1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
純一「あんなことがあったけど、僕達はもう恋人同士なんだから」
純一「僕はもう気にしてないけど裡沙ちゃんはまだ心にしこりが残ってるみたいだしなあ」
純一「よーし!僕が裡沙ちゃんのしこりをほぐしてあげよう!」
美也「……独り言なんか言っちゃってどうしたの?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:13:17.04 ID:tyc/u7W60
純一「うわ!なんだ美也か」
美也「なんだじゃないよ。にぃに、おかしくなっちゃったの?」
純一「バカなことを言うな。僕はいつだってまともじゃないか!」
美也「ふーん、にぃにがまともねぇ……」
美也「まぁいいや」
純一「美也に聴きたいんだけど、裡沙ちゃんは何が好きなのかな?」
美也「おや、いきなり直球だね。うーん、私が思うになんでもいいんじゃない?」
純一「なんでもいいって、そんな無責任な」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:15:45.23 ID:tyc/u7W60
美也「あれでしょ?裡沙ちゃんの誕生日プレゼントを聞きたいんだよね?」
純一「うん」
美也「それならやっぱりなんでもいいんじゃない?」
純一「ちゃんとまじめに考えてくれよ」
美也「きっと裡沙ちゃんはにぃにがくれたものならペットボトルのフタだって喜ぶと思うよ」
純一「ほ、ほんとか?」
美也「うん、マジもマジだよ」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:20:09.72 ID:tyc/u7W60
美也「っていうか裡沙ちゃんの誕生日って今日だよね?早くしないともう終わっちゃうよ?」
純一「わかってる!だから焦ってたんじゃないか」
美也「裡沙ちゃんきっと寂しがってるから早く行ってあげなよ」
純一「ありがとな、美也」
美也「お礼はまんま肉まんでいいよ」
純一「昨日あれだけたくさんあげたのにまだ欲しいのか」
美也「だってもう全部食べちゃったんだもの」
純一「えぇぇ!あれだけの量を1日で?」
美也「にししし、まんま肉まんは別腹なのだ!」
美也「さあ、早く行って行って」
純一「お、おう!じゃあ行ってくる!」バタン
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:25:06.15 ID:tyc/u7W60
――上崎家―-
ピンポーン
裡沙「……はい」
純一「あ、あの!橘と言います!裡沙ちゃんいますか?」
裡沙「た、橘くん!?私だよ」
純一「あ、裡沙ちゃん!ちょっと外で話せないかな?」
裡沙「もちろん大丈夫よ!ちょっと待ってて、今準備してくる!」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:26:34.21 ID:/mMEoylb0
キャラなら梨穂子
キャラデザならスト子
異論は認める
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:28:54.04 ID:tyc/u7W60
――公園――
裡沙「…………何、かな?」
純一「……裡沙ちゃんは、すごく良い娘だと思う」
裡沙「え?……えぇぇ!?急に何を!」
純一「裡沙ちゃんが自分をどう思ってるか関係なく、僕は裡沙ちゃんはやさしい娘だと思う」
裡沙「え?あ、その……うん、ありがとう」
純一「……中学の頃の…………クリスマスのこととか、この間の紗江ちゃんのこととか………まだ気になってるんじゃないの?」
裡沙「そ、そんなこと、ないよ。橘くんが気にすることじゃないし」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:30:01.40 ID:Qk6o16su0
りさのssだと
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:31:40.79 ID:/I/w7I/s0
支援
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:34:16.44 ID:tyc/u7W60
純一「一人で謝りに行って、彼女たちも許してくれたし罪悪感は取り除かれてると思う」
裡沙「そうだよ!もうあんなことしないし、出来ないよ」
純一「うん、だから僕達はこうやって付き合うことが出来たわけだしね」
裡沙「………どうしたの?橘くん」
純一「裡沙ちゃんは…僕に対してもわだかまりがあるんじゃないの?」
純一「彼女たちに対しての罪悪感は取り除かれても、僕に対する罪悪感はまだ残ってる気がするんだ」
裡沙「……そんなこと、ないよ」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:40:19.98 ID:tyc/u7W60
純一「僕さ、考えたんだ……」
裡沙「………何を?」
純一「僕達は一度別れたほうがいいんじゃないかって」
裡沙「……………………」
純一「あの時は裡沙ちゃんが告白して来て、よくわからないまま僕は受け入れてしまった気がするんだ」
裡沙「………………………っ…」
純一「あの時の気持ちのまま、僕は裡沙ちゃんと付き合うべきじゃないと思うんだ」
裡沙「…………………わか……った………仕方ないよね、だって…あの時も一方的だったし…………」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:42:56.41 ID:mUB9RK2R0
えんだあああああああああああああああああああああ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:47:20.86 ID:tyc/u7W60
純一「これだけはわかってほしい。クリスマスのことだって、紗江ちゃんのことだって、僕はもう何とも思ってないってことを」
純一「それに、裡沙ちゃんという素敵な人に出会えたことを、わかってほしい」
裡沙「…………ありがとう……、じゃあ…また、ね」クルッ
テクテク
裡沙(私…振られちゃった………橘くん……今でも大好きだよ…………)
ダッダッダッ
純一「裡沙ちゃん!!!」ダキッ
裡沙「え?」ギュッ
純一「好きです!!改めて、僕と付き合って下さい!!」
裡沙「え?え!?」
純一「不純な動機じゃなく、ありのままの裡沙ちゃんを見て、その上で、僕は裡沙ちゃんが大好きだ!!」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:49:01.73 ID:Qk6o16su0
>>12 ちょっとはやかったあああああぁああああああえんだああああああああああ
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:53:47.30 ID:tyc/u7W60
裡沙「ど、これは…あの…どういうこと?」
純一「僕さ、考えたんだ」
純一「こんな私は橘くんにふさわしくないって思ってる裡沙ちゃんを、どうやったら振り向いてくれるのかって」
純一「だから、今度は僕が、裡沙ちゃんのことを知ったうえで、それでも大好きだって言うことを伝えたかった」
裡沙「……橘くん……うぅぅ……ありがとう……」
純一「改めて、僕と付き合ってくれませんか?」
裡沙「…こんな、私でよければ」
純一「こんな私じゃないよ、そんな裡沙ちゃんが好きなんだよ」
裡沙「…はい、よろしくお願いします」
純一「僕からの誕生日プレゼント、渡してもいいかな?」
裡沙「覚えてて、くれたんだね」
純一「当たり前じゃないか。さあ、目をつぶって」
チュッ
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:58:32.62 ID:tyc/u7W60
――翌日 純一の部屋――
チュンチュン
裡沙「橘くん、起きて」
純一「うーん……あと5分……」
裡沙「早く起きないと美也ちゃんが起きちゃうよ」
純一「……んん、ふわぁぁ……おはよう」
裡沙「おはよう、橘くん」ニコッ
裡沙「あの……その……ありがとう///」
純一「裡沙ちゃんの胸のしこり、これからもほぐしてあげるよ」
裡沙「もう!…………よろしくお願いします///」
終わり
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/23(土) 23:59:12.45 ID:Qk6o16su0
おつ
裡沙!裡沙!裡沙!裡沙ぁぁあああわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!裡沙裡沙裡沙ぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!上崎裡沙たんの茶髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
原作ゲームの裡沙たんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ2期放送されて良かったね裡沙たん!あぁあああああ!かわいい!裡沙たん!かわいい!あっああぁああ!
エビコレ+アマガミも発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!!
ぐあああああああああああ!!!ゲームなんて現実じゃない!!!!あ…アニメもよく考えたら…
裡 沙 ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!輝日東ぁああああ!!
この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?アニメの裡沙ちゃんが僕を見てる?
アニメの裡沙ちゃんが僕を見てるぞ!裡沙ちゃんが僕を見てるぞ!漫画の裡沙ちゃんが僕を見てるぞ!!
ゲームの裡沙ちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおおおおおお!!!僕には裡沙ちゃんがいる!!やったよ美也!!ひとりでできるもん!!!
あ、隠しキャラの裡沙ちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!!
あっあんああっああんあ絢辻様ぁあ!!か、薫!!ななさきいいいいいいいいいいい!!!ラブリィィィィィィ!!
紗江ちゃああああああん!!梨穂子はかわいいなあ!!!!!庄司二号ありがとおおおおおおおおおおお!!!!!
ううっうぅうう!!俺の想いよ裡沙ちゃんへ届け!!輝日東の裡沙ちゃんへ届け!
即興はやっぱりダメだな
整合性も伏線もあったもんじゃねえや
1時間で書ききるなんて思わなけりゃ良かった
まあ裡沙ちゃんが可愛いことに間違いはないんだけどね
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/24(日) 00:05:17.71 ID:54wHM1N+0
よかったぜ、乙
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
展開も何もってくらいわかりやすい内容だったけど
相変わらず橘さんがイケメンだったから安心した