1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
?「う、ううっ…」
?「…こ、ここは?」
マミ「気がつきましたか?良かった…」
?「えっ!」
マミ「大丈夫ですか?無理しないで下さい」
さやか「いやー人助けなんてマミさんはやっぱり格好良いなあ!!」
まどか「憧れちゃうなあ」
マミ「ぞんな事ないわよ///」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:03:18.13 ID:c31luCOv0
?「あ、あの…俺はいったい…?」
マミ「ビルの路地に倒れてたんですよ」
?「ビ、ビルの路地に!」
さやか「そうそう!それをマミさんが助けてくれたんですよ!」
まどか「ティヒヒ」
?「あ、どうもありがとうございます!」
マミ「いえいえ//」
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:03:57.97 ID:c31luCOv0
マミ「それよりどうしてビルの路地なんかに…」
?「えーっと、ですね…」
?「…ううっ、フラフラする…」
まどか「大丈夫ですか?」
?「は、はい…実は俺、3日も何も食べてなくて…」
さやか「空腹で倒れちゃったんですね」
?「はい…そのようです…」
マミ「お金は持ってないんでか?」
?「はい…どこかに落としたらしくて…」
まどか「どこに落としたか覚えてないんですか?」
?(えーと…そうだ!)
?「あの、実は俺…記憶がないんです」
?(…って、一時しのぎで思わず言っちゃったけど、記憶喪失ってのは
嘘くさすぎたかな…?)
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:04:24.67 ID:3QzWD5k90
スパロボ?
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:04:40.67 ID:c31luCOv0
マミさやまど『 記憶が!?』
?「自分が何者なのか、何していたのか、全然わからないんです…」
さやか「記憶をなくして、財布も落として、どうする事もできなくて… それで行き倒れちゃったのか!」
?(…ふう、バレてないみたいだ…)
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:05:27.98 ID:c31luCOv0
マミ「それなら何も食べさせないわけにはいかないわね…私の家で何か食べますか?」
?「いいんですか!」
さやか「私も食べたーい!ピザがいいでーす!」
まどか「ちょっとさやかちゃん…」
マミ「そうね…ピザホットにして皆で食べましょう」
?「ありがとうございます!ありがとうございます!」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:06:08.63 ID:c31luCOv0
マミ「じゃあ行きましょうか、鹿目さん、美樹さん、あと…」
?「あ、名前は覚えてます!ミスト・レックスっていいます!」
さやか「外人さん!?」
まどか「そういえばそんな感じが…」
ミストさん「よく覚えてなくて…すいません…」
まどか「ご、ごめんなさい」
ミスト「いえ!謝らないで下さい!えっと…」
まどか「まどかです!鹿目まどか」
さやか「美樹さやか!」
マミ「巴マミよ」
ミストさん「よろしくお願いします!マミさん!さやかちゃん!まどかちゃん!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:06:38.34 ID:c31luCOv0
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:07:18.35 ID:q1YWD/gL0
穂群原についたぞ!
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:07:26.25 ID:c31luCOv0
マミホーム
ミストさん「美味しかった…ありがとうございました!」
マミ「困ってる人を助けるのは普通の事ですよ…それよりこれからどうするんですか?」
ミストさん「それは…」
まどか「行くあてはあるんですか?」
ミストさん「いえ、何しろ記憶がないですから。 何かを思い出すか、もしくは、また行き倒れるまでフラフラする事に…」
さやか「ならマミさんの家にで泊まったらどうですか?」ニヤニヤ
マミ「え!?それは…」
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:08:02.34 ID:q1YWD/gL0
見滝原だった
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:08:03.22 ID:c31luCOv0
ミストさん「ありがとうございます!そうだ!僕にも魔法少女体験コースに参加させて下さい!」
マミ「ええ!?」
ミストさん「俺は男ですし!寝床を与えてくれるマミさんの役に立ちたいんです!」
まどか「でもミストさんは男だから魔法少女になれないし…」
さやか「良いんじゃないの?魔法少女の事言っちゃたし」
ミストさん「はい!ちょっと興奮した魔女さんがいても暴徒鎮圧は防衛隊時代の任務で慣れています!任せて下さい!」
マミ「防衛隊時代?」
ミストさん「あ、自然と口からでちゃいました…てへっ!」
さやか「実は記憶があるんじゃないのー?」
ミストさん「ギクッ!」
ミストさん(ま、まずい)
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:08:19.78 ID:x+M4jRArP
ミストバーンじゃないのか
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:09:13.87 ID:c31luCOv0
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:09:30.98 ID:c31luCOv0
まどか「駄目だよさやかちゃん!マミさんには魔女退治が…あ」
ミストさん「魔女退治?」
マミ「鹿目さん!」
さやか「あちゃーまどか…」
まどか「えっと魔女っていうのは…」アワアワ
さやか「実はマミさんは魔法少女なんでよ!」
マミ「美樹さん!」
ミストさん「ま、魔法少女?」
ミストさん(え、厨二病ってやつか…?)
お、俺は…まどかマギカが…ステマだなんて…思いたく…う、ううっ…どうしても…認めたくなくて…ううっ…
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:09:58.93 ID:c31luCOv0
マミさん「仕方がないわね…話すくらいならいいか…ミストさん」
ミストさん「は、はい!」
マミさん「実は…」
ー説明中ー
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:10:52.79 ID:c31luCOv0
ミストさん(町の平和を守るために命をかけて戦う…こんなに素晴らしい事はない!)
ミストさん「凄いですね…まだ中学生なのに!」
マミ「そんな事ないわ///」
ミストさん「でもなんても願い叶うなんてそんな事が…」
マミ「QBが叶えてくれるのよ、魔法少女になる代わりにだけど」
ミストさん「QB?」
マミ「私達を魔法少女にできる生き物?よ、私の大切な友達です。」
ミストさん「どこにいるんですか?」
マミ「ここにいるわ…でも魔法少女の素質がある者しかQBは見えないの」
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:11:47.07 ID:c31luCOv0
QB「仕方ないよね」
ミストさん「うわぁ!ぬいぐるみが喋った!?」
QB「え!僕が見えるのかい?」
マミまどさや『QBが見える⁉』
ミストさん「君は…」
QB「僕の名前はQB…僕は奇跡起こす代わりに魔法少女にすることができるのさ」
ミストさん「そうなのか…よろしくQB」
QB「よろしく…僕の姿が見えるなんて君はいったい…」
ミストさん「あはは…」
ミストさん(宇宙人だなんて言えないよな)
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:12:32.84 ID:c31luCOv0
マミ「か、変わった人ですねミストさんって…」
ミストさん「あはは」
マミ「ミストさんは泊まるとこないし野宿は危険だし…しょうがないわね」
マミ「私の家に住みますか?」
ミストさん「いいんですか!?」
さやか「キャーマミさん大胆!」
まどか「ウェヒヒ」
マミ「記憶が戻るまでですよ?本当は警察行った方がいいけどQBが見えるという事は特殊な何かがあるみたいだし…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:13:03.35 ID:c31luCOv0
ミストさん「ありがとうございます!そうだ!僕にも魔法少女体験コースに参加させて下さい!」
マミ「ええ!?」
ミストさん「俺は男ですし!寝床を与えてくれるマミさんの役に立ちたいんです!」
まどか「でもミストさんは男だから魔法少女になれないし…」
さやか「良いんじゃないの?魔法少女の事言っちゃたし」
ミストさん「はい!ちょっと興奮した魔女さんがいても暴徒鎮圧は防衛隊時代の任務で慣れています!任せて下さい!」
マミ「防衛隊時代?」
ミストさん「あ、自然と口からでちゃいました…てへっ!」
さやか「実は記憶があるんじゃないのー?」
ミストさん「ギクッ!」
ミストさん(ま、まずい)
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:13:07.93 ID:neCNT+2FO
ヴァンさんのはただの復讐じゃないってわかってますから
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:13:47.51 ID:c31luCOv0
ミストさん「そ、そんな事ないです!俺は正真正銘、記憶喪失です!」
マミ「そ、そうなの…まあいいわ…」
マミ「じゃあ明日から魔法少女体験コース、張り切っていきましょう!」
『おおー!』
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:15:15.65 ID:c31luCOv0
まどか「じゃあミストさん、マミさん、私達は帰りますね」
マミ「ええ、また明日ね」
さやか「バイバイ!マミさんに変な事しちゃ駄目だぞミストさん!」
ミストさん「大丈夫です!俺を信用して下さい!ではまた明日」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:15:20.61 ID:pavPBJIT0
マミさんが死んだあとにでそ重ぶちかますんですね分かります
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:16:44.84 ID:c31luCOv0
ーいろいろあって夜ー
ミストさん(着替えまで買ってもらって…なんて良い人なんだ!)
マミ(私…家族以外の男の人と一緒に住むなんて///)
ミストさん「じゃあ俺は床で寝ますね」
マミ「ごめんなさい…」
ミストさん「謝らないで下さい!当然の事ですよ」
マミ「ありがとうミストさん…」
ミストさん「お礼を言うは俺の方ですよ、泊めていただいて本当にありがとうございます」
マミ「いえいえ//じゃ、じゃあおやすみなさい!」
ミスト「おやすみなさい…」
ミストさん(これから俺はいったいどうなるんだ…まあなんとかなるだろう…)
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:16:49.09 ID:U0EcmhMA0
あーマジレスとかいらないから
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:18:09.33 ID:c31luCOv0
ー翌朝ー
マミ「じゃあミストさんは家にいて下さいね…昼食はサンドイッチを作っておきました」
ミストさん「ありがとうございます!行ってらっしゃい!」
マミ「行ってきます」ニコッ
学校
≪テレパシー≫
さやか『マミさーんどうでした〜ミストさんとの熱ーい夫婦生活は?』ニヤニヤ
マミ『ふ、夫婦だなんて///』
まどか『マミさん可愛いなあ』ウェヒヒ
QB(…)
マミ『とにかく!今日の放課後は、魔法少女体験コース第一弾よ!』
『はい!』
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:20:53.89 ID:c31luCOv0
ー放課後ー
マミ「すいませんミストさん、お掃除頼んじゃって」
ミストさん「いえいえ居候ですし!何でも言って下さい!」
さやか「ミストさん…下着漁りとかしてませんよね?」ニヤニヤ
まどか「さ、さやかちゃん…」
ミストさん「な、なにもしてません!中学生の下着漁りなんて猿渡さんぐらいしかしませんよ!」
マミ「猿渡さん?」
ミストさん「な、なんでもありません…あはは…」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:22:36.22 ID:yHpCc+ZL0
なんで立て直したし・・・
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:23:12.75 ID:c31luCOv0
マミ「さて、それじゃ魔法少女体験コース第一弾、張り切っていってみましょうか」
マミ「準備はいい?」
さやか「準備になってるかどうか分からないけど…持って来ました!何もないよりはマシかと思って」バット
マミ「まあ、そういう覚悟でいてくれるのは助かるわ」
さやか「まどかは何か、持って来た?」
まどか「え?えっと。私は… と、とりあえず、衣装だけでも考えておこうと思って…」
マミ「うん、意気込みとしては十分ね」
さやか「うわぁ…こりゃあ参った。あんたには負けるわ」
ミストさん「あの、まどかちゃん? 俺のがないんですけど…」
まどか「えっ?いや…えっと…うっかり忘れちゃたみたいです。ごめんなさい」
ミスト「そんな…」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:24:59.35 ID:c31luCOv0
マミ「これが昨日の魔女が残していった魔力の痕跡」
マミ「基本的に、魔女探しは足頼みよ」
マミ「こうしてソウルジェムが捉える魔女の気配を辿ってゆくわけ」
ミストさん(地味だなあ…)
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:25:48.81 ID:c31luCOv0
さやか「光、全然変わらないっすね」
マミ「取り逃がしてから、一晩経っちゃったからね」
マミ「足跡も薄くなってるわ」
まどか「あの時、すぐ追いかけていたら…」
マミ「仕留められたかもしれないけど、あなたたちを放っておいてまで優先することじゃなかったわ」
まどか「ごめんなさい」
マミ「いいのよ」
ミストさん「もしかして…俺のせいですか?」
マミ「いいえ」
ミストさん「そうですか」
さやか「うん、やっぱりマミさんは正義の味方だ!それに引き換え、あの転校生…ホントにムカつくなぁ!」
まどか「本当に…悪い子なのかな…」
ミストさん「転校生?」
34 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:27:57.22 ID:c31luCOv0
ピカーン
マミ「かなり強い魔力の波動だわ…近いかも」
マミ「間違いない。ここよ」
さやか「あ、マミさんあれ!女の人が屋上に!」
まどか「きゃあ!」
ミストさん「うおおおおおおっ!」キャッチ
さやか「ナイスキャッチ!ミストさん!!」
ミストさん「あはは…」
マミ「魔女の口づけ…やっぱりね」
まどか「この人は?」
マミ「大丈夫。気を失っているだけ。行くわよ」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:29:54.88 ID:c31luCOv0
結界内
ミストさん「うわあ!なんだここ!」
マミ「今日こそ逃がさないわよ」
マミ「絶対に私の傍を離れないでね」
まどさやミス『は、はい!』
キュゥべえ「頑張って。もうすぐ結界の最深部だ」
マミ「見て。あれが魔女よ」
ゲルト「ドュフフwwwwww」
ミストさん「うわあ!化け物!」
さやか「う…グロい」
まどか「あんなのと…戦うんですか…」
マミ「大丈夫。負けるもんですか」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:31:30.75 ID:c31luCOv0
マミ「はあああああっ!ゲキガンショット!」
ゲルト「デュフ!?」
マミ「さよなら…ティロ・フィナーレ!!」
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:32:46.30 ID:c31luCOv0
さやか「かっ、勝ったの?」
まどか「すごい…」
ミスト「ひ、ひえー」
マミ「これがグリーフシード。魔女の卵よ」
ミストさん「た、卵…」
マミ「運がよければ、時々魔女が持ち
歩いてることがあるの」
ミストさん(さしずめドロップアイテムだな)
QB「大丈夫、その状態では安全だよ。むしろ役に立つ貴重なものだ」
マミ「私のソウルジェム、夕べよりちょっと色が濁ってるでしょう?」
さやか「そう言えば…」
マミ「でも、グリーフシードを使えば、ほら」
ミストさん「うわあ!キレイになった!」
マミ「ね。これで消耗した私の魔力も元通り。前に話した魔女退治の見返りっていうのが、これ」
38 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:35:00.34 ID:c31luCOv0
トコトコ
まどか「あっ!」
マミ「あと一度くらいは使えるはずよ…あなたにあげるわ」
マミ「暁美ほむらさん」
さやか「あいつ…」
マミ「それとも、人と分け合うんじゃ不服かしら?」
ほむら「貴女の獲物よ。貴女だけの…この人誰?」
ミストさん「あ、あの…初めまして!俺はミスト・レックスって言います!」
ミストさん「ま、魔法少女の方ですか?」
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:36:48.99 ID:c31luCOv0
ほむら「は?」
マミ「昨日、記憶喪失で行き倒れてるところを助けてあげたの」
ミスト「とほほ…」
ほむら「…」
ほむら「と、とにかく…それは貴女の獲物よ。貴女だけの物にすればいい」
マミ「そう。それがあなたの答えね」
ほむら「さようなら」
さやか「くー!やっぱり感じ悪いやつ!」
まどか「仲良くできればいいのに」
マミ「お互いにそう思えれば、ね」
ミストさん(どうして魔法少女同士で争ってんだよ、俺…分からないよ…)
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:39:52.49 ID:c31luCOv0
女性「ここ…あれ、私は?やっやだ、私、そんな…どうしてあんなことを…!」
マミ「大丈夫。もう大丈夫です。ちょっと、悪い夢を見てただけですよ」ニコッ
ミストさん「一件落着ですね!」
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:40:44.62 ID:c31luCOv0
ー夜ー
ミストさん「いやあ…ゲルトルートは強敵でしたね」
マミ「そうね…ゲルトルート?」
ミストさん「気にしないで下さい」
ミストさん「それより今日はかっこよかったですよ!」
マミ「フッ…GOODNight…」
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:44:24.58 ID:c31luCOv0
ーそれから何日か経過ー
魔法少女体験コース
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
さやか「いやー、やっぱマミさんってカッコイイねえ!」
マミ「もう、見世物じゃないのよ。危ないことしてるって意識は、忘れないでおいてほしいわ」
ミストさん「ディロ・フィナーレ!」
まどか「あ、グリーフシード、落とさなかったね」
QB「今のは魔女から分裂した使い魔でしかないからね。グリーフシードは持ってないよ」
まどか「魔女じゃなかったんだ」
さやか「何か、ここんとこずっとハズ
レだよね」
マミ「使い魔だって放っておけないのよ。成長すれば、分裂元と同じ魔女になるから」
マミ「さぁ、帰りましょう」
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:46:11.13 ID:lw2t1wqvO
C
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:46:56.03 ID:c31luCOv0
ー公園ー
ほむら「分かってるの?」
ほむら「貴女は無関係な一般人を危険に巻き込んでいる」
ほむら「しかも魔法少女になる素質もない変な男もよ」
マミ「彼女たちはQBに選ばれたのよ。もう無関係じゃないわ」
マミ「ミストさんは成り行きよ」
ほむら「貴女は二人を魔法少女に誘導している」
マミ「それが面白くないわけ?」
ほむら「ええ、迷惑よ。特に鹿目まどか」
マミ「ふぅん…。そう、あなたも気づいてたのね。あの子の素質に」
ほむら「彼女だけは、契約させるわけにはいかない」
マミ「自分より強い相手は邪魔者ってわけ?いじめられっ子の発想ね」
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:48:04.99 ID:oEG13DlO0
Kやってない・・・
あれ最初から書き直してるのか?
とりあえず頑張ってくれや
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:52:25.75 ID:c31luCOv0
ほむら「最後に質問よ、あの男は何者なの?」
マミ「答える義務…あるのかしら?」
ほむら「いいえ…じゃあさようなら」
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:52:52.38 ID:c31luCOv0
ー翌日ー
病院
まどか「あれ?上条君、会えなかったの?」
さやか「何か今日は都合悪いみたいでさ。わざわざ来てやったのに、失礼しちゃうわよね…!?」
さやか「ん、ん?どうしたの?」
まどか「あそこ…何か…」
キュゥべえ「グリーフシードだ!孵化しかかってる!」
まどか「嘘…何でこんなところに」
QB「マズいよ、早く逃げないと!もうすぐ結界が出来上がる!」
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:53:20.34 ID:c31luCOv0
さやか「まずいね。まどか、マミさんを呼んで来て。あたしはこいつを見張ってる」
まどか「でもって…」
QB「まどか、行ってくれ。さやかには僕が付いてる」
QB「マミならここまで来れば、テレパシーで僕の位置が分かる」
QB「ここでさやかと一緒にグリーフシードを見張っていれば、最短距離で結界を抜けられるよう、マミを誘導できるから」
まどか「わ、私すぐにマミさんを連れてくるから!」
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:57:48.23 ID:c31luCOv0
ミストさん「病院に着いたぞ」
マミ『QB、状況は?』
QB『まだ大丈夫。すぐに孵化する様子はないよ)』
QB『迂闊に大きな魔力を使って卵を刺激するのはマズい。急がなくていいから、なるべく静かに来てくれるかい?)
マミ(わかったわ)
ミストさん「うわあ!幽霊!!」
マミ「言ったはずよね。二度と会いたくないって」
ほむら「今回の獲物は私が狩る。貴女達は手を引いて」
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 20:58:46.00 ID:c31luCOv0
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:00:34.63 ID:fNNFvwf60
カブ神の方かと思った
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:01:21.73 ID:c31luCOv0
マミ「あら明美さん、獲物の横取りってわけ?悪いけど…QBと美樹さんを迎えに行かなきゃならないの」 シュルシュルリ
ほむら「な!?」
ミストさん(な!)
マミ「大人しくしてれば解放してあげるわ、魔女を倒したあとでね」
ほむら「こんなことやってる場合じゃ……!」
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:02:50.61 ID:c31luCOv0
マミ「行きましょう、鹿目さん…とミストさん」
まどか「え…はい」
ミストさん「は、はい」
ほむら「待っ……くっ」
まどか「あの…マミさん」
マミ「なに?」 ニコッ
まどか「願いごと、私なりにいろいろと考えてみたんですけど」
マミ「決まりそうなの?」
まどか「はい。でも、あの…もしかしたら、マミさんには考え方が甘いって怒られそうで」
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:03:44.37 ID:c31luCOv0
マミ「どんな夢を叶えるつもり?」
まどか「私って、昔から得意な学科とか、人に自慢できる才能とか何もなくて」
まどか「きっとこれから先ずっと、誰の役にも立てないまま、迷惑ばかりかけていくのかなって」
まどか「それが嫌でしょうがなかったんです」
まどか「でもマミさんと会って、ついでにミストさんと会って、誰かを助けるために戦ってるの、見せてもらって」
ミストさん(まるで俺がおまけみたいじゃないか!)
まどか「同じことが、私にもできるかもしれないって言われて」
まどか「何よりも嬉しかったのはそのことで」
まどか「だから私、魔法少女になれたらそれで願いごとは叶っちゃうんです」
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:06:40.38 ID:c31luCOv0
ミストさん「大変だよ…怪我もするし、恋したり遊んだりしてる暇もなくなっちゃうよ…ね?マミさん」
マミ「え?え、ええ…」
まどか「でも、それでもがんばってるマミさんに、私、憧れてるんです」
マミ「憧れるほどのものじゃないわよ、私……」
まどか「え?」
マミ「無理してカッコつけてるだけで、怖くても辛くても、誰にも相談できないし、一人ぼっちで泣いてばかり」
ミストさん「マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです!俺が居ます!」
まどか「そ、そうですよ!私も居ます!」
マミ「…そうね。そうなんだよね」
マミ「本当に、これから私と一緒に戦ってくれるの?傍にいてくれるの?」
まどミス『はい、私(俺)なんかでよかったら』
まどか「えっ?」
ミスト「す、すいません…」
まどか「い、いえ」
マミ「参ったなぁ。まだまだちゃんと先輩ぶってなきゃいけないのになぁ。やっぱり私ダメな子だ」
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:06:46.97 ID:neCNT+2FO
Kにナデシコ出てないよね?
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:07:35.90 ID:c31luCOv0
マミ「オッケー、わかったわ。今日という今日は速攻で片付けるわよ!!」
変身
ミスト「コ、コスプレ!?」
マミ「魔法少女になったのよ!」
ミスト(ちょっと可愛いと思ってしまった…)
マミ「体が軽い…もう何も怖くない…」ズババババババッ
ミスト(俺は…何もできないのか…?いざという時はアレを使うしかないか…)
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:08:43.58 ID:c31luCOv0
マミ「待たせたわね!」
さやか「マミさん!」
QB「出てくるよ」
ミストさん「か、可愛い!?あれが魔女!?」
シャルロッテ「…‼」
マミ「悪いけど、一気に終わらせる!ゲキガンシュート!!」
シャルロッテ「うじゅあ!?」
マミ「ゲキガァァァン!フレアァァァ!!!」
シャルロッテ「うじゅあああああ!?」
まどか「凄い…」
さやか「やっちゃえマミさん!」
ミストさん(相変わらずなんてネーミングセンスなんだ…)
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:10:32.54 ID:c31luCOv0
マミ「せっかくのとこ悪いけど、一気に決めさせて…もらうわよ!」
さやか「でるよ…あれが…」
まどか「うん」ゴクリ
ミストさん(なんだこの胸騒ぎは…それにさっきからなんか体が熱い…)
マミ「ティロ・フィナーレ!!」
さやまど「さすがマミさん!」
シャルロッテ「トコロガギッチョン!」
まどか「あっ!?」
さやか「あぁ!?」
マミ「え?」
ミストさん「や、やめろぉ!うおおおおおおおっ!」ダッシュ
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:12:41.57 ID:c31luCOv0
ミストさん「間に合え!」
ミストさん(また俺は守れないのか…?俺は…!俺は!!)
?『女の子1人守れないなんて…あなたって本当に最低の屑だわっ!』
ミストさん「なんだと!?」
ミストさん「くっ!うおおおおおおおおおっ!!クリスタルハァァァァァト!!」ピカーン
ザシュッ!
ーほむらsideー
ほむら「こ、拘束が解けた…まさか」
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:13:12.59 ID:c31luCOv0
ーミストsideー
シャルロッテ「うじゅあああああああ
マミ「あ…ああ…」
まどか「あれ…?」
さやか「あれって…?」
QB「あれは一体…!?」
ミストさん「…もうお前に乗る事はないと思ってたんだけどな…」
マミ「こ…これは?…」
ミストさん「ああっ! すいません、話は後です!」
ミストさん「クリスタル・ハート起動!」
ミストさん「各システム、オールグリーン!」
ミストさん「行くぞ!レヴリアス!!」
ミストさん「新しい故郷を……地球を…マミさん達を守るんだ!」
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:14:39.93 ID:c31luCOv0
ミストさん「アタックコンボシーケンスなら対応できるはずだ… 」
ミストさん「アタックコンボシーケンス!!ステアード・スラッシュ!!」
シャルロッテ「うじゅあああああああ⁉」
ミストさん(今のでアタックコンボシーケンスの補助システムが限界にきた…でも!)
ミストさん「慎重に、よく狙って…」 隊長の教え通りに…撃つ!ステアード・シュート!」
ミストさん「や、やったか…!?」
さやか「後ろ!」
ミストさん「えっ!?」
シャルロッテ「うじゅああああああ」
ミストさん「ぐわああっ!」
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:15:44.35 ID:c31luCOv0
まどか「まずいよ! このままじゃやられちゃう!」
QB「二人とも!今すぐ僕と契約を!」願い事を決めるんだ!」
ほむら「その必要はないわ」
まどか「ほむらちゃん!」
さやか「転校生!」
65 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:16:35.04 ID:c31luCOv0
ほむら「こいつを仕留めるのは、私」
ほむら「受けとりなさい」ポイッ
シャルロッテ「うじゅあァぁぅゥ……」ドカーン
ほむら「フ…」
ミストさん「か、勝った…」
ミストさん「クリスタル・ハート・オフ…」ピカーン
ほむら「あなただったのね…大丈夫かしら?」
ミストさん「え、ええ、何とか」
ほむら「あなたおかげで……お礼を言うわ、ありがとう」
ミスト「えっ?あ、どうも」
66 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:17:15.99 ID:c31luCOv0
ー病院前ー
ミストさん「病院に戻ったぞ」
ほむら「結界が解けたのみたいね」
マミ「うえ〜ん」グスングスン
ほむら(巴マミが生きてる…なんでかしらね)
ほむら「命拾いしたわね、貴女達」
さやか「転校生!あんたね」
まどか「さやかちゃん、ほむらちゃんは助けてくれたんだよ?」
さやか「うっ…」
ほむら「で…あなた、いったい何者なの?」
67 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:18:07.61 ID:c31luCOv0
ミストさん(今俺の正体を知られたら色々と面倒だな…)
ミストさん「た、ただの記憶喪失ですよ、あのパワードスーツは…よ、よく分からないないです」
ほむら「…まあいいわ」
ミストさん(暁美さん、すいません。
今、俺の正体を知られるわけにはいかないんで…)
ほむら「さようなら」
さやか「あっまて!」
まどか「ほむらちゃん!」
マミ「(T_T)」
ミストさん(なんだか大変な事になってきたぞ、…そういえばあの声は一体…)
68 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:19:49.90 ID:c31luCOv0
ー夜ー
ミストさん「いやあ…シャルロッテは強敵でしたね」
マミ「そうね…私…死にかけた…」
ミストさん「大丈夫ですよ!今度からは俺も戦いますよ!」
マミ「そうね…ありがとうミストさん…あなたが居てくれたから…」
ミストさん「最初は無様に行き倒れてなんです!汚名挽回しなくちゃな!」
マミ「ありがと///フフッ///(汚名挽回?)
ミストさん「どうしたんですか?」
マミ「と、とにかくおやすみなさい!」
ミストさん「え?あ?お、おやすみマミさん」
ミストさん(これから俺は地球を守っていくんだ!頑張らないとな!)
69 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:22:26.91 ID:1qyOy80u0
>>4 (アトリームの超エース"夜霧のミスト"を知らないなんて・・・これだから地球人は・・・)
70 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:23:15.43 ID:WSsaEc/Z0
蕪奴隷スレかと思ったら違った
71 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:25:12.06 ID:c31luCOv0
ー翌日・放課後sideさやかー
病院
さやか「何を聴いてるの?」
恭介「……『YOU GET TO BURNING』」
さやか「ああ、ナデシコ?素敵な曲だよね」
恭介「さやかはさぁ…」
さやか「なあに?」
恭介「さやかは、僕を苛めてるのかい?」
さやか「え?」
恭介「何で今でもまだ、僕に音楽なんか聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなのか?」
さやか「だって恭介、音楽好きだから…」
恭介「もう聴きたくなんかないんだ
よ!」
恭介「僕の手はもう二度と動かない。奇跡か、魔法でもない限り治らない」
さやか「あるよ」
さやか「奇跡も、魔法も、あるんだよ」
72 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:29:25.60 ID:c31luCOv0
ー学校の廊下ー
ほむら「まどか」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「貴女は優し過ぎる」
まどか「え?」
ほむら「忘れないで、その優しさが、もっと大きな悲しみを呼び寄せることもあるのよ」
まどか「う、うん」
ほむら「そういえばあのミストとかいう男…あの力について何か知ってる?」
まどか「え?いや…ミストさん自体も良くわかんないらしくて…気合を入れればあのロボットに乗れるらしいの」
ほむら「そう、ありがとうまどか…じゃあ」
まどか「あっ、ほむらちゃん…」
73 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:36:25.86 ID:c31luCOv0
ー放課後sideまとがー
まどか「ほむらちゃん、ちゃんと話せばお友達になれそう 」
まどか「あ!仁美ちゃん…?」
まどか「仁美ちゃ〜ん。今日はお稽古事…ぁ」
まどか「あれ・・・あの時の人と同じ」
まどか「仁美ちゃん。ねえ仁美ちゃんってば」
仁美「あら、鹿目さん、御機嫌よう」
まどか「ど、どうしちゃったの?ねえ、どこ行こうとしてたの?」
仁美「どこって、それは…ここよりもずっといい場所、ですわ」
まどか「仁美ちゃん…」
仁美「ああ、そうだ。鹿目さんもぜひご一緒に」
仁美「ええそうですわ、それが素晴らしいですわ」
まどか(どうしよう…これってまさか…)
74 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:39:48.66 ID:c31luCOv0
工場
まどか「あっこれ!って…」
まどか「ダメ…それはダメ」
仁美「邪魔をしてはいけません。あれ
は神聖な儀式ですのよ」
まどか「だって、あれ危ないんだよ?ここにいる人達、みんな死んじゃうよ!」
仁美「そう。私達はこれからみんなで、素晴らしい世界へ旅に出ますの」
まどか「放してっ!!」
まどか「ええい!」 ガチャ
まどか「えぇ?」
魔女「けけけけけけけ」
まどか「や、やだっ…こんな…」
まどか「あっ…いやだっ、助けてっ…誰かあぁぁ!」
さやか「待たせたね!」
75 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:45:29.60 ID:c31luCOv0
まどか「えっ…さやかちゃん!?」
さやか「トゥー!ヘアー!」
さやか「これでトドメだあ!」
さやか「いやーゴメンゴメン。危機一髪ってとこだったねぇ」
まどか「さやかちゃん…その格好」
さやか「ん?あーはっは、んーまあ何、心境の変化って言うのかな?」
さやか「初めてにしちゃあ、上手くやったでしょ?私」
まどか「でも…あ!」
ほむら「貴女は……」
さやか「ふん、遅かったじゃない。転校生」
マミ「ここよ!ミストさん」
ミストさん「レヴリアス!!行くぞ!うおおおおおおおおおっ!」
76 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:45:49.47 ID:c31luCOv0
さやか「ミストさん!?」
まどか「マミさん!?」
ほむら「こっちの方が遅かったみたいね」
マミスト『えっ?』
77 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:49:22.36 ID:c31luCOv0
ーどこかのタワーー
杏子「マミはもうダメだって?」
QB「あぁ、彼女一人じゃもう魔女退治をできない、1人じゃね」
杏子「ふーん、あいつヘタレだからー」
QB「でも気をつけて、イレギュラーが2人いる」
杏子「イレギュラー?」
QB「ミスト・レックスと明美ほむら…今だに2人とも謎が多いんだ」
杏子「へえ…面白そうじゃん」
杏子「じゃあ行こうかい、縄張り奪いに」ニヤッ
78 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:51:37.01 ID:c31luCOv0
ー翌日ー
ミストさん「まさかさやかちゃんが魔法少女になるとはな…」
さやか「あはは…まあこれから一緒に頑張りましょう!ミストさん」
まどか「そういえばマミさんはどうたんですか?」
ミストさん「夕食の買い物に行ったよ、前に俺が行ったら迷っちゃて」
さやか「ミストさんって天然ですよねー」
ミストさん「そ、そうかな?よく分からないや…てへっ!」
さやか「てへっ!ってミストさん…」
さやか「な…!?」キュピーン
まどか「ソウルジェムが光った!」
さやか「こっちみたいだ!」
79 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:51:43.74 ID:3//hxIue0
さんま「魔法少女?」
に見えた
80 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:54:04.68 ID:c31luCOv0
使い魔「コッペパンヲヨウキュウスル!」
ミストさん「うわあ!使い魔!」
まどか「さ、さやかちゃん…」
さやか「使い魔でも倒さなくちゃ!ヘアー!」
使い魔「オトナシクコッペパンヲワタセ!」
使い魔「サモナクバ…」
さやか「ハァアアアアッ!イヤァ!」
使い魔「シャサツスル…」ピョンピョン
ミストさん「逃がすか!頑張れさやかちゃん!」
?「ちょっとちょっと。何やってんのさ、アンタたち」
まどミスさや『えっ?』
?「見てわかんないの?ありゃ魔女じゃなくて使い魔だよ。グリーフシードを持ってるわけないじゃん」
さやか「あんたは…魔法少女!?どいて、使い魔が逃げちゃう!」
81 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:56:32.45 ID:c31luCOv0
?「だからさぁ、4〜5人ばかり食って魔女になるまで待てっての。そうすりゃちゃんとグリーフシードも孕むんだからさ」
さやか「何ィ!」
ミストさん「なんだと!?」
まどか「そんなぁ…」
?「アンタ、卵産む前の鶏シメてどうすんのさ。何か大元から勘違いしてんじゃない?食物連鎖って知ってる?中学校で習ったよねぇ?」
?「弱い人間を魔女が食う。その魔女をアタシたちが食う」
?「これが当たり前のルールでしょ」
?「まさかとは思うけど。やれ人助けだの正義だの、その手のおチャラケた冗談かますために…アイツと契約したわけじゃないよね?アンタ」
82 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 21:59:28.16 ID:c31luCOv0
さやか「お前ェェェェェェ!!」ガキン
?「ちょっとさ、やめてくれない?」
?「遊び半分で首突っ込まれるのってさ、ホントムカつくんだわ」ドゴン!
?「ふん、トーシロが。ちっとは頭冷やせっての」
ミストさん「さやかちゃん!」
まさか「さやかちゃん大丈夫!?」
さやか「うっうう…」
83 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:02:42.73 ID:c31luCOv0
ミストさん(使い魔が逃げて誰かが死ぬかもしれないこ、この非常時に、魔法少女同士で戦いだって?そんな事が本当にあるのか…?)
ミストさん「お前!なんでこんな事をするんだ!!」
?「アンタが噂のイレギュラーかい?ミストだっけか…」
?「超ウゼェよバーカ」ブン
ミストさん「うわあ!このぉ…レヴリアス!!」ピキーン
?「へえ…それがアンタの力ねぇ、面白そうじゃん」
ミストさん「何をブツブツ言ってやがる!行くぞ!うおおおおっ!」ガキン
?「結構やるじゃん…でも踏み込みが甘いんだよ!」ガコン
ミストさん「ふざけるな!余裕かましやがって!もう一発、今度こそ喰らわせてやる!」
84 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:05:59.03 ID:c31luCOv0
ミストさん「はああああっ…! ステアード・シュートッ!ステアード・スラッシュ!グルーヴァイン・バスターッ!グルーヴァイン・ストライク!」
ミストさん「クリスタル・ハート…! ブレイブ・クラァァァッシュ!!」ガキン!
ミストさん「止められた!?」
?「今のは効いたぜ…でも遅いんだよお!」ドカァ!
ミストさん「うわああああああああ」
まどか「ミストさん!」
QB「まどか、契約したらどうだい?このままじゃさやかもミストも死んじゃうよ」
まどか「で、でも…」
85 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:08:45.13 ID:c31luCOv0
?「大した事ねぇなあ…ほらもっとこいよザーコ」
ミスト(くっ…! 落ち着け! あんな安っぽい挑発に乗るな!またやられるだけだ!)
?「ビビってんの?まああんたにはそれが似合ってるよ」
?「マ・ケ・イ・ヌ・サ・ン」
ミストさん「何だと!?」
ミストさん「お、俺は…!」
ミストさん「くっ、くそぉぉぉ…!」
ミストさん「うおおおおおっ!」
?「終わりだよ」
まどか「……!QB私契約を『それには及ばないわ』
86 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:09:28.44 ID:c31luCOv0
?「何しやがったテメェ!…なっ」
ほむら「やめなさい」
ミストさん「君は…」
ほむら「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」
ほむら「貴女はどっちなの? 佐倉杏子」
ミストさん(俺は馬鹿なのかよ!クソッ!)
杏子「そうか、アンタがもう1人のイレギュラーか。妙な技を使いやがる」 ヒュタッ
ミストさん「な、逃げるのか!?」
ほむら「賢明ね」
杏子「手札がまるで見えないとあっちゃね。今日のところは降りさせてもらうよ」
ミストさん(俺だって手札見えなかったじゃないか…)
87 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:12:30.31 ID:c31luCOv0
ー夜ー
マミ「そう…私のいない間にそんな事が…」
ミストさん「俺には…理解できないし…納得できないよ」
ミストさん「同じ魔法少女同士で戦うなんて…」
マミ「ミストさん…」
ミストさん「俺は地球を守るために命をかけるのは今でも構わないと思っている…」
ミストさを「でも…これじゃ、俺…地球を守りたくなくなっちまうよ…」
ミストさん「お、俺は…人間が…そんな醜い心を持ってるなんて…思いたく…う、ううっ…」
ミストさん「どうしても…認めたくなくて…ううっ…」
マミ「ミストさん…泣き虫なんですね」ナデナデ
ミストさん「ありがとう…マミさん…」
語りき死ね
89 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:15:04.97 ID:sXIPBwPD0
格納庫の代わりにマミさんの部屋で愚痴か
90 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:15:10.30 ID:Je+yKYwy0
ジーグかストフリかダン呼んで来いよ
教会についたぞ
92 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:16:24.40 ID:c31luCOv0
ー夜・上條宅前ー
恭介「YOU GET TO BURNING
君らしく誇らし〜く〜向かってよ〜」
さやか「…練習してるんだ…」
杏子「おい、せっかく来たのに会いもしないで帰るのかい?」
さやか「…お前……!」
杏子「知ってるよ。この家の坊やなんだろ?アンタがQBと契約した理由って」
杏子「まったく。たった一度の奇跡のチャンスをくっだらねぇことに使い潰しやがって」
杏子「魔法ってのはね、徹頭徹尾自分だけの望みを叶えるためのもんなんだよ」
杏子「巴マミはそんなことも教えてくれなかったのかい?」
杏子「惚れた男をモノにするならもっと冴えた手があるじゃない。せっかく手に入れた魔法でさぁ」
「今すぐ乗り込んでいって、坊やの手も足も二度と使えないぐらいに潰してやりな」
杏子「そうすれば今度こそ坊やはアンタのもんだ。身も心もぜーんぶあん『許さない…』」
さやか「お前だけは許さない!」
杏子「場所変えようか?」
93 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:16:48.81 ID:fKwJA4t70
アトリーム防衛隊、推参
94 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:18:53.70 ID:c31luCOv0
ーマミ家ー
ミストさん「おいしい!やっぱりマミさんの紅茶は…」
ミスト「アトリームにも紅茶文化はありましたよ…地球の紅茶と比較にならない程の、まずい紅茶がね…」
マミ「アトリーム?」
ミストさん「いや!なんでもないです!」
マミ「そう…ドンドン飲んでさいね」ニコッ
ミストさん「はい!戴きま『マミ、ミスト!急いで、さやかが危ない、ついてきて!』え?」
マミ「一体何が!?」
QB「とにかく着いてきて!」
95 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:20:19.80 ID:AJ20ICulO
面白いSSがあれば俺だって支援しますよ、
>>1さん!
うわっ!かく語りき!
97 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:23:04.47 ID:c31luCOv0
杏子「ここなら遠慮はいらないよね。いっちょ派手にいこうじゃない」
さやか「ああ…」
まどか「待って!さやかちゃん!」
マミ「待ちなさい!美樹さん!」
さやか「まどか!?マミさん!?」
ミストさん「俺もいるぞ!」
杏子「ふん、ウザい奴にはウザい仲間がいるもんだねぇ」
ほむら「じゃあ、貴女の仲間はどうなのかしら」
杏子「げ……」
ほむら「話が違うわ。美樹さやかには手を出すなと言ったはずよ」
ミストさん「そいつとグルだったんですか!?明美さん!」
98 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:24:20.87 ID:c31luCOv0
ほむら「先程なったばっかよ」
杏子「けどよぉ…あたしじゃなくてあっちがぶっかてきたんだぜ?」
ほむら「どっちでも同じよ、私が相手をする」
杏子「ハンッ、じゃあコイツを食い終わるまで待ってやる」 ヒョコ
ほむら「充分よ」
さやか「な、なめるなあああっ!」
マミ「待って!美樹さん!」
ミストさん「さやかちゃん!ベテランとの戦いはレベルが高すぎて君にはまだ無理だ!」
まどか「……ごめんさやかちゃん!ウリャッ!」ソイヤッ
さやか「まどかあんたなんて事…を……」バタッ
まどか「さやかちゃん??」
マミ「美樹さん!?」
ミストさん「さ、さやかちゃん!」
乙姫のふとももペロペロ
100 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:25:36.06 ID:uWaKRtgS0
シオニーちゃんの腹パンはよ
101 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:26:42.94 ID:Je+yKYwy0
../: : : : :∠..-‐7 /_,,..-''′ {:::::{___,,..-''":::::::::::::::::::l
.ヽ: : : : : : : :∠____ _,,.-''´ .ノ .`''-..,,_:::::::__,,..-''"7:::::::::::,'
ヽ __: : : : : : : : : : :/___,,,,..-―――∠..-‐''"´::ヽ、 _二 -‐''"´:::::::::::/
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:.l:.:ハ:.l:.:.:.:i / 广 ヘ:.:l ´ l:.:ソ ソ / l:.:.l:.:.:.:.:ノ:::::::::::::::::::::::::::., '
:.l.:ハ:.ヘ:.:ヘ /入ソ/ lヘ:.l l:/ / l:./l:.:.:.:/::::::::::::::::::::::::::, '
:.l l:.:ヘ:l:ハ `´ 丿 / ソ l:.:.:/:::::::::::::::::::::::/
:.:l l:.:.:ハ:.:ハ \ = ‐ - / l:.:/:::::::::::::::::::::/
l:.l l:.:从:.:.:ハ _,/ _ ´ ´ `ヽ l:/:::::::::::::::::::/ うおおおおおおおおおおおおっ!
ハ:l l:.ソ:.l:.:.:.:ハ ヾ´:/ i /ノ:::::::::::::/ 馬鹿にしやがって!行くぞ!
l / l:ハ:.:.:.ハ ヽゝ= 二 ノソ ヽ:::::::/
\ `  ̄ ̄ ´ __ノ_,-''´
`丶、 _,ノ..-''"
`''-,,_::::::::::::::`''‐'"
102 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:29:15.07 ID:c31luCOv0
杏子「どういうことだオイ…。コイツ死んでるじゃねぇかよ」
ミスト「な、なんだってー!」
まどか「そんな…嘘だよぉ…」
マミ「え?な?え?」
杏子「何がどうなってやがんだ…オイッ」
QB「今のはマズかったよ、まどか」
QB「よりにもよって、友達を放り投げるなんて、どうかしてるよ」
ミストさん「どういう事なんだQB!説明してくれ!」
ー説明中ー
103 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:29:24.32 ID:A2Jt20lj0
今日も来たのか。よし、頑張れ
いやぁ、語りきのオナニーは気持ち悪いですね…
105 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:31:25.73 ID:c31luCOv0
ー説明終了ー
杏子「…何…だと…?」
杏子「テメェは…何てことを…。ふざけんじゃねぇ!!それじゃアタシたち、ゾンビにされたようなもんじゃないか!!」
まどか「ひどいよ…そんなのあんまりだよ…」
ミストさん「さやかちゃん…俺、君の事は忘れません… 」
マミ「わ、私達を騙したのね…QB」
QB「騙しただなんて酷いなあ…訳が分からないよ。どうして人間はそんなに、魂の在処にこだわるんだい?」
マミ「う…うう…」
ミスト「ネガティブな事ばっかり考えるのはよそう!きっとさやかちゃんは大丈夫ですよ!」
ほむら「そうね…」ハァハァ
106 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:34:54.63 ID:c31luCOv0
ミストさん「明美さん!」
ほむら「…」ピトッ
さやか「ん…ん、んんっ…」
まどか「さやかちゃん!」
マミ「美樹さん!気がついたのね?」
ミストさん「よ、よかった!俺は無事だって信じてました!」
さやか「何?何なの?」
107 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:34:59.10 ID:m+0A0CjO0
3802
108 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:35:27.80 ID:c31luCOv0
ーマミ家ー
まどか「さやかちゃん大丈夫かな…」
マミ「QBが私達を騙してたなんて…」
ほむら「…」
ミストさん(まずいなあ、この雰囲気…)
109 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/27(月) 22:36:27.11 ID:c31luCOv0
マミ「明美さん…あなたには悪い事をしたわね…
ほむら「気にしないで…前もって話しても、信じてくれた人は今まで一人もいなかったわ」
ほむら「あいつは酷いとさえ思っていない。人間の価値観が通用しない生き物だから」
ほむら「何もかも奇跡の正当な対価だと、そう言い張るだけよ」
まどか「全然釣り合ってないよ。あんな体にされちゃうなんて。さやかちゃんはただ、好きな人の怪我を治したかっただけなのに」
ミストさん(QBの考え方は受け入れられない…)
ミストさん(さやかちゃんのような純粋な人間から順に蔑まれてて切り捨てられていく…。それがQBのやり方なのか…?)
110 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ほむら「感謝と責任を混同しては駄目よ。あなた達には彼女を救う手立てなんてない」
マミ「でも…」
ミストさん「明美さんはどうして冷静でいられるんですか?」
ほむら「そうね……きっともう人間じゃないから、かもね」