1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
憂「きららで先に最終回を迎えてしまって」
憂「もう」
憂「いない」
見苦しいぞけい豚、さっさと絶滅せよ
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:07:38.34 ID:g6ifsdrl0
N女子大のあった場所
そこにはぽっかり真っ黒な大きな穴
大学編終了と同時に
高校編に不要なその場所は
存在ごと
消えたのだ
4 :
忍法帖【Lv=2,xxxP】 :2012/05/10(木) 14:08:47.11 ID:Hnj/uDQlO
期待
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:10:12.60 ID:g6ifsdrl0
実は珍しいことでもなかった
度々この世界は何度か
消えていた
アニメが終わるとき
アニメ2期が終わるとき
原作が終わるとき
その度この世界は黒闇に消えていた
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:11:19.25 ID:F7yFTAbf0
期待
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:14:30.20 ID:g6ifsdrl0
憂「だけど、その時は怖くなかったよ」
憂「みんながいっしょだったから」
憂「おねえちゃんもいっしょだったから」
自分が消滅する恐怖とか
徐々に失われる日常とか
そういうのを感知する前に
消えられたんだ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:16:41.04 ID:oGxKn8IJ0
あれガセじゃなかったのか
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:18:11.92 ID:g6ifsdrl0
しかし
今回は違う
大学編と高校編
きらら(9日)とキャラット(28日)
唯たちの世界の消滅(9日)と
憂たちの世界の消滅(28日)
連載形式の都合で
19日間の差が生まれてしまった
そのときはじめて怯えることになる
残された者たちは自分の運命に
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:24:25.98 ID:g6ifsdrl0
梓「はあっはあっ……」
憂「梓ちゃん、どうだった?」
梓「憂の言うとおりだった、調べたけど、もう先輩たちの家もなくなってて…」
憂「やっぱりそうだったかぁ……もうあと1回じゃ澪さんと律さんの家に訪問する機会がないもんね」
憂「和さんの家も無くなってたんだ、気がついたのはこの間だけど、たぶん最後にお別れしてすぐ和ちゃんは……」
憂「消えちゃってたんだろうね……」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:29:33.96 ID:g6ifsdrl0
梓「こんなことっ……信じられないよっ……」
憂「私も最初は信じられなかったよ」
梓「観測者がいるから世界が成り立つ……憂が出会ったおじさんはそういってたんだよね!?」
憂「うん……」
梓「嫌だよ……この世界には神様がいて、神様が感知してくれないと私たちは消え去るだけの運命だなんて……」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:37:52.30 ID:g6ifsdrl0
純「話、聞かせてもらったよ……」
梓「純!」
憂「純ちゃん、今の話、聞いてたの」
純「……梓たちが明らかに態度がおかしかったから、探したよ」アハハ
憂「……」
純「にわかに信じられないけど、あちこちすっぽり抜けてる空間があるところを見ると本当なんだろうね」
憂「純ちゃん……」
仕事中にSS見つけると仕事が手に付かないんだよなあ
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:44:21.08 ID:g6ifsdrl0
純「憂とは長い付き合いだったよね、中学からだっけ」
憂「仲良くなったのは高校からだったけど……」
純「私さ、あっちゃんとお父さん、お母さん、梓に憂に、スミーレに直」
純「みんなといっしょにいつまでも過ごしてずーっとこのままの生活が続くんだと思ってたよ」
純「大学に行ってもわかばガールズとつるんでさ、HTTの先輩たちとも遊んだりして」
純「ずっとずっと、続くんだと思ってた」
さわちゃんも忘れないであげて…
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:50:14.96 ID:g6ifsdrl0
純「だべって、お茶して、お菓子して」
純「最初はけいおん部なんだこれーって思ってたけど、すごく楽しい部活でさ」
純「たしかにマンネリだったかもしれない、大冒険もロマンスも、なんもない、ただの時間の浪費」
純「でもさ、いざ、それがなくなると困るっていうか、寂しいっていうか」
純「あー、なんか言葉に出来ないなー」ボリボリ
純「私、嫌だよ!このままけいおん!が黙って消えて行くなんて!」
純「憂の出会ったそのおじさん?なにか知ってるんでしょ?」
純「その話、聞かせてよ!」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 14:58:33.05 ID:g6ifsdrl0
純「あきらかにこの状況はおかしい、なのに、誰も慌ててない」
純「大学1つが消滅して、無くなった建物がいっぱいあって、なのにニュースにもなってないんだもん」
純「私達の先輩の話なんだよ、私にだって知る権利はある!」
梓「私もさっきまでほとんど詳しいことを教えてもらってなかったよね、憂、私からもお願い」
憂「……」
憂「そうだよね…」
憂「どうせ抗えない運命だとしても、誰かと想いを共有したほうがいいよね……」
憂「うん、信じてもらえないかもしれないけど、話すよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:04:56.56 ID:g6ifsdrl0
憂「お姉ちゃん、大学の学祭のライブで本当に楽しそうに演奏してたよね、みんなで見に行った」
梓「うん、あの場所で私もいっしょに演奏できなくて、少しさみしかったけど本当に楽しそうだった」
純「けいおん大好きー!って言った時の唯先輩の笑顔……凄かったね、澪先輩ももっとかっこよくなってたし」
憂「それから、私たちは演奏を見終わった後家路についた」
梓「先輩たちも大学の打ち上げがあるとかで急がしそうだったもんね」
純「私達おこちゃまが邪魔しちゃいけないのかなーと思ってはやめに退散したんだっけ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:10:25.50 ID:g6ifsdrl0
憂「だけど、私やっぱりお姉ちゃんにもう一度かっこよかったよ、って言いたくて梓ちゃんたちと別れた後」
憂「一回、大学に戻ったんだよ」
梓「そうだったんだ……」
純「あはは、憂は本当にお姉ちゃん好きだよね」
憂「そしたらね」
憂「なかったんだ、なにも」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:10:42.29 ID:eR5/gYoz0
詳しい説明サンクス
これなら唯たちが消えるのも当然な気がする
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:18:20.63 ID:g6ifsdrl0
梓「あの時が最後だったんだ……」
憂「わ、私、気が動転しちゃって、大学が爆発でもしたのかと思って、開いた穴に潜ってお姉ちゃんを探そうとしたの」
憂「でもね、明らかに深さが違った、まるで元々大学なんてそこになくて、
その何もない空間が本来の姿みたいに異様さを放ってた」
憂「それでもお姉ちゃんを助けなきゃって思って、飛び込もうとしたの」
憂「そしたら、それまで回りに誰もいなかったのにその場に急に現れたメガネとヒゲのおじさんが私を止めたんだよ!」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:41:07.50 ID:eR5/gYoz0
ヒゲメガネのおっさんどうなっちゃったの?
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/05/10(木) 15:55:59.25 ID:gpFxoOTL0
かきせんせー並にブン投げちゃったのか
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
原作もSSも作者が逃げちゃうからなあ
廃れる分けだわww