長門「……今週のびっくりどっきりメカ」

キョン「どうした、長門」

長門「……ハルリンガル」

古泉「何ですかそれは」

みくる「首輪……ですかぁ？」

長門「……違う、ハルリンガル」

長門「……涼宮ハルヒの本音を可視化する」

キョン「ほう」

長門「……彼女の言動・行動と本意の間に齟齬があるのを複数ケース確認している」

長門「……正確な観察とデータの客観性の確保のために開発した」

古泉「つまり、複雑な女心を読み解くための機械ということですね」

キョン「あいつの性格上、あまり裏表はなさそうだがな」

みくる「……はぁ」

長門「……ここにいるウスラトンカチ約一名に、彼女の本意を理解させるという役割を担う」

キョン「？」

いいね！

いいね！

はよ

ho

古泉「手始めに、この発明を涼宮さんに身につけて貰うよう、あなたが勧めてください」

キョン「なんで俺なんだ、一番不適だろうこの中じゃ」

キョン「あいつが俺の言うことなんか、素直に聞いた試しがあるか？」

みくる「どちらかというと、キョンくんの言うことしか聞かないイメージがあるんですけど……」

長門「……あなたが適任」

キョン「お前までそんなこと言うのか、やれやれ」

古泉「いいじゃないですか、アクセサリーのプレゼントを装ってみるっていうのはどうです？」

キョン「お前がやれ」

古泉「僕じゃ意味がないんですよ、これを渡すところから、もう作戦は始まっているんです」

キョン「いつから作戦になったんだ、いつから」

長門「……つべこべ言うな」

キョン「oh……」

期待

支援

ハルヒ「やっほー」

ハルヒ「おっ、今日はみんな集まってるわね〜！感心、感心♪」

古泉「掃除当番お疲れ様です」

ハルヒ「ん、みくるちゃん、お茶！」

みくる「はい、ただいま！」

長門「（……今日は機嫌がいい。チャンス）」

キョン「いや、しかしだな」

ハルヒ「ちょっと、何人の顔見てコソコソしゃべってるのよ、キョン」

キョン「え？あ、いや」

長門「……彼が、渡したい物があるそう」

キョン「おいおいちょっと待て」

ハルヒ「は？」

長門「……彼から、プレゼント」

ハルヒ「……」ﾋﾟｸｯ

ハルヒ「ふーん、受け取ってやらなくもないわよ、物によっては」

期待

さて、どう展開するか

長門ンズラー

h

え

ｗｋｔｋ

期待

ﾂﾂﾞｷﾏﾀﾞｰ？

ﾏﾀﾞー？

逃げやがったwwwwwwwwww

そりゃねーべ