杏子「消費税って3％だよな？」　さやか「ハァ？何言ってんの？」

さやか「消費税ってなに？」

万引きオンリーですからな

マミさんの食費スレ

マミ「トモダチ…？何か…懐かしいような…
泣きたくなるような…不思議な言葉ね…」

三パーってすげえ計算しにくいよな

DAIGOに問い合わせろ

10％ならもっと計算しやすいよ

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３％の頃生まれてねえだろ

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さやか「消費税は5％だろ？」

杏子「あれ？　今日からだっけ？」

さやか「は？」

杏子「え？」

さやか「消費税は5％でしょ？」

杏子「だから、それって今日からだっけ？」

さやか「は？」

杏子「え？」

さやか「………………なに言ってんの、あんた？」

杏子「お前こそ何言ってんだ？」

杏子「知らないならいいよ、マミにでも聞くから」

　　ﾋﾟｰﾋﾟｰ ――――

杏子「ん？　はいはい、今、飯やるからな」

さやか「あれ、あんたが持ってるの………」

杏子「お、これか？　羨ましいだろ、たまごっちっていうんだぜ！」

たまごっち出た頃もう5%じゃなかったっけ？

さやか「たまごっち……？」

杏子「なんだ、知らねえのかよ？　さやかは遅れてんなぁ」

さやか「…………、いや、知ってるけど」

杏子「今、スゲェ流行ってるんだぜ、これ」

さやか「ふーん、また流行ってるんだ。リバイバルブームってやつ？」

杏子「は？」

さやか「え？」

杏子「………なに言ってんだ、お前？」

さやか「いや、だから、たまごっちが、私の知らないところでまた流行ってんの？」

杏子「は？　これ、去年の11月に出たばっかだぞ？」

さやか「え？　去年？　復刻版が去年発売されたってこと？」

杏子「は？」

さやか「え？」

　　ﾂｶﾂｶ ――――

まどか「おーい、さやかちゃんに杏子ちゃーん！！」

確かたまごっち狩りってあったよな
まさかあんこちゃん……

杏子「おーっす、まどか！！」

まどか「あ、杏子ちゃんが持ってるの……、もしかして、たまごっち？」

杏子「お、気付いたか。羨ましいだろ？」

まどか「いいなー、それ、大人気でどこにいっても手に入らないのに……」

さやか「…………？？？？？」

杏子「……で、まどかはなにしてんだよ、こんなところで？」

まどか「ほむらちゃんと一緒に、エヴァンゲリオンの映画を見に行くんだ」

さやか「……あれ、エヴァの映画ってもう公開されてたっけ？」

まどか「うん、今月の半ばからやってるよ」

さやか「今度のはQだっけ？　カヲルが月からやってきて、それからどうなるんだろうな」

まどか「え、Q？　カヲル君？　なに言ってるの、さやかちゃん……？？」

さやか「は？」

まどか「エヴァの映画のタイトルは、新世紀エヴァンゲリオン劇場版　シト新生だよ？」

まどか「それに、カヲル君は、TVアニメのほうで死んじゃったはずだけど……」

さやか「…………、なに言ってんの、まどか？」

さやか「は？」

これだけでニヤける

まどか「……え？」

さやか「……それは、97年の映画のことだよな？」

まどか「………そうだよ、今年公開の映画」

さやか「は？　今年？」

まどか「え？」

杏子「………なあ、今日のさやか、なんか変じゃねえか？」

さやか「………いや、変なのはあんたたちのほうじゃ…」

　　ﾂｶﾂｶ ――――

ほむら「お待たせ、まどか」

まどか「あ、ほむらちゃん、遅いよー」

ほむら「さ、早く出かけましょう」

まどか「うん！　………そうだ、さやかちゃんと杏子ちゃんも一緒に見に行こうよ」

ほむら「………まどか、私は、あなたと2人で…」

まどか「大勢で見たほうが、きっと楽しいよ。ね、一緒に行こうよ、2人とも」

ほむら「……………………」ﾁｯ

まさかAirか
あのナニと虐殺はピュアなまどかにはきついんじゃ……

ハズレの方か

≪チケット売り場≫

まどか「それでね、何時間も無人発電所を歩き回ってるんだけど、ちっともエレブーが出ないの」

杏子「……お前さ、もしかして緑版やってんじゃねえの？」

まどか「え、そうだけど……」

杏子「なら、出ないはずだよ、エレブーは赤版にしか登場しないからな」

まどか「えー、そうなんだ！！　じゃあ、図鑑が埋められないよお……」

杏子「なら、私と通信しようぜ。私も、ゴーストをゲンガーに進化させたかったからな」

まどか「でも、私、通信ケーブル持ってないよ？」

杏子「え、なんだよ、お前も持ってないのかよ？」

ほむら「心配は無用だわ。通信ケーブルなら私が持ってるから」

さやか「…………あのぉ…」

まどか「え？」

さやか「つかむことをお伺いしますが、緑だの通信ケーブルだの、みなさんは何の話をしてるんでしょうか？」

杏子「なにって、ポケットモンスターの話だよ」

まどか「去年、ゲームフリークスって会社が開発して、赤と緑の2種類が発売されたゲームボーイのゲームのことだよ！」

さりげなくマミさんがやっぱりぼっちじゃないか！いい加減にしろ！

さやか「…………………ポケモンが、……去年？」

　　ｼｬｰ!! ――――

杏子「ほむら、それ！！」

まどか「ほむらちゃんがやってるの、それ、ハイパーヨーヨー！！」

ほむら「ほむっ！！」ﾄﾞﾔｧ

　　ｼｬｰ!! ――――


ほむら「ロングスリーパーっ！！」ﾄﾞﾔｧ

杏子「おおっ！！」

ほむら「ウォーク・ザ・ドックっ！！」ﾄﾞﾔｧ

まどか「わぁ！！」

ほむら「ブランコっ！！」ﾄﾞﾔｧ

ほむら「アラウンド・ザ・ワールドっ！！」ﾄﾞﾔｧ

ほむら「ループ・ザ・ループっ！！（3回）」ﾄﾞﾔｧ

　　ｼｬｰ!!ﾊﾟｼｯ!! ――――

ほむら「まあ、ざっとこんなものね」

>>22
まだスーパーレベル無いんだな

この頃の俺はまだ神童だった

懐かしすぎる……

まどか「すごい、ほむらちゃん、とってもカッコいいよ！！」

杏子「スゲェな、それ、なんて言うんだ？」

ほむら「ストリングプレイ重視タイプのステルスブレイン」ﾄﾞﾔｧ

さやか「…………あのー、ちょっと聞いてもいいかな？」

まどか「ん、なに、さやかちゃん？」

さやか「一番新しい、スーパーマリオのタイトルを聞いてもいいかな？」

さやか「スーパーマリオギャラクシー2で合ってるよな？」

杏子「スーパーマリオギャラクシー？　なんだ、そりゃ？」

まどか「そんなタイトルじゃなくて…、なんだっけ、あの新しいゲーム機……」

ほむら「Nintendo64」

まどか「そうそう、Nintendo64で出たのだよ。ビックリしたよ、3Dなんだもん」

まどか「今のゲームって、すっごく技術力が高いよね」

杏子「3Dっていえば、FFの最新作が3Dなのもビックリしたよな」

まどか「あ、杏子ちゃん、プレイステーション持ってるんだ……」

まどか「プレイステーションじゃなくて、バーチャルボーイ買っちゃったのは失敗だったかなあ……」

2000年って感じか

さやか「…………………」

まどか「ねえ、ほむらちゃんは何かゲーム機持ってないの？」

ほむら「私の家にはセガサターンがあるわ」

杏子「………なんだよ、セガサターンかよ…」

ほむら「あら、なにか文句でもあるのかしら、佐倉杏子」

杏子「別に……、でも、セガなんてダサいよなーって思っただけだよ」

杏子「セガサターンって、バーチャファイター専用なんだろ？」ﾌﾝｯ

まどか「ちょっと、杏子ちゃん、そんなこと言っちゃ、ほむらちゃんが可哀想だよ……」

まどか「それに、バーチャファイターだって、初めて見たときはビックリしたよ」

ほむら「……ふん、せいぜい大きな顔をしてればいいわ。私が掴んだ情報によるとね…」

杏子「掴んだ情報によると？」

ほむら「セガは現在、インターネットに接続もできる凄いゲーム機を開発中なのよ」

まどか「え…、インターネットに接続できる！！」

杏子「な、なんだよ、その未来に生きてる技術は！！」

ほむら「この新型ゲーム機“KATANA”が発売されれば、ゲーム業界はセガの天下となるわ」

ああ…それ以上いけない…

アスカ外伝リメイクされないかな……

ほむほむはまるで中学時代の俺

ドリームキャァスト！

ほむら「さらに、新型ゲーム開発と併行して、セガは70億をかけた超大作ゲームソフトも作ってるの」

まどか「な、70億……」

ほむら「ま、プレイステーションが好きな人は、ゾンビを銃で撃つゲームでも楽しんでなさい」

杏子「な、なんだとー！！」

まどか「まあまあ……、あ、そろそろ映画始まるよ。私たち、エヴァの映画を見に来たんだった」

まどか「早く、劇場の中に入ろう、ほむらちゃんに、杏子ちゃんに、さやかちゃん…」

さやか「あ、うん……」

杏子「………どんな展開になるか、楽しみだなあ…」

　　ｽﾀｽﾀ ――――

ほむら「………………」

ほむら「そう、セガにそんな明るい未来が待っていないことを、私は知っている……」

ほむら「でも、私がその未来を変えて、セガの栄華を実現させてみせるわ」

ほむら「だって、私には過去に遡ることができる能力があるのだから」

「おーい、ほむらちゃーん、はやくー！！」

ほむら「…………今いくわ、まどか」

発売当初にハードとソフトの供給が間に合ってたら変わってただろうにな……

しえ

ほむ

SONYが商売上手なだけだったよな

劇場版エヴァは家族友達と見に行ったらアカン

ほむら「ストリングプレイスパイダーベイビー！」

≪映画終了――――≫

まどか「…………終わらなかったね、映画」

杏子「なんだよ、鳥が空を飛び回って終わりって……、こんなんありかよ」

まどか「ねえ、シンジ君の手に付いてた、白い謎の液体ってなんだったの？」ｷｮﾄﾝ

ほむら「あ、あれは……」ｱﾀﾌﾀ

杏子「なんだよ、わかんねえのかよ。あれはだな……むぐ、ふぐふが……」

ほむら「それ以上、言ってはダメよ、佐倉杏子……」ｶﾞｼｯ

杏子（く、苦しい、……口を塞ぐな、暁美ほむら………）ﾑｶﾞﾑｸﾞ…

まどか「……？？？」

まどか「よくわかんないけど、夏にやる続きが楽しみだね」

杏子「ああ、それと、始まる前の予告編にあったジブリの最新作な、森の姫様のやつ」

まどか「でも、宮崎監督、本当に引退しちゃうのかな……。最後の作品って言ってたけど」

さやか「あ、それはね……」

ほむら「しないわ。10年以上経っても映画を作り続けてるわよ」

まどか「え？」

ほむほむは戦自シーンに食いつきそう

たまごっちは実際最新型が今出てるけどな

ネット接続が時代を先取りし過ぎてた
もう少し普及した後に出さないといくらやり直しても…