1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
――1998年 夜見山市――
4月26日
―夜見山病院 病室―
水野「ほほぉ〜 今度はキング先生ですかホラー少年」
水野「後はよろしく〜♪」ダダダッ
風見「僕達、夜見山北中学の3年3組の生徒です」
恒一「はい」
風見「僕は風見と言います 風見智彦 こっちは桜木さん」
桜木「あっ 初めまして桜木ゆかりです。」ペコリ
風見「こっちは」
赤沢「赤沢泉美」
恒一「あの なにか?」
赤沢「・・・」
赤沢「・・・」ジ―――ッ
恒一「?」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 21:28:37.04 ID:05BgkkqO0
うむ
赤沢「・・・?! あなた?」
赤沢さん「あ、あの 憶えてますか? 私の事」
恒一「?・・・ え!?あっ! あの時、河原で」
風見・桜木「?」
赤沢さん「憶えていてくれてたんですね」
恒一「うん。空き缶ぶつけられるなんて滅多にないからね」ニコッ
赤沢さん「あの時は本当にごめんなさい」
恒一「いいよ気にしないで でも同じクラスになるなんて」
赤沢さん「そうですね。すごい偶然」
風見・桜木(2人は知り合い?)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 21:30:51.19 ID:p6ywCCKk0
最近なかったから期待
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 21:31:32.89 ID:bY49i2OV0
実況のアナザーなら死んでたってうざいんですけど
恒一「登校は多分ゴールデンウィーク明けになると思うけど よろしく」
風見・桜木(話せる雰囲気じゃ無くなったな・・・)
赤沢さん「さかきばら・・・ 恒一君よね 恒一くんって呼んでいい?」テレテレ
恒一「えっ? うん どうぞ。」
赤沢さん「これからもよろしくね 恒一くん」スッ
恒一「こちらこそよろしく 赤沢さん」ギュッ
赤沢さん「はい♪」
赤沢さん(あの時と同じ 温かい・・・)ポ――ッ
風見・桜木(結局話せなかった)
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 21:32:51.32 ID:w7XC6NDE0
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じていま す。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にあり がとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお 願いします! ではこれにて。
4月26日 夜
―夜見山病院 エレベーターホール―
恒一(間にあうかな)ダダッ
恒一「あ! すみません」(気付かなかった)
人形を持った少女「・・・」
恒一(この子も入院してるのかな?)
恒一「きみも入院してるの?」
人形を持った少女「え? はい」
チ〜ン
人形を持った少女「それじゃあ・・」
僕は思わず声をかけていた
恒一「ねぇ君 名前は? なんて言うの?」
人形を持った少女「ミサキ」
未咲「藤岡 未咲です」ニコッ
こうして 赤沢 泉美と再会し 藤岡 未咲と出会ったぼくは
夜見山で この、恐怖の出来事に・・・
出会って・・・ しまったのです・・・
3年3組には 死者が居る
死者は 3組を死に近づける
死者の秘密を 知ってはいけない
もし秘密を知ったら
うしろに 立っている・・・
なにかを言いたげな 夜見山 岬が
あなたのうしろに 立っている・・・・・
Another'
5月6日
―三神家 仏間―
チ〜ン
恒一「それじゃあ 行ってきます怜子さん」
―夜見北 3年3組―
恒一「父の仕事の関係でこちらにやって来ました 今は祖父母の所に住んでいます
えっと あの・・・ どうぞよろしく」
恒一(赤沢さん居ない・・お休みかな? あれから毎日お見舞いに来てくれた
赤沢さんが居ないのは心細いな・・・)キョロキョロ
恒一(?!一番後ろの席・・・未咲さん? 彼女も同じクラス?! 退院していたんだ)
5月6日
―休み時間―
王子「病気はもう大丈夫なのかな」
恒一「うん。もうすっかり」
猿田「東京とこっちではどうかの?」
恒一「そんなに変わらないよ」
綾野「でもさぁいいよね〜東京! 夜見山みたいな田舎町って最近ますますパッとしないしさ」
勅使河原「だよなぁ 面白いこともねぇしなぁ」
恒一「あっちはあっちで嫌な事あるよ 街はざわざわしてて落ち着かないし」
猿田「住んでたらそういうものかもしれんのぉ」
綾野「そうかなぁ? 東京暮らしとかしてみたいなぁ〜!」
恒一「こっちの方がずっと静かでいいんじゃないかなぁ 自然も多いしね」
風見「東京に住んでたものならではの意見だね」
王子「お父さんが大学教授なんだってね それでどこか外国に研究に行ってるって」
恒一「なんでそれ知ってるの?」
風見「みんな知ってるよ 久保寺先生が言ってたからね」
恒一「そっか 前の中学の事も?」
桜木「だいたいの人は知ってますよ 先生から聞きましたから」
恒一「そうだったんだ」
綾野「で?こういっちゃんはどういうタイプが好きなのかな?」
恒一「勘弁してよ」
王子「そういやお父さんが外国って、どこに行ってるの?」
恒一「インドだよ この春から1年ぐらいかな」
王子「へぇ〜、インドかぁ」
勅使河原「また暑そうなとこへ・・ 俺は暑いの苦手だから無理だなー」
猿田「喜べ てっしー、お前さんじゃどう頑張っても研究でインドなんか行けんぞな」
勅使河原「へいへい、行けませんよー」
恒一(いい雰囲気のクラスだし これなら赤沢さんが休みでもうまくやっていけるかな? そうだ 未咲さんは?)チラッ
恒一(未咲さん居ない・・・)
風見「どうしたの? 何か不安な事でもあるの?」
恒一「いや、別に そういや、お見舞いに来てくれた赤沢さん 今日はお休み?」
風見「ああ・・熱が出たみたいだよ」
恒一(登校日に赤沢さんが 校内を案内してくれる約束だったけど仕方ないか・・・)
ガラッ
赤沢「お、おはよう」
杉浦「泉美?!おはようって 大丈夫なの?熱があるって」
赤沢「大丈夫よ多佳子 お薬も飲んだし」
赤沢「それに こ、恒一くんに校内を案内したいから来たんじゃないから!対策係だから来たんだからね!」
杉浦(何だか様子がおかしいけど・・・)
赤沢「で?恒一くんはどこなの?」キョロキョロ
杉浦「転校生?あそこよ 人だかりの中」
赤沢「じゃあ行ってくるわ」
赤沢さん「恒一くんおはよう」スッ
恒一「おはよう赤沢さん」ギュッ (赤沢さんは なんで何かにつけて握手するんだろう?)
杉浦(泉美?! 何してるの)
アカザー(恒一きゅん)キュン
赤沢さん「こ、恒一くんは 退院後、お体の調子はどうですか?」
勅使河原(?!赤沢が)ガタッ
杉浦 (?!泉美が)ガタッ
勅使河原・杉浦(敬語?! ・・・何者なんだあの転校生)
恒一「うん 体育の授業とかはまだ無理だけど もうすっかり
赤沢さんこそ大丈夫? 熱があるって聞いたけど」
アカザー(恒一くんが私のこと心配してくれてる)ポ――ッ
恒一「赤沢さん?」(なんだか顔が赤いな)
赤沢さん「へっ? あっお薬 お薬呑んだからもう大丈夫よ」
恒一「そう でもまだ顔が赤いみたいだよ?」
赤沢さん「こ、これは違うのよ」あたふた
恒一「?」
赤沢さん「そ、それより約束した校内の案内
お昼食べたら私が案内するわ 知らないと不便でしょうし」
恒一「ありがとう、じゃあ是非」
赤沢さん「あ、あの そのよかったらお昼も一緒に・・・」カ―――ッ
恒一「よろこんで」ニコッ(赤沢さんは良い人だな)
アカザー(やったわ泉美♪ 私はやれば出来る子 ・・・あれ?)クラッ
バタッ
恒一「赤沢さん?!」
杉浦「泉美?! ちょっと全然熱下がってないじゃない」
風見「保健室に連れて行かないと」
中尾「まかせろー」
杉浦「由美 ゆかり 手を貸して」
小椋「オッケー!」
桜木「は、はい」
アカザー(待って 恒一きゅん)ジタバタ
杉浦「ちょっと泉美 じたばたしない!」
杉浦(何だかよく分からないけど 1つわかったかも
あの転校生がいると泉美が無能になる? これは対策が必要?)
恒一「行っちゃった あの様子だと校内の案内は無理かな」
勅使河原「じゃあ俺が校内を案内してやろっか ついでにこの学校の六不思議も教えてやるから」
恒一「六不思議? 七不思議じゃないんだ」
勅使河原「え? イヤ〜 うちは六不思議なんだよ なあ風見」チラッ
風見「え?うん そうなんだ それによく聞くだろ七不思議を全部知ると卒業出来ないって」
―夜見北 校庭―
桜木「榊原君」
恒一(桜木さんだっけ 右足に包帯?)チラッ
桜木「あっ 昨日転んで足挫いちゃって」
恒一「そういやさ 体育って2クラス合同でやらないの?」
桜木「3組だけ違うんです 1組と2組 4組と5組は合同だけど」
恒一「ふ〜ん」
桜木「昼休み 風見君や勅使河原君と一緒にいましたよね 何かその・・・聞きました」
恒一「校内の案内してもらったけど」
桜木「それだけ?」
恒一「うん あと学校の六不思議聞いたくらい」
勅使河原が話してくれた六不思議は変わっていて東京のそれとは随分違っていた
校門に現れるという飴玉ばあさん・・・
講堂に出るという逆さ女・・・
学校の生徒の中に宇宙人がいる・・・
動物の霊がいるという使用禁止のトイレ・・・
無限に続く学校の廊下・・・
水泳部の呪いのロッカー・・・
いつもなら興味を惹かれる話だけど ずっと別の事が気になっていた・・・
桜木「六不思議・・・そっか ちゃとしないと杉浦さん達に叱られちゃう」
恒一(?・・・そうだ 桜木さんに聞いてみよう)
恒一「あのさ 桜木さん えっとほら未咲さんは?」
桜木「えっ?!」
恒一「藤岡 未咲って女の子 ほら左目に眼帯した」
桜木「えっ? えっ?!」(藤岡 未咲って? でも眼帯でミサキさんって言ったら)
恒一「昼休みも教室にいなかったし」
恒一(あれは・・・ 屋上)ダダッ
桜木「榊原君?!」
―夜見北 屋上―
恒一(いた 藤岡 未咲だ・・・)
恒一「ねぇ君 未咲さん 体育君も見学なんだね」(退院したばかりだからかな?)
恒一「いいのかなこんな所にいて」
見崎「さぁ・・・ 近くで見ていても意味は無いから そういうあなたは 大丈夫なの?」
恒一「あっ ・・・さぁ」(病院で会った時とは別人みたいだ!?)
恒一「絵 描いてたの?」
見崎「・・・」サッ
恒一(スケッチブック隠しちゃった 見られるのイヤだったかな)
恒一「えっとね このあいだ夜見山病院で僕と会ったの覚えてる?」
恒一「エレベーターで」
見崎(・・・そういうことか)
見崎「そういう質問攻め・・・ 嫌い」
恒一「あぁ ごめん 無理に聞こうって積もりじゃないし ただその・・・」
見崎「あなたは 榊原 恒一 間違いない?」
恒一「うん」
見崎「セイトって名前じゃなくて良かったね」
恒一(この学校に来て・・・初めて言われた)ズキッ
見崎「クラスのみんなから何も言われない?」
恒一「?!・・・ なにを?」
見崎「あなたの名前は死を連想させるから しかもただの死じゃない・・・ 学校が舞台の残酷で理不尽な死・・・」
恒一「・・・」ズキッ
見崎「この学校はね・・・ なかでも3年3組は死に近いところにあるの ほかのどのクラスよりも・・・ ずっと」
恒一「死に・・・近い」
見崎「なにも知らないのか・・・ 榊原君」
見崎「なにも知らないのね・・・ だれからも聞いてないんだ」
恒一「なにを・・・」
見崎「その内わかってくるから 私には近寄らない方がいい・・・ 話すのももう止めた方がいい・・・」
恒一「なんで・・・」
見崎「その内わかってくるから」
未咲は目も合わせず歩きだした
見崎「じゃあね」 「サ・カ・キ・バ・ラ・クン」
恒一(・・・未咲さん 病院の時は別人みたいだ)
5月7日
―旧校舎 廊下―
勅使河原「ヨッ!サカキ 女子の話か? だったら俺もまぜろよ」
恒一「残念ながらもうちょっと暗い話」
勅使河原「なんだよ・・・ 暗い話って!?」ドキッ
恒一「世界を覆う 不安について」
勅使河原「プッ なんだよそりゃ」
恒一「勅使河原はさぁ 不安ってあるの?」
勅使河原「そりゃもう なんせ3年にあがってよりによって呪われた3組になっちまったからな〜」
恒一「えっ?」
望月「あっ・・・」
勅使河原「あのさサカキ 昨日から話そうと思ってたんだが」
望月「それはもうマズイんじゃないの?」
勅使河原「もうって言ったって でもなぁ」
恒一「いったい?」
恒一(?! あそこにいるの未咲さん?)
勅使河原「どうした?」
恒一「いや ちょっとね」スタスタ
勅使河原「おい!? サカキ」
望月「ちょっとそれは」
ガラッ ピシャ
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 22:37:11.40 ID:oTUJjxz+0
恒一「やぁ・・・」
見崎「・・・」
見崎「よかったの?・・・」
恒一「なにが?」
見崎「止めなかった?あの二人・・・」
恒一「みたいだね この絵は何かモデルがあるの? それとも想像?」
見崎「・・・両方かな・・・この子には最後に大きな翼を付けてあげるの」
恒一「天使?」
見崎「さぁ・・・ どうかな」
恒一「その左目はどうしたの? 病院で会った時は眼帯付けてなかったし」
見崎「知りたい?・・・」
恒一「あっ!? いやなら別に・・・」
見崎「じゃあ言わない・・・」
キ〜ン コ〜ン カ〜ン コ〜ン
恒一「あっ!」
千曳「授業・・・ 行ったほうがいいよおょ」
千曳「初めての顔だね」
恒一「3年3組の榊原です 転校してきたばかりで」
千曳「司書の千曳だょ 気が向けばいつでも来ればいいが さぁ今は行った行った」
恒一「あっ・・・はい」(未咲さんはどうして授業に行かないんだ?)
5月7日 夜
―夜見山病院 ナースセンター―
水野「・・・・・」かりかり
恒一「・・・」ヒョイ
水野「ん?! 榊原くん」
恒一「・・・」ペコリ
水野「ゴメンね 昼間は忙しくて」
恒一「いいんですかここ?」キョロキョロ
水野「大丈夫!大丈夫!」
恒一「あっ!ありがとうございます」
水野「でっ! 最近はなに読んでるの?」
恒一「水野さんに勧められたジョン・ソールを」
水野「ウンウン うちの職場の人も読んでくれたらいいんだけどね〜」
水野「っていう話をしに来たわけじゃないよね?」
恒一「はい ちょっとお聞きしたことがあって」
恒一「先週この病院を退院した女の子いませんせでした?」
水野「先週? まだ入院してたよね なんで?」
恒一「あの・・・ ちょっと気になる事があって」
水野「なんか事情があるみたいだね」
水野「わたしの担当してた患者さんには いなかったかな」
恒一「あと特徴は髪はショート・・・ あと左目に眼帯してて」
水野「ん?眼帯? 眼科の患者さんか・・・ あっ!?ちょっと待って」
恒一「見かけたんですか?」
水野「退院した子か う〜ん・・・ あったかもしれない」
恒一「本当ですか!?」
水野「多分・・・だけどね」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 22:50:02.91 ID:oTUJjxz+0
水野「女の子・・・だったのかな 若い患者さんが退院したって そんな話があったの」
恒一「その人の名前は?」
水野さんは少し周りを気にしてこう囁いた
水野「調べといてあげよっか?」
恒一「いいんですか?」
水野「えへっ それとなく聞く位ならね」ニコッ
水野「なにか分かったら 携帯に電話するから」
恒一「言いだしておいてなんですか その・・・大丈夫なんですか?」
水野「同好のよしみ・・・と言うことで」
水野「何だか訳ありみたいだし?」
水野「その代わり今度ちゃんと理由を教えてね いいホラー少年」ニコッ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 22:55:21.97 ID:oTUJjxz+0
―夜見北 3年3組 授業中―
恒一(未咲さん、またいないんだ・・・)チラッ
恒一(?!赤沢さん なにかこっち見てるけど?)
アカザー(授業中の恒一くんも素敵・・・)ドキドキ
杉浦(泉美・・・何してるのよ)
―夜見北 3年3組 放課後―
桜木「榊原君 これからお帰りですか?」
杉浦「ちょっといいかしら」
恒一(桜木さんに杉浦さん? 何だろう?)
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 22:59:53.06 ID:I1njZ8b70
支援
杉浦「そう・・・ 産まれたのは夜見山の病院なんだ」
恒一「すぐ東京に戻ったらしいけどね」
杉浦「それから ずっと東京?」
恒一「そうだよ」
杉浦「帰省で戻ったりは?」
恒一「母さんは・・・ 僕を産んですぐ死んじゃったからあまり・・・」
杉浦「そう」
恒一「なんでそんな事を?」
杉浦「一応確認の為にね」
恒一「確認?」
桜木「杉浦さん確認は これくらいでいいんじゃないですか?」
杉浦「これも対策係補佐の仕事だし 泉美があんなだし・・・ 私がちゃんとしないと」
杉浦(泉美は榊原君の前だと無能になるから・・・)はぁ〜
恒一「対策係って何する係なの?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:03:10.87 ID:Wmbqlq7A0
スレタイが全角だったから気付かんかった
支援
杉浦・桜木・望月「?!」(赤沢さん?! なにも話してないの?)
杉浦「簡単に言えばクラスを守るために対策を立案して執行する係」
恒一「守る?! 立案と執行って・・・」
杉浦「榊原君には3組が置かれた状況と決まりを理解してもらう」
桜木「・・・杉浦さん」
杉浦「なによ?」
望月「ちょっと」
桜木「実は・・・」
恒一「?!」
杉浦・桜木・望月「・・・・・・・」ひそひそ
見崎「・・・」トコトコ
恒一「あっ・・・」(未咲さん?)
杉浦「なにそれ! 泉美が早退した日にそんな事があったなんて・・」
恒一「じゃあまた」スタスタ
杉浦・桜木・望月「あっ?!」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:09:40.92 ID:oTUJjxz+0
―夜見山 御先町―
見崎「・・・」トコトコ
恒一「・・・」コソコソ
見崎「・・・」トコトコ
恒一「・・・」コソコソ
見崎「・・・」トコトコ
恒一(後をつけてしまったけど・・・)
見崎「・・・」トコトコ
恒一「?!」
恒一(いない!? こっちかな?)
夜見の
たそがれの
うつろなる
蒼き瞳の
恒一「夜見のたそがれのうつろなる蒼き瞳の・・・ なに?」
恒一(お店なのかな?)
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:13:13.78 ID:Wmbqlq7A0
保守
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:14:09.49 ID:oTUJjxz+0
― どうぞおたちよりください 工房 m ―
恒一「ん?」(人形?)
ブ〜ン ブ〜ン ブ〜ン
恒一「?!」ドキッ(携帯か・・)
恒一「はい」
水野「榊原くん」
恒一「あぁ水野さん」ホッ
水野「この前の件だけど わかったよ」
恒一「?!」ゴクリ
水野「中学生の女の子 だったって」
恒一(やっぱり未咲さんなのか?)
水野「退院したの」
恒一「名前は? その子の名前はなんていう?」
水野「ちょっと曖昧なんだけど」
恒一「はい」
水野「退院した子 ミサキだかマサキだかそんな名前だったって また聞きだったから正確かどうか・・・」
「ツー ツー ツー ツー」
恒一(やっりぱり3組にいるのは未咲さんなのか・・・)
すみませんがここでちょっとだけ時間が戻ります
あと視点も別の人物になります
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:20:20.51 ID:I1njZ8b70
ほ
ホシュ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:23:13.56 ID:zxYlz5H90
ミスった
―赤沢サイト―
―夜見北 3年3組 放課後―
赤沢「多佳子 恒一くんがいないの見なかった?」キョロキョロ
杉浦「榊原君ならもう帰ったわよ それより彼に対策の事」
赤沢「うそ?! 帰っちゃたの?」ガタッ
杉浦「えっ?!」ビクッ
アカザー(さよならの握手してないのに!!!)ダダダッ
杉浦「ちょっと!泉美?!」
―夜見山 古池町―
赤沢さん(恒一くんが家に帰るにはこの辺りを通るはず!)
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:29:48.46 ID:oTUJjxz+0
・
・
・
恒一「あれっ?! 赤沢さんどうしたの?こんな所で」ニコッ
赤沢さん「恒一くん?! 偶然ねたまたま通りかかったのよ」
恒一「そうなんだ あっ?!僕が住んでる祖父母の家すぐそこなんだけど」
恒一「良かったら寄っていかない?」
赤沢さん「でも急に訪ねたら悪いわ・・・」
恒一「そんな気にしないで それに赤沢さんをおじちゃん達に紹介もしたいし・・・」テレッ
赤沢さん「恒一くん・・ 紹介だなんて・・・」
O
O
o
o
アカザー「・・・」ニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤニヤ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:33:48.34 ID:Wmbqlq7A0
ほ
支援
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:35:06.36 ID:oTUJjxz+0
チリ〜ン チリ〜ン ギッ〜 ガタン
老婆「いらっしゃい おや若い男の子なんてめずらしいね お客さんかい?それとも・・・」
恒一「こんにちはあの・・・ お店なんですよね」
老婆「中学生かい?」
恒一「はい 夜見北の」
老婆「だったら半額でいいよ」
恒一「ここ人形屋さんですか?」
老婆「半々ってとこかね 売り物もあるけど中学生に買える値段じゃないよ」
老婆「でもまぁ ゆっくり見ておゆきなさいや 他にお客さんはいないし」
老婆「お望みならお茶を入れてあげるよ」
恒一「はい でもお茶は結構ですので」
老婆「そうかい じゃあごゆっくり」
恒一(すごい人形だな・・・)
支援
― こちらにもどうぞ ― →
恒一(地下もあるんだ)
恒一(?! この人形・・・ 未咲にそっくり!? どうして?)ジ――――ッ
見崎「・・・コホン ふ〜ん こういうの嫌いじゃないんだ」スッ
恒一「?!」ビクッ
見崎「何故・・・ ここに恒一くんがいるの 何故?」
恒一「えっ!?」 (他にお客さんはいないはずじゃ・・・)
見崎「・・・」ジ―――ッ
恒一「どしてここに?」
見崎「えっ!?」
見崎「き、嫌いじゃないから ・・・そ、それでどうして恒一くんがここにいるの?」
恒一「それは・・・えっと 散策してたらその・・・ 町に慣れてないから そしたらたまたま見つけたここが気になって」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:42:05.24 ID:so9BWIhE0
し
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:45:28.29 ID:oTUJjxz+0
見崎「・・・」
恒一「?」
見崎「恒一くん・・・ 恒一くんは夜見北に来る前はなんて学校に通っていたの?」
恒一「えっと東京の 開成中学だけど」
見崎「?!・・・」
恒一「?」
見崎「恒一くんは 開成ではクラブは何をしていたの?」
恒一「クラブは料理研究部にいたんだけど」
見崎「・・・」
見崎「恒一くん 趣味は何?」
恒一「趣味は・・・ 読書かな」
見崎「好きな作家とかいるの?」
恒一「スティーブン・キングとかラブクラフトかな」
恒一(未咲さん急に何なんだ? 尋問みたいだ)
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:50:35.34 ID:oTUJjxz+0
・
・
・
見崎「英語でイカはデビルフィッシュ ではヒトデは?」
恒一「えっとスターフィッシュ」(なんの質問?)
見崎「じゃあ これは何?」サッ
恒一「これは天草」(なんでこんな所に?)
見崎「・・・」ソワソワ
恒一「? あの未咲さん」(なにか様子がおかしくないか? 質問もおかしいし)
見崎「みせてあげようか?」
恒一「えっ?!」(未咲さん なんでスカートの裾の手を掛けて・・・ えぇぇ―――――?!)
恒一(見ちゃいけない!!)
すみませんがまたここで少し時間が戻ります
また視点も別の人物になります
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:54:57.44 ID:oTUJjxz+0
―鳴・未咲サイト―
夜見の
たそがれの
うつろなる
蒼き瞳の
未咲「鳴ひさしぶり♪」
鳴「未咲いらっしゃい 今日は霧・・・お母さん遅くなるからギャラリーゆっくり見れるよ」
未咲「そうなんだ 早速いこうよ♪」
鳴「あっ わたしトイレに行ってくるから」
未咲「先に下いってるね」
鳴「うん」
・
・
未咲「・・・」コソコソ
鳴「未咲なんで隠れてるの?」
未咲「鳴 めずらしいよ お客さん来てる」ボソボソ
鳴「そう」チラッ (えっ!榊原くん!?)
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/12(土) 23:57:52.15 ID:WRLir5C1i
なんか黙って読んでしまうな
53 :
なにかレスが無いと精神的にツライww:2012/05/12(土) 23:59:09.18 ID:oTUJjxz+0
未咲「ねぇ あの制服って夜見北でしょ? 鳴の知り合・・・ あっ!?まさか鳴の彼氏?」
鳴「違うよ ・・・クラスメイトの榊原 恒一君 このまえ転校してきたの」
未咲「ふ〜ん でっその転校生がなんでここに来てるの?」ジトー
鳴「知らない・・・ 学校でもあまり話さないし でも質問はよくされるかな」
未咲(それって 鳴の事が気になってるんじゃ・・・)
未咲(鳴に彼氏が・・・ 恒一くんだっけ私がテストしてあげるわ!)
未咲「鳴! ちょっと眼帯貸して」サッ
鳴「?」
未咲「鳴はわたしが良いって言うまで 出て来たらダメだよ」スタスタ
鳴「えっ?!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:01:13.58 ID:3FRiqgcVi
スレタイが良くなかったな
「」を入れれば人も来ただろう
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:04:23.89 ID:EWRoLmvq0
恒一「・・・」ジ―――ッ
見崎(未咲)(人形に見入ってるわね ・・・今だわ)
見崎(未咲)(さすがにドキドキする)「・・・コホン ふ〜ん こういうの嫌いじゃないんだ」スッ
恒一「?!」ビクッ
見崎(未咲)「何故・・・ ここに恒一くんがいるの 何故?」
恒一「えっ?!」
見崎(未咲)(あれ?この人って・・・)ジ―――ッ
見崎(未咲)(あっ?! やだ前に夜見山病院で会ってるよ〜!)ドキドキ
恒一「どしてここに?」
見崎(未咲)「えっ?!」(質問に質問で返した?!・・・ 鳴が言ってたとおり質問厨なの?)あたふた
見崎(未咲)「き、嫌いじゃないから ・・・そ、それでどうして恒一くんがここにいるの?」(落ち着くのよわたし)
恒一「それは・・・えっと 散策してたらその・・・ 町に慣れてないから そしたらたまたま見つけたここが気になって」
見崎(未咲)(・・・本当かな? まぁいいわ 彼氏チェック始めるわよ)
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:09:26.14 ID:EWRoLmvq0
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ 鳴(未咲)の彼氏面接 ┃
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l::::::::::::::::::::::::、::::::::::::::::::::::::::::: . ト.:
| ::::::::::::::::: ::::|斗:::|:::::::::;、::::::: : ハ!
l::::::::::::::::::::|,ィf云ミリヽ:/‐リ|::::: } l
ヾ::::::::::::::ト 込ン__/ i__ イ: : ,′ |
ノム::::::::::::|=''´ ̄ ^ー/::: ′ |!
'"\乂\> _‐_... イ:::: , ′ ノ'
l´i:i:i<_}_>、 `ゞ/
|i:i:i:}ヽ匕/ ̄¨¨7
. 〉i:'¨「__/ ミン.
/i:ー</ /
}¨¨¨7´ ̄ヽヽ
>ム_/_ , }
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| i:| |ノ:::{}/| |
|r-:| |ヽ-ー!.| |
 ̄`‐‐ ̄ ̄`ー
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:10:53.69 ID:npeDON2w0
支援
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:14:17.50 ID:EWRoLmvq0
見崎(未咲)「恒一くん・・・ 恒一くんは夜見北に来る前はなんて学校に通っていたの?」
恒一「えっと東京の 開成中学だけど」
見崎(未咲)(えぇ――――――?! 東京?!それも開成! 私でも知ってるよ東京でもトップレベルの進学校じゃない!!
・・・イヤイヤイヤ いくら勉強が出来ても腐れ外道かもしれないし)
見崎(快晴中学? 知らない)
見崎(未咲)(つぎは何を聞こうかしら?)
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:19:21.49 ID:EWRoLmvq0
見崎(未咲)「恒一くんは 開成ではクラブは何をしていたの?」 (これならどう?)
恒一「クラブは料理研究部にいたんだけど」
見崎(未咲)(料理研究部! 勉強ができて料理も得意!? ・・・落ち着くのよわたし)ドキドキ
見崎(わたし料理できない・・・)イジイジ
見崎(未咲)(つぎは何を聞こうかしら?)
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:24:23.36 ID:EWRoLmvq0
見崎(未咲)「恒一くん 趣味は何?」(これはどう?)
恒一「趣味は・・・ 読書かな」
見崎(未咲)「好きな作家とかいるの?」
恒一「スティーブン・キングとかラブクラフトかな」
見崎(未咲)(外国の本読んでるの?!) *未咲はホラー作家?とは気付いてません
見崎(あっ!わたしも読んだ事ある)
見崎(未咲)(つぎは何を聞こうかしら?)
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:29:14.79 ID:EWRoLmvq0
・
・
・
見崎(未咲)「英語でイカはデビルフィッシュ ではヒトデは?」
恒一「えっとスターフィッシュ」
鳴(スターフィッシュ?! ・・・カッコイイ)メモメモ
見崎(未咲)「じゃあ これは何?」サッ
恒一「これは天草」
鳴(天草っと)メモメモ
見崎(未咲)(なんて事! 進学校レベルの学力・家事能力・海草の知識そのうえイケメンなんて・・・ 欠点が見付からない?
というか目の前にわたしの理想の男の子がいる)ドキドキ
恒一「? あの未咲さん」
見崎(未咲)(よし!これで最後よ)
支援 面白そうなのに スレタイで損してるぞ 恒一「」付ければよかったのに
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:34:48.41 ID:EWRoLmvq0
見崎(未咲)「みせてあげようか?」(最終チェック 二人きりでも不埒な真似を働かない理性)
恒一「えっ?!」
鳴(?! ちょっと未咲!何してるの!?)
恒一「・・・」ギュッ
見崎(未咲)(あれ?恒一くん 顔そむけてる? それに目も閉じてるみたい ・・・これは合格かな)
鳴「ちょっと未咲! 何してるのよ!?」ガバッ
未咲「えっ!鳴?! まだ出て来ちゃだめだよ!」
恒一「えっ? えっ? えっ? 未咲さんが2人!?」
恒一「うわぁぁ――――――!!!」
未咲(あぁ〜ぁ すごい驚いてるよ これはちょっと減点かな?)
未咲「恒一くんかわいい女の子が出て来たのに驚きすぎじゃないかな?」
恒一「?!」
鳴「榊原君ごめんなさい・・・ この子は従姉妹の藤岡 未咲」
恒一「従姉妹?!」
未咲「鳴ちゃんだと思った? 残念!未咲ちゃんでした!」テヘペロ
マジで損してるよ〜 もう一度恒一「」付けて立て直してほしいぐらいだわ
面白いのに‥‥
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:38:54.76 ID:ShvoeJ3H0
ちゃんと読んでるぜ
支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:39:57.96 ID:0/ws+O1q0
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:40:31.93 ID:jgJ6L38D0
68 :
みんなサンクス 自分の文才の無さを嘆いてる:2012/05/13(日) 00:41:51.00 ID:EWRoLmvq0
・
・
・
未咲「という訳なの ゴメンね恒一くん」ペコリ
恒一「そうだったのか・・・」
恒一(従姉妹か・・・ 名前が違うのも当たり前 顔が似てるのもそう不思議じゃない
・・・僕はなにを期待してたんだろう)
恒一(それに見崎さんの左目は義眼・・・ だから眼帯か・・・)
恒一「それじゃあ そろそろ帰るね」ガタッ
未咲「あっ! 待ってよせっかく運命の再会したんだから もうちょっと話そうよ」
恒一「運命の再会?!」ドキッ
見咲「そうだよわたしも こんなところで恒一くんと会えるなんて思ってなかったし」ドキドキ
鳴「こんなところで悪かったですね」プイッ
見咲「ごめん〜鳴」ペコッ
恒一(見崎さんの表情・・・ 学校と全然違うな 凄く楽しそうだ)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:44:55.52 ID:EWRoLmvq0
鳴「何? 榊原君」ジーッ
恒一「いやその・・・ 見崎さんが」
未咲「ストップ!! 恒一君」
恒一「えっ なに?」
未咲「私もいるんだから ここでは私のことは未咲で 鳴のことは鳴って呼んで!」指差し
恒一「えっ?! でも」
未咲「鳴もいいでしょ?」
鳴「・・・きょうは特別に認めます」ニコッ
恒一(か、かわいい)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:47:43.09 ID:ihj77rn5O
支援
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:49:57.02 ID:EWRoLmvq0
・
・
恒一「長居しすぎたし そろそろ帰るね」ガタッ
未咲「あっ?! 恒一くん途中まで一緒に帰ろうよ」
恒一「えっと ボディーガードの自信はないけど僕でよければ」ニコッ
未咲「やった〜♪」ベタッ
鳴「・・・」ジ―――ッ
恒一(なんだか・・・鳴からの視線が痛い)
未咲「その前にちょっとお手洗い行ってくるね」タタタッ
鳴「・・・榊原君」
恒一「なに? 鳴」ドキッ
鳴「未咲には言わないで・・・3組での事」
恒一「イジメ・・・ じゃないんだよね?」
鳴「そう思ってる人はいないと思う」
恒一「わかった 未咲には話さないから」
鳴「ありがとう榊原君」ニコッ
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 00:54:26.39 ID:EWRoLmvq0
鳴「あと未咲のことも3組のみんなには言わないで・・・」
恒一「わかった でも訳を話してほしいな」
鳴「ごめんなさい いまは無理・・・かな」
恒一「でも・・・」
未咲「おまたせ〜! じゃあ恒一くん帰ろっか」ヒョコ
恒一「・・・そうだね 見崎さん今日はお邪魔しました」ペコリ
未咲「だから!わたしもいるから鳴って呼んであげてよ」プンプン
恒一「ゴメン じゃあ・・・鳴さよなら また学校でね」
鳴「さよなら榊原君 また学校でね」ニコッ
未咲「鳴 また電話するね バイバイ♪」
鳴「うん未咲 バイバイ」
*この段階で書き溜め分の約半分です
サルが怖いけど投下スピード上げるべきか
明日の夜続けるかどちらがいいと思いますか?
あとオイラは少し眠い
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:04:43.02 ID:YjHabUW60
ss速報に建て直すという選択も
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:04:46.79 ID:jgJ6L38D0
明日の夜って立て直すの? 保守するの?
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:08:00.09 ID:EWRoLmvq0
初めて読んだSSがここだったので
出来ればここで書きたいです
スレタイ変えて最初からでもいいですよ
ただ時間かかりそうだから早めに始めると思います
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:12:33.83 ID:jgJ6L38D0
個人的には立て直して最初からで早めに再開が良いと思うね
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:18:59.73 ID:q7r2pgdu0
だな
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:22:42.89 ID:EWRoLmvq0
ご迷惑でなければ、明日改めて一から始めます
夜の7時の予定です
タイトルは
Another’ 赤沢さん「あ、あの 憶えてますか? 私の事」
でいこうかと
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:23:00.23 ID:ufulrEe50
>>72 書きための半分……全体からみるとどのくらいの割合?
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:24:30.83 ID:EWRoLmvq0
恥ずかしいんですが
この話まだ前編です
それの半分くらい投下しました
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:25:02.77 ID:q7r2pgdu0
おk 楽しみにしてる
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/13(日) 01:31:13.77 ID:ufulrEe50
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
みなさん遅くまでありがとうございました
明日にじゃなくて今夜に備えてもう寝ます
スレ落としてもらって結構です