学会員をからかってたら、弟が学会員になって帰ってきた

ちょwwwww
おまww弟wwwwwwww

お、弟さんを大切にな…

そうかそうか

あいつはどこだ

学会を倒せ！！

スレタイで何かワロタ

今度は弟からかえば良くね？

代行ありがとう。
俺が依頼しました。

俺：ブラック企業28さい
弟：スポーツバカ24さいニート

話を遡ること9年前。
弟は中学を卒業して、高校生になった。
野球バカだった弟は、野球で進学を決め、全寮制の高校に入った。
コミュ障というのか…とにかく無口で、あまり喋らなかった。趣味はゲーム。
でもとにかく野球だけは目を見張るものがあった。

因みに俺は同じ野球チームに入っていた時期もあったが、どうやって練習をサボるかしか考えてなかった。

>>9
弟は中学を卒業して、高校生になった。

ここ要らなくね？

どうしてこうなったｗｗｗｗｗｗｗｗ

終わり

>>7 弟からかっても仕方ないべ…

弟は頑張った。
一年生の時。ベンチに入れた。
しかし一緒に進学したIにはいつも敵わなかった。
I自身の力もさることながら、その兄が偉大だった。
その後全国でもその名を轟かすことになる。

因みに三兄弟の一番上はヲタクで糞運動オンチ、弟達が切磋琢磨している頃、兄同士は格ゲーとギャルゲーにのめり込んでいった。

>>10 文書の細かいアラは気にしないでくれ。細かい粗ってのもなんかおかしいな。

弟が一年生の時の年明け、異変は起こる。
弟がたまたま偶然、Iに勝ってしまったのだ。
弟は部内で一目置かれるようになる。



のは一瞬だった。
弟は、絶望的にコミュ障だったのである。
Iのコミュ力のおかげで、部内の空気が淀みはじめる。


因みに兄は、I兄の眼鏡の淀みが気になって仕方なかった…。
何故拭かないのか！？気になって仕方なかったが触れられなかった…。

二月。
弟の財布から金が消える。

一度だけではない。
何度も金がなくなるが、コミュ障である弟には、相談する相手はいなかった。
この時点では、家族はこの事実を知らない。
心配をかけたくなかったのだろう。
後に聞いた話だが、食事の時間も陰湿なことがあったらしい。

当然、筋力が落ちてくる。
動けなくなる。
スポーツ選手にとっては致命的だ。

その変化を隠そうと、弟は実家に帰らなくなる。


因みに兄は、ギャルゲーポスターだらけの部屋(弟と相部屋)で毎日ダラダラと過ごしていた。

うわぁ…

兄は焼き土下座

4月。
弟は二年生になった。
しかし相変わらず弟の財布から金はなくなっていった。
書き忘れたが、弟の寮は相部屋で、ルームメイトはIだった。
弟は次第にIに疑念を抱き始める。

金庫を購入した。
しかし、簡単に破られた。
番号式の金庫にしたが、どこで見られていたのか、これも破られてしまった。

10月。
弟が久しぶりに実家に戻る。
マトモな金庫が欲しい、とねだりに来たのだった。
マトモに親におねだりしたこともない弟が、初めてしたおねだり。
それが、自分を守る為の金庫だった。



弟は、全てを打ち明けた。
…母親に。
母親は、弟の進学に反対していた人だった。
野球での進学は、野球ができなくなったら終わり。
スポーツには怪我がつきもの…という不安と、高校卒業までは全て面倒見たかったということらしい。
それらすべてを押し切って、父親が弟を送り出した。
試合があると聞けば、必ず観に行っていた。
全力で応援してくれた父親には、言えるはずがなかった。


一方その頃兄は、大学受験に失敗してニート、原付で日本中をふらふらしていた。

>>17 因みに兄は、まだ幼い弟の財布から金を抜いたことがある。
まだ言い出せていない悔やんでも悔やみきれない過去

まぁそんな兄は今や立派なワープアで多重債務者な訳だが…。


母親は、誰にも言わなかった。
言えなかった。

母親もまた、コミュ障で友達がいない。

家庭は荒れた。
母親が酒に逃げたのだ。



もっともこれは聞いた話で、兄は資金が尽き、ガソリンも入れられず熊本で温泉につかりながら馬刺しを食べては物乞いをしてた訳だが。
あの時は流石に人の温かさに泣けたね。
因みに2週間の熊本滞在で8kg増えた。

にいちゃんｗｗｗｗｗｗｗｗ

結局、弟の状況は三年間変わらなかった。
犯人やはりIだった。
しかし、それを訴えたところで周りの大人は動かなかった。
大人もまた、Iに丸め込まれていた。
学年が変わっても部屋は変わらず、それどころか行為はエスカレートして兼ねだけではなくなり、大人は弟を選手として起用しなくなった。
勿論、実力が全て。
Iには勝てるはずはなかったが、引退試合(三年生は全員出してもらえる)にも、弟だけは出してもらえなかった。

　　　　　　　　　＿人人人人人人人人人人人人人人人＿
　　　　　　　　＞　　　そうなんだ、すごいね！ 　　　　　＜
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練習中の怪我も絶えなかった。
今でも弟の左足にはボルトが二本残っている。

そんな弟の進学を、母親は後悔していた。
大学を受けるにあたり、母親慎重だった。

弟は、まだ野球をするつもりだった。
知っての通り、野球人生にとって高校卒業は大きなチャンス。
しかし、何もなかった。

弟は、野球で大学を決める。
当然母親は反対した。
しかし、弟は押し切った。親父の後ろ盾を得て。
鈴木家初の大学生の誕生に、親戚一同狂気した。


あ、兄、高卒です。

弟がんばるな

弟は通った。
片道二時間半で、バイトなどできなかった。
次第に親戚中で、俺達の家はボロクソに言われ始める。
兄弟揃って金ばっか食うんじゃない、と。
それはおれがいけなかったかも知れない。
放浪の途中で親に頼って親のカードを得たから。まぁそれは今は関係ない。

弟は肩身の狭い想いをしながら、何とか就職を決める。

フリーターだった。
正確には、社会人野球チームに入り、バイトで生計を立てていた。
本当は、弟には入りたいチームがあった。
しかし、そのチームのセレクションを受けることはできなかった。
セレクションの直前、練習試合で怪我をしたんだ。
相手はI。
この頃には俺も放浪を終えて家にいたので、またIか！と怒ったことを覚えている。
まぁ弟は今でも兄がその件を知ってるということは知らないが…。

このチームは、家から4時間かかる場所。
当然、家からは通えない。
弟は、一人暮らしを始めた。

このチームは、いいチームだった。
ちゃんと、実力で人間を評価してくれた。
二年が経ち、弟はレギュラーの座を確たるものにする。

この頃は順調だった。
中学卒業以来、初めて弟が安心して過ごせた時間だと思う。

しかし、その幸せも、長くは続かなかった。



一方兄はその頃、クルマだのバイクだのあれこれ買い換えて着実に借金を積み重ねていった。

リーマンショック。
世の中が大きく動いた。


チームのスポンサーがいなくなった。


スポンサーを失ったチームは、それでも一年、何とかやってきた。
選手達も、自腹を切りながら頑張った。
弱小チームだったんだが、この年の記録は、球団史上最高のものだった。



兄は、野球が嫌いだった。
テレビの野球中継を観るだけで、辛かった過去が思い出された。
もっとも、兄の「辛かった」は、サボりがバレた時の監督のパンチだったが。
しかし、弟のチームがなくなると聞き、黙っていられなかった。

兄はこのシーズン、三試合を観に行った。

あ、これ昨年末の話な。

兄は、この糞みたいな兄は思った。
「継続は力なり」って、こういうことなんだ、と。

よくスポーツニュースとかで、引退する選手に「感動をありがとう」とか言ってるよな。
正直、あれを見てて虫唾が走ってた。

でも弟の姿は、選手としての旬を過ぎた弟が、それでもあきらめきれずに突っ走る姿は、まさに「継続は力なり」を体現していた。

ほら、お前らにもあるだろ？
現実とともに、そこらへんに捨ててきた夢がさ。

弟、あいつバカだから、まだ諦めてないんだよ。
大好きな野球で食ってける日を、本気で夢見てるんだよ。

流石にあのバカな弟でも、周りが全く見えてない訳じゃなかった。
チーム解散後、仕事を探し始めた。
大好きな野球で食える仕事。

弟は、少年野球の指導員の仕事を見つけてきたんだ。
指導員をしながら、野球は続ける。
兄に似て、諦めの悪い奴だ。

所変わって、兄の話。

兄は高校卒業後、専門学校に通っていた。
結局中退するんだがそれは今関係ない。

兄、専門学校時代に恋をする。
今回登場する、からかってた学会員だ。
こやつをSとする。

しかしこの恋は、何もなく卒業を迎える。
兄がNTRに精を出していたからだ。


で、いつだったかな。
Sから連絡が来たんだ。
内容は…言わずもがな。
政治に関して信念のある俺は、その手には乗らなかった。
が、Sに会えるという、ただそれだけの理由でSのところに行く。

そこに行った理由なんて、どうでも良かった。
そこにSが来た理由なんて、どうでも良かった。
ただ、話ができたというそれだけの事で、俺は嬉しかった。

まぁ内容的には論破しちゃって泣かせて帰る訳だが…。
ちゃんと話ができるようになったらまた連絡くれるということで、Sとは別れた。


で、先月かな。
またSから連絡が来た訳だ。
正直、ブラックにコキ使われてる俺には、全くと言っていいほど余裕がなかった。
その為、Sをただの雌としてしか見ていなかった。
連絡が来る度に、「ベッドの上で話そう」だの「朝まで一緒に」だの、そういう目的の返事しかしなかった。


結果、Sからは連絡が来なくなった。

そして、一昨日だ。
弟が家に帰ってきた。
弟が、家に戻って実家から仕事に通いたいと言っていたことは知っていた。
一昨日は、来週の引っ越しを前に、大雑把に荷物を持って帰ってきたんだ。

俺の野球嫌いは直っていた。
俺と弟は二日間、寝る間も惜しんでパワプロに勤しむ。
その時に、色々な話をしたんだ。
俺が就職？祝いに買ってやった「レンジでパスタが茹でられるタッパ」が心と財布の支えであったことを聞く。
弟、可愛い奴め。
そして、弟から衝撃一言を聞く。

「就職、◯◯に決まった」
聞けば受かったところ、受けたところ全部学会関連でやんの。


「そうか…」
俺は、そう言うことしかできなかった…

俺はどうしたらいいんだろう。
弟は止められないのか…
それとも、「change」のように、入ったから続けてこられたのか…

知り合いにいると面倒なことこの上ない奴らだが、身内にいるとどうなのよ？

なんと言うか……

涙拭けよｗｗｗｗｗｗｗ

>>24 だろwwww
流石俺の弟だよなwwwwwww

>>35 な…泣いてなんかないもん！
大の学会嫌いの親父が何も言わないのは何故なんだ…
普段飲まない酒をかっ喰らってたのは、俺と同じ想いなのか…！？

>>20 俺のことはどうだっていいんだ。
自分の値踏みなんてとうの昔に済んでるよ。

>>22 そーなんだよすげーだろ？
兄弟って、こんなに似るもんなんだなwwwwww

>>16 弟の頑張りにか？
そうだよな、本当によく頑張ったと思う。
世の中って、理不尽だよな。

>>12 おう、大体の話は終わったぞ。
むしろ今度はなんかレスしてくれよ…

>>11 どうして？なるべくしてなったんだよww
人生を謳歌する俺カッケェwwwww
借金の大きさと信用の大きさはイコールなんだぜ？wwwwwwww

>>2-7 うんこ

まじ学会員の私から言わせてもらうと
兄ちゃんも入ってくれ、とか言われない限りは兄弟にはそんなに害がないように思う
親が学会員なら大変だが

>>40 そういうもんかthx
うちは親は別の振興宗教だから問題ないな。

あれ、選挙前とかノルマとかあんの？

>>41
ノルマというか目標が具体的にあるみたい。
「何票集めなくちゃだめ！」ではなく、「何票集めるよう頑張ります」みたいな

>>42 ふーん…
まぁ、実際に入れたかどうかなんてわからないしね。

直接的に金とられたりとかもあるの？

>>43
それはない。
寄付金はあくまで自主的にやっている様
一口一万円から。
ただし、寄付するといかに良い事が起きるのか、という話はよくされる。

無視していれば問題ない

弟の引きが悪い話をする。
スポーツニート二年目、弟に彼女ができた。


こいつがまた、すごい奴だった。

>>44 強制でないけど、やらないと立場が悪くなりそだね…

弟は、彼女を実家に連れてきた。
弟が風呂に入ってる間、部屋がガサゴソやかましかった。

彼女、かなり手癖が悪い。
あと一回、何かやったらヤバイという話は聞いていた。


ある日、弟の部屋から彼女の荷物がゴッソリなくなっていた。

後に、彼女は留置場にいるという話を聞いた。

もういいや後はまとめブログで読む

糞アフィ転載禁止って書け>>1

>>47 こんな話、まとめになんか載らないだろ。

まぁ俺が言いたいことは、頑張った奴は偉い。やっぱり結果はついてくると思うのね。
結果は、すぐには見えない。でも、決して手を緩めるな。
やりきった姿は、やっぱり美しいよ。

受験シーズンだよな。
受験生、負けるな！
諦めるな！


クズが言っても説得力なんかないがな…。

誰が言ってもいいもんだよ


受験生ガンバ

>>48 正直、まとめに載るならそれはそれで嬉しい。

弟にさ、言ったんだ。
引退の時にさ。
「勇気をありがとう」って。

弟、「こんな俺でも、人に勇気をあげられたのかな」と言ってた。
少なくともさ、俺は勇気もらったんだよ。

世の中にはさ、今、辛くて辛くて仕方ない奴っているだろ？
俺より、弟より辛い奴なんてゴマンといるだろ。
けどそんな人達に、少しでも、ほんの少しでも前向きな気持ちになってもらえたら嬉しい。

>>50 ありがとう。
なんかその言葉に救われた。