勇者「優しい魔王さん、優しい魔王さん」魔王「はーい」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
*優しい魔王さん
勇者「優しい魔王さん、優しい魔王さん」
魔王「はい、なんですか、勇者」
勇者「今日城の近くでスライムを見つけました。
スライム
魔王「そうですか」
魔王「良かったですね、今日の晩御飯のおかずにしましょう」
勇者「やめて」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:07:13.05 ID:HI1IAcdK0
*スライムプリン
魔王「なんで止めるのですか?」
勇者「なんでスライムを見た真っ先に食べようとするの」
魔王「だって勇者が喜ぶと思いましたから」
勇者「なんでボクがスライム食べるだろうと思うの?」
魔王「だって勇者、私が作るプリン好きじゃないですか」
勇者「それと何の関係が……」
スライム「」
勇者「」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:09:08.50 ID:yIDoEAeV0
ちょっとだけ支援。
あ1は代行な。
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:13:52.71 ID:HI1IAcdK0
*引き籠る
魔王「勇者」コンコン
魔王「もう出てきてください。私が謝ります」
魔王「ちゃんと説明せずに知らないものを与えた私がいけなかったのです」
魔王「でも、あまりにも勇者が食べる様子が可愛らしかったもので…」
魔王「……」
魔王「いっそのこと、これも言っておきますと勇者が好きなお味噌汁にはスケルトンの骨で汁を出しています」
勇者「悪魔ー!!」シリタクナカッタ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:14:59.91 ID:3W7RkheN0
4コマのプロットか
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:16:01.56 ID:V4PnSUpf0
魔王「そのスライム!カン!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:17:31.94 ID:HI1IAcdK0
*真実
魔王「でも実際の所、ここに来て勇者が食べたものに大体は魔物たちを使っていますよ」
魔王「人間でも人間の世界の牛や鳥を焼いて食べたりするじゃないですか。それと同じです」
勇者「でもスライムはかわいいよ。ボク凄くショックなんだけど」
魔王「でも人間たちもスライムはよく食べると聞いていましたけど」
魔王「何も皮膚が若返りする成分が含まれてるらしくて」こらーなんとかが入ってるとか
勇者「ボク人間の勇者するのやめようかな」わけがわからないよ
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:22:07.04 ID:HI1IAcdK0
*スライムの勇者
勇者「決めた」
勇者「ボクこれからスライムの勇者になるよ」
魔王「それは具体的にはどんなことをするのですか」
勇者「スライムを人たちや魔族の欲望から守る」食欲とかそれ以外の何かの欲望から
魔王「そうですか」
魔王「では私も勇者のその心意気を尊重して……」
魔王「地下倉庫に貯めておいた食用スライムたちを解放してあげましょう」
スライム*∞「」ググググググググ
勇者「ぎゃああああああああ」
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:24:05.45 ID:HI1IAcdK0
*再び引き籠る
魔王「まさか光を浴びてなくて狂気ついていたとは思いませんでした」コンコン
魔王「しかも奇形のまま繁殖し続けたせいでもはや別の生き物になっていました」
魔王「次からは光がある所で放牧しますのでもう出てきてください」コンコン
魔王「……」
魔王「それとも私が奇形スライムを全部焼滅させたのが気に入らなかったのですか?」
魔王「私なりの優しさのつもりだったのですけど」
勇者「ううん、それはありがとう」トラウマニナリソウダッタヨ
勇者「あと、スライムの勇者になるのはやめる」
魔王「そうですか」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:35:28.77 ID:HI1IAcdK0
*ペット禁止
魔王「では、このスライムは今夜のおかずに」
最初のスライム「」
勇者「それはやめて」
魔王「スライムが嫌いになったのではないのですか」
勇者「先のはちょっとトラウマになっただけだよ。食べないよ」
魔王「ではどうしましょうか」
勇者「ペットに飼おうと思うのだけど」
魔王「うちの城はペットは禁止ですから」
勇者「なにそれ聞いてない」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:36:50.20 ID:Bc3HuXbdi
しえ
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:40:08.38 ID:19VD4a51O
シュールwwww
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:42:13.98 ID:HI1IAcdK0
*責任重大
勇者「でも魔王はスライムいっぱい飼ってたじゃない」
魔王「あれは食材なのです。ペットじゃありません」
勇者「どう違うの?」
魔王「ペットを飼うには大きな責任が伴うのですよ」
魔王「ちゃんと面倒を見なければいけませんし」
魔王「生き物なのですから途中で飽きて捨てることなんてしてはいけません」
魔王「勇者にはそんな大きな責任を取ることができるのですか」
勇者「……」
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:45:27.27 ID:HI1IAcdK0
*責任重大
勇者「確かに、ボクはそんな責任を取る覚悟はなかった」
勇者「行き当たりばったりで言ってみただけだよ」
魔王「そうですね」
魔王「でも、生き物を扱うことはとても手間がかかることですから」
魔王「それに魔物ですから、他の人を襲ったりしないように躾けることも大変なんですよ」
勇者「でも食材も取り扱いに気をつけないといけないよね
魔王「」プイッ
勇者「いきなり飛び出して人を襲ったりしたら大変だもんね」こっち見て
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:53:19.87 ID:HI1IAcdK0
*魔王は良心の呵責と優しさで出来ています
勇者「肉とかはち常温におくとそのうち腐ったりするよね。
勇者「生物なんて更に気をつけないといけないしね」
勇者「日光を浴びて生きる生き物を暗い地下に入れておいて数年も見ていなかったりしたら」
勇者「変種が起きたら無限繁殖していたり大変なことになるよね」
勇者「料理店とかだったら営業停止処分されるレベルだよね」
勇者「でもボクは魔王さんがいつもボクのことを大切にしてくれるって信じてるよ」
魔王「良いですね、ペット。スライムなんて可愛くて魔界でもペットとして人気ありますし」
勇者「魔王さんって優しいね」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 10:56:27.83 ID:HI1IAcdK0
*整理という名のストレス解消
魔王「倉庫をしばらく整理しなかったせいで勇者をひどい目に合わせてしまいました」
魔王「今日は倉庫の片付けをしましょう」
魔王「まずは換気」ドーン!!
魔王「次はものの片付け」ガガガーン!
勇者「魔王さん、地下が騒がしくて行ってみたら風穴が空いてたよ」
魔王「勇者、危ないので行ったら駄目ですよ」
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:04:31.98 ID:HI1IAcdK0
*紹介
魔王のお城です。
ここには魔王と勇者が住んでいます。
勇者です。趣味は素振りとスライムと遊ぶことです。
魔王です。趣味は勇者の面倒を見ることと家事です。
スライムです。勇者のペットです。このSSのマスコット的なキャラ……
のつもりはまったくありません。(どっちかと言うと非常食
スライム「!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:10:16.49 ID:HI1IAcdK0
*女騎士
人間界の王宮
王「勇者が旅立って長い時が経つが、未だ勇者が魔王を倒したという話が聞こえてこない」
王「魔王に倒されたのであれば魔界から何かしら動きがあるはずなのにそういう噂もない」
王「君は勇者の噂を探り出し、勇者を見つけて共に魔王を倒す旅に行っていただこう」
王「今年騎士学校を首席で卒業した君には期待が大きい」
王「さあ、勇者を探すために旅立つのだ」
女騎士「お任せ下さい」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:10:22.18 ID:ItqduR7L0
サスケェ・・・と同じ臭いがする
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:24:32.35 ID:IdlJ4UIjO
ほ
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:28:04.48 ID:HI1IAcdK0
*幼馴染
女騎士「あの馬鹿は何をしているのやら」
女騎士「小さい時から勇者になるって言ってたけど、まさか本当に私が騎士学校を卒業する前に勇者になるとはね」
女騎士「それにしても行方不明か…」
女騎士「まさか死んだんじゃ……」
女騎士「いいえ、諦めちゃ駄目だよ、私」
女騎士「何のために騎士になったと思ってるの?」
女騎士「勇者と一緒に魔王を倒し、その後勇者とキャッキャッウフフな展開になるためにも、早く勇者を探さないと」
女騎士「一緒に魔王を倒して、そのあとは……」
女騎士「……ふふ……ふふふふ」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:35:20.68 ID:HI1IAcdK0
*チェックアウトした後、シーツはちゃんと洗っています(by宿主)
女騎士「勇者が通ったという村たちを通ってきたけど」
女騎士「まだ勇者の姿は見当たらない」
女騎士「やっぱ間が長いもんね」
女騎士「皆勇者に付いて良く言うし、きっとうまくやっていたと思うけど、どうしていきなり居なくなったのかしら」
女騎士「……この宿でも勇者泊まってただろうな」
女騎士「この枕に勇者が頭を乗せて寝てたとしたら……」
女騎士「……」クンクン
女騎士「はっ、私は何を!」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:39:54.64 ID:HI1IAcdK0
*噂
魔王「最近勇者の居場所を探っている者が居るという報告が上がって来ました」
勇者「本当?誰なの?」
魔王「何も騎士らしいのですが」
勇者「うーん…もしかして幼馴染かな」
魔王「幼馴染が居たのですか?」
勇者「うん、昔良く遊んでたし」
勇者「ボクが勇者として旅に出る前に騎士学校に居たから」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:42:14.60 ID:HI1IAcdK0
*要注意人物
魔王「それは……警戒するべきですね」
勇者「別に大丈夫だよ。ここまで来たらボクが説明するし」
魔王「いえ、勇者は長い間姿を見せていませんからね」
魔王「下手すれば仕事を放棄して逃げたと思われて王宮から勇者を殺せと命じられたのかもしれません」
勇者「まさか……」
魔王「分からないことです。とりあえず、彼女に何人か付けておきましょう」
魔王(勇者に危害を与えるような人物であれば、直ぐに始末します)
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:47:41.34 ID:HI1IAcdK0
*女の勘
女騎士「最近誰かに付けられている気がする」
女騎士「気配はないけどなんというか……なんとなくそんな気がする」
女騎士「違和感があるというか…凄く不愉快なんだよね」
女騎士「例えばこの辺りとか」投げナイフ スッ
女騎士「……」
女騎士「まぁ、気のせいかしらね」
魔物(透明)(こえええ!!!)ギリギリアウト
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 11:57:54.83 ID:kRQ/gYqJ0
女勇者かと思ったらショタ勇者なのか・・・
いや女勇者で女騎士と百合百合の可能性も・・・
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:07:33.08 ID:iIhFF/6r0
しえん
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:13:42.12 ID:IdlJ4UIjO
アウトなのかよ
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:26:37.17 ID:SaHhd5MRi
ポケモンの四コマ漫画みたいな雰囲気
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:46:12.74 ID:iL4WmvhnO
なんだこのつまらなさは
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:46:57.12 ID:0zdNuS5Vi
支援
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 12:49:38.44 ID:eNLQWpGn0
はよ
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:09:04.24 ID:/SHZqcPfO
続く
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:25:33.40 ID:IdlJ4UIjO
続け
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:31:42.01 ID:HI1IAcdK0
*書き置き
魔王「勇者?」
魔王「…勇者?」
魔王「どこに居るんですか?」
魔王「あら、これは…」
『幼馴染が心配なのでちょっと見てきます。−勇者−』
魔王「」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:34:08.53 ID:HI1IAcdK0
*来た道を遡る
勇者「魔王城から出るのって久しぶりな気がするよ」
スライム「」勇者の頭の上
勇者「魔王さんの水晶玉で見た限り、幼馴染はこの村近くに来ていたんだけど…」
勇者「すれ違っちゃったかな」
勇者「ちょっとそこの人間変装している魔物さん、知らない?」
魔物「!?し、知りませんが…」
勇者「そっか、お仕事頑張ってね」
魔物(い、一瞬死ぬかと思った)冷や汗
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:39:04.02 ID:HI1IAcdK0
*一方その頃
魔王「全軍終結!」
魔王「なんとしても勇者を連れてきなさい!」
側近「お任せ下さい、魔王さま」
側近「例えどんな障害があろうと」
側近「人間どもの軍隊を食いちぎり、街を燃やし尽くして必ず勇者さまを魔王さまの御前に連れて参ります」
魔王「馬鹿なこと言うんじゃありません!!!」メラゾーマ
側近「えええ!!」
魔王「そんなことして勇者が私のこと嫌いになったらあなたが責任を取るのですか!」
魔王「他の人は指一本傷つけないように!」
側近「ェー・・・」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:41:32.33 ID:HI1IAcdK0
*遭遇
女騎士「この辺りで最近勇者を見かけたという話を聞いたのだけど…」
女騎士「無駄足じゃなきゃいいのにね」
女騎士「とりあえず、ご飯でも食べますか」
ルイーダ
勇者「…」もきゅもきゅ
女騎士「」
スライム「」むしゃむしゃ
勇者「あ、幼馴染だ」
女騎士(何普通に居るのよ!)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:50:02.80 ID:HI1IAcdK0
*邂逅
勇者「いでででで、ひはんあいでー」
女騎士「あんたね、一体今まで何やってたのよ」
勇者「何って、幼馴染がボク探していたって聞いたから見に来たんだけど」
女騎士「今まで一体どこに居たのよ!」
女騎士「王都であなたを探して来いって言われたのよ」
女騎士「勇者が途中で逃げ出したらどれだけ大きな罰うけるかわかってるの?」
勇者「…別に逃げてないし」
勇者「ちゃんと魔王倒したし」
女騎士「え?」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 13:50:34.85 ID:AQ99xHTB0
カイジの「優しいおじさん」かと思った
41 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/04/19(木) 14:15:34.10 ID:Ud/01WIF0
まだか
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 14:40:07.66 ID:SacmF07n0
勇者は逃げていなかったが作者が逃げたというオチ?
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:04:21.48 ID:DcUgPx0mO
ほ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:09:23.67 ID:I8yII6M30
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:16:49.92 ID:oHZ/qcwiP
ほ
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:23:20.13 ID:kOWWyXkH0
ほ
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:37:59.82 ID:xPdd+YiL0
ほ
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 15:58:52.34 ID:Kuzy23XW0
しゅしゅ
49 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/04/19(木) 16:25:53.70 ID:Ud/01WIF0
ほ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:34:52.03 ID:HI1IAcdK0
*三者対面1
魔王「勇者、戻ってきたのですか!」
女騎士「」
魔王「」
勇者「あ、魔王さん、迎えに来てくれたの」
魔王「!」
女騎士「!」
魔王・女騎士「しねえええええええ!!!」
勇者「え、待って!」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:41:26.50 ID:HI1IAcdK0
*三者対面2
魔王「なんですか、勇者。この人いきなり私を狙ってきたのですが」
女騎士「何をいうの。私が少しでも反応が遅れたらあなたの爪に微塵切りされてたわ!」
勇者「二人ともほぼ同時に相手に仕掛けたよ。なんてことするの」
魔王「だってこの人、敵ではないですか」
女騎士「だってこいつ、敵じゃん!」
勇者「意味が分からないよ」
勇者「とりあえずこのままだと話が進めないから二人とも仲直りして、ほら」
魔王「……先程の非礼、お詫び申し上げます」スッ
女騎士「こっちこそ悪かったわ」スッ
勇者「二人とも握手する手に魔力が篭ってるよ」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:48:21.70 ID:HI1IAcdK0
*どういうことなの
女騎士「というか勇者、どういうことよ。私には魔王倒したって言ったでしょ」
勇者「倒したよ」
女騎士「倒したって、じゃあ私の目の前に居るアレは何なのよ」
勇者「だから魔王」
女騎士「あんた私の馬鹿にしてんの!」
勇者「!!」ビクッ
魔王「勇者に向かって怒鳴るとは旧友とは思えない接し方ですね」
勇者「……」ジワッ
女騎士「え、ちょ、泣かないでよ。こうなると私が悪者みたいじゃない」
魔王「酷い人ですね」
女騎士「うっさいわよ、あんた!」
女騎士は魔力あるって戦士じゃなくて、魔法剣士なのな
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:50:50.76 ID:9HQSKhSp0
支援
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:51:05.17 ID:HI1IAcdK0
>>53 そんな感じじゃありません?(適当)
4コマとか思った以上に(書く本人が)盛り上がらなくて申し訳ありません
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 16:55:58.39 ID:Bc3HuXbdi
しえ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:00:39.98 ID:HI1IAcdK0
*回想1
勇者「魔王城に着いた!」
勇者「早く魔王を倒してしまって、家に戻ろう」
魔王「ふふふっ、そう簡単にいけるでしょうか」
勇者「!」
魔王「ここまで良くやって来ました、勇者。その武勇に免じて」
魔王「最高に苦しみながら死ぬようにしてあげましょう」
勇者「」
勇者「」ジワッ
勇者「なんでそんなこと言うの」
魔王「え?」
勇者「恐いよ、魔王恐い」←勇者は言葉責めに弱かった
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:08:07.37 ID:HI1IAcdK0
*回想 TAKE2
勇者「結局昨日はあのまま泣きながら帰ったけど」
勇者「これじゃ駄目だよね。しっかりしないとね」
勇者「よし、魔王、出て来い!」
勇者「口は聞かないからかかってこい!」
魔王「あ、勇者、やっと来ましたか」
魔王「とりあえずゆっくりお茶でもしながらお話しましょうか」
勇者「」←慌てている
魔王「」←反省している
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:11:24.29 ID:N9xG+u7S0
面白いです
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:13:10.90 ID:HI1IAcdK0
*お茶タイム
勇者「…なにこれ」
魔王「ぷりん食べますか」
勇者「え?プリン?」
魔王「美味しいですよ?」
勇者「あ、うん…食べる」
------------------------------------
勇者「今考えるアレってスライムだったね…」
魔王「…」プイッ
女騎士「そろそろ本題に入ってくれる?」イライラ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:23:52.40 ID:HI1IAcdK0
*決戦
勇者「こうじゃないよ!戦わなきゃいけないじゃない!」
魔王「そうですね、では、そろそろ片付けて最後の戦いを始めましょうか」
魔王「はーっ!」メラゾーマイオナズンエターナルフォースブリザード
勇者「」スッスッ
魔王「なっ、アレを全部避け切った!?」
勇者「やあああっ!!」
魔王「きゃーっ!」バタン
※勇者が魔王を押し倒している図
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:24:49.86 ID:iKgYyHVrO
じつにきょうみぶかい
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:26:30.15 ID:RpWVX4i/0
確かに倒したな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:32:02.90 ID:HI1IAcdK0
*如月千早が歌います
魔王「え、え?」
勇者「魔王さん…」
魔王「ちょ、ちょっと、待ってください。私まだそういうのは…」
勇者「……」
魔王「あ、あの……///////」ポッ
勇者「やったー、倒したー!」
魔王「………え?」
勇者「じゃあ、ボクはもう帰るね」
魔王「ちょっと待ってください!」←弄ばれたと思っている
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:34:49.72 ID:9HQSKhSp0
支援
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:34:54.55 ID:kOWWyXkH0
2828
67 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/04/19(木) 17:50:41.34 ID:kOWWyXkH0
はよ
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:51:56.23 ID:HI1IAcdK0
*魔界の掟
勇者「何?」
魔王「こ、このまま帰るのですか」
勇者「だってもう魔王さん倒したし」
魔王「押し倒すだけでどうするのですか!」
勇者「うーん、でもボク魔王倒して来いってしか言われてないよ。そしたら平和になるって」
魔王「…!(これは)」
魔王「…ふふっ、私を倒したぐらいでは平和は訪れません」
勇者「え、そうなの?」
魔王「魔界には、倒した相手とは一生を共に生きなければいけないという掟があるんです」
勇者「掟!?」
魔王「そうです。あなたはこれから私と一緒にこの城に居なければなりません」
勇者「えええ?!」
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:56:00.72 ID:HI1IAcdK0
*嘘乙
勇者「とそんな感じで今まで一緒に居たわけ」
女騎士「……」
魔王「」プイッ
女騎士「おい、そこの魔王、私を見ろ」
魔王「ま、魔界の掟は例え魔王と言えど絶対です」
女騎士「人を押し倒したぐらいで一生付き合わされてたまるか!」
勇者「別に迷惑されてないよ。魔王さん優しいし、料理おいしいし」
魔王「ほら、勇者もああ言っていることですから」
女騎士「ぐぬぬ」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:57:48.14 ID:9HQSKhSp0
女騎士のターンも
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:58:44.89 ID:HI1IAcdK0
*正しい倒し方
女騎士「大体、魔王を倒すってそんな意味じゃないじゃない」
勇者「え?じゃあどういう意味なの?」
※女騎士説明中
勇者「」
※女騎士説明中
勇者「」ジワッ
※女騎士説明中
勇者「なんでそんな事言うの?!」ボロボロ
魔王「なんて酷い人なのでしょうかね」ナデナデ
女騎士「あんたらね!!」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 17:58:47.80 ID:nM0bP6MDI
>>16,17
お自慰ちゃん、ぼくは肉便器ではありませんよ あっあっ
おらおらどけよ人間共
>>30,66
ゴミ箱からレスしてまつ
解雇厨消えろよ…解雇()してる俺カコイイ!ってか?w
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:04:10.91 ID:HI1IAcdK0
*ほんとは強いです
女騎士「もう良い」
女騎士「魔王、貴様を倒して勇者を元に戻すわよ」
魔王「仕方ありませんね、相手してあげましょう」
勇者「ふ、二人ともやめて」
魔王「大丈夫ですよ、勇者。一瞬で終わりますから」ゴゴゴ
女騎士「それはこっちのセリフよ」ゴゴゴゴ
二人「しねええええええ!!!」
勇者「やめてって言ってるでしょーー!!!」
二人「きゃーーー!!!」
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:12:20.41 ID:HI1IAcdK0
*平和主義者です。
勇者「なんで人の話聞かないの」
魔王・女騎士「すみません」土下座
勇者「世の中には武力行事じゃなくても解決する方法なんていっぱいあるんだよ」
勇者「話で解決しても良いのになんでいつも力の強い方が正義ってなってるの」
勇者「なんでいつも××したり、◎※したりしないといけな……」
勇者「……」
勇者「……」ガタガタ
魔王「自分で言うのも駄目だったのですか」
女騎士「どんだけメンタル弱いのよ」はいはい泣かない
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:12:27.24 ID:RbGxppA30
し
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:17:51.65 ID:HI1IAcdK0
出かけます。
すみません。
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:25:35.86 ID:eNLQWpGn0
保守
78 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/04/19(木) 18:26:39.25 ID:Ud/01WIF0
待ってるぞー
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:29:28.95 ID:dP3n0wOB0
外出代行っていないのか
80 :
忍法帖【Lv=14,xxxPT】 :2012/04/19(木) 18:48:07.54 ID:LA9VbTsc0
ほ
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 18:56:52.56 ID:VnvAQURa0
ほ
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:05:27.22 ID:VPX2crxc0
謎の外出
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:17:52.66 ID:/AFOgJMC0
ほ
ほ
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:29:37.11 ID:yMqi5hSzi
面白いですほ
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:29:42.01 ID:DcUgPx0mO
ほ
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:38:22.40 ID:foZel6tli
ピヨピヨ
88 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 19:53:59.45 ID:N9xG+u7S0
が、しかし
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:04:30.18 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:04:33.89 ID:eNLQWpGn0
保守
91 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:20:36.70 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:26:06.68 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:31:25.47 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/メラゾーマ!
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:32:48.51 ID:QGGSfxcY0
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/ザオリク!
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:38:02.77 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/二フラム!
96 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:40:11.62 ID:uxw6CZHw0
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/バシルーラ!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:44:57.01 ID:QGGSfxcY0
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/スカラ!
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:47:57.84 ID:N9xG+u7S0
(」・ω・)」うー!
____
/ \
/ rデミ \
/ `ー′ でン \
、 .ゝ
\ ヾニァ' /
ノ \
/´ ヽ
ザラキ
99 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:52:58.20 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/早くしろよアホウ!
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 20:57:58.91 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/もうしらん!
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:04:46.46 ID:QGGSfxcY0
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/右腕が疼く・・・!
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:08:17.91 ID:eNLQWpGn0
保守
ほ
104 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:20:34.90 ID:n7kZpefsO
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/ショタ勇者かわいい!
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:25:49.53 ID:foZel6tli
チラッ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:38:45.09 ID:I8yII6M30
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/メラゾーマイオナズンエターナルフォースブリザード!
107 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/04/19(木) 21:42:00.75 ID:7EP2LIjY0
ほ
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:52:38.92 ID:/AFOgJMC0
ほ
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 21:58:24.29 ID:VnvAQURa0
まだ帰らんのか
hosh
111 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:10:07.76 ID:N9xG+u7S0
く〜る〜きっとくる〜きっとくる〜季節は白〜く〜
112 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:12:31.33 ID:HM5cKq8I0
斬新なSS
悪くない
113 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:18:37.13 ID:N9xG+u7S0
と、ここで
114 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:22:08.33 ID:elUlpm3S0
はよ
115 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:24:56.55 ID:/mh93WYU0
はよぞーま
116 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:26:55.52 ID:3JBHpEvy0
ψ(`∇´)ψ
117 :
忍法帖【Lv=11,xxxPT】 :2012/04/19(木) 22:27:54.06 ID:kOWWyXkH0
ほしゅ
118 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:28:48.29 ID:2hINVy0S0
保守感覚ぐらい覚えろカス
119 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:35:52.57 ID:HI1IAcdK0
皆の優しい声が染みるよ。
ちょっとシャワー浴びて再開します。
120 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:41:32.49 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!
121 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/04/19(木) 22:42:54.32 ID:Ud/01WIF0
122 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:44:00.65 ID:nq/UzxSq0
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
123 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:46:55.29 ID:HI1IAcdK0
*ここまでのあらすじ(嘘)
魔王を倒すために旅だった勇者は
ついに魔王を押し倒すことに成功、世界は平和になった。
と思えば実は魔王を倒したものは一生魔王と共にくらさなければならないという掟があり、
魔王と勇者のキャッキャウフフのな物語が始まるのであった。
と思ったら突然勇者の昔の女の女騎士が勇者を探しに来て魔王とトライアングルを構築し始めた辺りで
あらすじ(嘘)終了。
後、スライムに関しては適当だった。
124 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:51:52.92 ID:HI1IAcdK0
*居座り
女騎士「とにかく、勇者が帰らないなら私も行かないから」
魔王「ここは魔王城、例え勇者の旧友と言ってもそう簡単に常住を許すわけにはいきません」
女騎士「あんたの許しなんてもらって居るつもりないわよ」
魔王「ほう、この城の主としてそんな妄言を聞いて黙ってはいられませんね」
女騎士「やるっての?勇者が見ているわよ」
魔王「………」
勇者「ほーら、スライムちゃんこっちだよ」←見ていない
スライム「」
魔王「この隙に」
女騎士「勇者フォローしてよ!」
125 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:54:01.78 ID:HI1IAcdK0
*魔法の言葉
勇者「どうしても駄目なの?」
魔王「駄目です」
勇者「どうしても?」
魔王「…だ、駄目です」
勇者「……」
魔王「……」
勇者「……優しい魔王さん」
魔王「はーい、良いですよ」
勇者「女騎士ちゃん、良いって」
女騎士「勇者…」ハァハァ
126 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:54:04.07 ID:wnt7rIZF0
しえ
127 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:54:57.32 ID:ACA8bLSs0
ハァハァは疲れてるのか発情してるのか
128 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 22:56:53.12 ID:foZel6tli
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/よいよー!
129 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:00:01.92 ID:HI1IAcdK0
*勇者中毒症
勇者中毒症
それは勇者の笑顔に長時間露出された経験がある異性がかかりやすい
剣と魔法の時代において最大級の重病です。
この病気の主な症状は勇者と長時間離れていると手が震えたり、人格が大きく変わったりなど、一般的な生活に支障を与えることが多多あります。
ですがある時間以上離れているとこういう禁断症状からも解放されます。
が、長い時間勇者に会っていない者が勇者に再び会った時、以前の禁断症状を越える何か(?)が起きる可能性があるので注意が必要です。
女騎士「ゆうしゃあああああああ」
勇者「ぎゃああああああああああ」
※女騎士が勇者を押し倒す図
魔王「勇者!」
130 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:03:13.10 ID:HI1IAcdK0
*貞操の危機
女騎士「勇者」ハァハァ
勇者「お、女騎士ちゃん?」
女騎士「勇者が悪いんだからね」
勇者「…女騎士ちゃん」
女騎士「勇者が私のことずっと一人にするから……」
魔王「勇者、早くその女から離れてください!」
女騎士「誰にも邪魔されないよ」ATフィールド構築中
魔王「勇者ーー!」
131 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:06:20.49 ID:HI1IAcdK0
*毒を以て毒を制す
勇者「女騎士ちゃん…」
女騎士「勇者……」
勇者「ごめんね、女騎士ちゃん」
勇者「ずっと一人で頑張ってたもんね」
勇者「寂しかったよね」
勇者「一緒に居るって言ったのにごめんね」
勇者「女騎士ちゃんなら…いいよ」
女騎士「」ブシューッ
女騎士は倒れた。
勇者は前が真っ赤になった。
132 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:08:59.36 ID:VnvAQURa0
支援
133 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:09:11.63 ID:HI1IAcdK0
四時間ぐらい外出して戻ってきたらなんか話の路線が完全にずれてる気がするよ。
気のせいかな。
134 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:11:12.38 ID:foZel6tli
問題ない
135 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:12:34.94 ID:HI1IAcdK0
*状況終了
魔王「勇者、無事ですか!」
勇者「魔王さん、うん、前は見えないけどなんとか大丈夫…」
魔王「………」
勇者「魔王さん、女騎士、連れてきて迷惑だった?」
魔王「…」
勇者「ごめんね、勝手に出ていって、勝手に友達連れてきちゃって」
魔王「…いいんですよ、勇者」
魔王「勇者の友達なら私の友達ですから。彼女にも相応の待遇をします」
少し後
女騎士「…ううぅ、ここどこ?」←牢屋
136 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:14:06.56 ID:wnt7rIZF0
ふむ
137 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:16:26.71 ID:HI1IAcdK0
*餌を与えてはいけません
女騎士「ちょっと、なにこれ出してよ!」
魔王「勇者に危害を与えないと確信できるまでそこに居てもらいます」
女騎士「私が何をしたって言うのよ」←覚えていない
魔王「勇者を襲っておいて何を言いますか」
女騎士「…え?」ビクッ
魔王「何ならこちらの水晶玉に録画しておきましたからどうぞ」
女騎士「…嘘」
魔王「後、勇者はこの回り30mに来ないようにしておきましたので」
女騎士「ってちょっと待ちなさいよ!」
138 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:21:46.07 ID:foZel6tli
☆
139 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:22:00.14 ID:HI1IAcdK0
*魔界の感覚だと
魔王「言っておきますけど、私はまだ勇者に手は出しません」
魔王「というより、そんなことするのだったら女騎士が来る前にやっています」
女騎士「た、確かに…」
女騎士「って、まだってどういう意味よ」
魔王「あなたと違って未成年で襲うことなんてしません」
女騎士「いや、あいつも私ももう大人なんだけど」
魔王「私がまだです」後100年はしないと
女騎士「勇者が爺ちゃんになるでしょ!」
140 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:24:26.73 ID:9HQSKhSp0
爺ちゃんになるってレベルじゃねえ
141 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:25:12.94 ID:oHZ/qcwiP
一周回ってまたショタかもな
142 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:25:50.32 ID:HI1IAcdK0
*衝撃的真実
普段は子供っぽい勇者ですが、
実は年はもう大人です。
長く厳しい旅のせいでろくに食べれず、魔物との戦いで多くの傷を負ったせいで成長が少年期で止まり、
人と長く接することがなかったせいで精神的にも成長できず、
体も心も十二、三才あたりで止まっています。
魔王「それでも私たち強いのですね」
女騎士「でも、なんか見てると守ってあげなきゃいけないと思っちゃうけどね」
魔王「その気持ち良く分かります」
143 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:30:52.87 ID:HI1IAcdK0
*女の戦い
魔王「とは言え、私も勇者をこのまま渡すつもりはありませんので」
女騎士「こっちのセリフよ。言っとくけど、私の方が長い知り合いだから」
魔王「最近の勇者の姿を知ってるのは私の方です」
女騎士「あいつ見た限り昔とあまり変わってないんだけど」
魔王「本当にそうでしょうか」フッ
女騎士「なにその偉そうな笑い方」
144 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:32:25.32 ID:wnt7rIZF0
しえ
145 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:32:50.40 ID:HI1IAcdK0
*最近情報
魔王「私は勇者の最新情報を沢山持っています」
魔王「例えば、最近勇者はスライムを飼い始めました」
女騎士「それは見りゃ分かるでしょ」
魔王「後、以前の事件でスライムにトラウマを持っています」←この人のせいです
女騎士「なんでトラウマあるのに飼ってるのよ」
魔王「後、スライムを食べる人を軽蔑するようになりました」
女騎士「食べないわよ、そんなの!」
146 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:36:55.53 ID:HI1IAcdK0
やばい、ネタが切れた
欲しい展開ある?
勇者が年相応になって惚れ直す
148 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:40:01.42 ID:HGs1P2+S0
キングスライム
149 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:40:27.73 ID:foZel6tli
女騎士と魔王が仲良くなって勇者ハブ
150 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:42:10.64 ID:s47c0UKi0
もやっとした感じの誰も救われないエンドとかどうよ
151 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:42:11.96 ID:j7JEKlGS0
とりあえず魔王と優者をいちゃつかせる
152 :
忍法帖【Lv=38,xxxPT】 :2012/04/19(木) 23:42:12.33 ID:Ud/01WIF0
あ
153 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:44:38.38 ID:HI1IAcdK0
*魔王の実験室
魔王「私、魔法も得意ですけど、実は魔法薬製造が趣味なんですよね」
魔王「普段はスライムで実験していたんですけど、この前の事件で全部放出してしまいまして」
魔王「被験体がいなくなってしまったので」
魔王「女騎士さんが来て凄く助かります」
女騎士「ここから出してよ!何よ、なんでいきなりちょーピンチになってるの、私!」ガンガン
魔王「大丈夫ですよ。死んだりはしません。99%までは保障します」
女騎士「なんか微妙に安心できる数字だけどやっぱり当てにならないじゃない!」
154 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:47:59.43 ID:HI1IAcdK0
*魔王の薬
女騎士「大体、そんなに自身あるのだったら自分で飲みなさいよ!」
魔王「確かにそうすることもできなくはないですが、これは人間目当てに作ったものでして」
魔王「是非とも人間被験体が欲しかった所なんです」
女騎士「誰が魔王のモルモットになってやるっていうのよ」
魔王「この薬ですが、人間のホルモン分泌を増強させて」
魔王「うんたらかんたら結果的には女が使うと胸が……」
女騎士「ください。魂でも売ってやるからそれを渡しなさい」
155 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:55:23.77 ID:HI1IAcdK0
*お約束
魔王「これがその薬です」
女騎士「なんか美味しそうな色ね」
魔王「味に関しては死にたいほど苦いとだけ言っておきましょう」
女騎士「聞きたくなかったわ。
勇者「スライム、待ってーー!」
魔王「え?」
スライム「」
勇者「もう、なんで逃げるの」
勇者「あ、オレンジジュースだ」
魔王「あ、勇者、ちょっと待って」
156 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:56:04.35 ID:ACA8bLSs0
女体化か
157 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/19(木) 23:57:24.75 ID:xxetgGvH0
これはハーレムしか無いだろう
158 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:01:13.34 ID:jRRTnp/f0
*おや?ゆうしゃのようすが…
勇者「まじぃ…」うげぇ
魔王「勝手に飲むからですよ」ほら、飴です
女騎士「ちょっと、大丈夫なの?飲んじゃって」
魔王「そうですね。男の場合どうなるか考えていませんでしたので」
女騎士「まさか、女になるとかするんじゃないでしょうね」
魔王「……可能性はあります」
女騎士「洒落にならないわよ」
勇者「ま、魔王……なんか体熱いよ……」
二人「!?」
159 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:01:41.03 ID:ynGhS7dc0
魔王に犯される展開か?
160 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:01:47.33 ID:yPfMW7BB0
スライム娘は?
161 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:06:44.44 ID:bEJ1IIhw0
C
162 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:08:00.36 ID:jRRTnp/f0
*BBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBBB
魔王「勇者、これ呑んでください」
勇者「うん?うぅ……」ゴクゴク
勇者「…あ、納まった」
魔王「良かったですね」
女騎士「フラグへし折ったわね」
魔王「私は今の勇者が好きですので」
勇者「なんか知らないけどなんか分かるかも、ボクだってコイキングの方が好きだし」
女騎士「あなた本当にわかってないの?」
スライム「」ぺちゃ、ぺちゃ
163 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:08:57.50 ID:5BjFM+F/0
支援
164 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:10:43.17 ID:jRRTnp/f0
*おや、スライムの様子が…
スライム「…」ブルブル
勇者「あれ?スライムどうしたの?」
女騎士「ちょっと、あいつ飲んだんじゃない?魔王さっきの中和剤」
魔王「もうありません」
スライム「」ブルブル
ポン!!
三人「わーっ!!」
スライム娘「…ゆうしゃ」
165 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:11:58.27 ID:A5/F7jwo0
きたーーー!ーー!ー!ーーーー
166 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:13:16.92 ID:YYzCn+FB0
やっとヒロインきたか
167 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:13:53.37 ID:jRRTnp/f0
*スライム娘
魔王「まさか人間のホルモン促進剤がスライムの進化させるとは」
勇者「スライムちゃんが喋った」
スライム娘「…ゆうしゃ」だきっ
女騎士「ちょっ!」
スライム娘「…ゆうしゃ」
勇者「あははっ、なんか冷たくて変な感じ」
女騎士「離れなさいよ」
魔王「……」
168 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:16:35.88 ID:cjsMHUiJ0
ヒイイイイイイイイイイイイイイイイイハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!
169 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:19:57.69 ID:jRRTnp/f0
*命の恩人
スライム娘「…ゆうしゃ」
勇者「スライムちゃん、どうしてこんなになったの?」
魔王「多分、さっき呑んだ薬のせいだと思いますけど」
スライム娘「…」ペチッ
魔王「!」
スライム娘「…おまえきらい」
魔王「へー」ゴゴゴ
勇者「す、スライムちゃん」
スライム娘「おまえ、わたしのどうぞくころした」
魔王「…確かにそんなこともありましたね」
スライム娘「…ゆうしゃ、いいひと」ぺちゃ
女騎士「どうでも良いけどそのぺちゃつくのやめなさいってば」
170 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:24:28.81 ID:jRRTnp/f0
*負け
女騎士「こいつどうするの」
勇者「今までみたいにボクが面倒みるよ」
スライム娘「……ゆうしゃすき」
女騎士「そんなの駄目だよ」
勇者「どうして」
女騎士「どうしてって……」
スライム娘「……」きょとん
女騎士(スライムのくせに私よりある…!!)
171 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:29:28.02 ID:/2+UtQmI0
C
172 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:30:12.15 ID:jRRTnp/f0
*取り扱い
魔王「とりあえず、一緒に寝るというのは駄目です」
勇者「えー、なんで?今まで一緒寝てたのに」
スライム娘「……」ぺちゃ
魔王「あと、べちゃつくのも駄目です。
スライム娘「…おまえきらい」
魔王「ここは私の城なのでここに居たければ私に従ってもらいます」
スライム娘「……」しゅん
勇者「スライムちゃん…ごめんね」なでなで
スライム娘「…ゆうしゃすき」ぺちゃ
魔王(羨ましい)
173 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:39:08.52 ID:/2+UtQmI0
C
なんで俺が答えなきゃならないんだよ、アホ
これ、前にいた荒らし?
在チョンは死滅しろよ
175 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:49:46.96 ID:IbvQ0K++0
しえん
176 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 00:55:21.98 ID:v9XosPLNi
C
177 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/04/20(金) 01:02:07.61 ID:YYzCn+FB0
しえ
178 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほ