メガほむ「佐倉さん! こんな所でおしっこしちゃいけません!」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほむら(久しぶりに学校へ行けるようになったのに)
ほむら(授業についていけないし、体育なんてもっと苦手でみんなに笑われちゃうし……)
ほむら(ハァ… これからずっと、こんななのかな……?)
『いっそ、死んじゃおうか』
ほむら(それもアリかも)
ほむら(ひっ!? な、なによこれ……)
ほむら(こっちへ来る!?)キュッ
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:18:07.88 ID:ea3SPZle0
・
・
・
杏子「オイ」
ほむら(……)カタカタ
杏子「もう目開けていいぞ」
ほむら「…? さっきのは……?」
杏子「もう大丈夫だ。全部倒したからな」
ほむら「もしかして、あなたが?」(変な格好……)
杏子「あたしだけじゃないぞ。まどか! 知り合いなんだろ? 見せてやれよ」
まどか「言っちゃダメだってのに、しょうがないなぁ」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:19:40.37 ID:ea3SPZle0
ほむら「…かなめさん…? その衣装は……?」
まどか「ティヒヒヒ、クラスのみんなにはナイショだよ!」
マミ「まさか鹿目さんと同じクラスの子だったとはね」
まどか「この間話したでしょう。ほむらちゃんですよ」
杏子「転校して来たばっかで早くも魔女に目付けられるなんてな」
杏子「東京モンだからっていじめてんじゃねぇだろうな」
まどか「そ、そんなことしてないよ!」
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:21:48.18 ID:ea3SPZle0
まどか(でもほむらちゃん、なかなか皆に馴染めなかったから)
まどか(こうなる前に、ちゃんと気をつけておかないと)
ほむら「あの……」
ほむら「助けていただいたのはありがたいんですけど…」
ほむら「私もう行かないと……」モジモジ
まどか「うん、また明日。気をつけて帰ってね」
杏子「なんだよ。おしっこしたいのか?」
マミ「そういうこと言うんじゃないの!」
ほむら「でも、そうなんです/// 緊張が解けたら…」カァァ
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:22:53.13 ID:MtJVZ4hv0
支援ほむ
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:23:33.87 ID:ea3SPZle0
マミ「ここから近くだと、どこかしらね。走れる?」
まどか「ダメですよ。この子体が弱くて、そういうの苦手なんです」
ほむら(今から走ったって……)
杏子「ここですればいいじゃん」
まどマミ「するワケないでしょ!」
杏子「贅沢言ってる場合じゃねーだろ。見ろよ」
ほむら(…見ないでよぉ)プルプル
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:25:03.67 ID:ea3SPZle0
杏子「それに結界で隠しちゃえば見えないしさ」
マミ「確かに…」
まどか「そうするしかない、か。ほむらちゃん」
ほむら「は、はい?」
ほむら(ここでするってアイデアに、鹿目さんも賛成みたいだけど… どうしてよ!?)
まどか「ちゃんと見えないようにしてあげるから、ここでしていきなよ」
ほむら「そんな… 誰か人が通っちゃいますよ」
マミ「大丈夫よ! 結界に入っちゃえば、外から見えなくする事もできるし」
杏子「実際やってみせた方が早いだろ。ホラ」ガシガシガシ!
ほむら「ああ、これなら良さそうですね!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:26:14.24 ID:ea3SPZle0
スルスル
ほむら(よかった、もれてないね)
ほむら(ハァ… 間に合ったし、回りからは見えないけど)
ショロッ
ほむら(私、外でおしっこしてる……)
シルシルシルシル
まどか テレパシー(これってさぁ)
フシューーーーゥゥゥゥ……
マミ(音は聞こえるのね……)
杏子(まぁ、その辺は普段使ってる学校のトイレとかでも一緒だろ?)
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:27:27.85 ID:ea3SPZle0
ツーーーーー……
まどか(ちょっとあんこちゃん! 結界からもれ出てきてるよ!)
杏子(ありゃ、下までしっかり密閉してなかったか)
マミ(どうするのよこれ?)
ほむら(外でおしっこなんて初めてだけど)
ほむら(けっこう気持ち…… ハッ!?)
ほむら(いま何考えてたの!? 違うよね! 今回はそう、我慢してたからよ!)
ほむら(終わったみたいだし、さっさと拭いて出ちゃいましょう)
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:27:41.94 ID:MtJVZ4hv0
ほむほむ
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:30:13.49 ID:ea3SPZle0
ほむら「もう外していいですよ〜」
マミ「じゃあ手を洗いに行きましょうか」
まどか「こっちだよ、ほむらちゃん!」グイッ
ほむら「あ、待ってかなめさん…!」
ほむら(手を引っ張ったら、洗ってないからきたないよ)
まどか「ゴ、ゴメンね。急がせちゃったね。でも早く洗いたいと思って」
マミ(この子が気づく前に、早くこの場を離れないとね!)
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:31:14.69 ID:ea3SPZle0
杏子「先行っちゃうぞ〜」
杏子(と言って前へ出つつ、後ろ振り返らないように注意を引きつける!)
まどか「あんこちゃん待ってよぅ」
QB「君ら後始末を フボフ!!」
マミ(QBは黙ってなさい!)
QB(マミ…! 苦しいよ)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:32:46.92 ID:ea3SPZle0
——ほむホーム——
ほむら(魔法少女、かぁ)
ほむら(入院してた頃、いつも退屈だから、よくアニメで見てたけど、本当にいるんだなぁ)
ほむら(もしかして、ガンダムとかもいるのかも…?)
ほむら(命はオモチャじゃないんだー! なんてね)
ほむら(この間は怖くて目をつぶってたから、よく見られなかったけど、どんな風に戦うんだろう)
ほむら(きっと、こう…… イメージわかないけど、とにかくかっこいいんだろうなぁ)
ほむら(頼んだら見せてくれるかな? 見せてくれるよね。とってもいい人たちだったし)
ほむら(この間のお礼に来てもらったけど、これからお友達になれるといいな)
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:34:22.18 ID:ea3SPZle0
・
・
・
ほむら「みなさん、できましたよ〜!」
まどか「ほらマミさん、ほむらちゃんがお料理できたって」
マミ「う〜ん… かなめさん、起こして〜」
まどか「しょうがないなぁ、もう」
ほむら(意外にだらけて… いや違うわ! 普段忙しいから、休日くらいのんびりしたいもんね)
杏子「よその家でくつろぎすぎだぞ。しかも食べたらまた寝るんだろ? 牛になっちゃうぞ」
まどか「ティヒヒヒ、もうなってるよね〜」モニモニ
杏子「おお…… またデカくなってないか?」グイグイ
マミ「やめなさい、二人とも!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:36:03.34 ID:ea3SPZle0
ほむら(おまけに品がな… ち、違うのよこれは! きっと気の置けない間柄のスキンシップで)
まどか「じゃ、ほむらちゃんに代わってもらおっかな」ガバッ
ほむら「ひぃっ…!」
まどか「ほむらちゃん、ほっそいなぁ」フニフニ
ほむら(手が… まさか!?)
まどか「ちゃんと食べないと、栄養つかないよ〜 特に」ソロリ
ほむら「そこはやめてぇ!」パシッ
ほむら「あ、ご、ごめんなさい鹿目さん! つい…」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:37:38.69 ID:MtJVZ4hv0
ほむほむ
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:40:42.32 ID:ea3SPZle0
——それからというもの——
まどか「マミさん、マリオカートやろうよ〜」
マミ「今日は負けないわよ!」
ほむら(お礼に手料理をふるまったあの日以来)
ほむら(しょっちゅ…… じゃない、わりと頻繁にこの三人が来る……)
杏子「ほむら〜 晩ご飯なに?」
ほむら「今日はグリーンカレーだよ」
ほむら(特にこの佐倉さん……)
杏子「おう、楽しみにしてるよ」
ほむら(パジャマや歯ブラシまで持ち込んで…… どっちかというと、家に帰る日の方が少ないような)
ほむら(お家の人は心配してないのかな)
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:42:21.47 ID:ea3SPZle0
——夜——
杏子「ほむら、まだ寝ないの?」
ほむら「宿題あったの思い出したの。鹿目さんや巴さんが帰る前に教わっておけば良かったのに」
杏子「そうか。どの教科?」
ほむら「英語よ。今日中にこれ訳しておくの」
杏子「よかった。それならあたしが教えるよ」
ほむら「…佐倉さんが?」
杏子「意外そうな顔すんなよ」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:43:58.02 ID:ea3SPZle0
・
・
・
ほむら「終わった〜!」
杏子「よかったな! 寝ようぜ!」
ほむら「どうして解けたの?」
杏子「学校行ってないと昼間ヒマだからさ、ある程度狩ったら図書館へ休憩しに行くんだ」
杏子「で、あたしの家って昔は教会だったから、そういうのに縁のある場所とか行ってみたいなって、行き方調べたりすんの」
杏子「行くなら英語わかんないと心配だろ? しかもそんなこと考える時、図書館にいるわけだろ」
ほむら「だから一人で勉強してたんですか」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:45:43.73 ID:ea3SPZle0
杏子「言うほど大層なことでもねぇって。気がついたらけっこうわかるようになってたんだ」
杏子「それに一人じゃないぞ。図書館に通ってると友達もできるからな」
ほむら「へぇ……」
杏子「だから意外そうな顔すんなっつーの!」
ほむら「意外っていうか…… 佐倉さん、すごいよ!」
杏子「バカ言ってんじゃねぇよ。もう寝るぞ!」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:47:16.86 ID:ea3SPZle0
ほむら(照れ隠ししちゃって)
ほむら(確かに今日は助かったけど)
ほむら(あんまり家に帰らないのも、良くないよね)
ほむら「佐倉さん、もう寝ちゃった?」
杏子「……半分起きてる」
ほむら「佐倉さんのお家、さっき昔は教会だったって…」
杏子「ああ」
ほむら「今は……?」
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:48:02.73 ID:ea3SPZle0
杏子「それがな…」
杏子「やめちゃったんだ。全然来てくれる人いなくってさ」
ほむら「そう… だったの」
ほむら(どうしよう。薄々そんな気はしたけど、あんまり聞いちゃいけない話だったみたい…)
ほむら(深入りする前に、もう寝ちゃおう)
モソモソ
杏子「なんだ? 聞いちゃいけない話が始まると思ってるだろ?」
ほむら「ご、ごめんなさい! だって佐倉さん帰らない日が多いから、どうしてるのか気になって…」
杏子「それでフタを開けてみたけど、ってワケか」
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:49:59.68 ID:ea3SPZle0
ほむら「私の考えること、よくわかるんだね」
杏子「ほむらさっき眼をつぶってた。初めて会った時みたいに、キュッて」
ほむら「よく見てるんだね」
杏子「でも、ほむらの言う通りだよな。ごめんな。あんまり長居しちゃ、迷惑だよね」
ほむら「そんなこと…」
杏子「いいって、正直に言っちゃって」
ほむら「う〜ん… やっぱり、退院してすぐ独り暮らしって不安だったから、心強いのはありがたいかも」
ほむら「あ、でも外から帰ってきたら手を洗うとか、そういうトコには気を付けてほしいな」
杏子「うぅ… ごめんよ。マミにもよく怒られるんだ」
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:51:15.44 ID:ea3SPZle0
ほむら「それと、たまには帰らなきゃだめだよ」
ほむら「お家の人も心配してるでしょう」
杏子「だといいけど…… たまには会いに行ってみるかな。でも皆、今ちょっと遠くに住んでるんだ」
ほむら「今は一人暮らしだったのね」
杏子「しばらくこっちに戻ってこないって、マミやまどかに会ったら伝えといてくれよ」
ほむら「うん、わかった。気をつけて行ってきてね」
杏子「じゃあもう寝よう。おやすみ」
ほむら「おやすみ〜」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:52:44.87 ID:ea3SPZle0
・
・ 深夜
・
キュッ
ほむら「なんで抱きしめるの」
杏子「……」
杏子「妹に会いたい」
ほむら「会うんでしょう。もうおやすみ」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:53:52.55 ID:ea3SPZle0
——翌日——
マミ「お家の人に会いに……?」
まどか「ほむらちゃん、それホントに言ってたの?」
ほむら「だからしばらく戻ってこないって。そんなに遠いの?」
マミ「私たちもそこまでは知らないのよ。ただ、ちょっと複雑なことになってて……」
まどか「ごめんね、どこまでわたしたちが話していいか、よくわからないの」
ほむら「そんなことに……」
マミ「他に何か、変わった事はなかった?」
ほむら「変わった…… そうだ。妹さんに会いたいって言ってた」
マミ「モモちゃんね… 行ったとして、会えるといいけど」
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:56:59.00 ID:ea3SPZle0
——二週間後——
まどか「ほ〜むらちゃ〜ん♪」キュゥ
まどか「あんこちゃんがいないと、抱き心地のいいカラダが懐かしいの……」
ほむら「はいはい、そういうのはマミさんがいるでしょ」
まどか「マミさんはやわらかい気分の時用なの!」
ほむら「マミさん、まだ終わらないのかな」ソワソワ
まどか「トイレ行きたいの? マミさん生理だから時間かかるよ」
ほむら「えぇ〜」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:58:21.30 ID:ea3SPZle0
まどか「ほむらちゃんって生理きてるの?」
ほむら「きてるよ!」
まどか「ホントかなぁ。確かめちゃおうかな〜」クンクン
ほむら「ちょっと、ドコかいでるの!」
まどか「ほ〜むらちゃんの〜 お し り〜♪」
ほむら「言わなくていいの! それと変な歌作るんじゃありません!」
まどか「……あれ?」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 00:59:10.93 ID:ea3SPZle0
まどか「ほんのりおしっこのスメルが」
ほむら「しないよ! まだしないよ!」
まどか「まだ、ねぇ……」
ピンポーン
ほむら「ほら誰か来たよ! 離れて!」
『ほむら、いないのか? 開けてよ〜』
ほむら「この声…」
まどか「あんこちゃんだ!」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:00:22.49 ID:ea3SPZle0
ガチャ
杏子「おう久しぶり!」
まどか「あんこちゃん… お父さんたちに会えたの?」
杏子「その話は後でな。ほむら、いきなりで悪いんだけどトイレ貸してよ」
杏子「ほむらが出てきてくれなかったら、危うくここでするとこだったよ」モジモジ
ほむら「ごめん。今入ってるの」
まどか「マミさんがそりゃあもう、じっくりとね!」
ほむら(その補足いるの…?)
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:03:09.56 ID:ea3SPZle0
まどか「しかもほむらちゃんも順番待ちだよ」
杏子「じゃしょうがないか…… ベランダ貸してよ」
まどか(あんこちゃん何言ってんの?)
ガラガラ
ほむら「本当にいいの? ここで」
杏子「ほむらもしようよ。我慢することないって」
ほむら「やだよ! だって外でするなんて……」フルフル
杏子「初めてじゃないくせに」
ほむら「それは… そうだけど///」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:03:29.15 ID:OZ3XABqp0
あんこちゃんかわいい
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:04:16.66 ID:uPavSc1o0
pixivであの人が漫画化しないだろうか
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:07:06.09 ID:ea3SPZle0
ほむら「とにかく、私はマミさん終わるまで待つからね!」グッ
杏子「そんなとこ抑えながら言ってもなぁ」
まどか「しちゃうかおもしらしかの二択だよね」
杏子「覚悟決めなよ。先に脱いじゃうぞ」スルリ
ほむら「え… ぱんつ脱ぐの?」
杏子「はいたままだと汚しちゃうだろ。外から見えない場所使っていいから、脱ぎなよ」
杏子「しゃがんで待ってるの… けっこうキツいんだからな……」モジモジ
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:08:04.93 ID:ea3SPZle0
ティロッ…
杏子「あ…… 言ってるそばから」
杏子「ちょっと出ちゃったじゃないのさ。早くしようよ」
ほむら「うん…」スルスル
ほむら(また外だ… 今度もたぶん外から見えてないけど、本当に外でパンツ脱いで)
杏子「よし、行くよ〜」ブルッ
ピシィィィィィ……
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:09:17.85 ID:ea3SPZle0
ほむら(佐倉さん、あんなに… 私も!)ブルル
シゥーーーーーーゥゥゥゥ………
ほむら(早く… 早く終わって…!)
ほむら(ほぁ…… けっこう気持ち… いやいやいやちょっと待って!!)
ほむら(こんなのおかしいよ… 佐倉さんだって)チラッ
杏子(…)フゥ〜
ほむら(なにそのすっごい心地よさそうな顔は!?)
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:10:20.60 ID:ea3SPZle0
ほむら(違う… もしかして……)
シュルルルルル……
ほむら(これは気持ちいいものなのかも…?)
ほむら(いやだから、それがおかしいんだって! 見られちゃうかもしれないんだよ!)
フシュウ
ほむら(あ、終わっちゃう…)チラッ
ほむら(ちょうど佐倉さんも勢いが衰えてきたわね……)ハッ
ほむら(なに考えてるのよ!? こんなの、早く終わった方がいいじゃない!)
…ポタ……ポタ……
ほむら(終わった! 早く拭いちゃおう)コシコシ
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:12:00.01 ID:ea3SPZle0
杏子「……」ホゥ
ほむら「佐倉さん!」
杏子「っうわぁ!? なんだよ?」
ほむら「そんな格好でぼーっとしてちゃダメじゃない!」
杏子「ゴメン。あんまり気持ちよかったからさぁ」フキフキ
ほむら(やっぱり気持ちいいものなんだ…)
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:14:45.55 ID:ea3SPZle0
・
・
・
杏子「…で、あたしはマミとこっちで魔法少女をやることになったわけだ」
ほむら「そんなことがあったなんて…… お父さんたちは今どうしてるの?」
杏子「親父は一家揃って心中しようとしたけど、うまくいかなかった」
杏子「どうせなら魔法の力を利用してやろうって、遠い所へ引っ越して、新興宗教の仕事をしてる」
杏子「すっかり金回りよくなってやがんのよ。モモも久々に会ったらすっかりいいとこのお嬢さんになってたぞ」
マミ「これからどうするの?」
杏子「どうとは何だよ? あたしがここを離れるとでも思ったかよ」
マミ「いきなりいなくなったら、心配にもなるわよ」
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:16:24.09 ID:ea3SPZle0
まどか「マミさん、心配しすぎて生理遅れちゃったんだよ!」
マミ「その分ズッシリきたわ」フッ
杏子「あ、あぁ…… そりゃどうも」
ほむら「でも本当に? 本当にもういなくならない?」
杏子「まだ心配なのかい」
ほむら「だって、いなくなる前の夜、何だか様子がおかしかったから……」
杏子「うん… ごめんな。それで余計不安にさせちゃったんだな。でももう安心だ」
ほむら「……そう言うなら」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:17:10.70 ID:ea3SPZle0
ビックリするほど人がいなくてさびしいです
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:19:03.15 ID:ea3SPZle0
——風見野——
ほむら「ここは……?」
杏子「あたしの家だったトコさ。おいで」
ほむら「ちょっと待ってよ。入っていいの?」
杏子「いいんだよ。どうせ誰も来ないんだから。中で話そう」
杏子「……あ、もしかして怖い?」
ほむら「だって……」
杏子「確かにどう見ても心霊スポットだもんな。手出しなよ。つないでこう」
ほむら「…放しちゃダメだからね」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:19:27.41 ID:OZ3XABqp0
みてるよ
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:20:15.25 ID:MtJVZ4hv0
ほむほむ
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:20:31.25 ID:ea3SPZle0
杏子「昨日さ、あたしがもういなくならないって話、半信半疑だったろ」
ほむら「佐倉さん、自分で言ったこと忘れちゃいそうだもん」
杏子「だからほむらにもう一つ、あたしがここに拘るワケを話しておきたかったんだ。それ聞いた方が信じられるだろ」
ほむら「どんなの?」
杏子「昨日な、四人でいた時にはちょっと言いづらくってさ」
杏子「あたしに魔法少女としての戦い方を教えてくれたのはマミなんだ。その頃、まどかはまだいなかった」
杏子「親父たちがおかしくなってからも、マミはずっとあたしの面倒見ててくれたんだよ」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:21:37.41 ID:uPavSc1o0
sien
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:22:19.43 ID:ea3SPZle0
杏子「普段は良くしてくれるお姉さんで、学校行ってないあたしに勉強を教えてくれた先生役をやってくれて……」
ほむら「マミさんが好きなんだね」
杏子「う〜ん… これも好きっていうのかな。でも、今回親父たちに会いに行ってわかったこともある」
杏子「あたしにとって、家族と思えるのはマミだけなんだ。あいつらじゃなくてな」
ほむら「…私は?」
杏子「ほむらは、そうだな…… 大事な仲間ってとこかね」
ほむら「仲間…… 私、魔法少女じゃないのに?」
杏子「そんなの関係ないよ。初めて会った時から、気が合いそうだって思ってた」
杏子「だからさ、ほむら……」
ほむら「うん」
杏子「おしっこしようか」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:22:25.54 ID:H8XwKQYC0
親父簡単に吹っ切れたな
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:23:43.99 ID:MtJVZ4hv0
ほむほむ
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:24:04.32 ID:ea3SPZle0
ほむら「うん…… ほぁ!?」
杏子「したくないの?」
ほむら「ない… こともないけど、なんで急に!? せっかくいい話展開になりそうだったのに!」
杏子「こんなタイトルのスレで何期待してんだよ? ほら、あたしは準備できてるよ!」スルッ
ほむら「待ってよ。ここでするの!?」
杏子「当然だろ。もうあんな一家とは決別するんだ… そう決めたらさ、思い出の詰まったこの場所を」
杏子「最後にちょろっと汚しといてやろうかなって」
ほむら「だめだよ、そんなの……!」
杏子「ダメな所でするからこそ、きっと気持ちいいんだよ。ほむらだって『お仲間』だろ?」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:25:55.70 ID:ea3SPZle0
ほむら「わ、私は違うもん! …確かに、外でおしっこしたことあるけど///」
ほむら「でも気持ちよかったなんて思ってない!」
グイッ グイッ
杏子「わ、わかったよ! 自分ではくから! はくから放せって!」
ほむら「まったくもぅ… あのね、佐倉さん」
ほむら「確かに、その、ご両親と会って、いろいろ思う所あったかもしれないけど」
ほむら「それでも、血のつながった肉親を決別だなんて… 後悔すると思うの…」
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:26:30.45 ID:ea3SPZle0
杏子「マジメな話に水をさすようで悪いんだけどさ」
ほむら「?」
杏子「後にしてくれないかな? 早くしないと…」モジモジ
ほむら「おしっこしたいの? ここじゃダメだってば! 行こう!」
杏子「ほむらが出そうな時に邪魔するから!」ピョンコピョンコ
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:28:13.61 ID:ea3SPZle0
・
・
・
ほむら「外まで出てきたはいいけど、近くにトイレは……」
杏子「もういいよ。庭でするから!」
ほむら「ダメだってば! 外でなんて」
杏子「あ……」
杏子「……」ブルルッ
ほむら「…さくらさん?」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:29:29.52 ID:ea3SPZle0
杏子「だ、大丈夫! 危なかったけど、持ちこたえた!」
杏子「でももう無理だ。ここでするしかない!」
ほむら「ホントにするの!?」
杏子「仲間って言ったろ? ほむらも道連れだ! 脱ぎなよ!」ズルッ
ほむら「きゃっ!」
杏子「……うっわ」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:30:05.13 ID:ea3SPZle0
ほむら「…見た?//////」カァァ
杏子「なぁ、ほむら…」
ほむら「…はい///」
杏子「なんでパンツのココだけ色変わってんのよ?」
ほむら「そ、それは……」アセアセ
杏子「ダメじゃないか」
ほむら「ダメです… よね…///」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:31:57.90 ID:ea3SPZle0
杏子「中学生なのに、おしっこちびっちゃ… ダメじゃないか……」
ほむら「うぅ… おちびりなんて、六年生の頃に治ったと思ったのに……」
フシュゥ
杏子「あっ… んなこと言ってる間に、あたしも」
ツツ……
ほむら「…おそろいだね」
杏子「……」フゥ
杏子「あきらめよっか」
ほむら「うん!」
シルシルシル…… シュゥゥゥゥ
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:33:12.47 ID:ea3SPZle0
・
・
・
ポタ ポタ……
ほむら「ずいぶん出たね」
杏子「ああ。もう出しきったかな」
ほむら「着替えどうしよう?」
杏子「携帯ある? マミに頼んで持ってきてもらおう」
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:33:20.67 ID:uPavSc1o0
ほむほむ
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:33:50.00 ID:1L1UR84o0
しえ
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:34:18.64 ID:ea3SPZle0
——教会の中——
ほむら「マミさんまだかな…」
杏子「かゆくなってきちゃうし、脱いで待ってようか?」
ほむら「それもいいけど……」
杏子「まだ何か抵抗あんの?」
ほむら「違うの。あのね…… もし、イヤだったらいいんだけど……///」オズオズ
ほむら「パンツ交換しない?」
杏子「…お、オオゥ……」
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:35:52.99 ID:ea3SPZle0
ほむら「ダ、ダメだよねやっぱり! いいの、忘れて!」
杏子「これはきたいの? 汚れちゃってるよ」
ほむら「汚れてたって、汚くなんかないよ!」
ほむら「佐倉さんのおしっこを、一番近くで受け止めたパンツだもん。それはいて、私のおしっこと混ぜちゃうの…… いいと思わない?」
スルスル
杏子「けっこう脱ぎにくいな…… ほら、はきなよ」
ほむら「いいの?」
杏子「早くしろよ。さめちゃうだろ?」
ほむら「ありがとう。じゃあ私のも!」スルリ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:38:00.08 ID:MtJVZ4hv0
ほむほむ
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:38:36.17 ID:ea3SPZle0
杏子「…なんだか、おかしな気分だな……」
ほむら「これが佐倉さんの… おもらししたパンツ…」
杏子「言うなよ!///」
ほむら「フフッ よくこんなに出たね。おしりの方までぐしょぐしょだよ」
杏子「あたし、普通にしてても散らばっちゃうから…」
ほむら「まだほんのりとだけど、あったかいね」
杏子「うん、ほむらのもだ。だもちょっとキツいや。これ、あたしらよりもうちょっと小さい子向け
じゃないか?」
ほむら「そうかな… うん、そうかも。私、自分で選んだことないから」
ほむら(もう中学生なんだから、こういうのはいてたっておかしくないんだよね)
ほむら(年上の友達がいると違うのかな? あと、いろいろオープンな友達もいるし)
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:39:46.84 ID:ea3SPZle0
ほむら「ねぇ、上から触ってみてもいい? 佐倉さんのおしっこの染み込んだところ」
杏子「……もう勝手にしなさい」
ほむら「行くよ ……んっ!」
杏子「どした? 痛いの?」
ほむら「ううん。なんだかね… じわってくるの」
クチュ
ほむら「ん、ああっ!」
杏子「なんだよ一体…… まだ出るのか?」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:40:35.31 ID:ea3SPZle0
ほむら「違うよ。そうだ、佐倉さんにもしてあげるね!」
杏子「い、いいよ、そんなとこ! 汚いし」
ほむら「平気よ。自分のなんだから」
クチュ…
ほむら「…どうかな?」
杏子「放せよ! は、放し…… っ!」
ほむら「来るでしょ? じゅわって」
杏子「来ないよ! こないからやめ… んくっ!」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:41:29.75 ID:ea3SPZle0
ほむら「へぇ、やめていいんだ?」
杏子「えっ……」
ほむら「じゃあやめちゃおうっと」
ほむら「その代わり……」ズイ
杏子「お、おい… ナニする気だよ…… 来るなよぅ」
ほむら「あのね。指で触るんじゃなくて、ここで直接こすり合っ」 ギィ
マミ「……お邪魔だったかしら」
杏子「そんなことないよ! もう終わるから!」
おしまい
杏子「ほらな! さぁ着替えようか!」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:45:51.70 ID:ea3SPZle0
ごめんよ…… 何度かおしっこ書いてるけど 今回はもうダメだ……
ダメでも読んでくれた人たち、ありがとう!
練習してまた書きにくるからその時もよろしく!
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:47:07.15 ID:MtJVZ4hv0
乙
面白かったぜ
また書いてくれよ!
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:48:34.21 ID:ea3SPZle0
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:54:34.52 ID:MtJVZ4hv0
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/03/10(土) 01:56:24.05 ID:uPavSc1o0
乙
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙