鳴「私、身体が小さくなったの？」

-少し前のこと-

鳴「榊原君は小さい女の子のこと好き?」

恒一「え///」

鳴「あ///」

恒一「うん、そうだね」

恒一「僕は小さい女の子は好きだね///」

鳴「へぇ〜そうなんだ」

鳴「どれくらい小さい女の子がすきなの？」

恒一「うーん、とにかく小さい女の子だよ///」

鳴「もうちょっと具体的に言って欲しいな」

恒一「恥ずかしいよ///」

鳴「ねぇ、私小さいよね」

鳴「私ぐらいの女の子はどう？　///」

恒一「///」

恒一「あ、う〜ん」

恒一「もっと、小さい女の子のほうがいいかな//////」(嘘)

鳴「ふ〜ん、そうなんだ」

恒一真性ロリコンかよｗｗ

鳴（榊原君はもっと小さい女の子が好きなのか）

鳴（小椋さんみたいな女の子がいいのかな？）

鳴（小椋さんは私よりもおっぱいも小さいし、胸も小さいよね）

鳴（つまり、榊原君ってロリコンなのかな？）

鳴（私、もっと小さくなりたい）

鳴（小さくなれますように）

−−−−−−−−−−−
−−−−−−−−
−−−−−

鳴（そうだ、私は小さくなることを望んでたんだ）

鳴（きっと、神様が私の願いを聞き届けてくれたんだ）

鳴「榊原君！私、小さくなったよ」

鳴「榊原君の好みのタイプになったんだよ」

鳴「ねえ、榊原君」

鳴「聞いてる？」

恒一「う？」

鳴「どうしたの？　榊原君？」

鳴「気持ち悪いものでも見たような顔して」

赤沢「恒一くん？　どうかしたの？」

恒一「あ、赤沢さん。何でもないよ」

赤沢「ちょっと、そこに何かあるんでしょ。私にも見せ…」

赤沢「うげぇ」

鳴「ちょっと、私のほうを見て何よそのリアクション」

どういうことなの…？

このスレのターニングポイントだな

赤沢「ゴキブリね」

鳴「はぁ？」

恒一「クラスにゴキブリがいるなんて気持ち悪いね」

鳴「えぇ？　榊原くんまで何を言ってるの」

赤沢「カサカサうるさい。殺すわ！」

恒一「そうだね、協力するよ赤沢さん」

鳴（何を言ってるのよ）

鳴「あれ、なにか動きにくいな」カサカサ

鳴「え？　私、ゴキブリになってるの？」カサカサ

鳴「神様、どういうことなの？」カサカサ

鳴「小さくなりたいって願ったけど、ゴキブリになんてなりたくないよ」カサカサ

ホントにターニングポイントだったな　ひでえｗｗｗ

医者はなんのためにあるのだ！

赤沢「新聞紙を丸めたわ」

恒一「よし、まかせて」

ベチッ

鳴「うわあああ」バサバサ

鳴「恒一くん、私だよ。鳴だよ」バサバサ

鳴「お願い、殺さないで」バサバサ

綾野「きゃあああああああ」

小椋「ゴキブリよ！」

勅使河原「飛んでるぞ！」

鳴「いやあああ、私ゴキブリの姿をしているけど、鳴だよ、見崎鳴だよ」

望月「気持ち悪い」

勅使河原「サカキ、きちんと狙えよ」

恒一「悪い、勅使河原」

赤沢「ちょっと、恒一くんはきちんと狙ったわよ」

赤沢「このゴキブリがすばしっこいだけよ」

恒一「そんなことより、今はこいつを殺そう」

赤沢「そうね、勅使河原にかまってる暇ないわ」

勅使河原「何だよ、おればっかり」

桜木「わたし、ゴキブリ退治用のスプレー持ってますよ」

赤沢「よし、貸して」

プシュー

鳴「いやぁあああああああ」バサバサ

鳴（ちょっと当たっちゃったよ）

赤沢「ちっ外したか」

鳴（うげぇ、気持ち悪くなってきた）

鳴（とりあえず教室から逃げよう）

鳴（窓は…）

鳴（全部しまってる！？）

鳴（ドアは…こっちも閉まってる！？）

鳴（どうしてよ、逃がしてくれたっていいでしょ）

鳴（ええーい、ロッカーの後ろに隠れよう）

勅使河原「ロッカーの後ろにかれたぞ」

赤沢「逃がさないわ」

キーンコーンカーンコーン

先生「えー、授業を始めます」

勅使河原「先生、ゴキブリがロッカーの後ろにいるんです」

赤沢「駆除してからにしてください」

先生「ゴキブリですか？」

先生「気持ち悪いですが、我慢してください。授業を始めます」

赤沢「…わかりました」

鳴「とりあえず助かったようね」ガサガサ

元に戻るんだろうな？

-ロッカーの裏-

ガサガサ

鳴「誰かいるの？」ガサガサ

オスゴキブリ「ガサガサ」

鳴「きゃあああああ」ガサガサ

オスゴキブリ「ガサガサガサガサ」

鳴「うわああああああ、私の上にこないでええええ」ガサガサ

オスゴキブリ「ガサガサガサガサ」

鳴「うわああああ、痛いよお、おまんこに何か入れてきた」ガサガサ

鳴「私、レイプされてるよお」ガサガサ

鳴「ううう痛いっ」ガサガサ

鳴「動けない」ガサガサ

オスゴキブリ「ガサガサガサガサ」

鳴「いつまでやってるのよ」ガサガサ

鳴「動かさないでよ」ガサガサ

鳴「うぅあはぁっ」ガサガサ

鳴（なんだか、気持ちよくなってきた）

鳴「うっ、はぁ、らめぇ」ガサガサ

鳴（ゴキブリなんかとやって気持ちよくなりたくないよぉ）

鳴「いゃぁっはぁっんぁはぁらめぇええ」ガサガサ

オスゴキブリ「ガサガサっ」

鳴（らめぇっなかにぃっださぁないでぇ）

鳴「うぅ出された」

支援

オスゴキブリ「ガサガサ」

鳴「こら、待ちなさい」ガサガサ

鳴（うぅ、さっきにスプレーのせいでうまく動けない）

オスゴキブリ「ガサガサ」

鳴「ああ、逃げられた」ガサガサ

鳴「でも、ちょっとかっこよかったな///」ガサガサ

鳴「て、相手はゴキブリよ///」ガサガサ

鳴「何を考えているのよ///」ガサガサ

鳴「でも、かっこよかったから、今日は特別に許してあげます///」

怨みでもあるんかよ…

そっとじ

鳴「でも…私…ずっとこのままなのかな？」ガサガサ

鳴「お願いします、神様、私を元の人間に戻してください」ガサガサ

神様「お前の願いは1度叶えた。同じ生物の願いを2度かなえるほど私は暇じゃない」

鳴「神様？　神様なの？　お願いします、私を人間に戻してください」

神様「それに、お前はもう身重の身。人間に戻せば大切な命が失われる。それじゃあな、バイバイ」

鳴「えええええええ！　神様！　お願いします」

鳴「ううぇぇぇぇぇん」

鳴（もう、人間に戻れないの？）

鳴（しかも、身重…身重って妊娠したってことだよね）

鳴（ゴキブリの子供を妊娠したなんていやよぉおおお）

鳴（…）

鳴「ま、しょうがないか」

鳴「私も半信半疑だったけど、もう、人間には戻れないんだよね」

鳴「多分、１００％確実に」

鳴「だったら、とりあえず生き残ろう」

鳴「そうすれば、あのイケメンオスゴキブリさんに再会できるかもしれないし」

鳴「絶対に責任とってもらって、番になってもらうんだからね」

鳴（でも、あのオスゴキブリさん。イケメンでかっこよかったなぁ）

鳴「あっ　はぁ　はぁ　んぅ　あぁ」

鳴（らめぇ、オナニーしてる場合じゃなでのに）

鳴「はぁ　はぁ　はぁ　うん」

鳴（イケメンオスゴキブリさん…また抱いて欲しいよぉ）

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜〜〜〜〜〜

〜〜〜

鳴「はぁ　はぁ　はぁ　はぁ」

鳴（オナニーやりすぎてしまった）

鳴「まあ取りあえず、人限どもが教室から出るまでここで大人しくしていよう」

鳴「おなかの子供のためにも、何か食べ物を探さないいけないね」

鳴「オナニーしすぎで疲れちゃったし」

鳴「放課後までここで眠って鋭気を養おう」

鳴「Zzz Zzz」

キーンコーンカーンコーン

先生「それでは、今日の授業はここまでとします」



-帰りのホームルーム-

三神「それでは、帰りのホームルームをはじめます」

三神「教室にゴキブリがいるという報告を受けましたので、放課後、教室にバルサンを炊きます」

三神「みなさんは、速やかに教室から出て行ってください」

三神「えー、それでは今日はここまでです」

三神「さようならー」

生徒「「「さようならー」」」

赤沢「恒一くん、今日はゴキブリ退治を手伝ってくれてありがとう」

赤沢「お礼に、喫茶店に行きましょう」

赤沢「おいしいコーヒーを出してくれるお店知ってるの」

恒一「ほんとう？　僕、赤沢さんに影響されてコーヒーに興味もって」

赤沢「そう！　それじゃあ、いろいろ教えてあげるわ」

恒一「ありがとう」

三神「ほら、あなたたち。バルサンを焚くんだから早く帰りなさい」

恒一「あ、ごめんなさい、れい…三神先生」

赤沢「さようなら、三神先生」

三神「気をつけてね」

恒一・赤沢「「はい」」

三神「さぁて、バルサンを炊きますか」

バルサン「ぷしゅー」

三神「それじゃ、私も退避しますか」

鳴「ZZZ ZZZ zzz z z」

鳴「うぇ？」

鳴「何？」

鳴「けむい、火事？」

鳴「！？？」

鳴「うぅォォきもちわるいよぉ」

鳴「こんなに気持ち悪いの生まれて初めて」

鳴「う゛げぇぇぇ」ゲロゲロ

鳴「た゛ず゛げ゛で゛え゛え゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」

鳴「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」

鳴「こ゛ど゛も゛だ゛げ゛で゛も゛」

鳴「じ゛に゛だ゛ぐ゛な゛い゛」

鳴「あ゛う゛あ゛う゛」

鳴「あ゛う゛」

鳴「あ゛」

鳴「…」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ

ガクッ

鳴「」死〜ん

-とあるおしゃれな夜見山の喫茶店-

赤沢「ゴキブリ、明日にはバルサンで死んでるわよね」

恒一「もし死んでなければ、また一緒に退治しよう」

恒一「ゴキブリなんてちょろいよ」

赤沢「そうそう、ゴキブリといえば見崎さん」

赤沢「急にいなくなったけどどうしたのかしら？」

恒一「すぅっ」

恒一「あ、このコーヒーもおいしいよ」

赤沢「今日、見崎さんと顔を赤くしながら話してたわよね」

恒一「あ？　え？　見てたの？」

恒一「突然、見崎に『小さい女の子が好みか』どうか聞かれたんだよ」

赤沢「それで…恒一くんはやっぱり…」

恒一「そのときね、なぜか僕の好きな人のことが頭に浮かんだんだ」

赤沢「見崎さんのこと？」

恒一「違うよ」

支援？

これは酷い

恒一「誤解されているみたいだけど、僕は見崎が孤独だから相手をしてあげているだけ」

恒一「見崎にも勅使河原や望月たちからも勘違いされているみたいなんだけど」

恒一「僕の好きな人は、ほかにいるんだ///」

恒一「好きな人のことを思い浮かべてたら、見崎と話してた時、顔が赤くなっちゃったんだよ///」

恒一「そのことを誤解して欲しくないんだ」

赤沢「好きな人…いるんだ」

恒一「うん…僕が好きな人はね…」

赤沢「待って！聞きたくないの」

恒一「…」

恒一「ごめんね、赤沢さん」

恒一「告白する前にふられちゃったのか」

赤沢「え？」

赤沢「もしかして、好きな人って私のこと？」

恒一「そうだよ」

恒一「僕が告白するつもりだったから、とめたんだよね」

スレタイから想像したのとちょっと違うけどこれはこれで良いか

恒一「そうだよ」

恒一「僕が告白するつもりだったから、とめたんだよね」

赤沢「違うわ、恒一くんが好きな人の名前を言うのを聞きたくなかったの」

赤沢「恒一くん、多々良さんとかかわいい女の子の名前を挙げるんじゃないかって思って」

恒一「僕が好きなのは…ぼくに新しい世界を見せてくれた……赤沢さんだよ」

恒一「赤沢さんと一緒にいると気持ちがやすらぐんだ」

恒一「めったに赤沢さんと一緒に行動しない僕がこんなこと言ったら驚くよね」

赤沢「うん、驚いた」

赤沢「でも…」

赤沢「うれしい」

赤沢「うれしいよぉ」（なみだめ）

恒一「赤沢さん、どうしたの？」

赤沢「私も、恒一くんのこと大好きだから///」

ジンとウォッカがでると思ったら…