小説家になるには書き続けるしかないんだ

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1以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
みんな、書こうよ
2以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 18:58:53.18 ID:dfWqMPva0
そうですか
3以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:01:04.36 ID:H8CIOX0UP
わかってるな、お前
4以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:01:08.78 ID:huRrVNQv0
遅筆なんて言い訳だった
5以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:01:55.46 ID:kOzsDrBZ0
↓スパイスガールズの名曲
6以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:02:09.36 ID:huRrVNQv0
>>3
今までただ努力の足りなさを認めなくなかったみたいだ
目が覚めた
7以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:03:41.04 ID:H8CIOX0UP
じゃあ今から10分で原稿用紙3枚程度の掌編を仕上げて、その決意を証明してみせろ
8以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:05:36.02 ID:huRrVNQv0
今図書館の帰りの電車だからごめん
あと20分でつく
そして書くけど10分じゃ無理だ!
9以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:20:03.49 ID:y4D9OHyh0
あげ
10以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:25:45.69 ID:ntnXhZue0
小説は難しい
昔書いた脚本を小説にすることもうまくいかない
お前らよくやってるな
11以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:27:13.54 ID:y4D9OHyh0
なんたって楽しいからな
それがやっぱり一番だ
12以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:37:41.12 ID:y4D9OHyh0
他に誰かいないか
13以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:49:30.24 ID:L1MSiqWy0
いるよ
14以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:53:19.15 ID:L1MSiqWy0
>>1はいま書いてるのかね?
15以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:56:07.65 ID:y4D9OHyh0
とりあえずおお、いた
書いてる途中に落ちたら心折れるから人を待っていたところだ
筆に親しもうと習字をしていたよ
16以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:57:07.41 ID:rSYHAMAY0
今日の読売新聞に「誰でも小説家になれるが小説を書き続ける事は難しい」って書いてあったな
17以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 19:57:32.11 ID:L1MSiqWy0
習字とか小学校以来触れてないなあ。書道って精神統一によさそうだよね
18以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:02:45.68 ID:y4D9OHyh0
>>16
まさしくその通りだと思う
続けることが一番難しい

>>17
帰ったらなぜかあったのでとりあえずやってる
俺も八年ぶりだ
19以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:03:18.56 ID:L1MSiqWy0
小説なんて誰にでも書けるものだ。けれど、面白い小説は、誰にでも書けるものじゃない。
才能、センス等といった陳腐な言葉で飾られる、ある種の”モノ”がある人にしか、文学の神様は微笑まない。
20以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:06:50.21 ID:y4D9OHyh0
>>19
努力には微笑まないんだろうか…
いや、俺はそういう弱音は書き続けてからいうぜ
21以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:08:46.17 ID:H8CIOX0UP
才能やセンスがあるかは努力してみないとわからん
安い言葉で申し訳ないが、努力したからといって成功するとは限らんが、努力しなければ絶対に成功しない
22以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:12:54.05 ID:y4D9OHyh0
だよな ほんとそう思う
数学でいうと俺はまだ因数分解を知らないどころか
三角形の角の和が180ってことも知らないレベル
23以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:17:36.98 ID:y4D9OHyh0
よし、とりあえず書くわ
24以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:19:30.39 ID:L1MSiqWy0
違和感を覚える」と「違和感を感じる」の齟齬

違和感を覚えるのほうは、覚える=記憶にとどめるという解釈から、
物語の現在ではなく、過去未来に用いるべきものであり。
ひるがえって、違和感を感じるとは、感じる=今そこにあるなにかという解釈から、
現在進行形で用いるものなのではないでしょうか。
25以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:24:47.79 ID:L1MSiqWy0
とりあえず芸術系を目指す人間は「書きたいから書くのでなく、賞賛を浴びたいから」書く。
そういったタイプは何の取り柄もなく、自信もなく、他人に褒められた経験に乏しいのである
26以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:26:46.43 ID:H8CIOX0UP
違和感を感じるは日本語として間違っていない
27以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:31:41.68 ID:Xq9YPxUL0
風景の描写から始めるといいらしい
28以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:38:39.19 ID:y4D9OHyh0
>>27
それガンガンやりたいな
おだいちょうだい
29以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:39:50.77 ID:Xq9YPxUL0
>>28
お前の持ってるエロ画像を文章に
30以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:40:44.27 ID:rI54SKPv0
BNSKってなくなったの?
31以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:40:45.39 ID:UZECY0rC0
>>28
自分の部屋

写真一枚で出来る
32以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:43:41.93 ID:L1MSiqWy0
>>30
場所移してほそぼそとやってるよ。

文才ないけど小説かく(実験)
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1327408977/
33以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:44:04.53 ID:OUnNnmDu0
俺は自分が小説を書こうと決意するまで普通に生活しようと思ってる
34以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:45:11.40 ID:y4D9OHyh0
>>29
それ風景なの…?
参考画像がないとちょっと…

>>30
BNSKが生きていたら俺が毎日小説スレをたてることもない

>>31
今からPC立ち上げるわ
35以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:46:39.72 ID:rI54SKPv0
>>32
結局場所移したんだね
昔いた人達みんな元気にやってるかなぁ
36以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:47:26.31 ID:y4D9OHyh0
>>32
復活してほしいよお…ふええ…

>>33
それもまた良し
37以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:48:52.39 ID:Xq9YPxUL0
>>34
まあそれは冗談として
自分の部屋でも雲の様子でも気に入ったのを書けばいいんじゃん?
自分の部屋だったら書くものいっぱいあるだろうし
38以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:49:42.72 ID:L1MSiqWy0
>>35
2009年ぐらいまでは盛況だったのにねえ、今や風前の灯で寂しいわあ……
39以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:50:27.80 ID:3bzAS0G70
>>37
むしろ気に入った物しか書いてないんだよ
それしか目に入れてないのかもしれない
とりあえず自分の部屋書くか
40以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:51:57.80 ID:3bzAS0G70
>>38
俺が顔を出したのは確か去年だった……
去年まではまだvipにもスレが立っていたのに……
41以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:52:16.89 ID:rI54SKPv0
最後にBNSKで書いたのいつだろうと思ってみたら
去年の6月だった
なんかもうすごい昔のような気がしたのにまだ1年しかたってないんだねぇ
42以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:52:25.30 ID:OSY+VGZk0
>>24
辞書によると、「覚える」は「感じる」という意味を持っており、「違和感を覚える」もその意味かと
だから「違和感を覚える」と「違和感を感じる」はニュアンスの違いでしかないと思う
時制によって使い分けるっていうのは、ちょっと考えにくいし、実際に小説とかで目にしたことないし
「違和感を覚える」を「違和感を記憶する」に置き換えられるかどうか頭でシミュレートしてみたら?
43以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:53:34.77 ID:NtDV2qJ90
「違和感を感じる」って「頭痛が痛い」とか「過半数を超える」と同じじゃねーの?
44以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:54:39.82 ID:rI54SKPv0
「違和感」は「覚える」か「ある」だよね
45以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:55:41.43 ID:583EM8rK0
>>43
俺もそう思ってた
そういう意味じゃなかったとしても「感」がふたつ並ぶのはしっくりこない
46以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:55:52.63 ID:OSY+VGZk0
>>24は「違和感を感じる」が文法的に間違ってるかどうか、ではなく
「違和感を覚える」と「違和感を感じる」には意味の違いがあるのかどうか、を問題にしてる
俺は、違いはないと考える
47以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:57:17.46 ID:3bzAS0G70
部屋の情景を書こうって思ってファイル開いたら
昔お題スレで出されたお題「エターナルアナルセックス」について
頑張ってた形跡が出てきて死にたくなった
48以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 20:57:37.66 ID:H8CIOX0UP
「違和感がある」と「違和感を感じる(覚える)」は意味が違う
「腹痛が痛い」と「腹が痛い」も意味が違うけどね
49以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:00:17.98 ID:rPre/JPo0
晒しはないのか
50以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:03:34.58 ID:rI54SKPv0
お題ください
51以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:04:21.31 ID:NtDV2qJ90
>>50
ちょうどいいのが>>47
52以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:06:02.82 ID:rI54SKPv0
>>51
一年ぶりに「お題で小説書くかぁ」モチベーションを一気に
くずしてくれたなー!

まあいいや、今日はもう寝よう
ありがd
53以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:08:43.96 ID:NtDV2qJ90
こうして、俺をだしに使って書くことを放棄する者がまた一人。
54以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:08:50.96 ID:3bzAS0G70
>>52
今俺部屋の中書いてるよ!一緒に書こうよ!
俺が悪かったから!!!
55以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:18:27.91 ID:KYY2zhBA0
はよ
56以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:18:59.42 ID:3bzAS0G70
できたよー(^p^)

 六畳ほどある部屋には東と南に向けて二つ窓が掛かっている。
東向きの窓の下には幼少のころから用いているベットがあった。シーツの上で絡まるようにして端に寄せられている毛布と掛け布団はやけに男臭い。木々にすら染み込んだ、汗の饐えた濃厚な香りである。甘く気だるく、吐き気を催す香りである。
またそれはこの部屋の主が、女を連れ込んだこともないのを暗に示唆していた。
抱き枕として使用しているクッションがバナナを模しているのも、その醜悪さを増すことに一役買っていると言ってもいい。換気をしても消えぬほどの陰鬱さが部屋中に満ちている。
――そして、南向きの窓を隠すようにして配置されている机の上に載っているフィギュア達。その下に並ぶライトノベルのタイトルの醜悪な事といったら。
黄ばんだティッシュがゴミ箱から顔を覗かせている。その横で埃を被って散らばっている遊戯王のカード達がひどく物悲しい。
僕は呟く。ああ弟よ、もうちょっとまともな趣味をしてくれまいか。
57以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:20:45.10 ID:NtDV2qJ90
これ真面目に添削とかするの? 余計なお節介かね
58以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:21:05.79 ID:3bzAS0G70
あ、あれ……短かったか……
59以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:21:17.68 ID:EkCxvEXM0
誰だったかが言っていたが
「小説家になりたい人は小説家になれないが、小説を書きたい人は小説家になれる」

とりあえず欲を捨てて書くのがいいらしい。
60以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:22:00.00 ID:3bzAS0G70
>>57
いや、こんなもんに添削とかは全く要らんよwwwwwwww
61以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:23:06.71 ID:Xq9YPxUL0
>>56
弟の部屋かよwwwwww
62以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:23:53.95 ID:3bzAS0G70
>>59
それとまず自分を滅することだよな
自分自身を客観的に見れない人に成長はないと思った
63以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:24:34.76 ID:583EM8rK0
>>56
俺もたいしたモン書けないけど、これちょっとどうかと思うわ
64以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:24:57.79 ID:NtDV2qJ90
>>60
そうか
じゃあ、いっこだけ。
「暗に示唆」は意味が重複してっから気をつけて。
さっきの「違和感を感じる」じゃないけど、示唆そのもにに「それとなく」「暗に」って意味あるから
65以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:25:02.58 ID:3bzAS0G70
>>61
今実家帰省中だから部屋無き子!
弟の部屋臭いwwwwwwwwwww
66以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:26:23.03 ID:3bzAS0G70
>>63
すいません……精進します……
>>64
おお、それはしらなんだ
ありがとう、覚えたぜ
67以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:26:36.52 ID:ygDBZ3Yx0
俺ごのみのスレがやっと現れたようだが、

はて俺は此処で何をすればいいんだ?
68以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:27:33.57 ID:3bzAS0G70
>>67
お題で速筆力を高めようぜ
69以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:27:48.44 ID:ygDBZ3Yx0
>>68
お題は?
70以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:28:12.88 ID:3bzAS0G70
誰か出して
71以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:28:38.65 ID:3bzAS0G70
出来たら風景を
72以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:29:25.79 ID:ygDBZ3Yx0
無いならお勧めの小説でも話そうぜ
73以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:29:56.46 ID:L1MSiqWy0
お題

夕暮れの川原に面した土手に男女が座っている。
74以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:30:36.70 ID:3bzAS0G70
おっけ
テンホー終わったら書く
75以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:31:23.45 ID:NtDV2qJ90
久しぶりに何か書こうかな
たまに違うことしないと脳が凝り固まっちゃってイカンわ
76以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:32:54.35 ID:H8CIOX0UP
  男女
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜

とするより

  男
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
  女

にしたほうがドラマを作りやすい気がする
77以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:33:23.43 ID:bQdS1PG/0
じゃあ幼女サキュバスの群れに逆レイプされるにはなにをどう努力すればいいんだよ!!!
78以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:33:33.12 ID:3bzAS0G70
ドラマいるの?
79以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:34:52.10 ID:NtDV2qJ90
 俺(チャリ)  
-------------------

  男女
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜
〜〜〜〜川〜〜〜〜〜



だと思ってたぜ
80以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:35:42.91 ID:I/VoOG730
気に入ったもの好きに書いたった


 たるんだ電線の黒い孤が横切る鈍色の空、その中ほどあたりに従容と飛んでいくカラスの後ろ姿があった。
群れてはいない。はぐれカラスだ。両の翼を水平に張り、村落に連なる日本瓦の尾根をはるかに見下ろし滑
空している。迷う素振りもなく一直線に飛んでいく。
 カラスはときおり思い出したかのように羽ばたき高度は保っている。弓なりの翼をそのつけ根の部分から振
り上げ、それから、ひといきに振り抜く。そして、一振りを終えるとふたたび翼を広げ黒いグライダーとなるのだ。
空を掻くたび両翼がいくらかしなっているように見えた。振り上げる際に少し羽を折りたたんで抵抗を減らしてい
るようなふしもある。羽のアスペクト比が高いせになのかは分からないが、ゆったりと羽ばたいている。せわしさ
がない。
 身体の小さい鳥ではこうはいかない。小さな翼でちょこまかと羽ばたかなければならない。ハチドリなどその
羽ばたきが目視できないほどだ。多くの小鳥は、羽ばたきと休養を交互に行って飛び、横から観察すればと彼
らの取る軌道は波状となる。サインカーブだ。
 カラスもまた羽ばたきと休養をしていた。、しかし、休養時にほとんど落下に近い動きをする小鳥とは異なり、
大きな羽で空気をとらえ滑空している。軌跡はきっとノコギリ波のような型をとるだろう。トンビほどではないが
うまく風を捉えている。
 大袈裟になりすぎない浅めの無駄のない羽ばたきで上昇していくカラスには動物特有の、洗練されたたくまし
さがある。その動作のダイナミズムはバタフライを連想させた。また、悠然した滑空で距離を稼ぎ、力強い羽ば
たきで己が胴体を持ち上げる、その静と動を繰り返すその緩急あるストロークは平泳ぎを連想させた。カラス
の飛行はバタフライの躍動感と平泳ぎののびやかさを兼ね備えている。
 カラスの行く手には田園地帯があった。さらにその先には市街地が展開している。稲刈りが済んだばかりの田
飲食店裏の食品廃棄物のつまったゴミ箱。どちらも彼らからしてみれば宝の山だ。これからエサを物色しに行く
のだろう。まだねぐらに帰るには早い。巣に帰るのは腹ごしらえしてからでも遅くはないのだ。
81以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:37:29.18 ID:583EM8rK0
>>79
チャリかどうかはともかく、俺も男女を見てる人間の視点で書けってことかと思ってた
82以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:41:17.44 ID:NtDV2qJ90
こういうの見ると突っ込みを入れたくてウズウズしてしまうw
83以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:41:36.78 ID:I/VoOG730
×カラスもまた羽ばたきと休養をしていた
○カラスもまた羽ばたきと休養を繰り返していた
84以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:41:56.75 ID:H8CIOX0UP
川を擬人化して川視点で書いてもいいのよ
85以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:42:46.42 ID:rSYHAMAY0
>>80の文の上に>>73の文を載せても違和感なさそう
季節は夏だろうか
86以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:44:53.65 ID:rSYHAMAY0
>稲刈りが済んだばかりの田
これだから批評するのは怖いんだよ
87以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:45:56.69 ID:ygDBZ3Yx0
対岸は少年野球の試合でけっこう込み合っていた。
多摩川の河川敷はどこも人の声がしている。
それは野球だったりバーベキューだったり、はたまた教習所だったりと
ほんとうに色々な声がするけど、どれも明るくて楽しい。
聞いていて暖かくなってくる。

「俺も昔、野球してたなぁ。」
ふいに彼が口にする。
「これでも中学では4番だったんだ。
あの頃は何かに夢中になるって事、それ自体に夢中になってた。
なんだか周りのことは見えてなくて、けどそれが気持ちよくてさ。
あ、もちろん野球それ自体も好きだったよ?
けどさ、何かに没頭して、一生懸命あがいてるっていうその環境?みたいなのがさ。
いちばん心地よくってさ。」

彼は野球の話をしてるとき、とても楽しそうだった。
それはもう、見ていてひしひしと伝わってくる。
あぁ、自由そうだな、無理がないなって。
それは、今の体を恨んでるとか、私に同情して欲しいとか、そういう心は全然無くって。
ただただ、ずっと昔にお母さんにだっこされてる時を思い出すような。
そんな楽しさだった。
88以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:48:16.83 ID:3bzAS0G70
>>82
即興で書いてるもんに突っ込み入れるのは野暮だぜ
89以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:48:18.06 ID:ygDBZ3Yx0
クドイ言い回しは一切割愛。

体が高校生の頃に事故で体が不自由になった男(彼)と
彼に恋愛感情も無く、ただ一緒にいたいと思っている女(私)
の設定。
90以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:48:43.02 ID:ygDBZ3Yx0
そしてつっこんでクレ。
91以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:49:10.56 ID:583EM8rK0
読んでツッコミ入れちゃいけないなら、どうすりゃいいんだよ
92以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:49:33.47 ID:3bzAS0G70
犬の散歩に行けと切れられたので少し離脱する
スレが残ってたら嬉しい
93以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:50:08.44 ID:lN1woPyW0
初めて文書いてみたくなって色々お題を見たりするんだけどお題見て満足しちゃって想像力がどっかいってしまう
書きたい気持ちはあるのに全然思い浮かばない、言葉が出てこない
こういう場合何からしたらいいのママン
94以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:50:32.05 ID:OFfbnZZT0
>>87
俺は好きです
クドイ表現がないのがよい
95以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:50:51.66 ID:6XBiQ1AR0
晒してるってことは突っ込んでくれってことだろ
96以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:51:02.07 ID:XKoPMA4Zi
俺も書いてみようかな。お題は河原のアレでいいんかな?
97以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:51:19.87 ID:ygDBZ3Yx0
だれかつっこんで。つっこまなくても反応ぐらいして。

書き込んでもレス一つ付かない寂しさは
ウサギのみーこを殺してしまいます。
98以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:51:21.05 ID:I/VoOG730
読んで読んで読まれて読んで
読んで読みつぶれて眠るまで読んで
99以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:51:34.57 ID:NtDV2qJ90
>>87
彼のセリフが不自然に思えるる。一回音読してみるといいと思う
普通に会話してて
「あの頃は何かに夢中になるって事、それ自体に夢中になってた。」
なんて言い方する奴ぁいないと思うぜ
100以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:51:50.38 ID:rSYHAMAY0
>>87
夕方の設定なのに少年野球の試合をやってるのはおかしい
101以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:52:05.50 ID:ygDBZ3Yx0
>>94
ありがとうー
俺がクドイ文章嫌いだからな・・・。
102以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:52:20.21 ID:VFCOVKvUO
書くのしんどくてもう二年以上書いてない
103以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:52:24.40 ID:OFfbnZZT0
>>80
いいなあ
即興でこれだけ書けるとかすげえ
104以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:52:43.68 ID:GjDPW3jj0
僕の名前はイズベルガ・ノリスパッカード
自宅はド田舎の普通の家で、僕自身もおそらく普通の人間なのだろう
朝になると隣に住んでる女の子が僕を起こしにくる、鬱陶しいなぁと思ってる
彼女の名前は峰藤柳花
柳の花と書いてりゅうか、名前負けしていない端整な顔立ち、欠点を言うならば痩躯であるのが唯一の欠点か
僕は彼女の怒鳴り声というなの目覚ましでいつも起きるのである
「はやく起きなさい!遅刻するわよ!」
「あーうるさいうるさい、今起きるよ」
さすがに寝起きにこの怒号は心臓に悪いですよね
学校にいく途中、なんかが落ちた、山に
僕は凝然と屹立していた
「あれはなんでしょう?」
「行ってみましょ!」
彼女が徐に走り出す
僕はといえば、妙な胸騒ぎに焦燥感を隠せなかった
いや、それが正常なのだ
こんな状況下で好奇心に駆られて高揚している彼女の方が
そんなことを考えてるうちに山についた
「すっごい大きな穴ね……こんなのあったかしら」
それは、先の落下物が地面を穿ったにしては、えらく整った穴だった
「入りましょ!」
「いや、さすがにこんなみえみえの穴にすんなり入るのはご都合展開とか言われ」
「いいから入るわよ!」
こうして僕達の忘れられない冬休みがはじまっま
105以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:54:01.90 ID:ygDBZ3Yx0
>>100
いや、やってた。
多摩川河川敷やってたもん・・・
>>99
まぁ小説だろと思ってそこは勘弁・・・。
というか普通にこんなの良くある気がするが・・・(三島とか三島とか三島とか・・・)
106以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:56:23.42 ID:OFfbnZZT0
>>104
他スレからもってくんなwww
107以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 21:57:51.74 ID:GjDPW3jj0
>>106
僕がスレ主です
皆さんに正当な評価をもらいたくて
108以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:00:14.78 ID:I/VoOG730
固有名詞は地域性出せるから強いよなぁと思う反面
地方住みの俺には多摩川の川幅が思い浮かべられないから
どの程度対岸の様子が見えるとか想像できないのでした、まる
109以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:02:18.14 ID:583EM8rK0
少年野球とバーベキューと教習所の音が同時に聞こえるような場所ってあるもんなのか?
俺だったら教習所のそばでバーベキューなんてしないけど
110以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:03:57.09 ID:rSYHAMAY0
>>107
>さすがに寝起きにこの怒号は心臓に悪いですよね
>学校にいく途中、なんかが落ちた、山に

とりあえず素人の自分でもこの場面転換は唐突すぎる気が致しますです。
111以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:10:03.61 ID:583EM8rK0
>>87
男のしてる話が台詞だけだと、寂しそうに言ってても辛そうに言っててもおかしくない内容だけに
女の視点で語られるまで男が楽しそうだということがわからない構成はちょっと不味いと思う

それに、この文章だけだと「自由そうだな、無理がないなって。」って言われても
スッと入ってこない
この短さじゃ仕方ないとは思うけど
112以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:13:42.82 ID:ygDBZ3Yx0
「弟子にしてください」
あまりに突然のことで、一瞬目が回った。ほんとうに意識が飛びそうだった。


「あなたの作品を毎日見ていました。
始めて見たのは、たしか2ヶ月ほど前だったと思います。
通学の近道を探してたら、たまたまここの前を通って。
それであなたの作品を見つけたんです。」
彼は私の家に上がると、律儀に靴をそろえて、地べたに正座していた。
弟子になろうというのだから礼儀正しいのは当然かも知れないんだけど、
どうも堅苦しくって苦手だ。
そもそも私はこういうのから逃げようとしてココにいるんじゃなかったっけ。

「最初はただの景色ぐらいにしか思ってませんでした。
けど、その次の日、またやっぱり見たくなって。」
そのまま何日も何日も寄ってくれたお陰で、私のファン第一号になったそうだ。

私はぜんぜんプロなんかじゃないし、
私の作った木像なんか、本物に比べればすっごく安っぽい。
おなじ物を作ってるとは思えないぐらいに。
それは隅田川のほとりでは充分すぎるほど精密だったかもしれないけど、
だからってわざわざ、ちゃんと社会で暮らしていける人が門を叩こうというほどじゃない。

正直いって、その少年はすごく怪しかった。
夕暮れ時に、突然ブルーテントを訪ねてきて、弟子にしてくれ、なんて奴は信用できない。
その上、ふつうの社会から逃げてきてここにいる私にとって
信じてくれ、なんてことは尚更むりな話だった。
113以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:18:19.97 ID:ygDBZ3Yx0
>>111
本来「事故で体が動かなくなった」状況は不憫だし同情されるものだけど、
そういう事を、事故そのものも含めて「納得」している人間として、彼を考えた。

だから、「昔スポーツやってたんだ」なんて事を身体障害者から聞かされれば
不憫に思ったり同情したりするのが普通なのに
それをさせない「楽しい様子」を作り出す彼の人間性と

それを「ありのままに受け止められる」という彼を本当に理解している私を書きたかった。

なので「違和感がある」と感じてもらえれば、けっこううれしい。ありがとう!
114以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:19:37.91 ID:ygDBZ3Yx0
だれもいないのかーーー?
115以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:20:05.06 ID:583EM8rK0
>>104
とりあえず小説なら読点はつけろ

全体では、一人称にしては口調が定まってないのが気になる
話し口調で「痩躯」「凝然と屹立」「徐に」はおかしいし、逆にこれらの単語があうようにしたいなら
「鬱陶しいなぁと思ってる」とかがおかしい

>妙な胸騒ぎに焦燥感を隠せなかった
胸騒ぎか焦燥感かどっちか片方でいい

>先の落下物が地面を穿ったにしては、えらく整った穴だった
落下物をきちんと見ていないとこの判断はできない
ちゃんと見たなら、「なんかが落ちた、山に」のところでもっと描写しておくべき
116以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:21:46.28 ID:583EM8rK0
>>113
いや、そういうことじゃない
>>113で説明されてることは、他の人は知らないけど俺には全くと言っていいくらい伝わってない
117以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:21:57.94 ID:JNV4yIrh0
>>113
なんか都合のいいように解釈してないか?
118以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:23:17.62 ID:ygDBZ3Yx0
>>104
俺の感想

なんか状況説明文みたい・・・
ふんいき←な(ryが良く分からない・・・

文章の書き方自体じゃなんとも言えない文章な希ガス・・・。
119以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:23:32.92 ID:rSYHAMAY0
>>112
この文だけだと
木像の作者は今まで少年の存在に気付いていなかったのか?
位の野暮なつっこみしかできねえや
120以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:23:39.24 ID:583EM8rK0
>>112
とりあえずこれは、これだけでひとつの話と考えていいのか
物語の中のワンシーンと捉えたほうがいいのか、どっち?
121以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:23:43.23 ID:XKoPMA4Zi
書いていいの? いけないの?!
122以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:24:33.62 ID:JNV4yIrh0
>>121
迷ったら書け そういう場所だ!


たぶん
123以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:25:03.41 ID:ygDBZ3Yx0
>>116
・・・?構成の話でしょ?
だったらその前後で話を作れば良くね?

今は文章技術の話だとおもったんだが。
124以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:25:33.77 ID:i0FFoEOo0
小説家になるにはやっぱり人生経験とか必要なのかな
俺みたいなガキじゃ無理?
125以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:27:16.51 ID:ygDBZ3Yx0
>>119
>>120
物語の冒頭かそれに近いあたり


設定としては
隅田川のほとりのブルーテントで暮らし、ひたすら木の仏像を彫る私と
突然やってきた中学生ぐらいの礼儀正しい少年

の話。
126以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:27:47.05 ID:ygDBZ3Yx0
>>124
今ガキなら経験つめばよくね?
127以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:29:20.52 ID:JNV4yIrh0
>>123
「これには続き(or前置き)があるんだから、ここに載せただけでアレコレ言われても」

って言っちゃうやつはもう伸びないと思います。
128以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:29:50.05 ID:ygDBZ3Yx0
>>119
ブルーテントの表に並べてる木像の前を通りすがる人なんて分かるカー


って感じっス。いちおう元になった場所はある。
129以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:30:00.65 ID:ntnXhZue0
経験ないうちは経験ないなりのものが書ける
経験が必要なものは経験つんでから書けばいい
130以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:30:52.52 ID:rSYHAMAY0
ところでygDBZ3Yx0は「小説家になろう」に投稿してたりしてます?
131以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:31:02.35 ID:583EM8rK0
>>123
お前の脳内で男女がどういう人物像として設定されているかなんて
>>87だけ読んだんじゃわからないんだよ

違和感があったんじゃなくて、わからなかった
わからなかったから女視点で「楽しそう」とか言われてもついていけなかっただけだ
132以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:31:27.71 ID:ygDBZ3Yx0
>>127
煽りかい!!!

ただの「文章力」の話だから、
初め「違和感を感じる」って思ってくれて
そのあと設定を見てくれて「ああ、なるほど」ってなってくれれば
俺のは成功

って意味なんだけどな。
133以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:32:28.26 ID:ygDBZ3Yx0
>>130
してないけど何ゆえ?
>>131
おう、マジカ。
じゃあ設定読んで、もう一回読んでみてくれると嬉しいです。
134以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:33:57.76 ID:i0FFoEOo0
>>129
なるほど、おっさんっぽい作品はおっさんになってから書けばいいと
これからは文を書く練習しよう
文章を書く経験も大事だろうしね
135以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:35:03.16 ID:rSYHAMAY0
>>133
結構こなれてる感じだったもんで
日ごろから小説を書いたり、投稿したりしてるんじゃないかな〜と
136以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:35:25.72 ID:ygDBZ3Yx0
>>109
>多摩川の河川敷はどこも人の声がしている
「いつも」じゃなくて「どこも」

同じ場所じゃないけど、多摩川だとすぐ歩いた所にある。隣接してる。
137以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:36:50.56 ID:ygDBZ3Yx0
>>135
無理無理無理!

俺でこなれてたら本当にこなれてる奴は前世でも小説家のやつだよ!
138以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:38:54.67 ID:ygDBZ3Yx0
東京3河川って墨田と多摩川ともう一つなんだっけ?
139以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:39:59.50 ID:583EM8rK0
>>112
これが物語冒頭だと仮定すると……

主人公(?)が隅田川でテントに住んで木像造ってるって説明はもっと早く出したほうがいい
じゃないと訪ねてきた少年が何言ってるのか意味不明すぎる
ちなみに俺は「ただの景色ぐらいにしか思ってませんでした」で、風景画を描いてる絵描きだと思った

冒頭じゃないにしても、
このシーンが少年初登場シーンなら、容姿や様子についての描写はほしいところ

あと、何を造ってるのか知らないけど
何かの模倣をしてるんじゃない限り「本物」って表現はおかしいと思う
140以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:43:06.95 ID:JNV4yIrh0
>>132
煽りじゃないよ、ガチでそう思った
ちょっと否定的なこと言われただけでそう受け取っちゃうのもいただけないよ

あなたの書きたいこと(言いたい事)が伝わってこない、って言っているのであって、
それを「ただの文章力の話だから」と、意味や内容を無視した話されても、
根本的に論点が噛みあってないわけですよ。
そこに含まれる(はず)の意味内容を廃して文章の評価なんて出来ますかね
141以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:44:12.08 ID:ygDBZ3Yx0
>>139
一個目:確かにそれはそだね。        けど風景画てあんいじゃえjrgvj
二個目:あーそれは。納得です。「彼は私の家に云々」前後で描写入れられるもんね。
     参考になるっす。

3個目:いや・・・それは・・・。「本物」ってのは「本職で真面目にやってきた人が彫る物」
    ってのと「なんとなく暇だから趣味で」ってのとは「本物ー偽物」って表せるってのは
    小説の常套句的なこう、なんていgjんrけあんv;fじょ
142以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:45:09.31 ID:ygDBZ3Yx0
>>140
じゃあ>>132みて論点を噛み合わせておいて
143以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:47:11.63 ID:JNV4yIrh0
こいつぁマジでどうしようもないぜぇ・・・
144以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:47:46.07 ID:bS/WmE6k0
即興で書きたいのでなんかお題ください
145以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:48:09.20 ID:XKoPMA4Zi
書いてるから落とさないでくれよ。
146以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:48:29.27 ID:ygDBZ3Yx0
俺もつぎのお題いきたいかも

書いてる人はそのままで
147以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:50:00.88 ID:3bzAS0G70
ただいまんこ
こういうスレ立てた俺が言うのも何なんだけど、
語彙も発想も瞬発力に乏しい上に遅筆な俺はお題スレで何すりゃいいんだろう
148以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:50:47.22 ID:Xq9YPxUL0
ニートの男orお嬢様系美少女をペットのネコ視点から見た日常的な
149以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:51:05.92 ID:bS/WmE6k0
>>147
それを養うためのお題スレじゃまいか
150以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:51:29.63 ID:ntnXhZue0
みんなに合わせる必要はない
151以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:51:31.81 ID:ygDBZ3Yx0
>>147
自分の書けそうなお題をそれとなーく出して
スレの主導権を握ればいいんじゃないかな?
152以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:51:57.52 ID:3bzAS0G70
>>149
なるほど
153以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:52:20.13 ID:ygDBZ3Yx0
>>148
ニートの男を猫目線で見た小説ならあの御大が・・・。
154以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:52:56.06 ID:3bzAS0G70
>>151
そんな姑息な真似したくないやい!
155以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:53:17.60 ID:OFfbnZZT0
書きました

遊び疲れたのか、息を切らした娘が私の隣に腰掛けた。
「ズボン、びしょびしょじゃない。風邪引くぞ。」
私が心配して声をかけると、娘はにかっと笑った。
「だいじょぶだいじょぶ!そんなに寒くないし!」
「そう?」
男の子みたいに短く切られた髪の毛をなでると、娘は小さく身じろぎをした。
ふと遠い夏の日を思い出す。幼い日の自分と、日に焼けたあの笑顔と。
「……本当にユイに似てきた。」
思わず呟いた声に娘がまた笑う。
「だってママの子だもん。」
「そうだな。」
手の平全体に伝わる体温が心地よく私を満たしてくれる。
夕日に照らされてきらきらと光る川のせせらぎと、娘の息遣いと。
「さ、そろそろ帰ろう。ばあちゃんが心配する。」
「うん。」
腰を上げた私を追いかけるように立ち上がると、娘はすっと手を差し出した。

156以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:53:21.29 ID:bS/WmE6k0
お題まだかの
157以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:53:45.57 ID:583EM8rK0
5レスまでなら読んでレスするから、ID:ygDBZ3Yx0は一度、それだけ読めばいいってやつ書いてくれ
追加で補足説明読まないといけないのは小説じゃないから
158以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:54:47.91 ID:ygDBZ3Yx0
>>157
がってん

お題ぷりぷり
159以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:56:43.74 ID:bS/WmE6k0
>>155
批評とかほしい人?
160以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:57:25.09 ID:583EM8rK0
あと気になってるんだけど、”」”の前の”。”はいらなくね?
161以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:57:49.03 ID:OFfbnZZT0
すまん、貼る方間違えた
若干表現(って言っても文末の形だけ)変えました

遊び疲れたのか、息を切らした娘が私の隣に腰掛けた。
「ズボン、びしょびしょじゃない。風邪引くぞ。」
私が心配して声をかけると、娘はにかっと笑った。
「だいじょぶだいじょぶ!そんなに寒くないし!」
「そう?」
男の子みたいに短く切られた髪の毛をなでると、娘は小さく身じろぎをする。
ふと遠い夏の日を思い出す。幼い日の自分と、日に焼けたあの笑顔と。
「……本当にユイに似てきた。」
思わず呟いた声に娘がまた笑う。
「だってママの子だもん。」
「そうだな。」
手の平全体に伝わる体温が心地よく私を満たしていく。
夕日に照らされてきらきらと光る川のせせらぎと、娘の息遣いと。
「さ、そろそろ帰ろう。ばあちゃんが心配する。」
「うん。」
腰を上げた私を追いかけるように立ち上がると、娘はすっと手を差し出した。
162以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:57:55.31 ID:3bzAS0G70
川端康成風だな
163以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:58:37.49 ID:OFfbnZZT0
>>159
是非お願いします
164以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 22:58:39.36 ID:JNV4yIrh0
>>ygDBZ3Yx0
お前は評価して「もらう」側なんだから、
もうちょっと殊勝な態度示せよな
165以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:00:38.26 ID:3bzAS0G70
まあお前ら県かすんなよ
166以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:01:19.06 ID:ntnXhZue0
お題貰って書いたり晒してどうこう言うのなんて遊びなんだから
気楽にやれよ
167以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:02:32.89 ID:3bzAS0G70
そうそう、速攻で良いもん書けたらそれはもうプロだよ
168以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:02:37.72 ID:ygDBZ3Yx0
>>155
最後の手だけが意味がよう分からんかった・・・。

お父さんの言葉の少なさを対比出すために
娘にもうちょっとしゃべらせたり、動かしたりしたらどうかと提案。

あとお父さん、「ばあちゃん」って呼ぶのは謎が。
実母か母方の義母かは分かんないけど、
幼馴染だったお母さんの親なんだから昔から会ってるはずだから
「おばあちゃん」とか「〜さん」とかじゃないとおかしくね?

という細かい話。


けど、お父さんの繊細な感情が表れてて俺は好きです。
169以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:02:48.57 ID:OFfbnZZT0
>>160
いらないのかな?
結構「。」付けてる作家さんはいると思うのですが・・・
170以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:02:53.66 ID:bS/WmE6k0
>>161
最初に思ったのは「読みやすいな」っていう感想
文章はクセがないタイプだと思った・・・
ただ最後の一文がちょっとわかりづらいかなあって・・・いや、言いたいことはわかるんだけどね
二つの文に分けてそこはもう少し丁寧に書いた方がいいと思った
171以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:03:42.94 ID:3bzAS0G70
>>169
昔の作家はつけてるよ
いまはつけない
172以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:03:51.21 ID:ygDBZ3Yx0
>>165
了解ですよー

お題はよ出してくれんと俺がタイムアップなるかも
173以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:03:58.75 ID:bS/WmE6k0
>>169
人によるとしか
純文学とかは結構着いてるの見るけど
174以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:05:45.58 ID:3bzAS0G70
>>173
最近の人付けてたっけ?
今は全体的につけなくね?
175以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:07:01.98 ID:bS/WmE6k0
>>174
あー付けないか・・・確かにつけないねあんまり
まあつける必要性は特になくなってきてるからね・・・最近見たのでは吉本ばななのキッチンくらいだな
176以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:07:26.61 ID:ygDBZ3Yx0
わるい、これ以上は限界かも

ヤマト一号、離脱ス
177以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:08:03.67 ID:ntnXhZue0
新聞がまず付けなくなって出版社もそれに倣ったはず
だから出版社の都合であって
アマチュアが勝手に書くものはカッコの前に句点があろうがなかろうが好きにしていい
178以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:08:22.78 ID:bS/WmE6k0
お題まだー?
179以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:08:45.14 ID:OFfbnZZT0
>>168
手繋いで帰ろうよ!って意味で書きました
正直最後の表現で煮詰まっちゃって中途半端になってしまったかと思います・・・

なるほど・・・確かに登場人物を活かしきれていないです

あ、ばあちゃん=“私”の実母です
でも確かに義母にした方が物語としてよかったかもorz

批評うれしいです、ありがとうございます
初めて人に文章を見せたのでなんだかどきどきしてしまう
180以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:09:39.35 ID:L+Dzr/tD0
【お題】
甘酸っぱい話

こんなんで良ければ使ってくれ
181以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:12:59.53 ID:3bzAS0G70
182批評ぐらいなら時間ある:2012/06/05(火) 23:13:09.71 ID:ygDBZ3Yx0
>>179
んの、実母か
義母だと思ってた。

母方実家で暮らしてると
人間関係が綺麗な中で、感情が繊細な大人と、
関係ないかのように元気に育つ子供で

けっこうな対比が出来て面白いと思った。

けど今のままでも充分面白いと思うよー
183以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:14:59.30 ID:OFfbnZZT0
>>170
ありがとうございます
読みやすさ+クセ(いい意味で)ができたらよいのですが
最後・・・最後どうしようorz

>>171
最近の作家さんのはあまり読まないので「。」をつけるクセがついてるのかもしれないです
今手元の最近のやつを見てみたら確かについていませんでした
うーんどっちでもいいのかな
184以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:15:34.39 ID:3bzAS0G70
さてテンホー終わったし書くか
甘酸っぱい話
185以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:16:08.12 ID:3bzAS0G70
>>183
楽しくやる分にはどっちでもいいんじゃね?
186以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:19:54.38 ID:3bzAS0G70
あれ?人消えた?
187以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:19:54.83 ID:OFfbnZZT0
>>182
その設定、いい・・・!
同意しかありません
やっぱり人に見てもらうものですね

ありがとうございました
188以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:20:38.06 ID:bS/WmE6k0
>>186
書いてる
189以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:21:03.69 ID:L+Dzr/tD0
いるよ いちお
190以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:21:11.35 ID:3bzAS0G70
っていうか、最近読む者が隔たりすぎててさ
文体がおかしな方向に言ってるんだけどどう修正すればいいかな?
くどっくどなんだけど
191以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:22:15.54 ID:3bzAS0G70
>>188
おお、頑張るんだ
俺眠くて頭働かなくなってきたから保守に努めるわ

>>189
チーッス
192以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:23:10.74 ID:3bzAS0G70
小説書いてるとさ、文通出来る友達が欲しいよね
お互いの作品批評しながらさ
193以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:26:54.09 ID:OFfbnZZT0
>>192
すごい分かる
文通の文化がなくなってしまったのは寂しいです
194以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:28:19.75 ID:3bzAS0G70
>>193
ね、文通いいよね
超したいよね
195以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:28:25.11 ID:XKoPMA4Zi
前編
 突然、彼女の転校が決まった。
「杉岡は、来月から他県のとある進学校に通う事に決まった」
 教壇に右端に、石のように固まって立っている絵里。教卓に両手をつき、何の前口上もなく担任の教師は告げた。
 クラスメイト二十五名。絵里はクラスで、特段に人気のある位置にはいなかった。
でも、多くも少なくもないクラスからの突然の転校。
196以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:28:45.07 ID:bS/WmE6k0
長いんで二回に分けますね




 僕にとって夏と言えば、やはりおばあちゃんが作ってくれたレモネードだ。
キンキンに冷えていて、それでいて甘酸っぱくて……喉の渇きを、潤してくれる。
今はもう、おばあちゃんのレモネードを飲むことはできないけれど、暑い日には
決まってレモネードを飲むのだ。
レモネードは僕にとって「おばあちゃんの味」と言ってもいい。

「レモネード、おいしいね」
「そうだね……」

 夏の昼下がり、僕は恋人と一緒に公園でレモネードを飲んでいた。
ベンチに腰掛け、二人並んで。ベンチの脇には大きな木があって、それが陰となっているおかげで涼しい。

「あ、そろそろ行かなくちゃ」

時計を見た彼女が、すっと立ち上がる。確か今日は、午後から用事があるといっていたっけ。
197以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:29:25.21 ID:bS/WmE6k0
「ねえ、幹也くん……」

 少し顔を赤くさせながら、彼女がそっと僕に歩み寄ってくる。
彼女の唇は少しあせばんでいて、なんだかなまめかしい。甘い香りが、鼻をくすぐる。
 僕は優しく彼女の腰に手を回し、抱き寄せた。その勢いのまま、彼女に別れのキスをする。
 ……どれくらいの時間がたっただろう。しばらくして、僕たちの体は離れた。

「……それじゃあ、私もう行くね? バイバイ、幹也くん」
「バイバイ」

 手を振りながら、彼女は公園を去っていく。僕もそれに手を振り返しながら、
キスの優しい感触を思い出していた。

 ――彼女のキスは、おばあちゃんの味がした。
198以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:30:34.74 ID:QBCDBHJo0
そういや中学の頃ろくに話したこともない女子と文通してた
結局俺の方が止めちゃって10年以上音信不通だけど
あの子元気かなあ
199以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:30:42.75 ID:XKoPMA4Zi
しかも来月に――もう四日も無いじゃないか。そんな事態に、社交辞令でもなんでもなく自然と教室内はざわめいていた。
 担任の教師は少しだけ静かになったタイミングを見計らって、
「もう月末なので、彼女と過ごせる時間はあまりないでしょう。彼女も忙しい身なので送別会などは必要ないそうだ。以上」
と短く言い切って、絵里に『別れの挨拶を』と左手で促した。
200以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:32:25.52 ID:EzTUrFBK0
村上春樹を読んでると
ビール飲みたくなるし煙草も吸いたくなるしコーヒー入れたくなるよな
201以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:35:29.07 ID:04xpUDS/i
 絵里は深くお辞儀をすると、一言も発することもないままぎこちなく教室の扉を開けて出て行った。
「ねぇ、びっくりした?」
「そりゃ、するよ。事前に言ってくれてたら、俺、教室の前であんな風になってる絵里をフォロー出来たぜ」そんな事が言いたかったわけじゃなかった。
 ――どうしていきなり進学校へ転校なのか?
 ――なぜ俺に、転校を決めるもっと前に話をしてくれなかったのか?
202以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:36:31.40 ID:OFfbnZZT0
>>194
小説の一シーンとかで文通が出てくるとものっそい羨ましくなる
お互い顔とか知らなくて、文章と文字だけでやりとりってのがたまらないです

>>196-197
これは感想、批評OKな感じですか?
203以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:37:16.95 ID:L+Dzr/tD0
お前ら筆はやいのな
204以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:38:05.86 ID:04xpUDS/i
 河原に来る前はこれだけはすぐに聞こう。自分の気持ちに抑えが利かなくったっていい。
俺は怒ってるんだって、態度で示してやるつもりだった。拗ねた子供みたいで、高校生にもなって大人気ない、とは思ったけど。
でも、彼氏の俺にはそうするくらいの権利はあるはずだ、って。
205以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:38:14.66 ID:bS/WmE6k0
>>202
むしろこきおろしてくれて構いませぬ
206以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:40:38.27 ID:3bzAS0G70
>>202
むしろ俺は小説にはあまり惹かれないのだが、
今日三島が少年だった時分に先輩と文通していたのを纏めたものを読んで非常に羨ましくなったよ
あれはもう青春だわ
207以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:40:43.38 ID:04xpUDS/i
 田園灌漑用の水を汲み上げる風車が回っていた。
 田植えの時期だけ、電力会社に頼んで風車を回してもらっているんだと、うちの母親は言っていた。
 僕と絵里はその風車小屋が向かいに見える場所に座っていた。
河原道から坂を下ったところにあるコンクリの上に腰を落ち着けて、足はだらりと水面へ投げ出すようにして。
208以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:43:20.10 ID:L+Dzr/tD0
よし、お題出したの俺だし責任もって感想いうぞ!
>>196-197

>彼女の唇は少しあせばんでいて、
唇には汗腺がないから汗ばまないよ

>――彼女のキスは、おばあちゃんの味がした。
なんかワロタw


登場人物の表情がもっと見えるといいかなー
淡々としすぎてるかもしれん。恋人らしさが薄いというか
209以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:44:12.20 ID:04xpUDS/i
上流を求めれば、日本の三大河川に数えられる川から繋がっている、南北に流れる小さな川。
軽自動車を縦に並べて四台がぎりぎり入るか、というくらいの小さな川だった。
 それが、二人のお気に入りの場所。西から赤い夕日が差す頃、光が雲に霞むと、風車の羽が空中に影を落として見える。
210以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:46:13.01 ID:OFfbnZZT0
>>205
了解しますた

全体的に夏の香りがしてよかったです
情景が浮かんできます

ただ、個人的にキスの表現をもう少しさらっと書いて欲しかったかも
官能的な感じがしたので、夏の昼下がりにそぐうような爽やかさがあるとよいのでは
あと細かい点なのですが、レモネードがどうして手元にあって、飲んだあとのレモネードは
どこに行ったのかが少し気になってしまいました
211以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:48:13.50 ID:04xpUDS/i
自然が織り成す風景もいいけど、人工のものと――光と闇が――合わさると最強に見えるって絵里はよく言っていた。
中学を卒業するまでずっとここがそうなんだと思っていた。
「私、そんなに緊張してたように見えたかな?」僕の左隣で、紺色のスカートを風に煽られないように抑えていた。
212以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:48:22.31 ID:y4D9OHyh0
ID:OFfbnZZT0に既視感を覚えるんだけどさ
もしかして文学好きのイケメンに憧れる文学少女じゃない?違う?
213>>210:2012/06/05(火) 23:48:58.13 ID:OFfbnZZT0
>>205あと書き足し、すまぬ

最後のおばあちゃんの味ってのはなんだか直接的すぎる感じがしました
意味は伝わりますが、どうしても一瞬別の解釈をしてしまうww
214以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:50:21.60 ID:04xpUDS/i
 片膝を立てて僕は答えた。「まるで二宮金次郎みたいだった。妙に顔が青かったし」
がり勉になるであろう絵里にはぴったりだ、と僕は思った。
「嫌な例えだね。意地が悪いよね、貴(たか)くんは」
「今日の絵里には絶対言われたくない言葉だな」
 この会話の間、僕たちは不自然に一度も目を合わせなかった。
215以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:51:16.95 ID:I/VoOG730
お題なんか無視だよ無視
216以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:52:14.86 ID:I/VoOG730
 バイト上がりに書店へ寄った帰り、自転車で農道を走っていたら雪がちらつき始めた。
 最初こそ粉雪がちらちらと舞うだけだったが、やがてそれは綿雪となり、いつしか湿った
牡丹雪となっていた。
 冬至から一月ほど経ち少しは日が長くなってきた。とはいえ、五時を過ぎたこの時間ともれば
もう薄暗い。
 そこへきてこの天気だ。降りしきる雪に白く幻惑され、視界はめっぽう悪い。
 いよいよ本降りになって来た。黒いダウンコートの腕は前面がすでに白くなっている。
 頭にも積雪があると見え、濡れた前髪が垂れて額に張りついてくる、頭を左右に小刻みに振って
髪を揺らし視界をなんとか確保した。
 傘はある。だが、さしたところで雪を凌いではくれないだろうし、なによりこの悪天候のなか片手で
ハンドルをさばく自信がない。
 地面をを見つめ、ただペダルを回した。アスファルトに触れた雪はじわりと滲むようにして溶け、
黒いシミをいくつも作っている。灰色に散る黒い斑点。
 ほとんどうつむくようにして農道をを走る。車はおろか自転車ともすれ違わない。
 まわりは田ばかりで風を遮るものは何一つとしてなっかった。首をすくめるようにしてマフラーに顎を
うずめ、露出部を減らしてはいたが、耳や頬はどうしようもない。冷気に晒された皮膚は冷たくこわばり、
感覚がにぶくなっている。
 手もまた凍えていた。毛糸の手袋が役に立っていたのは雪が降り出すまでの間だけだった。湿気た
手袋から冷気が入りこんできやがる。かといって手袋をはずすのもためらわれる。濡れてはいるとは言っ
てもまだ表面が湿っているくらいだ。 内側が水気を帯びてくるまでは、防寒具として有用だろう。
 自転車を漕いでいても体は温まらなかった。筋肉が固い。前傾ぎみになり、なおかつ首をすくめるという
変な恰好 をしているせいで肩の筋が痛い。
 寒い、冷たい、痛い、しんどい。 愚痴ったところで解決はしないとわかっていたが、内心でぶちぶちつぶ
やかなければやっていけない。雪に降られるのは毎年のことだ。しかし、いくら降られても寒さには慣れられ
ない。慣れられるはずがない。寒いものはどうしたって寒いのだ。
 いい加減嫌になりだしたときだった。
 前方を確認するために視線を上げたとき、ちらりと黒っぽい塊が見えた。
 行く手に見えたのは鳥だった。十メートルほど前方だろうか、うっすらとそのシルエットが見える。
217以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:53:04.17 ID:583EM8rK0
>>196-197
同じ単語の連続が少し気になった
>>196の、僕にとって夏と言えば……からの5行で「レモネード」が4回
>>197の、少し顔を赤くさせながら……からの4行で「彼女」が4回

どちらか片方ならそれほどでもないんだけど
この短さだとさすがに気になるし、癖なのかなと思わないでもない
218以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:53:05.47 ID:I/VoOG730
 農道に併走する形で流れた河の中州。そこに鳥はたたずんでいる。ゆるく弧を描くひょろ長いくちばし。
ラグビーボールのような形体の胴、それを支える二本の細い脚。止むことのない雪にじっと耐えるように鳥
は身じろぎひとつせずに立っている。
 ゴイサギだ、と思う。それもかなりでかい。特大と言っていいかもしれない。
 こんなに大きなゴイサギなどいるのか。俺は感嘆した。
 このあたりは餌が豊富なのかもしれない。たらふく魚を食べて成長できるだけ成長して、ここまで
育ったのか。
 その事実がひとつの光明に感じられた。
 俺は趣味で小説を書いていた。読書好きが高じて自分でも書いてみたのがきっかけだった。はじめ
て書いたのは原稿用紙にして十枚ほどの掌編だった。文章をつづり物語を編上げていくのはブロック
細工めいた楽しさがあった。単語から、描写、キャラクター、ストーリーとひとつひとつと積み上げ小説
という形にしていく。 パソコンのモニターに浮かんだ文字の羅列が次第に量を増し、ひとうの文章をなして
いくのは、自分が創作をしているのだという実感を抱かせた。そこには不思議な昂揚感があった。できあが
ったときには達成感もあった。
 それで俺は書くことの楽しみに目覚めてしまった。
 以来、ずっと小説を書いてきた。新人賞のたぐいに出したことはない。あくまで趣味だった。ネットで匿名
として短編を晒したりもしているが、やはり趣味の範囲は出ていない、そう自覚している。
 だからといって向上心がないわけではなく、上手くなりたい。素晴らしい文章に出会えば憧憬の念を抱く。
ときには自分の文章と比較して絶望してみることだってある。
 しかし、いっこうに俺は上手くならなかった。ネットで上げた文章はスルーされるのが当たり前。上達したと
いう体感したことなど一度だってない。
 ネットの匿名の批評家たちは言う。まず読めと。だから読みまくった。好きな文章を写してみたりもした。
 だけどダメだった。
 そうなってくると、もうひとつの趣味である読書さえつまらなくなってくる。買ったはいいが読まない本が増え
てくる。 今日も、文庫落ちを心待ちにしていた小説がようやっと発行されたからと書店へ買いに行った。だが、
これを 読破するのがいつになるのかはわからない。なにせ未読の本が山と積んであるのだから。
219以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:53:27.45 ID:I/VoOG730
 読みまくり、書きまくったが文章は上達しない。そして、読むのも書くのも苦痛となる。
 努力など無駄なのだ。報われるわけなどないではないか。
 そう諦めていた矢先に俺は発見した。普通よりも大きなゴイサギを。
 魚を食べればそれは栄養になるのだ。血になり肉になるのだ。
 栄養の吸収が成長につながるのだ!
 当たり前の事実だ。しかし俺はそれを疑い、信じられなくなっていた。読むことも書くことも無駄に感じてしま
っていた。
 だから、こそ成長と栄養の因果を示すこのゴイサギに俺は希望を見出す。
 その存在が俺を焚きつける。 読め、そして、書けと。 それが成長につながるのだとサギがその存在をもって
実証している。
 俺はペダルを漕いだ。風に抗い。雪をもろともせず。
 サギは相変わらず川中に。 ぼんやりとしたシルエットが徐々に像を結んでいく。
 雪辺の群れのむこうに、青みがかった灰色の羽が見える。 黒い頭頂部が見える。 鋭いくちばしが見える。
 そして、俺は気づいてしまった。
 羽の下にある首に。その鳥はゴイサギではなかった。長い首を折りたたんだアオサギだった。
 これなんて詐欺?


おしまい
220以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:53:54.46 ID:L+Dzr/tD0
今更なんだが、横書きって読みにくいよなw
221以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:54:12.66 ID:VKYAk1K4i
 僕は絵里に「怒っているの?」と聞かれるのを待っていた。
その時が思いをぶつける絶好の機会である、と子供の僕はそう頭の中で囁いてた。でも、意に反して、絵里はそんな質問をしてくる気配はなかった。
 それどころか、この場を濁すような提案を、もっと子供じみた提案を絵里はしてきた。
222以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:54:51.74 ID:bS/WmE6k0
>>206
>唇には汗腺がないから汗ばまないよ

まさかこんな現実的なツッコミがくるとはwww
いや、確かにその通りだ・・・その通りだけれどもwww

淡々としてるか・・・確かによく言われるんだよね・・・盛り上がりに欠けるって

>>210
缶に入った市販のレモネードのイメージだったけれど・・・ちゃんと書いたほうがよかったかな

ちょっとキス描写や恋人関係についてはご勘弁を・・・なにぶん恋愛経験がないDTなもんで

>>213
むしろそれを狙ってたんだwwww
「キスの味=おばあちゃんの味」をやりたかっただけなんです・・・

>>217
あ、それは完全に俺の弱点だわ・・・
前に短編書いたときも「僕っていう一人称多すぎ」っていわれたんだよね
ここは直していかないと駄目だな・・・指摘ありがとう

とりあえずお三方批評ありがとう
やっぱ恋愛物を書くとなったらそういう系の話を読まないと駄目だね・・・
223以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:56:12.63 ID:OFfbnZZT0
>>212
ばれたか
こんなところで書き込みしてて申し訳ない
文章書きの方と滅多に話す機会がないのでつい。
文章書ける人、文学好きな人とはイケメンだろうとそうじゃなかろうと老若男女話したいと思いますよ
224以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/05(火) 23:56:27.94 ID:VKYAk1K4i
「ねぇ、川下までずっと歩いていこうよ」
 この場所に来るようになって以来、初めての冒険に僕を誘った。

前編終わり

(やっと書き終わった前編を分割して全部投下出来た。
このシステムうざいなぁ!)
今から続き書こうと思うけど、もういらんか?
225以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:00:13.77 ID:583EM8rK0
>>216
全体の中で「白く幻惑され」と「冷気が入りこんできやがる」だけ表現が浮いてる
明らかに異質な感じ

頭に雪が積もっても「積雪」とは言わないんじゃないか?
あと、頭に雪が積もるレベルなら、アスファルトは既に濡れて
雪のつくるシミは判別できない状態になっている気がする
226以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:00:19.18 ID:WZbQzYer0
>>216
雪が出てくる話でよく見るんだけど、
頭に積もった雪って、そう簡単に溶けないんだよね
冷えた髪がクッションになって、頭皮の熱もそんな伝わらないし
しかも、まだ雪の降る気温の外にいて、チャリこいでると風切って冷えるし尚更
227以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:01:48.64 ID:Y8dl7xRT0
>>223
こないだ待ってたんだぞ!
君の指摘が的確だったからバターも見てほしくて!
俺はほとんど毎日小説スレを立ててるから
文学好きな人も集まるし、いつでも来るといい
228以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:02:18.61 ID:ENVAQpm30
毎日スレ建ててw
229以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:03:55.64 ID:Y8dl7xRT0
>>228
そこ悲しくなるから言わないで!
230以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:03:58.51 ID:Y8dl7xRT0
>>228
そこ悲しくなるから言わないで!
231以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:04:14.69 ID:WZbQzYer0
大事なことなので
232以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:04:51.14 ID:Y8dl7xRT0
心の叫びだったんだな
233以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:05:20.26 ID:iUnxIrU90
働きながら書いてるよ。
お前らも覚えとくといいと思うけど、
芥川賞受賞時点で未発表作品を5作品位書いておかないと
一発屋で終わるぞ。受賞後掲載誌に新作かけるけど、
出版社の要望に次々応えられないとすぐに忘れられる。
だから書きまくれよ。お前らも一緒に頑張ろうぜ。
234以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:05:27.96 ID:d9pYRgsk0
>>227
ちょっとまってください
なんか誤解が!

私は確かに女ですが、>>227さんが言ってるの方とは別の人間です
こちらは女なのを見破られたのかと思って・・・
235以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:08:28.75 ID:AOPqJLXA0
ぐぬぬ・・・今指摘貰ったところを修正してるけど難しいな・・・
恋人同士の空気感はやっぱ経験ないと駄目だな・・・
どうしてもラノベっぽい薄っぺらいものになってしまう
236以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:09:35.77 ID:d9pYRgsk0
>>216 >>218-219
先ほどのカラスの作品もそうですが、もの凄く好きです
鳥好きにはたまらない

描写がしっかり書き込まれてるのにくどくないし、純粋にすごいなあと
すみません、ただの感想になってしまいましたが
237以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:11:50.70 ID:Y8dl7xRT0
>>234
あら、こいつは失礼した
てっきり前小説スレで俺の違和感を拭い去ってくれた子かと

書き込んでるのが男か女かなんてみんな一目でわかるもんだよ!
女なことなんて>>94でわかってる!
238以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:15:17.00 ID:HImE7QmWi
もういい寝る。
書き込み分割もめんどくさいし。
おやすみ。
239以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:15:29.29 ID:WZbQzYer0
>>235
レモネードのひとかな 違ったらスマソ

読んで感じたのが、ふたりの距離感がいまいちつかめなかった

例えば、付き合って間もない頃の初々しい関係である場合
そうなら、むずがゆい沈黙が発生して、あたふたする主人公、とか。

また例えば、結構長い事一緒にいて、気心もしれた仲である場合
特に会話で間を埋める必要もなく、お互い黙っていても心地よい時間、とか

なんかそんな感じが見えなくて、ふわっとしてる気がする
240以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:20:03.73 ID:ENVAQpm30
>>225
>雪のつくるシミは判別できない状態になっている気がする

たしかに
雪って雨と違って輪郭がはっきりしているから
降り出してしばらくしてもしばらくは道路がまだら模様になってて
その印象が強いせいか、雪だとアスファルト全体が濡れるというイメージがなかった
斑になってそれからうすく雪が積もり始めるという感じ
普通に考えりゃその中間に全体が黒くなるのがあるはずなのにな


>>226
そう?徐々に雪足(?)強くなって行ったときって毛先が濡れ肌に張りつかないか?


こういう日常の細かい感覚って季節が巡ると忘れてしまうなぁ
一巡してもどってくるといつもの感覚なのに、過ぎ去って反芻しようとすると曖昧なイメージしかわかない
241以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:20:10.03 ID:AOPqJLXA0
>>239
なるほど・・・確かに人物関係がおろそかになってた・・・
これも自分の弱点だってよく周りから言われるんだよね・・・直さないと

この夏の爽やかな感じだと前者の方が雰囲気にあうかな?
ちょっと次からもっと意識して書いてみる
ありがとう


そういえばお題消化してる人まだいるのかな?
242「背景父上様」その1/5:2012/06/06(水) 00:21:02.28 ID:eAdY4uWn0
背景父上様

私は貴方に謝らなくてはいけません。
しかし、ただ私の謝罪を聞くだけでは、貴方はお怒りになるだけでしょう。
私は貴方を怒らせるために筆を執っている訳では有りません。
ですが、貴方に私のことを理解して欲しい訳でもありません。
ただこの告白をさせて頂き、私の心に僅かばかりの安息の光を与えたい為に、
この白状の後に、幾つかの私を縛り付ける絆鎖を解き放つために、
私はこの手紙を書こうと思います。
そのために、少し長くはなりますが前置きをさせて下さい。


私が母から生まれて、初めて見た顔は貴方のものだった、と母から聞きました。
カルガモなんかは初めて見た顔の者を、本能的に自らの守護者だと思うらしいですね。
その事を考える度に、貴方が私に与えてきた影響の大きさに圧倒されます。
人間も鳥と変わらなければ良いのですが、
残念なことに、幼い、生まれたての私はその顔に恐怖を感じました。

私は私が生まれた時の様子を、如何なる訳か、記憶の片隅に留めている様です。
他人に話せば、それは後から作られた記憶だと言われる事がしばしば、
そうでなければ、それを一種の不思議体験として捉えられる事ぐらいです。
しかし、私は、これを強い感情が描いた人間の当然の帰結と考えているのです。

貴方は世間から見れば、決して悪い父親では無かったでしょう。
ですが、私にとって、貴方は憎悪と表現する事すら表薄に感じる程、悪を感じていました。
それは決して貴方に非が有るのではなく、私の方に原因が有る事も理解しています。
しかし、それは私の主観世界では問題では有りませんでした。
243以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:21:56.68 ID:WZbQzYer0
>>240
ならんなぁ
俺がわりと雪国にいるせいかもしれん。ごめん
244以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:24:27.50 ID:Y8dl7xRT0
>>243
雪国とそれ以外は雪の感覚が違う
245以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:25:37.10 ID:cbFTZuzc0
面倒だから短めのでもいいの?
246以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:27:30.13 ID:AOPqJLXA0
>>245
ある程度話としてまとまってればおk
流石に2,3行とか短すぎてもあれだけどwwww
あ、でもその2,3行だけのヤツですごいうまいのかいてる人とかいたなあ・・・
247以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:30:21.98 ID:cbFTZuzc0
じゃあ書くからなんかお題くれ
248甘酸っぱい思い出を横取りしてみた:2012/06/06(水) 00:30:57.22 ID:N1fYFmBh0
 込み始めた電車の中で吊り革を握り、寄りかかってくる背をほどほどに支え、
押しのけようとする肩をかわしていると、爽やかな匂いが立った。柑橘のような脳をつつく酸味と、
わずかにねばる甘味だった。鼻の誘う方へ目をやると、制服姿の女子高生が歩いていた。
短い髪から首筋がのぞき、ブラウスはダボついている。車両の揺れをどうにかこらえて、
周りとぶつからないようにそろそろと足を送っている。鞄を抱いている姿がその体を周りより一回り小さく見せた。
香りとともに遠のく背中を見やりながら、あの日も六月だった、と不意に記憶が立ちあがってきた。

 雨が降る公園の東屋に隠れ、女の子と共にいた。同じ小学校に通う子だったが、
クラスが違ったために時折遠くで見つめる程度だった。なでつけた黒い髪が日に当たると白く照り、
笑う時にふくらむ頬が柔らかそうで触りたくなる子だった。
 急な雨に慌てて走った末に見つけた東屋だったから、汗はへばりつき靴下も湿っていたはずだが、
その子の様子しか覚えていない。かげった空の下で暗い影を落としていただろう東屋の中で、
桃色の肌をした彼女が青いアジサイをたずさえている。
 花が好きだからお花屋さんになりたい、と言った。雨の日に目立っているアジサイは良いものだって
お母さんが言っていたから、と公園のアジサイの群れを指していた。綺麗でしょ、と彼女にアジサイを差し出されると、
青臭さがキツくのけぞってしまった。良い匂いなのに、ちゃんと嗅いで、と押し付ける目は咎めるつもりだったのだろうが、
小さな瞳をより大きく見せようと精一杯になる様子にしか見えなかった。
仕方なく鼻を近づけたら、青臭さを越えた先にやや粘ついたものがあった。良い匂いだった。
目を見張ると、彼女は微笑んだから、これこそ良い匂いなのだろうと再び顔を近づけた。
かみしめたら苦味のしそうな青臭さをこらえて、底に漂う匂いを待つ。すると彼女が鼻を寄せてきた。
気恥ずかしさで力が抜けて、気を落ち着けようと深く息をすると、にわかにやってくるものがあった。
鼻にまとわりつかず、脳にまで届いた末に頭をすりぬけていきそうな、それでも後味は残していく、甘い匂いだった。

 車両にアナウンスが響く。気がつくと女子高生は見えなかった。ずっと、何もない方へ目を固めていたらしい。
さぞかし阿呆面を浮かべていたことだろう、と周りを見回す姿が、墓穴を掘って恥ずかしさを強めた。
今更女子高生に欲情する年か、いや、年を取ると反動で若さを求めてしまうのか、
いやいや反動などではない、年を取るたびに記憶は堆積されて現在と照応しやすくなるのだ、
などと自己問答を繰り返すうちに電車は駅に着いた。ドアが開くと涼しい風が入ってきた。
249以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:34:49.06 ID:AOPqJLXA0
>>248
批評おk?
250以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:35:53.38 ID:WZbQzYer0
>>247
「夜食」で

もう何か書き出してたら、ムシしておくれ
251以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:36:23.72 ID:N1fYFmBh0
>>249
おkおk

>>247
口笛
252以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:38:07.70 ID:cbFTZuzc0
夜食と口笛か…
書き直してくる
253「背景父上様」その2/5:2012/06/06(水) 00:38:19.07 ID:eAdY4uWn0
私の初恋の人は母でした。
私にとっての幼少時、青年期は全て母の為の時間だったのです。

私が母に恋愛感情を始めて抱いたのは小学4年の時でした。
フロイトの学説では、当にコンプレックスからは脱していると言って良い頃でしょう。
私も、それが一種の人間の生物的、生態的、さらには一般的な現象では無かったと思います。
私は、母を、自らの守護者として、自らを愛する者としてでは無く、
一人の女性としての母に恋をしていたのです。

その感情を引け目に思ったことは、私の生涯でも一度も有りません。
それほど、私は感情に自信を持ち、肯定的でも有りました。
これは、私が生まれてから孤独であった為に、近親での恋愛に対し、
羞恥を覚える相手そのものが居なかったからかも知れません。

私は、母へ恋をする事で、貴方を益々恨むように成りました。
貴方を、まるで私の文化への侵略者のように感じ、
腹が狭まるような感覚に襲われたのは一度や二度では有りませんでした。
貴方は完璧過ぎたのです。
私には、ひびの無い、ただただ広大で巨大で強固な塀の様でした。
私には決して超えられない、ただ大きいだけの壁です。
突起一つ無い、完全な壁でした。
私は貴方の恐怖の中の囚人でありました。

母は、監獄から外へ飛び去る蝶だったのかも知れません。
私の恋とはその程度であったのかも知れません。
しかし、私の主観世界ではどうしようも無かったのです。
それが憧れや恐怖からの反動であっても、私の初恋が母に対してで有る事は変わりません。
254以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:43:59.82 ID:AOPqJLXA0
>>248
うーん、どうなんだろう・・・
個人的には一文一文がちょっと冗長で、読んでいて息がきれる感じがあった
まあ逆にこういう長いのが好きな人とかいるけれど

あと二段落目で「――だった」とかちょっと多い気がした・・・
まあ過去の話だから仕方がないんだけどね・・・ちょっと気になったかな、と

ただアジサイの香りの描写とかは結構好きだよ
255以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:47:26.50 ID:WZbQzYer0
>>248
書きなれてる印象を受けます、読みやすいです

昔の記憶を呼び起こした女子高生の香りが、もっと際立っていたらいいかと思います
込んで人の熱気で蒸した車両の中で、爽やかな香りがふっと届いた、のような感じでしょうか
暑苦しいなかにいても、雨にうたれてちょっと冷えた想い出を回想するような涼しげな香りがした、とか
女子高生の香りと対になる何かが明確だといいのかも

最後の3行はいらんかったかなー、って思います


好き勝手、失礼。
256「背景父上様」その3/5:2012/06/06(水) 00:54:20.54 ID:eAdY4uWn0
私は、人生を孤独なまま成長した記憶が有ります。
私には特筆すべき友も居らず、愛すべき隣人も存在しなかったように感じられます。
其れ故に、私の態度は恋に対し直接的でした。

母は私の心に気付いていた様でした。
母が、私の淡い恋の芽に気付かぬ筈は有りません。
私が母を見ていた様に、母も私を見ていたからです。
ですが、母は気付かぬ振りをしていた様に思います。
そう、私には分かりました。
貴方には非がありません。貴方は完璧だったのです。
其れ故、私と母とを隔てる貴方は仕事を良くこなし、
私と母とを永続的に別ちて居たのでした。

私の青春は、全て母への思いで繋がっていました。
私の様なひ弱な者は、特に他人から好かれることも無かった事が有りませんでした。
それこそが、私の母への恋心に拍車を掛けたのですから、
この身体そのものへの感謝は貴方に送ってしかるべきかも知れません。

中学や高校は、成るべく早く、母に会う為に帰宅していました。
部活動も一切やった記憶は有りません。
交友関係もほぼ皆無と言って良いでしょう。
特別に趣味を見出しもしませんでした。
出来るだけ家から出ない様に心がけました。
成るべく長く、母と時を過ごしたかったのです。
母のどんな小さな欠点でも見つけたかったのです。
何もかも、母への思い、そして貴方への強い嫉妬、狂うような憎悪と煉獄の炎の為でした。
257以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:54:39.13 ID:d9pYRgsk0
保守
258以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 00:55:16.58 ID:N1fYFmBh0
>>254
なるなる、サンクス。
長い文章が好きだから文章の流れに任せられるときは長くしてるんだけど、やっぱり留めたほうが良いか
過去を書く時に現在形の文章を使うのってどうすればいいんだろうね、形容詞とか追想の形でなんとかするにも限界があるし

>>255
ああ、人いきれの描写抜けてたね。まだまだだわ。しかし結構こってりした文章だと思うからどこにいれたものやら
熱さと冷えを対称にするかあ、俺は雨に打たれるとぬめぬめしたぬるい感触しか覚えないしなあ。
それにそういう対称を作ると作り物めいた感じがただよってくるから極力避けたいっていうのが本音
259以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:00:36.19 ID:cbFTZuzc0
夜に口笛を吹くと蛇が出る。
昔お婆さんに言われてなぜかしばらく昼にも口笛を吹くのをやめていた。
当然ただの迷信で、夜に口笛を吹こうが蛇などは出たこともないのだが。

それから月日は経ち、大人になった私は何か面白いことを見つけると口笛を吹くのが癖になっていた。
大学を無事卒業したまでは良かったが職が見つからず今の私は無職で毎日ネットばかりしている。
親からは早く就職しろと言われているが、今の時代そんなに簡単に仕事が見つかるわけがない。
たださすがにこのままではいけないとも思い、一応週二日でバイトを入れて少しずつ働いていた。
夜はいつも某大手掲示板に行き、くだらない書き込みをしては暇を潰していた。
たまに面白い書き込みを見つけて無意識に短く口笛を吹いたりするのが自分では結構気に入っているのだが、
それを以前書き込んだら気持ち悪いだのといわれて、またしばらく意識的に吹かないように気をつけた。

12時を過ぎる頃、私はいつものように夜食用に買っておいたカップ麺にお湯を入れ一息ついた。
その時突然昔のことを思い出しなんとなく少し長めに口笛を吹いてみた。
カップ麺を食べ終えた私はお腹が満たされたせいか急に眠くなり、軽く睡眠をとることにした。

その日の夢はなんとも不思議な夢だった。
寝ている私の体の上を3匹の白い蛇が這いずり回り、時折私を威嚇するように口をあける。
それが永遠と続くかと思えたとき私は窓から差し込む朝の光を感じて目を覚ました。

ちなみにこの話に落ちはない、ここまで書いた私は飽きて続きを書くことを諦めた。
260以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:02:33.30 ID:WZbQzYer0
>>258
あ、いや
温度に焦点あてるより、匂いに当てたほうがいいと思う
電車内がサラリーマンとかで込みこみになってきたあたりの汗臭さと、爽やかな香り、とかかなぁ
結局、その香りが昔のあじさいを想起させるんだから、匂いに注目いくほうがいいかと

この辺の加減は好き好きだけどねー、難しいね
261「背景父上様」その4/5:2012/06/06(水) 01:03:58.28 ID:eAdY4uWn0
貴方への恐怖は益々募って行くばかりでした。
私は、貴方が私から大切な人を奪い続けている事に、狂いました。
私は、貴方が私の前に立っている事が辛くて成りませんでした。
私には、貴方の完全さが私に対するおぞましい拷問の器具の様に思えて成りませんでした。
貴方が私の前に立ち続けている事は、私の手に血の膿を作らせるのです。


改めて此処に述べさせて頂きたいのです。

私は貴方に強い憎悪の気持ちを持ち
貴方の妻を心の中で何度も犯しました。
私は貴方の物を心の中で何度も奪い、壊しました。
私の中で、貴方の周りの物は全て壊しつくしました。

私は貴方に謝らなくては成らないのです。

Y.T.
262以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:04:34.20 ID:AOPqJLXA0
>>258
無理矢理現在形にしなくても、「だった」を減らすだけで文章の繋がりはよくなる気がする
例えば
>同じ小学校に通う子だったが、 クラスが違ったために時折遠くで見つめる程度だった

この文章でも
>同じ小学校に通う子だったが、 クラスが違うために時折遠くで見つめる程度でしかなかった

みたいに意味を変えずに最後の「だった」を消したりとか・・・
他にも「だった」って文章の前後変えたりすると割りと消せる気がする
勝手に文章書き換えてすまん
263「背景父上様」その5/5:2012/06/06(水) 01:11:11.93 ID:eAdY4uWn0


ここまで書き、彼は、はて、と悩んだ。
私は何に恋し、何に憎悪していたのだ、と。

憎悪すべきものなら消えた筈ではないか。
愛すべきものなら、生じてすら居なかったのではないか。


彼は自分に悩んだ。自分の存在を問うた。
私は、そもそも何を見て、何を聞いて、何を思っていたのだろうか、と。


しばらく悩んだ後、彼はおもむろに立ち上がった。

この手紙を中身の空になった菓子の瓶に入れ、近所の公園に行った。
公園は大勢の子供が熱気を発していた。
彼は、その瓶を公園の空へと投げた。
生きよう、と彼は思った。




264以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:13:14.07 ID:eAdY4uWn0
はっはーーー

とんでもない結末だなワロチ
265以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:17:08.06 ID:eAdY4uWn0
266以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:21:12.91 ID:eAdY4uWn0
あれ、人いないの?
267以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:21:36.42 ID:/4esJUV90
なんで小説家って国内ばかりに目を向けてるの?
もっと海外にまで通じるような作品を書けないの?
268以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:21:39.00 ID:N1fYFmBh0
>>260
あぁ、なるほど、って言いたいところだけど、ちょっと気付いたことがある
言い訳じみて聞こえるかもしれないし、同意しかねるかもしれないけれど、
読者に爽やかなものとムシムシしたものの対称をつくればいいんじゃない、って言ってもらったってことは
なにかしらそういうものを想起させるようなイメージが文章の中に盛り込まれていた、ってことにならないかな?

たとえば、>>248の状況を説明する「込み始めた」とか「汗はへばりつき」とかで蒸した感じは出せてると思うのよ
ここを人いきれとか汗臭いって直接描写すると口説くなっちゃうんじゃないかな。それこそ作り物めいた感じが出ちゃう
そうじゃなくて極力文章をシェイプアップさせつつ、計算式だけ見せて答えは読者が出してください、みたいなことが出来ないかなあ、と

なんていうのかな、作り物めいてないけど実はかくれて対称が出来てる、みたいなのかな。>>248でそれが出来てるかどうかは別として、
直接は明示されてないけど、裏では主人公に女子高生を追いかける動機はちゃんと揃っていたんだ、みたいなことを表現する可能性が見えてきた気がする
もちろん直接書かれないとわからない、っていうのが普通なんだろうけどね。でも、含蓄のある文章っていうのかな。
明示されてないけど読者にイメージさせる向こう側の世界がある、っていう、そんな可能性があるんじゃないかな、ってふと気付いた

>>262
なるほどねえ、文末だけじゃなくて途中の文章で「た」が続いてたりすると息苦しくなるのか、すごく参考になる。
269以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:24:15.12 ID:eAdY4uWn0
>>267
書いてると思うんだがどゆこと?具体的に
270以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:27:03.33 ID:/4esJUV90
>>267
英語で書いてない
ネイティブな単語が見受けられない
海外の日常をネタにした作品がない

すくなくとも本屋には
271以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:28:34.54 ID:/4esJUV90
>>269だった
272以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:30:28.83 ID:cbFTZuzc0
>>259を誰か酷評しといてくれ
一応あれで完成した作品なんだ
273以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:31:07.56 ID:eAdY4uWn0
>>270
英語で書いてない → 専門の翻訳化がごろごろいるぞ
ネイティブな単語 → 意味が分からん
海外の日常 → 探し方が悪い


文庫でもけっこうあるだろ
というか海外で三島も村上春樹も絶賛されてんじゃん
274以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:34:09.13 ID:cbFTZuzc0
佐藤賢一なら余裕で海外でも戦える
つうかみんなが知らないだけで意外とたくさんの日本人の本が海外でも売られているんだよ
なぜかリアル鬼ごっことかも売ってるし
275以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:34:28.21 ID:/4esJUV90
>>273
三島と村上春樹って海外をネタにした作品で絶賛されてるの?

作者自体が英語で書いた海外向けの作品ってなくね?
276以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:35:45.46 ID:N1fYFmBh0
>>270
んー……

>英語で書いてない
そもそも他の国の作家で母国語を使わずに英語で書くって作家は希少だと思うよ。
ナボコフとか、日本では多和田葉子っていうドイツ語で書いてる作家もいるけどさ、
人気が出れば翻訳してもらえる以上わざわざ微妙な感覚が必要になるよその言語に移る必要性は薄いと思う

>海外の日常をネタにした作品がない
探せばあるよ。ヨーロッパの歴史ものを中心に書く佐藤亜紀とかもいるし
それに日本人がわかったつもりで海外の生活を書くとか凄く難しい。よその国で味わった違和感を書くとかならともかく
割と人間ってどこまでも生まれた国に縛られるものだよ
277以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:36:01.01 ID:WZbQzYer0
>>268
うん、
実際、そういう要素をふわっとながら感じ取る事は出来たよ
だから、それがもっと際立っていれば、より話の核に焦点あたるかなー、って思って。
アジサイのくだりに対してそれを思い出させた女子高生の香りに関する分量が少ない、
って感じたのも、要因かもしれん

けど、あまりやりすぎるとあざとくなって、その「作り物」めいてくるってのも、わかる。

結局好みによりけりですかねぇ
278以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:38:21.73 ID:eAdY4uWn0
>>271
じゃあ俺のもヨロ

>>259
2段落目が状況説明だけで、いわゆる小説っぽい彩どりかたが無い希ガス。
淡々とした日常書くなら、
・一文一文を短くして、それを乱立させる
・良い・悪いみたいな主観を一切排除して描写する
・時間経過と文章の読むテンポが合うように、文の長さを操作してみる
とかどうだろう。

あと、最後の文も、「いかにも説明してます!」って自己主張してる気がして違和感が・・・


けど、ストーリーというか抽象性みたいなのと、生活への皮肉みたいなのとが
合わさってる感じとか、
作者の目線の描き方とかは、すごく面白いと思う
279以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:39:02.34 ID:cbFTZuzc0
つうか海外といえば遠藤周作を忘れてもらっては困る
この人のキリスト教を題材にした小説は海外でも絶賛された
280以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:40:34.10 ID:eAdY4uWn0
>>275
その二人に限らずな。
海外ものならざっと本屋の本棚見渡しても、題名だけでも結構あるだろ。
こんかいの本屋大賞ノミネートのピエタだってヴェネチアが舞台だし。

逆に作者自身が日本語で書いた外人だって少ないでしょ。お互い様。
281以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:41:07.37 ID:N1fYFmBh0
>>275
三島由紀夫の『サド侯爵夫人』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%89%E4%BE%AF%E7%88%B5%E5%A4%AB%E4%BA%BA
>日本国外、特にフランスでも人気があり、各地でしばしば上演されている。
>フランス語訳は作家・マンディアルグが行っている。
>三島の友人・ドナルド・キーンの英訳版はじめ多数の外国語訳がある。
>なお「007シリーズ」の主人公ボンドの上司「M」役で知られるイギリスの女優・ジュディ・デンチも演じた。

282以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:41:48.02 ID:ENVAQpm30
安部公房は海外で評価されてるが外国語がからっきしだったらしいぞ
ドナルド・キーンが書いてた
283以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:42:30.30 ID:cbFTZuzc0
>>278
評価ありがとう
自分でも酷い出来なのはわかってたんで納得した
284以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:43:21.68 ID:eAdY4uWn0
>>283
じゃあ次俺のをプリーズ
285以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:45:21.13 ID:/4esJUV90
>>280
ツタヤとかないだろ
>>281
海外でヒットしたって始めてしったわ
286以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:48:30.30 ID:eAdY4uWn0
287以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:48:39.94 ID:/4esJUV90
>>280
あ、英語で書いた作品ってないのか

これからは需要の伸びない国内向けよりも海外に向けた作品を書いたほうが楽だと思うんだけどなぁ
288以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:49:06.79 ID:cbFTZuzc0
>>284
頭が良く働かないので変な評価になるが気にしないでな

小説というよりはただの手紙にしか思えない。
構成の区切りが多すぎて読んでいると時間の空白が生まれるのでもう少し流れるように。
内容は良くできていると思うのでもう少し手紙の要素を少なくし読み手が続きを期待できるようにしたほうがいいかなと。
289以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:52:42.96 ID:eAdY4uWn0
>>288
最後をどう思った?
290以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:57:00.49 ID:eAdY4uWn0
他人いないんかい?
291以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 01:59:23.78 ID:cbFTZuzc0
>>289
読点が少し多いかな
あと一文ごとに締めくくられているのでどうしても呼んでて違和感が出る
「中身の空になった菓子の瓶」
この部分は「中身の」を書かないほうが読みやすいようにも思えたりした
でも全体的な締めくくりとしてはすっと終わっていていいと思う
292以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/06(水) 02:02:14.23 ID:eAdY4uWn0
>>291
いや、何故に主人公はこういう事したと君は思う?
293以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
>>292
生きるためだろ?
そう書いてあるじゃん…