杏子「どういうことださやか!あたしたちのスレが一個もないぞ!?」
1 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
さやか「え?何の話?」
杏子「ほれ、これ見てみろよ!」カタカタ ッターン!
さやか「えーと…なにこれ?」
杏子「2ちゃんねるだよ!知らないのか!?」
さやか「いや、知ってる前提で言われても……」
杏子「まぁ、今はとりあえずそれは置いといてやる!今の問題はこっちだ! 」
杏子「なんであたしたちのスレが一個も出てこないんだ!?おかしいだろ!」
さやか「いや、そんなこと言われてもあたしには元々そっちの趣味は…」
杏子「えっ」
さやか「えっ」
2 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 00:48:04.36 ID:lTUoWC5/O
さっき落ちた
3 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 00:48:45.61 ID:xJN9gLIZO
さっきまであったんだけどね
4 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 00:51:32.31 ID:2O5xFjD00
杏子「ごめんさやか、よく聞こえなかった。もう一回言って」
さやか「だからあたしには元々そっちの趣味はないって」
杏子「ぐああああああ!!さっきよりも具体的になってる!具体的になってるよ!」ジタバタ
さやか「ちょっと、人の部屋で暴れないでよ!」
杏子「そりゃおかしいだろさやか!お前とあたしはもうとっくに未来を誓い合った仲だったはずだろ!?」
さやか「いつ誓い合ったのか教えて欲しいんだけど……」
杏子「ほれ、あの時だよあの時!」
さやか「だからどの時さ…」
5 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 00:52:34.72 ID:dcLXhLwY0
普通にある気が
6 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 00:56:13.55 ID:2O5xFjD00
杏子「そ、そりゃお前……//////」
さやか「なんでそこで顔を赤らめてるのかな杏子ちゃんは?」
杏子「あ、あたしの口から言えるわけねーだろ!あたしを悶え殺すつもりかよお前は!」
さやか「好きなだけ悶えてくれて構いませんよさやかちゃんは」
杏子「うわーん!さやかがいじめるー!」ジタバタ
さやか「悶えてくれて構わないとは言ったけど暴れていいとは言ってないよ!?」
マミ「話は聞かせてもらったわ!」ばんっ!
さやか「ま、マミさん!?」
杏子「マミぃ!さやかがあたしをいじめるよー!」ダキッ
マミ「可哀想に佐倉さん、悲しかったわね」ナデナデ
7 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:03:17.90 ID:2O5xFjD00
さやか「えーと、まず落ち着こう、うん」
杏子「うん」
マミ「ええ」
さやか「いやなんでそこでいきなり素面に戻れるの二人は…」
杏子「さやかの言うことならなんだって聞くぜ?」
マミ「わたしは佐倉さんの保護者みたいなものだもの、わたしが取り乱していたら佐倉さんに示しがつかないでしょ?」
さやか「はぁ…まぁなんだっていいけどさ。じゃ、落ち着いたら帰ってね」
杏子「嫌だ」
マミ「それは聞けない相談ね」
さやか「いきなり言ってることが矛盾してるじゃん!」
8 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:05:44.32 ID:3JwkhPtji
さやさや
9 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:06:42.69 ID:2O5xFjD00
マミ「事の発端は何なの?」
杏子「いやさ、あたしがいつものようにさやかの部屋で2ちゃんねるとしゃれ込んでたら」
さやか「いつものようにって時点でおかしいことに気付こうね」
杏子「あたしとさやかのスレが一個もなかったんだ」
マミ「あらそれは大変。ごめんなさい美樹さん、ちょっとパソコン借りてもいいかしら?」
さやか「何がどう大変なの!?」
杏子「そうだマミ!まだ話は終わってねぇ!」
さやか「突っ込むところはそこじゃない!」
10 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:07:29.69 ID:7y2U86920
個人的にマミさやが無いほうが問題
ステマギSSなんて
12 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:10:17.46 ID:2O5xFjD00
マミ「わたしとしたことがちょっと取り乱したわ。続けてちょうだい」
杏子「ああ。で、その事実に気付いたあたしがさやかに報告したんだ。『あたしたちのスレが一個もない!』って」
さやか「あたしとしては不本意なんだけど、いつも通り杏子はパソコンいじってて、あたしはベッドでマンガ読んでただけなんだけどね」
杏子「そしたら、さやかが『あたしには元々そっちの趣味はない』なんて言い出して……」
マミ「え?」チラッ
杏子「おかしいよな、マミ?」チラッ
さやか「どうして二人してあたしをちら見するのかな?」
13 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:11:44.77 ID:CgJw27ITP
えっ?
14 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:13:53.51 ID:2O5xFjD00
マミ「それはおかしいわよ美樹さん。あなたたちはあの時、将来を誓い合った仲ではなかったの?」
杏子「ほれみろさやか!マミもあたしと同じこと言うじゃねえか!」
さやか「確かに同じことは言ってるけどさ、肝心な『あの時』がどの時なのかはっきりしてないよ?」
杏子「だっ、だからそれはっ……///」
マミ「……///」
さやか「その反応も一緒!?ますます気になって来たじゃない!」
15 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:20:05.08 ID:2O5xFjD00
杏子「ええい、こうしてうだうだ言ってても始まらねえ!とにかく、あたしとさやかは将来を誓い合ったんだ!」クワッ
さやか「もうごり押しする気マンマン!?」
マミ「おめでとう二人とも。幹事はわたしとキュゥべえに任せてちょうだい」ウルッ
さやか「え、ちょっ」
杏子「そうだマミ!ちょっとスレ立ててくれ!」
マミ「ええ、お安い御用よ」
杏子「スレタイは『杏子「あたしとさやかは将来を誓った仲」』だ!!」
16 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:20:48.07 ID:CgJw27ITP
さや
17 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:22:40.78 ID:2O5xFjD00
マミ「いいスレタイね」カタカタ
さやか「ちょっと待ってマミs」
マミ「あら?エラー……レベルが…足り、ない……?」
さやか「レベル?」
杏子「あ、そいやさっきあうあう画像上げて水遁食らったんだった」
さやか「なにそれ!?ってか、あたしのパソコンになんてもの入れてるのよあんたは!?」
マミ「貼ってくれる人には感謝の気持ちを忘れてはダメね。水遁覚悟なんて素晴らしいわ」
杏子「わかってくれるか、マミ!」
18 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:24:00.09 ID:CgJw27ITP
19 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:25:18.68 ID:oYwiz+s00
20 :
>>18 立てちゃったのかよwwwww:2012/01/29(日) 01:26:32.54 ID:2O5xFjD00
さやか「ちょっと二人とも、そこになおって」
杏子「はい」ストンッ
マミ「ええ」ストンッ
さやか「その素直さをもっと別の方向に活かしてみようって思ったことは?」
杏子「さやかの為ならいくらでも」
マミ「佐倉さんに示しをつける為ならいくらでも」
さやか「妙に息ぴったりなのが腹立つ…」
21 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:27:47.17 ID:lTUoWC5/O
どういうことだってばよ!
22 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:31:10.50 ID:2O5xFjD00
杏子「お?なんださやか?嫉妬か?あたしと仲良くしてるマミに嫉妬してんのか?」キラキラ
マミ「あらあら、心配しなくてもあなたの佐倉さんを取ったりしないわよ」
さやか「そっちの心配は全くしてません」
杏子「ちょっとくらいはしてくれてもいいだろ……」シュン
マミ「今のは反省すべきよ、美樹さん」
さやか「え、あたしが悪いんですか!?」
マミ「とりあえず佐倉さんに謝りなさい」
さやか「ご、ごめん杏子」
杏子「い、いやいやいいんだって!あたしは別に怒ったりしてねぇから!」
マミ「ふふ、仲がいいわね。ちょっと妬けちゃうわ」
さやか(あああダメだ、二人のペースに流されて行く…)
24 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:35:12.83 ID:2O5xFjD00
杏子「それにしてもどうすっかなー…水遁食らったからまたしばらくスレ立て出来ないし、暇だな」
マミ「あら、ならわたしの家に行く?」
杏子「え?」
マミ「わたしの家のパソコンならいつでもレベル40よ?」
杏子「ほ、ホントかマミっ!?」
マミ「ええ。毎日レベル上げは欠かしていないわ」フフン
杏子「よし、行こう今すぐ行こう!」
さやか「え、ちょっと待ってよ!」
杏子・マミ(釣れたっ!)
マミさん●持ってそうだもんね
26 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:36:55.37 ID:CgJw27ITP
27 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:39:16.82 ID:2O5xFjD00
杏子「ん?どうかしたのかさやか?」ニヤニヤ
さやか「え、い、いや…」
マミ「どうもしないなら、行きましょ、佐倉さん」
杏子「そうだな、マミの家でケーキ食って紅茶でも飲みながら2ちゃんとしゃれ込むか!」
マミ「素敵な提案ね」
さやか「マミさんのケーキ!?あたしも行きたい!」
杏子・マミ(方向性をミスった!?)
28 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:40:17.13 ID:CgJw27ITP
マミさんはキマシタワー係なのか?
29 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:43:39.11 ID:2O5xFjD00
杏子「あー…で、でもいきなりお邪魔しちまったら悪いかなー…なんて」
さやか「何言ってるのよ杏子、マミさんから誘ってくれたんじゃない」
マミ「あらいけない、そう言えばこの後鹿目さんと約束があったのを忘れていたわ!」
杏子「そ、そりゃまずい!ほれ、あたしたちのことはいいから行ってやれ!約束すっぽかしたら、まどかの奴泣いちまうぞ!」
マミ「そ、そうね。ごめんなさい佐倉さん、美樹さん、それじゃまた明日」タッタッタ
さやか「帰って行った……結局マミさんは何しに来たの?」
杏子「そりゃあたしのピンチを察してに決まってんだろ?」
さやか「てかそれ以前に不法侵入…」
杏子「こまけぇこたぁ気にすんな!」
31 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:48:21.43 ID:2O5xFjD00
さやか「はぁ…でも、マミさんのケーキ食べ損なったね…」
杏子「むー……」
さやか「ん、どうかしたの杏子?」
杏子「さやかの中ではあたしと二人で過ごすよりも、マミのケーキのが優先度高いのか…」
さやか「え、あ、いやそういうわけじゃ……」
杏子「そうだよな…あたしとの約束なんて、所詮はその程度だってことだよな…」シュン
さやか「そ、そんなことないよ?杏子とこうして過ごすのも好きだし……」
杏子「え?マジで?」
32 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:51:46.45 ID:2O5xFjD00
さやか「そもそも好きじゃなかったら、こうして杏子を家に呼んだりしないし……」
杏子「ふむふむ、それで?」キラキラ
さやか「正直、パソコンいじるくらいならあたしとお喋りして欲しいし……」
杏子「そ、それでそれで?」ワクワク
さやか「で、でもあたしはあくまでノーマル!ノーマルだからね!?」
杏子「でもあたしのことは好きなんだろ?」
さやか「う、うん…いや、そうじゃなくて!」
杏子「はい言った!女に二言はねーな!?」
さやか「は、はめられた…!」
33 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 01:55:30.37 ID:2O5xFjD00
杏子「やったー!さやかから告白されたー!ヒューヒュー!」
さやか「ちょ、ちょっと杏子……」
杏子「それで?式はいつにするんだ?ん?」キラキラ
さやか「いきなり話が飛躍しすぎ!」
杏子「だってさやか、あたしのこと好きって言ったじゃん」
さやか「い、いやだから正確には『杏子と二人で過ごすのが好き』ってことであって……」
杏子「つまりマミはお邪魔虫ってことか?」
さやか「なんでそう極端に話を持って行こうとするの!?」
34 :
PRまーみん ◆DQBsFF3IrQ :2012/01/29(日) 02:00:00.35 ID:0E76CBBSO
押され気味なさやかちゃんは総じて可愛いね
35 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:00:43.22 ID:2O5xFjD00
杏子「いやぁさやかがこんな積極的だったなんて、参っちまうな!」
さやか「ダメだ、もう何を言ってもあたしの思い通りに話が進まない気がする…」
杏子「もちろんあたしも好きだぜ、さやか!」
さやか「えっ!?」
杏子「これで両思いだな……心配すんなさやか、幸せにしてやるから…」ダキッ
さやか「き、杏子!?///」
杏子「照れんなよ、こっちまで恥ずかしくなるじゃねえか…」
さやか「そりゃ抱きつかれたら誰だって照れるでしょ!?」
36 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:02:15.28 ID:W4UOGDlX0
37 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:03:00.43 ID:FPSp8Wph0
パンツ引きちぎった
39 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:04:42.15 ID:lTUoWC5/O
40 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:08:50.80 ID:2O5xFjD00
まどか(ど、どどどどうしようほむらちゃん!?なんだかすごい場面に遭遇しちゃったよ!?)
ほむら(ふむ…佐倉さんと美樹さん……なかなかどうしてお似合いじゃないの)
まどか(えっ)
ほむら(わたしとしたことがこんな素晴らしい発見を今まで出来なかったなんて……)
まどか(ほ、ほむらちゃんなんだか怖いよ…)
ほむら(大丈夫よまどか、わたしは佐倉さんと違って積極的には行かないから)
まどか(な、何の話!?)
ほむら(そう、わたしの場合はじわじわと毒を染み込ませるように……ジュルリ)
まどか(ほ、ほむらちゃんよだれよだれ!)
ほむら(はっ、いけないわたしとしたことが)フキフキ
41 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:12:02.45 ID:CgJw27ITP
ほむほむは安定だな
42 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:13:41.02 ID:2O5xFjD00
さやか「ちょ、ちょっと杏子…は、離してよ…」ドキドキ
杏子「あー……充電完了……ふぅ」パッ
さやか(やっと離してくれた……)「ま、満足した?」ドキドキ
杏子「ああ、これで向こう一週間分くらいのさやか分を補給出来た」テカテカ
さやか「すごい肌にツヤが……」
杏子「ま、何にしてもこれで両思いだし、焦る必要はねえよな、うん」
さやか(なんだかもう誤解とか言ってられる状況じゃなくなってきたような…)
まどか(と、突入チャンス!…かな?)
ほむら(もう少し二人の様子を見守りたいところだけれど…そろそろ潮時かもしれないわね)
43 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:17:04.69 ID:2O5xFjD00
まどか「や、やっほー!さやかちゃん!遊びに来たよー!」ガチャ
さやか「まどか!?ってあれ、マミさんとの約束は?」
まどか「え?何の話?」キョトン
杏子(あー…ってことは、マミは家に帰ったのかな)
ほむら「わたしもいるわよ、美樹さん」
さやか「ほむらまで…」
杏子(マミ……)
マミ「ただいまー」ガチャ
QB「おや、早かったねマミ」
マミ「佐倉さんはもうわたしを必要とはしていないみたい。複雑な親心ね…」ホゥ
QB「…なんだかよくわからないけれど、君も大変だね」
44 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:22:31.63 ID:2O5xFjD00
杏子「さて、こうして人も集まったことだし、一人でパソコンをいじってる場合じゃなくなったな」
さやか「あたし一人の場合はいじってる場合なんだ……」
杏子「そりゃお前、あれだ。さやかは信頼してっからな」
さやか「都合のいいことばっかり言って……」
ほむら(眼福眼福)ホクホク
まどか(ほむらちゃん、さやかちゃんと杏子ちゃんを見て微笑んでる……)
杏子「さて、それじゃ何をしようか?」
まどか「みんなでおしゃべり!」
ほむら「右に同じく」
さやか(ほむら、あんたはまどかのイエスマンか…)
45 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:25:32.72 ID:2O5xFjD00
杏子(……)コクッ
ほむら(………)コクッ
杏子(……)ンー…コクッ
ほむら(…!)コクッ
まどか「ねぇさやかちゃん、なんであの二人はお互いに頷きあってるの?
さやか「知らない…って言いたいところだけど、似た者同士通じ合えるところがあるんでしょうよ」
まどか「あ、あはは……」
さやか「あたしも知りたくなかったことだよ…」
46 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:29:24.20 ID:2O5xFjD00
杏子「ってことで、こうなった」
ほむら「完璧な配置ね」
さやか「ほむらと杏子の座る場所が変わっただけじゃない…」
杏子「チッチッチッ、わかってねーなさやかは。ほれ、お前の目の前には誰がいる?」
さやか「杏子」
杏子「愛しの、が抜けてる!もう一回!」
さやか「もう好きにしてよ…」
ほむら「やっぱり、この方がまどかの顔をよく見ることが出来るわ」
まどか「あ、あたしの顔なんて見てどうするの…?」
ほむら「そ、それは……その…ゴニョゴニョ」
まどか「ごめん、やっぱり聞きたくないよ」
47 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:35:20.56 ID:2O5xFjD00
杏子「そうだ!丁度いい、お前らにも確認しておこうと思う!」
まどか「確認?」
ほむら「何かしら?」
杏子「今日、あたしはいつものようにさやかの部屋で2ちゃんねるとしゃれこんでた」
さやか「ああ、またその話するのね…」
〜〜中略〜〜
杏子「で、さやかは『あたしには元々そっちの趣味はない』って言うんだぜ!?」
ほむら「あら、どういうこと美樹さん?」
さやか「え?」
まどか「さやかちゃん、あの時杏子ちゃんと将来を誓い合ったんじゃなかったの?」
さやか(ま、また出てきたよ『あの時』…)
48 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:38:59.41 ID:2O5xFjD00
ほむら「一度交わした約束を無かったことにするなんて、褒められたことではないと思うわよ」
さやか「い、いやでもさ?あたしには『あの時』の記憶なんてなくてさ…」
まどか「そんなの絶対おかしいよ!」ガタッ
さやか「!?」
まどか「杏子ちゃんが可哀想!」
杏子「まどか……」ウルッ
ほむら「まどかの言うとおりよ、美樹さん。それではあまりにも佐倉さんが可哀想」
さやか(あれ、もしかしてちょっといい話に持って行こうとしてる?)
49 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:43:37.78 ID:2O5xFjD00
さやか「そ、それじゃさ。『あの時』のこと、忘れたあたしに教えてくれないかな?」
ほむら・まどか「!」
さやか「ほら、話してくれたら思いだすかもしれないじゃん?」
まどか「そ、それはちょっと……///」
さやか(また同じ反応!?)
ほむら「それはあなた自身が思いだすべきことよ、美樹さやか」
さやか(ほむらまで…しかも、ちょっと突き放したような言い方)
杏子「いや、もういいんだ……さやかはあたしのこと、好き、って言ってくれたからな///」
さやか(ううっ……更に言い出しにくい状況に……)
50 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:46:21.37 ID:2O5xFjD00
ほむら「そう、ならわたしたちはお邪魔ね」
まどか「え?ほむらちゃん?」
ほむら「後は当事者同士の問題よ、まどか。行きましょう」
まどか「う、うん。それじゃね、さやかちゃん、杏子ちゃん」
さやか「また帰って行ったよ……なに、そんなにあたしが悪いの?」
杏子「いい加減認めちまえよさやか」
ほむら「さて、この後だけれど……」
まどか「マミさんの家に行ってみよっか」
ほむら「っ…ええ、そうね」(くそ、二人きりになれたと思ったのに…!)
51 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:50:12.59 ID:2O5xFjD00
杏子「……さて、さやか」
さやか「な、なに…?」
杏子「正直、ネタもないのにこうして続けるのもそろそろ苦痛になってきたと思うんだ」
さやか「何の話?」
杏子「おまけに見てる人もいなさそうだし……」
さやか「だ、だから何の……やっぱり聞きたくない」
杏子「もう、いいんじゃねえの?」ジリジリ…
さやか「ちょ、ちょっと杏子…あんたなんだか怖いよ……」ジリジリ…
52 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:53:52.99 ID:2O5xFjD00
杏子「さくっと既成事実を作っちまえってことさー!」ガバッ
さやか「う、うわっ!?杏子、ちょっt」
杏子「ほれほれ、どうしたさやか!?もっと抵抗してもいいんだぜ?」
さやか「っ……」
杏子「……あれ?さやか?」
さやか「もう、好きにしていいよ…杏子……」
杏子「!?」
53 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:55:30.05 ID:TeBeaDtF0
まどか「チューナー?」彼方「魔法少女?」
ってのがみたいんだが誰か書いてくれ
55 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2012/01/29(日) 02:58:36.89 ID:TU457Z3n0
g
56 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 02:58:50.84 ID:2O5xFjD00
さやか「だっ、誰も見てないんでしょ…?だったら……杏子なら、いいかな……なんて」
杏子「おぉう…マジか」
さやか「あたしも……き、杏子のことは好き、だし……ね?」
杏子「え?ごめんよく聞こえなかったもう一回」
さやか「っ、もう、何回も言えるわけないでしょ!?」
杏子「もう一回!もう一回だけでいいから!」
さやか「だ、だから…あ、あたしも杏子のことは好きだし……」ゴニョゴニョ
杏子「う……」
さやか「杏子…?」
杏子「うわああああああああさやかああああああああああああ!!!」ガバァッ!!
さやか「ごめ、やっぱ今のなs
杏子「さやかあああああああああああああ!!」ギュウウウウウ
さやか「ぎ、ギブギブッ……!!」バンバン
57 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:02:00.76 ID:Z76PMCFc0
つづけやがりください
58 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:02:54.87 ID:2O5xFjD00
杏子「もうあたしはとまらねーぞおおおおお!!」ハァハァ
さやか「杏子、息荒いって!」
杏子「うへへへ、どこからひんむいてやろうかさやかこの野郎……」ハァハァ
さやか「………てね」
杏子「あん?よく聞こえねーぜさやかぁ!」
さやか「優しく……して、ね……?」
杏子「」
さやか「杏子?」
杏子「」パタリ
さやか「あ、あれ杏子!?」
杏子「」ダクダク
さやか「は、鼻血出しながら幸せそうな顔して気絶してる……」
59 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:04:00.89 ID:CgJw27ITP
60 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:06:54.53 ID:2O5xFjD00
さやか「って、落ち着いてる場合じゃない!ちょっと杏子!」
杏子「うへへへ……幸せすぎて父さんと母さんとモモの姿が見えるぜぇ……」ダクダク
さやか「それほぼ逝きかけてるって!」
杏子「ごめんなぁ、あたしもうダメかもわからん…」ダクダク
さやか「鼻血であたしの布団が汚れるじゃない!」
杏子「ってそっちの心配かよ!?」ガバッ
さやか「あ、気が付いた」
終わり
61 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:09:22.45 ID:CgJw27ITP
ほぼいきかけたのか!
乙れ
62 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:17:21.12 ID:2O5xFjD00
こんな駄スレに付き合ってくれてありがとうwww
これを機に杏さやスレがもっと活気づいてくれるとそれはとってもうれしいなって
63 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/01/29(日) 03:27:05.25 ID:lTUoWC5/O
乙
杏さやっていいよな
64 :
以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:
乙乙乙