1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:48:42.77 ID:oWgZdCIW0
〜アメリカ・ホワイトハウス〜
大統領「オ〜ウ…」パンパンパン
ファーストレディ「イェア!イェア!オーマイガット!」
大統領「Oh…フィニッシュ!!」パパンパッビュッ
科学者「大統領!!大変です!!」
大統領「コラ!今は取り込み中でしょうがッ!!」
科学者「これを見てください!!」
大統領「…!か、神よ…」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:49:35.01 ID:m4Z2bcBO0
昨日の夜の続きか?
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:53:24.56 ID:KpqIiouO0
もう第四部か?
昨日あなたのファンになりました
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:54:33.90 ID:vt5xWxPg0
なんなん続き物かよ
1スレで終わらないSSとかゴミ以下
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:58:50.68 ID:S9icMhrNO
>>2そうです
〜アマゾン奥地〜
少女「キャアアアアアアアアアア!!助けてえええ!!」
ジャイアン粒子「オオォォォ…」
のび太「そんな小さな女の子を襲うなんて感心しないな」
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 17:59:39.02 ID:KpqIiouO0
ちげえよ
ちゃんと一話完結になっとるわこの人バカにするのは絶対許さんぞ貴様ふざけやがって気になるなら見て来いや
ちなみに
スネ夫「ひぎいいぃぃぃぃ」
出木杉「ひぎいいぃぃぃぃ」
のび太「ひぎいいぃぃぃぃ」
の三つだ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:00:59.80 ID:KpqIiouO0
>>1 大ファンになりました!
今日もお願いします
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:01:26.14 ID:S9icMhrNO
バンッ!と僕の腕にはめられた強化型空気砲から放たれた乾いた音と共にジャイアン粒子は掻き消される。密林の動物達が蜘蛛の子を散らすように去っていく。
少女「あ、ありがとうございました」
僕は「気にするな」と呟き、ふとこの間の事を思い出す。そう、何故僕達がこんな旅をしているのか――
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:04:34.81 ID:S9icMhrNO
それは一ヶ月ほど前のことであった。些細な誤解とすれ違いから、僕はジャイ子とジャイアンに教われ、そして――お尻を…。
ドラえもんやスネ夫達のおかげで僕は何とかこうして生きていられる。だが、あいつらは想像以上の過酷な戦場を生き抜いてきた。友人の死、そしてジャイ子の死。
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:07:02.00 ID:BWdhwrEt0
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:07:07.74 ID:nf0Q4GTT0
こいつまた荒らしてるし。規制されろカス
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:07:15.74 ID:2g86QlJc0
スレタイ速報ですね。こういうの増えたなぁ。
はいはいマジレスですね
日本語で
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:08:09.33 ID:S9icMhrNO
ジャイアンとの戦いも熾烈を極めたとドラえもんから聞いた。だけど、みんなのおかげで――先生、スネツグ、安雄、ぴーすけ、キー坊、フー子…
僕は救われた。
――その代償として、ジャイアンはあまたの粒子となって世界中に散らばった。旅の目的はこれだ。散らばったジャイアン粒子を消し去る。それが終わってようやく平凡な日常が戻ってくるんだ。
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:11:47.57 ID:S9icMhrNO
スネ夫「ここら辺のジャイアン粒子はあらかた片付いたのかな。しっかしいくら消し去っても先は長いよ…。ホントに終わるのかなあ」
ドラえもん「ママが恋しくなったんなら帰ってもいいんだぜ」
スネ夫「よせよ、喧嘩はしたくない」
ドラえもん「喧嘩する勇気もないくせに」
スネ夫「調子に乗るなよポンコツ青ダヌキ…」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:13:56.57 ID:S9icMhrNO
のび太「やめろッ!!」
ドラえもん「う…」
スネ夫「す、すまないのび太…」
長旅は確実に僕らの精神を削っていた。余裕が無くなっているのが僕にもわかる。でもやめるわけにはいかない…
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:20:30.08 ID:S9icMhrNO
アナウンサー「こちら秋葉原上空です!依然、人型生命体は市民を襲っています!!」
ウワアアァァァァ!!キャアァァァァァ!!
アナウンサー「なんということでしょう…我々は見てるだけしか出来ないのでしょうか…。!!キャアアアアアアアアアア!!!」
パイロット「う、浮いてきた!?避けられない!!」
チュドオオォォォォォン!!
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:25:46.77 ID:S9icMhrNO
ここ2、3日、急激にジャイアン粒子の動きは活発になっている。最初はコケしか食べなかったのだが、今では人間も襲っている。世界規模の災害として各国が対応策を練っているが、成果は出せていない。
ドラえもん「尻はどうだい?」
のび太「ああ、良い具合に疼いてるよ」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:27:02.87 ID:oWgZdCIW0
ちょっとだけ支援。
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:28:09.00 ID:S9icMhrNO
ジャイアンに掘られてから、僕の体内にもジャイアン粒子が入ってしまったのだろう。ジャイアン粒子の存在を感じると疼いて仕方ない。この際、有効に利用させてもらっているが。
スネ夫「ということはまだ近くにいるのか?」
ドラえもん「そのようだ」
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:31:27.63 ID:S9icMhrNO
――静寂。
ドラえもんの青いボディと大自然の緑が美しいコントラストを生み出している事にハッとさせられるほどの、静寂。
スネ夫「い、いないんじゃあないか?」
ドラえもん「油断するなよスネ夫ォ…そうやって何度も死にそうな目にあってきたんだからよ」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:33:57.95 ID:S9icMhrNO
のび太「……」
だが僕は木々の間に佇むソレを見逃しはしなかった。
ガサッ
ジャイアン粒子が顔を出すと同時に、空気砲の銃口を脳天に合わせ、引き金を――
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:36:37.76 ID:S9icMhrNO
のび太「!?」
ドラえもん「死ねやああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
のび太「待て、ドラえもん!!!」
ドラえもん「何で止めるんだああああのび太ぁぁぁぁぁぁぁぁ!??」
この時、何故僕がドラえもんを止めたのかわからない。でも、それが正しい選択だったってことは胸をはって言えるだろう。
23 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:38:45.19 ID:S9icMhrNO
ジャイアン粒子「アーン…」
のび太「こいつ…」
ジャイアン粒子「アーン…」
他のジャイアン粒子に比べ、一回り小さい。
その瞳を覗くと、なぜだか懐かしい気分になる。
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:43:48.53 ID:S9icMhrNO
スネ夫「のび太、どうしたんだよ。早く始末しないと」
のび太「いや…こいつの顔を見てみろ」
ドラえもん「顔…?」
ジャイアン粒子「アーン…」
ドラえもん「相変わらずの同情したくなるような可哀相なツラだな」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:47:14.71 ID:S9icMhrNO
のび太「何だか放っておけないよ」
スネ夫「はぁ!?何言ってんだよのび太!!僕らはコイツラを消し去るみたいに旅してるんだろ?それじゃあ本末転倒じゃないか!!」
ドラえもん「……」シュボ!
ドラえもん「…フー。のび太君、今回ばっかしはスネ夫の言うことが正しいよ。そいつを放っておいたら大変なことになる」
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:49:39.02 ID:S9icMhrNO
―お兄ちゃん…お兄ちゃん…―
ドラえもん「うッ!なんだこの脳内に直接響く声は…!」
―私よ。ドラミです―
ドラえもん「ドラミか!いきなりどうしたんだよ!」
―そのジャイアン粒子を連れていきなさい―
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 18:52:23.21 ID:S9icMhrNO
ドラえもん「お前までトチ狂ったのか!?だからあれほど定期メンテにはちゃんと行けって…」
―そのジャイアン粒子は必ずや貴方達の旅の重要な存在となるでしょう―
ドラえもん「重要な…?こいつが?」
ジャイアン粒子「アーン…」
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 19:00:16.46 ID:S9icMhrNO
ドラえもん「そうは見えんがねえ」
のび太「ドラミちゃんもこう言ってるし連れていこうよ」
ドラえもん「チッ…わかったよ。だけど少しでもおかしな動き(例えばのび太の尻に手を伸ばしたりのび太の尻に挿入しようとしたり)をしたら撃つ」
ジャイアン粒子「アーン…」
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 19:03:34.77 ID:S9icMhrNO
のび太「よし、とりあえずフルチンだし服を着させよう。ジャイアン粒子だとわかったら市民も不安だろうし」
ドラえもん「はいはい服と服…。あったかな…」ゴソゴソ
スネ夫「ドラえもんのポケットは秘密道具以外もあるんだね」
ドラえもん「あった!女の子用のワンピースだけど、こいつちっちゃいし良いだろ」
スネ夫「なんで女の子用のワンピースを持っているの?」
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/02/24(金) 19:07:24.38 ID:S9icMhrNO
のび太「おお、ぴったりだ!まるで女の子みたいだ」
スネ夫「髪型はジャイアンと同じだけどね」
ドラえもん「ウィッグ被せりゃ大丈夫だろ」カブセール
スネ夫「なんで女の子用のウィッグ持っているの?」
のび太「可愛いじゃないか。ジャイアン粒子って呼ぶのもあれだし…君はアンだ。ジャジャ・アン。いい名前だろ」
ジャジャ・アン「アーン…」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
〜日本・国会議事堂〜
総理「であるからして…速やかに「ホモズ」の対策を進めるべきであります。え〜、それには与党野党の垣根を越えて一致団結することが…」
―――――――――――
しずか「ホモズ?」
出木杉「ああ。ホモ・サピエンスと、優先的に男を狙う習性からホモになぞらえて「ホモズ」さ」
しずか「ふ〜ん。ま、どうでもいいけど」