http://unkar.org/r/news4vip/1283908910 の32〜34あたりに回答しておく。
【パソコンにおける電源の重要性および電圧について】
日本の電圧は定格は100Vと決まっているが、実際には100Vもない。
電気事業法で配電盤まで95V〜104Vの間なら問題ないと定められている上、
配電盤から宅内のコンセントに分配される際に電圧が下がり、
OAタップを使えば、さらに電圧が下がる。
この配電盤までの電圧は、電力需要や宅内の電気使用量に左右され、
電力需要の大きい夏場は電圧が下がる傾向にある。
それに加え、エアコンを使ったりすれば、さらに電圧が下がる。
知っている人は知っていると思うが、福島第一原発事故以降、東京電力管内では
事故前と比較して、配電盤までの電圧が下がっており、より電圧にシビアになっている。
今は日本全国原発が止められているので、日本全国で配電盤までの電圧が下がっている状態である。
今の日本の状態や、宅内の環境(OAタップタップ使用など)を考慮すれば、90Vでも動作する電源を使うのが望ましい。
ところが、DELL/ドスパラ/パソコン工房/マウスで使われている電源は、115V±10%や、110V±10%などという電源ばかりであるので、90V付近では動作不安定になる電源ばかりである。
そもそも、115V±10%や、110V±10%といった電源は、日本国内仕様の電源ではなく、海外仕様の電源を無理矢理日本で使っているだけである。
国内仕様の電源は100V±10%の仕様なので、90V環境でも耐えられるというわけである。
だからDELL/ドスパラ/パソコン工房/マウスあたりの電源は、電圧の下限が高めに設定されているので、OAタップで使うのは危険と言えるし、今の日本の電力事情も考慮していないのである。