支援ありがとうございます。
男「……で、お前、射的下手だな。」
友「んー?あとちょっとで落ちそうなんだけどなー?もう1回!」
男「いくら、つぎ込むんだ?」
友「取れるまで?あ!また外れたー!」
男「……ちょっと、貸してみ。」
友「狙ってるのは、あれだからね!」
男「はいはい。」パンッ
友「当たったー!落ちたー!男、すごい!!」
男「お前が下手すぎるんだよ。」
友「やったー!これ、欲しかったんだよね!ありがとう。」
男「…お、おう。」
男(友のやつ、やけに喜んでるな。)
友「1個いる?」
男「おー、ベビーカステラか。たまに食べるとうまいよな。」
友「じゃあ、代わりに男のたこ焼き1個ちょうだい。」
男「ほい。浴衣汚すなよ。」
友「ありがとう。んー、おいしい!」
男「そろそろ、花火上がるころだな。」
男「人ごみ、嫌だからちょっと遠く行こうぜ。」
友「うん。」
花火あがる!
男「おぉ。」
友「きれい。」
男「ここ、やけに人いないな。」
友「穴場なのかな。見やすくていいけど。」
男「……ん?」
友「ん?なに?」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 22:58:12.65 ID:AxkBmUbeO
様子見
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 22:59:00.14 ID:NfgV3zA20
C
男「見ろよ、あっち。こんな暑いのに。」
友「本当だ。あ、キスした。」
男「はぁあ。俺も彼女欲しい。」
友「」
男「抱きしめたら柔らかいんだろうな。」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:02:15.15 ID:JEZ3cKKp0
し
男「髪からも、いい匂いがしてさ、それから…」
友「ごめん。ちょっとなにか飲み物買ってくる。」
男「…お、おう。」
男(突然どうしたんだ?それより、浴衣着てんのによく走れるな。)
30分経過
友(なんか、戻りたくない。テキトーに歩き回ろ。)
友(男からメール来た。)
友(迷ってんのか?、か。いいや、メール無視しよ。)
友(あーあ。こんな射的の景品1つで喜ぶなんて。)
友(でも、なんだよ。彼女彼女ばっか言ってさ。)
友(でも、仕方ないか。男は、男な訳だし。異性愛者だし。)
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:07:01.58 ID:JEZ3cKKp0
ほもかい
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:07:40.71 ID:5Zhf/ev10
本当にホモだった
友(僕が女の子だったら、簡単に告白できるのにな。)
友(だけど、告白できるわけないよ。男だし。)
友(男のこと、嫌いになろうと頑張ったけど、嫌いになんかなれない。)
友(だから、せめて男の「友達」で居続けようと決めたけど、つらいなぁ。これ。)
男(ったく。いつになったら、戻るんだよ。メールも来ないし。電話にも出ないし。)
男(探しに行くか。)
・
・
・
・
男(こんな人が多い中で、見つかる訳ないか。どこ行ってんだよ、あいつ。)
ブーブーブーブー
男(お。電話着た。)
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:11:29.43 ID:JEZ3cKKp0
バイブ
忍法帖のレベルが低くてすみません。
男「もしもし?お前、いまどこだよ。」
友「……公園。」
男「公園!?」
友「…うん。」
男「地図で調べてそっち行くから、じっとしてろよ。」
友「……分かった。」
友(……。)
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:13:34.69 ID:jKhN8FiA0
最後まで書いてくれればかまいませんよ
男「いた。」
友「……ごめん。」
男「で、そんな歩き回って、何買ったんだ?」
友「…何も。」
男「はぁ?まったく。でもまぁ、見つかったから別にいいか。」
友(このまま、ずっと2人でいたいな。無理な話だけど。)
友「じゃあ、そろそろ帰ろっか。」
男「そうだな。そろそろ電車も混む頃だろうし。」
電車の中。
友「今日は楽しかった!射的で当てた、これもありがとう!」
男「どういたしまして。まあ、でも、男2人の花火大会も悪くはないな。案外楽しめた!」
友「そう?じゃあ、来年も、」
男「来年こそ、彼女作って一緒に行く!友も、頑張れよ!どっちが、先に彼女できっかな。」
友「……」
友「うん。」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:17:12.42 ID:JEZ3cKKp0
こういうホモもの書くのって腐女子なのか
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:18:09.62 ID:5Zhf/ev10
ネタバレ
TSもの
友(……彼女、か。男に彼女ができたら、どうしよう。)
友(彼女ができたら、その子とデートする時間が増えて行って、僕と遊ぶ時間が減るんだろうなぁ…。)
男「俺、ここで降りるから。」
友「え!?ああ。もうこんなところか。じゃあ、また今度ね。」
男「おお!お疲れさん。」
友「おやすみ。」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:19:48.85 ID:ChVgLZtBO
このまま男の娘でも良かったけどますます興味深い
そんなこんなで、9月上旬。
友(夏休みっていっても、退屈だなぁ。男は、部活の合宿中だし。)
友(友達はみんな帰省してるしなぁ。)
ブブブブブブ
友(あ、男からメール来た!)
友(♪)カチカチカチ
友(え……?)
>>27 >>1だと早とちりしたぞこのやろう
早く自分の幼馴染スレに戻れ馬鹿やろう
2008/09/05 21:26
From 男
To 友
Sub. ついに俺にも
===============================
彼女できた!
前から気になっていた
マネージャーの子に告白された!
詳しくは、帰った頃話す。
―――――― end ―――――――
友(……。)
友(なんか、もう死にたい。)
友(僕だって、男に告白できるならしたいよ。)
友(でも、気持ち悪がられるだろうし、「友達」の関係も終わっちゃうんだろうな。)
友(男のこと、誰よりも好きなのになぁ。……バカみたい。)
友(もう、いいや。寝よ。)
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:26:33.67 ID:JB4YzOVp0
どうなるか
学校が始まる!
男「相変わらず、学食は混んでるなぁ。」
友「テキトーにお弁当買って、どっかで食べようよ。」
男「いや、でも、ちょっと待ち合わせしててさ。」
友「待ち合わせ?」
男「お、いたいた。」
「もー、遅いですよ。男さん。」
友「……この子、誰?」
男「紹介するよ。俺の彼女、女だ。」
女「はじめまして。」ペコ
男「なんだかんだ、まだお前に紹介できていなかったからさ、今日一緒に昼飯食おうと思って。」
友「……うん。」
友(この子が、男の彼女か。小さくてかわいいな。)
友「こちらこそ、よろしく。女ちゃん。」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:32:14.67 ID:ChVgLZtBO
祭りの浴衣は女物だったのかね…
男「……にしても、これだけ混んでたら並ぶのもなぁ…」
友「だから、なんかテイクアウトで買おうって言ったのに。」
男「パンでも買って、外で食べるか。」
女「あ!あのっ!」
男友「「ん?」」
男「どうした?」
女「その…お弁当作ってきました。3人分。」
友「わざわざ、ありがとう。」
女「いえいえ。」
男「女の料理、うまいからな!」
友「なんで、男が威張ってるんだよ。」
女「友先輩の口に合うかわからないけど……」パカッ
友「おお、きれい。」
男「うまそー!俺、これもらいっ!」バクバク
男「んー!うまい!」ガツガツ
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:34:48.32 ID:xMFWKVFfO
たいてい中性的な男ばっかり出てくんのは何でなんだよ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:36:38.04 ID:IanQfbXs0
友「女ちゃんも、大変でしょ。男、よく食べるし。」
女「それが、私が作ったものを残さず美味しそうに食べてくれるから、全然苦じゃなくって。」
女「この前、カレー作ったときは、お鍋を一晩でからっぽにしちゃって。」
女「そうそう!肉じゃがを作ったときも、全部食べられちゃいました。」
友「そうなんだ。」
友(よく、一緒にご飯食べてるんだ。)
男「だって、うまいんだからしょうがないじゃん。」
女「限度ってものがあると思いますけど。」
男「でもさ、友。女の肉じゃが、すごく上手いんだぞ!あの味は、お袋を超えたと思う!」
女「またまたー。」
友(……。)
友(……肉じゃが、か。)
帰宅ついでにスーパーに寄る。
友(んー。今日は、何食べようかな。)
友(……男は今日も女ちゃんとご飯なのかな。)
友(女ちゃんより、美味しい肉じゃが作れたら、食べてくれるかな。)
友(……よし。練習しよ。)
友(まずは、google先生に肉じゃがの作り方を聞かないと。)
友(『肉じゃが レシピ』)カタカタ
友(いっぱい出るけど、どれも似たようなのばっか。)
友(『おいしい肉じゃが レシピ』)カタカタ
友(んー…。最初はこのレシピでいいかな。)
友(やっと、できた。)
友「いただきます。」モグモグ
友(……あまり美味しくない気がする……。)
友(こんなんじゃ、女ちゃんより美味しいのはできないだろうな……。)モグモグ
友(……すごく空しい。)
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 23:48:40.82 ID:jKhN8FiA0
どういうオチがつくのか全く想像つかん
居酒屋。
男「んじゃ、乾杯。」
友「乾杯。」
男「プハー!やっぱ、冬でもビールがうまいな!」
友「……で、なんでもない日に飲み会とか、どうしたの?」
男「ん?ほら、部活もオフシーズン入って時間もできたしさ、」
男「それに、最近お前、元気なさそうだったから。」
友「そんなことないよ。」
男「嘘つけ。俺には分かる。お前と、何年『友達』やってんだよ。」
友「……。」
男「ほらほら。そんな顔すんなよ!今日は飲もうぜ。」
1時間後
男「なぁ。話は戻るけど、何かあったのか?」
友「なんで?」
男「だって、お前最近遊びに誘っても、来ないじゃん。」
友「んー…、まぁ、それなりに忙しいから。」
男「女も、友に会いたがってるぞ。」
友「……そう。」
男「あ!分かった!お前、さては俺が先に彼女できて、妬んでるんだろ。」
支援
男「気にすんな気にすんな!友だったら、すぐに彼女できるさ。」
友「……がうよ。」
男「ん?なに、もう1回。周りがうるさくて聞こえん。」
友「だから……違うよ。僕が好きなのは……その……」
男「おっ!誰なんだ!」
友「好きなのは……。」
男「うん!」
友「……男なんだ。」
男「え?」
53 :
!ninja:2012/04/20(金) 23:58:06.22 ID:2oSLdVWZ0
友「男のことが、好き。」
男「はっ!?えっ!?ええっ!?えええええ!?」
友「なーんてね。」
男「えっ!?」
友「冗談だよ。本気で狼狽えちゃって。」
男「んだよ!そんな笑うことねぇじゃん。」
友「ごめんごめん。あまりに真面目な顔してるから、からかいたくなってさ。」
友「でも、心配してくれてありがとう。本当はさ、色々あって、つらかったんだよね。」
男「それは今、教えてくれないのか?」
友「うん。まだ、男には言えない。」
男「……そうか。でも、つらくなったら俺に言えよ?」
男「なんたって、俺は友の『友達』なんだから。」
友「うん。ありがとう。」
友(……。)
友(『つらくなったら俺に言えよ』か。そんなの、言えるものなら言いたいよ。)
友(でも、言えるわけないじゃん。だって、僕は男のくせに、男が好きなんだから。)
友(それに、僕は男の『友達』なんだから。)
友(告白しちゃったら『友達』でいれなくなる。)
友(だったら、ずっと必死に黙るしかないじゃん。)
飲み会の帰り道。電車の中で。
男「いやー、なんとか終電間に合ったな!」
友「でも、今日はありがとう。なんか、元気出た。」
男「そうか。なら、よかった。」
友「あのお店、結構良かったね。お酒も種類が多くて美味しいし。」
男「だろ?さすが、俺が選んだだけはある!」
友「はいはい。まったく。」