1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
ID:bh7Y1evh0
代理d
マミホーム
杏子(……)
杏子(いない……か。買い物にでも行ってんのかな)
QB「誰だ!」ガラッ
杏子「おわっ!?」ズテーン
QB「何だ、杏子じゃないか」
QB「ベランダから室内の様子をうかがうなんて、空き巣でもしようってのかい?」
杏子「いや、その……マミのことが気に」
QB「そんなことはこの僕が許さないよ!」
QB「マミは僕の希望の星なんだ!」
QB「エネルギーの回収とか、マミの笑顔に比べたらどうでもいいことなんだよッ!!」
QB「どうしてもここを通りたければこの僕を倒ぷぎゅっ」
杏子「話を聞け」グリグリ
杏子「あれからマミに一度も会ってなかったからね」
杏子「元気に暮らせているのか、確認したかったんだよ」
QB「マミをボコって見滝原を去った君がマミの心配をするのかい?」
QB「何て自分勝手なんだ。僕には君の考えていることが理解できなぷぎいっ」
杏子「あーもー!あたしもあん時のことは悪かったって思ってるよ!」グリグリ
杏子「……それも謝りたかったんだ」グリグリ
QB「ぷぎぎぎっ」
QB「残念だったね。マミは今買い物中さ」
QB「新しい下着やら、食材やらを買いに出て行ったよ」
杏子「ははっ、下着か」
杏子「やっぱ今でもお子ちゃまなパンツ履いてんのか?」
QB「まあね」
QB「でも、マミは既存の価値観なんかに囚われる必要はないのさ」
QB「マミの敵は僕達マミマミ同盟が排除するッ!!」
杏子「ん?」
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 20:51:31.30 ID:oYwiz+s00
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 20:51:42.74 ID:bh7Y1evh0
杏子「何だ?マミマミ同盟って」
QB「その名の通りマミを守る選ばれし騎士の集まりさ」
QB「最近見つけた魔法少女候補が同盟に加入したからね」
QB「これで、ごみ溜めのような腐った社会からもマミを守れるようになったってわけさ」
杏子「へー」
杏子「……マミ……友達出来たんだな」
杏子「良かった……」ヘヘッ
QB「……む!」キュピーン
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 20:53:12.21 ID:n4AR4iBl0
マミあんか支援あんマミ
ガチャ
マミ「ふう。ただいまキュゥべえ」
QB「お帰りマミ!」シュバッ
QB「荷物重そうだね。僕がキッチンまで運ぶよ!」
マミ「あら、大丈夫よ。すぐそこまで鹿目さん達に持って貰ったから、全然疲れていないの」
マミ「だから私ひとりで……佐倉さん!?」パッ
QB「ぐふうッ!!」ズン
11 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 20:54:18.13 ID:CO1bOr1T0
C
杏子「や、やあ……久しぶ……うわっ!」ダキッ
マミ「馬鹿!馬鹿!馬鹿!ずっと心配してたんだからっ!」グリグリグリグリ
杏子「あはは……ごめんな」
マミ「今どこに住んでるの?お腹空いてない?何かして欲しいことある?」ガバッ
杏子「ち、ちょっと落ち付けって!」
QB「マミ……!早く荷物をどけてくれ…………!」グググ
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 20:55:16.26 ID:WLT67ADHO
支援
マミ「そう……教会で寝泊りを……」
マミ「でも、それじゃあ寒かったでしょう」
杏子「ま、慣れれば案外快適なもんだぜ」パクパク
杏子「金も、ヤーさんぶちのめせば手に入るしな」ズズー ムシャムシャ ゴクン
マミ「そんな危ない真似を……」
QB「まったく。杏子、君はなんて野蛮なんだ」
QB「マミ、こんな犯罪者をもてなす必要はないよ。さっさと追いだへぶうっ!」ズギャアッ ドカッ
マミ「キュゥべえは黙ってて!」
杏子「あの時は悪かったね。マミはあたしの為を思って言ってくれたのにさ」
杏子「今日ここに来たのはマミが心配だったってのもあるけどさ」
杏子「あの時のこと……謝りたかったんだ」
杏子「本当にごめん」
マミ「そんなの気にしてないわ」
杏子「…………そっか。マミはやさしいな」
マミ「そんなことより、もっと他に、私に謝らなきゃいけないことがあるでしょう」
杏子「え?」
マミ「……」
杏子「……」
杏子「………………ごめん、教えて」
マミ「特別だからね」
杏子「ああ、ごめんな」
杏子「で、何?」
マミ「…………………………私を置いて行っちゃったこと」
杏子「……ん」
マミ「本当に……本当……に…………し、心配っ、したんだからっ」ポロポロ ヒック ヒック
杏子「ごめんな」ナデナデ
マミ「ううっ……えうううーーーー!」ボロボロボロボロ
杏子「うわあ!」
QB「こら!何マミを泣かせてるんだ!」
杏子「ど、どうしよう」
QB「まったく。ここは僕に任せて貰おう」
QB「杏子はそこでおとなしく見てなッ!!」
杏子(うぜえ)
QB「マミ、マミ、そんなに泣いちゃってどうしたんだい?」
QB「ほら、僕のことを抱きしめてごらんよ。心が落ち着くよ」
マミ「ううーー!」ガンッ ガンッ
QB「ぷぎゅっ!ぴぎいっ!」ボカッ ボカッ
マミ「ごめんなさい……!ごめんなさい……!!」ボロボロ
杏子「ち、ちょっと!何でマミが謝んのさ!」
マミ「わ、私っ、私のせいでっ、さ、佐倉さんがっ、傷付いたっ!」ボロボロ
杏子「あーーもう……」ギュゥ
20 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:05:16.38 ID:QMtezh2y0
あんあん
マミ「私っ、だけがっ、勝手に友達だと、思い込んでたのかと……!」ボロボロ
杏子「……んなわけねーだろ」
杏子「マミはあたしの師匠だし……親友だよ」
杏子「マミはこれっぽっちも悪くない」
杏子「マミは私を心配してくれたんだ」
杏子「今だけじゃない……。あの時も、嬉しかったさ」
マミ「本当……?怒ってない…………?」グスッ グスッ
杏子「全然!誰が怒るもんか」
杏子「マミを悲しませる奴がいたら、あたしがブッ飛ばしてやるさ!」スッ
マミ「あ……」
杏子「うん。やっぱり、マミに涙は似合わないよ」ナデナデ
マミ「えへへへへ……」ギュウウウ
QB「く、苦しいよ……マミッ…………!」ギリギリ
杏子「何かさ、あたしにして欲しいことってあるか?」
マミ「え?」
杏子「いやさ。今までのお詫びに、マミに何かしたいんだよ」
マミ「そんなお詫びなんて」
杏子「あたしがしたいんだ」
杏子「頼む」ペコリ
マミ「……」
マミ「何でもいいの?」
杏子「ああ。どんなことでもするぜ」
マミ「…………………」
マミ「なら、私と一緒に住んで」
杏子「え?」
25 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:11:22.36 ID:QMtezh2y0
あん
マミ「嫌なの?」
杏子「嫌じゃないけど……」
杏子「でも、いまさら都合が良すぎると言うか」
マミ「……嘘付き」
マミ「どんなことでもするって言った」
杏子「それは……」
マミ「うわーーーーん!」
杏子「だあああ!」
杏子「わかった!わかったから泣くなって!」
マミ「わーい!」コロッ
杏子「え?」
マミ「これからは佐倉さんと一緒に暮らせるのね!」
杏子「嘘泣きかよ!」
マミ「佐倉さん……!佐倉さん……!」ポロポロ
杏子「まったく……マミは本当に泣き虫だな」
マミ「泣き虫でもいいもん!」
マミ「佐倉さんと……また仲良しになれたんだから……!」ポロポロ
杏子「しょうがねーなあ」ナデナデ
杏子「……ただいま」
マミ「おかえり……!」ポロポロ ムギュウウウウウ
QB「がああああ…………ッ!!」ガクガクガクッ
終
30 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:15:44.08 ID:CO1bOr1T0
C
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:16:05.22 ID:0WYSGfsjO
杏マミとな
支援
おまけ
まどか「私、鹿目まどか!杏子ちゃんよろしくね!」ウェヒヒッ
杏子「ああ、こちらこそよろしくな」
さやか「私は美樹さやか!よろしく頼むよチミィ」ガッハッハ
杏子「ぷっ。あんた、なんか変なキャラだな!」アハハハ
さやか「お褒め頂き光栄です」
ほむら「褒めてないわよ……」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:17:34.73 ID:KqHGL+Ju0
簡潔に完結したね。乙
杏子「あんたは?」
ほむら「暁美ほむらよ」
杏子「……」
ほむら「……」
杏子「……」
杏子「え?終わり?」
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:18:31.22 ID:0WYSGfsjO
と思ったら終わってた
ほむら「何よ。文句あるの」
杏子「い、いや……よろしく」
ほむら「ふん。まったく」ファサッ
杏子(何だこいつ)
まどか「……」
まどか「私、人と仲良く出来ない人って嫌いだな」
ほむら「!?」
ほむら「ま、待って!今のなしッ!!」
ほむら「佐倉さん!これから仲良くやって行きましょうねッ!!」ブンブン
杏子「あ、ああ……」ブンブン
まどさや「うんうん」
QB「まったく」パクパク
QB「暁美ほむら。正直、君にはマミに近付いて欲しくないんだが」パクパク
ほむら「私だって来たくて来たわけじゃないわよ」パクパク
ほむら「まどかやさやかが言うから仕方なく……」パクパク
マミ「暁美さん、美味しい?」
ほむら「え?」
ほむら「あ、ええ。まあ」
マミ「ほんと?うふっ」
マミ「よかった!」エヘッ
ほむら「!?」ドキーン
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:23:41.29 ID:KqHGL+Ju0
と思ったら続いてた
ほむら「ば、馬鹿な……!」ドキドキ
ほむら「落ち着きなさい私ッ!!私はまどか一筋なのよッ!!」バクッバクッ
ほむら「せめてさやかでしょうがあああああッッ!!!」ガガガガッ
マミ「そんなに美味しそうに食べてくれると私も嬉しいわ」
さやか「ふーむ。どうやらほむらも落ちたようですなあ」パクパク
まどか「これでほむらちゃんも私達の仲間入りだね!」パクパク
杏子「ははっ」パクパク
杏子「マミ……本当に良かった……」ポロポロ
まどか「杏子ちゃんどうしたの?」
杏子「ん?いや」ゴシゴシ
杏子「何でもないよ。気にしないでくれ」パクパク
さやか「……」
さやか「おりゃっ!」コチョコチョ
杏子「ぶひゃひゃひいっ!?」ブバババ
杏子「馬鹿!やめろ!」ゴンッ
さやか「ぐえっ」パタリ
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:27:25.50 ID:n4AR4iBl0
おまけ長いなw
あんあん
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:27:55.28 ID:qW82cUVv0
私もマミ杏かきたくなってきたお…
杏子「いきなり何すんだ!」
さやか「いやー。何か微妙な距離感を感じたから」
さやか「もっと私達の心の中に踏み込んで来てよ」
まどか「そうだよ」
まどか「私達はもう友達なんだから!」
杏子「友達……」
杏子「…………ッ」ジワァ
さやか「よしよし」ナデナデ
杏子「……って恥ずかしすぎるだろうが!」ガバッ
さやか「えー?」
さやか「マミさんのナデナデは受け入れるのに、私のナデナデは受け入れられないとな?」
杏子「!?」
杏子「マ、マミ……!」
マミ「うふっ。言っちゃった!」
まどか「杏子ちゃんかーわいー!」
杏子「うううう……!」カアァ〜
ほむら「……」
ほむら「……私の顔にごはんいっぱい飛んで来てるんですけど」
まどさや杏子「あ」
マミ「あらあら」
終
ありがとうございました
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:33:51.80 ID:QMtezh2y0
おつあん
>>1さん、貴重なマミあんだと思ってスレ開いてくださった方すみませんでした
>>33n方が面白いと思います
一応前書いた奴の続きでした
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:36:29.96 ID:CO1bOr1T0
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:36:56.18 ID:n4AR4iBl0
乙乙
あんあん達が可愛かった
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:38:12.53 ID:O8aYhwV40
54 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:40:18.21 ID:tLnlNSqV0
前のやつどれよ
55 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:40:34.01 ID:7y2U86920
乙乙
>>54 ・まどか「トイレトイレ、あれ?」
・さやか「マミさーん」ほむら「ちょっと!どこ行くのよ!」
です
すみませんもう消えます
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:46:23.07 ID:qW82cUVv0
よし、おれもスレを立てるぞマミさぁぁん!!!!!
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:49:35.07 ID:tLnlNSqV0
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:49:46.11 ID:n4AR4iBl0
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:52:06.72 ID:lTUoWC5/O
期待して読んでいったら終わってた
な、何を(
乙
もう少し長くても罰は当たらないと思いました
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 21:57:05.74 ID:qW82cUVv0
忘れてた1乙
マミ杏っていいね!!
最高
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
続きは