1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
代行
今日は非安価
-765プロ事務所内-
美希「じゃあ撮影行ってくるの。ハニー、いってらっしゃいのチューは?」
P「馬鹿行ってないでさっさと行ってこい」
美希「はいなの〜」
ガチャバタン
P「やっと行ったか…」
P(それにしても、最近の美希の俺への執着が異常な気がする)
P(他のアイドルと話してる時も間に入ってくるし、これじゃお互いの仕事に支障が出そうだ)
P(誰かに相談した方がよさそうだな)
P「とはいえ、誰に相談するか…」
律子「ただいま戻りましたー」ガチャ
P「お、律子。それに竜宮小町の三人。お疲れさん」
亜美「もー! 三人まとめて呼ばないでYO→!」
伊織「まあいいじゃない、亜美。この竜宮小町が有名になった証よ、にひひっ♪」
あずさ「そうねぇ〜、嬉しいわぁ〜」
P(この三人の誰かに訊くか)
P(亜美にはまだ難しいかもしれないし、伊織も大人びてはいるがまだ子供…)
P(やっぱりここは、酸いも甘いも知り尽くしたあずささんに聞こう)
P「あずささん」
あずさ「はい〜?」
P「少し相談が…ちょっといいですか」
あずさ「あらあら〜、何かしら?」
P「ここなら大丈夫か…」
あずさ「それで、話って…?」
P「実は、美希のことなんですが…最近、美希のスキンシップが過剰な気がして…」
あずさ「そうかしら〜? 私には分かりませんけど…?」
P「気のせいかもしれないんですけど、この間伊織と仕事の話をする時に美希が絡んできて」
P「打ち合わせがほとんど出来なかった、ってことがあったんです」
あずさ「あぁ〜、伊織ちゃんから聞いてます。大変だったみたいですね〜」
P「そういうことがあると俺自身も気持ちよく仕事が出来ませんし、何よりアイドルの皆がギスギスするんじゃないかって」
あずさ「それは困りますけど…私は、そうは思いませんね〜」
P「だったら俺の考えすぎなんですかね…いや、でも…」
あずさ(プロデューサー、すごく悩んでるみたい…)
あずさ(無碍に突き放すのも申し訳ないわ…)
ガチャッ
亜美「んっふっふ→? 話は聞かせてもらったぜ? にーぃちゃん!」
P「…亜美か」
亜美「べっつにミキミキは変わったこともないと思うよ?」
真美「真美もそう思うよ?」
P「どっから湧いてきたお前は」
真美「亜美いるところに真美がおり!」
亜美「真美いるところに亜美がおる!」
双子「二人揃って、天海春香です!」
双子「プロデューサーさん、映画ですよ! 映画!」
P「やかましい」
P「…にしても、やっぱり俺の思い違いなのか? …でも…おかしいと思うんだけどなあ…」
真美「兄ちゃん、そういう時は多数決だYO!」
亜美「亜美たちが皆にミキミキをどう思うか聞くから、それで判断すればいいYO!」
P「そうか。…あー、そうだな。でも伊織には聞かないでくれ」
真美「なんでさ?」
P「そういう状態で怒ってるなら聞くまでもないし…カッとなってつい美希に言ったりしたら面倒だからな」
亜美「イエッサ→☆ では出陣! …まずはりっちゃんだね!」
真美「ね!」
タッタッタ
P「…元気だなぁ、ほんと」
あずさ「そうですね〜。…プロデューサー?」
P「はい」
あずさ「何かあったら、相談してくださいね?」
P「もちろんです、みんなのことですから」
あずさ「それもそうですけど…ふふっ、私は年長者なんですから。もっと頼ってもいいんですよ?」
P「分かりました。…ありがとうございます」
あずさ「いえいえ〜」
-事務所-
真美「…ってことなんだYO!」
律子「そうなの」
亜美「りっちゃんはどう思うのSA!」
律子「ここ最近目立ってきたとは思ってないけど…どちらかといえばプロデューサー殿の意見に一票」
律子「最近かどうか怖いかどうかはともかく、年頃の女の子があんなに引っ付くのは異常よ。やりすぎだわ」
亜美「ってことは〜」
真美「兄ちゃんとりっちゃんといおりんが異常組、真美たちとあずさお姉ちゃんが正常組」
律子「それだと私達が異常者みたいじゃない!」
亜美「ん〜む、半々ですなぁ」
真美「他の人にも聞いておきたいし、今日のみんなの午後の予定の確認だ→!」
春香・千早・響:オフ
伊織・あずさ・亜美:CDジャケット撮影
やよい:午前から引き続きCMイベント
真・雪歩:雑誌撮影
美希:CM撮影
亜美・貴音:ボーカルレッスン
律子:竜宮小町と行動
P:やよいを迎えに行き、美希の撮影状況を確認。その後真・雪歩を迎えに行き小休憩、美希を迎えに行く
亜美「…兄ちゃんの仕事内容だけこまかっ!」
真美「まあまあ、いいってことよ!」
貴音「何の騒ぎですか?」
真美「お姫ちーん! 実はね…」
貴音「…なるほど。私も確かに、最近の美希はいつも以上にあのお方の傍らにいる気もします」
亜美「んじゃぁ、異常組?」
貴音「異常組…? …中立を保ちたいものですが、二者択一をと迫るのならば」
真美「おっけー! ん〜、どっちとも言いにくいねぇ」
小鳥「あたしはそうは思わないピヨ!」
亜美「ピヨちゃんのせいでまた半々だYO」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:38:28.85 ID:nqVUDmRd0
律子「はいはい、竜宮小町の休憩終わり! 真美もレッスン行きなさい!」
双子「はーい…」トテトテ
律子「…プロデューサー」
P「ん?」
律子「美希の迎え、私が行きます。どんな反応するかも一応見ておきたいんで」
律子「美希の機嫌次第ですけど、プロデューサーをどう思うかとかも聞けるように頑張りますね」
P「ああ…悪いな」
律子「いえ。それじゃ、行ってきまーす!」
バタン
貴音「それではわたくし共も参りましょう。行きますよ、真美」
真美「いえっさー! じゃーね、兄ちゃん♪」
P「おう、またな」
バタン
P「…さて、俺もやよいの様子を見てくるか」
小鳥「行ってらっしゃーい」ピヨピヨ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:39:37.35 ID:nqVUDmRd0
-イベント会場・楽屋-
やよい「うっうー! プロデューサー!」
春香「あ! プロデューサーさん!」
千早「お疲れ様です、プロデューサー」
P「やよいと…二人、来てたのか。今日はオフだってのに…」
春香「私の家に二人でいたんですけど、テレビでやよいちゃんのイベントが放映されてたので、つい…」
P「休日出勤ご苦労様。…ねぎらいも込めて、何か買ってくるか。何がいい?」
やよい「冷たい緑茶、おねがいします!」
春香「コーラ…いえ、ファンタオレンジで!」
P「了解。千早は?」
千早「そう…ですね。…決めかねますから、一緒に行ってもいいですか?」
P「ああ、そうするか」
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:39:52.49 ID:4akqfJJO0
非安価Verきたー
-廊下-
P「緑茶、ファンタオレンジ…千早、決まったか」
千早「…プロデューサー、何か悩んでいますか?」
P「え?」
千早「確証はないんですが、何となく…そんな気がしたので」
P(俺が言わなくても亜美真美がいずれ言うだろうし…千早と、あと二人にも聞いておくか)
P「それは、後で話す。あの二人のところに戻ったら」
千早「分かりました。…じゃ、私はミルクティーを」ピッ
-楽屋-
P「はい、二人とも」
春香「ありがとうございまーす!」
やよい「うっうー! いただきまーす!」
千早(高槻さんかわいい)
P「…ところで三人とも、折り入って相談がある」
春香「?」ゴクゴク
P「相談といっても大した内容じゃないんだけどな。肩ひじ張らず、ちょっとしたアンケートくらいの気持ちで答えてくれ」
やよい「なんですか?」
P「美希のことなんだが…美希、俺に対してスキンシップが過剰すぎないか?」
P「この間は伊織と仕事の話をしてたら割り込んできて…それで二人、今ちょっと険悪なんだ」
P「今後もそういうことがあったら困るんだが…どう思う?」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:45:28.70 ID:PaYDVVUH0
支援
春香「私はいつもと変わらないと思いますよ」
やよい「私もですぅ」
千早「私は…ちょっと激しいかな、という気がしてます」
千早「独占欲のあらわれだと思ってあまり注意してはいませんでしたけど…どちらかといえば」
P(やっぱり微妙なラインなのか…)
春香「でも、プロデューサーさんが気になるならそうなんじゃないかと思いますよ? 私達はある意味部外者ですし」
春香「一応気を付けて見ておきますから、ね?」
やよい「はい!」
千早「そうね。注意してみます」
P「すまんな。…さて、そろそろ時間か。やよいは事務所に連れて行くけど、二人はどうする?」
春香「どうしよっか?」
千早「春香の家に戻りたいわ。…いえ、やっぱりこのまま服選びに付き合ってもらえる?」
春香「分かった! …そういうことなんで、プロデューサー。私達はここでおいとまします」
P「そうか。じゃ、気を付けてな」
千早「はい」
-事務所-
やよい「うっうー! 戻りましたー!」
小鳥「お疲れ様、やよいちゃん。どうだった?」
やよい「盛り上がりましたー! 大成功です!」
小鳥「そう? よかったわ」
P「じゃ、俺は美希の…」
P「………」
P(律子は俺と美希を離して様子見をしたいようだったし…美希のところに顔を出すのはやめて、真と雪歩の所に行くか)
小鳥「ピヨ?」
P「いえ、真と雪歩の所に行ってきます」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:47:49.35 ID:PaYDVVUH0
支援
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:48:57.73 ID:FMuHHvpG0
美希を幸せにしてやってくれ
頼むから…
-スタジオ-
真「あ! プロデューサー!」
P「おう。上々みたいだな」
真「それはそうですけど…やっぱりボクはこういう服なんですね」
P「似合うからな」
真「…うう…っ」
P「撮影は丁度終わったところか。雪歩はどこだ?」
真「雪歩は着替えに行ってます。…それにしても、ボクももっと可愛い服が着たいんですけど…」
P「さすがにフリフリとかは似合わないからな…千早みたいにカジュアルならまだ何とか…」
真「もっと可愛い方がいいです。そうだ、美希みたいな派手目な感じとか!」
雪歩「似合わないと思うよ…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:49:40.34 ID:UssCADqq0
ヤンデレ期待していいの?ねえ!!
P「雪歩。お疲れさん」
雪歩「お疲れさまですぅ…疲れましたぁ」
P「だろうな。この後はダンスレッスンが入ってるけど、まだ時間に余裕もあるし、ここで休むか?」
真「いえ、事務所に。携帯事務所に忘れちゃったんで。あと、休むならやっぱり事務所の方がいいですし」
P「分かった。じゃ、車で待ってるからな」
23 :
>>21このスレ『では』ヤンデレ期待しても意味ないお:2012/03/28(水) 22:51:24.49 ID:nqVUDmRd0
-事務所-
真「ただいまー!」
雪歩「戻りましたぁ…」
P「俺もこれでやっと一息、だな」
小鳥「そうそう。律子さんからプロデューサーさんに連絡がありましたよ」
P「俺に?」
小鳥「はい。美希ちゃんと顔合わせないように、今日は早めに上がって欲しいそうです」
P「分かりました」
雪歩「美希ちゃんと顔を合わせないようにって…喧嘩、したんですか?」
P「いや、違う。…そうだ、二人にも言っておかないとな」
P「…というわけなんだ」
真「確かに、やっぱり美希はおかしいですよね」
雪歩「男の人にあんなにべったりするの…よくないと思いますぅ」
P(二人は異常組…)
P「…分かった、ありがとう。出来れば口外はしないでくれ。いいな?」
二人「はーい」
P「良い返事だ。じゃ、俺は先に上がらせてもらいます」
小鳥「お疲れ様でした」ピヨー
-スタジオ-
律子(プロデューサー殿が来ると期待していたのに私が来る)
律子(さて、美希はどう出るかしら…)
ガチャ
美希「ハニー! …あれ、なんで律子…さんなの?」
律子「プロデューサー殿は仕事が入っちゃったから、代わりに私。不満かしら?」
美希「不満なの! お仕事中もハニー来てくれなかったし、ハニーが来てくれるのを期待してたのに!」
律子「わがまま言わないの。ほら、帰るよ」
美希「やなの! ハニーに来てほしいの!」
律子「仕事なんだから仕方ないでしょ? まったく…ほら、行くよ」
美希「むぅ〜…。はぁ、今日は厄日なの。朝もでこちゃんがハニーと一緒だったし…」ブツブツ
律子「あの二人は仕事の話をしてたの。あんたが割り込んだせいで伊織の仕事が駄目になったらどうするの? 責任取れるの?」
美希「そんなの知らないの。ハニーを取ったでこちゃんが悪いの」プンスカ
律子(…反省の色なし。自分のことしか考えてない証拠ね)
律子(しばらくプロデューサー殿と離して様子を見る? …今夜までに決めて、プロデューサーに話をしてみましょう)
-P宅-
ヴーッヴーッ
P「メールが三通。あずささんと美希と律子からだ」
あずさ『美希ちゃんの様子はどうでしたか? 出来る限り力になりますから、あんまり気にしすぎないでくださいね〜?』
美希『ハニー、どうして今日は迎えに来てくれなかったの? ひどいの!』
律子『やっぱり美希はプロデューサー殿に若干依存気味な気がします。
今後の美希の活動やプロデューサー殿の仕事、それに伊織達のコンディションにも影響が出かねますので、
美希のボディタッチ等には厳しくあたってください。
あずささんと亜美真美、貴音に可能な限り美希の様子を見てもらうことにしました。
何かあったら、遠慮なく言ってください』
P「なるほどね…」
P「とりあえずあずささんには了解とお礼のメール。美希には謝罪と仕方がないってことを返しておこう」
P「律子には現状を伝えておこうか」
P「今のところの勢力(?)図は以下の通りだ」
異常組:
P 律子 貴音 伊織 千早 真 雪歩 伊織
正常組:
あずさ 亜美 真美 小鳥 春香 やよい
不明:
響
P「ほとんど半々だけど、異常組が二人多い」
P「とはいえ貴音みたいに『どちらかといえば』という人もいるだろうがな…千早なんかもそんな感じだったな」
P「異常組でおかしいと強く思っているのは律子、伊織…真と雪歩は微妙だから一応は除外しておくか」
P「…それと、俺か」
P「………」
P「…ま、後で考えるか。そんなことより、明日の全員のスケジュールと俺の行動を確認しておこう」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 22:57:32.79 ID:zFL1uNE/0
おいてめえ意図的に響を外しやがったな?
春香:ラジオ収録、バラエティ収録
千早:終日ナレーション
真:女性誌撮影、インタビュー
雪歩:ダンスレッスン、写真集撮影
伊織:ダンスレッスン、舞台稽古
亜美真美:ゲームイベント、ボイストレーニング
貴音:CM撮影、グラビア撮影
やよい:バラエティ収録、ドラマ
響:終日動物番組
美希:ダンスレッスン、ポスター撮影
あずさ:午後からブライダルイベント、ただし午前から事務所へ来る予定
P「以上だ」
30 :
>>28てへ☆:2012/03/28(水) 22:58:57.53 ID:nqVUDmRd0
P「春香と貴音はスタジオの方向が同じだから一緒に行動させておけば大丈夫だろう」
P「やよいと響、それに亜美真美の送りは俺。律子にはダンスレッスン組と真をお願いしよう」ポパピプペ
-翌日・事務所-
P「おはようございまーす」
美希「ハニー! もう、昨日は何で来てくれなかったの!?」
春香「まあまあ。プロデューサーさんも忙しかったんだよ。ですよね?」
P「ああ、そうだな。悪いな、美希」
美希「もー! 今日はずーっと一緒にいて欲しいの!」
律子「だーめ。プロデューサー殿は忙しいし今日は竜宮の仕事がないから、美希のことは私が見るの!」
美希「また律子…さんなのー?」ムッ
伊織「別にいいでしょ、あんたはいーっつもベッタリなんだから」
美希「でこちゃん、もしかして昨日の朝のことまだ根に持ってるの?」
伊織「そんなわけないじゃない!」
真「ほらほら、二人とも朝から騒がないで…」
P「相変わらずだな…」
千早「………」チラッ
P(千早…美希の度が過ぎてるって思ってる目だな、あれは)
ヴーッヴーッ
P「メールか」
P(…真美にあずささん? 二人ともここにいるんだから、直接言えば…)
真美「………」チラッ
あずさ「それでね〜、今月は総合運がいいのよ〜」チラッ
貴音「それは真、喜ばしきことですね」
P(…なるほど、美希のことか)ピッピッ
真美『ミキミキ、兄ちゃんのこと気にしてるみたいだYO?
もしかしたら真美たちも異常組仲間入りかも〜??』
あずさ『特に普段から変わりはないように思いますよ?』
P(ただの報告なら返信は必要ないか。二人に目配せするくらいで…)チラ
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:01:16.48 ID:nqVUDmRd0
真美「………」コクン
真美「亜美隊長、隊員への報告が完了しましたであります!」ビシッ
亜美「ご苦労だったな、真美隊員!」ビッシ
あずさ「あら〜うふふ〜」コクン
伊織「………?」
雪歩「? 伊織ちゃん、どうかした?」
伊織「いや…何でもないわ」
伊織(真美とあずさ、プロデューサーの方を見て頷いたような…? 何かあったのかしら)
響「はいさーい!」バンッ
貴音「遅いですよ、響」
響「昨日、ちょっと夜更かししちゃったからな! うう、ごめんだぞ〜…」
P(そういや響にはまだ言ってないか)
P(響もカッとなって言いそうだけど…まあ、きつく言えば大丈夫だろ)
P「響、ちょっとこっちに来てくれるか?」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:02:25.04 ID:nqVUDmRd0
響「…事情は分かったけど、自分は特におかしいとは思わなかったぞ」
P「ま、響は単純…もとい、鈍いからな。でも、何かあったら教えてくれ。あとは美希と伊織には口外。いいな?」
響「分かってるさ! 自分、完璧だからな!」
P「よし、じゃあ戻るか」
貴音「お帰りなさいませ。何のお話だったのですか?」
P「…ま、まあ、色々…かな?」チラッ
貴音「! …なるほど、色々ですか…」
伊織(…貴音も? 何かあったのかしら。今度機会があったら聞いてみましょう…)
律子「さて! ダンスレッスンの三人と真! 行くわよー!」
真「よーし! 今日も頑張るぞ!」
美希「むー…ハニー、今日は何するの?」
P「いつも通りだ。皆の送迎と事務作業。美希も仕事、頑張ってこいよ」
美希「! うん! 頑張るの! じゃあハニー、行ってきますの抱っこなの!」ギュウー
律子「!」
雪歩「み、美希ちゃん! 駄目だよそんなこと! プロデューサー、困っちゃいますぅ…!」
伊織「そうよ! 離れなさい!」
美希「むぅ。皆して今日は何なの?」
雪歩「な、何でもないけど…ともかく美希ちゃん、早く行こっか!」アセアセ
伊織「まったく…。それじゃ、プロデューサー。私も行ってくるから。ダンスが上手になった私のこと、待ってなさいよ! にひひっ♪」
P「ああ、行ってらっしゃい」
P「………」
P「じゃ、やよい、響、亜美真美は俺の車に乗って。春香と貴音は大丈夫か? 何ならタクシーを呼ぶが…」
春香「いえ、歩いて行きますから!」
貴音「行って参ります、あなた様」
P「ああ。頑張ってこい」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:04:28.41 ID:e2815eZB0
いいペースだがさるが怖いな…
支援
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:04:44.43 ID:nqVUDmRd0
-車内-
亜美「ねーねー兄ちゃん。ミキミキ、さっきプロデューサーに抱き着いてたね!」
P「ああ…感覚が麻痺してたけど、やっぱりああいうのはよくないよな」
真美「真美的には、フケンゼンだって思うな!」
P「こら、真似するな。…やっぱりか。どう言って離せばいいんだろうな…」
響「というか、自分はそんなに怖がる気持ちが分からないぞ?」
響「美希みたいな美人に惚れられてむしろ光栄、って感じにはならないのか?」
P「そうは言っても…仕事の邪魔までされると困るんだよ」
P「どうして美希が俺を『ハニー』なんて呼ぶのかも分からないし、悪い気はしないが不気味だ」
やよい「難しいですぅ…」
P「…ま、これは俺と美希の問題だ。皆はあまり気にせず、いつも通り美希に接してくれ」
P(正直、ここにいる四人が役に立つとは思えないしな…)
-レッスンスタジオ-
雪歩「着替えも終わりましたし、頑張りましょう!」
伊織「この伊織ちゃんの手にかかれば余裕ね。にひひっ♪」
美希「ん、美希トイレ行ってくるのー」
伊織「何よいきなり…手鼻くじくわね。さっさと戻ってきなさいよ!」
美希「はいなのー…」
〜
伊織「…ちょっと、美希遅くない?」
雪歩「そうかも…でもほら、アレとかだったら…」
伊織「それでもよ。…もう、見てくる」スタスタ
雪歩「行っちゃった…」
雪歩「美希ちゃん、あんまり機嫌良さそうじゃなかったなぁ…。やっぱり律子さんが送迎だからかなぁ…」
雪歩「伊織ちゃんも美希ちゃんもお互い敵対? してる感じだし…うぅ、大変ですぅ〜」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:07:06.47 ID:nqVUDmRd0
バンッ!
伊織「…いない!」
雪歩「はい?」
伊織「美希よ! トイレにいなかったの!」
雪歩「ええと…じゃあ、別のトイレに…」
伊織「んなわけないでしょ! さぼって抜け出したのよ!」
雪歩「えぇ!? どこに?」
伊織「知らないわよ! とにかくプロデューサーと律子に電話! 雪歩はプロデューサーにかけて!」
-事務所-
P「戻りましたー…」
美希「ハニー、お帰りなさいなの!」
P「美希!? なんでここに? レッスンはどうした?」
美希「そんなの知らないの!」ギューッ
小鳥「美希ちゃん、プロデューサーさん困ってるわよ…それにお仕事はちゃんとしないと」
P(机の中が薄い本でぎっしりな小鳥さんには言われたくないと思うが)
美希「だってハニー、昨日も迎えに来てくれなかったし今日も送ってくれなかったの!」
美希「だからミキ、やる気起きなくなっちゃったの!」
美希「ハニーがいーっぱい抱っこしてくれなきゃ駄目なの! あとちゅーも欲しいの!」
P「美希、あのな」
美希「ハニーも今日はお仕事お休みしてデートしよ? ね?」
P「おい」
美希「新しいネックレス欲しいから、ハニーに選んで欲しいの! いいでしょ?」
P「美希!」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:08:44.78 ID:KTUgonz60
おやあなたか
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:09:32.34 ID:nqVUDmRd0
美希「…?」
P「…最近の美希の行動は、正直目に余る」
美希「ハニー?」
P「美希、昨日の朝、伊織と喧嘩しただろ」
美希「ケンカじゃないの。あれはでこちゃんが美希のハニーを取ったから…」
P(…駄目だこりゃ)
P(美希にとっては『そういうこと』になってるんだな。…仕方ないけど、ここは話を合わせて…後で律子とあずささんに相談しよう)
P「…そうか。分かった。伊織には後で何か言っておくから、とにかくレッスンに戻ってくれ」
P「レッスンが終わったら迎えに行くから。いいな?」
美希「! はいなの!」パアッ
P「今タクシー呼ぶから、来たらすぐに行くこと。それと、雪歩と伊織にちゃんと謝れよ」
美希「分かってるの! ハニーのこと困らせたりしないの!」ニコニコ
P(何というか無邪気だな…って、それどころじゃない)
P(あずささんには昼までに話をつけて、律子には今メールで、それで話せるようになったら、だな)
P「…そういえば、あずささんは?」
あずさ「ちょっとお腹が減ったので、コンビニでおやつを買って来たんです〜。美希ちゃんも、どう?」
美希「うん! 食べるのー!」
P「美希は駄目。これからレッスンで動くんだから。あと、あずささんもあんまり食べ過ぎないでくださいね」
あずさ「分かってますよ〜」モグモグ
あずさ「…あら〜? そういえば、美希ちゃん午前中はダンスレッスンじゃ…」
美希「ええと…」
P「さぼったんですよこいつ」
美希「ハニー! それ言わないで欲しかったの!」
あずさ「あらあら〜。美希ちゃん、そんなことしちゃ駄目よ〜」
美希「うぅ…ごめんなさいなの…」
P「………」
美希「それじゃ、レッスン行ってきますなのー!」
バタン
あずさ「…美希ちゃん、随分ご機嫌みたいですねぇ」
P「ええ…まあ」
P「何というか美希、やっぱり怖いです」
小鳥「ピヨ!?」
P「というより…俺にばかり目がいって他に目が向いていないのが気になります」
P「俺は冷たくすればするほどべったりになる気がしたので…俺は目立って突き放すことは出来ません」
あずさ「あら〜。でも、それじゃ元に戻っちゃいますねぇ…」
P「はい。そこでお願いなんですが…美希が俺に絡んだら、自然に俺から美希を引き離してもらえませんか?」
あずさ「お菓子とか、仕事のお話とかで…ですか?」
P「そうです。毎回とは言いませんが…美希がボディタッチをしそうになったり、デートやキスをねだったら、その時は」
あずさ「分かりました〜」
P「あずささんだけだと負担になると思うので、律子にもお願いします。もし負担があったら誰かに話をつける予定です」
小鳥「どうしてあずささんに?」
P「美希はあずささんの言うことなら聞きそうな感じなので。律子は上司ですから逆らうのも難しい…と思いますし」
あずさ「とりあえず、今はそんな感じで進めていきましょうか〜」
P「すいません、こんな役回り押し付けちゃって」
あずさ「いいんですよ〜。プロデューサーの頼みですし、私と律子さんが一番角が立たないというのは正しいことでしょうから〜」
P「そういうわけなので…宜しくお願いします」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:13:12.06 ID:KTUgonz60
さる
〜一週間後〜
美希「ハニー!」ダキッ
P「うおっ!?」
律子「こら! 抱き着かないの! 離れなさい!」
美希「いーやーなーのー!」ギュウウウウ
律子「もう…ほら美希、おにぎりだよー」
美希「コンビニおにぎりは嫌なの!」プイッ
あずさ「あら〜。じゃあ、私の今日のお昼用のおにぎりは…」
美希「食べるのー!」タタタッ
律子「………」
美希「あずささんのおにぎり美味しいのー!」ムシャムシャ
千早(おにぎり=丸い=胸 …くっ)
美希「ところでハニー、明日にでもデーt…」
律子「あ! プロデューサー、ここブッキングになってません?」
P「え? …あー、大丈夫でしょう、このくらいなら」
P(律子は相変わらずこういうのが下手だな…)
美希「むー…」ムスー
やよい「美希さん、私のおにぎりも食べますかー?」
美希「やよいのおにぎりは申し訳ないからいらないの…」
千早(高槻さんのおにぎり…)ゴクリ
律子「…じゃ、大丈夫ですね!」
P「ですね」
P「…もっとうまくやってくださいよ」ボソ
律子「私だって必死なんですから!」ボソ
伊織「………」
美希「ハニー、律子…さんとのお話は終わり? じゃあ、美希とデ」
あずさ「あら〜? 美希ちゃん、もう撮影の時間じゃないかしら〜?」
美希「え? あと一時間あるはずなの」
あずさ「そうだったかしら〜? 一応ホワイトボードを確認するといいわ〜」
美希「分かったのー…ってやっぱり一時間後なの! もー、あずさってばボケボケかも!」
伊織「………」
P(あれから一週間が経つが、どうにか平和にやってこれている)
P(ちなみにあずささんと律子以外には話し合いで解決したということにしてある)
P(最初からこうしてれば、特に悩むこともなかったのだろう…ま、めでたしめでたしということだ)
美希「………」
伊織「………」
美希(なんか最近、よくあずさと律子が絡んでくる気がするの)
美希(そのせいでハニーにぎゅってしたりデートの約束したりが全然出来ないの!)
美希(今度時間があったらあずさと律子になんで邪魔するのか聞いてみるの!)
伊織(近頃、あずさがプロデューサーとよく目配せしてる気がするわ…)
伊織(何かあったのかしら。それとも、もしかして付き合ってるとか…?)
伊織(今日は竜宮で撮りもあるし、あずさに聞いてみましょう)
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:18:37.71 ID:LDnZeso/O
支援
-楽屋-
亜美「クールでせくちーな衣装ですなぁ。んっふっふ→☆」パシャ
あずさ「あら〜、真美ちゃんに見せるの?」
亜美「うん! 真美に自慢しちゃう!」
伊織「…ねえ、あずさ」
あずさ「どうしたの? 今日は随分と大人しいけど」
伊織「あずさ、最近よくプロデューサーと目配せしてる気がするんだけど…」
亜美「なんですと→!?」
あずさ「あぁ…えっとね、それは…」
あずさ(でも伊織ちゃんの手前、本当のことは言えないわねぇ…)
あずさ「なんというか…うーんとぉ…」
亜美「あずさお姉ちゃぁ〜ん、隠すなんて水臭いじゃないの〜☆」
亜美「真美にメールしちゃお→! ケータイ取り出しポパピプペ〜♪」
亜美「『あずさお姉ちゃんと兄ちゃんに熱愛発覚』っと。送・信!」
あずさ(…どうしたらいいのかしら?)
-事務所-
〜♪
真美「亜美からメールだZE!」
亜美『【速報】【拡散希望】あずさお姉ちゃんと兄ちゃんに 熱 愛 発 覚 ! 』
真美「…な…」
真美「なんですとぉ――――――――!?」
春香「どうしたの?」
千早「真美、出来ればもう少し静かに…」
真美「それどころじゃないYO!」
真美「なんと、あずさお姉ちゃんと兄ちゃんが付き合ってるらしいんだYO!」
春香「」
千早「…そうなの?」
真美「亜美が言うんだから間違いない! あずさお姉ちゃんに直接聞いて確かめたんでしょ→!」
春香「」
真美「ビックリだね→☆ あれ、はるるん死んでる?」
千早「まあ…春香は、ね。…そっか、先週のあれの時、プロデューサーは一番にあずささんに相談したわけだし…」
春香「」
千早「そこから芽生えた…ってことなのかしら。言われてみれば最近あの二人は親密だったわね」
真美「そーそっ! それに、ミキミキが兄ちゃんに絡むとあずさお姉ちゃんが離れるように差し向けることもあったし!」
千早「なるほどね。…ま、私は素直にお祝いするわ。そんなことより…」
春香「」
真美「…はるるんだねー」
千早「無尽合体キサラギ」ボソッ
春香「懼れ、敬い、崇め奉りなさぁい!!!!」ガタッ
真美「飛べっ海よりも激しく〜山よりも高々く〜♪」
千早「生きてたのね。何よりよ。…あまり落ち込まないでね、春香」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:22:38.03 ID:nqVUDmRd0
春香「うん…それでもちょっとびっくりしたっていうか…」ポロッ
千早「あ…」
春香「プロデューサーが…ヒック」
千早「………」ギュッ
春香「千早ちゃん…」
千早「まだしばらくは誰も来ないと思うから、ここで泣いてもいいのよ…春香」
春香「ん…う、うぇぇ…グスッ」
ガチャ
小鳥「はるちはっ!? わっほい!」
千早「………」
-翌日-
亜美(あの後なんやかんやあって)
真美(はるるん、千早お姉ちゃん、いおりん、やよい、まこちん、雪ぴょん、お姫ちん、ピヨちゃんに知れ渡らせてしまったのである…)
P「ん? 亜美も真美もどうした? 何か考え事か?」
亜美「いえっ?」
真美「何でもございますんよ!」
P「そうか…ならいいけど」
春香(一晩寝たらちょっと心の整理ついたかも…ありがと、千早ちゃん)
千早(春香は立ち直ったみたいね…それにしても驚きだわ)
伊織(ま、まああのプロデューサーが誰と付き合おうとこの伊織ちゃんには関係ないけど…なんか…)イライラ
やよい(全然気づかなかったですー…)
真(あずささんみたいに家庭的な人はやっぱり男の人にモテるのかなあ…)
雪歩(めでたいし嬉しいけど…ちょっと寂しいです…)
貴音(真、喜ばしきことですね…)
小鳥(やっぱりP×あずさは根強いわ…)ピヨピヨ
あずさ(どうしましょう…?)
響(今日の夕飯はいっぱい買ってきたゴーヤを使うんだぞー!)ワクワク
律子(はぁ…美希をプロデューサー殿から離すのも疲れるわぁ…)グッタリ
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:26:42.35 ID:KTUgonz60
すげーペースだな。いや嬉しいけど。
ガチャッ
美希「おはようなのー!」
千早「おはよう、美希」
貴音(そういえば、美希はあなた様を慕っていたはず)
雪歩(もしこの事実が知れたら大変です)
伊織(でも、いずれ知るべきことだし)
春香(思い切って今言っちゃうべきだよね!)
春香「あのね、美希…」
美希「ハニーおはようなのー!!!!」ギュー
春香「………」
真(スルーされた)
千早(スルーされた)
やよい(スルーされました)
60 :
>>58全コピペってすごく楽だね!:2012/03/28(水) 23:28:43.40 ID:nqVUDmRd0
春香「…ねえ美希、ちょっといい?」
美希「もー、何の用なの? あずさといい律子といい今度は春香まで、なんでミキの邪魔するのー?」
春香「何でって、それは」
伊織「当然でしょ? あずさとプロデューサーは付き合ってるのよ!?」
美希「…………え?」
律子「ちょっと! それどういうこと?」
響「なんだそれ初耳だぞ」
律子「プロデューサー! あずささん! 説明してください!」
P「え、ええ!? なんでこんなことに…」チラ
あずさ「昨日色々とあって…それで」
美希「…なんで? なんで? なんで!? あずさ、どうしてミキのハニーを取ったの!? どうして!?」
4
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:29:55.45 ID:nqVUDmRd0
あずさ「美希ちゃん、違うのよ。これはね…」
美希「答えてよ! ねえ! なんでなの!?」
伊織「美希っ!」
伊織「…この際だから言うけどね、プロデューサーはあんたの私物でもなんでもないのよ?」
伊織「あんたがプロデューサーを好きだろうが、それはただの片思いでしかないんだから」
美希「伊織…なんでいきなりそんな…」
伊織「ハニーハニーってべたべた引っ付いて、他人の仕事の邪魔もして、それで今度は『ミキのハニー』?」
伊織「いい加減にしてくれない? こっちも迷惑してるのよ」
美希「………」
美希「…だって、ミキ、ずっとハニーのこと好きだったのに…なのにいきなりこんなこと言われて…そんな…」
春香「それが…プロデューサーさんのことが好きなのは美希一人だと思ってるの?」
千早「春香」
春香「千早ちゃん、悪いんだけど、今は…」
千早「………」
春香「他にもいるんだよ、プロデューサーさんのことを好きな人は。…でも、美希みたいに暴れたりはしないの。どうしてか分かる?」
律子(春香…まさか、プロデューサーのこと)
春香「それはね、ただの片思いだから。恋人でも何でもない相手にそこまで言う権利なんてないって知ってるから」
春香「だから私、自分のことだけ考えてそうやって騒いでる美希を見てると…すごく、イライラする」
春香「…何言ってんだろ、私。ごめんなさい、プロデューサー、あずささん、律子さん」
千早(当然だけど美希とは決して言わないのね…)
春香「私、これからダンスレッスンなので。それじゃ、お先にっ!」
バタン
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:31:45.47 ID:KTUgonz60
ああコピペか。
つかお気に入りにオリジナルのスレ入ってたwwww
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:31:48.20 ID:LDnZeso/O
ストーカー化はないんですか?
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:32:26.25 ID:nqVUDmRd0
美希「…ミキのやってること…間違ってるの?」
貴音「…難しい問題ですが、イエスかノーなのかと問われたら…イエスです、美希」
真「そうだね。悪いけど、美希の言ってることはおかしいよ」
雪歩「美希ちゃんのは、一方通行なだけだから…」
やよい「それなのにプロデューサーを責めるのは、おかしいです…よね?」
亜美「そだね」
真美「これは――美希の落ち度、だよね」
美希「………」
美希「…ミキ、帰るの。律子…さん。グラビアに断りの電話、お願いしますなの」
美希「…ばいばい、ハニー」
バタン
しえん
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:33:36.68 ID:nqVUDmRd0
律子「………」
律子「…はいはい、もう辛気臭いのはおしまい!」
律子「プライベートで何があろうと、ファンの皆の前では絶対に笑顔! それがあんた達アイドルってもんよ!」
律子「千早はレコーディング、やよいと伊織は収録、真は雑誌撮影、雪歩と美希…じゃない、雪歩はグラビア、貴音とあずささんはイベント、亜美真美はCM撮影、伊織はミニライブ!」
律子「それぞれ現場に向かうなり何なりして! 急ぎなさいよー!」
律子「…それと、プロデューサーは少しお話を」
P「…はい」
そして、俺は律子と話をして…そして今度は、あずささんと二人で話をすることになった。
どうしてそんなことになったのかは把握した。
俺は、一つの問いをあずささんに投げかけた。
P「美希が暴走した時、どうして無理にでも違うって言わなかったんですか?」
あずさ「…それはプロデューサーも同じですよ? 私達、二人して黙っちゃいましたものね」
P「確かに…それで、あずささんはどうして」
あずさ「プロデューサーが言ってください」
P「でも」
あずさ「プロデューサー」
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:36:05.21 ID:nqVUDmRd0
あずささんの顔を見て、俺は悟った。
俺が何も言わなかった理由とあずささんが何も言わなかった理由。
それが、同じであることを。
P「もう分かってるって顔してますけど…まあ、男らしく言わせていただきます」
P「…好きです、あずささん」
P「だから、誤解だとしても…あずささんと恋人であるというのを否定したくはなかったんです」
P「すいません。身勝手なことを…」
あずさ「ふふ、いいんですよ」
あずさ「私も同じ気持ちなんですから」
おや……?
それからのことは、簡潔に語ろう。
…といってもあずささんとのことは語るまでもないし恥ずかしいので、割愛させてもらうが。
美希はあれ以来、765プロへ来ることはなかった。
俺は会うことも許してもらえなかった。これからも、会うことはないだろう。
社長も俺も律子も、皆はずっと待っていたが、来ないアイドルを社員扱いは出来ないということで今の美希はもうアイドルではない。
彼女が今、俺以外の大切な人を見付けて幸せに生きていることを、俺は願っている。
END
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:38:14.01 ID:aLL4zerj0
おつ
おしまい
一日かけて作ったわりに全然な出来でマジ涙目。SS書きの人ってすごいんだね
最初は誤解が誤解を生んでもっと大変なことになる予定だったけど書き始めたら
自分にそんなことをする技量がないと判明しました
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:39:03.72 ID:JiduZvFt0
え・・・
おつ
美希をすくってやってくれたのむ
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:40:06.24 ID:fUQOmswC0
乙
美希を幸せにして欲しいな
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:40:07.31 ID:ituHDCmR0
乙
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:41:57.73 ID:nqVUDmRd0
ストーカー化ヤンデレ化はまた別の機会に
春香「ヤンデレ大全?」
というスレタイでまたいずれヤンデレな765のみんなを書く予定
あと、美希はPとくっつくべきじゃないと思うんだ
なので美希は失恋から立ち直って誰かと一緒になってると思ってください
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:43:32.50 ID:aLL4zerj0
美希は悲恋がよく似合うよな
持ち歌もそんなの多いし
80 :
忍法帖【Lv=18,xxxPT】 :2012/03/28(水) 23:43:37.60 ID:/4Z8x5IU0
ちょっとでいいんだちょっとで
美希を幸せに…
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:43:38.74 ID:RDPcj2Xm0
乙
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:43:45.82 ID:LDnZeso/O
乙
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/28(水) 23:45:17.66 ID:nqVUDmRd0
>>80 だったら嫁に貰えやゴルァ
響だけ最後まで事情を把握してないとかそういうのは言っちゃ駄目だよ!
真美かわいい真美真美
ヤンデレSS書こうとするとヤンデレ感染症の人のっぽくなっちゃうね。こまるねー
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙