「あら」クスッ
マスター「貴女がコンフェクショナリー系の香水を使うなんて、珍しいですね」
マミ「…よく、鼻が利くのね。つけてから5時間程は経つのに」
マスター「恐れ入ります」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:43:31.17 ID:4qJxCrr+O
マスター「…どうぞ」コトッ
マミ「ありがとう」フフッ
マミ「いつものと、どっちが似合うかしら?」
マスター「どちらもよくお似合いです」
マミ「そう…」
マミ「相変わらず、ここは静かね」
マスター「それが売りですよ」
マミ「商売下手なの?」クスッ
マスター「…ええ、かも知れません」シュン
マミ「好きよ、わたしは」
マスター「ありがとうございます」クスクス
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:47:10.50 ID:4qJxCrr+O
………
マスター「注ぎましょうか?」
マミ「……いえ、結構よ。山崎の10年をダブルでもらうわ」
マスター「分かりました」
マミ「あと、シガーをいただこうかしら。」
マミ「そうね…RyJのカザドレスを」
マスター「…分かりました。カットは如何なさいますか?」
マミ「フラットでお願い」
マスター「はい。少々お待ちください」
マミ「……」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:49:08.04 ID:dChYIrBj0
スクリュードライバーはマイナスドライバーでがちゃがちゃかき混ぜるものかと思ってました
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:51:30.72 ID:4qJxCrr+O
マスター「お待たせしました」スッ コトッ
マミ「ありがとう」
マスター「……」
ピィーン シュボッ
マミ「……人と、逢ってきたの。」
マミ「好きでもない女と、ね」
マスター「……」
マミさんが言ってると厨二病にしかみえねえ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:54:10.85 ID:LR+P5w440
おりきりほむらへんか
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:54:17.06 ID:0R8ELlQ50
いや、かっこいいぞ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:55:41.96 ID:qPwl/XMq0
ティロ・フィナーレとか言いながら火をつけそう
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:55:56.57 ID:4qJxCrr+O
ジジ…
マミ「……」
マミ「わたしは輪廻を信じているから」
マミ「いつまでもウジウジして、駄目なままなのかしらね」クスッ
マスター「…貴女以上にサムサラが似合う方を、僕は知りません」
ジジ…
マミ「ありがとう」ニコ
マスター「これは確か、貴女が初めていらっしゃった時にも言ったんでしたね」クス
マミ「ええ…」
「貴方以上にサムライが似合う方」に見えた。
チョンマゲ……
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:58:56.59 ID:4uvifP4U0
ライターはデュポンか
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 00:59:30.99 ID:4qJxCrr+O
パチン
マミ「素敵な香りね」フワッ
マスター「それがヒュミドールに入ってから、」
マスター「先日で、ちょうど2年です」
マミ「……2年…」
マスター「……」
マミ「もう、2年…」
マスター「はい…」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:03:23.91 ID:4qJxCrr+O
マミ「…その日に、わたしの大切な人が、天に導かれたの」
マスター「……」
マミ「まるで昨日の事のように、思い出せる…『杏子』…」
マスター「……」
マミ「2年もの時が経てば、少しくらい浮わついたって…」
マミ「きっと彼女も多目にみてくれると、そう思ったのだけれど」ジワッ
マミ「貴女は今もこうして、煙に姿を変えて」
マミ「わたしを包んでくれているのかしら…?」ポロポロ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:08:18.80 ID:4qJxCrr+O
マスター「…どうぞ、炎が消えてしまわないように」
マスター「優しくキスをして、さしあげてください」
マミ「ええ…ええ…」グスッ
マスター「…シガーとこのお酒はサービスです」コポコポ
マスター「是非酔ってください。しかし、酔いすぎることのないように」
マミ「…ありがとう…」グスッ
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:14:18.05 ID:4qJxCrr+O
……
マミ「ふわぁああ」グラグラ
マスター「大丈夫ですか?」
マミ「ええ、ええ!大丈夫!」
マスター「それはよかった。適量ですね」
マミ「ふふ、この紅茶はサービスよ!」シュバッ カタン
マスター「…おや」
マミ「魔法使いなの、わたし」
マスター「これはこれは…驚きました、ありがとうございます」
マミ「酔いすぎると、ダージリンの香りで醒ますようにしているの」コクッ
マスター「…素晴らしい、お茶です」コクッ
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:14:47.93 ID:QFP/FGDJ0
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:19:01.54 ID:4qJxCrr+O
マミ「わたしが彼女を愛していたのと同じように、」
マミ「彼女は、わたしを愛していたわ…」
マスター「…なにか、自慢のエピソードがありそうですね」クスッ
マミ「…ええ、わたしが取り乱してしまった時にもね、」
マミ「彼女は命がけでわたしを救い出してくれたわ」
マスター「では、貴女の生は彼女のもの、という訳ですね」クスッ
マミ「…そう、わたしの命は、杏子のもの…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:19:56.07 ID:dChYIrBj0
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:22:47.71 ID:4qJxCrr+O
……
マミ「ありがとう、マスター」
マスター「こちらこそ。貴女はあまりお気を落とされぬよう」
マミ「もう、大丈夫よ」ニコ
マミ「…また、来るわ」スッ
マスター「どうぞ、お気をつけて」
カラーン ガチャン
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:24:06.84 ID:4qJxCrr+O
終わりです
以下将棋スレ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:26:25.45 ID:4qJxCrr+O
ちなみにこの話は、まどかのウンチゲームで杏子がマミウンチに顔から突っ込んで死んだ世界線の2年後という設定で書いたものです
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:27:22.91 ID:0R8ELlQ50
それなりによかったよ
また書いてね
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:27:25.62 ID:LR+P5w440
頭がティロティロしてきた
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:27:52.60 ID:dChYIrBj0
は?(威圧)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/07/13(金) 01:28:44.48 ID:4qJxCrr+O
もう何も怖くない。
7六歩
29 :
忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2012/07/13(金) 01:37:05.18 ID:eArcyHwB0
幾多のキュゥマミSSを見たがいまだにこのネタを使ったキュゥマミSSはない
パターン1
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1304834183/1 パターン2
QB「うううっ……マミ、どうして、死んじゃったんだよ、マミを蘇らせて欲しい」
まどか「私の願い事はマミさんの蘇生。叶えてよインキュベーター!」
パターン3
マミ「あなた誰なの?」 QB「前の個体は処分した」
QB「『前の僕』、は精神疾患を『患い』かけていたからね。『僕達』にとっては、『煩わしい』存在でもあったしね」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
30 :
忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2012/07/13(金) 01:41:18.75 ID:eArcyHwB0
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
うるせえ
7六歩